| 【発明の名称】 |
ロータリ耕耘装置の均平板支持装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】村上 達三 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】石井 尚彦 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】金並 清二 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】均平な代掻き作業をすること。
【解決手段】農用トラクタの後部にロータリ耕耘装置1を昇降自在に連結し、耕耘軸6に取り付けたアップカット状態で回転する耕耘爪8,…の上方を左右方向に幅広の主耕耘カバー9で被覆し、主耕耘カバー9の後部にリヤー耕耘カバー10を上下回動自在に取り付け、リヤー耕耘カバー10の後端部には前上り状の均平板12を上下回動自在に軸支し、耕耘フレームとリヤー耕耘カバー10の間を、均平板12を引き上げて自重を軽減する低加圧状態で支持する均平板支持手段を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 農用トラクタの後部にロータリ耕耘装置1を昇降自在に連結し、耕耘軸6に取り付けたアップカット状態で回転する耕耘爪8,…の上方を左右方向に幅広の主耕耘カバー9で被覆し、主耕耘カバー9の後部にリヤー耕耘カバー10の上端部を上下回動自在に取り付け、リヤー耕耘カバー10の後端部には前上り状の均平板12を上下回動自在に軸支し、耕耘フレームとリヤー耕耘カバー10との間に、均平板12を引き上げて自重を軽減する低加圧状態で支持する均平板支持手段を設けたことを特徴とするロータリ耕耘装置の均平板支持装置。 【請求項2】 耕耘軸6の左右の車輪跡23,23の左右両側には内側に土を盛り上げる内盛り耕耘爪8b,…を配設し、耕耘軸6の左右の車輪跡23,23の中央寄りには外側に向けて土を盛り上げる外盛り耕耘爪8a,…を配設したことを特徴とするロータリ耕耘装置の均平板支持装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 この発明は、ロータリ耕耘装置の均平板支持装置の改良に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 農用トラクタの後部にロータリ耕耘装置を昇降自在に連結し、ダウンカット状態で回転する耕耘爪の上方を左右方向に幅広の主耕耘カバーで被覆し、主耕耘カバーの後部にリヤー耕耘カバーの上端部を上下回動自在に取り付け、リヤー耕耘カバーの後端部には前上り状の均平板を上下回動自在に軸支し、耕耘フレームとリヤー耕耘カバーとの間に、均平板を引き上げて自重を軽減する低加圧状態で支持する均平板支持手段を設けたものは公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 従来装置ではダウンカット式に耕耘爪が回転するため、代掻き耕耘作業をする際に、耕耘爪により後方に向けて耕土が多量に跳ね飛ばされ、この耕土をリヤー耕耘カバー及び均平板で押圧するため左右両側に耕土がはみ出し均平な代掻き作業ができないという不具合が発生する。そこで、この発明は、このような不具合を解消しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 前記問題点を解決するために、請求項1の発明は、農用トラクタの後部にロータリ耕耘装置1を昇降自在に連結し、耕耘軸6に取り付けたアップカット状態で回転する耕耘爪8,…の上方を左右方向に幅広の主耕耘カバー9で被覆し、主耕耘カバー9の後部にリヤー耕耘カバー10の上端部を上下回動自在に取り付け、リヤー耕耘カバー10の後端部には前上り状の均平板12を上下回動自在に軸支し、耕耘フレームとリヤー耕耘カバー10との間に、均平板12を引き上げて自重を軽減する低加圧状態で支持する均平板支持手段を設けたことを特徴とする。 【0005】 請求項1の発明は、農用トラクタが走行すると、ロータリ耕耘装置1の耕耘軸6に取り付けた耕耘爪8,…はアップカット状態で回転しながら耕耘作業をし、主耕耘カバー9及びリヤー耕耘カバー10の内周面に沿って耕土が後方に流動し、自重を軽減する低加圧状態で支持されている均平板12により均平される。 