| 【発明の名称】 |
ディジタルデータ検索装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】伴 慎一 【住所又は居所】大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】複数のディジタルデータから所定の条件を満たすディジタルデータを効率的に検索することができるようにする。
【解決手段】ディジタルデータと各ディジタルデータが生成された条件を表わす第1属性データ及び第2属性データとを対応付けて格納するデータ記憶部212と、第1属性データに基づいてディジタルデータをi個の集合に分類する第1分類部252と、第2属性データに基づいてディジタルデータをj個の集合に分類する第2分類部253と、外部からの入力を受け付けてi個の集合の中から1の集合を選定する第1選定部257と、外部からの入力を受け付けてj個の集合の中から1の集合を選定する第2選定部258と、第1選定部257により選定された集合と第2選定部258により選定された集合との積集合を求める抽出部259と、積集合に含まれるディジタルデータを表示部に表示する表示制御部260とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のディジタルデータから所定の条件を満たすディジタルデータを検索し、その検索結果を表示手段に表示するディジタルデータ検索装置であって、前記ディジタルデータと各ディジタルデータが生成された条件を表わす第1属性データ及び第2属性データとを対応付けて格納するデータ記憶手段と、前記第1属性データに基づいて前記ディジタルデータをi個(iは2以上の整数)の集合に分類する第1分類手段と、前記第2属性データに基づいて前記ディジタルデータをj個(jは2以上の整数)の集合に分類する第2分類手段と、外部からの入力を受け付けて前記i個の集合の中から1の集合を選定する第1選定手段と、外部からの入力を受け付けて前記j個の集合の中から1の集合を選定する第2選定手段と、前記第1選定手段により選定された集合と前記第2選定手段により選定された集合との積集合を求める抽出手段と、前記積集合に含まれるディジタルデータを前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とするディジタルデータ検索装置。 【請求項2】 前記i個の各集合の特徴を表わす第1インデックスを付与する第1インデックス付与手段と、前記j個の各集合の特徴を表わす第2インデックスを付与する第2インデックス付与手段とを更に備え、前記第1選定手段及び前記第2選定手段は、外部から前記第1及び第2インデックスが指定されることによって集合を選定することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ検索装置。 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記第1インデックスと前記第2インデックスとを前記表示手段に互いに交差する方向に表示することを特徴とする請求項2記載のディジタルデータ検索装置。 【請求項4】 前記i個の集合に含まれるそれぞれの集合についてその集合に属するディジタルデータに対応する第1属性データの平均値を求めると共に、前記j個の集合に含まれるそれぞれの集合についてその集合に属するディジタルデータに対応する第2属性データの平均値を求める平均値算出手段を更に備え、前記第1インデックス付与手段は第1属性データの平均値に基づいて第1インデックスを付与し、前記第2インデックス付与手段は第2属性データの平均値に基づいて第2インデックスを付与することを特徴とする請求項2または3記載のディジタルデータ検索装置。 【請求項5】 前記ディジタルデータは画像データであって、前記第1属性データは各ディジタルデータが生成された日付を表わす日付データであり、前記第2属性データは各ディジタルデータが生成された場所を表わす位置データであることを特徴とする請求項4に記載のディジタルデータ検索装置。 【請求項6】 前記位置データは緯度データ及び経度データからなり、これら緯度データ及び経度データに対応する地名データを緯度データ及び経度データと対応付けて格納する地名記憶手段を更に備え、前記第2インデックス付与手段は、緯度データの平均値及び経度データの平均値から対応する地名データを地名記憶手段から読み出して第2インデックスとして付与することを特徴とする請求項5記載のディジタルデータ検索装置。 【請求項7】 前記第1分類手段及び第2分類手段は、それぞれ前記第1属性データ及び前記第2属性データについてクラスター分析を行ない、その結果生成される樹状図に基づいて前記ディジタルデータを前記i個の集合及び前記j個の集合に分類することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のディジタルデータ検索装置。 【請求項8】 外部からの入力を受け付けて前記分類個数i及びjの少なくとも一方を設定する分類個数設定手段を更に備える特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のディジタルデータ検索装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディジタルデータから所定の条件を満たすディジタルデータを検索し、その検索結果を表示手段に表示するディジタルデータ検索装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、被写体像をディジタル画像として取り込むディジタルカメラや、各種のディジタルデータを取り込む測定機器等のディジタル機器が普及している。そして、これらのディジタル機器により取り込んだディジタルデータを格納するHDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体も大容量化されてきているため、膨大な個数のディジタルデータを同一の記録媒体に格納することができるようになってきた。 【0003】一方、記録媒体に格納されたディジタルデータの個数が増大するに伴って、所望するディジタルデータを検索することが困難になる。そのため、記録媒体に格納されたディジタルデータのうち所望するディジタルデータを効率的に検索することの可能なディジタルデータ検索装置が必要となってきており、種々の提案がなされている。 【0004】例えば、特開2001−228528号公報には、撮影の日時及び撮影された位置により画像データを分類する画像管理方法が提案されている。この方法は、撮影の日時データの差分及び位置データの差分の少なくとも一方と閾値との大小を比較することによって、階層的に画像データを分類するものである。この画像管理方法を用いることで、所定の条件を満たすディジタルデータを一定の精度で検索することができるディジタルデータ検索装置が実現可能となる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、日時データの差分と閾値との大小を比較することによって階層的に画像データが分類される場合には撮影位置データによる検索は困難となり、撮影位置データの差分と閾値との大小を比較することによって階層的に画像データが分類される場合には撮影日時データによる検索は困難となる。このため、複数の画像データから所定の条件を満たす画像データを効率的に検索することができないという問題があった。 