| 【発明の名称】 |
構造化文書処理装置、構造化文書処理方法、およびプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】今村 誠 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
【氏名】森口 修 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
【氏名】鈴木 克志 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】作成素材の文書型定義に係る文書設計情報が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義を作成する。
【解決手段】構造化文書処理装置の文書設計情報合成部5は、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報ファイル1、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報ファイル3を参照して、作成素材の文書型定義の文書設計情報ファイル3と作成目的の文書型定義の文書設計情報ファイル3とを合成して合成文書設計情報ファイル6を生成する。文書型定義生成部8は、合成文書設計情報ファイル6に基づいて、作成目的の文書型定義ファイル9を生成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、上記作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と上記作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成部と、上記合成文書設計情報に基づいて、作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成部とを備えた構造化文書処理装置。 【請求項2】 各々の文書設計情報には構造化文書を構成する要素に適用される文書型定義テンプレートを使用することが規定されており、文書型定義生成部は合成文書設計情報および上記合成文書設計情報に規定された文書型定義テンプレートに基づいて、文書型定義を生成することを特徴とする請求項1記載の構造化文書処理装置。 【請求項3】 文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、上記継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、上記表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、上記表示制御部は、作成素材および作成目的の文書型定義の識別名をノードとして表現し、文書型定義相互の継承関係をアークとして表現するネットワーク形式のユーザインタフェース画面を上記表示部に表示させ、上記ユーザインタフェース画面に表示されたノードおよびアークを文書設計者が上記入力部を用いて編集すると、この編集に従って上記継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の構造化文書処理装置。 【請求項4】 文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、上記継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、上記表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、上記表示制御部は、作成素材の文書型定義の識別名と作成目的の文書型定義の識別名をそれぞれ異なる列または行に配置して表現する表形式のユーザインタフェース画面を上記表示部に表示させ、上記ユーザインタフェース画面に表示された作成素材の文書型定義の識別名と作成目的の文書型定義の識別名を文書設計者が上記入力部を用いて編集すると、この編集に従って上記継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の構造化文書処理装置。 【請求項5】 文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、上記継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、上記表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、上記表示制御部は、作成目的の文書型定義の識別名と、各々の作成目的の文書型定義に対する作成素材の文書型定義の識別名とを対応づけて表現するユーザインタフェース画面を上記表示部に表示させ、上記ユーザインタフェース画面に表示された作成目的および作成素材の文書型定義の識別名を文書設計者が上記入力部を用いて編集すると、この編集に従って上記継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の構造化文書処理装置。 【請求項6】 文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、上記継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、上記表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、上記表示制御部は、作成素材の文書型定義の識別名と、各々の作成素材の文書型定義に対する作成目的の文書型定義の識別名とを対応づけて表現するユーザインタフェース画面を上記表示部に表示させ、上記ユーザインタフェース画面に表示された作成素材および作成目的の文書型定義の識別名を文書設計者が上記入力部を用いて編集すると、この編集に従って上記継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の構造化文書処理装置。 【請求項7】 各々の文書設計情報には、構造化文書の要素に入力される内容が満たすべき規則および上記入力される内容が上記規則を満たさない場合に実行するアクションを記述する内容検証規則記述の部品となる内容検証規則テンプレートを使用することが規定されており、合成文書設計情報および上記合成文書設計情報に規定された内容検証規則テンプレートに基づいて、内容検証規則記述を生成する内容検証規則記述生成部を備えたことを特徴とする請求項1記載の構造化文書処理装置。 【請求項8】 各々の文書設計情報には、構造化文書の各要素をコンピュータの表示装置に整った体裁で表示するか、整った体裁で印刷するためのスタイルシートの部品となるスタイルシートテンプレートを使用することが規定されており、合成文書設計情報および上記合成文書設計情報に規定されたスタイルシートテンプレートに基づいて、スタイルシートを生成するスタイルシート生成部を備えたことを特徴とする請求項1記載の構造化文書処理装置。 【請求項9】 文書設計情報合成部が、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、上記文書型定義継承関係情報で規定された作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成ステップと、上記合成文書設計情報に基づいて、文書型定義生成部が作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成ステップとを備えた構造化文書処理方法。 【請求項10】 コンピュータに、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、上記文書型定義継承関係情報で規定された作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成ステップと、上記合成文書設計情報に基づいて、作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成ステップと実行させるプログラム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、XML(eXtensible Markup Language)やSGML(Standard GeneralizedMarkup Language)などの構造化文書の雛形となる文書型定義を作成する構造化文書処理装置、構造化文書処理方法、およびプログラムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】電子商取引(EC:Electronic Commerce)、CALS(Continuous Acquisition and Lifecycle Support)、および知識管理(KM: Knowledge Management)などの分野において,受発注情報、製品設計情報、および営業・保守情報などの企業活動に必要な情報を組織間で流通したり共有したりすることが行われている。