【0006】 請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、耕耘軸6の左右の車輪跡23,23の左右両側には内側に土を盛り上げる内盛り耕耘爪8b,…を配設し、耕耘軸6の左右の車輪跡23,23の中央寄りには外側に向けて土を盛り上げる外盛り耕耘爪8a,…を配設したことを特徴とする。 【0007】 請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、耕耘軸6における左右の車輪跡23,23の左右両側から内盛り耕耘爪8b,…により内側に土を盛り上げ、また、耕耘軸6の中央寄りの部分からは外盛り耕耘爪8a,…により外側に向けて土を盛り上げながら耕耘作業をする。 【0008】 【効果】 請求項1の発明は、耕耘爪8,…によりアップカット状態で耕耘され少量の耕土が跳ね上げられ主耕耘カバー9及びリヤー耕耘カバー10の内周面に沿って後側に向けて流動し、低加圧状態で支持している均平板12により軽く押圧される。従って、代掻き耕耘作業時にも均平板12の左右両側からのはみ出し泥土を少なくし均平な代掻き作業をすることができる。 【0009】 請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、左右の車輪跡23,23の凹んだ部分に土を盛り上げながら耕耘し土量を多くすることができるので、平坦な均平跡とすることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】 以下、図1〜図3に基づきロータリ耕耘装置の均平板支持装置の実施例の形態について説明する。 ロータリ耕耘装置1は、図示は省略したが、農用トラクタの機体後部に上部リンク、左右の下部リンク、左右のリフトアーム及びリフトロッドを介して昇降自在に連結されている。 【0011】 このロータリ耕耘装置1は、サイドドライブ型で次ぎのように構成されている。トラクタのPTO軸(図示省略)からユニバーサルジョイント、動力取入軸2を経て動力の伝達される伝動ボックス3、伝動ボックス3から左右一側に延出している耕耘伝動筒4、左右他側に延出している耕耘筒(図示省略)、耕耘伝動筒4の端部から下方に延出しているサイド耕耘伝動ケース5、耕耘伝動筒4及びサイド耕耘伝動ケース5に内装している耕耘伝動装置(図示省略)、左右他側の耕耘筒(図示省略)の端部から下方に延出しているサイド支持板(図示省略)、サイド耕耘伝動ケース5及びサイド支持板(図示省略)の下端部に軸架されている耕耘軸6、耕耘軸6に設けた爪ホルダ7,…に取り付けられている耕耘爪8,…、耕耘爪8,…の上外周部を被覆する主耕耘カバー9、主耕耘カバー9の後端部に上下回動自在に軸支されているリヤー耕耘カバー10、伝動ボックス3に上方へ突出するように設けられているトップマスト11、リヤー耕耘カバー10の後端部に上下回動自在に枢支されている前上り状の均平板12等により、構成されている。 【0012】 そして、このロータリ耕耘装置1の耕耘軸6には、トラクタの機体後部のPTO軸(図示省略)からユニバーサルジョイント、動力取入軸2、耕耘伝動筒4及びサイド耕耘伝動ケース5内の耕耘伝動装置(図示省略)を経て耕耘軸6に動力が伝達されて、耕耘爪8,…が進行方向前側で上方に向けて回転するアップカット方式で回転するように構成されている。 【0013】 また、耕耘フレーム15の後端部にはステー16を後方に向けて突出して設け、ステー16に左右方向のピンにより支持筒17を取り付けている。リヤー耕耘カバー10の下端部に調節支持棒18の下端部を枢支連結すると共に、調節支持棒18の中途部を支持筒17に上下動自在に挿入して支持し、調節支持棒18の上端部には複数の調節孔18a,…を長手方向に沿わせて設けている。調節支持棒18にはスプリング19(リヤー耕耘カバー10をバネ力により持ち上げ、均平板12を浮かし状態で支持できる強いスプリング)を介装し、また、調節支持棒18の調節孔18a,…に沿って調節板体21を調節ピン20により上下調節しスプリング19の張力を調節できるように構成している。 