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【発明の名称】 目的アドレスへのナビゲーション方法及びそのシステム
【発明者】 【氏名】中谷 勝美
【住所又は居所】大阪府大阪市西区西本町1丁目6番6号 イワタニエレクトロニクス株式会社内

【氏名】山下 正人
【住所又は居所】大阪府大阪市西区西本町1丁目6番6号 イワタニエレクトロニクス株式会社内

【要約】 【課題】各種の情報端末においてインターネット上の複数のマッピングサーバを利用できるようにする。

【解決手段】クライアントが目的アドレスの問い合わせ情報を送信したことに応答して、ナビゲーションシステムが機種の検出を行なうステップと、検索入力画面においてクライアントの選択情報と検索メタ情報とクライアント側優先順位情報を入力したことに応答して、ナビゲーションシステムが選択情報とクライアント側優先順位情報に基づいて最も優先順位の高いマッピングサーバから順に前記検索メタ情報を送信するステップと、マッピングサーバの検索結果をナビゲーションシステムが受信するステップと、ナビゲーションシステムがそのマッピングサーバの検索結果に基づいてクライアントの情報端末に対応した画面でナビゲートするステップとを含むことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワーク上のナビゲーションシステムに複数のマッピングサーバを連係させるとともに、そのナビゲーションシステムにクライアントの各情報端末に対応する検索入力画面を記憶しておき、クライアントがそれぞれの情報端末からナビゲーションシステムに目的アドレスの問い合わせ情報を送信したことに応答して、ナビゲーションシステムがその問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の判別を行なうステップと、ナビゲーションシステムが各クライアントの情報端末の機種に対応し、かつ前記複数のマッピングサーバの表示項目を表示する検索入力画面をクライアントの情報端末に返信するステップと、検索入力画面に表示された複数のマッピングサーバのうち、クライアントが、どのマッピングサーバを使用するかという選択情報と、検索メタ情報と、どのマッピングサーバを優先させるかというクライアント側優先順位情報とを入力したことに応答して、ナビゲーションシステムが選択情報とクライアント側優先順位情報に基づいて最も優先順位の高いマッピングサーバから順に前記検索メタ情報を送信するステップと、マッピングサーバの検索結果をナビゲーションシステムが受信するステップと、ナビゲーションシステムがそのマッピングサーバの検索結果に基づいてクライアントの情報端末に対応した画面でナビゲートするステップと、を含むことを特徴とする、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項2】 請求項1に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記ナビゲーションシステムに予めマッピングサーバに関するナビゲーション側優先順位情報を記憶しておき、前記クライアント側優先順位情報と予め記憶された前記ナビゲーション側優先順位情報の両方に基づいて前記最も優先順位の高いマッピングサーバを決定するステップを含み、その決定された最も優先順位の高いマッピングサーバから順に検索メタ情報をそのマッピングサーバに送信する、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項3】 請求項2に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記最も優先順位の高いマッピングサーバを決定するステップが所定の演算式に基づいて行われる、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記クライアント側優先順位情報を入力する場合に、優先順位の高さをその数字の大きさに基づいて入力する、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記検索入力画面に表示される複数のマッピングサーバの表示項目がマッピング手法の異なる少なくとも2つのマッピングサーバに対応するものを含む、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項6】 請求項5に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記マッピング手法の異なる2つのマッピングサーバが、一方は、URLの入力ウインドウにキーワードを入力することにより、目的のURLへナビゲートするインターネットキーワード方式のマッピングサーバであり、他方は、検索情報入力ウインドウにキーワードを入力することにより、最も確からしいURLへナビゲートする近似情報マッピングサーバである、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項7】 請求項6に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記検索入力画面でインターネットキーワード方式のマッピングサーバの入力ウインドウに入力された検索情報をそのまま、近似情報マッピングサーバに入力された検索情報として使用する、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項8】 請求項5に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記マッピング手法の異なる2つのマッピングサーバが、一方は、URLの入力ウインドウにキーワードを数字入力することにより、目的のURLへナビゲートするインターネットナンバー方式のマッピングサーバであり、他方は、検索情報入力ウインドウにキーワードを入力することにより、最も確からしいURLへナビゲートする近似情報マッピングサーバである、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、ナビゲーションシステムが検出したクライアントの情報端末の機種によって、前記連係するマッピングサーバで検索できないマッピングサーバを予め除くステップを含む、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、ナビゲーションシステムが、予め、必ず選択されるべきマッピングサーバの種類を決定したナビゲーションシステム側必須選択情報を有している、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項11】 