組織によって異なりうる計算機システムでのデータの授受を実現または円滑化するため、交換または共有される業務文書は構造化文書として作成されるようになってきている。 【0003】構造化文書の標準フォーマットとしては、ISO(International Standard Organization)8879で規定されたSGMLや、W3C(World Wide Web Consortium)が制定するXML がある。 【0004】そして、企業活動に必要な様々な情報を構造化文書化したいという要求に応えるためには、業務文書の応用分野に応じた構造化文書設計が望ましい。この構造化文書設計では、構造化文書の論理構造を規定するための文書型定義(DTD: Document Type Definition)、文書入力時や文書交換時の文書内容検証機能の実現に必要とされる規則を格納する内容検証規則記述、および構造化文書の表示または印刷に必要なレイアウトに関する情報を規定するスタイルシートを作成する必要がある。これらの文書型定義、内容検証規則記述、およびスタイルシートなどの文書設計情報は、業務文書の種別に応じて設計されるが、近似した種別の業務文書では文書設計情報は似通っている。従って、既存の文書設計情報の一部を流用して、他の文書設計情報を簡単に作成するための試みがなされている。 【0005】文書設計情報を簡単に作成することを目的とする従来技術としては、例えば、「構造化文書の処理装置」という名称の特開平9−330315号公報に記載された技術がある。図24はその公報に記載された構造漢文書の処理装置の構成を示すブロック図である。図において、1601は、再利用の元となる基本文書型定義を保持する基本文書型定義保持部を示す。1602は要素型役割指定部を示す。1603は導出文書型定義指定部を示す。1604は文書型定義導出部を示す。1605は、文書型定義導出部1604が出力する文書型定義を示す。 【0006】次に動作について説明する。要素型役割指定部1602は、基本文書型定義の各要素型に対し、導出しようとする文書型定義におけるそれぞれの役割を指定する。導出文書型定義指定部1603は、基本文書型定義に付け加えるべき、導出しようとする文書型定義で固有の設計情報を指定する。文書型定義導出部1604は、各要素型に対して要素型役割指定部1602で指定した役割と、導出文書型定義指定部1603で指定した固有の設計情報に基づいて、要素型役割指定部1602が保持する基本文書型定義の各要素型に対して付け加えるべき設計情報を導出し、付け加えるべき設計情報を基本文書型定義と合成することにより、新たな文書型定義1605を作成して、これを出力する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来の構造化文書処理装置は、以上のように構成されているので、既存の文書設計情報を再利用することにより、新たな文書型定義を自動生成することができるので、新たな文書設計情報の作成を効率化することができるが、一度に一つの基本型文書定義を再利用するに過ぎない。従って、複数の文書設計情報から一つの文書定義を作成することはできないという課題があった。 【0008】この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、作成素材の文書型定義に係る文書設計情報が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義を作成することが可能な構造化文書処理装置、構造化文書処理方法、およびプログラムを得ることを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明に係る構造化文書処理装置は、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成部と、合成文書設計情報に基づいて、作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成部とを備えたものである。 【0010】この発明に係る構造化文書処理装置は、各々の文書設計情報には構造化文書を構成する要素に適用される文書型定義テンプレートを使用することが規定されており、文書型定義生成部は合成文書設計情報および合成文書設計情報に規定された文書型定義テンプレートに基づいて、文書型定義を生成するものである。 【0011】この発明に係る構造化文書処理装置は、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成素材および作成目的の文書型定義の識別名をノードとして表現し、文書型定義相互の継承関係をアークとして表現するネットワーク形式のユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示されたノードおよびアークを文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するものである。 【0012】この発明に係る構造化文書処理装置は、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成素材の文書型定義の識別名と作成目的の文書型定義の識別名をそれぞれ異なる列または行に配置して表現する表形式のユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示された作成素材の文書型定義の識別名と作成目的の文書型定義の識別名を文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するものである。 【0013】この発明に係る構造化文書処理装置は、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成目的の文書型定義の識別名と、各々の作成目的の文書型定義に対する作成素材の文書型定義の識別名とを対応づけて表現するユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示された作成目的および作成素材の文書型定義の識別名を文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するものである。 【0014】この発明に係る構造化文書処理装置は、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成素材の文書型定義の識別名と、各々の作成素材の文書型定義に対する作成目的の文書型定義の識別名とを対応づけて表現するユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示された作成素材および作成目的の文書型定義の識別名を文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するものである。 【0015】この発明に係る構造化文書処理装置は、各々の文書設計情報には、構造化文書の要素に入力される内容が満たすべき規則および入力される内容が規則を満たさない場合に実行するアクションを記述する内容検証規則記述の部品となる内容検証規則テンプレートを使用することが規定されており、合成文書設計情報および合成文書設計情報に規定された内容検証規則テンプレートに基づいて、内容検証規則記述を生成する内容検証規則記述生成部を備えたものである。 【0016】この発明に係る構造化文書処理装置は、各々の文書設計情報には、構造化文書の各要素をコンピュータの表示装置に整った体裁で表示するか、整った体裁で印刷するためのスタイルシートの部品となるスタイルシートテンプレートを使用することが規定されており、合成文書設計情報および合成文書設計情報に規定されたスタイルシートテンプレートに基づいて、スタイルシートを生成するスタイルシート生成部を備えたものである。 