【0006】また、日時データの差分及び位置データの差分と閾値との大小を比較することによって階層的に画像データが分類される場合には、日時データまたは位置データの少なくとも一方が近いデータは、共に同一のグループに分類される。例えば、飛行機等の高速な交通手段を用いて広範囲の地域を短期間で移動するツアーの際に撮影された画像データは、異なる場所において撮影されたものであっても同一のグループに分類される場合がある。このような場合には、撮影位置データによる検索が困難となり、複数の画像データから所定の条件を満たす画像データを効率的に検索することができないという問題があった。なお、このような問題は画像データの場合だけではなく、音声データや振動波形データ等の他のディジタルデータの場合にも生じ得るものである。 【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、複数のディジタルデータから所定の条件を満たすディジタルデータを効率的に検索することができるディジタルデータ検索装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数のディジタルデータから所定の条件を満たすディジタルデータを検索し、その検索結果を表示手段に表示するディジタルデータ検索装置であって、前記ディジタルデータと各ディジタルデータが生成された条件を表わす第1属性データ及び第2属性データとを対応付けて格納するデータ記憶手段と、前記第1属性データに基づいて前記ディジタルデータをi個(iは2以上の整数)の集合に分類する第1分類手段と、前記第2属性データに基づいて前記ディジタルデータをj個(jは2以上の整数)の集合に分類する第2分類手段と、外部からの入力を受け付けて前記i個の集合の中から1の集合を選定する第1選定手段と、外部からの入力を受け付けて前記j個の集合の中から1の集合を選定する第2選定手段と、前記第1選定手段により選定された集合と前記第2選定手段により選定された集合との積集合を求める抽出手段と、前記積集合に含まれるディジタルデータを前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴としている。 【0009】この構成によれば、データ記憶手段に、ディジタルデータと各ディジタルデータが生成された条件を表わす第1属性データ及び第2属性データとが対応付けて格納されており、第1属性データに基づいてディジタルデータがi個(iは2以上の整数)の集合に分類され、第2属性データに基づいてディジタルデータがj個(jは2以上の整数)の集合に分類される。そして、外部からの入力が受け付けられてi個の集合の中から1の集合が選定され、外部からの入力が受け付けられてj個の集合の中から1の集合が選定される。また、第1選定手段により選定された集合と第2選定手段により選定された集合との積集合が求められ、この積集合に含まれるディジタルデータが表示手段に表示される。 【0010】このため、ディジタルデータの生成された条件を表わす2つの属性データ(第1属性データ及び第2属性データ)に関する指定を独立して行うことが可能となり、指定された2つの属性データを満たす集合に属するディジタルデータが表示される結果、ユーザの所望するディジタルデータが容易に検索される。 【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に係るディジタルデータ検索装置において、前記i個の各集合の特徴を表わす第1インデックスを付与する第1インデックス付与手段と、前記j個の各集合の特徴を表わす第2インデックスを付与する第2インデックス付与手段とを更に備え、前記第1選定手段及び前記第2選定手段は、外部から前記第1及び第2インデックスが指定されることによって集合を選定することを特徴としている。 【0012】この構成によれば、第1分類手段により分類されたi個の各集合にその集合の特徴を表わす第1インデックスが付与され、第2分類手段により分類されたj個の各集合にその集合の特徴を表わす第2インデックスが付与され、外部から第1及び第2インデックスが指定されることによって集合が選定される。このため、外部からの集合の指定が容易になり、ユーザの所望するディジタルデータが更に容易に検索される。 【0013】また、請求項3の発明は、請求項2に係るディジタルデータ検索装置において、前記表示制御手段が、前記第1インデックスと前記第2インデックスとを前記表示手段に互いに交差する方向に表示することを特徴としている。 【0014】この構成によれば、第1インデックスと第2インデックスとが表示手段において互いに交差する方向に表示されるため、表示手段に表示された第1インデックスと第2インデックスとから構成されるマトリックス状に区分された(i×j)個の領域から1の領域を指定するイメージで、第1インデックスと第2インデックスとを指定することが可能となる。このため、所望するディジタルデータの属する集合がより容易に選択され、ユーザの所望するディジタルデータが更に容易に検索される。 【0015】また、請求項4の発明は、請求項2または3に係るディジタルデータ検索装置において、前記i個の集合に含まれるそれぞれの集合についてその集合に属するディジタルデータに対応する第1属性データの平均値を求めると共に、前記j個の集合に含まれるそれぞれの集合についてその集合に属するディジタルデータに対応する第2属性データの平均値を求める平均値算出手段を更に備え、前記第1インデックス付与手段は第1属性データの平均値に基づいて第1インデックスを付与し、前記第2インデックス付与手段は第2属性データの平均値に基づいて第2インデックスを付与することを特徴としている。 【0016】この構成によれば、第1分類手段により分類されたi個の集合に含まれるそれぞれの集合についてその集合に属するディジタルデータに対応する第1属性データの平均値が求められると共に、第2分類手段により分類されたj個の集合に含まれるそれぞれの集合についてその集合に属するディジタルデータに対応する第2属性データの平均値が求められる。そして、第1属性データの平均値に基づいて第1インデックスが付与され、第2属性データの平均値に基づいて第2インデックスが付与される。このように平均値に基づく適切なインデックスが付与されため、ユーザの所望するディジタルデータが更に容易に検索される。 【0017】また、請求項5の発明は、請求項4に係るディジタルデータ検索装置において、前記ディジタルデータは画像データであって、前記第1属性データは各ディジタルデータが生成された日付を表わす日付データであり、前記第2属性データは各ディジタルデータが生成された場所を表わす位置データであることを特徴としている。 【0018】この構成によれば、ディジタルデータは画像データであって、第1属性データは各ディジタルデータが生成された日付を表わす日付データであり、第2属性データは各ディジタルデータが生成された場所を表わす位置データであるため、画像データが日付データと位置データとを用いて検索することが可能なディジタルデータ検索装置が実現される。 【0019】また、請求項6の発明は、請求項5に係るディジタルデータ検索装置において、前記位置データが緯度データ及び経度データからなり、これら緯度データ及び経度データに対応する地名データを緯度データ及び経度データと対応付けて格納する地名記憶手段を更に備え、前記第2インデックス付与手段が、緯度データの平均値及び経度データの平均値から対応する地名データを地名記憶手段から読み出して第2インデックスとして付与することを特徴としている。 