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【発明の名称】 情報記録装置、情報記録方法および情報を記録するためのプログラム
【発明者】 【氏名】名古 和行
【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内

【要約】 【課題】固定ディスクの記憶容量を有効に活用しながら、放送された画質および音質などを含む番組のデータを記録する。

【解決手段】コンピュータシステム100は、他の装置からブロードキャストされた番組のデータを受信するアンテナ134およびチューナ132と、受信した番組のデータを記録する固定ディスク126と、固定ディスク126に記録された番組の内容に基づいて番組の評価値を算出して、固定ディスク126から番組のデータを読出して、読出された番組の評価値に対応する保存方式でその番組のデータを固定ディスク126に再度記録するように、固定ディスク126を制御するCPU120とを含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 情報を記録するための記録手段と、前記記録手段に記録された情報に基づき、前記記録された情報の評価情報を算出するための算出手段と、前記記録手段と前記算出手段とに接続され、前記評価情報に基づいて、前記記録手段に記録された情報を前記記録手段から読出して、その容量を変更して前記記録手段に再度記録するように、前記記録手段を制御するための制御手段とを含む、情報記録装置。
【請求項2】 前記情報記録装置は、他の装置から情報を受信するための受信手段をさらに含み、前記記録手段は、前記受信した情報を記録するための手段を含む、請求項1に記載の情報記録装置。
【請求項3】 前記情報は、同じ内容を表わす情報であっても、人が認知できる程度が異なるとその容量が異なり、前記情報記録装置は、前記情報を認知したい程度を表わす要求情報を、人が入力するための入力手段と、前記入力手段に接続され、前記要求情報に基づいて、前記程度を満足するような情報を、他の装置から受信するように、前記受信手段を制御するための通信制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の情報記録装置。
【請求項4】 前記制御手段は、前記評価情報に基づいて、前記記録手段に記録された情報を、その容量を削減して前記記録手段に再度記録するように、前記記録手段を制御するための手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の情報記録装置。
【請求項5】 前記制御手段は、前記評価情報に基づいて、前記記録手段に記録された情報を、その情報を人が認知できる範囲で、その容量を削減して前記記録手段に再度記録するように、前記記録手段を制御するための手段を含む、請求項4に記載の情報記録装置。
【請求項6】 前記制御手段は、前記評価情報に基づいて、前記記録手段に記録された情報を、その情報を人が認知できる範囲で情報を圧縮することにより、その容量を削減して前記記録手段に再度記録するように、前記記録手段を制御するための手段を含む、請求項4に記載の情報記録装置。
【請求項7】 前記制御手段は、前記評価情報に基づいて、前記記録手段に記録された情報を、その情報の圧縮方式を変更することにより、その容量を削減して前記記録手段に再度記録するように、前記記録手段を制御するための手段を含む、請求項4に記載の情報記録装置。
【請求項8】 前記算出手段は、前記記録手段に記録された情報の内容に基づき、前記記録された情報の評価情報を算出するための手段を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の情報記録装置。
【請求項9】 前記算出手段は、前記記録手段に前記情報が記録された環境に基づき、前記記録された情報の評価情報を算出するための手段を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の情報記録装置。
【請求項10】 前記情報記録装置は、前記記録手段に接続され、前記記録された情報を人が認知できるように出力するための出力手段をさらに含み、前記算出手段は、前記記録手段に記録された前記情報が、前記出力手段により出力された状況に基づき、前記記録された情報の評価情報を算出するための手段を含む、請求項1〜7のいずれかに記載の情報記録装置。
【請求項11】 情報を記録する記録ステップと、前記記録ステップにて記録された情報に基づき、前記記録された情報の評価情報を算出する算出ステップと、前記評価情報に基づいて、前記記録ステップにて記録された情報を読出して、その容量を変更して再度記録する再記録ステップとを含む、情報記録方法。
