| 【発明の名称】 |
入力信号の論理状態の検出方法及び半導体集積回路 |
| 【発明者】 |
【氏名】魯 光塾
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| 【要約】 |
【課題】受信信号のデータ値を正確に識別または検出できる入力信号の論理状態の検出方法及び半導体集積回路を提供する。
【解決手段】入力信号により表示される論理状態の検出方法に利用される受信装置100は、データ受信ユニット130を含む。データ受信ユニット130はサンプリング回路10、このサンプリング回路10に連結される基準信号発生回路20、サンプリング回路10と基準信号発生回路20に連結される決定回路26、この決定回路26に連結されるラッチ回路32、ならびにラッチ回路32に連結される選択回路38を含む。基準信号発生回路20は、以前に受信された入力信号電圧に基づいて基準電圧を発生し、決定回路26は、基準電圧に基づいて現在の受信された入力信号電圧により表示される論理状態を決める。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力信号により表示される論理状態の検出方法において、入力信号電圧を受信する段階Aと、以前に受信された入力信号電圧に基づいて基準電圧を発生する段階Bと、受信された入力信号電圧の論理状態を前記発生された基準電圧に基づいて決める段階Cと、を含むことを特徴とする入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項2】 前記段階Bでは、前記以前に受信された入力信号電圧と固定基準電圧とに基づいて前記基準電圧を発生することを特徴とする請求項1に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項3】 前記段階Bでは、前記以前に受信された入力信号電圧と前記固定基準電圧との間の電荷分配電圧として前記基準電圧を発生することを特徴とする請求項2に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項4】 前記段階Cでは、受信された入力信号電圧が前記発生された基準電圧より大きい時に前記論理状態をハイ状態と決め、受信された入力信号電圧が前記発生された基準電圧より小さい時に前記論理状態をロー状態と決めることを特徴とする請求項1に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項5】 前記段階Aは、第1クロック信号のハイ区間の間に入力信号をサンプリングして第1入力信号電圧を発生する段階alと、前記第1クロック信号と逆相である第2クロック信号のハイ区間の間に前記入力信号をサンプリングして第2入力信号電圧を発生する段階a2とを含み、前記段階Bは、前記第1クロック信号のハイ区間の間に前記第2入力信号電圧に基づいて第1基準電圧を発生する段階b1と、前記第2クロック信号のハイ区間の間に前記第1入力信号電圧に基づいて第2基準電圧を発生する段階b2とを含み、前記段階Cは、前記第1入力信号電圧及び前記第1基準電圧を比較することにより、前記第1入力信号電圧で表示される第1論理状態を決める段階c1と、前記第2入力信号電圧及び前記第2基準電圧を比較することにより、前記第2入力信号電圧で表示される第2論理状態を決める段階c2とを含むことを特徴とする請求項1に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項6】 前記段階b1では、前記第2入力信号電圧と固定基準電圧との間の電荷分配された電圧として前記第1基準電圧を発生し、前記段階b2では、前記第1入力信号電圧と前記固定基準電圧との間の電荷分配された電圧として前記第2基準電圧を発生することを特徴とする請求項5に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項7】 前記段階c1では、前記第1入力信号電圧が前記第1基準電圧より大きい時に前記第1論理状態をハイ状態と決め、前記第1入力信号電圧が前記第1基準電圧より小さい時に前記第1論理状態をロー状態と決め、前記段階c2では、前記第2入力信号電圧が前記第2基準電圧より大きい時に、前記第2論理状態をハイ状態と決め、前記第2入力信号電圧が前記第2基準電圧より小さい時に前記第2論理状態をロー状態と決めることを特徴する請求項5に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項8】 前記第1クロック信号及び前記第2クロック信号を発生する段階をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項9】 入力信号の論理状態の検出方法において、固定基準電圧を受信する段階Aと、前記固定基準電圧を調整し、調整基準電圧を発生する段階Bと、受信された入力信号電圧で表示される論理状態を前記調整基準電圧に基づいて決める段階Cと、を含むことを特徴とする入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項10】 