請求項10に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記ナビゲーションシステム側必須選択情報が、インターネットキーワード方式のマッピングサーバの選択である、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器の機種情報を検出するステップを含む、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器のOS種別情報を検出する処理を含む、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器のブラウザ種別情報を検出する処理を含む、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項15】 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の目的アドレスへのナビゲーション方法において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器の画面サイズ情報を検出する処理を含む、目的アドレスへのナビゲーション方法。
【請求項16】 ネットワーク上に存在する複数のマッピングサーバを用いて、複数機種の情報端末から目的とするアドレスをクライアントの情報端末にナビゲートするナビゲーションシステムであって、クライアントの各種情報端末に対応する検索入力画面と、マッピングサーバのクライアント側優先順位情報を少なくとも記憶する記憶手段と、クライアントがそれぞれの情報端末からナビゲーションシステムに送信される目的アドレスの問い合わせ情報を解析するクエリ解析手段と、その問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の判別を行なうクライアント機種判別手段と、各クライアントの情報端末の機種に対応し、かつ前記複数のマッピングサーバの表示項目を表示する検索入力画面をクライアントの情報端末に返信するプロンプターと、検索入力画面に表示された複数のマッピングサーバのうち、クライアントがどのマッピングサーバを使用するかという選択情報と、検索メタ情報と、どのマッピングサーバを優先させるかというクライアント側優先順位情報とを入力したことに応答して、その選択情報及びクライアント側優先順位情報に基づいてマッピングサーバの選択とその優先順位を設定する選択プライオリティ設定手段と、選択プライオリティ設定手段が設定した最も優先順位の高いマッピングサーバから順番に検索メタ情報を前記プロトコル情報に基づいてそのマッピングサーバの検索を行なわせるマッピングサーバ制御手段と、受信したマッピングサーバの検索結果に基づいて、クライアントの情報端末に対応した画面でナビゲートするクライアントナビゲータと、を含む、目的アドレスへのナビゲーションシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は目的アドレスへのナビゲーション方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来技術】従来、インターネット上のホームページにアクセスするには、そのホームページのアドレス(URL)を見つけ、そのアドレスを入力しなければならないが、そのURLを探し、入力するには手間と時間がかかる。特に、URLの入力はそのURLを構成する文字の一つでも間違えると目的とするホームページを表示することができないうえに、文字数が多く長いURLであると逐一入力する労力は大変なものになる。
【0003】この問題に対して検索機能を備えたマッピングサーバ(検索エンジン)を用いることにより目的のホームページを探し出すことができる。目的とするホームページを検索するマッピングサーバとしては、従来から次のようなものが知られている。
(従来例1)インターネット普及の初期の頃から利用され、ユーザの間に良く知られたものとして、ディレクトリ型マッピングサーバとロボット型マッピングサーバがある。ディレクトリ型マッピングサーバは、ウェブサイトを分類し、探しやすい形にして提供するもので、代表的なものにはYahooがある。登録申請時にキーワードや紹介文、サイトのテーマなどを入力する場合が多く、これらの情報をもとに運営者側がウェブサイトを分類するのが一般的である。階層的に大分類から小分類へと選択して行くことで目的のページを見つけるというのが一般的であるが、登録申請時に付けたキーワードなどでも検索することができる。
【0004】一方、ロボット型マッピングサーバは、「検索ロボット」と呼ばれるソフトウェアがウェブページを自動巡回し、集めた情報を検索できるようにしたもので、代表的なものには、Lycos、Infoseek、Google、Gooなどがある。ページの本文の全文検索が可能なものが多く、検索者がキーワードを入力すると、キーワードを含むウェブページをすべて検索する。登録申請時にはURLのみ入力する場合が多く、ここで入力されたURLを起点に検索ロボットが定期的に巡回することになる。上記ディレクトリ型マッピングサーバとロボット型マッピングサーバは、マッピングサーバのホームページにおいて検索キーワード入力ボックスにキーワードを入れて検索する形態や、インターネットエキスプローラーのようなブラウザにツールバーとしてプラグインして利用する形態が一般的である。以下、本明細書においては、ディレクトリ型マッピングサーバとロボット型マッピングサーバのようなマッピングサーバを近似情報マッピングサーバと称する。
【0005】(従来例2)ブラウザのURL入力ボックスに直接、特定のキーワード(自然言語)を入力することにより目指すホームページアドレスにナビゲートする方法が公知となっている。この方法の代表的なものとして、リアルネームズ社などによる技術(以下、インターネットキーワード方式と称する)がある。この技術の詳細については、特表2002−502071号に開示されている。
(従来例3)ブラウザのURL入力ウインドウに直接、特定の数字を入力することにより目指すホームページアドレスにナビゲートする方法が公知となっている。この方法の代表的なものとして、インターネットナンバー社などによる技術(インターネットナンバー方式と称する)がある。この技術の詳細については、特開2002−024117号に開示されている。
