| 【発明の名称】 |
回転型トランスフォーマおよび回転型トランスフォーマを使用した非接触による回路間電送方式 |
| 【発明者】 |
【氏名】原田 武史 【住所又は居所】静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】全体形状を小型化すると共に、コア形状を単純にして厳しい加工精度および組み付け精度を要求されない回転型トランスフォーマを形成する。
【解決手段】軸方向断面がほぼU字形状に形成された環状の磁性素材からなるポット型コア102Aと、ポット型コア102Aの径方向の幅を半径方向の幅とした環状の磁性素材からなる円盤型コア104A、ポット型コア102Aの脚部102a、102bの一内周面に環状に配置した一次コイル114と、円盤型コア104Aに、一次コイル114と所定間隙を設けて対向する位置に環状に配置した二次コイル116とを備え、二次コイル116をポット型コア102Aの脚部102a、102b間に臨ませ、円盤型コア104Aおよびポット型コア102Aを互いに相互回転可能に配置して回転型トランスフォーマを形成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 軸方向断面がほぼU字形状に形成された環状の磁性素材からなるポット型コアと、このポット型コアの径方向の幅を半径方向の幅とした環状の磁性素材からなる円盤型コア、前記ポット型コアの脚部の一内周面に環状に配置した一次コイルと、前記円盤型コアに、前記一次コイルと所定間隙を設けて対向する位置に環状に配置した二次コイルとを備え、前記二次コイルを前記ポット型コアの脚部間に臨ませ、円盤型コアおよびポット型コアを互いに相互回転可能に配置して構成したことを特徴とする回転型トランスフォーマ。 【請求項2】 軸方向断面がほぼU字形状に形成された環状の磁性素材からなるポット型コアと、このポット型コアの径方向の幅を半径方向の幅とした環状の磁性素材からなる円盤型コア、前記ポット型コアの脚部の一内周面に環状に配置した一次コイルと、前記円盤型コアに、前記一次コイルと所定間隙を設けて対向する位置に環状に配置した二次コイルとを備え、前記二次コイルを前記ポット型コアの脚部間に臨ませ、円盤型コアおよびポット型コアを互いに相互回転可能に配置して回転型トランスフォーマ構成し、前記ポット型コアを、電源部に一次コイルの端部を接続する一次側制御回路に備え付け、前記円盤型コアをその中空部に挿通するシャフトに固定すると共に、二次コイルの端部を前記シャフトに固定された二次側制御回路の電源部に接続し、前記各制御回路間で前記回転型トランスフォーマを介して電力または電気信号を非接触で電送することを特徴とする回転型トランスフォーマを使用した非接触による回路間電送方式。 【請求項3】 前記一次側制御回路は、一次コイルに印加される交流信号を制御信号で変調して二次コイルに電磁誘導して二次側制御回路に電送することを特徴とする請求項2に記載の回転型トランスフォーマを使用した非接触による回路間電送方式。 【請求項4】 一次側制御回路および二次側制御回路の少なくとも一方の制御回路は、外部信号による電磁誘導にて発生した電圧にて信号発生回路を起動して交流信号を発生し、この交流信号を回転型トランスフォーマにより他方の制御回路に電送することを特徴とする請求項2に記載の回転型トランスフォーマを使用した非接触による回路間電送方式。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、相互に相対回転する2つの部材に配置した電気回路間で非接触にて電力あるいは電気信号を電送する非接触による回路間電送方式に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来このような方式により回路間で電力あるいは電気信号を電送する手段として、例えば特開平8−51041号公報に記載されているように回転型トランスフォーマがある。この回転型トランスフォーマ100は図6に示すように軸方向断面がほぼU字形状に形成された環状の強磁性素材からなる一次ステータ102と、同じく軸方向断面がU字形状に形成された環状の強磁性素材からなり、前記一次ステータ102の脚部108とその脚部106とを組み合わせた二次ロータ104と、巻線の軸線が一次ステータ102の軸線に一致し、前記ステータU字形状の脚部112の一方に受入れられている一次コイル114と、巻線の軸線が前記二次ロータ104の軸線に一致しており、前記U字形状ロータの脚部106の一方に受け入れられ、前記一次コイル114と共通の軸方向位置に配置されている二次コイル116とを有している。 