前記段階Bでは、以前に受信された入力信号電圧に基づいて前記固定基準電圧を調整することを特徴とする請求項9に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項11】 前記段階Bでは、前記固定基準電圧と前記以前に受信された入力信号電圧とを電荷分配することにより前記固定基準電圧を調整することを特徴とする請求項10に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項12】 前記段階Cでは、前記受信された入力信号電圧が前記調整基準電圧より大きい時に前記論理状態をハイ状態と決め、前記受信された入力信号電圧が前記調整基準電圧より小さい時に前記論理状態をロー状態と決めることを特徴とする請求項9に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項13】 第1クロック信号によって入力信号をサンプリングし、第1入力信号電圧を発生する段階Dと、前記第1クロック信号と逆相である第2クロック信号によって前記入力信号をサンプリングし、第2入力信号電圧を発生する段階Eとをさらに含み、前記段階Bは、前記第1クロック信号による前記第2入力信号電圧に基づいて前記固定基準電圧を調整し、第1調整基準電圧を生成する段階b1と、前記第2クロック信号による前記第1入力信号電圧に基づいて前記固定基準電圧を調整し、第2調整基準電圧を生成する段階b2とを含み、前記段階Cは、前記第1入力信号電圧及び前記第1調整基準電圧を比較することにより、前記第1入力信号電圧で表示される第1論理状態を決める段階c1と、前記第2入力信号電圧及び前記第2調整基準電圧を比較することにより、前記第2入力信号電圧で表示される第2論理状態を決める段階c2とを含むことを特徴とする請求項9に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項14】 前記段階b1では、前記固定基準電圧と前記第2入力信号電圧とを電荷分配することによって前記固定基準電圧を調整し、前記段階b2では、前記固定基準電圧と前記第1入力信号電圧とを電荷分配することによって前記固定基準電圧を調整することを特徴とする請求項13に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項15】 前記段階c1では、前記第1入力信号電圧が前記第1調整基準電圧より大きい時に前記第1論理状態をハイ状態と決め、前記第1入力信号電圧が前記第1調整基準電圧より小さい時に前記第1論理状態をロー状態と決め、前記段階c2では、前記第2入力信号電圧が前記第2調整基準電圧より大きい時に前記第2論理状態をハイ状態と決め、前記第2入力信号電圧が前記第2調整基準電圧より小さい時に前記第2論理状態をロー状態と決めることを特徴とする請求項14に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項16】 前記第1クロック信号及び前記第2クロック信号を発生する段階をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の入力信号の論理状態の検出方法。 【請求項17】 入力信号により表示される論理状態の検出装置を備える半導体集積回路において、以前に受信された入力信号電圧に基づいて基準電圧を発生する基準信号発生回路と、現在の受信された入力信号により表示される論理状態を前記基準電圧に基づいて決める決定回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。 【請求項18】 前記基準信号発生回路は、前記以前に受信された入力信号電圧と固定基準電圧とに基づいて前記基準電圧を発生することを特徴とする請求項17に記載の半導体集積回路。 【請求項19】 前記固定基準電圧を発生する固定基準電圧発生器をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載の半導体集積回路。 【請求項20】 入力信号により表示される論理状態の検出装置を備える半導体集積回路において、以前に受信された入力信号電圧と固定基準電圧との電荷分配された電圧として基準電圧を発生する基準信号発生回路と、現在の受信された入力信号電圧により表示される論理状態を前記基準電圧に基づいて決める決定回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。 【請求項21】 前記基準信号発生回路は、外部から発生された固定基準信号を受信することを特徴とする請求項20に記載の半導体集積回路。 【請求項22】 前記決定回路は、受信された入力信号電圧が前記基準電圧より高い時に前記論理状態をハイ状態と決め、受信された入力信号電圧が前記基準電圧より低い時に前記論理状態をロー状態と決めることを特徴とする請求項20に記載の半導体集積回路。 