【0020】この構成によれば、緯度データの平均値及び経度データの平均値から対応する地名データが地名記憶手段から読み出されて第2インデックスとして付与される。このため、ユーザにとってより識別し易い第2インデックスが付与される結果、ユーザの所望するディジタルデータが更に容易に検索される。 【0021】また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかに係るディジタルデータ検索装置において、前記第1分類手段及び第2分類手段が、それぞれ前記第1属性データ及び前記第2属性データについてクラスター分析を行ない、その結果生成される樹状図に基づいて前記ディジタルデータを前記i個の集合及び前記j個の集合に分類することを特徴としている。 【0022】この構成によれば、第1属性データ及び第2属性データについてクラスター分析が行なわれ、その結果生成される樹状図に基づいてディジタルデータがi個の集合及びj個の集合に分類される。このため、分類によって生成されたi個の集合及びj個の集合は、それぞれ第1属性データあるいは第2属性データに関して近似する集合となり、適切な分類が行なわれることになる。また、クラスター分析の結果生成される樹状図に基づいて分類されるため、分類の個数i又はjを変更する場合にも、分類の基準となるクラスター間距離を変更するだけで分類することが可能となり、計算の負荷が低減される。 【0023】また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかに係るディジタルデータ検索装置において、外部からの入力を受け付けて前記分類個数i及びjの少なくとも一方を設定する分類個数設定手段を更に備える特徴としている。 【0024】この構成によれば、外部からの入力を受け付けられて分類個数i及びjの少なくとも一方が設定されるため、ユーザの検索の自由度が拡がる。例えば、ユーザの記憶があいまいな場合に、まず分類個数i及びjの少なくとも一方を小さな値とし、表示されるディジタルデータを確認しながら徐々に分類個数i又はjを増加することによって絞込み検索が容易に行なわれる。 【0025】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係るディジタルデータ検索システムの概略構成を示す図である。この図1に示すディジタルデータ検索システム1は、ディジタルデータ検索装置を構成するサーバ装置2と、このサーバ装置2とネットワーク3を介して相互に通信可能に接続された複数の端末装置(クライアント端末装置)4とを備える。ここで、ネットワーク3としてはインターネットが使用され、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従いサーバ装置2及び端末装置4間で相互に種々の情報が送受信される。なお、ネットワーク3はインターネットに限定されず、イントラネット等の他のネットワーク、または、インターネット、イントラネット等の種々のネットワークを組み合わせたものであってもよい。また、サーバ装置2及び複数の端末装置4は、専用回線によって相互に接続されている形態であってもよい。 【0026】また、ネットワーク3としてインターネットを使用する場合、各端末装置4は通常はモデム等を介して所定のプロバイダサーバに接続され、プロバイダサーバを経由してネットワーク3に接続される場合が多いが、このプロバイダサーバの図示及び説明を省略している。 【0027】図2は、サーバ装置2の主要部の構成を示すブロック図である。この図において、サーバ装置2は、端末装置4から送信されてきたデータであって、ディジタルカメラ等により撮影されて取り込まれた画像データや画像データに付随する種々の属性データを格納する記憶部21と、ネットワーク3を介してクライアント端末装置4と種々のデータを送受信する通信部23と、通信部23を介して端末装置4から送信されたデータに基づき、記憶部21に格納されている種々の属性データを用いて記憶部21に格納されている画像データの検索を行なう制御部25とを備えている。 【0028】記憶部21は、ユーザID等のユーザの個人情報を格納する個人情報記憶部211と、画像データや属性データ等を格納するデータ記憶部212と、地名データ等を格納する地名記憶部213とを備えている。 【0029】個人情報記憶部211は、ユーザの登録情報であるユーザIDをパスワードに対応付けて格納するものである。ユーザIDは、各ユーザのサーバ装置2における識別情報である。パスワードは、個人認証用のものであって、登録されているユーザ以外のユーザからの不正なアクセスを防止するためのものである。 【0030】データ記憶部212は、個人情報記憶部211に格納されているユーザID毎に所定の記憶領域を備えており、ユーザIDと対応付けて画像データ等を格納するものである。このデータ記憶部212のユーザID毎に設定された記憶領域は、図3に示すように、その記憶領域の特徴を表わすヘッダ情報を格納するヘッダ領域HAと、画像データや画像データに付随した属性データ等を格納するデータ領域DAとを備えている。 【0031】ヘッダ領域HAには、ユーザIDを格納するID領域HA1と、データ領域DAに格納されている画像データの個数(枚数)を格納するデータ数領域HA2(ここでは、データの個数がN個であるものとする。)とが設けられている。また、データ領域DAは、画像データを単位とするN個の領域DA1,DA2,…,DANに分割されており、この分割された各領域はそれぞれ同一のデータ構造を有している。 【0032】すなわち、各領域DA1,DA2,…,DANには、画像データの識別名称を格納する画像名称領域DA11,DA21,…,DAN1と、画像データの属性データである撮影条件を格納する条件領域DA12,DA22,…,DAN2と、画像データを格納する画像領域DA13,DA23,…,DAN3とを備えている。条件領域DA12,DA22,…,DAN2には、ディジタルカメラ等による撮影日付を示す日付データを格納する日付領域DA12a,DA22a,…,DAN2aと、ディジタルカメラ等による撮影位置(撮影場所)を示す緯度データを格納する緯度領域DA12b,DA22b,…,DAN2bと、ディジタルカメラ等による撮影位置(撮影場所)を示す経度データを格納する緯度領域DA12c,DA22c,…,DAN2cとが設けられている。 【0033】また、地名記憶部213の記憶領域は、図4に示すように、緯度データを格納する第1領域LAと、経度データを格納する第2領域LNと、地名データを格納する第3領域PNとを備えており、緯度データ及び経度データと地名とが互いに対応づけられて記憶されている。例えば、北緯33°29′46/東経134°40′40に対応して「幕張メッセ」が記憶され、北緯33°29′05/東経135°47′48に対応して「東京ビックサイト」が記憶され、北緯33°59′05/東経135°47′48に対応して「新宿駅」が記憶されている。 【0034】制御部25は、上述のように記憶部21に格納されている属性データである日付データ及び位置データを用いて記憶部21に格納されている画像データの検索を行なうものであり、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、処理プログラムやデータ等が格納されたROM(Read-only Memory)、データを一時的に保存するRAM(Random Access Memory)等で構成されたものである。 