【0014】 しかして、図2に示すように、調節板体21を調節ピン20により調節支持棒18の上端部に位置決めし、支持筒17の上端部と調節板体21との間にスプリング19を挾んで支持することにより、リヤー耕耘カバー10をスプリング19により持ち上げて、リヤー耕耘カバー10を低加圧状態で支持したり、あるいは、図3に示すように、調節板体21を調節ピン20により調節支持棒18の中途部に位置決めし、支持筒17の下端部と調節板体21との間にスプリング19を挾んで支持することにより、リヤー耕耘カバー10を下方に押圧状態に支持することができる。 【0015】 代掻き作業時には、アップカット方向に回転する耕耘軸6に代掻き耕耘爪8,…を装着し、リヤー耕耘カバー10及び均平板12を浮かしながら低加圧状態で支持する。すると、アップカット状態の代掻き耕耘爪8,…はダウンカット状態に比較して少量の耕土が主耕耘カバー9及びリヤー耕耘カバー10の内周面に沿って後側に飛散し、低加圧状態で支持されている均平板12により軽く押圧されて均平な代掻き面を形成することができる。 【0016】 なお、反対方向に回転するダウンカット方式で代掻き耕耘爪8,…が回転すると、多量の耕土がリヤー耕耘カバー10に衝突し盛り上がり状態となるので、リヤー耕耘カバー10及び均平板12で押圧しながら均平し、リヤー耕耘カバー10及び均平板12の左右両側部から耕土が漏れ出し均平に代掻きできないという不具合が発生する。しかし、前記のように構成することにより、このような不具合を解消することができる。 【0017】 なお、主耕耘カバー9の前端下部に、飛散防止カバー22を設けると、トラクタの運転席への耕土の飛散を防止することができる。 次に、図4に基づき耕耘軸6への耕耘爪8,…の取付状態について説明する。 耕耘軸6に耕耘爪8,…を取り付けに際しては、トラクタの左右の車輪跡23,23に向けて土を盛り上げるように取り付けている。即ち、左右の車輪跡23,23の左右両側に位置する耕耘軸6には内側に土を盛り上げる内盛り耕耘爪8b,…を取り付け、左右の車輪跡23,23の中央寄りに位置する耕耘軸6には外側に土を盛り上げる外盛り耕耘爪8a,…を配置している。 【0018】 しかして、左右の車輪跡23,23の部分は土量の不足で凹んでしまうが、前記のように耕耘爪の配列とすることにより、車輪跡23,23へ向けて土を盛り上げて土量を多くすることができ、平坦な均平跡とすることができる。 次に、図5〜図7に示す実施例について説明する。 【0019】 この実施例は、アップカット式のロータリ耕耘装置1の後方に、畦成形・マルチフィルム部24を左右方向に移動調節可能に取り付け、耕耘作業と同時に畦を形成し畦にフイルムを被覆するマルチフィルム作業をするにあたり、左右方向に移動する畦成形・マルチフィルム部24の左右端部をロータリ耕耘装置1のサイドカバー25いっぱいまで移動させずに、数cm(例えば、5〜10cm程度)残して隙間を開けて移動させるようにして、マルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りしようとするものである。 【0020】 畦成形後にマルチフィルムを被覆する場合には、マルチフィルムの両端部に土かけディスクで土をかけマルチフィルムが風で飛ばないようにする。その際に、左右方向に移動する畦成形・マルチフィルム部24の左右端部をロータリ耕耘装置1のサイドカバー25いっぱいまで寄せると、未耕地側では土かけ用の土が不足し、マルチフィルムに十分な土かけができないという不具合が発生する。そこで、この実施例はこのような不具合を解消しようとするものである。 【0021】 ロータリ耕耘装置1の後部には昇降アーム26,26を昇降調節自在に設け、この昇降アーム26,26の後端部に角パイプ材からなるリヤーヒッチ27を取り付け、リヤーヒッチ27に畦成形・マルチフィルム部24を左右方向に移動調節自在に取り付けている。 【0022】 畦成形・マルチフィルム部24は、左右の畦成形板28,28、畦の上面を鎮圧する上面鎮圧均平板29、フイルム支持ローラー(図示省略)、フイルムを案内する左・右ユルミローラー(図示省略)、左・右フイルム押え体(図示省略)、左右の土寄せフレームに取り付けられている左・右鎮圧ローラー30,30、溝部の土を切削する左・右カット板(図示省略)及びフイルムの両端部に土盛りする左・右土盛りデスク(図示省略)等により構成されていて、耕耘作業をしながら幅広の畦を形成しフィルムを被覆していくものである。 【0023】 前記昇降アーム26,26のフレーム部にはポテンショメータ31付きの電動シリンダ32を取り付け、電動シリンダ32の伸縮移動部に畦成形・マルチフィルム部24のフレーム部を連結して、畦成形・マルチフィルム部24を左右方向に移動調節自在に構成している。