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【発明の名称】 ネット家電接続システム
【発明者】 【氏名】柏本 隆
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】西羅 正俊
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】久保 喜一
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】岡崎 信弘
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】ネット家電設置時におけるインターネット接続設定の自動化、及びネット家電に自動設定された情報の確認ができるシステムを提供する。

【解決手段】サーバ200には、予め、ネット家電100の設置対象家庭の電話番号(発信者番号)またはネット家電のシリアルID(端末ID)などの利用者認識情報と、それに対応するインターネットサービスプロバイダ(ISP)400の接続情報、設置対象家庭の代表者氏名、住所等、及び設置作業者(またはネット家電設置事業者)のメールアドレスが格納されており、ネット家電にはサーバに接続するためのアクセスポイントなどの通信設定情報が格納されている。ネット家電100はサーバ200に接続後、ISP接続情報を受信し、ISP400への接続が自動的になされるとともに、ネット家電100への設定情報の表示、または設置作業者への設定内容を含むメールの配信を行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 サーバとネット家電間は公衆回線を介して、前記ネット家電からのダイヤルアップ接続により通信可能な状態にあり、前記サーバでは前記ット家電がインターネット接続に必要な接続情報を蓄積するネット家電設定情報蓄積手段と、前記ネット家電からのダイヤルアップ接続確立時に発信者番号による認証を行う発信者番号認証手段と、前記ネット家電からの前記接続情報要求に応じて、前記ネット家電設定情報蓄積手段に蓄積された前記接続情報を検索する検索処理手段と、前記発信者番号に対応する前記接続情報を前記ネット家電に送信する接続情報送信手段とを含み、前記ネット家電は、前記サーバにダイヤルアップ接続を行うダイヤルアップ接続手段と前記接続情報を受信する接続情報受信手段を含むことを特徴とするネット家電接続システム。
【請求項2】 サーバではネット家電がインターネット接続に必要な接続情報を蓄積するネット家電設定情報蓄積手段と、前記ネット家電からの接続確立時に端末IDによる認証を行う端末ID認証手段と、前記ネット家電からの接続情報要求に応じて、前記ネット家電設定情報蓄積手段に蓄積された前記接続情報を検索する検索処理手段と、前記端末IDに対応する前記接続情報を前記ネット家電に送信する接続情報送信手段とを含み、前記ネット家電は、前記端末ID、及び前記サーバのアクセス先を蓄積する手段、前記サーバへの接続を行う手段、及び前記接続情報を受信する接続情報受信手段を含むことを特徴とするネット家電接続システム。
【請求項3】 前記ネット家電設定情報蓄積手段は、少なくとも、前記ネット家電に対応する前記発信者番号と前記発信者番号に対応する前記接続情報を蓄積することを特徴とする請求項1記載のネット家電接続システム。
【請求項4】 前記ネット家電設定情報蓄積手段は、少なくとも、前記ネット家電に対応する前記端末IDと前記端末IDに対応する前記接続情報を蓄積することを特徴とする請求項2記載のネット家電接続システム。
【請求項5】 前記ネット家電設定情報蓄積手段は、前記発信者番号または前記端末IDに対応する前記ネット家電設置対象家庭の情報を含む請求項1ないし2のいずれか1に記載のネット家電接続システム。
【請求項6】 前記ネット家電設定情報蓄積手段は、前記発信者番号または前記端末IDに対応する前記ネット家電の設置者のメールアドレスを格納することができる請求項1ないし2のいずれか1に記載のネット家電接続システム。
【請求項7】 前記接続情報を受信した前記ネット家電に通知手段がある場合には、前記ネット家電に前記ネット家電設置対象家庭の情報を通知することで、前記ネット家電に前記家庭宅に対応する前記接続情報の設定が完了したことを通知する請求項5記載のネット家電接続システム。
【請求項8】 前記ネット家電設置者に接続設定が完了したことを前記家庭ネット家電設置対象家庭の情報を含むメールを配信する請求項6記載のネット家電接続システム。
