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【発明の名称】 コンテンツ検索装置および方法とコンテンツ検索プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
【発明者】 【氏名】田辺 弘実
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内

【氏名】北角 智洋
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内

【氏名】戸田 浩之
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内

【氏名】星 隆司
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内

【要約】 【課題】検索で利用する分類木や検索結果の提示順序を利用者の属性や現在時刻に応じて変化させることができるディレクトリ型のコンテンツ検索装置および方法を提供する。

【解決手段】利用者端末21からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の属性を利用者情報管理手段11から取得し、検索対象分類に基づき分類木の情報および検索条件を分類木管理手段12から取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んで検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツをコンテンツ情報管理手段13から検索し、この検索結果に対して利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、このランク値に基づき検索結果の提示順序を変更して利用者端末に返却する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 利用者端末からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うコンテンツ検索装置であって、利用者の属性を記憶する利用者情報管理手段と、分類木の情報および検索条件を記憶する分類木管理手段と、コンテンツの情報を記憶するコンテンツ情報管理手段と、複数の観点によるコンテンツに対するランク値を記憶するランク値管理手段と、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則を記憶するランク値付与規則管理手段と、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき利用者情報管理手段から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木管理手段から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツをコンテンツ情報管理手段から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づいて参照した前記ランク値付与規則管理手段から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末に返却する検索制御手段とを有することを特徴とするコンテンツ検索装置。
【請求項2】 前記分類木管理手段は利用者属性に対応した検索条件を記憶する手段を有し、前記検索制御手段は前記分類木管理手段から取得した利用者属性に対応した検索条件および前記利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件を前記コンテンツ情報管理手段の検索に使用するように制御する手段を有することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ検索装置。
【請求項3】 前記ランク値を得るためにランク値付与規則管理手段を参照する利用者の属性は、利用者の性別、生年月日、居住地、興味あるジャンルを含むことを特徴とする請求項1または2記載のコンテンツ検索装置。
【請求項4】 前記返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とを利用履歴として記憶する履歴情報管理手段と、前記ランク値付与規則管理手段に記憶されたランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記履歴情報管理手段の利用履歴に、当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し、前記ランク値管理手段に記憶させるランク値生成手段とを有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコンテンツ検索装置。
【請求項5】 利用者端末からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うコンテンツ検索方法であって、利用者の属性、分類木の情報および検索条件、コンテンツの情報、複数の観点によるコンテンツに対するランク値、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則をそれぞれ管理手段に記憶しておき、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき管理手段から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき管理手段から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを管理手段から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末に返却することを特徴とするコンテンツ検索方法。
【請求項6】 前記コンテンツの検索処理は、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件をコンテンツの検索に使用することを特徴とする請求項5記載のコンテンツ検索方法。
【請求項7】 前記ランク値を得るためにランク値付与規則を参照する利用者の属性は、利用者の性別、生年月日、居住地、興味あるジャンルを含むことを特徴とする請求項5または6記載のコンテンツ検索方法。
【請求項8】 前記返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とが利用履歴として記憶されているときに、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のコンテンツ検索方法。
【請求項9】 利用者端末からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うコンテンツ検索プログラムであって、利用者の属性、分類木の情報および検索条件、コンテンツの情報、複数の観点によるコンテンツに対するランク値、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則をそれぞれ管理手段に記憶しておき、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき管理手段から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき管理手段から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを管理手段から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末に返却することを特徴とするコンテンツ検索プログラム。