【0017】この発明に係る構造化文書処理方法は、文書設計情報合成部が、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、文書型定義継承関係情報で規定された作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成ステップと、合成文書設計情報に基づいて、文書型定義生成部が作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成ステップとを備えたものである。 【0018】この発明に係るプログラムは、コンピュータに、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、文書型定義継承関係情報で規定された作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成ステップと、合成文書設計情報に基づいて、作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成ステップと実行させるものである。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による構造化文書処理装置の構成を示すブロック図である。図において、1は文書型定義継承関係情報ファイル、2は情報生成部(継承関係情報生成部、表示制御部)、3は文書設計情報ファイル、4は表示部(継承関係情報生成部)、5は文書設計情報合成部、6は合成文書設計情報ファイル、7は文書型定義テンプレート、8は文書型定義生成部、9は文書型定義ファイル、10は内容検証規則テンプレート、11は内容検証規則記述生成部、12は内容検証規則記述ファイル、13はスタイルシートテンプレート、14はスタイルシート生成部、15はスタイルシートファイル、16は入力部(継承関係情報生成部)を示す。 【0020】情報生成部2、文書設計情報合成部5、文書型定義生成部8、内容検証規則記述生成部11およびスタイルシート生成部14はプログラムに従ってコンピュータの中央演算処理装置が行う動作のモジュールを表しており、これらは実際には一体として中央演算処理装置を構成する。情報生成部2には、GUI(GraphicalUser Interface)としての表示部4および入力部16が接続されている。表示部4は、コンピュータのディスプレイであり、文書設計端末装置1によって制御される。一つのブロックで表された入力部16は、コンピュータのマンマシンインタフェースであって、実際にはキーボード、およびマウスまたはタッチパッドなどのポインティングデバイスを有する。表示制御部としての情報生成部2の制御の下で、表示部4はGUI適合形式で情報を表示することができる。ここでいう「GUI適合形式」とは、入力部のポインティングデバイスでポイントおよびクリック可能なアイコン、ボタン、入力枠のような画面要素を表示画面に表示して、利用者の指示の入力を容易にするとともに、ポインティングデバイスの操作に応じて内部処理が進められる形式を意味する。 【0021】次に動作について説明する。情報生成部2は、継承関係情報生成部として、入力部16から与えられた文書設計者の指示に従って文書型定義継承関係情報ファイル1を生成する。文書型定義継承関係情報ファイル1は、図示の構造化文書処理装置の作成目的の文書型定義ファイル9と、作成素材の文書型定義の継承関係を規定する情報を含む。つまり、文書型定義継承関係情報ファイル1は、再利用される既存の文書型定義(作成素材の文書型定義)と、これから自動生成されるべき新たな文書型定義(作成目的の文書型定義)の関係を規定する。 【0022】また、情報生成部2は、文書設計情報生成部として、入力部16から与えられた文書設計者の指示に従って文書設計情報ファイル3を生成する。各々の文書設計情報ファイル3は、作成目的の文書型定義および作成素材の文書型定義のそれぞれに固有の情報を有する。すなわち、作成目的の文書型定義に適合するように作成目的の文書型定義のための文書設計情報ファイル3が準備され、作成素材の文書型定義に適合するように作成素材の文書型定義のための文書設計情報ファイル3が準備されている。各文書設計情報ファイル3は、文書型定義構造情報と、内容検証情報と、スタイル情報を有する。 【0023】文書型定義構造情報は、構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定するだけでなく、構造化文書を構成する要素に適用される一つ以上の文書型定義テンプレートを使用することを規定する。 【0024】内容検証情報には、構造化文書の要素に入力される内容が満たすべき規則および上記入力される内容が上記規則を満たさない場合に実行するアクションを記述する内容検証規則記述の部品となる一つ以上の内容検証規則テンプレートを使用することが規定されている。 【0025】スタイル情報には、構造化文書の各要素をコンピュータの表示装置に整った体裁で表示するか、整った体裁で印刷するためのスタイルシートの部品となる一つ以上のスタイルシートテンプレートを使用することが規定されている。 【0026】文書設計情報合成部5は、作成素材と作成目的の文書型定義を規定した文書型定義継承関係情報ファイル1および文書設計情報ファイル3を参照する。そして、文書設計情報合成部5は、作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して、合成文書設計情報ファイル6を生成する。このように、合成文書設計情報ファイル6は、作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを療法とも含むので、作成目的の文書型定義ファイル9を得るために必要な情報の全てを含んでいる。さらには、合成文書設計情報ファイル6は、作成目的の文書型定義ファイル9に適用される内容検証規則記述ファイル12およびスタイルシートファイル15を得るために必要な情報の全てを含んでいる。 【0027】文書設計情報合成部5で生成された合成文書設計情報ファイル6は、文書型定義生成部8、内容検証規則記述生成部11およびスタイルシート生成部14によって参照される。文書型定義生成部8は、合成文書設計情報ファイル6および合成文書設計情報ファイル6に規定された文書型定義テンプレート7に基づいて、作成目的の文書型定義ファイル9を生成する。文書型定義ファイル9は、構造化文書の論理構造を定義する。すなわち構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する。 【0028】文書型定義テンプレート7は、各種の文書型定義を生成するための部品である。合成文書設計情報ファイル6を組み立てる個々の文書設計情報ファイル3の文書型定義構造情報には、どの文書型定義テンプレート7を使用するのか規定されているので、合成文書設計情報ファイル6にも作成目的の文書型定義ファイル9のために必要な文書型定義テンプレート7が規定されている。 【0029】内容検証規則記述生成部11は、合成文書設計情報ファイル6および合成文書設計情報ファイル6に規定された内容検証規則テンプレート10に基づいて、作成目的の文書型定義ファイル9に適用される内容検証規則記述ファイル12を生成する。内容検証規則記述ファイル12は、構造化文書の要素に入力される内容が満たすべき規則および上記入力される内容が上記規則を満たさない場合に実行するアクションを記述する。 【0030】内容検証規則テンプレート10は、各種の内容検証規則を生成するための部品である。合成文書設計情報ファイル6を組み立てる個々の文書設計情報ファイル3の内容検証情報には、どの内容検証規則テンプレート10を使用するのか規定されているので、合成文書設計情報ファイル6にも作成目的の文書型定義ファイル9ひいては内容検証規則記述ファイル12のために必要な内容検証規則テンプレート10が規定されている。 【0031】スタイルシート生成部14は、合成文書設計情報ファイル6および合成文書設計情報ファイル6に規定されたスタイルシートテンプレート13に基づいて、作成目的の文書型定義ファイル9に適用されるスタイルシートファイル15を生成する。スタイルシートファイル15は、構造化文書の各要素をコンピュータの表示装置に整った体裁で表示するか、整った体裁で印刷するための情報を記述する。 【0032】スタイルシートテンプレート13は、各種のスタイルシートを生成するための部品である。合成文書設計情報ファイル6を組み立てる個々の文書設計情報ファイル3のスタイル情報には、どのスタイルシートテンプレート13を使用するのか規定されているので、合成文書設計情報ファイル6にも作成目的の文書型定義ファイル9ひいてはスタイルシートファイル15のために必要なスタイルシートテンプレート13が規定されている。 