| 【発明の名称】 |
行動予測システム |
| 【発明者】 |
【氏名】村上 譲司 【住所又は居所】東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 インターネットノード株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測する行動予測システムを実現する。
【解決手段】視聴行動から購買行動を予測する行動予測システムにおいて、嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データが格納される記憶手段と、表示手段と、嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、各被験者の購買履歴データとクラスとの関連ルールと、各被験者の視聴履歴データとクラスとの関連ルールとを導き、2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導いて、視聴行動から購買行動を予測して表示手段に表示させる解析手段とを設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】視聴行動から購買行動を予測する行動予測システムにおいて、嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データが格納される記憶手段と、表示手段と、前記嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、各被験者の前記購買履歴データと前記クラスとの関連ルールと、各被験者の前記視聴履歴データと前記クラスとの関連ルールとを導き、前記2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導いて、視聴行動から購買行動を予測して前記表示手段に表示させる解析手段とを備えたことを特徴とする行動予測システム。 【請求項2】購買行動から視聴行動を予測する行動予測システムにおいて、嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データが格納される記憶手段と、行動予測を表示する表示手段と、前記嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、各被験者の前記購買履歴データと前記クラスとの関連ルールと、各被験者の前記視聴履歴データと前記クラスとの関連ルールとを導き、前記2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導いて、購買行動から視聴行動を予測して前記表示手段に表示させる解析手段とを備えたことを特徴とする行動予測システム。 【請求項3】前記解析手段が、組み込まれたWebサーバ機能によりインターネット上にアンケートのWebページを公開して被験者となる者の嗜好データを収集することを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の行動予測システム。 【請求項4】前記解析手段が、組み込まれたネットワーク通信機能によりインターネットに接続されているクレジット会社のデータベースにアクセスして被験者となる者の購買履歴データを収集することを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の行動予測システム。 【請求項5】前記解析手段が、組み込まれたネットワーク通信機能によりインターネットに接続されているテレビリモコンにアクセスして被験者となる者の視聴履歴データを収集することを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の行動予測システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測する行動予測システムに関し、特に、各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測する行動予測システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の行動予測システムはテレビ番組の視聴履歴データや購買行動の履歴データとをそれぞれ解析して関連付け、視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測するものである。 【0003】図8はこのような従来の行動予測システムの一例を示す構成ブロック図である。図8において1は解析処理を行う解析手段、2及び3は視聴履歴データ及び購買履歴データがそれぞれ格納される記憶手段、4はCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段である。 【0004】記憶手段2及び3は解析手段1に接続され、解析手段1の表示出力は表示手段4に接続される。 【0005】ここで、図8に示す従来例の動作を図9、図10、図11、図12及び図13を用いて説明する。図9は解析手段1の動作を説明するフロー図、図10はテレビ番組の視聴履歴データの一例を示す説明図、図11は視聴履歴データから抽出された視聴回数データを示す説明図、図12は購買履歴データの一例を示す説明図、図13は購買履歴データから抽出された購買回数を示す説明図である。 【0006】図9中”S001”において解析手段1は記憶手段2に格納されている視聴履歴データを読み出し、この視聴履歴データに基づき各テレビ番組の視聴回数を抽出する。 【0007】例えば、視聴履歴データが図10に示す情報であった場合を想定する。図10中”PG01”には視聴された各種テレビ番組が記載され、図10中”WT01”及び”WD01”にはそれぞれのテレビ番組の視聴時間及び視聴日が記載され、図10中”CH01”には当該テレビ番組が放送されたテレビ局のチャンネルが記載されている。 【0008】すなわち、図10に示す視聴履歴データからは、”2002/10/1”に”12チャンネル”の”つり番組”を”17:00〜18:00”の間視聴し、続いて、”4チャンネル”の”野球番組”を”19:00〜21:00”の間視聴したことが分かる。 【0009】ここで、解析手段1は図10に示すような視聴履歴データから各種テレビ番組の視聴回数を抽出して、図11に示すような情報を得る。 【0010】例えば、図11中”PG11”及び”WN11”に示すように視聴されたテレビ番組及びその視聴回数を得る。 【0011】すなわち、図11に示す情報からは”つり番組”を”7回”視聴し、”野球番組”を”2回”視聴していることが分かる。 【0012】図9中”S002”において解析手段1は記憶手段3に格納されている購買履歴データを読み出し、この購買履歴データに基づき各購入品目の購入数を抽出する。 【0013】例えば、視聴履歴データが図12に示す情報であった場合を想定する。図12中”BL21”には購入された購入品目が記載され、図12中”BD21”には当該購入品目の購入日が記載されている。 【0014】すなわち、図12に示す購買履歴データからは、”2002/8/15”に”釣竿”、”釣り針”及び”えさ”がそれぞれ購入され、”2002/9/1”には”ボール”が購入されてたことが分かる。 