【請求項9】 請求項1〜8記載のいずれかに記載のネット家電接続システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネット接続を行うときの接続設定自動化システムに係り、特にネット家電に適した簡単設置の自動化システムを行うネット家電接続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネット家電からインターネットにアクセスするためのシステムとしては以下のような方法がある。ネット家電を家庭に設置後、認証番号(アカウント、ID)、暗証番号(パスワード)、及び接続先の電話番号(アクセスポイント)等のISP接続情報を画面を見ながらキーボードやボタン等で入力した後に、ISPにダイヤルアップを行う方法がある。
【0003】また、設置家庭に対応するISP接続情報を予めネット家電に格納した状態で家庭に設置し、ISPにダイヤルアップを行う方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように設置作業者がISPへの接続情報を設定を行う従来のシステムでは、設定作業者に負担がかかり、不慣れなものに者にとっては煩わしく、困難な作業である。また、設置後サービスを開通するまでに時間がかかるという問題があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、設置作業者が接続情報の入力を行わずに、容易にネット接続設定することを可能にするネット家電簡単設置システムを提供することにある。
【0006】本発明は、また、ネット家電に自動設定された接続情報が設置家庭宅のものか否かをネット家電の画面、または、メール配信にて確認できるネット接続設定自動化システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するために、本発明のネット家電接続システムは、サーバとネット家電間は公衆回線を介して、ネット家電からのダイヤルアップ接続により通信可能な状態にあり、サーバではネット家電がインターネット接続に必要な接続情報を蓄積するネット家電設定情報蓄積手段と、ネット家電からのダイヤルアップ接続確立時に発信者番号による認証を行う発信者番号認証手段と、ネット家電からの接続情報要求に応じて、ネット家電設定情報蓄積手段に蓄積された接続情報を検索する検索処理手段と、発信者番号に対応する接続情報をネット家電に送信する接続情報送信手段とを含み、ネット家電は、サーバにダイヤルアップ接続を行うダイヤルアップ接続手段と接続情報を受信する接続情報受信手段を含むものである。
【0008】これによって、設置者がネット家電の電源をON等の操作をすると、ネット家電は接続サーバにダイヤルアップ接続を行い、その際、発信者番号の通知を行う。接続サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号による認証とそれに対応する接続情報の取得を行い、ネット家電に対して接続情報を送信する。ネット家電は接続サーバから受信した接続情報を設定し、その接続情報をもとにしてダイヤルアップ接続を行い、その後、認証番号、暗証番号をもとに接続を確立することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、サーバとネット家電間は公衆回線を介して、ネット家電からのダイヤルアップ接続により通信可能な状態にあり、サーバではネット家電がインターネット接続に必要な接続情報を蓄積するネット家電設定情報蓄積手段と、ネット家電からのダイヤルアップ接続確立時に発信者番号による認証を行う発信者番号認証手段と、ネット家電からの接続情報要求に応じて、ネット家電設定情報蓄積手段に蓄積された接続情報を検索する検索処理手段と、発信者番号に対応する接続情報をネット家電に送信する接続情報送信手段とを含み、ネット家電は、サーバにダイヤルアップ接続を行うダイヤルアップ接続手段と接続情報を受信する接続情報受信手段を含むものである。
【0010】これによって、設置者がネット家電の電源をON等の指定の操作をすると、ネット家電はサーバにダイヤルアップ接続を行い、その際、発信者番号の通知を行う。サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号による認証とそれに対応する接続情報の取得を行い、ネット家電に対して接続情報を送信する。ネット家電はサーバから受信した接続情報を設定し、その接続情報をもとにしてダイヤルアップ接続を行い、その後、認証番号、暗証番号をもとに接続を確立することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、サーバではネット家電がインターネット接続に必要な接続情報を蓄積するネット家電設定情報蓄積手段と、ネット家電からの接続確立時に端末IDによる認証を行う端末ID認証手段と、ネット家電からの接続情報要求に応じて、ネット家電設定情報蓄積手段に蓄積された接続情報を検索する検索処理手段と、端末IDに対応する接続情報をネット家電に送信する接続情報送信手段とを含み、ネット家電は、端末ID、及びサーバのアクセス先を蓄積する手段、サーバへの接続を行う手段、及び接続情報を受信する接続情報受信手段を含むものである。