【0033】図示しないが、ディスクまたはスティックの形態の格納部がこの構造化文書処理装置に設けられている。文書型定義継承関係情報ファイル1、文書設計情報ファイル3、合成文書設計情報ファイル6、文書型定義テンプレート7、内容検証規則テンプレート10、スタイルシートテンプレート13、文書型定義ファイル9、内容検証規則記述ファイル12、およびスタイルシートファイル15は、この格納部に格納することができる。 【0034】また、この構造化文書処理装置で作成された文書型定義ファイル9、内容検証規則記述ファイル12、およびスタイルシートファイル15は、構造化文書を利用するクライアント端末装置に配信するために、この構造化文書処理装置とは別個の図示しないサーバに格納される。 【0035】図2は、この発明の実施の形態1による構造化文書を利用するクライアント端末装置の構成を示すブロック図である。図において、17は通信部、18は制御部、19は表示部、20は入力部、21は構造化文書を示す。表示部19は、コンピュータのディスプレイであり、中央演算処理装置としての制御部18によって制御される。一つのブロックで表された入力部20は、コンピュータのマンマシンインタフェースであって、実際にはキーボード、およびマウスまたはタッチパッドなどのポインティングデバイスを有する。表示部19はGUI適合形式で情報を表示することができる。 【0036】通信部17は、上述した図示しないサーバから文書型定義ファイル9、内容検証規則記述ファイル12、およびスタイルシートファイル15を受信し、制御部18に渡す。制御部18はスタイルシートファイル15に基づいて文書型定義ファイル9の内容を整った体裁で(GUI適合形式で)表示部19に表示する。 【0037】クライアント端末装置の利用者は、表示部19に表示された文書型定義ファイル9の内容を視認しながら、入力部20で構造化文書21を編集する。例えば、この文書型定義が、物品の配送を依頼するための発注書の雛形であれば、利用者は表示部19の画面に提示された発注書に必要事項を入力する。ここでいう「構造化文書21を編集」とは、このような文書の入力を表す概念である。利用者の編集に応じて、制御部18は構造化文書21を改変する。 【0038】制御部18は、内容検証規則記述ファイル12に記述された規則に基づいて、利用者が入力する内容を監視および検証する。利用者が入力する内容が内容検証規則記述ファイル12に記述された規則を満たさない場合には、制御部18は内容検証規則記述ファイル12に記述されたその規則に対応するアクションを実行する。例えば、入力される値が不正値であれば、警告メッセージを表示部19の画面に表示する。 【0039】このようにして編集された構造化文書21は、制御部18から通信部17に渡され、通信部17は上記のサーバにこれを送信する。従って、サーバの管理者はクライアント端末装置の利用者の要望を知ることができる。また、クライアント端末装置およびサーバでは、スタイルシートファイル15を利用して、構造化文書21の内容を整った形式で印刷することも可能である。 【0040】図3は、文書設計者の指示に従って情報生成部2で生成された文書型定義継承関係情報ファイル1の内容の例を示す図である。図中のis−a(A,B)は、Aという文書型定義は、Bという文書型定義に継承するという関係を表現している。つまり、Aという文書型定義は自動生成されるべき作成目的の文書型定義であって、Bという文書型定義は再利用される既存の文書型定義(作成素材の文書型定義)である。 【0041】具体的には、例えば、図3の1行目は、「見積依頼書」の文書型定義は、「業務文書」の文書型定義を継承するという関係を表現する。この実施の形態では、継承関係として従属関係(上位概念と下位概念の関係、つまり親子関係)を利用する。作成目的の文書型定義(例えば見積依頼書)は作成素材の文書型定義(例えば業務文書)の下位概念である。最終的に作成される作成目的の文書型定義は、作成目的の文書型定義に固有の情報を有するだけでなく、上位概念の作成素材の文書型定義に固有の情報も有する。端的にいえば、この実施の形態では、継承関係を利用して、下位概念の作成目的の文書型定義に固有の情報に、上位概念の作成素材の文書型定義に固有の情報を合成することで、作成目的の文書型定義を作成する。以上から明らかなように、図3の1行目は、別の見方をすれば、見積依頼書が業務文書の一種であることを表現している。 【0042】図4ないし図7は、図3に示される文書型定義継承関係情報ファイル1を作成するにあたって、文書設計者が継承関係を指示しやすいように、表示部4にGUI適合形式で表示される各種のユーザインタフェース画面の例を示す。情報生成部2は、図4ないし図7に示された画面の一つを表示部4に提示する。あるいは情報生成部2は、これらの画面の全てを提示する能力を持ち、文書設計者に選択された画面を表示部4に提示してもよい。 【0043】図4の画面は、文書型定義の名称をノード30として表現し、文書型定義相互の継承関係をアーク31として表現するネットワーク形式のユーザインタフェース画面である。図4の画面では、左側に上位概念のノード30が表示され、右側に下位概念のノード30が表示され、継承関係のある上位と下位のノード30は矢印状のアーク31で結ばれている。例えば、図中のアーク31aは、「見積依頼書の文書型定義は、業務文書の文書型定義を継承する」という関係を表現している。 【0044】図4のユーザインタフェース画面において、文書設計者は入力部16を用いてノード30を示すボックスを追加、移動または削除し、ボックス内の文字(文書型定義の名称)を追加または変更し、アーク31を示す矢印を追加、移動、延長、短縮、または削除する。このようにして、ユーザインタフェースに表示されたノード30およびアーク31を文書設計者が入力部16を用いて編集することができる。この編集が終了すると、この編集に従って情報生成部2は文書型定義継承関係情報ファイル1を生成する。すなわち、情報生成部2は、アーク31を示す個々の矢印の基端に隣接するノード30に記述された文書型定義を上位概念の文書型定義として捕捉する一方、その矢印の先端に隣接するノード30に記述された文書型定義を上位概念の文書型定義に属する下位概念の文書型定義として捕捉する。従って、例えばSRAM発注書、DRAM発注書およびフラッシュメモリ発注書は、発注書および業務文書の文書型定義を再利用して作成することができることになる。 【0045】図4のレイアウトに代えて、例えば上側に上位概念のノード30が表示され、下側に下位概念のノード30が表示されるようなユーザインタフェース画面を表示してもよい。 【0046】図5の画面は、文書型定義相互の継承関係を表形式で表現したユーザインタフェース画面である。図5の表の列は階層を表す。すなわち図5の左側の列は上位概念、右側の列は下位概念を表す。1階層および2階層の列の空欄は上の行の指定と同じであることを表す。例えば、表中の4行目は、「発注書の文書型定義は、業務文書の文書型定義を継承する」という関係と「SRAM発注書の文書型定義は、発注書の文書型定義を継承する」という関係を表現している。 【0047】図5のユーザインタフェース画面において、文書設計者は入力部16を用いて階層を示す列を追加または削除し、欄内の文字(文書型定義の名称)を追加、移動または変更する。このようにして、ユーザインタフェースに表示された文書型定義の名称自体およびその位置を文書設計者が入力部16を用いて編集することができる。この編集が終了すると、この編集に従って情報生成部2は文書型定義継承関係情報ファイル1を生成する。すなわち、情報生成部2は、下位の階層の列に記述された文書型定義を下位概念の文書型定義として捕捉する一方、左の列に記述された文書型定義を下位概念の文書型定義が属する上位概念の文書型定義として捕捉する。 【0048】図5のレイアウトの行と列を逆にしたユーザインタフェース画面を表示してもよい。例えば上行に上位概念の文書型定義が表示され、下行に下位概念の文書型定義が表示されるようにしてもよい。 【0049】図6の画面は、文書型定義相互の継承関係を別の表形式で表現したユーザインタフェース画面である。図6の表の左列には個々の文書型定義が記述され、右列には各々の文書型定義に対してその継承元(親)の文書型定義が記述される。すなわち、左列には下位概念にある作成目的の文書型定義を指定することができ、右列には上位概念にある作成素材の文書型定義を指定することができる。