なお、ロータリ耕耘装置1のカバーオフセット側端部には、サイドカバー25と左右の畦成形板28,28との間に耕耘土壌が飛散する飛散間隔を設け、土盛り用の土を多く確保するようし構成している。 【0024】 コントローラ33の入力側には、マルチモード入/切スイッチ34、電動シリンダ32を左側に移動する左移動スイッチ35、電動シリンダ32を右側に移動する右移動スイッチ36、畦成形幅を設定する畦幅設定ダイヤル37を接続し、また、コントローラ33の出力側には電動シリンダ32の駆動手段である電動モータを接続している。 【0025】 しかして、畦幅設定ダイヤル37を操作し畦幅を設定すると、所定の計算式により畦成形・マルチフィルム部24の左右端部をロータリ耕耘装置1の中心から左右のサイドカバー25,25いっぱいまで移動するオフセット量が決定される。次いで、マルチモード入/切スイッチ34をONしてマルチ作業モードを選択すると、コントローラ33の制御部により所定の計算式により設定オフセット量から例えば−5cm内側に補正される。 【0026】 次いで、トラクタの方向変換時に、未耕地側の左・右移動スイッチ35,36の何れかをONすると、コントローラ33からの指令により、畦成形・マルチフィルム部24の未耕地側端部をロータリ耕耘装置1のサイドカバー25いっぱいまで移動させずに、例えば、5cm程度残して未耕地から隙間を残して移動させる。従って、マルチフィルムの未耕地側の土盛り用の土を十分確保し、マルチフィルムの未耕地側端部に十分に土盛りすることができる。 【0027】 また、マルチモード入/切スイッチ34をOFFにしてマルチ作業モードの選択を解除すると、前記−5cmの内側への補正が解除される。しかして、左・右移動スイッチ35,36の何れかをONすると、コントローラ33からの指令により、畦成形・マルチフィルム部24の未耕地側端部をロータリ耕耘装置1のサイドカバー25いっぱいまで移動させる。図7はその制御フローを示すものである。 【0028】 また、図8に示すように、ロータリ耕耘装置1の後方に、畦成形・マルチフィルム部24を電動シリンダ32により左右方向に移動調節可能に構成し、また、左・右畦成形板28,28を上面鎮圧均平板12に対して左右方向に移動調節自在に連結し、畦成形板フレーム38に左・右畦成形板28,28を左右移動自在に支持し、畦成形板電動シリンダ39により移動調節できる構成とし、電動シリンダ32及び畦成形板電動シリンダ39をスイッチ操作して夫れ夫れ移動調節する構成としてもよい。このように構成することにより、トラクタから降りなくても、畦成形機の幅を変更調節することができ操作性を向上させることができる。 【0029】 図9及び図10に基づき畦成形・マルチフィルム部24を左右に移動調節する他の実施例について説明する。 この実施例は、ロータリ耕耘装置1の後方に、畦成形・マルチフィルム部24を左右方向に移動調節可能に取り付け、マルチフィルム作業時には、左右方向に移動する畦成形・マルチフィルム部24をロータリ耕耘装置1における未耕地側のサイドカバー25いっぱいまで移動させずに、数cm(例えば、5〜10cm程度)内側に移動させて、マルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りをしようとするものにおいて、トラクタの方向変向時におけるロータリ耕耘装置1の上昇(あるいはトラクタのステアリングハンドルの回向操作等)に関連して、ロータリ耕耘装置1に対する畔成形・マルチフィルム部24の回向前のオフセット状態から回向後のオフセット状態に自動的に移動調節し、操作を簡単にしながら回向後のマルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りをしようとするものである。 【0030】 図9に示すように、コントローラ33の入力側には、トラクタのリフトアーム40の最上昇位置への回動を検するリフトアップリミットスイッチ41、ロータリ耕耘装置1の左側端部からの補正オフセット位置を検出する左リミットスイッチ42、及び、ロータリ耕耘装置1の右側端部からの補正オフセット位置を検出する右リミットスイッチ43を接続し、また、コントローラ33の出力側には電動シリンダ32の駆動用モータ44を接続している。 