上記(従来例1)〜(従来例3)によれば、いずれの方式においても特定のURLを入力する必要がなく、ユーザ側の手間は改善される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来技術であれば下記のような課題がある。
(A)上記いずれのマッピングサーバも、特定のコンピュータ機種の特定オペレーションシステム(OS)の特定ブラウザによってのみ検索できるようになっているので、コンピュータの機種、OS、ブラウザの少なくとも一つでも異なれば、各マッピングサーバにうまくアクセスすることができない。例えば、近年、iモード(登録商標)で知られるように携帯電話などの携帯情報端末や、インターネットテレビのような情報家電を用いてインターネットにアクセスできるようになっているが、このような情報端末では上記マッピングサーバに対応することができない場合が多い。
【0007】(B)ある情報端末が特定のOS、特定のブラウサ及び特定のマッピングサーバのプロトコルに対応した情報を予め持っていたとしても、その特定のOS、ブラウサのバージョン及び各マッピングサーバのプロトコルが変更された場合には、個々の情報端末において、それぞれの対応する情報を書き変えることが必要になる。各情報端末において、それぞれ変更された形式に対応するように情報をダウンロードする方式も考えられるが、いつ、変更されたかをクライアントが把握することは難しいうえに、複数のマッピングサーバを使用したい場合には、その処理は煩雑となり、あまり現実的ではない。
【0008】(C)上記(従来例1)〜(従来例3)では、個別のマッピングサーバとして存在しており、複数のマッピングサーバを使用する場合には、その都度、各マッピングサーバのウェブにアクセスして、個別に検索することが必要になる。通信速度が速く、かつ月決めの定額料金でインターネットにアクセスできる場合が多いパソコンと違って、通信速度が遅く、かつ通信情報量に応じて課金されることの多い携帯端末の場合、複数のマッピングサーバを使用することは利用者に金銭的、時間的に大きな負担をかけることになる。さらに、複数のマッピングサーバを利用する際に、利用者は目的アドレスの検索の方針をはっきりと意識せずに決めることが多く、各マッピングサーバの特性についても良く知らない場合がほとんどである。その結果、利用者は、試行錯誤的に複数のマッピングサーバを使用して目的のアドレスを探すことになり、目的のアドレスから対応するホームページを表示するまでに大変苦労する。
【0009】本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、上記課題の少なくとも一つを解決できる、目的アドレスへのナビゲーション方法及びそのシステムを提供することにある。具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)各種の情報端末の機種、OS、ブラウザの相違にかかわらず、少なくともインターネットにアクセスできる情報端末であれば、インターネット上の各種のマッピングサーバを利用できるようにする。
(b)マッピングサーバの追加変更に対して各情報端末の利用者に負担をかけずに対応できるようにする。
(c)各種の情報端末からいろいろなマッピングサーバを用いて目的アドレスを検索しようとする場合に、マッピングサーバに関する知識がないクライアントに負担をかけず、効率的に目的アドレスをナビゲートできるようにする。
なお、上記に記載した以外の発明の課題及びその解決手段は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、次のように構成したものである。第1発明に係る目的アドレスへのナビゲーション方法は、ネットワーク上のナビゲーションシステムに複数のマッピングサーバを連係させるとともに、そのナビゲーションシステムにクライアントの各情報端末に対応する検索入力画面を記憶しておき、クライアントがそれぞれの情報端末からナビゲーションシステムに目的アドレスの問い合わせ情報を送信したことに応答して、ナビゲーションシステムがその問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の判別を行なうステップと、ナビゲーションシステムが各クライアントの情報端末の機種に対応し、かつ前記複数のマッピングサーバの表示項目を表示する検索入力画面をクライアントの情報端末に返信するステップと、検索入力画面に表示された複数のマッピングサーバのうち、クライアントが、どのマッピングサーバを使用するかという選択情報と、検索メタ情報と、どのマッピングサーバを優先させるかというクライアント側優先順位情報とを入力したことに応答して、ナビゲーションシステムが選択情報とクライアント側優先順位情報に基づいて最も優先順位の高いマッピングサーバから順に前記検索メタ情報を送信するステップと、マッピングサーバの検索結果をナビゲーションシステムが受信するステップと、ナビゲーションシステムがそのマッピングサーバの検索結果に基づいてクライアントの情報端末に対応した画面でナビゲートするステップと、を含むことを特徴とする。
【0011】第2発明は、第1発明において、前記ナビゲーションシステムに予めマッピングサーバに関するナビゲーション側優先順位情報を記憶しておき、前記クライアント側優先順位情報と予め記憶された前記ナビゲーション側優先順位情報の両方に基づいて前記最も優先順位の高いマッピングサーバを決定するステップを含み、その決定された最も優先順位の高いマッピングサーバから順に検索メタ情報をそのマッピングサーバに送信することを特徴とする。第3発明は、第2発明において、前記最も優先順位の高いマッピングサーバを決定するステップが所定の演算式に基づいて行われることを特徴とする。第4発明は、第1発明ないし第3発明のいずれか一つの発明において、前記クライアント側優先順位情報を入力する場合に、優先順位の高さをその数字の大きさに基づいて入力することを特徴とする。
【0012】第5発明は、第1発明ないし第4発明のいずれか一つの発明において、前記検索入力画面に表示される複数のマッピングサーバの表示項目がマッピング手法の異なる少なくとも2つのマッピングサーバに対応するものを含むことを特徴とする。第6発明は、第5発明において、前記マッピング手法の異なる2つのマッピングサーバが、一方は、URLの入力ウインドウにキーワードを入力することにより、目的のURLへナビゲートするインターネットキーワード方式のマッピングサーバであり、他方は、検索情報入力ウインドウにキーワードを入力することにより、最も確からしいURLへナビゲートする近似情報マッピングサーバであることを特徴とする。