【0012】そして、設置者がネット家電の電源をON等の指定の操作をすると、ネット家電は接続サーバに接続を行い、その際、端末IDの通知を行う。サーバはネット家電からの接続を受け、端末IDによる認証とそれに対応する接続情報の取得を行い、ネット家電に対して接続情報を送信する。ネット家電はサーバから受信した接続情報を設定し、その接続情報をもとにして接続を行い、その後、認証番号、暗証番号をもとに接続を確立することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、ネット家電設定情報蓄積手段は、少なくとも、ネット家電に対応する発信者番号と、その発信者番号に対応する接続情報を蓄積するものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、ネット家電設定情報蓄積手段は、少なくとも、ネット家電に対応する端末IDと、その端末IDに対応する接続情報を蓄積するものである。
【0015】請求項5に記載の発明は、ネット家電設定情報蓄積手段は、発信者番号または端末IDに対応するネット家電設置対象家庭の情報を含むものである。
【0016】請求項6に記載の発明は、ネット家電設定情報蓄積手段は、発信者番号または端末IDに対応するネット家電の設置者のメールアドレスを格納するものである。
【0017】請求項7に記載の発明は、接続情報を受信したネット家電に通知手段がある場合には、ネット家電にネット家電設置対象家庭の情報を通知することで、ネット家電に家庭宅に対応する接続情報の設定が完了したことを通知するものである。
【0018】そして、設置者がネット家電の電源をONするなど指定の操作を行うと、ネット家電は接続サーバに接続を行い、その際に発信者番号または端末IDの通知を行う。接続サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号または端末IDによる認証とそれに対応する接続情報の取得を行い、接続サーバは接続情報、及びネット家電設置対象家庭宅の代表者氏名、住所等をネット家電に送信する。ネット家電は接続サーバから受信した接続情報を設定し、ネット家電の画面に氏名、住所等を表示する。設置者は表示された内容が該家庭宅のものか確認を行う。ネット家電は接続情報が正常に設定されたことをサーバに送信した後、認証番号、暗証番号をもとに接続を確立することができる。
【0019】請求項8に記載の発明は、ネット家電設置者に接続設定が完了したことを家庭ネット家電設置対象家庭の情報を含むメールを配信するものである。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8記載のいずれかに記載のネット家電接続システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムである。そして上述の効果とともに、プログラムであるので汎用コンピュータや携帯情報端末を用いて本発明のネット家電接続システムの一部あるいは全てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0022】(実施例1)本発明の実施例1を図1〜図3に示す。
【0023】本実施例における簡単接続サーバ(サーバ)の構成図を図1に示す。簡単接続サーバは、ネット家電からの発信者番号通知を受信する受信部210、受信した発信者番号をネット家電設定情報蓄積部230に照らし合わせ認証を行う発信者番号認証部220、ISP接続情報、代表者氏名・住所等の情報をネット家電に送信する送信部240、及びネット家電設定情報蓄積部230に格納されている設置者メールアドレス宛にISP接続情報、代表者氏名・住所等をメールで送信するメール送信部250から構成される。
【0024】図2はネット家電設定情報蓄積部230を示す図である。前記ネット家電蓄積部には、前記発信者番号とISP接続情報、ネット家電設置対象家庭情報、及び設置作業者(またはネット家電設置事業者)のメールアドレスが一対一に対応づけされ格納される。
【0025】図3のように、設置者がネット家電の電源をONすると(ステップ1)、ネット家電は簡単接続サーバにダイヤルアップ接続を行い(ステップ2)、その際、発信者番号の通知を行う(ステップ3)。簡単接続サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号による認証とそれに対応するISP接続情報の取得を行い(ステップ4)、ネット家電に対してISP接続情報を送信する(ステップ5)。ネット家電は簡単接続サーバから受信したISP接続情報を設定し、ISPにダイヤルアップ接続を行い(ステップ6)、その後、ISPとの間で認証番号、暗証番号をもとに接続が確立される(ステップ7)。
【0026】なお、ステップ1はネット家電の電源をオンする代わりに指定の操作(例えば接続設定スイッチを押す)などでもよい。