【0003】そして、一次ステータ102および二次ロータ104におけるU字形状の半径方向内側および外側の脚部108−106,110−112が、それぞれ一次ステータ102および二次ロータ104間の磁束を形成するために半径方向内側および外側のエアギャップG1,G2を形成しており、一次ステータ102および二次ロータ104は相互に相対回転可能に配置されている。 【0004】このような構成の回転型トランスフォーマ100において、一次ステータ102を図示しない車両の固定コラムに取付、この固定コラムに挿通した図示しないステアリングシャフトに二次ロータ104を取り付ける。そして、一次ステータ102より二次ロータ104に電磁誘導された交流電圧を電源電圧としてステアリングシャフトに取り付けられたステアリングホィールに装着された電子回路で受電することで、固定コラムよりステアリングホィールの回転と共に回転する電子回路に非接触で電力が電送され、例えばステアリングホィールに装着したエアバッグを起動することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の回転型トランスフォーマは以上のように一次コイル、二次コイルを配置した一次ステータと二次ロータはそれぞれ個々の断面U字型形状のコアに配置され、これらコアを一次コイルと二次コイルとが対向するように交互に噛み合わせて構成するため全体形状が大型化すると共に、最適電力特性を得るには各コイルと対向するコアとのギャップ長精度が要求され、この要求を満たすためにはコアの加工精度および組み付け精度等が厳しくなり製造コストが上がるという問題点がある。 【0006】この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、コア形状が単純でしかも小型化され、厳密な加工精度や組み付け精度を要求されない回転型トランスフォーマおよび回転型トランスフォーマを使用した非接触による回路間電送方式を得ることを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明に係る回転型トランスフォーマ100Aは図1に示すように、軸方向断面がほぼU字形状に形成された環状の磁性素材からなるポット型コア102Aと、このポット型コア102Aの径方向の幅を半径方向の幅とした環状の磁性素材からなる円盤型コア104A、前記ポット型コア102Aの脚部102a、102bの一内周面に環状に配置した一次コイル114と、前記円盤型コア104Aに、前記一次コイル114と所定間隙を設けて対向する位置に環状に配置した二次コイル116とを備え、前記二次コイル116を前記ポット型コア102Aの脚部102a、102b間に臨ませ、円盤型コア104Aおよびポット型コア102Aを互いに相互回転可能に配置して構成したものである。この発明によれば、内周面に環状に一次コイル114を配置した断面U字形状のポット型コア102Aの脚部102a、102b間を、環状に二次コイル116を配置した円盤型コア104Aで同軸状に覆い、一次コイル114と二次コイル116とを所定間隙を設けて対向配置させることで、全体平面の大きさが円盤型コア104Aの平面形状とほぼ同等のポット型コア102Aの軸方向の厚みに収まる回転型トランスフォーマ100Aを構成できる。 【0008】この発明に係る回転型トランスフォーマ100Aを使用した非接触による回路間電送方式は、軸方向断面がほぼU字形状に形成された環状の磁性素材からなるポット型コア102Aと、このポット型コア102Aの径方向の幅を半径方向の幅とした環状の磁性素材からなる円盤型コア104A、前記ポット型コア102Aの脚部102a、102bの一内周面に環状に配置した一次コイル114と、前記円盤型コア104Aに、前記一次コイル114と所定間隙を設けて対向する位置に環状に配置した二次コイル116とを備え、前記二次コイル116を前記ポット型コア102Aの脚部102a、102b間に臨ませ、円盤型コア104Aおよびポット型コア102Aを互いに相互回転可能に配置して回転型トランスフォーマ100Aを構成し、前記ポット型コア102Aを、図2に示すように電源部に一次コイル114の端部を接続する一次側制御回路CTR1に備え付け、前記円盤型コア104Aをその中空部に挿通するシャフトに固定すると共に、二次コイル116の端部を前記シャフトに固定された二次側制御回路CTR2の電源部に接続し、前記各制御回路CTR1,CTR2間で前記回転型トランスフォーマ100Aを介して電力または電気信号を非接触電送する。