【0015】ここで、解析手段1は図12に示すような購買履歴データから各購入品目の購入数を抽出して、図13に示すような情報を得る。 【0016】例えば、図13中”BL31”及び”BN31”に示すように購入された購入品目及びその購入数を得る。 【0017】すなわち、図13に示す情報からは”釣竿”が”2回”購入され、”釣り針”及び”えさ”がそれぞれ”5回”購入され、”ボール”が”1回”購入されたことが分かる。 【0018】図9中”S003”において解析手段1は得られた視聴回数及び購入数から視聴行動と購買行動との関連分析を行い、図9中”S004”において購買行動、若しくは、視聴行動の予測を表示手段4上に表示させる。 【0019】例えば、図11及び図13に示す視聴回数及び購入数の情報からは、つり番組を視聴している視聴回数が多いと、つり関連の購入品目の購入数が多い関係が抽出されるので、その情報を表示することになる。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示す従来例では単純な視聴履歴データと購買履歴データとを関連付けようとしても単純なルールしか抽出できないと言った問題点があり、多様なルールを抽出することが困難である。従って本発明が解決しようとする課題は、各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測する行動予測システムを実現することにある。 【0021】 【課題を解決するための手段】このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、視聴行動から購買行動を予測する行動予測システムにおいて、嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データが格納される記憶手段と、表示手段と、前記嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、各被験者の前記購買履歴データと前記クラスとの関連ルールと、各被験者の前記視聴履歴データと前記クラスとの関連ルールとを導き、前記2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導いて、視聴行動から購買行動を予測して前記表示手段に表示させる解析手段とを備えたことにより、各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測することが可能になる。 【0022】請求項2記載の発明は、購買行動から視聴行動を予測する行動予測システムにおいて、嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データが格納される記憶手段と、行動予測を表示する表示手段と、前記嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、各被験者の前記購買履歴データと前記クラスとの関連ルールと、各被験者の前記視聴履歴データと前記クラスとの関連ルールとを導き、前記2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導いて、購買行動から視聴行動を予測して前記表示手段に表示させる解析手段とを備えたことにより、各人の嗜好プロファイルに基づき購買行動から視聴行動を予測することが可能になる。 【0023】請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明である行動予測システムにおいて、前記解析手段が、組み込まれたWebサーバ機能によりインターネット上にアンケートのWebページを公開して被験者となる者の嗜好データを収集することにより、各人の嗜好プロファイルに基づき購買行動から視聴行動を予測することが可能になる。 【0024】請求項4記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明である行動予測システムにおいて、前記解析手段が、組み込まれたネットワーク通信機能によりインターネットに接続されているクレジット会社のデータベースにアクセスして被験者となる者の購買履歴データを収集することにより、各人の嗜好プロファイルに基づき購買行動から視聴行動を予測することが可能になる。 【0025】請求項5記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明である行動予測システムにおいて、前記解析手段が、組み込まれたネットワーク通信機能によりインターネットに接続されているテレビリモコンにアクセスして被験者となる者の視聴履歴データを収集することにより、各人の嗜好プロファイルに基づき購買行動から視聴行動を予測することが可能になる。 【0026】 【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る行動予測システムの一例を示す構成ブロック図である。図1において5は解析処理を行う解析手段、6,7及び8は嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データがそれぞれ格納される記憶手段、9はCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段である。 【0027】記憶手段6,7及び8は解析手段5に接続され、解析手段5の表示出力は表示手段9に接続される。 【0028】ここで、図1に示す従来例の動作を図2、図3、図4、図5、図6及び図7を用いて説明する。図2は解析手段5の動作を説明するフロー図、図3はアンケート調査により収集された嗜好データの一例を示す説明図、図4は嗜好データから抽出したテーブルを示す説明図、図5は被験者のクラス分けを示す説明図、図6は購買履歴データと嗜好の関連ルールを導くためのテーブルを示す説明図、図7は視聴履歴データと嗜好の関連ルールを導くためのテーブルを示す説明図である。 【0029】図2中”S101”において解析手段5は記憶手段6に格納されている嗜好データを読み出し、この嗜好データに基づき各被験者をクラスに分類する。 【0030】例えば、嗜好データが図3に示す情報であった場合を想定する。図3中”FPF41”には嗜好プロファイルが記載され、図3中”PT41”には当該嗜好プロファイルに対する評点が記載されている。 【0031】すなわち、図3に示す嗜好データからこの被験者は、”アウトドア活動”、”スポーツをする”、”ドライブ”及び”外食”等に対して関心が高く、”料理をする”及び”コンサートに行く”等に関しては関心が低いといったことが分かる。 【0032】そして、解析手段5は嗜好データから図4に示すような各被験者に対する嗜好パターンに関するテーブルを抽出する。 【0033】例えば、図4中”SB51”に示す各被験者に対して図4中”VR51”、”VR52”、”VR53”及び”VR54”に示すような嗜好パラメータに対する関心の有無を”1”若しくは”0”で記載する。 【0034】すなわち、図4に示す情報からは”被験者1”は”野球”に関して関心があり、”被験者3”は”野球”及び”サッカー”に関して関心があることが分かる。 