【請求項23】 第1クロック信号によって入力信号をサンプリングし、第1入力信号電圧を発生する第1サンプラと、前記第1クロック信号と逆相である第2クロック信号によって前記入力信号をサンプリングし、第2入力信号電圧を発生する第2サンプラとをさらに備え、前記基準信号発生回路は、前記第1クロック信号によって、前記第2入力信号電圧に基づいた第1基準電圧を発生し、前記第2クロック信号によって、前記第1入力信号電圧に基づいた第2基準電圧を発生し、前記決定回路は、前記第1入力信号電圧と前記第1基準電圧とを比較することにより、前記第1入力信号電圧で表示される第1論理状態を決め、前記第2入力信号電圧と前記第2基準電圧とを比較することにより、前記第2入力信号電圧で表示される第2論理状態を決めることを特徴とする請求項20に記載の半導体集積回路。 【請求項24】 前記基準信号発生回路は、前記第2入力信号電圧及び固定基準電圧の電荷分配された電圧として前記第1基準電圧を発生する第1平均回路と、前記第1入力信号電圧及び前記固定基準電圧の電荷分配された電圧として前記第2基準電圧を発生する第2平均回路とを有することを特徴とする請求項23に記載の半導体集積回路。 【請求項25】 前記決定回路は、前記第1入力信号電圧が前記第1基準電圧より大きい時に前記第1論理状態をハイ状態と決め、前記第1入力信号電圧が前記第1基準電圧より小さい時に前記第1論理状態をロー状態と決める第1比較器と、前記第2入力信号電圧が前記第2基準電圧より大きい時に前記第2論理状態をハイ状態と決め、前記第2入力信号電圧が前記第2基準電圧より小さい時に前記第2論理状態をロー状態と決める第2比較器と、を有することを特徴とする請求項24に記載の半導体集積回路。 【請求項26】 前記第1クロック信号及び前記第2クロック信号を発生するクロック信号発生器をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載の半導体集積回路。 【請求項27】 前記第1サンプラ、前記第2サンプラ及び前記基準信号発生回路は、外部から発生された第1クロック信号及び第2クロック信号を受信することを特徴とする請求項23に記載の半導体集積回路。 【請求項28】 入力信号により表示される論理状態の検出装置を備える半導体集積回路において、固定基準電圧を受け取り、前記固定基準電圧を調整し、調整基準電圧を発生する基準信号発生回路と、受信された入力信号電圧により表示される論理状態を前記調整基準電圧に基づいて決める決定回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。 【請求項29】 前記基準信号発生回路は、以前に受信された入力信号電圧に基づいて前記固定基準電圧を調整することを特徴とする請求項28に記載の半導体集積回路。 【請求項30】 前記基準信号発生回路は、前記固定基準電圧と前記以前に受信された入力信号電圧とを電荷分配することにより、前記固定基準電圧を調整することを特徴とする請求項29に記載の半導体集積回路。 【請求項31】 前記固定基準電圧を発生する固定基準信号発生器をさらに備えることを特徴とする請求項29に記載の半導体集積回路。 【請求項32】 前記基準信号発生回路は、外部から発生された固定基準電圧を受信することを特徴とする請求項29に記載の半導体集積回路。 【請求項33】 前記決定回路は、前記受信された入力信号電圧が前記調整基準電圧より大きい時に前記論理状態をハイ状態と決め、前記受信された入力信号電圧が前記調整基準電圧より小さい時に前記論理状態をロー状態と決めることを特徴とする請求項28に記載の半導体集積回路。 【請求項34】 第1クロック信号のハイ区間の間に入力信号をサンプリングして第1入力信号電圧を発生する第1サンプラと、前記第1クロック信号と逆相である第2クロック信号のハイ区間の間に前記入力信号をサンプリングして第2入力信号電圧を発生する第2サンプラとをさらに備え、前記基準信号発生回路は、前記第1クロック信号のハイ区間の間に前記第2入力信号電圧に基づいて前記固定基準電圧を調整して第1調整基準電圧を生成し、前記第2クロック信号のハイ区間の間に前記第1入力信号電圧に基づいて前記固定基準電圧を調整して第2調整基準電圧を生成し、前記決定回路は、前記第1入力信号電圧と前記第1調整基準電圧とを比較することにより、前記第1入力信号電圧により表示される第1論理状態を決め、前記第2入力信号電圧と前記第2調整基準電圧とを比較することにより、前記第2入力信号電圧により表示される第2論理状態を決めることを特徴とする請求項28に記載の半導体集積回路。 【請求項35】 前記基準信号発生回路は、前記固定基準電圧及び前記第2入力信号電圧を電荷分配することにより前記固定基準電圧を調整して前記第1調整基準電圧を生成する第1平均回路と、前記固定基準電圧及び前記第1入力信号電圧を電荷分配することにより前記固定基準電圧を調整して前記第2調整基準電圧を生成する第2平均回路とを有することを特徴とする請求項34に記載の半導体集積回路。 【請求項36】 前記決定回路は、前記第1入力信号電圧が前記第1調整基準電圧より大きい時に前記第1論理状態をハイ状態と決め、前記第1入力信号電圧が前記第1調整基準電圧より小さい時に前記第1論理状態をロー状態と決める第1比較器と、前記第2入力信号電圧が前記第2調整基準電圧より大きい時に前記第2論理状態をハイ状態と決め、前記第2入力信号電圧が前記第2調整基準電圧より小さい時に前記第2論理状態をロー状態と決める第2比較器と、を有することを特徴とする請求項35に記載の半導体集積回路。 