この発明によれば、本発明に係る回転型トランスフォーマ100Aを介して固定系と回転系のそれぞれに配置した制御回路CTR1,CTR2間で電力または電気信号を非接触にて電送させる。 【0009】この発明に係る回転型トランスフォーマを使用した非接触による回路間電送方式では、一次側制御回路CTR1は一次コイル114に印加される交流信号を制御信号で変調して二次コイル116に電磁誘導して二次側制御回路CTR2に電送する。この発明によれば、回転型トランスフォーマ100Aを用いて交流電力の電送を行うだけでなく、一次側制御回路CTR1で発生した制御信号で所定周波数の交流信号を変調して得た被変調波を一次コイル114より二次コイル116に電磁誘導して二次側制御回路CTR2に送り、そこで被変調波を復調して元制御信号を取り出し回転系側での制御動作に供する。 【0010】この発明に係る回転型トランスフォーマ100Aを使用した非接触による回路間電送方式では、一次側制御回路CTR1および二次側制御回路CTR2の少なくとも一方の制御回路は、外部信号による電磁誘導にて発生した電圧にて信号発生回路を起動して交流信号を出力し、この交流信号を回転型トランスフォーマ100Aにより他方の制御回路に電送する。この発明によれば、外部から電源供給を受けない一次側制御回路CTR1あるいは二次側制御回路CTR2に高周波信号を送り電磁誘導にて発生した電圧で信号発生回路を起動させ、この信号発生回路より出力された交流信号を回転型トランスフォーマ100Aにより他方の制御回路に非接触で電送する。 【0011】 【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本実施の形態に係る非接触による回路間電送方式に用いる回転型トランスフォーマの軸方向の断面図である。本実施の形態に係る回転型トランスフォーマ100Aには軸方向の断面形状がほぼU字形状で、U字形状の半径方向外側の脚部102aとこの脚部102aと軸方向に同じ長さの半径方向内側の脚部102bより構成される環状の強磁性体のポット型コア102Aがステータとして設けられている。ポット型コア102Aの脚部102bの内周面にコイルボビン114aにより一次コイル114が巻回されている。 【0012】また、回転型トランスフォーマ100Aは、強磁性体の円盤型コア104Aがポット型コア102Aと同軸状にロータして配置されている。この円盤型コア104Aの裏面には同軸状にコイルボビン116aが形成され、このコイルボビン116aに円周方向に二次コイル116が巻回されている。円盤型コア104Aは二次コイル116が巻回されてコイルボビン116aをポット型コア102Aの脚部102aと102bとの間に臨ませ、一次コイル114と所定間隙を設けて対向するようにポット型コア102Aに同軸状に組み合わされている。 【0013】ここで各コア104A、102Aは、例えばNi−Zn系フェライトやMn−Zn系フェライト等の軟磁性フェライト粉末をナイロンやポリフェニレンスフィルド(pps)等の合成樹脂中に所定量混入したものを環状に成型したものである。尚、各コア104A,102Aは環状に成型された軟磁性フェライト焼結体(例えば、Ni−Zn系フェライトあるいはMn−Zn系フェライト等にバインダ剤を混ぜて焼結したもの)を用いてもよい。各コアはこれら素材に限定されるものでない。 【0014】このような構成の回転型トランスフォーマ100Aにおいて、ポット型コア102Aは図示しないステアリングシャフトに設けたステアリングコラム(固定系)に取り付けられる。このステアリングコラムには一次コイル114に電力を供給あるいは電気信号を入出力する一次側制御回路が設けられている。この一次側制御回路より一次コイル114に電力供給あるいは信号を入出力する。 