【0035】さらに、解析手段5は図4に示す各被験者に対する嗜好パターンに関するテーブルに基づき図5に示すように各被験者をクラスに分類する。 【0036】例えば、図5中”SB61”に示す各被験者に対して図5中”CL61”に示すようなクラスに分類する。 【0037】すなわち、図5に示す情報からは”被験者1”及び”被験者2”は”野球”に関してのみ関心があるので”クラス1”に分類し、”被験者3”及び”被験者4”は”野球”及び”サッカー”に関して関心があるので”クラス2”に分類し、”被験者5”は”山登り”と”つり”に関して関心があるので”クラス3”に分類する。 【0038】図2中”S102”において解析手段5は記憶手段7に格納されている購買履歴データを読み出し、分類されたクラスとこの購買履歴データに基づき関連ルールを導く。 【0039】例えば、購買履歴データから各購入品目の購入の有無して図6に示す情報が得られた場合を想定する。図6中”SB71”には各被験者が記載され、図6中”BL71”、”BL72”、”BL73”及び”BL74”にはそれぞれの各種購入品目が記載され、図6中”CL71”には先に分類されたクラスが記載されている。 【0040】すなわち、図6に示す情報からは、野球用品及び釣り用品を購入している者(被験者1)はクラス1に属し、サッカー用品を購入している者(被験者3及び被験者4)はクラス2に属していると言ったような関連ルールが得られる。 【0041】図2中”S103”において解析手段5は記憶手段8に格納されている視聴履歴データを読み出し、分類されたクラスとこの視聴履歴データに基づき関連ルールを導く。 【0042】例えば、視聴履歴データからテレビ番組の視聴の有無して図7に示す情報が得られた場合を想定する。図7中”SB81”には各被験者が記載され、図7中”PG81”、”PG82”、”PG83”及び”PG84”にはそれぞれの視聴されたテレビ番組が記載され、図7中”CL81”には先に分類されたクラスが記載されている。 【0043】すなわち、図7に示す情報からは、野球番組及び釣り番組を視聴している者(被験者1)はクラス1に属し、サッカー番組を視聴している者(被験者3及び被験者4)はクラス2に属していると言ったような関連ルールが得られる。 【0044】図2中”S104”において解析手段5は得られた2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導き、図2中”S105”において制御手段5は購買行動、若しくは、視聴行動の予測を表示手段9上に表示させる。 【0045】すなわち、野球用品及び釣り用品を購入している者(被験者1)はクラス1に属し、野球番組及び釣り番組を視聴している者(被験者1)はクラス1に属すると言った2つの関連ルールから、”野球用品を購入している者(被験者1)が野球番組を視聴している”と解釈できる。また、その逆も解釈できる。 【0046】この結果、嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、さらに各被験者の購買履歴データとクラスとの関連ルールと、各被験者の視聴履歴データとクラスとの関連ルールとを導き、当該2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導くことにより、各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測することが可能になる。 【0047】なお、図1に示す実施例では説明の簡単のために嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データが格納される記憶手段をそれぞれ別個の記憶手段として例示しているが、勿論、1つの記憶手段に嗜好データ、購買履歴データ及び視聴履歴データを格納するものであっても構わない。 【0048】また、図1に示す実施例では各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測しているが、嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測しても良い。 【0049】また、図1に示す実施例では各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測しているが、嗜好プロファイルに基づき購買行動から視聴行動を予測しても良い。 【0050】また、各被験者を嗜好データによって分類したクラスによっても購買行動若しくは視聴行動をそれぞれ予測することが可能である。 【0051】また、図1に示す実施例では各人の嗜好プロファイルはアンケート調査により収集され記憶手段に格納されているとしているが、解析手段にWebサーバ機能を持たせて、インターネット上にアンケートのWebページを公開して被験者となる者の嗜好データを収集しても構わない。 【0052】また、図1に示す実施例では各人の購買履歴データは記憶手段に格納されているとしているが、解析手段にネットワーク通信機能を持たせて、インターネットに接続されているクレジット会社のデータベースにアクセスして被験者となる者の購買履歴データを収集しても構わない。 【0053】また、図1に示す実施例では各人の視聴履歴データは記憶手段に格納されているとしているが、解析手段にネットワーク通信機能を持たせて、インターネットに接続されて視聴履歴を保持するテレビリモコン等の装置にアクセスして被験者となる者の視聴履歴データを収集しても構わない。 【0054】 【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。請求項1,2,3,4及び請求項5の発明によれば、嗜好データに基づき各被験者をクラス分けし、さらに各被験者の購買履歴データとクラスとの関連ルールと、各被験者の視聴履歴データとクラスとの関連ルールとを導き、当該2つの関連ルールに基づき購買行動と視聴行動の関連性を導くことにより、各人の嗜好プロファイルに基づき視聴行動から購買行動を予測、若しくは、購買行動から視聴行動を予測することが可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006507 【氏名又は名称】横河電機株式会社 【住所又は居所】東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 【識別番号】500550186 【氏名又は名称】インターネットノード株式会社 【住所又は居所】東京都武蔵野市中町2丁目9番32号
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| 【出願日】 |
平成14年5月17日(2002.5.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−331109(P2003−331109A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月21日(2003.11.21) |
| 【出願番号】 |
特願2002−142790(P2002−142790) |
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