【請求項37】 前記第1クロック信号及び前記第2クロック信号を発生するクロック信号発生器をさらに備えることを特徴とする請求項34に記載の半導体集積回路。 【請求項38】 前記第1サンプラ、前記第2サンプラ及び前記基準信号発生回路は、外部から発生された第1クロック信号及び第2クロック信号を受信することを特徴とする請求項34に記載の半導体集積回路。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、データ信号を受信する装置及び方法に関するものであり、さらに具体的には、高速の半導体集積回路装置などに適切に適用される入力信号の論理状態の検出方法及び半導体集積回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一つの半導体集積回路装置から他の一つの半導体集積回路装置にデータ信号が伝送される時、受信側の半導体集積回路装置は、典型的に一定の電圧の固定された基準信号を用いて、受信されたデータ信号の電圧レベルまたは論理状態(すなわちデータ値)を識別する。例えば、半導体集積回路装置の伝送部が図1に示した波形の信号を伝送し、その集積回路装置の受信部が図2に示したような波形の信号を受信する場合、受信部は、受信信号の電圧レベルと固定された基準電圧レベルREFとを比較することによって、受信信号で表示されるデータ値(‘0’または‘1’)を識別する。 【0003】電気信号の伝送速度が増加することによって、受信された電気信号での電圧レベル変化間の差が減少する。これは、受信されたデータ信号の電圧レベルと基準信号の電圧レベルとの間の差が小さくなる結果を招来し、受信信号の論理状態を識別することを困難にする。また、雑音などにより受信信号の中間電圧レベルが伝送信号の電圧レベルと同一ではない時に、受信信号のデータ値が誤認識された可能性が高い。具体的に、例えば図2において、■から■の部分で誤認識の可能性が非常に高い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、伝送速度、信号減殺率及び雑音と関係なく、受信信号のデータ値を正確に識別または検出できる入力信号の論理状態の検出方法を提供することにある。本発明の他の目的は、受信信号のデータ値を正確に識別または検出できる半導体集積回路を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するための本発明の請求項1記載の入力信号の論理状態の検出方法は、入力信号により表示される論理状態の検出方法において、入力信号電圧を受信する段階Aと、以前に受信された入力信号電圧に基づいて基準電圧を発生する段階Bと、発生された基準電圧に基づいて、受信された入力信号電圧の論理状態を決める段階Cとを含む。 【0006】請求項9記載の入力信号の論理状態の検出方法は、固定基準電圧を受信する段階Aと、固定基準電圧を調整し、調整基準電圧を発生する段階Bと、受信された入力信号電圧で表示される論理状態を調整基準電圧に基づいて決める段階Cとを含む。 【0007】また、上述の課題を解決するための本発明の請求項17記載の半導体集積回路は、入力信号により表示される論理状態の検出装置を備える半導体集積回路において、以前に受信された入力信号電圧に基づいて基準電圧を発生する基準信号発生回路と、現在の受信された入力信号により表示される論理状態を基準電圧に基づいて決める決定回路とを備える。 【0008】請求項20記載の半導体集積回路は、入力信号により表示される論理状態の検出装置を備える半導体集積回路において、以前に受信された入力信号電圧と固定基準電圧との電荷分配された電圧として基準電圧を発生する基準信号発生回路と、現在の受信された入力信号電圧により表示される論理状態を基準電圧に基づいて決める決定回路とを備える。 【0009】請求項28記載の半導体集積回路は、入力信号により表示される論理状態の検出装置を備える半導体集積回路において、固定基準電圧を受け取り、固定基準電圧を調整し、調整基準電圧を発生する基準信号発生回路と、受信された入力信号電圧により表示される論理状態を調整基準電圧に基づいて決める決定回路とを備える。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、添付した図を参照して、本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。図3は、本発明の一実施例による入力信号の論理状態の検出方法に利用される受信装置の回路構成を概略的に示すブロック図であり、図4は、本発明の一実施例による入力信号の論理状態の検出方法を説明するための波形図である。 【0011】図3を参照すると、受信装置100は外部から提供されるクロック信号CLK(以下、“外部クロック信号”)に同期されて内部的に第1及び第2クロック信号CLK1、CLK2(以下、“第1及び第2内部クロック信号“)を発生するクロック発生器110を備える。