【0013】第7発明は、第6発明において、前記検索入力画面でインターネットキーワード方式のマッピングサーバの入力ウインドウに入力された検索情報をそのまま、近似情報マッピングサーバに入力された検索情報として使用することを特徴とする。第8発明は、第5発明において、前記マッピング手法の異なる2つのマッピングサーバが、一方は、URLの入力ウインドウにキーワードを数字入力することにより、目的のURLへナビゲートするインターネットナンバー方式のマッピングサーバであり、他方は、検索情報入力ウインドウにキーワードを入力することにより、最も確からしいURLへナビゲートする近似情報マッピングサーバであることを特徴とする。
【0014】第9発明は、第1発明ないし第8発明のいずれか一つの発明において、ナビゲーションシステムが検出したクライアントの情報端末の機種によって、前記連係するマッピングサーバで検索できないマッピングサーバを予め除くステップを含むことを特徴とする。第10発明は、第1発明ないし第9発明のいずれか一つの発明において、ナビゲーションシステムが、予め、必ず選択されるべきマッピングサーバの種類を決定したナビゲーションシステム側必須選択情報を有していることを特徴とする。第11発明は、第10発明において、前記ナビゲーションシステム側必須選択情報が、インターネットキーワード方式のマッピングサーバの選択であることを特徴とする。
【0015】第12発明は、第1発明ないし第11発明のいずれか一つの発明において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器の機種情報を検出するステップを含むことを特徴とする。第13発明は、第1発明ないし第12発明のいずれか一つの発明において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器のOS種別情報を検出する処理を含むことを特徴とする。
【0016】第14発明は、第1発明ないし第13発明のいずれか一つの発明において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器のブラウザ種別情報を検出する処理を含むことを特徴とする。第15発明は、第1発明ないし第14発明のいずれか一つの発明において、前記問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の検出を行なうステップが、問い合わせ情報内にクライアントの情報機器の画面サイズ情報を検出する処理を含むことを特徴とする。
【0017】第16発明は、ネットワーク上に存在する複数のマッピングサーバを用いて、複数機種の情報端末から目的とするアドレスをクライアントの情報端末にナビゲートするナビゲーションシステムであって、クライアントの各種情報端末に対応する検索入力画面と、マッピングサーバのクライアント側優先順位情報を少なくとも記憶する記憶手段と、クライアントがそれぞれの情報端末からナビゲーションシステムに送信される目的アドレスの問い合わせ情報を解析するクエリ解析手段と、その問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の判別を行なうクライアント機種判別手段と、各クライアントの情報端末の機種に対応し、かつ前記複数のマッピングサーバの表示項目を表示する検索入力画面をクライアントの情報端末に返信するプロンプターと、検索入力画面に表示された複数のマッピングサーバのうち、クライアントがどのマッピングサーバを使用するかという選択情報と、検索メタ情報と、どのマッピングサーバを優先させるかというクライアント側優先順位情報とを入力したことに応答して、その選択情報及びクライアント側優先順位情報に基づいてマッピングサーバの選択とその優先順位を設定する選択プライオリティ設定手段と、選択プライオリティ設定手段が設定した最も優先順位の高いマッピングサーバから順番に検索メタ情報を前記プロトコル情報に基づいてそのマッピングサーバの検索を行なわせるマッピングサーバ制御手段と、受信したマッピングサーバの検索結果に基づいて、クライアントの情報端末に対応した画面でナビゲートするクライアントナビゲータと、を含むことを特徴とする。
【0018】上記第1発明〜第16発明について説明する。本明細書において「サーバ」とはコンピュータを用いてクライアントにサービスを提供するものを言い、ハードウエアで構成されるものも、ソフトウェアで構成されるものも含む。第1発明においてマッピングサーバとは、例えば、なんらかの検索メタ情報とURLに対応させた情報を有しているサーバを含む概念で使用している。クライアント側優先順位情報の入力の方式は、第4発明の構成に限らず、クライアントによるマッピングサーバの選択順序により決定する方法や、「最優先」「中」「低」という選択欄を設け、それをクリックする方法などが例示できる。
【0019】第3発明に記載した演算式には、クライアント側優先順位情報の優先数値とナビゲーション側優先順位情報の優先数値とを乗算する方法を含んでいる。例えば、あるマッピングサーバのナビゲーション側優先順位情報の優先順位レベルが予め80%で与えられている場合に、クライアントが入力したクライアント側優先順位情報の優先順位レベルが70%であるならば、0.8×0.7=0.56(56%)と設定するような場合である。さらに、上記演算式は、クライアント側の意志にかかわらず、ナビゲーションシステム側が無条件にマッピングサーバを選択するような各種の論理演算も含んでいる。第5発明に記載された「マッピング手法の異なる少なくとも2つのマッピングサーバ」とは、主に、マッピングサーバが所定の機能を実現する場合に採用されるサーバの割り当て方法が異なっている場合を言う。なお、本明細書においては、インターネットキーワード方式とインターネットナンバー方式のマッピングサーバは、目的WebのURLへの割り当てが自然言語(言葉)であるか、数字であるかの違いがあるので、割り当て手法の異なるマッピングサーバとしている。
【0020】
【作用及び効果】第1発明であれば、クライアントの情報端末にナビゲート機能を設けず、ネットワーク上のナビゲーションシステム側にナビゲート機能を持たせたので、各種の情報端末の機種、OS、ブラウザの相違にかかわらず、少なくともインターネットにアクセスできる情報端末であれば、インターネット上の各種のマッピングサーバを利用できるようにする。また、ナビゲーションシステム側のナビゲート機能を変更することにより、マッピングサーバ等の追加変更に対して各情報端末のクライアントに負担を掛けずに対応できるようになる。さらに、各情報端末から複数のマッピングサーバを用いて目的アドレスを検索する場合に、クライアント側の選択の意志を尊重させた形で、一度にマッピングサーバを選択することが可能になるので、入力、検索に要する送受信の時間等を著しく軽減でき、目的アドレスのナビゲートを従来に比べて向上できる。
