| 【発明の名称】 |
熱交換器 |
| 【発明者】 |
【氏名】金塚 憲彦 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
【氏名】村上 政明 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
【氏名】北村 洋一 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
【氏名】城川 伊知郎 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、流体の流れの方向に不均等な分布で配置された被熱交換体の温度をより均等に保つことを目的とするものである。
【解決手段】一端部1a側及び他端部1b側におけるアンテナユニットの配置密度が中間部におけるアンテナユニットの配置密度よりも低くなっており、アンテナユニットと取付面1c,1dとの間の熱交換が流体の相対的な流れの方向における位置毎に行われる場合に、取付面1cの一端部1a側及び他端部1b側における針状フィン6aの配置密度を、アンテナユニットの配置密度に対応させて、取付面1cの中間部における針状フィン6aの配置密度よりも低くした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一端部と、他端部と、上記一端部と上記他端部との間に設けられている取付面とを有し、上記一端部側から上記他端部側へ向けて流れる流体の相対的な流れの中に配置される筐体、上記筐体内に配置され、上記一端部側及び上記他端部側における配置密度が上記一端部と上記他端部との中間部における配置密度よりも低くなっている複数の被熱交換体、上記流体の相対的な流れの方向における位置毎に上記被熱交換体と上記取付面との間で熱交換を行う複数の筐体内熱交換手段、及び互いに間隔をおいて上記取付面に立設された複数の針状フィンを有し、上記取付面と上記流体との間で熱交換を行うフィン群を備え、上記取付面の上記一端部側及び上記他端部側における上記針状フィンの配置密度が上記取付面の中間部における上記針状フィンの配置密度よりも低くなっていることを特徴とする熱交換器。 【請求項2】 上記フィン群には、上記針状フィンの配置間隔を大きくすることにより、上記一端部側から上記中間部側へ向けて延びる流体導入流路が設けられており、かつ上記流体導入流路の幅は、上記一端部側から上記中間部側へ向けて徐々に小さくなっていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。 【請求項3】 上記フィン群には、上記針状フィンの配置間隔を大きくすることにより、上記中間部側から上記他端部側へ向けて延びる流体排出流路が設けられており、かつ上記流体排出流路の幅は、上記中間部側から上記他端部側へ向けて徐々に大きくなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱交換器。 【請求項4】 上記他端部側における上記針状フィンの配置密度が上記一端部側における上記針状フィンの配置密度よりも高くなっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の熱交換器。 【請求項5】 上記フィン群の上記取付面と反対側の端部は、集風板により覆われていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の熱交換器。 【請求項6】 上記フィン群の下部には、上記針状フィンと平行に延びる側壁が設けられており、上記取付面の上記一端部側では、上記針状フィンが上記取付面の上部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えばアンテナ素子の冷却などに使用される熱交換器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、針状フィンを用いた冷却機構では、針状フィンを放熱面に一様に配置することが多かった。針状フィンは、平板状の放熱フィンに比べて、熱伝達率が数倍大きいが、流体が針状フィンの間を流れるときの流体抵抗が大きくなってしまう。これに対し、例えば実開平4−4798号公報には、針状フィンの間を流体がスムーズに流れるように、針状フィンの配置密度を上流側で粗に、下流側で密にする針状フィンの配置方法が示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の針状フィンの配置方法では、被熱交換体の熱分布と針状フィンの配置分布とが必ずしも一致していなかったため、発熱量が比較的少なく、熱拡散板などが利用できる機器、即ち全体の放熱量だけに対応すればよいような機器に適用する場合は問題がなかった。 