【0031】 しかして、往路の耕耘・マルチフィルム作業が終了すると、リフトレバー(図示省略)及びステアリングハンドル(図示省略)を操作する。すると、リフトアーム40が上昇しリフトアップリミットスイッチ41がリフトアーム40の最上昇位置への上昇を検出すると、左リミットスイッチ42がOFFで右リミットスイッチ43がONの場合には、電動シリンダ32が伸長して、畦成形・マルチフィルム部24を左側に移動する。そして、左リミットスイッチ42がONすると、電動シリンダ32の伸長が停止し、畦成形・マルチフィルム部24の左側端部がロータリ耕耘装置1の左サイドカバーから例えば5cm内側で停止する。次いで、リフトレバー(図示省略)を下降位置に操作しロータリ耕耘装置1及び畦成形・マルチフィルム部24を下降させ復路の耕耘・マルチフィルム作業を開始する。 【0032】 また、復路の耕耘・マルチフィルム作業が終了すると、リフトレバー(図示省略)及びステアリングハンドル(図示省略)を操作し方向変向をする。すると、リフトアーム40が上昇しリフトアップリミットスイッチ41がリフトアーム40の最上昇位置への上昇を検出すると、右リミットスイッチ43がOFFで左リミットスイッチ42がONの場合には、電動シリンダ32が短縮して、畦成形・マルチフィルム部24を右側に移動する。そして、右リミットスイッチ43がONすると、電動シリンダ32の短縮が停止し、畦成形・マルチフィルム部24の右側端部がロータリ耕耘装置1の右サイドカバーから例えば5cm内側で停止する。このようにして耕耘・マルチフィルム作業を継続するものである。なお、図10はその制御フローを示すものである。 【0033】 この実施例では、前記のように、ロータリ耕耘装置1に対する畦成形・マルチフィルム部24のオフセット移動を簡単な操作で行ないながら、マルチフィルムの未耕地側端部に十分土盛りすることができる。 次に、図11〜図13に基づき畦成形機の他の実施例について説明する。 【0034】 アップカット式のロータリ耕耘装置1の後方には昇降自在にリヤーヒッチ27を設け、リヤーヒッチ27には左右の畦成形板28,28を取り付けている。この左右の畦成形板28,28の左右外側端部を、耕耘装置1の左・右サイドカバー25よりも所定長さ(例えば5cm程度)内側に寄せて取り付け、耕耘軸6の左右外側端部には外側に屈曲した残耕処理爪45を取り付けて、左・右サイドカバー25いっぱいまで耕耘できるように構成している。左右の畦成形板28,28における残耕処理爪45の後方部位には、未耕地表面より上方に位置するストッパカバー46を設けている。 【0035】 ロータリ耕耘装置1の耕耘幅全体を左右の畦成形板28,28で覆い耕土の後方への飛散を防止すると、左右の畦成形板の外側端部が未耕地に接触して削り馬力をロスする。また、左右の畦成形板28,28を耕耘幅の内側に寄せると、畦の溝部に土がこぼれ野菜移植機の走行に支障を来す等の不具合が発生する。しかし、この実施例では、前記のように構成することにより、畦成形板28,28による未耕地の切削を防止しながら、耕土の後方へのこぼれを防止し、きれいな畦立て作業をすることができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】ロータリ耕耘装置の側面図 【図2】要部の側面図 【図3】要部の側面図 【図4】要部の背面図 【図5】要部の斜視図 【図6】ブロック図 【図7】フローチャート 【図8】要部の背面図 【図9】要部の側面図 【図10】フローチャート 【図11】要部の側面図 【図12】要部の平面図 【図13】要部の平面図、切断背面図 【符号の説明】 1 ロータリ耕耘装置 6 耕耘軸 8 耕耘爪 9 主耕耘カバー 10 リヤー耕耘カバー 12 均平板 23 車輪跡 8a 外盛り耕耘爪 8b 内盛り耕耘爪
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成14年6月11日(2002.6.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2004−8185(P2004−8185A) |
| 【公開日】 |
平成16年1月15日(2004.1.15) |
| 【出願番号】 |
特願2002−170280(P2002−170280) |
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