このようにして、この画面は、作成目的の文書型定義の識別名と、各々の作成目的の文書型定義に対する作成素材の文書型定義の識別名とを対応づけて表現する。例えば、表中の2行目は、「見積り依頼書の文書型定義は、業務文書の文書型定義を継承する」という関係を表現している。 【0050】図6のユーザインタフェース画面において、文書設計者は入力部16を用いて行を追加または削除し、欄内の文字(文書型定義の名称)を追加または変更する。このようにして、ユーザインタフェースに表示された文書型定義の名称を文書設計者が入力部16を用いて編集することができる。この編集が終了すると、この編集に従って情報生成部2は文書型定義継承関係情報ファイル1を生成する。すなわち、情報生成部2は、左列に記述された文書型定義を下位概念の文書型定義として捕捉する一方、右列に記述された文書型定義を下位概念の文書型定義が属する上位概念の文書型定義として捕捉する。 【0051】図7の画面は、文書型定義相互の継承関係を別の表形式で表現したユーザインタフェース画面である。図7の表の左列には個々の文書型定義が記述され、右列には各々の文書型定義に対してその継承先(子供)の文書型定義が記述される。すなわち、左列には上位概念にある作成素材の文書型定義を指定することができ、右列には下位概念にある作成目的の文書型定義を指定することができる。このようにして、この画面は、作成素材の文書型定義の識別名と、各々の作成素材の文書型定義に対する作成目的の文書型定義の識別名とを対応づけて表現する。例えば、表中の2行目は、「見積り依頼書、発注書、および障害報告書の文書型定義は、業務文書の文書型定義を継承する」という関係を表現している。 【0052】図7のユーザインタフェース画面において、文書設計者は入力部16を用いて行を追加または削除し、欄内の文字(文書型定義の名称)を追加または変更する。このようにして、ユーザインタフェースに表示された文書型定義の名称を文書設計者が入力部16を用いて編集することができる。この編集が終了すると、この編集に従って情報生成部2は文書型定義継承関係情報ファイル1を生成する。すなわち、情報生成部2は、左列に記述された文書型定義を上位概念の文書型定義として捕捉する一方、右列に記述された文書型定義を上位概念の文書型定義に属する下位概念の文書型定義として捕捉する。 【0053】以上のようにして、新たに文書型定義継承関係情報ファイル1を生成することができる。但し、情報生成部2は既存の文書型定義継承関係情報ファイル1を読み出して、上記のユーザインタフェース画面を表示部4に表示させ、文書設計者の入力に応じて既存の文書型定義継承関係情報ファイル1を修正することによって文書型定義継承関係情報ファイル1を生成してもよい。 【0054】図8ないし図10は、文書設計情報ファイル3の内容の例をそれぞれ示す。文書設計情報ファイル3は、個々の文書型定義のそれぞれに固有の情報を有する。図8は、業務文書の文書設計情報ファイルの例を示し、図9は、発注書の文書設計情報ファイルの例を示し、図10は、DRAM発注書の文書設計情報ファイルの例を示す。上述したように、DRAM発注書は発注書の下位概念であり、発注書は業務文書の下位概念である。以下、この実施の形態で、業務文書の文書型定義と発注書の文書型定義を利用して、DRAMの発注書を構造化文書化すると仮定する。 【0055】図8ないし図10に示すように、各文書設計情報ファイル3は、要素名、構造情報(図1の文書型定義構造情報に相当する)、スタイル情報、および内容検証情報を列として有する表として表現される。 【0056】「要素名」としては、構造化文書を構成する要素の名称が記載される。「要素名」の列における要素の出現順序は、構造化文書を構成する要素の出現順序を表す。「要素名」および「構造情報」は、文書型定義生成部8が文書型定義ファイル9を作成するために使用される。「構造情報」には、「Part-of関係」と「繰返数」がある。「Part-of関係」は、左端列の各要素が下位構造として持つ要素または文書型定義テンプレートを規定する。このようにして、「Part-of関係」は、構造化文書を構成する要素相互の入れ子関係を規定するだけでなく、構造化文書を構成する各要素に適用される文書型定義テンプレートを規定することができる。例えば、図9の「DELIVERY.DATE」要素に規定された「日付1型」は、後述する「日付1型」の文書型定義テンプレートである。「繰返数」は、左端列の各要素が構造化文書で出現する回数を規定する。 【0057】「要素名」および「スタイル情報」は、スタイルシート生成部14がスタイルシートファイル15を作成するために使用される。「スタイル情報」には、「見出し」と「スタイル型」がある。「見出し」は、構造化文書の各要素をクライアント端末装置(図2)の表示部19に整った体裁で表示するスタイルシートに基づく入力画面中の入力枠の見出しを規定する。例えば、図20に示す入力画面を参照すれば、要素名に応じた「見出し」が入力画面に表示されていることが明らかである。「スタイル型」は、スタイルシートに基づく入力画面中の入力枠のレイアウトパターンを指定する。この実施の形態では、「スタイル型」として、構造化文書を構成する各要素に適用されるスタイルシートテンプレートを規定することができる。例えば、図8の「DOC.INFO」要素(見出しは「書誌情報」)から「CREATE.DATE」要素(見出しは「作成日」)に適用され、図9の「DELIVERY.DATE」要素(見出しは「納期」)から「PAYMENT」要素(見出しは「支払方法」)に適用される「テーブル1型」は後述する「テーブル1型」のスタイルシートテンプレートである。図10の「PRODUCT.TABLE」要素(見出しは「品目表(DRAM)」)から「DRAM.MODE」要素(見出しは「モード」)に適用される「テーブル2型」は「テーブル2型」のスタイルシートテンプレートである。 【0058】「要素名」および「内容検証情報」は、内容検証規則記述生成部11が内容検証規則記述ファイル12を作成するために使用される。「内容検証情報」には、「条件」と「メッセージ」がある。「条件」はスタイルシートに基づく入力画面中の入力枠に利用者が入力したときに働く入力チェック用の条件式を規定する。「メッセージ」は、その「条件」を満たさない場合に入力画面に表示するメッセージを指定する。 【0059】この実施の形態では、「内容検証情報」として、構造化文書を構成する各要素に適用される内容検証規則テンプレートを規定することができる。例えば、図8の「CREATE.DATE」要素(見出しは「作成日」)および図9の「DELIVERY.DATE」要素(見出しは「納期」)には、後述する「IsInvalidDate」という日付の内容検証規則テンプレートが適用され、「条件」にはこのテンプレートが「CREATE.DATE」要素と「DELIVERY.DATE」要素に適用されることが括弧によって指定される。図10の「DRAM.CAPACITY」要素(見出しは「容量(MB)」)に適用される「IsInvalidRange」は後述する数値範囲の内容検証規則テンプレートである。図10の「DRAM.ACC.TIME」要素(見出しは「アクセス時間(ns)」)に適用される「IsInvalidAccTime」は後述する要素間の内容検証規則テンプレートである。 【0060】図8ないし図10に示すように、各文書設計情報ファイル3は、「継承DTD」フィールドを有していてもよい。「継承DTD」フィールドには、文書設計情報ファイル3の継承元(親)の文書型定義の名称が記述されうる。例えば、発注書の文書設計情報ファイル3(図9)の上位の継承元の文書型定義は業務文書であり、DRAM発注書の文書設計情報ファイル3(図10)の上位の継承元の文書型定義は発注書である。 【0061】このような「継承DTD」フィールドは、情報生成部2が作成した文書型定義継承関係情報ファイル1に基づいて、情報生成部2が文書設計情報ファイル3に挿入してもよい。あるいは、文書型定義継承関係情報ファイル1に代えて文書型定義継承関係情報として、各文書設計情報ファイル3のための「継承DTD」フィールドを情報生成部2が生成し、対応する文書設計情報ファイル3に「継承DTD」フィールドを挿入してもよい。このような場合には、文書設計情報合成部5は、文書型定義継承関係情報ファイル1を参照しなくても、文書型定義継承関係情報としての各文書設計情報ファイル3の「継承DTD」フィールドを参照し、「継承DTD」フィールドに基づいて、関連する文書設計情報ファイル3を組み合わせて合成文書設計情報ファイル6を作成することができる。このような形態も、この発明の範囲にある。 