【請求項12】 コンピュータを用いて情報を記録するためのプログラムであって、前記プログラムはコンピュータに、情報を記録する記録ステップと、前記記録ステップにて記録された情報に基づき、前記記録された情報の評価情報を算出する算出ステップと、前記評価情報に基づいて、前記記録ステップにて記録された情報を読出して、その容量を変更して再度記録する再記録ステップとを実現させる、プログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送番組等の映像および音声等を含む情報を記録したり、再生したり削除したりする蓄積型の記録技術に関し、特に、効率良く情報を記憶することができる記録技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の放送においては、デジタル化が進み、映像音声信号と同時に番組や、チャンネルに関する情報を多重送信する放送が可能となった。これらの情報を用いて実現されるEPG(Electric Program Guide:電子番組ガイド)などをユーザが利用して、視聴したい番組を選択して予約を行なう。予約に基づいて、放送番組を受信して、その放送番組を視聴したり、録画したりすることを実現するサービスが提供されている。特開2001−86420号公報は、このような放送番組を記録する装置を開示する。
【0003】この公報に開示された装置は、映像、音声、情報等で構成される放送番組を受信する受信回路と、受信した放送番組を記録する記録回路と、記録の対象となる放送番組の属性に応じて記録時のビットレートを変更する制御回路とを含む。
【0004】この装置によると、放送番組の記録を行なう際に、記録の対象となる放送番組の属性に応じて、その記録時のビットレートを変えることができる。すなわち、放送番組がドラマや教育番組である場合は、録画された番組は高品質のものが要求されることが多いため、ビットレートを高く設定して録画する。一方、ニュースなどの番組は、特に画像の鮮明度は重視されないから、ビットレートを低く設定して録画する。また、ユーザの嗜好情報に基づいて記録の対象となる番組の記録時のビットレートを変えることもできる。すなわち、ユーザが興味のある放送番組はビットレートを高く設定して高い画質で記録する。一方、ユーザが興味の無い放送番組はビットレートを低く設定して粗い画質で記録する。その結果、記録の対象となる番組の情報を参照したり、ユーザの興味情報を参照したりして、番組の種類およびユーザの興味に応じて記録方式および画質等を決定し、効率良く放送番組を記録をすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の公報に開示された装置では、記録時に、低いビットレートが設定されて記録された放送番組は、その放送番組をユーザが視聴して、記録された画質に不満があるので高い画質で視聴したいという要求に応じることができない。その一方で、高いビットレートを設定して受信した全ての放送番組を記録すると、記録装置の空き容量がすぐに不足して、必要な番組を記録することができない。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、記録装置を有効に使用しながら、画質および音質等の情報を高品質で記録することができる情報記録装置、情報記録方法および情報を記録するためのプログラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る情報記録装置は、情報を記録するための記録手段と、記録手段に記録された情報に基づき、記録された情報の評価情報を算出するための算出手段と、記録手段と算出手段とに接続され、評価情報に基づいて、記録手段に記録された情報を記録手段から読出して、その容量を変更して記録手段に再度記録するように、記録手段を制御するための制御手段とを含む。
【0008】第1の発明によると、算出手段は、記録手段に一旦記録された情報に基づいて、たとえばその情報のジャンル、その情報が記録された日時などに基づいて、評価情報を算出する。制御手段は、評価情報に基づいて、高い評価である情報は高いビットレートで、低い評価である情報は低いビットレートで、記録手段に再度記録する。これにより、情報を高品質で一旦記録するが、記録された情報に基づいて情報を評価し、評価結果に基づいて、その情報を再度記録する。その結果、記録装置を有効に使用しながら、画質および音質等の情報を高品質で記録することができる情報記録装置を提供することができる。
【0009】第2の発明に係る情報記録装置は、第1の発明の構成に加えて、他の装置から情報を受信するための受信手段をさらに含む。記録手段は、受信した情報を記録するための手段を含む。
【0010】第2の発明によると、他の装置、たとえば情報をブロードキャストする配信サーバにより配信される情報を、受信手段により受信することできる。
【0011】第3の発明に係る情報記録装置においては、第2の発明の構成に加えて、情報は、同じ内容を表わす情報であっても、人が認知できる程度が異なるとその容量が異なるものである。情報記録装置は、情報を認知したい程度を表わす要求情報を、人が入力するための入力手段と、入力手段に接続され、要求情報に基づいて、程度を満足するような情報を、他の装置から受信するように、受信手段を制御するための通信制御手段とをさらに含む。
【0012】第3の発明によると、入力手段には、出力される情報に対して、人が認知したい程度が入力される。たとえば、人がその情報に興味があるので高い品質で認知したい場合には、高い品質を表わす要求情報が入力される。情報は、同じ内容を表わす情報であっても、画像圧縮率の高低などにより、人が認知できる程度が異なる。高い画像圧縮率の場合、情報の容量を大幅に小さくできるが、画像の品質が低下するので、人が認知できる程度が低い。通信制御手段は、受信手段を用いて、人が入力した要求情報に基づいて、人が認知したい程度で記録された情報を他の装置から受信する。これにより、人が要求する画質、音質の程度を満足できる。