【0035】この制御部25は、本実施形態では、各画像データに付随した日付データについてクラスター分析を行なうことにより画像データを所定個数の集合に分類すると共に、各画像データに付随した位置データである緯度データ及び経度データについてクラスター分析を行なうことにより画像データを所定個数の集合に分類し、これら日付データの集合と位置データの集合との積集合を求めることにより、所望する画像データの検索を行うようにしたものである。 【0036】ここで、クラスター分析とは、互いに異なる性質を有するもの同士が混ざり合っている対象(集団)の中から、互いに似通ったもの同士を集めて集合(クラスター)を作ることにより、対象を統計的に分類する周知の分析手法である。このため、制御部25は、画像データに付随した属性データについてクラスター分析を実行するため、分類個数設定部251、第1分類部252、第2分類部253、平均値算出部254、第1インデックス付与部255、第2インデックス付与部256、第1選択部257、第2選択部258、抽出部259及び表示制御部260としての各機能実現部を備えている。これらの機能実現部は、CPUがROM等に格納されている処理プログラム等を実行することにより機能するものである。 【0037】分類個数設定部251は、記憶部21に格納されている画像データを日付データに基づいて分類する場合の集合個数i(iは2以上の整数)を設定すると共に、記憶部11に格納されている画像データを位置データである緯度データ及び経度データに基づいて分類する場合の集合個数j(jは2以上の整数)を設定するものである。これらの集合個数i,jは、クラスター分析を行うことにより得られる樹形図(テンドログラム)のクラスター間距離(結合距離)に対応して決定されるものである。 【0038】このため、分類個数設定部251は、ユーザにより指定された集合個数に最も近い値を集合個数i,jとして設定する。例えば、ユーザにより指定された集合個数がそれぞれ「5」であり、樹形図から実際に得られる集合個数がそれぞれ「2」,「3」,「4」,「7」,・・・であるとすると、分類個数設定部251は集合個数i,jとして「4」を設定することになる。勿論、樹形図から実際に得られる集合個数に「5」が存在する場合は、集合個数i,jとして「5」が設定されることになる。 【0039】第1分類部252は、日付データについてクラスター分析を行なうことにより画像データを分類個数設定部251により設定されたi個の集合に分類するものである。第2分類部253は、位置データである緯度データ及び経度データについてクラスター分析を行なうことにより画像データを分類個数設定部251により設定されたj個の集合に分類するものである。なお、本実施形態では、日付データ間及び位置データ間の距離として「ユークリッド距離」を用い、集合間の距離として「平均距離」を用いてクラスター分析を行っている。 【0040】平均値算出部254は、第1分類部252によりクラスター分析されて得られたi個の集合に属する画像データに付随した日付データの平均値を各集合毎に算出すると共に、第2分類部253によりクラスター分析されて得られたj個の集合に属する画像データに付随した緯度データ及び経度データの平均値を各集合毎に算出するものである。 【0041】すなわち、ある1の集合に属する画像データに付随した日付データ(例えば、この1の集合に5つの画像データが存在するとした場合、日付データも5つ存在する。)が、例えば2002年3月21日10時15分、同年3月22日12時20分、同年3月23日11時07分、同年3月24日13時45分、及び、同年3月25日19時23分とした場合、これらの日付データの平均値は2002年3月23日13時22分となる。 【0042】また、ある1の集合に属する画像データに付随した緯度データ及び経度データ(例えば、この1の集合に5つの画像データが存在するとした場合、緯度データ及び経度データも5つ存在する。)が、例えば北緯30°27′42/東経131°38′36、北緯32°33′50/東経133°44′44、北緯33°29′46/東経134°40′40、北緯34°25′42/東経135°36′36、及び、北緯36°31′50/東経137°42′44とした場合、これらの緯度データ及び経度データの平均値は北緯33°29′46/東経134°40′40となる。 【0043】第1インデックス付与部255は、第1分類部252によりクラスター分析されて得られた画像データのi個の集合に、それぞれその集合の特徴を表わすインデックス(第1インデックス)を付与するものである。本実施形態では、i個の各集合に、平均値算出部254により算出して得られた各集合に属する画像データに付随した日付データの平均値がインデックスとして付与される。 【0044】第2インデックス付与部256は、第2分類部253によりクラスター分析されて得られた画像データのj個の集合に、それぞれその集合の特徴を表わすインデックス(第2インデックス)を付与するものである。本実施形態では、j個の各集合に、平均値算出部254により算出して得られた各集合に属する画像データに付随した緯度データ及び経度データの平均値と、その平均値の緯度データ及び経度データに対応する具体的な地名が付与される。この地名は、緯度データ及び経度データに基づき記憶部21の地名記憶部213から読み出されて付与される。 【0045】第1選択部257は、端末装置4からの入力(1の第1インデックスを指定する入力)を受け付けて画像データのi個の集合の中から指定された第1インデックスに対応する1の集合を選定するものである。第2選択部258は、端末装置4からの入力(1の第2インデックスを指定する入力)を受け付けて画像データのj個の集合の中から指定された第2インデックスに対応する1の集合を選定するものである。 【0046】抽出部259は、第1選択部257により選定された1の集合と、第2選択部258により選定された1の集合との積集合を求めるものである。この積集合は、例えば、第1選択部257により選定された1の集合と第2選択部258により選定された1の集合の両方の集合に含まれる画像データのうち、指定された第1インデックスに対応する日付データ及び指定された第2インデックスに対応する位置データをそれぞれ有する画像データが選択されることになる。 【0047】表示制御部260は、端末装置4に備えられた表示部47のモニタの検索画面表示領域に第1インデックス及び第2インデックス等からなる検索画面を表示すると共に、端末装置4に備えられた表示部47のモニタの検索結果表示領域に抽出部259により求められた集合に属する画像データに対応する画像を表示するものである。また、この表示制御部260は、検索画面や検索結果の表示の他に他の種々の画面を表示する。 【0048】図5は、端末装置4の主要部の構成を示すブロック図である。端末装置4は、例えばパーソナルコンピュータから構成され、端末装置4全体の制御を実行するCPU(Central Processing Unit)41と、端末装置4を動作させるための基本プログラム等が格納されたROM(Read-only Memory)42と、各種データを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)43と、Web上のWebコンテンツを閲覧するために用いられるブラウザプログラム等の各種プログラム及び各種データが格納されたHDD(Hard Disk Drive)44と、ユーザによる操作を受け付ける入力部45と、ネットワーク3を介してサーバ装置2との間で各種データの送受信を行なう通信部46と、各種データを表示する表示部47と、外部から装着される記録媒体Mのデータを読み取る記録媒体駆動部48とを備えている。 