| 【発明の名称】 |
CPU用ファン取付け変換アダプタ |
| 【発明者】 |
【氏名】西尾 仁孝
|
| 【要約】 |
【課題】標準搭載のヒートシンクとファンでは、ファンの風きり音がうるさいがファンを単に静音ファンに搭載しようにも、近くの部品に干渉してしまい取付けることができない。
【解決手段】ヒートシンクとファンの間に間挿させるアダプタで、部品との干渉がないように位置変更および口径変更させることを目的とするアダプタ。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ヒートシンクとファンの間に間挿するもので、ヒートシンクとファンの軸心位置を変更するCPU用ファン取付け変換アダプタ。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピュータのヒートシンクとファンの間に取り付けるCPU用ファン取付け変換アダプタに関する。 【0002】 【従来の技術】現在パーソナルコンピュータまたはパソコンと言われている自作市場用としてマザーボードが単体で販売されている。このマザーボードにCPU、メモリ、HDD等を搭載することで通常のパソコンとして使用できるものである。マザーボードに搭載するCPUにはインテル社製、AMD社製等があり、マザーボードに標準搭載可能なCPUが決められ、また、標準搭載可能CPUによってマザーボードは設計されている。図5に従来の標準搭載ヒートシンク101にファン102が取付けてある状態が描かれている。この図では近くの部品107に干渉することなく取付けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、現状のインテル社製ペンティアム3およびペンティアム4、XEONというCPUが搭載できるそれぞれの搭載可能マザーボードをみると、CPU自体が高クロックとなってきているため、マザーボード上に占めるCPUのヒートシンクサイズが必然的に大きくなり、他の配線回路が難しくなっている。さらにパソコン自体の高機能化、6層という多層基板の採用とあいまってより複雑なマザーボード上の部品配置を考えた配線をしなければならなくなっている。また、CPU自体もより高クロックとなってきているため、発熱量が大きくなりヒートシンクサイズも大きく、さらにヒートシンクに搭載する冷却用ファンも高回転で高冷却効率のものが求められている。しかし、狭いマザーボード上では大きなサイズのファンは搭載できず薄く高回転のファンが標準で採用されている。 【0004】そのため、高回転ファン特有の回転音、風切り音がパソコン使用時の耳障りとなり、快適なパソコン使用を損なっている。特に自宅などでデュアルCPUを搭載したパソコンを夜中にDVDの映画を観るような使用法には支障をきたすほどである。その標準搭載ファンを他の静音ファンに単に交換したくとも、マザーボード上の取り付け金具、コンデンサ等の部品に干渉してしまい、交換することもできなかった。また、大きく回転数の少ないファンに交換したくともヒートシンクに取り付けることができなかった。 【0005】 【課題を解決するための手段】マザーボードの標準CPUに標準搭載のヒートシンクを取り付けた状態に、マザーボード上の他の部品と干渉しないようにオフセットするためのCPU用フアン取付け変換アダプタを取り付け、さらにアダプタに静音ファンを取り付ける。 【0006】 【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る実施の形態の実施例1を示す全体図である。図2は変換アダプタの図であり、図2の(a)は左側面図。図2の(b)は変換アダプタの正面図。図2の(c)は右側面図である。 【0007】図1とともに本発明の実施例を詳述する。マザーボード4上のCPUソケット6にCPU5が搭載され、CPUを冷却するためにヒートシンク1がスプリング、ねじなどで固定されている。CPUソケット6の近くにはヒートシンク搭載用取付け金具またはコンデンサ等の部品7がある。CPU用ファン取付け変換アダプタ3は部品7に干渉しないように高さ方向で逃げる構造となっている。CPU用ファン取付け変換アダプタ3の取付け方法は、ヒートシンク1にCPU用ファン取付け変換アダプタ3を取付け、CPU用ファン取付け変換アダプタ3の外側にファン2を取付ける。 【0008】以下CPU用ファン取付け変換アダプタ3を図2と共に以下詳述する。図2の(a)はファン搭載側の左側面図を表す。ファンはねじ12に固定する箇所があり、その中はファンの内径に合わせたファン搭載孔10が空けられている。図2(b)は正面図を表す。CPU用ファン取付け変換アダプタ3が部品7に干渉しないように逃げテーパ16が施されている。ファン搭載側の左側面図のアダプタ取付け用ねじを通す孔14が空けられている。図2の(c)はファン搭載側の右側面図を表す。CPU用ファン取付け変換アダプタ3をヒートシンク1に取付けるための孔15とアダプタ中にファンの内径に合わせたヒートシンク側孔18が空けられている。ヒートシンクにアダプタを取付け後、ファンをアダプタに取付け後、アダプタ取付け用ねじを通す孔14をシールなどで孔を塞ぐと良い。 【0009】(実施例2)以下、本発明の第2の実施の形態について図3と共に説明する。図3では他の図と同じものは同一番号で示す。図3(a)は全体図、(b)は左側面図を表す。第2の実施形態ではCPU標準搭載のファンよりもさらに強力に冷却し、かつ静音化を狙う方法として大径のファンを搭載するためのCPU用ファン取付け変換アダプタ23を示す。この場合、通常さらに他の部品であるATX電源ユニット、ビデオカードまたはデュアルの場合は2個相互の干渉が発生する場合があるため、図3(b)では左に変位させたものであるが、左に限定することなく、右に変位させても良い。 【0010】(実施例3)以下、本発明の第3の実施の形態について図4と共に説明する。図4では他の図と同じものは同一番号で示す。図4(a)は全体図、(b)は上面図を表す。第1および第2の実施形態では横にファンを取付けるタイプについて記載したが、第3の実施形態ではCPU、ヒートシンクと同一方向に空気を流すタイプについても同様に適用したものである。これも第2の実施形態同様に、CPU標準搭載のファンよりもさらに強力に冷却し、かつ静音化を狙う方法として大径のファンを搭載するための目的としてCPU用ファン取付け変換アダプタ33を示す。この場合、通常さらに他の部品であるATX電源ユニット、ビデオカードまたはデュアルの場合は2個相互の干渉が発生する場合があるため、実施例2同様に図4(b)では左に変位させたものであるが、左に限定することなく、右に変位または右上等に変位させて良い。 【0011】本発明は標準搭載ヒートシンクと標準搭載ファンの間に間挿する変換アダプタで、マザーボードおよびパソコン内の他の部品に干渉することなく、軸心位置を変更することを目的にするもので、さらにファン口径を大きくすることも可能である。そのため、アダプタは板金加工、アルミ鋳物、プラスチック成形などで成形することが出来るものであればなんでも良い。 【0012】 【発明の効果】本発明によれば以下のような優れた効果を発揮することができる。今までファンによる騒音により夜中にDVD映画鑑賞ができにくかったものが、冷却効率を落すことなく、静音化することが出来る。さらに大径ファンを使用することで強冷却をも可能にするCPU用ファン取付け変換アダプタであり、優れた効果が存在する。 【0013】
|
| 【出願人】 |
【識別番号】500584974 【氏名又は名称】西尾 仁孝
|
| 【出願日】 |
平成14年2月12日(2002.2.12) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2003−243864(P2003−243864A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月29日(2003.8.29) |
| 【出願番号】 |
特願2002−75192(P2002−75192) |
|