【0062】図11は、図8ないし図10に例示される文書設計情報ファイル3を作成するにあたって、文書設計者が各種の情報を指示しやすいように、表示部4にGUI適合形式で表示されるユーザインタフェース画面の例を示す。この画面は、図8ないし図10に示された文書設計情報ファイル3の構造をそのまま表形式で表現したものである。入力部16を用いて文書設計者が図中の空白部分に設計情報を入力することにより、図8ないし図10に示すような文書設計情報ファイル3を作成したり編集したりすることができる。 【0063】また、図12は、文書設計情報合成部5が出力する合成文書設計情報ファイル6の内容の例を示す図である。この合成文書設計情報ファイル6は、図8ないし図10に示した文書設計情報ファイル3を順に結合したものになっている。具体的には、図12の1行目から5行目が図8に対応し、6行目から8行目が図9に対応し、9行目から18行目が図10に対応している。従って、合成文書設計情報ファイル6は、作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と、作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報を全て含んでいる。 【0064】図13は、文書型定義テンプレート7の例を示す図である。上述したように、文書型テンプレート7は、文書型定義を構成するための部品である。図示のように、各文書型定義テンプレート7は、「テンプレート名」、「入力変数」、および「テンプレート本体」を有する。文書型定義生成部8は、合成文書設計情報ファイル6の「Part-of関係」から「入力変数」として編入すべき値を抽出し、「文書型テンプレート本体」にある入力変数をその値に置換することにより、文書型定義ファイル9に挿入すべき文書型定義の断片を得ることができる。 【0065】図13に示された文書型定義テンプレート7は、「日付1型」の文書型定義テンプレートであり、入力変数として「要素名」を規定する。文書型定義生成部8は、図12の6行目に「日付1型」の文書型定義テンプレートが指定されていることを検知し、「日付1型」の文書型定義テンプレートの「入力変数」の要素名として図12の6行目の「DELIVERY.DATE」を抽出する。そして、「日付1型」の文書型定義テンプレートの「テンプレート本体」にある$要素名を「DELIVERY.DATE」に置換して、「テンプレート本体」を文書型定義ファイル9に挿入する。 【0066】図14は、文書型定義生成部8が生成する文書型定義ファイル9の内容の例を示す図である。文書型定義は、構造化文書の論理構造を規定する。図示の文書型定義は、W3Cで規定されたXMLのバージョン1.0に従う。図示の文書型定義ファイル9は、図12の合成文書設計情報ファイル6から生成されたものである。また、図14の8行目と、20行目から23行目が図13の文書型テンプレート7の「テンプレート本体」に対応する部分であり、図14の8行目の「DELIVERY.DATE」が、図13の文書型定義テンプレート7の変数部分の値として、図12の6行目の要素名に置換された部分である。 【0067】図15ないし図17は、内容検証規則テンプレート10の例を示す図である。内容検証規則テンプレート10は、内容検証規則記述ファイル12を構成するための部品である。図示のように、各内容検証規則テンプレート10は、「テンプレート名」、「入力変数」、および「テンプレート本体」を有する。内容検証規則記述生成部11は、合成文書設計情報ファイル6から「入力変数」として編入すべき値を抽出し、「テンプレート本体」にある入力変数をその値またはその値から修正した値に置換することにより、内容検証規則記述ファイル12に挿入すべき内容検証規則を得ることができる。 【0068】図15に示された内容検証規則テンプレート10は、日付の内容検証規則テンプレートであり、入力変数として「要素名」と「参照名称」を規定する。「テンプレート本体」は、「合成文書設計情報ファイル6で指定された要素の内容がDATE型の書式でない場合、または、年・月・日の関係が不正である場合は、エラーメッセージを表示する」という規則を表現している。内容検証規則記述生成部11は、図12の5行目に日付の内容検証規則テンプレートが指定されていることを検知し、日付の内容検証規則テンプレートの「入力変数」の要素名として「CREATE.DATE」を抽出し、「入力変数」の参照名称として「作成日」を抽出する。そして、日付の内容検証規則テンプレートの「テンプレート本体」にある$NAME を、入力された「CREATE.DATE」の値を取得する命令に置換し、$TITLEを「作成日」に置換して、「テンプレート本体」を内容検証規則記述ファイル12に挿入する。なお、図15中の「OutputMessage」中の引数にある記号「+」は、その記号を挟んだ左辺と右辺にある文字列を連結させた文字列を生成するという関数である。 【0069】図16に示された内容検証規則テンプレート10は、数値範囲の内容検証規則テンプレートである。「テンプレート本体」は、「合成文書設計情報ファイル6で指定された要素の内容が、下限値から上限値の範囲外である場合は、エラーメッセージを表示する」という規則を表現している。内容検証規則記述生成部11は、図12の15行目に数値範囲の内容検証規則テンプレートが指定されていることを検知し、数値範囲の内容検証規則テンプレートの「入力変数」の要素名として「DRAM.CAPACITY」を抽出し、参照名称として「容量(MB)」を抽出し、下限値として「64」を抽出し、上限値として「512」を抽出する。そして、数値範囲の内容検証規則テンプレートの「テンプレート本体」にある$Name を、入力された「DRAM.CAPACITY」の値を取得する命令に置換し、$Midashiを「容量(MB)」に置換し、$MINを「64」に置換し、$MAXを「512」に置換して、「テンプレート本体」を内容検証規則記述ファイル12に挿入する。 【0070】図17に示された内容検証規則テンプレート10は、要素間の内容検証規則テンプレートである。「テンプレート本体」は、「合成文書設計情報ファイル6で指定された型番とアクセス時間がテンプレートのプログラム中で指定した関係を満たさない場合には、エラーメッセージを表示する」という規則を表現している。内容検証規則記述生成部11は、図12の16行目に要素間の内容検証規則テンプレートが指定されていることを検知し、要素間の内容検証規則テンプレートの「入力変数」の型番を格納する要素名として「PRODUCT.ID」を抽出しアクセス時間を格納する要素名として「DRAM.ACC.TIME」を抽出する。そして、要素間の内容検証規則テンプレートの「テンプレート本体」にある$ID を、入力された「PRODUCT.ID」の値を取得する命令に置換し、$ACCTIMEを、入力された「DRAM.ACC.TIME」の値を取得する命令に置換して、「テンプレート本体」を内容検証規則記述ファイル12に挿入する。 【0071】図18は、内容検証規則記述生成部11が出力する内容検証規則記述ファイル12の内容の例を示す図である。内容検証規則記述ファイル12は、クライアント端末装置(図2)において制御部18が構造化文書の内容の入力時に実行する検証機能を実現するために必要な情報を格納するファイルである。図示の内容検証規則記述ファイル12は、図12の合成文書設計情報ファイル6から生成されたものである。また、図18中の1行目と2行目が図15の日付の内容検証規則テンプレート10に対応する部分であり、図18中の3行目から5行目が図16の数値範囲検証用の内容検証規則テンプレート10に対応する部分であり、図18中の6行目から10行目が図17の要素間内容検証用の内容検証規則テンプレート10に対応する部分であり、各々のテンプレートの入力変数は、図12の文書設計情報ファイル3から受け取った値に基づいて置換されている。 【0072】図19は、スタイルシートテンプレート13の例を示す図である。スタイルシートテンプレート13は、スタイルシートファイル15を構成するための部品である。図示のように、各スタイルシートテンプレート13は、「テンプレート名」、「入力変数」、および「テンプレート本体」を有する。スタイルシート生成部14は、合成文書設計情報ファイル6から「入力変数」として編入すべき値を抽出し、「テンプレート本体」にある入力変数をその値またはその値から修正した値に置換することにより、スタイルシートファイル15に挿入すべきスタイルシートの断片を得ることができる。 【0073】図20は、スタイルシート生成部14が出力するスタイルシートファイル15の内容の例を示す図である。