【0049】ここで、入力部45は、キーボードやマウス等から構成されたものであり、本実施形態では、主にマウスを用いユーザの操作に応じた種々の指令等が入力される。また、表示部47は、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備え、CPU42の制御の下に画像データを検索するための種々の画面を表示するものである。また、記録媒体駆動部48は、例えばメモリーカードリーダから構成され、CPU41の制御の下に記録媒体Mに格納されている画像データや属性データ等を読み出すものである。 【0050】この端末装置4の各ブロックは内部のバスBAに接続され、このバスBAを介して種々のデータが端末装置4の内部で入出力され、CPU41の制御の下でサーバ装置2における画像データの検索のための種々の処理が実行される。すなわち、CPU41は、ROM42から基本プログラム等を読み出すと共に、HDD44からブラウザプログラム等を読み出し、入力部45からの入力に従って所定の処理を実行し、サーバ装置2との間で通信部46を介してデータを送受信すると共に、表示部47に種々の画面を表示するためのデータの制御を行なう。 【0051】記録媒体駆動部48に装着される記録媒体Mは、内部時計とGPS(Grobal Positionig Sistem)を利用する測位手段(GPS受信機等)とを搭載したディジタルカメラに装着可能なメモリーカード等から構成されたものである。この記録媒体Mには、当該記録媒体Mがディジタルカメラに装着されることで、被写体を撮影することにより生成された画像データと、画像データが生成された日付(撮影日時)を示す日付データ(日時データ)と、画像データが生成された位置(撮影場所)を示す位置データである緯度データ及び経度データとが互いに対応付けられて格納される。 【0052】図6乃至図10は、所望する画像データを検索するときに端末装置4の表示部47に表示される主たる画像(画面)を説明するための図である。これらの画像は、サーバ装置2と端末装置4間での所定のデータの送受信によって表示部47に表示されるものである。 【0053】すなわち、図6は、Webプラウザで所定のURLを入力してWeb Photサイトにアクセスしたときに表示される初期画面4を示す図であり、ユーザIDの入力設定部41と、パスワードの入力設定部42と、GOボタン43と、ユーザ登録ボタン44とで構成されている。このGOボタン43は、すでにユーザIDを取得している場合にユーザIDとパスワードとを入力し、サーバ装置2への送信指示を行うためのボタンである。また、ユーザ登録ボタン44は、「Web Photサイト」へのアクセスが始めてでユーザIDが取得できていない場合にユーザ登録画面を呼び出すためのボタンである。 【0054】図7は、Web Photサイトに始めてアクセスした場合に表示されるユーザ登録画面6を示す図であり、姓の入力設定部61と、名の入力設定部62と、住所の入力設定部63と、E-mailアドレスの入力設定部64と、所望のユーザIDの入力設定部65と、所望のパスワードの入力設定部66と、パスワードの確認入力設定部67と、ユーザ登録ボタン68とで構成されている。このユーザ登録ボタン68は、各入力設定部61乃至67に入力したデータをサーバ装置2に登録するためのボタンである。 【0055】図8は、端末装置4の記録媒体駆動部48により記録媒体Mから取り込んだ複数の画像、あるいはサーバ装置2にアップロードした複数の画像をサムネイル表示した写真画像ボックス8を示す図であり、複数の画像のうち所定数(本実施形態では3個)の画像を左右方向に並べて表示する画像表示領域81と、画像表示領域81の下方に配置されたスクロールボタン82と、スクロールボタン82の下方左端に配置されたアップロードボタン83と、スクロールボタン82の下方中央に配置された削除ボタン84と、スクロールボタン82の下方右端に配置された検索ボタン85とで構成されている。 【0056】画像表示領域81に表示される各画像の下部にはファイル名が表示され、ファイル名の前部にチェックボックス86が設けられている。ここで、アップロードボタン83は、画像表示領域81にスクロール表示される各画像をサーバ装置2にアップロードするためのボタンである。削除ボタン84は、画像表示領域81に表示された画像のチェックボックス86にチェックが入っている画像を削除するためのボタンである。検索ボタン85は、サーバ装置2にアップロードされている画像の検索動作を実行させる検索画面を表示するためのボタンである。 【0057】図9は、図8に示された写真画像ボックス8の画像表示領域81に表示された画像をWeb Photサイトに転送するためのアップロード画面9を示す図である。このアップロード画面9は、画像表示領域81に表示された画像のファイル名を入力する画像ファイル名入力部91とアップロードボタン92とで構成されている。このアップロードボタン92は、画像ファイル名入力部91にファイル名を入力した後に操作することにより画像表示領域81に表示された画像をWeb Photサイトにアップロードするためのボタンである。 【0058】図10は、図8に示す写真画像ボックス8の検索ボタン85が操作されることにより表示される検索画面10を示す図である。この検索画面10は、上端部に左右方向に沿って配設された第1の表示領域101と、右端部に上下方向に沿って配設された第2の表示領域102と、第1,第2の表示領域101,102を除いた領域に配設された画像表示領域103とで構成されている。 【0059】第1の表示領域101には、日付データに基づく複数の第1インデックスを左右方向に並べて表示する第1インデックス表示領域104と、第1インデックス表示領域104の右方に配設された分類数設定部105と、分類数設定部105の右方に配設され、第1インデックスによる検索を解除して日付データに基づく全画像を表示させる全表示ボタン106と、第1インデックス表示領域101の左右端部に配設され、第1インデックスをスクロール表示させるスクロールボタン107と、分類数設定部105の右端に配設され、分類数を設定する設定ボタン108とが設けられている。第1インデックス表示領域104には、各集合に付与されたインデックスとして年月日(例えば、01/3/25、01/3/27、・・・)が表示される。 【0060】第2の表示領域102には、位置データに基づく複数の第2インデックスを上下方向に並べて表示する第2インデックス表示領域109と、第2インデックス表示領域109の下方に配設された分類数設定部110と、分類数設定部110の下方に配設され、第2インデックスによる検索を解除して位置データに基づく全画像を表示させる全表示ボタン111と、第2インデックス表示領域109の上下端部に配設され、第2インデックスをスクロール表示させるスクロールボタン112と、分類数設定部110の下端に配設され、分類数を設定する設定ボタン113とが設けられている。