【0004】しかし、例えばヘリコプタや飛行機などの航空機に搭載され、衛星通信などを行うのに用いられるAPAAアンテナ(アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナ)では、個々のアンテナ素子に対応した制御部での発熱量が多い上、アンテナ面全体で全ての制御部を均等な温度に冷却する必要がある。即ち、アンテナ面内において冷却の過不足が許されないAPAAアンテナでは、従来の流体の流れだけに着目したフィン配置では、安定かつ十分な特性を得られないという課題があった。 【0005】この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、流体の流れの方向に不均等な分布で配置された複数の被熱交換体の温度をより均等に保つことができる熱交換器を得ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器は、一端部と、他端部と、一端部と他端部との間に設けられている取付面とを有し、一端部側から他端部側へ向けて流れる流体の相対的な流れの中に配置される筐体、筐体内に配置され、一端部側及び他端部側における配置密度が一端部と他端部との中間部における配置密度よりも低くなっている複数の被熱交換体、流体の相対的な流れの方向における位置毎に被熱交換体と取付面との間で熱交換を行う複数の筐体内熱交換手段、及び互いに間隔をおいて取付面に立設された複数の針状フィンを有し、取付面と流体との間で熱交換を行うフィン群を備え、取付面の一端部側及び他端部側における針状フィンの配置密度が取付面の中間部における針状フィンの配置密度よりも低くなっているものである。 【0007】また、フィン群には、針状フィンの配置間隔を大きくすることにより、一端部側から中間部側へ向けて延びる流体導入流路が設けられており、かつ流体導入流路の幅は、一端部側から中間部側へ向けて徐々に小さくなっている。さらに、フィン群には、針状フィンの配置間隔を大きくすることにより、中間部側から他端部側へ向けて延びる流体排出流路が設けられており、かつ流体排出流路の幅は、中間部側から他端部側へ向けて徐々に大きくなっている。さらにまた、他端部側における針状フィンの配置密度が一端部側における針状フィンの配置密度よりも高くなっている。また、フィン群の取付面と反対側の端部は、集風板により覆われている。さらに、フィン群の下部には、針状フィンと平行に延びる側壁が設けられており、取付面の一端部側では、針状フィンが取付面の上部に配置されている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるAPAAアンテナの熱交換器を一部切り欠いて示す平面図、図2は図1の熱交換器を示す正面図、図3は図1の熱交換器を示す側面図である。図において、金属製の薄形の筐体1は、一端部1aと、他端部1bと、一端部1aと他端部1bとの間に設けられ、互いに対向する一対の取付面1c,1dとを有している。また、筐体1は、一端部1aから他端部1bへ向けて流れる流体の相対的な流れの中に配置される。 【0009】筐体1内には、被熱交換体である多数のアンテナユニット2が配置されている。アンテナユニット2は、アンテナ素子と、アンテナ素子の直下に配置されている小形パッケージ状のアンテナ素子制御部とを有している。アンテナ素子は、アンテナ機能の要求から、なるべく円形に近くなるように(円形近似して)配列されている。 【0010】即ち、取付面1c,1dの一端部1a側及び他端部1b側におけるアンテナユニット2の配置密度は、取付面1c,1dの中間部におけるアンテナユニット2の配置密度よりも低くなっている。また、アンテナユニット2の配置密度は、一端部1a側から中間部へ向けて徐々に高くなり、中間部から他端部1b側へ向けて徐々に低くなっている。 【0011】筐体1内には、流体の相対的な流れの方向における位置毎にアンテナユニット2と取付面1c,1dとの間で熱交換を行う筐体内熱交換手段としての複数のヒートパイプ3が設けられている。この例では、2列のアンテナユニット2に対して、取付面1c側に1本のヒートパイプ3が、取付面1d側に1本のヒートパイプ3がそれぞれ配置されている。各ヒートパイプ3は、取付面1c,1dの内側に接する凝縮部4を有している。