【0021】第2発明であれば、優先順位の決定において、ナビゲーションシステム側の検索方針と、クライアント側の意思の両方を考慮して最適なナビゲートを実現できる可能性がある。第3発明であれば、前記最も優先順位の高いマッピングサーバを決定するステップが所定の演算式に基づいて行われるので演算式の設定により、クライアント側とナビゲーション側の優先順位の比重を適宜、最適なものに設定することが可能になる。第4発明であれば、前記クライアント側優先順位情報を入力する場合に、優先順位の高さをその数字の大きさに基づいて入力するので、クライアントによる優先順位の決定をわかりやすくかつ正確に行うことができる。第5発明であれば、マッピング手法の異なる少なくとも2つのマッピングサーバに対応するものを含んでいることにより、クライアントの一度の入力により、異なった観点から目的アドレスの検索及びナビゲートを行なうことができ、効率的に目的アドレスをナビゲートできる。
【0022】第6発明であれば、インターネットキーワード方式と近似情報マッピングサーバを一緒に前記検索入力画面で指定できるように構成することにより、インターネットキーワード方式の入力簡便性と、近似情報マッピングサーバの広範囲調査能力をともに利用することができる。第7発明であれば、検索情報の入力をインターネットキーワード方式の一度で済むようになり、クライアントの入力の手間を削減することができる。この第7発明であれば、文字等の入力に手間がかかる携帯端末の場合、特に効果が大きい。第8発明であれば、インターネットナンバー方式と近似情報マッピングサーバを一緒に前記検索入力画面で指定できるように構成することにより、インターネットキーワード方式の入力簡便性と、近似情報マッピングサーバの広範囲調査能力をともに利用することができる。
【0023】第9発明であれば、ナビゲーションシステムにおいて検索情報を送信しても無意味なマッピングサーバへの検索を予め省くことができ、検索の速度と安定性を向上させることができる。第10発明であれば、ナビゲーションシステムが最も有効と考えるマッピングサーバをクライアントに表示し、その選択をナビゲーション側が主体的に設定することにより、情報端末毎に検索の精度、効率を向上させることができる可能性がある。
【0024】第16発明であれば、クライアントの情報端末にナビゲート機能を設けず、ネットワーク上のナビゲーションシステム側にナビゲート機能を持たせたので、各種の情報端末の機種、OS、ブラウザの相違にかかわらず、少なくともインターネットにアクセスできる情報端末であれば、インターネット上の各種のマッピングサーバを利用できるようにする。また、ナビゲーションシステム側のナビゲート機能を変更することにより、マッピングサーバ等の追加変更に対して各種の情報端末のクライアントに負担を掛けずに対応できるようになる。さらに、各情報端末から複数のマッピングサーバを用いて目的アドレスを検索する場合に、クライアント側の選択の意志を尊重させた形で、一度にマッピングサーバを選択することが可能になるので、入力、検索に要する送受信の時間等を著しく軽減でき、目的アドレスのナビゲートを従来に比べて向上できる。
【0025】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。本実施形態の具体的な構成を説明する前に、本実施形態が実現しようとする機能とその効果を最初に説明することにする。図1は本実施形態の一般的な利用形態を示す図であり、ナビゲーションシステムの一形態としての本システムサーバ1、複数のマッピングサーバ2及びクライアントの各種情報端末3がそれぞれネットワークの一形態としてのインターネット4に接続してある。クランアントの情報端末3は各家庭、会社などに設置されたパソコン5、携帯電話6、携帯端末(PDA7)や、インターネットテレビ、インターネット電子レンジなどのネットワーク機能を備えた情報家電8等を広く含んでいる。例えば、携帯電話6のクライアントが携帯電話6から本システムサーバ1にアクセスすることにより、携帯電話6の表示画面9に図2で示すようなプロンプト27が表示される。前記したように従来の方法では、マッピングサーバ2(図1参照)が提供する機種,OS,表示画面の制限により、携帯電話6では目的アドレスを探し出すことができない場合が多かった。
【0026】図2に示す携帯電話6のプロンプト27はマッピング手法の異なる複数のマッピングサーバの表示項目10を表示することができるようになっている。図2では、提供されるアドレス検索機能を有するマッピングサーバとして、A社インターネットキーワード方式名、B社インターネットナンバー方式名、C社マッピングサーバ名(図2〜図4ではサービスを示すC社検索エンジン名として表示、以下、D社〜N社も同様)、D社検索エンジン名、E社検索エンジン名、F社検索エンジン名、G社検索エンジン名を含むプロンプト27が表示された表示画面9が示されている。プロンプト27にはテキスト入力ボックス11と、クライアントがどのマッピングサーバを選択するかを入力するマッピングサーバの選択欄12と、クライアントがどのマッピングサーバを優先して探すかを入力する優先順位指定欄13が設けてある。また、プロンプト27には本ナビゲートのサービス名24と入力を返信するジャンプボタン25が含まれている。
【0027】なお、ネットワーク上に多数存在する、目的アドレスを探索するマッピングサーバのうち、どのマッピングサーバをプロンプト27に選ぶかという選択のパターンは、マッピング手法の異なるマッピングサーバを組み合わせる異種間選択と、マッピング手法が同じのマッピングサーバを組み合わせる同種間選択に分類される。例えば、異種間選択の場合は、(1)インターネットキーワード方式とインターネットナンバー方式(2)インターネットキーワード方式と近似情報マッピングサーバ(3)インターネットナンバー方式と近似情報マッピングサーバのパターンが考えられ、同種間選択の場合は、(1)サービス提供会社の異なる2つ以上のインターネットキーワード方式(2)サービス提供会社の異なる2つ以上のインターネットナンバー方式(3)2つ以上の近似情報マッピングサーバのパターンが考えられる。また、この実施形態では、テキスト入力ボックス11に入力されたテキスト(記号、数字も含む)は、そのまま選択されたマッピングサーバの検索メタ情報としてそれぞれ入力されるように構成してある。図2に示すようなプロンプト27が表示されると、クライアントは前記テキスト入力ボックス11に検索するテキストを入力する。例えば、図3に示すように「○△エレクトロニクス」というテキストを入力する。「○△」は会社名などである。その後、マッピングサーバの選択とクライアント側優先順位の入力を行う。