【0013】第4の発明に係る情報記録装置は、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、制御手段は、評価情報に基づいて、記録手段に記録された情報を、その容量を削減して記録手段に再度記録するように、記録手段を制御するための手段を含む。
【0014】第4の発明によると、たとえば、記録手段に空き容量が少なくなると、画像圧縮率を高めるなどにより、記録された情報の容量を削減して、記録手段に再度記録する。これにより、記録手段を有効に使用できる。
【0015】第5の発明に係る情報記録装置は、第4の発明の構成に加えて、制御手段は、評価情報に基づいて、記録手段に記録された情報を、その情報を人が認知できる範囲で、その容量を削減して記録手段に再度記録するように、記録手段を制御するための手段を含む。
【0016】第5の発明によると、たとえば、記録手段に空き容量が少なくなると、人が認知できる範囲で画像圧縮率を高めるなどにより、記録された情報の容量を削減して、記録手段に再度記録する。これにより、人が情報の内容を認知することを維持しながら、記録手段を有効に使用できる。
【0017】第6の発明に係る情報記録装置は、第4の発明の構成に加えて、制御手段は、評価情報に基づいて、記録手段に記録された情報を、その情報を人が認知できる範囲で情報を圧縮することにより、その容量を削減して記録手段に再度記録するように、記録手段を制御するための手段を含む。
【0018】第6の発明によると、たとえば、記録手段に空き容量が少なくなると、人が認知できる範囲で画像または音声の圧縮率を高めて記録された情報の容量を削減して、記録手段に再度記録する。これにより、人が情報の内容を認知することを維持しながら、記録手段を有効に使用できる。
【0019】第7の発明に係る情報記録装置は、第4の発明の構成に加えて、制御手段は、評価情報に基づいて、記録手段に記録された情報を、その情報の圧縮方式を変更することにより、その容量を削減して記録手段に再度記録するように、記録手段を制御するための手段を含む。
【0020】第7の発明によると、記録手段に空き容量が少なくなると、たとえば、画像の圧縮方式を変更することにより(MPEG2(Moving Picture Experts Group2)からMPEG4へ変更)、記録された情報の容量を削減して、記録手段に再度記録する。これにより、人が情報の内容を認知することを維持しながら、記録手段を有効に使用できる。
【0021】第8の発明に係る情報記録装置は、第1〜7のいずれかの発明の構成に加えて、算出手段は、記録手段に記録された情報の内容に基づき、記録された情報の評価情報を算出するための手段を含む。
【0022】第8の発明によると、算出手段は、情報のジャンルなどに基づいて、この情報記録装置の使用者が興味のあるジャンルは、高い評価になるように評価情報を算出する。
【0023】第9の発明に係る情報記録装置は、第1〜7のいずれかの発明の構成に加えて、算出手段は、記録手段に情報が記録された環境に基づき、記録された情報の評価情報を算出するための手段を含む。
【0024】第9の発明によると、算出手段は、情報が記録された時間などに基づいて、この情報記録装置の使用者が良く視聴する時間帯に放送される情報は、高い評価になるように評価情報を算出する。
【0025】第10の発明に係る情報記録装置は、第1〜7のいずれかの発明の構成に加えて、記録手段に接続され、記録された情報を人が認知できるように出力するための出力手段をさらに含む。算出手段は、記録手段に記録された情報が、出力手段により出力された状況に基づき、記録された情報の評価情報を算出するための手段を含む。
【0026】第10の発明によると、この情報記録装置の使用者が出力手段を用いて、認知した回数などに基づいて、出力された回数が多い情報は、高い評価になるように評価情報を算出する。
【0027】第11の発明に係る情報記録方法は、情報を記録する記録ステップと、記録ステップにて記録された情報に基づき、記録された情報の評価情報を算出する算出ステップと、評価情報に基づいて、記録ステップにて記録された情報を読出して、その容量を変更して再度記録する再記録ステップとを含む。
【0028】第11の発明によると、算出ステップは、一旦記録された情報に基づいて、たとえばその情報のジャンル、その情報が記録された日時などに基づいて、評価情報を算出する。制御ステップは、評価情報に基づいて、高い評価である情報は高いビットレートで、低い評価である情報は低いビットレートで、情報を再度記録する。これにより、情報を高品質で一旦記録するが、記録された情報に基づいて情報を評価し、評価結果に基づいて、その情報を再度記録する。その結果、記録装置を有効に使用しながら、画質および音質等の情報を高品質で記録することができる情報記録方法を提供することができる。
【0029】第12の発明に係るプログラムは、コンピュータを用いて情報を記録するためのプログラムである。プログラムはコンピュータに、情報を記録する記録ステップと、記録ステップにて記録された情報に基づき、記録された情報の評価情報を算出する算出ステップと、評価情報に基づいて、記録ステップにて記録された情報を読出して、その容量を変更して再度記録する再記録ステップとを実現させる。