【0027】以上によって、設置者がネット家電の電源をON等の指定の操作をすると、ネット家電はサーバにダイヤルアップ接続を行い、その際、発信者番号の通知を行う。サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号による認証とそれに対応する接続情報の取得を行い、ネット家電に対して接続情報を送信する。ネット家電はサーバから受信した接続情報を設定し、その接続情報をもとにしてダイヤルアップ接続を行い、その後、認証番号、暗証番号をもとに接続を確立することができる。
【0028】(実施例2)本発明の実施例2を図4〜図6に示す。
【0029】本実施例における簡単接続サーバの構成図を図4に示す。簡単接続サーバは、ネット家電からの端末ID通知を受信する受信部210、受信した端末IDをISP情報蓄積部231に照らし合わせ認証を行う端末ID認証部221、ISP接続情報、代表者氏名・住所等の情報をネット家電に送信する送信部240、及びISP情報蓄積部231に格納されている設置者メールアドレス宛にISP接続情報、代表者氏名・住所等をメールで送信するメール送信部250から構成される。
【0030】図5はネット家電設定情報蓄積部231を示す図である。前記ネット家電蓄積部には、前記端末IDとISP接続情報、ネット家電設置対象家庭情報、及び設置作業者(またはネット家電設置事業者)のメールアドレスが一対一に対応づけされ格納される。
【0031】図6に示すように、設置者がネット家電の電源をONすると(ステップ1)、ネット家電は簡単接続サーバに接続を行い(ステップ2)、その際、端末IDの通知を行う(ステップ3)。簡単接続サーバはネット家電からの接続を受け、端末IDによるHTTPダイジェスト認証とそれに対応するISP接続情報の取得を行い(ステップ4)、ネット家電に対してISP接続情報を送信する(ステップ5)。ネット家電は簡単接続サーバから受信したISP接続情報を設定し、ISPに接続を行い(ステップ6)、その後、ISPとの間で認証番号、暗証番号をもとに接続が確立される(ステップ7)。
【0032】以上によって、設置者がネット家電の電源をON等の指定の操作をすると、ネット家電は接続サーバに接続を行い、その際、端末IDの通知を行う。サーバはネット家電からの接続を受け、端末IDによる認証とそれに対応する接続情報の取得を行い、ネット家電に対して接続情報を送信する。ネット家電はサーバから受信した接続情報を設定し、その接続情報をもとにして接続を行い、その後、認証番号、暗証番号をもとに接続が確立することができる。
【0033】(実施例3)本発明の実施例3を図7、図8に示す。
【0034】図7に本実施例のシステム構成を示す。ネット家電100、ネット家電に付随する画面(通知手段)110、及び簡単接続サーバ200から構成される。
【0035】図8は図3または図6を詳細化したものである。設置者がネット家電の電源をONすると(ステップ101)、ネット家電は簡単接続サーバに接続を行い(ステップ102)、その際に発信者番号または端末IDの通知を行う(ステップ103)。簡単接続サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号または端末IDによる認証とそれに対応するISP接続情報の取得を行い(ステップ104)、簡単接続サーバはISP接続情報、及びネット家電設置対象家庭宅の代表者氏名、住所等をネット家電に送信する(ステップ105)。ネット家電は簡単接続サーバから受信したISP接続情報を設定し(ステップ106)、ネット家電の画面に氏名、住所等を表示(ステップ107)、設置者は表示された内容が該家庭宅のものか確認を行う(ステップ108)。ネット家電はISP接続情報が正常に設定されたことを簡単接続サーバに送信した後(ステップ109)、ISPに接続を行い、ISPとの間で認証番号、暗証番号をもとに接続が確立される(ステップ110)。
【0036】なお、ネット家電の画面に表示する代わりに音声によって通知してもよい。またネット家電設置対象家庭宅の代表者氏名、住所等の代わりに電話番号やパスワードなど使用者固有の情報を用いても接続を確認することができる。
【0037】(実施例4)本発明の実施例4を図9、図10に示す。
【0038】図9には本実施例におけるシステム構成を示す。同図に示すシステムは、ネット家電100、簡単接続サーバ200、及びメール受信可能な端末300により構成される。