スタイルシートファイル15は、構造化文書を体裁よく表示または印刷するのに必要な情報一式を格納するファイルである。図示のスタイルシートファイル15は、W3Cで規定されたXSLT(eXtensible Stylesheet Language Transformasions)に従う。図示のスタイルシートファイル15は、図12の合成文書設計情報ファイル6から生成されたものである。また、図20中の1行目と14行目が図19のスタイルシートテンプレート13の1行目から14行目に対応する部分であり、図20中の15行目から22行目が図19のスタイルシートテンプレート13の15行目から22行目に対応する部分であり、また、図20中の23行目から33行目が図19のスタイルシートテンプレート13の22行目から23行目に対応する部分である。 【0074】図21は、クライアント端末装置(図2)の制御部18が文書型定義ファイル9およびスタイルシートファイル15に基づいて生成して表示部19に表示させる文書入力画面の例を示す図である。クライアント端末装置の利用者は、この入力画面の入力枠に、入力部20を用いて構造化文書21の内容を入力することができる。例えば、作成者の入力枠中の「○○商事資材課山田太郎」などは、利用者が入力した文字である。 【0075】図22は、クライアント端末装置が生成する構造化文書21の例を示す図である。図示の構造化文書21は、クライアント端末装置の利用者が文書入力画面に入力した文書内容を、文書型定義ファイル9が規定する文書の論理構造を満たす構造化文書として保存したものである。図21の画面で利用者が入力した情報は、図22中のタグによって表示される。 【0076】続いて、図23を用いて、以上のように構成された構造化文書処理装置の動作について説明する。この動作はプログラムに従って実行することができる。 【0077】はじめに、ステップST1において、情報生成部2は、図4ないし図7のいずれかに示すユーザインタフェース画面を表示部4に表示させる。そして、情報生成部2は、文書設計者に入力された文書型定義の継承関係を入力部16から受理し、継承元(親)の文書型定義と継承先(子供)の文書型定義の関係を述語is-aで表現した図3に示す文書型定義継承関係情報ファイル1を生成してこれを出力する。 【0078】次に、ステップST2において、情報生成部2は、図11に示すユーザインタフェース画面を表示部4に表示させる。そして、情報生成部2は、文書設計者に入力された文書設計情報を受理し、文書設計情報ファイル3を生成してこれを出力する。例えば、この段階で、図8、図9、および図10に示す文書設計情報ファイル3を出力する。 【0079】次に、ステップST3において、文書設計情報合成部5は、継承元の文書設計情報ファイル3を継承先の文書設計情報ファイル3に追加することで、継承関係を満足する継承先の文書型定義全体のための全体の合成文書設計情報ファイル6を作成してこれを出力する。継承関係が連鎖している場合(継承元がさらに継承元を有する場合)には、文書設計情報合成部5は、文書型定義継承関係情報ファイル1に記述された継承関係を順にたどりながら、継承元の文書設計情報ファイル3を追加する操作を繰返し実行する。図8、図9、および図10の文書設計情報ファイル3を入力とした場合は、文書設計情報合成部5は、図12に示されたDRAM発注書の合成文書設計情報ファイル6を得る。 【0080】次に、ステップST4において、文書型定義生成部8は、文書設計情報合成部5が作成した合成文書設計情報ファイル6の左端列の要素の出現順序関係と入れ子関係を満たす文書型定義ファイル9を生成してこれを出力する。合成文書設計情報ファイル6において、Part-of 関係が指定されている場合は、文書型定義生成部8は、Part-of 関係が指定する名称をもつ文書型定義テンプレート7を検索し、その結果得られた文書型定義テンプレート7の入力変数に、合成文書設計情報ファイル6中の値を代入することにより得られた要素宣言を挿入する。具体的には、図12の合成文書設計情報ファイル6から図14に示す文書型定義ファイル9が生成される。 【0081】次に、ステップST5において、内容検証規則記述生成部11は、文書設計情報合成部5が出力した合成文書設計情報ファイル6の列「内容検証規則」の「条件」が指定する名称をもつ内容検証規則テンプレート10を検索する。そして、内容検証規則記述生成部11は、検索で得られた内容検証規則テンプレート10と合成文書設計情報ファイル6に基づいて、内容検証規則記述ファイル12を生成しこれを出力する。具体的には、図12の合成文書設計情報ファイル6から図18に示す内容検証規則記述ファイル12が生成される。 【0082】最後に、ステップST6において、スタイルシート生成部14は、文書設計情報合成部5が出力した合成文書設計情報ファイル6の列「スタイル情報」が指定する名称をもつスタイルシートテンプレート13を検索する。そして、スタイルシート生成部14は、検索で得られたスタイルシートテンプレート13と合成文書設計情報ファイル6に基づいて、スタイルシートファイル15を生成しこれを出力する。具体的には、図12の合成文書設計情報ファイル6から図20に示すスタイルシートファイル15が生成される。 【0083】以上のようにして、作成された文書型定義ファイル9、内容検証規則記述ファイル12およびスタイルシートファイル15は、上述のようにサーバに供給され、クライアント端末装置(図2)での利用に供される。 【0084】以上のように、この実施の形態1によれば、文書型定義継承関係情報ファイル1に基づいて、作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報を含む文書設計情報ファイル3と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報を含む文書設計情報ファイル3とを合成する過程を経て、作成目的の文書型定義ファイル9を作成することで、作成素材の文書型定義に係る文書設計情報ファイル3が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義ファイル9を作成することが可能であるなどの効果が得られる。 【0085】また、個々の文書設計情報ファイル3は、使用する文書型定義テンプレート7を指定し、文書型定義生成部8は合成文書設計情報ファイル6と文書型定義テンプレート7を利用して、文書型定義ファイル9を生成するので、文書設計情報ファイル3に含まれる情報量を少なくすることができ、文書設計情報ひいては文書型定義を効率的に作成することができる。 【0086】さらに、図4ないし図7に示されたユーザインタフェース画面を利用しながら継承関係を文書設計者が入力できるようにしたことによって、文書設計者は文書型定義相互の継承関係を容易に理解することができ、継承関係を容易に編集することができる。よって、作成素材の文書型定義に係る文書設計情報ファイル3が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義ファイル9を作成することが可能である。 【0087】また、個々の文書設計情報ファイル3は、構造化文書を構成する各要素に、構造情報、内容検証情報、およびスタイル情報を関連づけて含んでいるので、これに基づいて、文書型定義だけでなく、内容検証規則記述、スタイルシートも作成することができる。この結果、文書型定義だけでなく、内容検証規則記述、およびスタイルシートも含めたトータルな文書設計情報の開発効率を向上させることができる。また、内容検証規則テンプレート10およびスタイルシートテンプレート13の利用により、文書設計情報ファイル3に含まれる情報量を少なくすることができ、文書設計情報ひいては文書型定義を効率的に作成することができる。 【0088】以上のことから、EC、CALS、およびKMなどの分野において、受発注情報、製品設計情報、および営業・保守情報などを構造化文書21として作成するために必要な文書設計情報の開発を効率化することができる。従って、企業活動に必要な情報の組織間での流通/共有を促進するという効果がある。 【0089】上記の実施の形態においては、構造化文書処理装置(図1)において、情報生成部2が文書型定義継承関係情報ファイル1および文書設計情報ファイル3を生成するが、この発明をこの実施の形態に限定することを意図するものではない。文書型定義継承関係情報ファイル1および/または文書設計情報ファイル3は、他の装置で生成されて、通信技術によって構造化文書処理装置に送信されて格納されてもよい。