【0028】図2に示すプロンプト27ではマッピングサーバの選択欄12の選択の仕方は、プロンプト27上のカーソルを移動させて携帯電話6の決定キー28を押すことにより指定する。指定された状態を図3において選択欄12内の「レ」で示している。また、優先順位の指定は、選択したマッピングサーバに対応する優先順位指定欄13内に数字を入力することにより行う。例えば、100%を最大値として、90%、80%、……というように数字の値を小さくしていくことにより優先順位を表現するのである。
【0029】図3(A)は前述した異種間選択の場合において、A社を90%、B社を80%、C社を70%、D社を60%、G社を30%の順で優先させて目的アドレスを検索する場合を示したものである。図3(B)は前述した近似情報マッピングサーバに対応する複数のマッピングサーバを使用した同種間選択の場合の表示画面であり、図3(B)においてもH社を90%、I社を80%、J社を70%、K社を60%、N社を30%の順で優先させて目的アドレスを検索する場合を示したものである。なお、クライアントによる優先順位の指定は、全く行なわない状態で指定することもでき、その場合は、後述するサービス選択、プライオリティテーブル内にある予め本システムサーバ側で設定された優先順位情報によりマッピングサーバの優先順位が設定される。つまり、クライアント側優先順位情報の設定は全く行わないことも優先順位の設定に含まれるものである。このような場合、携帯電話ではシステムサーバ側でインターネットキーワードを優先させて検索することが多い。
【0030】上記A社のインターネットキーワード方式名の一例としては、リアルネームズ社のリアルネームズが挙げられ、B社のインターネットナンバー方式名の一例としては、インターネットナンバー社のインターネットナンバーが挙げられる。また、C社マッピングサーバ〜G社マッピングサーバに示した近似情報マッピングサーバの一例としては、例えば、ギガコード、マピオン、Yahoo天気、MSNこだわりサイト、Google Luckyなどが例示でき、H社マッピングサーバ〜N社マッピングサーバに示した近似情報マッピングサーバの一例としては、例えば、Google、LookSmart、MSNサーチ、Infoseek、フレッシュアイ、Lycos、gooなどが例示できる。
【0031】キーワードと選択マッピングサーバ名(検索エンジン名)を選択して、本システムサーバに送信すると、例えば、図4に示すような検索結果画面が表示される。目的のホームページアドレスが表示された一例が図4(A)の画面、発見できなかった旨の表示の一例が図4(B)の画面である。このようにクライアントは、アクセスする情報端末の種類を意識せずに、複数のマッピングサーバを駆使して、目的とするホームページアドレスを検索することができる。
【0032】以下、上記のような各種機能を実現する本実施形態の具体的構成を方法とシステムの両面から詳しく説明する。図5は本実施形態のシステムをネットワークの観点から説明するための図である。このコンピュータシステムは、インターネット4のような各種ネットワークを介してナビゲーティングマネージャ(本システムサーバ1)と接続可能に構成された各種情報端末3としてのクライアントタイプA〜Xと、各種ネットワークを介してナビゲーティングマネージャと接続可能に構成された、マッピングサーバ2(A,B,……)とを含んで構成し、さらに一般のウェブサーバ14にも接続できるように構成してある。
【0033】図6は、上記ナビゲーティングマネージャの機能ブロック図である。ナビゲーティングマネージャ1は、クライアントがそれぞれの情報端末からナビゲーションシステムに送信される目的アドレスの問い合わせ情報を解析するクエリ解析手段としてのクエリ解析エンジン15と、その問い合わせ情報に含まれるクライアントの情報端末の機種の判別を行なうクライアント機種判別手段としてのクライアント機種判別エンジン16と、各クライアントの情報端末の機種に対応し、かつ前記複数のマッピングサーバの表示項目を表示する検索入力画面をクライアントの情報端末に返信するプロンプター17と、検索入力画面に表示された複数のマッピングサーバのうち、クライアントがどのマッピングサーバを使用するかという選択情報と、検索メタ情報と、どのマッピングサーバを優先させるかというクライアント側優先順位情報とを入力したことに応答して、その選択情報及びクライアント側優先順位情報に基づいてマッピングサーバの選択と優先順位を設定する選択プライオリティ設定手段としてのマッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジン18と、マッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジン18が設定した最も優先順位の高いマッピングサーバから順番に検索メタ情報を各マッピングサーバの検索を行なわせるマッピングサーバ制御手段としてのマッピングサーバ制御エンジン19と、受信したマッピングサーバの検索結果に基づいて、クライアントの情報端末に対応した画面でナビゲートするクライアントナビゲータ20とを含んで構成してある。
【0034】なお、ナビゲーティングマネージャ1には、記憶部26が設けられ、その記憶部26は、前記複数のマッピングサーバ2のプロトコル情報を記憶したマッピングプロトコルDB23(図16参照)と、マッピングサーバ選択情報クライアント側優先順位情報、機種・ブラウザ情報などを記憶するサービス選択プライオリティテーブル21とを有している。サービス選択プライオリティテーブル21にはクライアントの各種情報端末に対応する検索入力画面などを記憶した表示画面DB22が含まれている。なお、記憶部26、上記テーブル21、DB22・23はネットワーク上に分散配置することもできる。さらに、図6に示す本ナビゲーティングマネージャの各構成要素も必要によりネットワーク上に分散配置することも可能である。