【0039】図10は図3または図4を詳細化したものである。設置者がネット家電の電源をONすると(ステップ201)、ネット家電は簡単接続サーバに接続を行い(ステップ202)、その際に発信者番号または端末IDの通知を行う(ステップ203)。簡単接続サーバはネット家電からの接続を受け、発信者番号または端末IDによる認証とそれに対応するISP接続情報の取得を行い(ステップ204)、簡単接続サーバはISP接続情報をネット家電に送信する(ステップ205)。ネット家電は簡単接続サーバから受信したISP接続情報を設定した後(ステップ206)、ISP接続情報が正常に設定されたことを簡単接続サーバに送信する(ステップ207)。簡単接続サーバはネット家電からの通知を受け、ステップ204で認証した発信者番号または端末IDに対応する設置作業者(またはネット家電設置事業者)のメールアドレスに対して、ステップ205でネット家電に送信した内容を含むメールを送信する(ステップ208)。メールを受信した設置作業者はその内容を確認し(ステップ209)、ネット家電はISPに接続を行い、ISPとの間で認証番号、暗証番号をもとに接続が確立される(ステップ210)。
【0040】なお、メールアドレスは設置作業者(またはネット家電設置事業者)に限らず、使用者が持つ携帯情報端末やインターネットプロバイダーのメールアドレスでも接続を確認することができる。あるいは使用者宅のFAX機を用いてメール送信の代わりにFAX送信する事も考えられる。
【0041】(実施例5)本発明の実施例5について述べる。図11はネット家電を家庭に設置後、ISPに接続するまでの実施例を示した図である。
【0042】ネット家電設置事業者500は、ネット家電100が家庭に設置される以前に、予め、設置対象家庭の電話番号(発信者番号)、電話番号に対応するISPへの接続情報、及び設定完了時におけるメール配信先のメールアドレスを簡単接続サーバ200に入力する(ステップ301)。例えば、Webサーバの機能を有する簡単接続サーバ200に対して、インターネット700を介して、ネット家電設置事業者はWebブラウザを有する管理端末の画面より入力を行う。
【0043】ネット家電100には、予め、簡単接続サーバ200の接続先電話番号(アクセスポイント)、ダイヤルアップ接続時の認証番号(アカウント、ID)、暗証番号(パスワード)等が格納されている。ネット家電100は家庭に設置後、電源をONすると、発信者番号を通知して、簡単接続サーバ200に公衆回線600を介して、ダイヤルアップ接続を行う(ステップ302)。簡単接続サーバ200はネット家電100からの接続を受信し、ステップ1にて入力されている情報(図1におけるISP情報蓄積部230)をもとに発信者番号に対応するISP接続情報等をネット家電100に通知する(ステップ303)。
【0044】例えば、ステップ302及びステップ303は簡単接続サーバ200にWebサーバ機能、ネット家電にWebクライアント機能を有し、HTTPプロトコルによって通信を行う。ネット家電は予め、前記の情報(電話番号、認証番号、暗証番号)に加え、簡単接続サーバ200のURLを格納し、ネット家電100からのGETリクエスト送信(ステップ302)後、簡単接続サーバ200はHTTP応答を用いてISP接続情報を送信ずる(ステップ303)。
【0045】次に、簡単接続サーバ200は、ステップ301にて入力されたメールアドレス(設置作業者が携帯するメール受信可能携帯端末300、及びネット家電設置事業者500のメール受信可能な端末)に対して、ステップ303にて送信したISP接続情報、及びネット家電設置対象家庭の代表者氏名・住所等の内容を含むメールを配信する(ステップ304、305)。
【0046】ネット家電100は簡単接続サーバ200からのISP接続情報の通知(ステップ303)を受け、その情報をもとにISP400に公衆回線600を介して、ダイヤルアップ接続を行い(ステップ306)、インターネットへの接続が可能となる。
【0047】なお、ネット家電100と簡単接続サーバ200間の通信(ステップ302及びステップ303)にHTTPプロトコルを用いているが、前記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種種応用が可能である。またインターネットで説明したがこれに限らずISPを用いて接続する機器(家電機器に限らず)であればよい。
【0048】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ネット家電が家庭に設置された後に、電源をONするなど指定の操作を行うだけで、接続する情報がサーバを介して設定されることにより、ネット家電設置者は煩わしい設定作業を行うことがなる。加えて、ネット家電に設定された情報をネット家電の画面、もしくはメールにて確認することが可能となる。
【0049】また、設置以前にネット家電に個体固有の情報(シリアルID等)を埋め込む必要がなくなり、どのネット家電が家庭に設置されてもよいという効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成14年5月16日(2002.5.16)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2003−330828(P2003−330828A)
【公開日】 平成15年11月21日(2003.11.21)
【出願番号】 特願2002−141125(P2002−141125)