筐体1の上部には、カバーであるレドーム5が被せられている。 【0012】取付面1c,1dには、取付面1c,1dと筐体1外を流れる流体との間で熱交換を行うフィン群6がそれぞれ設けられている。各フィン群6は、互いに間隔をおいて取付面1c,1dに立設された多数の針状フィン6aを有している。 【0013】一端部1a側及び他端部1b側における針状フィン6aの配置密度は、中間部における針状フィン6aの配置密度よりも低くなっている。また、この例では、針状フィン6aの配置密度は、アンテナユニット2の配置密度に対応して変化されている。 【0014】フィン群6には、針状フィン6aの配置間隔を大きくすることにより、一端部1a側から中間部側へ向けて延びる流体導入流路6bが設けられている。流体導入流路6bの幅は、一端部1a側から中間部側へ向けて徐々に小さくなっている。即ち、流体導入流路6bと針状フィン6aの列との境界は、ほぼ>形になっている。 【0015】また、フィン群6には、針状フィン6aの配置間隔を大きくすることにより、中間部側から他端部1b側へ向けて延びる流体排出流路6cが設けられている。流体排出流路6cの幅は、中間部側から他端部1b側へ向けて徐々に大きくなっている。即ち、流体排出流路6cと針状フィン6aの列との境界は、ほぼ<形になっている。 【0016】次に、動作について説明する。高出力のアンテナ素子制御部で発生した熱は、ヒートパイプ3により輸送され、凝縮部4から取付面1c,1dに伝達される。取付面1c,1dに伝達された熱交換器は、フィン群6の針状フィン6aから流体(ここでは空気)に放出される。 【0017】一般に、放熱フィンによる伝熱量は、(A)フィン表面積と、(B)フィン表面の熱伝達率と、(C)フィン表面と流体との温度差との積((A)×(B)×(C))にほぼ比例する。針状フィン6aは、平面状の放熱フィンに比べて、フィン表面の熱伝達率が数倍大きい上、単位面積当りのフィン表面積も大きいので、同等の流体をフィン群6内に供給できれば、より効率的な放熱が実現できる。 【0018】また、針状フィン6aの一般的な特徴として、針状フィン6aに流体を供給するとき、その供給方向によって流体抵抗が大きく違うことが知られている。即ち、針状フィン6aの軸方向の流れについては流体抵抗が低いが、軸方向に垂直な方向の流れについては流体抵抗が高くなってしまう。このため、針状フィン6aの使用方法としては、(1)なるべく針状フィン6aの軸方向に流体を流すようにする、(2)針状フィン6aの軸方向に垂直な方向に流体を流す場合は、針状フィン6aの配列をなるべく粗くする、などの工夫がなされる。 【0019】図4は図1のAPAAアンテナが搭載されたヘリコプタを示す平面図、図5は図4のヘリコプタを示す正面図、図6は図4のヘリコプタを示す側面図である。図4〜6に示すように、APAAアンテナを航空機に取り付ける場合、フィン群6が配置された面が、機体進行方向に対して前後ではなく左右に位置するように配置すると走行風を有効に利用できる。 【0020】しかし、この場合、針状フィン6aに供給される流体は、軸方向に垂直な方向となり、流体抵抗が高くなってしまう。また、APAAアンテナの特徴の一つである「薄形」の影響で、針状フィン6aを配置する筐体1の厚さ方向の寸法制約がきつくなる。このため、必要な放熱能力を確保するためには、針状フィン6aの配置密度を高くする必要がある。 【0021】ここで、図17は筐体の側面全体に均等な密度で針状フィンが配置されている熱交換器に走行風が当たった状態を示す説明図である。このような熱交換器では、針状フィン6aが高密度に横長に配置されているため、走行風8に対して非常に高い流体抵抗を示す。このため、ヘリコプタ7が前方に飛行しているときに流れる走行風8は、一部はフィン群6の中に入り込むが、大部分はフィン群6を避けるように漏れ11となり、結果としてフィン群6には十分な流体が供給できなかった。 【0022】また、図18は図17の熱交換器にヘリコプタホバリング時の下降流が当たった状態を示す説明図である。この場合、筐体1の幅方向寸法よりも厚さ方向寸法が小さいため、下降流10に対するフィン群6の流体抵抗は低く、フィン群6に必要十分な流体が流れるが、どうしてもフィン群6の周囲にも漏れ11が生じてしまう。 【0023】これに対し、図7は図1の熱交換器に走行風が当たった状態を示す説明図、図8は図7の熱交換器にヘリコプタホバリング時の下降流が当たった状態を示す説明図である。