【0035】図7は本ナビゲートシステム全体のシーケンス図である。図7に示すように、ステップ101において、各クライアントの情報端末から入力画面表示要求が出されると、ステップ102において本システムサーバから検索入力画面応答がクライアントに返される。その検索入力画面応答にしたがってクライアントがステップ103において、前記検索情報としてのメタデータと各マッピングサーバの優先順位を指定して、本システムサーバに送信する。次いで、本システムサーバは、ステップ104、106、108において各マッピングサーバにメタデータを送信するとともに、ステップ105、107、109において各マッピングサーバからの検索結果を受信し、ステップ110において目的Webサーバのアドレス(URL)でナビゲートし、そのナビゲートによりステップ111においてユーザがたどり着きたいマッピングサーバ群へ画面表示要求が自動的に目的サーバへ送信され、ステップ112において目的Webサーバの応答がユーザの情報端末に返され、一連の処理を終了する。
【0036】図8、図9はそれぞれ本ナビゲート方法の概略フローチャートである。以下、本実施形態の処理及び構成を図8、図9に示すフローチャートを基本にして説明する。
(クライアントからの問い合わせ送信とその応答処理)図8において、ステップ201においてクライアントから本システムサーバへ問い合わせ送信を行う。この問い合わせ送信は、例えば、クライアントの情報端末が、携帯電話である場合には、携帯電話の表示画面上のカーソルを操作して、本システムサーバが開設するWebサーバへ問い合わせ送信を送ることによって行われる。ステップ202では、本システムサーバが問い合わせ送信の問い合わせ情報に基づいてクライアントの情報端末の機種の判別を行う。この処理は主に図6のクエリ解析エンジン15とクライアント機種判別エンジン16によって行われる。図10、図11はそれぞれクライアント機種判別エンジンのフローチャートの一例であり、ステップ302に示すようにクライアントの情報端末の機種種別情報を取り出すステップと、ステップ305に示すようにOS種別情報を取り出すステップと、ステップ308に示すようにブラウザ種別情報を取り出すステップと、ステップ314に示すように画面サイズ情報を取り出すステップを有していることを特徴としている。そして、機種種別情報、OS種別情報、ブラウザ種別情報、画面サイズ情報の順序で問い合わせ情報に含まれるクエリを解析してゆくことにより、最も効率的にクライアントの情報端末の形態を解析する。
【0037】図8におけるステップ203では、上記ステップ202の解析に基づいてクライアントに対応した表示画面であるプロンプトを応答する。図12はプロンプターにおけるフローチャートの一例であり、そのフローチャートのステップ401に示すように、クライアント種別判別エンジンによって解析されたクライアント種別コードを取り出す処理と、ステップ402に示すようにクアイアントに対応したプロンプトページファイルを取り出す処理と、ステップ403に示すようにクライアントにプロンプトページを送信する処理を含んで行われる。
【0038】図13は、図6に示す各構成要素における、クライアントからの問い合わせ送信とプロンプト画面表示に関する処理をシステム的に抜き出して描いた機能ブロック図であり、主に上記図8におけるステップ201〜ステップ203までの処理に対応するものである。図13において、各クライアント3から送信された問い合わせ情報は、クエリ解析エンジン15に入力され、クエリ解析エンジン15により問い合わせ情報からクライアントの機種、ブラウザ情報が抜き出されて、クライアント機種判別エンジン16に出力される。そして、クライアント機種判別エンジン16により、クライアントの機種、ブラウザ情報に合致したブラウザ情報がプロンプター17に出力され、プロンプター17はそのブラウザ情報に基づいて各クライアントの情報端末で表示できるプロンプト画面を作成してクライアント3に送る。
【0039】(マッピングサーバ選択および優先順位情報の登録処理)図8におけるステップ204では、クライアントからメタURL、マッピングサーバ選択、優先順位情報などの入力情報が本システムサーバに送信される。例えば、前述した図3(A)(B)に示すようなメタURL、マッピングサーバ選択、優先順位を入力した後の画面情報が送信される。図8におけるステップ205では、クライアントの機種の判別を行い、ステップ206においてクライアントの機種からサーバ選択の省略値を登録する。このステップ206の処理には、クライアントの情報端末の種類によってはマッピングサーバの検索結果を表示できない場合があるので、そのようなクライアントの情報端末の場合は、クライアントによって選択されたマッピングサーバを予め除去する処理などを含んでいる。
【0040】図8におけるステップ207においては、ステップ204で行われたクライアントが設定した問い合わせ情報に基づいて、本システムサーバがサーバ選択、プライオリティ設定情報を取り出す。図9におけるステップ208においては、クライアントの選択、プライオリティを登録する。図14は、図6に示す各構成要素における、マッピングサーバ選択、優先順位情報設定に関する処理をシステム的に抜き出して描いた機能ブロック図であり、主に上記図8、図9におけるステップ205〜ステップ208までの処理に対応するものである。
【0041】図14においてクライアント3から問い合わせ情報がクエリ解析エンジン15に送信されると、クエリ解析エンジン15はクエリを解析することによりマッピングサーバの選択情報と優先順位情報などを取り出してマッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジン18に送る。また、クエリ解析エンジン15はクエリを解析することによりクライアント3の情報端末の機種とブラウザ情報などを取り出してクライアント機種判別エンジン16に送る。そして、マッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジン18がそのクライアントにおけるマッピングサーバ選択情報、優先順位情報設定をサービス選択プライオリティテーブル21に記憶する。一方、クライアント機種判別エンジン16は判別した機種、ブラウザ情報設定をサービス選択プライオリティテーブル21に記憶する。なお、サービス選択プライオリティテーブル21に記憶される情報には機種に依存するブラウザ情報、サイズなどの表示画面情報も含んでおり、このような情報は表示画面DB22に登録される。通常、表示画面DB22に登録される画面は、HTMLファイル形式で記憶されるものが多い。