【0030】第12の発明によると、算出ステップは、一旦記録された情報に基づいて、たとえばその情報のジャンル、その情報が記録された日時などに基づいて、評価情報を算出する。制御ステップは、評価情報に基づいて、高い評価である情報は高いビットレートで、低い評価である情報は低いビットレートで、情報を再度記録する。これにより、情報を高品質で一旦記録するが、記録された情報に基づいて情報を評価し、評価結果に基づいて、その情報を再度記録する。その結果、記録装置を有効に使用しながら、画質および音質等の情報を高品質で記録するためのプログラムを提供することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0032】本実施の形態に係る情報記録装置における処理は、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなど、コンピュータ上で実行されるソフトウェアにより実現される。なお、このような汎用のコンピュータにより実現されるのではなく、専用の情報記録装置であってもよい。
【0033】図1に、情報記録装置の一例であるコンピュータシステムの外観を示す。図1を参照して、このコンピュータシステム100は、FD(Flexible Disk)駆動装置106およびCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)駆動装置108を備えたコンピュータ本体102と、モニタ104と、キーボード110と、マウス112とを含む。
【0034】図2に、このコンピュータシステム100の構成をブロック図形式で示す。このコンピュータシステムは、他の装置からブロードキャストされる番組のデータを受信して記録すると想定する。図2に示すように、コンピュータシステム100は、さらに、外部記憶装置136と、放送番組を受信するためのアンテナ134とを含む。なお、放送番組等の情報の配信形態は、CATV(Cable Television)、電話回線、インターネットなどの有線、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communications Satellite)、地上波など、いずれの形態でもかまわない。
【0035】コンピュータ102は、上記したFD駆動装置106およびCD−ROM駆動装置108に加えて、相互にバスで接続されたCPU(Central Processing Unit)120と、RAM(Random Access Memory)122と、ROM(Read Only Memory)124と、固定ディスク126と、通信インターフェイス128と、所定の圧縮方式で情報を符号化/復号化処理するエンコーダ/デコーダ130と、チューナ132とを含む。通信インターフェイス128は、ネットワークを会して、他の装置から番組のデータを受信する。
【0036】FD駆動装置106にはFD116が装着される。CD−ROM駆動装置108にはCD−ROM118が装着される。この情報記録装置において、情報を記録するデバイスは、固定ディスク126および外部記憶装置136のいずれであってもよい。以下の説明では、情報を一次的に記録するデバイスを固定ディスク126と、固定ディスク126に記録された情報をバックアップするデバイスを外部記憶装置136と想定する。
【0037】既に述べたように、本実施の形態に係る情報記録装置は、コンピュータハードウェアとCPU120により実行されるソフトウェアとにより実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、FD116、CD−ROM118などの記録媒体に格納されて流通し、FD駆動装置106またはCD−ROM駆動装置108などにより記録媒体から読取られて固定ディスク126に一旦格納される。さらに固定ディスク126からRAM122に読出されて、CPU120により実行される。図1および図2に示したコンピュータシステムのハードウェア自体は一般的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部分は、FD116、CD−ROM118、固定ディスク126などの記録媒体に記録されたソフトウェアである。
【0038】なお、図1および図2に示したコンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0039】図3を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置の固定ディスク126に記憶される番組情報テーブルについて説明する。図3に示すように、番組情報テーブルは、放送される番組を特定するためのID(identification)毎に、番組のタイトル、出演者、監督、脚本、放送曜日、開始日時、終了日時、チャンネル、ジャンルフラグを含む。ジャンルフラグは、スポーツ、ドラマ、ニュース、天気、政治、経済および社会の7つのジャンルに区別されており、番組が該当するジャンルに「1」がセットされている。図3に示す番組IDが「001」の場合、ニュース、天気、政治、経済に「1」がセットされている。このジャンルはこれらに限定されるものではない。