【請求項10】 前記コンテンツの検索処理は、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件をコンテンツの検索に使用することを特徴とする請求項9記載のコンテンツ検索プログラム。
【請求項11】 前記ランク値を得るためにランク値付与規則を参照する利用者の属性は、利用者の性別、生年月日、居住地、興味あるジャンルを含むことを特徴とする請求項9または10記載のコンテンツ検索プログラム。
【請求項12】 前記返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とが利用履歴として記憶されているときに、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載のコンテンツ検索プログラム。
【請求項13】 請求項9ないし12のいずれか記載のコンテンツ検索プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上に流通するマルチメディアコンテンツや電子文書に関する情報を蓄積し、この蓄積した情報を木状に階層化された分類体系である分類木に基づいて検索するコンテンツ検索装置および方法に関し、更に詳しくは、検索によって得られたコンテンツ情報の検索結果の提示順序を利用者の属性や現在時刻に応じて変化させて利用者に提示するコンテンツ検索装置および方法とコンテンツ検索プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上を流通するマルチメディアコンテンツや電子文書(以下、コンテンツと称する)を効率的に検索するシステムとして、ディレクトリ型の検索システムがある。Yahoo URL:http://www.yahoo.co.jpp に代表されるインターネットにおけるディレクトリ型検索システムでは、WWW(World Wide Web)サイトの情報を階層的に分類して管理しており、利用者は、より大きな分類からより詳細な分類へとたどっていくことで所望の分類を選択し、選択した分類に対応するWWWサイトの情報を検索することができる。
【0003】また、Google Web Directory URL:http://directory.google.com// では、分類に対応して検索されたWWWサイトの情報をアルファベット順、またはWWWサイトの重要度を示すランク値の順に並び替えることができる。
【0004】一般に、このようなディレクトリ型の検索システムは、コンテンツに関する情報(メタデータ)をデータベース管理システム、ファイルシステムなどに蓄積し、分類をキーとしてそれらメタデータを検索可能とすることで実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のディレクトリ型検索システムにおいては、システムが提供する分類木は一種類であり、また同一の検索条件であればどの利用者が検索しても同一の検索結果しか得られない。このような従来のディレクトリ型検索システムでは、コンテンツが大量になってくるに従い、利用者が所望のコンテンツにたどり着くのが困難になってくるという問題がある。より容易に所望のコンテンツへたどり着くことができるように検索に利用する分類木を利用者の状況に応じて変化させたり、検索によって得られる結果の提示順序を利用者の状況に応じて変化させたりすることができれば、利用者の利便性を向上することができると考えられる。
【0006】従来提案されている特開2000−250935号公報記載の分類木を用いた情報検索装置では、分類木を複数用意して、用意された中から選択された1つの分類木を用いて情報検索を行うことができる。しかし、利用者の状況に応じて分類木や検索結果の提示順序を変化させることはできないという問題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、検索で利用する分類木や検索結果の提示順序を利用者の属性や現在時刻に応じて変化させることができるディレクトリ型のコンテンツ検索装置および方法とコンテンツ検索プログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、利用者端末からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うコンテンツ検索装置であって、利用者の属性を記憶する利用者情報管理手段と、分類木の情報および検索条件を記憶する分類木管理手段と、コンテンツの情報を記憶するコンテンツ情報管理手段と、複数の観点によるコンテンツに対するランク値を記憶するランク値管理手段と、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則を記憶するランク値付与規則管理手段と、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき利用者情報管理手段から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木管理手段から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツをコンテンツ情報管理手段から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づいて参照した前記ランク値付与規則管理手段から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末に返却する検索制御手段とを有することを要旨とする。
【0009】請求項1記載の本発明にあっては、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んで検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを検索し、この検索結果に対して利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、このランク値に基づき検索結果の提示順序を変更して利用者端末に返却するため、利用者の属性や現在時刻に応じてコンテンツ検索結果の提示順序を変化させることができ、利用者は嗜好や目的に合ったディレクトリによってコンテンツを検索でき、所望のコンテンツに容易にたどり着くことが可能である。
【0010】また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記分類木管理手段が利用者属性に対応した検索条件を記憶する手段を有し、前記検索制御手段が前記分類木管理手段から取得した利用者属性に対応した検索条件および前記利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件を前記コンテンツ情報管理手段の検索に使用するように制御する手段を有することを要旨とする。
【0011】請求項2記載の本発明にあっては、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件でコンテンツの検索を行うため、利用者の属性に応じて分類木の構造や検索結果に含まれるコンテンツを変化させることができる。
【0012】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1または2記載の発明において、前記ランク値を得るためにランク値付与規則管理手段を参照する利用者の属性が、利用者の性別、生年月日、居住地、興味あるジャンルを含むことを要旨とする。