実施の形態1の熱交換器では、針状フィン6aが、走行風8の流れる方向に沿って、アンテナユニット2の数にほぼ比例するように配置されている。 【0024】このため、各ヒートパイプ3に対応するアンテナユニット2の個数と針状フィン6aの本数との比をほぼ一定にすることができる。即ち、発熱量に応じた放熱を行うことができる。この結果、各アンテナ素子制御部は、ほぼ均等に冷却されるので、APAAアンテナの面内温度むらを抑制でき、部分的な冷やし過ぎや冷却不足を防止することができ、安定かつ十分なアンテナ特性を得ることができる。また、走行風8の方向に対して、流体抵抗が特に高い針状フィン6aの密な部分の長さを短くできるので、フィン群6内での流体の流れがスムーズになる。 【0025】また、走行風8の入口付近に流体導入流路6bが設けられているため、フィン群6内に走行風8が効率良く取り込まれ、一度取り込まれた流体がフィン群6外へ逃げる漏れ11の量を抑えることができる。 【0026】さらに、走行風8の出口付近に設けた流体排出流路6cがデフューザの働きをして、後部に抜ける流体9に負圧を発生させるので、周囲から流体12を補助的に引き込むことができ、フィン群6の全体へ均等かつスムーズに流体を供給することができる。 【0027】一方、ヘリコプタのホバリング時の下降流10についても、中央よりも両端部の方が流体抵抗が低くなっているので、流体が針状フィン6a群を通過してから漏れ11となる流れが多く、針状フィン6a群を最初から避けて流れる流体の量を抑えることができる。 【0028】即ち、実施の形態1による熱交換器によれば、アンテナ素子制御部を均等に冷却することができる上、走行風8に対しても下降流10に対しても流体をより多くフィン群6の内部に導き込める構造が実現できる。 【0029】実施の形態2.次に、図9はこの発明の実施の形態2による熱交換器を示す側面図である。実施の形態1では、フィン群6における走行風8の入口側と出口側との針状フィン6aの配置状態を対称にした。しかし、ホバリング時の下降流10を考慮しなくてもよい場合、例えばAPAAアンテナを飛行機に搭載する場合などでは、流体が入口から出口に向けて一方向に流れていく間に、針状フィン6aと熱交換することで流体自身の温度が上昇する点に重点を置き、出口側の針状フィン6aの配置密度を若干高めにしてもよい。 【0030】即ち、他端部1b側における針状フィン6aの配置密度を、一端部1a側における針状フィン6aの配置密度よりも若干高くしてもよい。これにより、デフューザ効果は低くなるものの、アンテナ素子制御部での発熱量と放熱部での放熱量とのバランスを更に向上し、アンテナ面内の温度分布のばらつきを更に抑えることができる。 【0031】実施の形態3.次に、図10はこの発明の実施の形態3による熱交換器を示す正面図、図11は図10の熱交換器を示す側面図である。図において、フィン群6の取付面1c,1dと反対側の端部は、集風板(フード)13により覆われている。このような熱交換器では、フィン群6に取り込まれた流体が外部に漏れるのを防止することができ、より効果的な放熱が期待できる。 【0032】実施の形態4.次に、図12はこの発明の実施の形態4による熱交換器を示す正面図、図13は図12の熱交換器を示す側面図である。図において、フィン群6の取付面1c,1dと反対側の端部は、集風板(フード)14により覆われている。集風板14の走行風上流端及び走行風下流端部(前後端部)には、端部へ行くほど間隔が広がるテーパ状の走行風テーパ部14aが設けられている。また、集風板14の下降流上流端部(上端部)には、フィン群6側へ斜めに折り曲げられた折曲部14bが設けられている。 【0033】このような集風板14を用いることにより、走行風8及び下降流10の両方をフィン群6内により多く取り込むことができ、熱交換効率を向上させることができる。 【0034】実施の形態5.次に、図14はこの発明の実施の形態5による熱交換器を示す正面図、図15は図14の熱交換器を示す側面図である。図において、フィン群6の下部には、針状フィン6aと平行に延びる側壁15が、一端部1aから他端部1bに渡って配置されている。また、針状フィン6aは、側壁15側の下辺が短い等脚台形状に配置されている。 【0035】このような構成によれば、流体の取り込みをより効果的に行うことができる。また、針状フィン6aの配置密度が低い部分、即ち一端部1a近傍及び他端部1b近傍では、針状フィン6aを取付面1c,1dの上部に配置できるため、熱交換効率を向上させることができる。 【0036】図16はヒートパイプとフィン群との間の熱交換の様子を示す説明図である。