図5に示したように、第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2は、それらの位相が相互に反対である相補的な信号である。一方、受信装置100は、外部からクロック信号CLK1、CLK2が供給されてもよく、この場合、受信装置100においてクロック発生器110は不要である。 【0012】受信装置100は固定基準信号発生器120を備える。この固定基準信号発生器120は所定の固定電圧レベルの固定基準信号REFを内部的に発生する。一方、受信装置100は外部から前記固定基準信号REFが供給されてもよく、この場合、受信装置100は固定基準信号発生器120を必要としない。 【0013】また、受信装置100はデータ受信ユニット130を備え、このデータ受信ユニット130はデータ信号DATAを前記第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2に同期してサンプリングする。第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2の周波数は、外部クロック信号CLKのそれと同一、または外部クロック信号CLKの周波数の二倍でありうる。この二つの場合において、データは第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2のライジングエッジ(またはフォーリングエッジ)毎に同期されてデータ受信ユニット130に提供され、これによって、外部クロック信号CLKのサイクル毎にデータ受信ユニット130が2個または4個のデータを受け取ることが可能である。 【0014】また、第1または第2内部クロック信号(CLK1またはCLK2)の周波数が外部クロック信号CLKの周波数の4倍または8倍でありうる。この場合には、外部クロック信号のサイクル毎にデータ受信ユニット130が外部から4個または8個のデータを受け取ることが可能である。 【0015】以後、説明の簡略化のため、ここでは第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2の周波数が外部クロック信号CLKのそれと同一であり、データが外部クロック信号CLKのライジングエッジに同期されてデータ受信ユニット130に提供される場合を説明する。しかし、本発明は、これに限定されない。本発明はSDR(Single Date Rate)、QDR(Quadruple Date Rate)、ODR(Octuple Date Rate)などの半導体集積回路装置にも適用可能である。 【0016】データ受信ユニット130は第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2に同期されて固定基準信号REFをサンプリングする。このようにサンプリングされた固定基準信号を部分的に用いて、現在のデータビット区間から受信されたデータ信号DATAの電圧レベルを識別する。データ受信ユニット130の出力DQは半導体メモリ集積回路などのような機能回路140と連結される。 【0017】外部データ処理システム(図示しない)から伝送されるデータ信号DATAは1.2Vから1.6Vの範囲でスイングする信号でありうるが、本発明は、この範囲に限定されない。データ信号DATAは外部クロック信号CLKのライジング及びフォーリングエッジに同期されて外部出力駆動器により駆動される。データ受信ユニット130は第1内部クロック信号CLK1のライジングエッジに同期されてデータ信号DATAの奇数番目のデータを受け取り、第2内部クロック信号CLK2のライジングエッジに同期されてデータ信号DATAの偶数番目のデータを受け取る。固定された基準信号REFの電圧レベルは、受信されたデータ信号の電圧範囲の中間値であることが望ましい。 【0018】図3に示したように、データ受信ユニット130はサンプリング回路10、このサンプリング回路10に連結される基準信号発生回路20、前記サンプリング回路10と前記基準信号発生回路20に連結される決定回路26、この決定回路26に連結されるラッチ回路32、ならびにラッチ回路32に連結される選択回路38を含む。 【0019】サンプリング回路10は第1から第4サンプラ12、14、16、18を備える。第1及び第4サンプラ12、18は第1内部クロック信号CLK1のハイ区間の間に、データ信号DATAと固定基準信号REFを各々サンプリングする。第2及び第3サンプラ14、16は、第2内部クロック信号CLK2のハイ区間の間に、データ信号DATAと固定基準信号REFを各々サンプリングする。したがって、第1サンプラ12はデータ信号DATA上の奇数番目のデータをサンプリングし、第2サンプラ14はデータ信号DATA上の偶数番目のデータをサンプリングする。第3及び第4サンプラ16、18は第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2のハイ区間の間に、固定基準信号REFを交互にサンプリングする。 【0020】基準信号発生回路20は第1平均回路22と第2平均回路24で構成される。