あるいは、文書型定義継承関係情報ファイル1および/または文書設計情報ファイル3は、携帯可能な記憶媒体(例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ディジタルバーサタイルディスク)に格納された後、記憶媒体から構造化文書処理装置に転送されてもよい。 【0090】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成部と、合成文書設計情報に基づいて、作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成部とを備えたように構成したので、作成素材の文書型定義に係る文書設計情報が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義を作成することが可能であるなどの効果がある。 【0091】この発明によれば、各々の文書設計情報には構造化文書を構成する要素に適用される文書型定義テンプレートを使用することが規定されており、文書型定義生成部は合成文書設計情報および合成文書設計情報に規定された文書型定義テンプレートに基づいて、文書型定義を生成するように構成したので、文書設計情報に含まれる情報量を少なくすることができ、文書設計情報ひいては文書型定義を効率的に作成することができるなどの効果がある。 【0092】この発明によれば、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成素材および作成目的の文書型定義の識別名をノードとして表現し、文書型定義相互の継承関係をアークとして表現するネットワーク形式のユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示されたノードおよびアークを文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するように構成したので、文書設計者は文書型定義相互の継承関係を容易に理解することができ、継承関係を容易に編集することができるなどの効果がある。 【0093】この発明によれば、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成素材の文書型定義の識別名と作成目的の文書型定義の識別名をそれぞれ異なる列または行に配置して表現する表形式のユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示された作成素材の文書型定義の識別名と作成目的の文書型定義の識別名を文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するように構成したので、文書設計者は文書型定義相互の継承関係を容易に理解することができ、継承関係を容易に編集することができるなどの効果がある。 【0094】この発明によれば、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成目的の文書型定義の識別名と、各々の作成目的の文書型定義に対する作成素材の文書型定義の識別名とを対応づけて表現するユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示された作成目的および作成素材の文書型定義の識別名を文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するように構成したので、文書設計者は文書型定義相互の継承関係を容易に理解することができ、継承関係を容易に編集することができるなどの効果がある。 【0095】この発明によれば、文書型定義継承関係情報を文書設計者の指示に従って生成する継承関係情報生成部を備えており、継承関係情報生成部は、文書設計者が視認する表示部と、表示部を制御する表示制御部と、文書設計者が指示を入力する入力部を有しており、表示制御部は、作成素材の文書型定義の識別名と、各々の作成素材の文書型定義に対する作成目的の文書型定義の識別名とを対応づけて表現するユーザインタフェース画面を表示部に表示させ、ユーザインタフェース画面に表示された作成素材および作成目的の文書型定義の識別名を文書設計者が入力部を用いて編集すると、この編集に従って継承関係情報生成部は文書型定義継承関係情報を生成するように構成したので、文書設計者は文書型定義相互の継承関係を容易に理解することができ、継承関係を容易に編集することができるなどの効果がある。 【0096】この発明によれば、各々の文書設計情報には、構造化文書の要素に入力される内容が満たすべき規則および入力される内容が規則を満たさない場合に実行するアクションを記述する内容検証規則記述の部品となる内容検証規則テンプレートを使用することが規定されており、合成文書設計情報および合成文書設計情報に規定された内容検証規則テンプレートに基づいて、内容検証規則記述を生成する内容検証規則記述生成部を備えたように構成したので、文書型定義だけでなく、内容検証規則記述も作成することができる。また、内容検証規則テンプレートの利用により、文書設計情報に含まれる情報量を少なくすることができ、文書設計情報ひいては文書型定義を効率的に作成することができるなどの効果がある。 【0097】この発明によれば、各々の文書設計情報には、構造化文書の各要素をコンピュータの表示装置に整った体裁で表示するか、整った体裁で印刷するためのスタイルシートの部品となるスタイルシートテンプレートを使用することが規定されており、合成文書設計情報および合成文書設計情報に規定されたスタイルシートテンプレートに基づいて、スタイルシートを生成するスタイルシート生成部を備えたように構成したので、文書型定義だけでなく、スタイルシートも作成することができる。また、スタイルシートテンプレートの利用により、文書設計情報に含まれる情報量を少なくすることができ、文書設計情報ひいては文書型定義を効率的に作成することができるなどの効果がある。 【0098】この発明によれば、文書設計情報合成部が、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、文書型定義継承関係情報で規定された作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成ステップと、合成文書設計情報に基づいて、文書型定義生成部が作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成ステップとを備えるように構成したので、作成素材の文書型定義に係る文書設計情報が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義を作成することが可能であるなどの効果がある。 【0099】この発明によれば、コンピュータに、作成目的の文書型定義と作成素材の文書型定義の継承関係を規定する文書型定義継承関係情報、ならびに構造化文書を構成する要素の出現順序および要素相互の入れ子関係を規定する文書設計情報を参照して、文書型定義継承関係情報で規定された作成素材の文書型定義に固有の文書設計情報と作成目的の文書型定義に固有の文書設計情報とを合成して合成文書設計情報を生成する文書設計情報合成ステップと、合成文書設計情報に基づいて、作成目的の文書型定義を生成する文書型定義生成ステップと実行させるように構成したので、作成素材の文書型定義に係る文書設計情報が複数であっても、効率的に作成目的の文書型定義を作成することが可能であるなどの効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
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| 【出願日】 |
平成14年4月23日(2002.4.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066474 【弁理士】 【氏名又は名称】田澤 博昭 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−316766(P2003−316766A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月7日(2003.11.7) |
| 【出願番号】 |
特願2002−121011(P2002−121011) |
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