第2インデックス表示領域109には、各集合に付与されたインデックスとして地名と緯度及び経度と(例えば、幕張メッセ付近、北緯/東経33.29.46/134.40.40、東京ビッグサイト付近、北緯/東経33.59.05/135.47.48、・・・)が表示される。 【0061】画像表示領域103には、上端左部に画像の配置数を設定するための配置設定部114と、上端右部にページ切り替え部115と、下部右端に前の画像に戻るための戻るボタン116とが配設されている。この図では、画像の配置数として2×2(合計4画像)が設定されているため、4つの画像が縦横に並べた状態で表示されている。なお、各画像の下方にViewボタン117とMapボタン118とが配設され、Viewボタン117及びMapボタン118の下方に日付データと位置データとが表示されるようになっている。 【0062】ここで、Viewボタン117は、画像を拡大表示させるためのボタンである。このViewボタン117が操作されると、他の画像が消去されて操作されたボタンに対応する画像が拡大表示される。その状態で戻るボタン116が操作されると、元の4つの画像に戻る。Mapボタン118は、その画像の位置データを地図上に表示させるためのボタンである。このMapボタン118が操作されると、すべての画像が消去されて地図画像が表示される。その状態で戻るボタン116が操作されると、元の4つの画像に戻る。なお、図10に示す画像が表示された状態で戻るボタン116が操作されると、図8に示す写真画像ボックス8の画像に戻る。 【0063】次に、上記のように構成されたディジタルデータ検索システム1の動作について図11に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ユーザIDが登録されているか否かがサーバ装置2で判別される(ステップ#1)。すなわち、ユーザが端末装置4を操作し、Webプラウザで所定のURLを入力してWeb Photサイトにアクセスすると、図6に示す初期画面4が表示される。そして、入力設定部41,42にユーザIDとパスワードとが入力され、GOボタン43が操作されるとユーザIDとパスワードとがサーバ装置2に転送される。このとき、サーバ装置2の制御部25により記憶部21に登録されているユーザIDと照合されて登録の有無が判別される。 【0064】このステップ#1での判別が否定されると、ユーザ登録が実行される(ステップ#3)。すなわち、サーバ装置2から図7に示すユーザ登録画面6が端末装置4に転送され、表示部47に表示される。そして、ユーザにより各入力設定部61乃至67に必要なデータが入力され、ユーザ登録ボタン68が操作されると入力された各データがサーバ装置2に転送される。これにより、転送された各データがサーバ装置2の制御部25により記憶部21に格納されて登録が完了する。 【0065】なお、入力したユーザIDと同一のユーザIDがすでに他人に取得されている場合、その旨の警告が行われた後にユーザIDの入力設定部65のみが空欄にされた状態のユーザ登録画面6が表示部47に表示される。この場合、ユーザはユーザIDを設定し直すことになる。 【0066】ステップ#1での判別が肯定されたとき、及び、ステップ#3でのユーザ登録が実行されたとき、サーバ装置2から送信されてきた図8に示す写真画像ボックス8が端末装置4の表示部47に表示される(ステップ#5)。この写真画像ボックス8の画像表示領域81には、サーバ装置2にすでに画像データが登録されている場合はその登録されている画像がサムネイル表示され、まだ何の画像データも登録されていない場合は空欄となっている。 【0067】次いで、画像データをアップロードするか否かが端末装置4のCPU41の機能判別部で判別される(ステップ#7)。すなわち、サーバ装置2に画像を登録したい場合、ディジタルカメラ等で撮影した新たな画像が記録媒体M等から取り込まれてHDD44等に格納された後に写真画像ボックス8の画像表示領域81に表示され、その後にアップロードボタン83が操作されることになる。このため、ステップ#7での判別はアップロードボタン83が操作されることで出力される信号の有無により実行される。 【0068】このステップ#7での判別が肯定されると、記録媒体M等から取り込まれた画像がサーバ装置2にアップロードされる(ステップ#9)。なお、画像をサーバ装置2にアップロードするにあたっては、図9に示すアップロード画面9が表示され、画像ファイル名入力部91に所定のデータを入力した後にアップロードボタン92を操作することで実行される。 【0069】また、ステップ#7での判別が否定されたとき、及び、ステップ#9でのアップロードが終了したとき、引き続いて写真画像ボックス8の画像表示領域81に表示されている画像の一部を削除するか否かが端末装置4のCPU41の機能判別部で判別される(ステップ#11)。すなわち、サーバ装置2に登録されている画像の一部を削除したい場合、画像表示領域81に表示されている画像のチェックボックス86にチェックを入れた後に削除ボタン84が操作されることになる。このため、ステップ#11での判別は削除ボタン84が操作されることで出力される信号の有無により実行される。 【0070】このステップ#11での判別が肯定されると、チェックボックス86にチェックの入った画像のサーバ装置2における登録が抹消される(ステップ#13)。また、ステップ#11での判別が否定されたとき、及び、ステップ#13での画像の削除が終了したとき、引き続いてサーバ装置2における画像の検索が実行される(ステップ#15)。 【0071】次に、図11に示すフローチャートのステップ#15における検索動作について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。まず、サーバ装置2に登録されている画像データについてクラスター分析を行い、端末装置4の表示部47に検索画像の表示を行うまでの処理である前処理(初期処理)が実行される(ステップ#101)。 【0072】次いで、画像データに付与されている日付データについてクラスター分析を行って所定数の集合に分類する場合の分類個数iを変更するか否かがサーバ装置2の制御部25の機能判別部で判別される(ステップ#103)。すなわち、日付データについての分類個数iを変更する場合、図10に示す検索画像の日付データの分類数設定部105の設定が変更された後に端末装置4の入力部45の確定キー等の操作により実行が指示されることになる。このため、ステップ#103での判別は、入力部45で変更が指示されたときに出力される信号の有無により実行される。 【0073】このステップ#103での判別が肯定されると、日付データの分類個数iの変更処理が制御部25の第1選択部257により実行される(ステップ#105)。また、ステップ#103での判別が否定されたとき、及び、ステップ#105での分類個数iの変更処理が終了したとき、引き続いて画像データに付与されている位置データについてクラスター分析を行って所定数の集合に分類する場合の分類個数jを変更するか否かがサーバ装置2の制御部25の機能判別部で判別される(ステップ#107)。すなわち、位置データについての分類個数jを変更する場合、図10に示す検索画像10の位置データの分類数設定部110の設定が変更された後に端末装置4の入力部45の確定キー等の操作により実行が指示されることになる。このため、ステップ#107での判別は、入力部45で変更が指示されたときに出力される信号の有無により実行される。 