第1内部クロック信号CLK1のハイ区間の間に、第1平均回路22は第2サンプラ14により第2内部クロック信号CLK2のハイ区間の間にサンプリングされたデータd2を入力する。また、第1内部クロック信号CLK1のハイ区間の間に、第1平均回路22は第3サンプラ16により第2内部クロック信号CLK2のハイ区間の間にサンプリングされた基準信号ref1を入力する。第1平均回路22は第1内部クロック信号CLK1に同期されて第1調整基準信号VREFoを出力する。第1調整基準信号VREFoは第1内部クロック信号CLK1のハイ区間の間に、第1サンプラ12によりサンプリングされた奇数番目のデータd1の論理レベルを識別するための基準信号として用いられる。 【0021】第2内部クロック信号CLK2のハイ区間の間に、第2平均回路24は第1サンプラ12により第1内部クロック信号CLK1のハイ区間の間にサンプリングされたデータd1を入力する。また、第2内部クロック信号CLK2のハイ区間の間に、第2平均回路24は第4サンプラ18により第1内部クロック信号CLK1のハイ区間の間にサンプリングされた基準信号ref2を入力する。第2内部クロック信号CLK2の間に第2平均回路24には、第2内部クロック信号CLK2より先行する第1内部クロック信号CLK1の間に第1サンプラ12によりサンプリングされたデータd1と、第2内部クロック信号CLK2より先行する第1内部クロック信号CLK1の間に第4サンプラ18によりサンプリングされた基準信号ref2とが供給される。第2平均回路24は第2内部クロック信号CLK2に同期されてサンプリングされたデータd1とサンプリングされた基準信号ref2とを電荷分配することによって、第2調整基準信号VREFeを出力する。第2調整基準信号VREFeは第2内部クロック信号CLK2のハイ区間の間に、第2サンプラ14によりサンプリングされた偶数番目のデータd2の論理レベルを識別するための基準信号として用いられる。 【0022】第1調整基準信号VREFoの電圧レベルは、以前のデータビット区間で第2サンプラ14によりサンプリングされたデータ信号の電圧レベルによって変わり、第2調整基準信号VREFeの電圧レベルも以前のデータビット区間で第1サンプラ12によりサンプリングされたデータ信号の電圧レベルによって変わる。すなわち、受信装置100は、現在のデータビット区間でサンプリングされたデータの論理レベル(または値)を識別するために、以前のデータビット区間で入力されたデータの電圧レベルによって、動的に可変される第1または第2調整基準信号(VREFoまたはVREFe)を用いる。 【0023】決定回路26は、第1または第2の内部クロック信号(CLK1またはCLK2)の現在のサイクルでサンプリングされたデータ信号(d1またはd2)と基準信号発生回路20から出力される第1または第2調整基準信号(VREFoまたはVREFe)とを比較して、受信データ信号DATAの論理レベル(“0”または“1”)を識別する。決定回路26は第1及び第2比較器28、30で構成される。第1比較器28の正入力端子+には第1サンプラ12の出力d1が提供され、その負入力端子−には第1平均回路22の出力VREFoが提供される。第2比較器30の正入力端子+には第2サンプラ14の出力d2が提供され、その負入力端子−には第2平均回路24の出力VREFeが提供される。 【0024】ラッチ回路32は第1及び第2ラッチ34、36で構成される。第1及び第2ラッチ34、36は第1及び第2比較器28、30の出力OCP1、OCP2を各々ラッチする。前記ラッチ34、36はインバーターまたはプリッフフロップで構成される。 【0025】受信装置100は2x1マルチプレクサのような選択回路38をさらに備える。選択回路の一入力端子IN1は第1ラッチ34の出力DQoと連結され、その他の入力端子IN2は第2ラッチ36の出力DQeと連結される。選択回路38の選択端子SELでは、例えば第1内部クロック信号CLK1が提供される。一方、選択回路38の選択端子SELに第2内部クロック信号CLK2または他の別個のクロック信号が提供されてもよいことは、この技術分野に対する通常的な知識を有する者であればよく理解できる。選択回路38の出力DQはデータ貯蔵、情報処理などと、特定の機能を有する機能回路140に提供される。選択回路38は受信されたデータDATAと同一のデータ列であるデータDQとして選択されたラッチ出力を機能回路140に提供する。具体的に、選択回路38は第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2に同期されてサンプリングされた奇数番目のデータと偶数番目のデータを交互にマルチプレクシングすることによって、受信されたデータDATAと同一の列のデータDQを機能回路140に提供する。 【0026】受信装置100は、固定基準信号VRERに代えて、以前の入力信号の電圧レベルによって、適応的に変わる調整された基準信号を用いて入力信号レベルを識別する。この調整された基準信号は図4において、点線と水平線部分で表示されたように変わる。したがって、受信装置100は伝送速度が高く雑音発生が多い場合にも、受信された信号の論理レベルを正確に識別できる。 