【0040】この番組情報テーブルは、番組の属性を示すものである。これらの情報は、放送された番組のデータに付加されているデータから取得したり、放送時間、番組IDに基づいてEPGから取得したりすることができる。
【0041】図4を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置の固定ディスク126に記憶される番組状態テーブルについて説明する。図4に示すように、番組状態テーブルは、番組ID、視聴回数、外部記憶装置136を用いて他の媒体にバックアップしたか否かを示すバックアップフラグ、評価値、保存レベル、記録容量を含む。評価値は、後述するように、ユーザの嗜好、視聴履歴、バックアップしたか否かなどに基づいて算出される。評価値と固定ディスク126の空き容量とに基づいて保存レベルが決定される。
【0042】図5を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置の固定ディスク126に記憶される保存方式管理テーブルについて説明する。図5に示すように、保存方式管理テーブルは、保存レベル毎に、記録方式およびビットレートが記憶されている。保存レベルの数字が小さいほど、高いビットレートで高い品質の画像および音声が記録される。
【0043】高いビットレートでは MPEG2で記録して、低いビットレートでは MPEG4で記録するというように、圧縮方式が変更される。保存レベルが1つ下がると、記録容量が半分になるように設計されている。「保存レベル8」は、放送番組のシーンの変わり目の静止画像と音声とを記録する。このため、動画を記録する場合に比較して、非常に小さい記録容量でその情報を記録できる。さらに、記録される画像を代表的な画像にして、音声を文字に変換して、より少ない記録容量にすることもできる。
【0044】なお、後述するメンテナンス処理により、情報の保存レベルを変更することが決定されると、この情報記録装置は、記録された情報をデコード処理して、新しい保存レベルの記録方式、ビットレートでエンコード処理して、情報を再記録する。保存レベルと記録方式およびビットレートの関係は、図5に示す関係に限定されるものではない。
【0045】図6を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置の固定ディスク126に記憶される時間帯別視聴履歴テーブルについて説明する。図6に示すように、時間帯別視聴履歴テーブルには、番組が放送された時間帯別に、使用者が視聴した履歴を積算時間として記録する。CPU120は、この時間帯別視聴履歴テーブルに基づいて、番組が放送された時間帯から、時間帯別評価値Ptを算出する。
【0046】時間帯別評価値Ptは、たとえばPt=Kt×{評価値を算出する対象の番組が放送された時間帯の積算視聴時間/(単位時間あたりの平均視聴時間×評価値を算出する対象の番組の放送時間)}により算出される。ここでKtは補正係数である。
【0047】たとえば図3に示す番組IDが「001」で特定される番組の場合、放送時間は火曜日の23:00から24:00までであるので、「評価値を算出する対象の番組が放送された時間帯の積算視聴時間」は、257時間(=213+44)である。「単位時間あたりの平均視聴時間」は、100時間(=50×2)であり、「評価値を算出する対象の番組の放送時間」は、1時間である。その結果、この番組の時間帯別評価値Ptは、2.57Ktと算出される。このことは、この番組は、他の平均的な番組の2.57倍視聴されていることを示す。すなわち、Ptが大きければ、その番組は使用者が好んで視聴する時間帯の番組と判断できる。
【0048】図7を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置の固定ディスク126に記憶されるジャンル別視聴履歴テーブルについて説明する。図7に示すように、ジャンル別視聴履歴テーブルには、番組のジャンル別に、使用者が視聴した履歴を積算時間として記録する。CPU120は、このジャンル別視聴履歴テーブルに基づいて、番組のジャンルから、ジャンル別評価値Pgを算出する。
【0049】ジャンル別評価値Pgは、たとえばPg=Kg×{評価値を算出する対象の番組にセットされたジャンルの積算視聴時間の和/(1ジャンルあたりの平均積算視聴時間×評価値を算出する対象の番組にセットされたジャンル数)}により算出される。ここでKgは補正係数である。
【0050】たとえば図3に示す番組IDが「001」で特定される番組の場合、ジャンルのニュース、天気、政治、経済に「1」がセットされているので、「評価値を算出する対象の番組にセットされたジャンルの積算視聴時間の和」は、4261時間(=2313+1212+415+321)である。「1ジャンルあたりの平均積算視聴時間」は、813.5時間であり、「評価値を算出する対象の番組にセットされたジャンル数」は、4である。その結果、この番組の時間帯別評価値Pgは、1.31Kgと算出される。このことは、この番組は、他の平均的な番組の1.31倍視聴されていることを示す。すなわち、Pgが大きければ、その番組は使用者が好んで視聴するジャンルの番組と判断できる。