【0015】円盤型コア104Aは図示しないカップリングを介してステアリングシャフト(回転系)に取り付けられる。円盤型コア104Aに設けられた二次コイル116よりステアリングシャフトに接続されるステアリングホィールに取り付けられた二次側制御回路には、一次コイル114より二次コイル116に電磁誘導された交流電力が供給される。あるいは二次側制御回路は二次コイル116を通して一次コイル114との間で信号入出力を行う。 【0016】図2は本実施の形態における非接触による回路間電送方式を説明する図である。図において、CTR1は、例えば車両前方のエンジンルーム内に設けられた衝撃センサよりセンサ信号を入力し、このセンサ信号に基づいてステアリングホィールに設けたエアバック膨張器に起動信号を交流電圧を出力する一次側制御回路、100Aは一次側制御回路CTR1より出力された交流電圧を一次コイル114より二次コイルに例えば昇圧して電磁誘導する回転型トランスフォーマ、CTR2は二次コイル116に誘導された交流電圧に基づいてエアバック膨張器の起動信号を生成する二次側制御回路である。 【0017】一次側制御回路CTR1は図3に示すようにステアリングコラムにポット型コア102A(図1を参照)を介して固定的に設けられた一次コイル114と配線R,Sにより接続されている。また、二次側制御回路CTR2はステアリングホィールSWに電子回路ECとして設けられている。電子回路ECは、一次コイル114の周囲をステアリングシャフトSSに取り付けられた円盤型コア104Aを介して回転する二次コイル116に配線U,Vが接続されている。 【0018】この様な構成において、衝撃センサ(エアバッグセンサ)が車両の他車両への衝突を検知すると、一次側制御回路CTR1は入力されたセンサ信号に基づいて交流電圧を生成して回転型トランスフォーマ100Aの一次コイル114に印加する。この交流電圧は一次コイル114と二次コイル116との巻線比で決まる値に昇圧され二次コイル116に電磁誘導にて誘起されて二次側制御回路CTR2に送られる。二次側制御回路CTR2は誘起された交流電圧によりエアバッグ膨張器を起動させて瞬時にエアバッグを膨張させる。 【0019】尚、上記説明では、回転型トランスフォーマ100Aは一次コイル114より二次コイル116への電力送電であったが、図4(a)に示すように一次コイル114に印加される所定周波数の交流信号(搬送波)を一次側制御回路CTR1としての変調回路でセンサ信号(変調信号)で変調して、二次コイル116に被変調波として電磁誘導した後、ステアリングホィール側において二次側制御回路CTR2としての復調回路(図4(b))で復調してセンサ信号を取り出してもよい。 【0020】このセンサ信号を各フィルタ(BPF)にかけて周波数を判定してセンサ信号内容を読みだし、センサ信号に応じたランプPL1〜PL4を点灯して異常を報知したり、発振回路を起動して車内無線LANに供してもよい。 【0021】上記説明では回転型トランスフォーマ100Aで電送される信号をアナログ信号としたが、図5(a)に示すように変調回路としての一次側制御回路CTR1に入力されるデータ01010を信号変換回路で、例えばON/OFFパルスであるベースバンド信号に変換した後、ベースバンド信号をミキサに送り、そこで発振器より入力された搬送波を変調して被変調波として回転型トランスフォーマ100Aの一次コイル114に送ってもよい。 【0022】一次コイル114に送られた被変調波は二次コイル116に電磁誘導されて復調部としての二次側制御回路CTR2に送られ、そこでバンドパス(BPF)フィルタにかけられて搬送波周波数以外の周波数成分は除去されて後に、ミキサにおいて搬送波と混合されて復調される。復調された信号はローパスフィルタ(LPF)にかけられて搬送波周波数成分を除去したベースバンド信号を生成して判定回路に入力する。判定回路ではベースバンド信号より[1]、[0]を判定して元データを出力する。また、判定回路は出力されるデータを搬送波再生用同期信号として前記発振器に入力し、ミキサに搬送波を入力させる。出力された元データは、前記同様データに応じたランプPL1〜PL4を点灯して異常を報知したり、発振回路を起動して車内無線LANに供してもよい。 【0023】このようにデータ通信にディジタル無線を用いることで、回転型トランスフォーマ100Aによるデータ送信の際に波形歪みが発生しても受信データを波形整形して[1],[0]を判定することである程度の品質を保ってデータ通信を行うことができる。 