【0074】このステップ#107での判別が肯定されると、位置データの分類個数jの変更処理が制御部25の第2選択部258により実行される(ステップ#109)。また、ステップ#107での判別が否定されたとき、及び、ステップ#109での分類個数jの変更処理が終了したとき、引き続いて日付データについてのi個の集合から1つの集合TSが選択される(ステップ#111)。この選択は、図10に示す検索画像10の第1インデックス表示領域104に表示されている所定のインデックス(例えば、01/3/27)を操作した後に端末装置4の入力部45の確定キー等を操作することにより実行されることになる。 【0075】次いで、位置データについてのj個の集合から1つの集合PSが選択される(ステップ#113)。この選択は、図10に示す検索画像10の第2インデックス表示領域109に表示されている所定のインデックス(例えば、幕張メッセ付近、北緯/東経33.29.46/134.40.40)を操作した後に端末装置4の入力部45の確定キー等を操作することにより実行されることになる。 【0076】次いで、日付データについてのi個の集合から選択された1つの集合TSと、位置データについてのj個の集合から選択された1つの集合PSとの積集合PRSが求められる(ステップ#115)。この積集合PRSを求める動作は、ステップ#113で位置データについてのj個の集合から1つの集合PSを選択した後に端末装置4の入力部45の確定キー等を操作することにより実行されることになる。 【0077】次いで、ステップ#115で求めた積集合PRSに含まれる画像データに基づく画像が端末装置4の表示部47に表示される(ステップ#117)。その後、検索動作が終了したか否かが制御部25で判別される(ステップ#119)。この判別は、端末装置4の入力部45の所定キー等を操作することにより出力される信号の有無により実行されることになる。このステップ#119での判別が肯定されると、図11に示すメインフローの動作に戻り、ステップ#119での判別が否定されると、ステップ#103に移行してステップ#103以降のステップが繰り返し実行される。 【0078】次に、図12に示すフローチャートのステップ#101における前処理動作について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。まず、日付データについてクラスター分析が実行され、i個の集合に分類される(ステップ#201)。すなわち、このステップ#201におけるクラスター分析は、予め設定された集合個数iが分類個数設定部251で自動的に設定され、第1分類部252により各画像データに対応して付与されている日付データのうち、互いに日付の似通ったもの同士が集められ、樹形図に基づいてi個の集合に分類される。 【0079】次いで、ステップ#201で分類されたi個の各集合について平均値算出部254により日付データの平均値が算出される(ステップ#203)。そして、第1インデックス付与部255によりi個の各集合に対して第1インデックスが付与され、各第1インデックスが日付順で第1インデックス表示領域104に表示される(ステップ#205)。なお、本実施形態では、上述したように第1インデックスとして日付データの平均値が付与される。 【0080】次いで、i個の集合から検索日に最も近い1つの集合TSが自動的に選択される(ステップ#207)。この選択された集合TSに対応する第1インデックスは、記憶部21に記憶されると共に表示部47に表示された検索画像10内で反転表示される。なお、検索日に最も近い1つの集合TSを選択するのは単なる便宜上の理由によるもので、これに限るものではない。 【0081】次いで、位置データについてクラスター分析が実行され、j個の集合に分類される(ステップ#209)。すなわち、このステップ#209におけるクラスター分析は、予め設定された集合個数jが分類個数設定部251で自動的に設定され、第2分類部253により各画像データに対応して付与されている位置データのうち、互いに位置の似通ったもの同士が集められ、樹形図に基づいてj個の集合に分類される。 【0082】次いで、ステップ#209で分類されたj個の各集合について平均値算出部254により位置データの平均値が算出される(ステップ#211)。そして、第2インデックス付与部256によりj個の各集合に対して第2インデックスが付与され、各第2インデックスが位置順で第2インデックス表示領域109に表示される(ステップ#213)。なお、本実施形態では、上述したように第2インデックスとして、位置データの平均値とその平均値の位置データに対応する地名とが付与される。 【0083】次いで、j個の集合からユーザの住所に最も近い1つの集合PSが自動的に選択される(ステップ#215)。この選択された集合PSに対応する第2インデックスは、記憶部21に記憶されると共に表示部47に表示された検索画像10内で反転表示される。なお、ユーザの住所に最も近い1つの集合PSを選択するのは単なる便宜上の理由によるもので、これに限るものではない。 【0084】次いで、日付データについてのi個の集合から選択された1つの集合TSと、位置データについてのj個の集合から選択された1つの集合PSとの積集合PRSが自動的に求められる(ステップ#217)。そして、ステップ#217で求めた積集合PRSに含まれる画像データに基づく画像が端末装置4の表示部47に表示される(ステップ#219)。 【0085】次に、図12に示すフローチャートのステップ#105における分類個数iの変更処理動作について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップ#201で実行されたクラスター分析結果に基づく樹形図から第1分類部252により日付データについて変更されたi個の集合に分類される(ステップ#301)。 【0086】次いで、ステップ#301で分類されたi個の各集合について平均値算出部254により日付データの平均値が算出される(ステップ#303)。そして、第1インデックス付与部255によりi個の各集合に対して第1インデックスが付与され、各第1インデックスが日付順で第1インデックス表示領域104に更新的に表示される(ステップ#305)。 【0087】次に、図12に示すフローチャートのステップ#109における分類個数jの変更処理動作について、図15に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップ#209で実行されたクラスター分析結果に基づく樹形図から第2分類部253により位置データについて変更されたj個の集合に分類される(ステップ#401)。 【0088】次いで、ステップ#401で分類されたj個の各集合について平均値算出部254により位置データの平均値が算出される(ステップ#403)。そして、第2インデックス付与部256によりj個の各集合に対して第2インデックスが付与され、各第2インデックスが位置順で第2インデックス表示領域109に更新的に表示される(ステップ#405)。 【0089】本発明のディジタルデータ検索システムは、上記実施形態のように構成されているので、画像データに付与されている日付データ及び位置データについて記憶があいまいな場合であっても、分類個数i,jを最初は小さな値に設定しておき、表示される画像を確認しながら分類個数i,jを徐々に増加することによって絞込み検索を容易に行うことができる。