【0051】同様にして、図示しない出演者別視聴履歴テーブル、監督別視聴履歴テーブル、脚本別視聴履歴テーブル、チャンネル別視聴履歴テーブルに基づいて、出演者別評価値Pa、監督別評価値Pd、脚本別評価値Pw、チャンネル別評価値Pcを算出する。
【0052】さらに、使用者が番組を視聴した回数に基づいて、評価値の補正率Rvを算出する。たとえば、nを視聴回数、Kvを係数として、n=0のときはRv=1、n=1のときはRv=0.5、n≧2のときはRv=n×Kvとして算出する。このようにすると、一度視聴した番組の評価を低くし、2回以上視聴した番組の評価を高く設定できる。
【0053】さらに、使用者が番組をバックアップしたか否かに基づいて、評価値の補正率Rbを算出する。たとえば、バックアップしていない場合Rb=1、バックアップした場合Rb=0.5として算出する。このようにすると、外部記憶装置136を用いてバックアップした番組の評価を、バックアップしていない番組の半分の評価に設定できる。
【0054】さらに、番組を記録してからの経過日数に基づいて、評価値の補正率Rdを算出する。たとえば、mを経過日数、Kdを係数として、Rd=Kd-mとして算出する。このとき、Kdを1.02に設定すると、記録した日から30日を経過すると、Rd=0.5になるこれらの評価値と補正率とを用いて、図4の評価値Pを算出する。たとえば、P=Rv×Rb×Rd×(Pt+Pg+Pa+Pd+Pw+Pc)として算出する。すなわち、評価値Pは、個別の評価値Pt、Pg、Pa、Pd、Pw、Pcを加算し、これらの加算結果と、補正率Rv、Rb、Rdとを乗算することにより算出される。
【0055】図8を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置で実行されるプログラムは、記録処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0056】ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、CPU120は、番組を記録する要求が入力されたか否かを判断する。この判断は、たとえば、キーボード110またはマウス112を用いて入力された情報に基づいて判断される。番組を記録する要求が入力されると(S100にてYES)、処理はS102へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS100へ戻され、番組を記録する要求が入力されるまで待つ。
【0057】S102にて、CPU120は、番組情報を入力するような情報をモニタ104に表示する。S104にて、CPU120は、番組情報が入力されたか否かを判断する。この判断も、前述のS100における判断と同様、キーボード110またはマウス112から入力された情報に基づいて行なわれる。番組情報が入力されると(S104にてYES)、処理はS106へ移される。もしそうでないとS104にてNO)、処理はS102へ戻される。
【0058】S106にて、CPU120は、固定ディスク126に記憶された番組情報テーブル(図3)を更新する。S108にて、CPU120は、記録が要求された番組の放送時間に到達したか否かを判断する。記録が要求された番組の放送時間に到達すると(S108にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S108にてNO)、処理はS108へ戻され、記録が要求された番組の放送時間に到達するのを待つ。
【0059】S110にて、CPU120は、記録が要求された番組のデータを受信して、「保存レベル1」で固定ディスク126に記録する。S112にて、CPU120は、固定ディスク126に記憶された番組状態テーブル(図4)を更新する。
【0060】図9を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置で実行されるプログラムは、再生処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0061】S200にて、CPU120は、番組を再生する要求が入力されたか否かを判断する。この判断は、キーボード110またはマウス112から入力された情報に基づいて行なわれる。番組を再生する要求が入力されると(S200にてYES)、処理はS202へ移される。もしそうでないと(S200にてNO)、処理はS200へ戻され、番組を再生する要求が入力されるまで待つ。
【0062】S202にて、CPU120は、再生が要求された番組は固定ディスク126に記録済であるか否かを判断する。再生が要求された番組が記録済である場合には(S202にてYES)、処理はS204へ移される。もしそうでないと(S202にてNO)、処理はS220へ移される。
【0063】S204にて、CPU120は、番組情報テーブル(図3)および番組状態テーブル(図4)からデータを読出す。S206にて、CPU120は、S204にて読出したデータをモニタ104に表示する。S208にて、CPU120は、画質を向上する要求が入力されたか否かを判断する。この判断は、キーボード110またはマウス112から入力された情報に基づいて行なわれる。画質を向上する要求が入力されると(S208にてYES)、処理はS210へ移される。もしそうでないと(S208にてNO)、処理はS236へ移される。