【0013】また、請求項4記載の本発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とを利用履歴として記憶する履歴情報管理手段と、前記ランク値付与規則管理手段に記憶されたランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記履歴情報管理手段の利用履歴に、当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し、前記ランク値管理手段に記憶させるランク値生成手段とを有することを要旨とする。
【0014】請求項4記載の本発明にあっては、返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とを利用履歴として履歴情報管理手段に記憶し、ランク値付与規則管理手段に記憶されたランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、履歴情報管理手段の利用履歴に、当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し、ランク値管理手段に記憶させるので、実際に選択されたコンテンツに基づくランク値を自動的に生成でき、そのため利用者の利用動向を反映させたランク値で検索結果の提示順序を変化させることができる。
【0015】請求項5記載の本発明は、利用者端末からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うコンテンツ検索方法であって、利用者の属性、分類木の情報および検索条件、コンテンツの情報、複数の観点によるコンテンツに対するランク値、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則をそれぞれ管理手段に記憶しておき、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき管理手段から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき管理手段から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを管理手段から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末に返却することを要旨とする。
【0016】請求項5記載の本発明にあっては、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んで検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを検索し、この検索結果に対して利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、このランク値に基づき検索結果の提示順序を変更して利用者端末に返却するため、利用者の属性や現在時刻に応じてコンテンツ検索結果の提示順序を変化させることができ、利用者は嗜好や目的に合ったディレクトリによってコンテンツを検索でき、所望のコンテンツに容易にたどり着くことが可能である。
【0017】また、請求項6記載の本発明は、請求項5記載の発明において、前記コンテンツの検索処理が、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件をコンテンツの検索に使用することを要旨とする。
【0018】請求項6記載の本発明にあっては、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件でコンテンツの検索を行うため、利用者の属性に応じて分類木の構造や検索結果に含まれるコンテンツを変化させることができる。
【0019】更に、請求項7記載の本発明は、請求項5または6記載の発明において、前記ランク値を得るためにランク値付与規則を参照する利用者の属性は、利用者の性別、生年月日、居住地、興味あるジャンルを含むことを要旨とする。
【0020】また、請求項8記載の本発明は、請求項5ないし7のいずれかに記載の発明において、前記返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とが利用履歴として記憶されているときに、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の本発明にあっては、返却された検索結果から選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とが利用履歴として記憶されているときに、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させるので、実際に選択されたコンテンツに基づくランク値を自動的に生成でき、そのため利用者の利用動向を反映させたランク値で検索結果の提示順序を変化させることができる。
【0022】請求項9記載の本発明は、利用者端末からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うコンテンツ検索プログラムであって、利用者の属性、分類木の情報および検索条件、コンテンツの情報、複数の観点によるコンテンツに対するランク値、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則をそれぞれ管理手段に記憶しておき、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき管理手段から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき管理手段から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを管理手段から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末に返却することを要旨とする。
【0023】請求項9記載の本発明にあっては、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んで検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを検索し、この検索結果に対して利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、このランク値に基づき検索結果の提示順序を変更して利用者端末に返却するため、利用者の属性や現在時刻に応じてコンテンツ検索結果の提示順序を変化させることができ、利用者は嗜好や目的に合ったディレクトリによってコンテンツを検索でき、所望のコンテンツに容易にたどり着くことが可能である。
【0024】また、請求項10記載の本発明は、請求項9記載の発明において、前記コンテンツの検索処理が、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件をコンテンツの検索に使用することを要旨とする。
【0025】請求項10記載の本発明にあっては、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件でコンテンツの検索を行うため、利用者の属性に応じて分類木の構造や検索結果に含まれるコンテンツを変化させることができる。
【0026】更に、請求項11記載の本発明は、請求項9または10記載の発明において、前記ランク値を得るためにランク値付与規則を参照する利用者の属性が、利用者の性別、生年月日、居住地、興味あるジャンルを含むことを要旨とする。
【0027】また、請求項12記載の本発明は、請求項9ないし11のいずれかに記載の発明において、選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とが利用履歴として記憶されているときに、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させることを特徴とする。