また、日付データ及び位置データは各集合の平均値が付与されるようになっているので、日付データ及び位置データについて記憶があいまいな場合であっても検索を容易に行うことができる。 【0090】なお、本発明のディジタルデータ検索システムは、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を必要に応じて採用することができる。 【0091】(1)上記実施形態では、ディジタルデータ検索システムは、ディジタルデータ検索装置であるサーバ装置2と、ネットワーク3を介して相互に通信可能に接続された端末装置2とから構成されたものであるが、これに限るものではない。例えば、サーバ装置2の主たる機能と端末装置4の主たる機能とを1台のパーソナルコンピュータや1台のディジタルカメラに持たせるようにすることも可能である。すなわち、ディジタルデータ検索システムをネットワーク3を介在させずにパーソナルコンピュータ単体で構成することもでき、カメラ単体で構成することもできる。この場合、パーソナルコンピュータやカメラがディジタルデータ検索装置を構成することになる。 【0092】(2)上記実施形態では、日付データとして時刻データが付随した年月日データ(例えば、2002年3月25日15時25分)を用いているが、これに限るものではない。例えば、時刻データの付随していない年月日データ(例えば、2002年3月25日)を用いることもできる。 【0093】(3)上記実施形態では、位置データとして緯度データ及び経度データを用いているが、これに限るものではない。例えば、地名を直接表わすデータであってもよい。この地名データは、例えば、GPS受信機等で緯度データ及び経度データを得たときにメモリに記憶されているテーブルから自動的に変換して得るようにしてもよい。 【0094】(4)上記実施形態では、位置データをGPSを利用して取り込むようにしているが、これに限るものではない。例えば、日本における公衆移動通信サービスにおける通信システムの一つであるPHS(Personal Handy phone System)の基地局から送信されるID情報(基地情報)、同通信システムの他の一つである携帯電話や自動車電話等の基地局から送信されるID情報(基地情報)を位置データとして用いることも可能である。 【0095】(5)上記実施形態では、サーバ装置2を構成する制御部25の分類個数設定部251は、分類個数i,jをそれぞれ2以上の整数とし、全表示が指定されたときは分類個数設定部251は機能しない構成としているが、これに限るものではない。例えば、分類個数i,jをそれぞれ1以上の整数とし、全表示が指定されたときは分類個数設定部251は分類個数i,jをそれぞれ1に設定して機能させるようにしてもよい。 【0096】(6)上記実施形態では、ディジタルデータ検索システム1は、ディジタルデータが画像データ(静止画像データは勿論、動画像データも含む。)である場合(すなわち、ディジタルデータ検索システムが画像データ検索システムである場合)について説明しているが、これに限るものではない。例えば、ディジタルデータが音声データである場合は勿論のこと、振動波形データ等の各種測定データである場合にも同様に適用することができる。例えば、ディジタルデータが音声データである場合は、検索された画像の表示に代えてスピーカ等の音声出力手段から検索された音声を出力させるようにすればよい。また、ディジタルデータが振動波形データである場合は、検索された波形等を表示させるようにすればよい。 【0097】(7)上記実施形態では、ディジタルデータ検索システム1は、画像データに付随する属性データについてクラスター分析により所定の集合を得るようにしているが、これに限るものではない。要は、種々の分析手法によって似通ったもの同士の集合を得るようにすればよい。また、クラスター分析を利用する場合であっても、日付データ間及び位置データ間の距離として「ユークリッド距離」を用い、集合間の距離として「平均距離」を用いているが、これに限るものではない。例えば、日付データ間及び位置データ間の距離として「重み付きユークリッド距離」、「標準ユークリッド距離」、「マンハッタン距離」等を用いることも可能である。また、集合間の距離として「最近隣」、「最遠隣」、「重心間距離」等を用いることも可能である。 【0098】(8)上記実施形態では、図10に示す検索画像において、第1インデックスと第2インデックスとを互いに交差するように表示しているがこれに限るものではない。例えば、第1インデックスと第2インデックスとを互いに平行になるように表示することも可能である。 【0099】(9)上記実施形態では、第1インデックスは日付データに関するものであり、第2インデックスは位置データに関するものであるが、これに限るものではない。例えば、撮影画像の場合であれば、レンズのFNo.、被写体距離、画像サイズ等の種々の撮影情報をインデックスとして用いることができる。また、インデックスとして、各集合の平均値を付与するようにしているが、これに限るものではない。例えば、各集合を特徴づける適宜の名称をインデックスとして用いることもできる。 【0100】(10)上記実施形態では、分類個数設定部251は、第1インデックスと第2インデックスの両方のインデックスについて分類個数i,jを設定変更可能にしているがこれに限るものではない。例えば、いずれか一方のインデックスについてのみ設定変更可能としてもよい。 【0101】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタルデータ検索装置は、ディジタルデータと各ディジタルデータが生成された条件を表わす第1属性データ及び第2属性データとを対応付けて格納するデータ記憶手段と、第1属性データに基づいてディジタルデータをi個の集合に分類する第1分類手段と、第2属性データに基づいてディジタルデータをj個の集合に分類する第2分類手段と、外部からの入力を受け付けてi個の集合の中から1の集合を選定する第1選定手段と、外部からの入力を受け付けてj個の集合の中から1の集合を選定する第2選定手段と、第1選定手段により選定された集合と第2選定手段により選定された集合との積集合を求める抽出手段と、積集合に含まれるディジタルデータを表示手段に表示する表示制御手段とを備えているので、複数のディジタルデータから所定の条件を満たすディジタルデータを効率的に検索することができるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006079 【氏名又は名称】ミノルタ株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル
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| 【出願日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067828 【弁理士】 【氏名又は名称】小谷 悦司 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−330942(P2003−330942A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月21日(2003.11.21) |
| 【出願番号】 |
特願2002−135442(P2002−135442) |
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