【0064】S210にて、CPU120は、現在の保存レベル以上で記録された番組を検索する。この検索は、通信インターフェイス128を介して、この情報記録装置以外の装置に記録された番組を検索する。S212にて、CPU120は、該当する番組があるか否かを判断する。該当する番組がある場合には(S212にてYES)、処理はS214へ移される。もしそうでないと(S212にてNO)、処理はS236へ移される。
【0065】S214にて、CPU120は、番組の受信を要求する。S216にて、CPU120は、番組を受信して、そのデータを固定ディスク126に上書き記録する。S218にて、CPU120は、固定ディスク126に記憶された番組状態テーブル(図4)を更新する。
【0066】S220にて、CPU120は、保存レベルを入力するような情報をモニタ104に表示する。S222にて、CPU120は、保存レベルが入力されたか否かを判断する。この判断は、キーボード110またはマウス112から入力された情報に基づいて行なわれる。保存レベルが入力されると(S222にてYES)、処理はS224へ移される。もしそうでないと(S222にてNO)、処理はS222へ戻され保存レベルが入力されるまで待つ。
【0067】S224にて、CPU120は、入力された保存レベルで記録された番組を検索する。S226にて、CPU120は、該当する番組があるか否かを判断する。該当する番組がある場合には(S226にてYES)、処理はS228へ移される。もしそうでないと(S226にてNO)、この再生処理は終了する。
【0068】S228にて、CPU120は、番組の受信を要求する。S230にて、CPU120は番組を受信して、そのデータを固定ディスク126に記録する。S232にて、CPU120は、固定ディスクに記憶された番組情報テーブル(図3)を更新する。S234にて、CPU120は、固定ディスク126に記憶された番組状態テーブル(図4)を更新する。S236にて、CPU120は、番組を再生出力する。このとき、モニタ104に画像情報が、スピーカから音声情報が出力される。S238にて、CPU120は、固定ディスク126に記憶された時間帯別視聴履歴テーブル(図6)およびジャンル別視聴履歴テーブル(図7)を更新する。
【0069】図10を参照して、本実施の形態に係る情報記録装置で実行されるプログラムは、メンテナンス処理に関し、以下のような制御構造を有する。
【0070】S300にて、CPU120は、メンテナンス実行タイミングに到達したか否かを判断する。この判断は、現在時刻が、予め定められたメンテナンス時刻に到達したか否かなどにより判断される。メンテナンス実行タイミングになると(S300にてYES)、処理はS302へ移される。もしそうでないと(S300にてNO)、処理はS300へ戻され、メンテナンスを実行するタイミングになるまで待つ。
【0071】S302にて、CPU120は、固定ディスク126に記録されたすべての番組に対して評価値を算出する。このときの評価値は、前述の説明の評価値Pである。S304にて、CPU120は、保存レベルごとに、評価値の降順に番組を並べ替える。S306にて、CPU120は、保存レベルごとに、評価値が下位2/3の保存レベルを1つ下げる。S308にて、CPU120は、保存レベルが1つ下げられた番組のデータをデコードして、保存方式管理テーブル(図5)を参照して、1つ下げた保存レベルに対応した記録方式で、番組のデータを固定ディスク126に再度記録する。
【0072】S310にて、CPU120は、固定ディスク126の空き容量を検知し、その空き容量が不足しているか否かを判断する。このとき、たとえば固定ディスク126の全体の容量の1/4未満しか空き容量がない場合に、空き容量が不足していると判断される。空き容量が不足していると判断されると(S310にてYES)、処理はS312へ移される。もしそうでないと(S310にてNO)、このメンテナンス処理を終了する。
【0073】S312にて、CPU120は、最下位の保存レベルにおいて、評価値が下位2/3の番組を削除する。S314にて、CPU120は、空き容量が不足しているか否かを判断する。空き容量が不足していると判断されると(S314にてYES)、処理はS304へ戻され、さらにメンテナンス処理が続けられる。もしそうでないと(S314にてNO)、このメンテナンス処理を終了する。
【0074】以上のような構造およびフローチャートに基づく、本発明の実施の形態に係る情報記録装置の動作について説明する。
【0075】[記録動作]この情報記録装置の使用者が、番組を記録する要求をキーボード110またはマウス112を用いて入力すると(S100にてYES)、番組情報を入力するような情報がモニタ104に表示される(S102)。使用者が番組情報を入力したり、EPGを用いてデータを入力すると(S104にてYES)、図3に示す番組情報テーブルが更新される(S106)。
【0076】番組情報テーブルに記憶された放送曜日および開始時刻に基づいて、記録が要求された番組の放送時間になると(S108にてYES)、記録が要求された番組のデータを、アンテナ134およびチューナ132を用いて受信し、「保存レベル1」で固定ディスク126に記録する(S110)。その後、固定ディスク126に記憶された番組状態テーブル(図4)が更新される(S112)。