【0027】図6は図3に示したサンプリング回路10及び基準信号発生回路20の具体的な回路図である。図6を参照すると、第1から第4サンプラ12、14、16、18は、各々一つのスイッチ素子と一つのキャパシタとで構成される。この実施例において、キャパシタは、それらの間の電荷分配時に、サンプリングされた電圧の平均電圧を生成するように、同一の容量を有する。しかし、多様な実施例において、各キャパシタの容量は相違にすることができる。この場合、電荷分配の結果は、単純に各キャパシタによりサンプリングされた電圧の平均にはならない。第1サンプラ12において、スイッチ素子50の第1端子は受信されたデータ信号DATAと連結され、その第2端子は第1比較器28の正入力端子+と連結される。スイッチ素子50は第1内部クロック信号CLK1に応答してオン/オフされる。キャパシタ62の第1端子はスイッチ素子50の第2端子と連結され、その第2端子は接地される。 【0028】第2サンプラ14において、スイッチ素子54の第1端子は受信されたデータ信号DATAと連結され、その第2端子は第2比較器30の正入力端子+と連結される。スイッチ素子54は第2内部クロック信号CLKに応答してオン/オフされる。キャパシタ66の第1端子はスイッチ素子54の第2端子と連結され、その第2端子は接地される。 【0029】第3サンプラ16において、スイッチ素子52の第1端子は固定基準電圧REFと連結され、その第2端子は第1比較器28の負入力端子−と連結される。スイッチ素子52は第2内部クロック信号CLK2に応答してオン/オフされる。キャパシタ68の第1端子はスイッチ素子52の第2端子と連結され、その第2端子は接地される。 【0030】第4サンプラ18において、スイッチ素子56の第1端子は固定基準信号REFと連結され、その第2端子は第2比較器30の負入力端子−と連結される。スイッチ素子56は第1内部クロック信号CLK1に応答してオン/オフされる。キャパシタ68の第1端子はスイッチ素子56の第2端子と連結され、その第2端子は接地される。 【0031】基準信号発生回路20内の第1平均回路22及び第2平均回路24は、各々一つのスイッチ素子で構成される。第1平均回路22において、スイッチ素子58の第1端子は第1比較器28の負入力端子−と連結され、その第2端子は第2比較器30の正入力端子+と連結される。スイッチ素子58は第1内部クロック信号CLK1に応答してオン/オフされる。 【0032】第2平均回路24において、スイッチ素子60の第1端子は第2比較器30の負入力端子−と連結され、その第2端子は第1比較器28の正入力端子+と連結される。スイッチ素子60は第2内部クロック信号CLK2に応答してオン/オフされる。 【0033】以上のような構成を有するサンプリング回路10及び基準信号発生回路20において、スイッチ素子は、MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタなどのような半導体素子で実現できる。図7は第1または第2内部クロック信号(CLK1またはCLK2)に同期されて‘1001011’のデータ信号DATAが受信される場合に、図6に示した回路部品から入出力される信号の波形図である。図7を参照すると、第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2は外部クロック信号CLKに同期されて動作するクロック発生器110から生成される。第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2は互いに逆相である(すなわち、反対の位相を有する)相補的な信号である。データ信号DATAは第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2に同期される。 【0034】図7に対する詳細な説明の前に、‘1001011’のデータ信号DATAが受信される前の初期状態において、図6に示したキャパシタ62、66は論理ハイ、または論理‘1’電圧(例えば、約1.6V)に充電されており、キャパシタ64、68の固定基準電圧REF(例えば、約1.4V)に充電されていると仮定する。 【0035】図6及び図7を参照すると、先ず、第1内部クロック信号CLK1が活性状態にある間に、スイッチ素子50、56、58がスイッチ−オン状態にある一方、スイッチ素子52、54、60はスイッチ−オフ状態にある。したがって、第1(または奇数番目)データ‘1’(1.6V)がスイッチ素子50を通じてキャパシタ62に充電されると同時に、固定基準電圧REF(1.4V)もスイッチ素子56を通じてキャパシタ68に充電される。キャパシタ62に充電された電圧d1は第1比較器28の正入力端子+に提供される。この時に、キャパシタ64とキャパシタ66はスイッチ素子58により相互に電気的に連結される。その結果、第1比較器28の負入力端子−に提供される第1調整基準電圧VREFoは、キャパシタ64に充電された基準電圧ref1(=固定基準電圧REF)とキャパシタ66に充電された電圧d2との平均電圧、例えば(ref1+d2)/2=1.5Vと同一になる。