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【発明の名称】 画像表示サービスの提供方法及びその提供システム
【発明者】 【氏名】諏訪 裕一
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内

【要約】 【課題】電子メールに添付された画像ファイルを表示できない端末であっても、画像ファイルを参照可能にする。

【解決手段】端末T1が電子メールに添付される画像ファイルを表示できないものとし、端末T2から端末T1に画像ファイルを添付した電子メールを送信したとき、交換ノードLS2はLS1にT2からT1への電子メールを送信し、LS1ではT1の加入者の電子メールを蓄積するサービスノードSNへ電子メールを転送する。SNは、電子メール着信時に画像ファイルの添付があるときに、T1には、画像ファイルの添付があることをテキスト情報として通知し、添付の画像ファイルはWebブラウザで参照可能な画像ファイルとして内部に蓄積し、T1の番号とパスワード入力による認証に成功したときに蓄積した画像ファイルを参照可能とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 端末を収容する一つ又は複数のノード装置と、電子メールサーバを有するサービスノードとからなる通信システムにおける画像表示サービスの提供方法であって、前記ノード装置は、加入者毎に電子メールを蓄積する前記サービスノード内の電子メールサーバへ着信メールを転送し、前記サービスノードは、電子メール着信時に画像ファイルの添付があるときに、電子メール添付の画像を表示できない着端末には、画像ファイルの添付があることを当該着端末に通知し、添付の画像ファイルはWebブラウザで参照可能な画像ファイルとして内部に蓄積し、着端末の番号とパスワード入力による認証に成功した端末にのみ、前記蓄積した画像ファイルを参照可能とすることを特徴とする画像表示サービスの提供方法。
【請求項2】 端末を収容する一つ又は複数のノード装置と、電子メールサーバを有するサービスノードとからなる通信システムにおける画像表示サービスの提供システムであって、発端末を収容する前記ノード装置は、発端末からの画像ファイルが添付された電子メールを通信網内に転送する手段を有し、着端末を収容する前記ノード装置は、前記サービスノード内の電子メールサーバへ着信メールを転送する手段を有し、前記サービスノードは、電子メールサーバ内の個人用ディレクトリに電子メールを蓄積する手段と、電子メールに画像ファイルの添付があることを着端末に通知する手段と、着端末が電子メールに添付された画像ファイルをサービスノードに蓄積し、Webブラウザによって参照する画像表示サービスに加入していることを示す手段と、個人用ディレクトリに電子メールに添付された画像ファイルを蓄積する手段と、着端末の番号と着端末から入力されたパスワードによる認証を行う手段と、前記認証結果が一致のときはサービスノード内の個人用ディレクトリに蓄積された画像を、前着端末からのWeb検索により表示させる手段とを有する、ことを特徴とする画像表示サービスの提供システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webブラウザによりインターネットにアクセス可能で、電子メールの送受信も可能であるが、電子メールに添付された画像ファイルの表示ができない端末でも、添付された画像ファイルを参照できるようにする画像表示サービスの提供方法及びその提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及により電子メールの送受が頻繁に行われており、電子メールに画像ファイルを添付する場合も多くなっている。特に、携帯電話では画像ファイルを電子メールに添付し、着端末で電子メールと共に添付した画像ファイルを表示するサービスが提供されている。電子メールに添付された画像ファイルを表示する機能がない端末では、添付された画像ファイルを表示することができない。
【0003】しかし、電子メールに添付された画像ファイルを表示する機能がない端末でも、Webブラウザ機能によりインターネットにアクセスでき、インターネット内のホームページ等に掲載された画像ファイルを表示できる端末は存在する。これらの端末で電子メールに添付された画像ファイルを表示することができない原因は、電子メールに添付された画像ファイルであることを識別する特定のヘッダ情報を認識できないことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような課題を解決するものであって、その目的は電子メールに添付された画像ファイルを表示できない端末であっても、端末のWebブラウザ機能によりインターネットにアクセスでき、インターネット内のホームページ等に掲載された画像ファイルを表示できる端末であれば、電子メールの添付画像ファイルを参照可能にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、着端末が電子メールに添付された画像ファイルを表示できないが、端末のWebブラウザ機能によりインターネットにアクセスできる端末であれば、電子メールに添付された画像ファイルを通信システム内のサービスノードに蓄積し、着端末の番号とパスワード入力による認証でプライバシーを確保し、Webブラウザによるインターネットの画像表示と同じ手段を用いて電子メール添付画像ファイルを参照可能としたもので、以下の画像表示サービスの提供方法およびその提供システムを特徴とする。
【0006】(1)端末を収容する一つ又は複数のノード装置と、電子メールサーバを有するサービスノードとからなる通信システムにおける画像表示サービスの提供方法であって、前記ノード装置は、加入者毎に電子メールを蓄積する前記サービスノード内の電子メールサーバへ着信メールを転送し、前記サービスノードは、電子メール着信時に画像ファイルの添付があるときに、電子メール添付の画像を表示できない着端末には、画像ファイルの添付があることを当該着端末に通知し、添付の画像ファイルはWebブラウザで参照可能な画像ファイルとして内部に蓄積し、着端末の番号とパスワード入力による認証に成功した端末にのみ、前記蓄積した画像ファイルを参照可能とすることを特徴とする画像表示サービスの提供方法。