【0024】尚、本実施の形態では回転型トランスフォーマ100Aを通して一次側制御回路CTR1より二次側制御回路CTR2に電気信号を送信したが、ステアリングホィールSWに設けた二次側制御回路CTR2中の信号送信回路より回転型トランスフォーマ100Aを通して一次側制御回路に非接触で信号を送信するようにしてもよい。 【0025】この信号送信方法の一例として、ステアリングホィールSWに装着された二次側制御回路CTR2は外部より入力された無線信号による電磁誘導で電源電圧を得たならば、この電源電圧により制御信号発生部を起動させて制御信号を二次コイル116に入力する。二次コイル116は電磁誘導により制御信号を一次コイル114を通して一次側制御回路CTR1に非接触で送ることで、一次側制御回路CTR1は制御信号に基づいて制御対象を動作させる。この場合、制御信号はアナログ信号であってもディジタル信号であってもよい。 【0026】二次側制御回路CTR2は、入力された無線信号に基づいて電源電圧を得ると共に信号内容を判別し、信号内容に応じた制御信号を生成して一次側制御回路CTR1に送り、一次側制御回路CTR1は制御信号内容を判別して内容に基づいて制御対象を動作させるようにしてもよい。ディジタル無線データ通信方式はこの方式に限らず、FSK,PSK,QAM等を用いた他の方式を用いてもよい。 【0027】 【発明の効果】この発明によれば、内周面に環状に一次コイルを配置した断面U字形状のポット型コアの開放部を、環状に二次コイルを配置した円盤型コアで同軸状に覆い一次コイルと二次コイルと所定間隙を対向配置させることで、全体形状が円盤型コアの平面形状とほぼ同等のポット型コアの厚みで収まる回転型トランスフォーマを構成できるため全体形状を小型化できると共に、コア形状が単純なため厳しい加工精度および組み付け精度を要求されず価格を低く抑えることができるという効果がある。 【0028】この発明によれば、本発明に係る小型化された回転型トランスフォーマを介してポット型コアを含む固定系と円盤型コアを含む回転系のそれぞれに配置した制御回路間で電力または電気信号を非接触で電送させる構成としたので、回転型トランスフォーマと周囲の機器との干渉を極力排除して各制御回路間で非接触電送を行うことができるという効果がある。 【0029】この発明によれば、回転型トランスフォーマを用いて交流電力の電送を行うのみならず、一次側制御回路で発生した制御信号で所定周波数の交流信号を変調して得た被変調波を一次コイルより二次コイルに電磁誘導して二次側制御回路に送り、そこで被変調波を復調して元制御信号を取り出し回転系側での制御動作に供することで、二次側制御回路は単一の信号路を通して各種の制御信号を一次側制御回路より受信することができるため、回路の多機能化を図ることができるという効果がある。 【0030】この発明によれば、外部から電源供給を受けない一次側制御回路あるいは二次側制御回路に高周波信号を送り電磁誘導にて発生した電圧で信号発生回路を起動させ、この信号発生回路より出力された交流信号を回転型トランスフォーマにより他方の制御回路に非接触で電送することで、制御回路内に電源部を含むことによる信号送信方向の制約を受けずに双方の制御回路間にて信号の授受を行うことができるという効果がある。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000006895 【氏名又は名称】矢崎総業株式会社 【住所又は居所】東京都港区三田1丁目4番28号
|
| 【出願日】 |
平成13年8月20日(2001.8.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060690 【弁理士】 【氏名又は名称】瀧野 秀雄 (外3名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−59736(P2003−59736A) |
| 【公開日】 |
平成15年2月28日(2003.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2001−248966(P2001−248966) |
|