【0077】[再生動作]この情報記録装置の使用者が番組を再生する要求を、キーボード110またはマウス112を用いて入力すると(S200にてYES)、再生が要求された番組が固定ディスク126に記録済か否かが判断される(S202)。
【0078】再生が要求された番組が記録済である場合には(S202にてYES)、図3に示す番組情報テーブルおよび図4に示す番組状態テーブルからデータが読出され(S204)、読出されたデータがモニタ104に表示される(S206)。このモニタ104に表示されたデータを見た使用者が、画質を向上する要求をキーボード110またはマウス112を用いて入力すると(S208にてYES)、現在の保存レベル以上で記録された番組を検索する(S210)。該当する番組がある場合には(S212にてYES)、通信インターフェイス128などを用いて番組を受信して、固定ディスク126に上書き記録する(S126)。その後番組状態テーブル(図4)が更新され(S218)、番組がモニタ104に再生出力される(S236)。番組が再生出力された後、図6に示す時間帯別視聴履歴テーブルおよび図7に示すジャンル別視聴履歴テーブルが更新される(S238)。
【0079】一方、再生が要求された番組が記録されていないと(S202にてNO)、モニタ104に保存レベルを入力するように表示される(S220)。この情報記録装置の使用者が保存レベルを入力すると(S222にてYES)、入力された保存レベルが記録された番組が検索される(S224)。該当する番組があると(S226にてYES)、入力された保存レベルで記録された番組が受信されて固定ディスク126に記録される(S230)。その後図3に示す番組情報テーブルが更新され(S232)、図4に示す番組状態テーブルが更新される(S234)。番組が再生出力されると(S236)、図6に示す時間帯別視聴履歴テーブルおよび図7に示すジャンル別視聴履歴テーブルが更新される(S238)。
【0080】[メンテナンス動作]予め定められたメンテナンス実行タイミングになると(S300にてYES)、記録されたすべての番組に対して評価値が算出される(S302)。保存レベルごとに評価値の降順に番組が並べ替えられる(S304)。保存レベルごとに、評価値が下位2/3の番組の保存レベルが1つ下げられ(S306)、その保存レベルが1つ下げられた番組のデータがデコードされて、1つ下げられた保存レベルに対応した記録方式で番組のデータが再度固定ディスク126に記録される(S308)。このようにして保存レベルごとに評価値が下位2/3の番組の保存レベルを下げて再記録しても空き容量が不足している場合には(S310にてYES)、最下位の保存レベルにおいて、評価値が下位2/3の番組が削除される(S312)。
【0081】保存レベルごとの、評価値が下位2/3の番組の保存レベルを1つ下げることと、最下位の保存レベルにおける評価値が下位2/3の番組のデータを削除することとが、空き容量の不足がなくなるまで繰返し実行される。
【0082】図11を参照して、メンテナンス動作が実行されたときの、固定ディスク126の空き領域の変化について説明する。まず初期状態として図11に示すような空き領域があったと想定する。番組のデータを受信して、「保存レベル1」で記録したことにより空き領域が不足する。このときメンテナンス処理が実行され、「保存レベル1」領域に記録されたデータの2/3が「保存レベル2」で再度記録される。その結果、「保存レベル1」の領域の1/3がそのまま「保存レベル1」の領域になり、「保存レベル1」の領域の2/3の半分の大きさの「保存レベル2」領域が現われる。これにより、空き領域が増加する。
【0083】さらに、番組のデータが「保存レベル1」で記録され再度空き領域が不足すると、「保存レベル1」の領域の2/3および「保存レベル2」領域の2/3が、それぞれ「保存レベル2」および「保存レベル3」の保存方式で、固定ディスク126に再度記録される。このようなメンテナンス動作を繰返すことにより、図11に示す定常状態のような空き領域を確保することができる。
【0084】以上のようにして、本実施の形態に係る情報記録装置によると、受信した番組のデータを、一旦は高品質の「保存レベル1」の記録方式で固定ディスクに記録する。予め定められたタイミングで、メンテナンス動作を実行することにより、記録された番組ごとに評価値を算出し、その評価値の降順に番組を並べ替えて、評価値が低い番組を、品質を低下させた容量の少ない記録方式で、再度固定ディスクに記録する。これにより、記録装置の容量を有効に使用しながら、画質および音質などの情報を高品質で記録することができる情報記録装置を実現できる。
【0085】今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【出願人】 【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号
【出願日】 平成13年12月6日(2001.12.6)
【代理人】 【識別番号】100064746
【弁理士】
【氏名又は名称】深見 久郎
【公開番号】 特開2003−174624(P2003−174624A)
【公開日】 平成15年6月20日(2003.6.20)
【出願番号】 特願2001−372487(P2001−372487)