【0007】(2)端末を収容する一つ又は複数のノード装置と、電子メールサーバを有するサービスノードとからなる通信システムにおける画像表示サービスの提供システムであって、発端末を収容する前記ノード装置は、発端末からの画像ファイルが添付された電子メールを通信網内に転送する手段を有し、着端末を収容する前記ノード装置は、前記サービスノード内の電子メールサーバへ着信メールを転送する手段を有し、前記サービスノードは、電子メールサーバ内の個人用ディレクトリに電子メールを蓄積する手段と、電子メールに画像ファイルの添付があることを着端末に通知する手段と、着端末が電子メールに添付された画像ファイルをサービスノードに蓄積し、Webブラウザによって参照する画像表示サービスに加入していることを示す手段と、個人用ディレクトリに電子メールに添付された画像ファイルを蓄積する手段と、着端末の番号と着端末から入力されたパスワードによる認証を行う手段と、前記認証結果が一致のときはサービスノード内の個人用ディレクトリに蓄積された画像を、前着端末からのWeb検索により表示させる手段とを有することを特徴とする画像表示サービスの提供システム。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す画像表示サービスの提供システムの全体構成図である。同図においてLS1,LS2は加入者を収容する交換ノード(加入者線交換機)であり、通信システム内での電子メール送受信機能T/Rを有している。また、T1、T2はLS1、LS2に収容する端末である。
【0009】SNは、個人用ディレクトリに電子メールを蓄積する電子メールサーバ機能Aと、端末が画像表示サービスに加入していることを判断できる加入者データを保有し、加入者毎に電子メールに添付された画像ファイルをWebブラウザにより参照可能な形式で個人用ディレクトリに蓄積する画像ファイル蓄積機能Bと、着端末の番号とパスワードによる認証機能Cと、認証結果で料金一致のときはサービスノード内の個人用ディレクトリに蓄積された画像ファイルを、着端末からのWeb検索により表示する機能Dと、電子メールに画像ファイルの添付があることを着端末に通知する添付画像あり通知機能Eとをソフトウェア構成で搭載するサービスノードである。
【0010】図1のシステム構成において、LS1に収容する端末T1は電子メールに添付された画像ファイルを表示できないが、Webブラウザ機能によりインターネットにアクセスできるものとする。一方、LS2に収容されている端末T2は電子メールに画像ファイルを添付して送信できるものとする。
【0011】この場合、従来技術では、端末T2のユーザが端末T1に画像ファイルを添付して電子メールを送信すると、端末T1では添付画像ファイルを表示できない。
【0012】本実施形態はこのような状況を解決するもので、図2を用いて以下に詳細に説明する。
【0013】図2は端末T2から端末T1に画像ファイルを添付した電子メールを送信し、端末T1から画像ファイルを参照するときの制御シーケンス例を示したものであり、以下の処理手順でなされる。
【0014】(1)201:LS2はT2からT1への発呼要求を受け付け、T2はT1向けの画像ファイルを添付した電子メールを送信する。
【0015】(2)202:LS2はLS1にT2からT1への電子メールを送信する。
【0016】(3)203:LS1ではT1の加入者の電子メールを蓄積するSNへ電子メールを転送する。
【0017】(4)204:SNは、加入者データを参照し、T1が画像表示サービスに加入していることが分かると、T2から送信された電子メールに画像ファイルが添付されているかを確認し、T2から送信された電子メールに画像ファイルが添付されているとがわかると、画像ファイルをSN内の個人用ディレクトリに登録する。
【0018】(5)205:SNはT1に電子メールの受信と画像ファイルがあったことをメッセージで通知する。メッセージは例えばテキストで電子メールに追加する。
【0019】(6)206,207:添付画像ありのメッセージ通知を受けたT1のユーザは、T1のWebブラウザ機能を用いて画像参照要求をLS1を経由してSNに送る。なお、LS1を経由するに限らず、他のLSXを経由してSNに画像参照要求を送ることでもよい。
【0020】(7)208:SNからT1へパスワードの入力を要求する。
【0021】(8)209:T1から入力されたパスワードをSNに送信する。
【0022】(9)210:SNは、T1からパスワードを受信するとT1の番号とパスワードを照合し、予め登録されている番号とパスワードの対と一致しているか否かをチェックする。
【0023】(10)211:パスワードによる認証OKであれば、蓄積されている画像ファイルをT1に表示する。
【0024】以上の説明では、図1の通信網を想定した説明になっているが、これらの条件に束縛されるものではない。また、図1の各ノード装置の機能配備は、機能併合等で集中したりすることがあり得るので、ノード装置と機能条件、名称は必ずしも固定的に与えられるものではない。さらに、パスワードの送出も音声、データであっても良く、媒体による制限はない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は電子メールに添付された画像ファイルを表示できないが、Webブラウザ機能によりインターネットにアクセスできる端末であれば、画像表示サービスに加入している場合には、電子メールに添付された画像ファイルを通信システム内のサーバに蓄積し、着端末の番号とパスワード入力による認証でプライバシーを確保し、インターネットの画像表示と同じ手段を用いて電子メール添付画像ファイルを参照可能となる効果がある。
【0026】これにより、端末を買い換えることなく、電子メールに添付された画像ファイルを参照することが可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。
【出願人】 【識別番号】000004226
【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号
【出願日】 平成14年4月23日(2002.4.23)
【代理人】 【識別番号】100062199
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 富士弥 (外2名)
【公開番号】 特開2003−316703(P2003−316703A)
【公開日】 平成15年11月7日(2003.11.7)
【出願番号】 特願2002−120309(P2002−120309)