アンテナ素子制御部の熱を吸収して気化された冷媒16aは、取付面1c,1dに密着した凝縮部4で熱交換を行い液化される。このとき、凝縮部4には、気相の冷媒16aと液相の冷媒16bとが混在するが、気相の冷媒16aは凝縮部4の上部に集まる。つまり、取付面1c,1dと接している凝縮部4の面全体で熱交換が行われてはいるものの、取付面1c,1dの下部では、液溜まりができて、その部分で蒸気が凝縮できず、取付面1c,1dに熱を伝達しにくくなる。従って、放熱部品である針状フィン6aは、取付面1c,1dの上部に配置されるのが好ましい。 【0037】なお、上記の例では、APAAアンテナの冷却のために用いられる熱交換器について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば列車に搭載される機器を冷却する熱交換器であってもよい。また、熱交換の媒体となる流体が流れていれば、移動体ではなく、固定物に搭載された機器に適用してもよい。また、被熱交換体よりも温度の高い流体により被熱交換体を加熱するために用いられる熱交換器にも、この発明は適用でき、被熱交換体を均等に加熱することができる。さらに、針状フィンの断面形状は、円形に限定されず、例えば四角形又は歯車形等であってもよい。さらにまた、針状フィンの配置方法は、碁盤目配置に限定されず、例えば千鳥格子状に配置してもよい。また、流体は空気に限定されるものではなく、例えば空気以外の気体や水等の液体であってもよい。 【0038】 【発明の効果】以上説明したように、この発明の熱交換器は、一端部側及び他端部側における被熱交換体の配置密度が中間部における被熱交換体の配置密度よりも低くなっており、被熱交換体と取付面との間の熱交換が流体の相対的な流れの方向における位置毎に行われる場合に、取付面の一端部側及び他端部側における針状フィンの配置密度を、取付面の中間部における針状フィンの配置密度よりも低くしたので、流体の流れの方向に不均等な分布で配置された被熱交換体の温度をより均等に保つことができる。 【0039】また、フィン群には、針状フィンの配置間隔を大きくすることにより、一端部側から中間部側へ向けて延びる流体導入流路が設けられており、かつ流体導入流路の幅は、一端部側から中間部側へ向けて徐々に小さくなっているので、フィン群内に流体が効率良く取り込まれ、一度取り込まれた流体がフィン群外へ逃げる漏れの量を抑えることができる。さらに、フィン群には、針状フィンの配置間隔を大きくすることにより、中間部側から他端部側へ向けて延びる流体排出流路が設けられており、かつ流体排出流路の幅は、中間部側から他端部側へ向けて徐々に大きくなっているので、流体排出流路がデフューザの働きをして、後部に抜ける流体に負圧を発生させるので、周囲から流体を補助的に引き込むことができ、フィン群の全体へ均等かつスムーズに流体を供給することができる。さらにまた、他端部側における針状フィンの配置密度が一端部側における針状フィンの配置密度よりも高くなっているので、一方向への流体の流れのみ考慮する場合に、被熱交換体全体での温度分布のばらつきを更に抑えることができる。また、フィン群の取付面と反対側の端部は、集風板により覆われているので、フィン群に取り込まれた流体が外部に漏れるのを防止することができ、より効果的な熱交換が期待できる。さらに、フィン群の下部には、針状フィンと平行に延びる側壁が設けられており、取付面の一端部側では、針状フィンが取付面の上部に配置されているので、熱交換効率を向上させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
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| 【出願日】 |
平成14年2月8日(2002.2.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100057874 【弁理士】 【氏名又は名称】曾我 道照 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−234587(P2003−234587A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月22日(2003.8.22) |
| 【出願番号】 |
特願2002−32312(P2002−32312) |
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