【0042】図15は上記マッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジンの処理を示すフローチャートの一例である。図15において、マッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジン18(図14参照)は、ステップ601にクライアントの機種などの種別コードを取り出し、ステップ602においてクライアントに対応したマッピングサーバをサービス選択プライオリティテーブル21に登録する。このステップ602の処理には、必要によりクライアントの情報端末の種類に応じて見ることができないマッピングサーバを除去する処理などを含んでいる。そして、ステップ603においてクライアントが指定した最優先のマッピングサーバを取り出し、ステップ603、ステップ604、ステップ605において、クライアントが選択したマッピングサーバを全て取り出し終わるまで(ステップ604のNO)、繰り返す。
【0043】(マッピングサーバへの送受信処理とクライアントナビゲーション処理)図9におけるステップ209〜ステップ212の処理は、クライアントが選択したマッピングサーバの全てにおいて、最も優先順位の高いマッピングサーバから順にソースアドレスを検索して送信し、その検索の結果、得られたマッピングサーバにメタURLから目的URLへの変換を行なわせるものである。図8におけるステップ213は、クライアントの情報端末を目的URLへナビゲートする処理であり、この処理により、クライアントは自分の情報端末に目的のURLを表示させることができる。図16はマッピングサーバ制御エンジンの機能を説明するためのブロック図、図17はマッピングサーバ制御エンジンの処理フローチャートの一例を示す図、図18は、HTTP (Hypertext Transfer Protocol)に基づいてクライアントナビゲータがクライアントをナビゲート先のURLへ導く一方法を示すフローチャートである。
【0044】図17において、マッピングサーバ制御エンジン19(図16参照)は、ステップ701において調べるべきマッピングサーバが残っているか判別し、残っていないと判別された場合は、ステップ702において図4(B)に示したようなナビゲートできなかった旨をクラインアトの情報端末に表示するようにクライアントナビゲータ20に指令を出す。一方、ステップ701において、調べるべきマッピングサーバが残っていると判別された場合は、ステップ703において、そのマッピングサーバのプロトコルをマッピングプロトコルDB23(図16参照)から取り出し、ステップ704においてクエリ解析エンジン15からのメタURLと前記取り出したプロトコルに基づいてクエリを作成し、ステップ705においてそのクエリを所定のマッピングサーバ23に送り、ステップ706,707においてマッピングサーバ2からの返答を受け取り、返答からナビゲーション先を探して取り出す。そして、ナビゲーション先URLが見つかった場合は、ステップ709においてナビゲーション先URLをクライアントナビゲータ20へ送る。
【0045】クライアントナビゲータ20(図16参照)は、図18に示すように、ステップ801でナビゲート先のURLを受け取り、ステップ802において本システムサーバがURLの形式は正しいのか判別し、正しいと判別された場合は、ステップ803において移転に関する所定応答コードに設定し、ステップ804においてHTTPヘッダにナビゲート先URLを設定し、ステップ805において応答用HTMLテンプレートのURL部分を書き換え、ステップ806においてHTTPヘッダとHTMLページ本体をクライアントに返す。一方、ステップ802で本システムサーバがURLの形式は正しくないと判別された場合は、ステップ807において成功に関する所定応答コードに設定するとともに、ステップ808においてナビゲートが不可能である旨のHTMLページを用意し、ステップ806において、そのナビゲート不可である旨のHTMLページをクライアントに返すようにする。このようにして、ナビゲート先URLをクライアントの情報端末に表示することができる。
【0046】(クエリ解析処理)最後に、クエリ解析処理について説明する。クエリ解析処理は、前記したようにプロンプターの表示、マッピングサーバ選択と優先順位情報の登録、及びマッピングサーバへの送受信処理に関係する。図19、図20はクエリ解析エンジンの処理を示すフローチャートの一例である。図19、図20に示すフローチャートは、クエリ解析エンジンがキーワードナビゲート要求である場合(ステップ505のYES)と、プロンプト要求である場合(ステップ506のYES)である場合の両方を処理できるようになっていることに対応して構成されている。また、キーワードナビゲート要求である場合には、ステップ508においてナビゲート要求中にマッピングサーバ選択情報があるか否かを判別することを特徴としている。
【0047】即ち、ステップ508においてナビゲート要求中にマッピングサーバ選択情報があると判別された場合に、ステップ509において選択したマッピングサーバを取り出し、ステップ510においてマッピングサーバの優先順位を取り出し、ステップ511においてマッピングサーバ名、優先順位をマッピングサーバ選択プライオリティ設定エンジンに送るようにしている。一方、ステップ508においてマッピングサーバ選択情報がないと判別された場合には、ステップ512においてクエリ中から、テキスト入力ボックス11(図2参照)に入力された問い合わせキーワードを取り出し、ステップ513において問い合わせキーワードをURLデコードし、ステップ514において問い合わせキーワードをEUC(Enhanced UNIX(登録商標) Code)に変換し、ステップ515において問い合わせキーワードをマッピング制御エンジンへ送るようにしている。
【出願人】 【識別番号】000158312
【氏名又は名称】岩谷産業株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区本町3丁目4番8号
【識別番号】501449528
【氏名又は名称】イワタニエレクトロニクス株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区本町3丁目4番8号
【出願日】 平成14年5月9日(2002.5.9)
【代理人】 【識別番号】100099092
【弁理士】
【氏名又は名称】野間 明
【公開番号】 特開2003−330927(P2003−330927A)
【公開日】 平成15年11月21日(2003.11.21)
【出願番号】 特願2002−134137(P2002−134137)