したがって、第1比較器28は第1データ‘1’の論理ハイレベル1.6Vを正確に識別し、このように識別されたレベルはラッチ34により論理ハイレベルDQo(約2.5V)に維持される。 【0036】次に、第2内部クロック信号CLK2が活性状態になると、スイッチ素子50、56、58がスイッチ−オフされる一方、スイッチ素子52、54、60はスイッチ−オンされる。したがって、固定された基準電圧REF(1.4V)がスイッチ素子52を通じてキャパシタ64に充電されると同時に、第2(または偶数番目)データ‘0’(例えば、約1.2V)がスイッチ素子54を通じてキャパシタ66に充電される。キャパシタ66に充電された電圧d2は第2比較器30の正入力端子+に伝達される。この時に、キャパシタ62とキャパシタ68はスイッチ素子60により相互に電気的に連結されるので、第2比較器30の負入力端子−に提供される第2調整基準電圧VREFeはキャパシタ62に充電された電圧d1とキャパシタ68に充電された基準電圧ref2(=固定された基準電圧REF)との平均電圧、例えば(d1+ref2)/2=1.5Vと同一になる。したがって、第2比較器30は第2データ‘0’の論理ローレベル1.2Vを正確に検出し、このように検出されたレベルはラッチ36により論理ローレベルDQe(約0V)に維持される。 【0037】以後にも、スイッチ素子50、52、54、56、58、60は第1及び第2内部クロック信号CLK1、CLK2に同期されて上述したスイッチング動作を繰り返すことによって、残りのデータ‘01011’の正確な識別が可能になるようにする。 【0038】上述したように、スイッチング動作によると、第1ラッチ34は奇数番目のデータ‘1001’を順次にラッチし、第2ラッチ36は偶数番目のデータ‘011’を順次にラッチする。以上のように、受信装置100は、現在のデータビット区間でサンプリングされたデータの論理状態(または値)を識別することにおいて、以前のデータビット区間から受信された入力信号DATAのレベルにより可変する第1または第2基準信号(VREFoまたはVREFe)を用いる。したがって、受信装置100は伝送速度及び雑音に関係なく、受信信号データ値の識別の正確性を高めることができる。 【0039】一変形例として、決定回路26の出力に選択回路38の入力が連結され、選択回路38の出力にラッチ回路32の入力が連結されてもよい。この場合に、ラッチ回路32は一つのラッチのみで構成できる。他の変形例において、受信装置100は、選択回路38に代えて並列−直列変換器を備えることもできる。並列−直列変換器の並列入力はラッチ回路32の出力に連結される。 【0040】図8は、本発明の一実施例による半導体集積回路装置を概略的に示す図面である。半導体集積回路装置2は半導体メモリ装置またはマイクロプロセッサでありうる。複数のデータラインDATA−DATAnを備える。本実施例の半導体集積回路装置2は、他の一つの半導体集積回路装置である送信装置1からクロック信号が供給される。 【0041】図8を参照すると、半導体集積回路装置2は、クロック発生器110、基準信号発生器120、ならびに複数のデータ受信ユニット(130−1から130−n)を備える。クロック発生器110と基準信号発生器120は、図3のそれと同一の回路構成を各々有する。また、データ受信ユニット(130−1から130−n)も各々図3のデータ受信ユニット130と同一の回路構成を有する。 【0042】半導体集積回路装置2は、外部から第1及び第2クロック信号CLK1、CLK2が供給されてもよく、この場合、クロック発生器110は不要である。また、半導体集積回路装置2は、外部から固定基準信号REFが供給されてもよく、この場合、基準信号発生器120は不要である。 【0043】 【発明の効果】本発明によると、現在のデータビット区間でサンプリングされたデータの論理レベル(またはデータ値)を識別することにおいて、以前のデータビット区間から受信された入力信号の電圧レベルによって可変する調整基準信号を用いることによって、データ伝送速度及び雑音に関係なく、入力信号により表示されるデータ値の識別の正確性を高めることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390019839 【氏名又は名称】三星電子株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年8月30日(2002.8.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093779 【弁理士】 【氏名又は名称】服部 雅紀
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| 【公開番号】 |
特開2003−163705(P2003−163705A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月6日(2003.6.6) |
| 【出願番号】 |
特願2002−253434(P2002−253434) |
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