【0028】請求項12記載の本発明にあっては、選択されたコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とが利用履歴として記憶されているときに、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、前記記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させるので、実際に選択されたコンテンツに基づくランク値を自動的に生成でき、そのため利用者の利用動向を反映させたランク値で検索結果の提示順序を変化させることができる。
【0029】請求項13記載の本発明は、請求項9ないし11のいずれか記載のコンテンツ検索プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録することを要旨とする。
【0030】請求項13記載の本発明にあっては、請求項9ないし11のいずれか記載のコンテンツ検索プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ検索装置の構成を示すブロック図である。同図に示す本実施形態のコンテンツ検索装置100は、ネットワーク23を介して複数の利用者端末21に接続され、これらの利用者端末21からの検索要求に応じてコンテンツの検索を行うものであり、利用者端末21は例えばWWWブラウザを搭載したパーソナルコンピュータなどで構成され、コンテンツ検索装置100はWWWサーバを搭載したコンピュータなどで構成される。
【0032】図1に示すコンテンツ検索装置100は、検索で利用する分類木や検索結果の提示順序を利用者の属性や現在時刻に応じて変化させることができるディレクトリ型のコンテンツ検索装置であるが、本実施形態のディレクトリ型のコンテンツ検索装置が保持する情報全体の論理的構造は図2に示すように構成される。
【0033】図2に示すように、コンテンツは1つ以上の分類に対応付けられ、更に分類は木状の階層構造を構成している。図2において分類が階層をなす部分200が分類木に相当する。図2に示すような情報を持つ場合について利用者が所望のコンテンツにたどり着くまでの手順を説明する。例えば「コンテンツ2」が所望のコンテンツだとすると、利用者は、まず、最上位の分類である「映画」を選択して検索を行い、より詳細な分類である「活劇」、「喜劇」、「アダルト」を得る。
【0034】次に、利用者は、提示された検索結果の中から「活劇」を選択して検索を行い、「活劇」に分類されるコンテンツである「コンテンツ1」、「コンテンツ2」、「コンテンツ3」の情報を得る。最後に、利用者は、提示された検索結果の中から「コンテンツ2」を選択する。
【0035】本実施形態のコンテンツ検索装置100の課題は、分類に基づく検索において、より詳細な分類の提示順序や、コンテンツ情報検索結果の提示順序を利用者や現在時刻に応じて変化させることである。例えば、図2の例において、別の利用者が前記の検索手順を実行した場合には、「映画」を選択して検索を行うと「喜劇」、「アダルト」、「活劇」といった順序でより詳細な分類が提示され、また、「活劇」を選択して検索を行うと「コンテンツ2」、「コンテンツ3」、「コンテンツ1」といった順序でコンテンツ情報検索結果が提示されるといったことを可能とする。
【0036】また、本実施形態のコンテンツ検索装置100の他の課題は、分類に基づく検索において、検索結果に含まれる分類やコンテンツを利用者や現在時刻に応じて変化させることである。例えば、未成年である別の利用者が前記の検索手順を実行した場合には、「映画」を選択して検索を行うと「喜劇」、「活劇」といった分類のみ提示され、また、「活劇」を選択して検索を行うと「コンテンツ2」、「コンテンツ3」のみが提示されるといったことを可能とする。
【0037】図1に示すコンテンツ検索装置100は、利用者端末21から分類木上の分類を指定した検索要求と利用者識別情報を受信すると、利用者の属性を取得し、特開2000−250935号公報記載の分類木を用いた情報検索方法でコンテンツの情報を検索し、更に利用者の属性や現在時刻に対して設定された規則に基づいてコンテンツのランク値をコンテンツ情報検索結果に付与し、ランク値に基づき並び替えたコンテンツ情報検索結果を利用者端末21に返却するものであり、利用者の属性を記憶する利用者情報管理手段11、分類木の情報および検索条件を記憶する分類木管理手段12、コンテンツの情報を記憶するコンテンツ情報管理手段13、複数のさまざまな観点によるコンテンツに対するランク値を記憶するランク値管理手段14、利用者の属性および現在時刻に応じたランク値の付与規則を記憶するランク値付与規則管理手段15、利用者端末21からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の識別情報に基づき利用者情報管理手段11から利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木管理手段12から分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報および利用者属性を埋め込んでコンテンツ検索のための検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツをコンテンツ情報管理手段13から検索し、この検索により取得した検索結果に対して、前記取得した利用者の属性および現在時刻に基づいて参照したランク値付与規則管理手段15から得たランク値を付与し、この付与されたランク値に基づき検索結果の提示順序を変更し、この提示順序の変更された検索結果を利用者端末21に返却する主制御部17、分類木検索部18、ランク値付与部19からなる検索制御手段16、検索要求を検索履歴として記憶し、さらに最終的に選択されたコンテンツの識別情報と利用者の識別情報を利用履歴として記憶する履歴情報管理手段30、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、その利用者が利用したコンテンツの利用履歴からランク値を生成するランク値生成部31から構成されている。
【0038】利用者情報管理手段11は、検索結果を変化せしめるために必要な利用者属性を蓄積し検索可能とする。利用者情報管理手段11で管理する利用者の属性は、利用者を一意に識別するための利用者ID、性別、生年月日、居住地、興味のあるジャンルなどの情報である。利用者情報管理手段11は典型的にはリレーショナルデータベースにより実現され、利用者IDを指定した検索により、該利用者IDと対応する利用者の属性(性別、生年月日、居住地、興味のあるジャンルなど)を取得することができる。
【0039】分類木管理手段12は、複数の分類木から選択した1つの分類木を用いて情報検索を実行するために必要な情報、すなわち特開2000−250935号公報記載の、情報源の所在情報、検索項目と検索条件を組として含む検索条件群、検索条件群の検索条件に代入する値である分類木の属性を含む分類木情報を管理する。
【0040】コンテンツ情報管理手段13は、コンテンツの情報(メタデータ)を蓄積し検索可能とする。コンテンツ情報管理手段13で管理するコンテンツの情報は、タイトル、説明文、制作者情報、分類情報、所在情報、利用可能最小年齢などの利用制限情報などである。このうち、分類情報は、分類木を識別する情報と、同一分類木内で当該分類を識別する情報とからなる。1つのコンテンツは複数の分類情報を持つことができ、複数の分類木に対して分類情報が付与されているコンテンツは複数の分類木により検索可能となる。実施形態においては、コンテンツ情報管理手段13は、図3に示すように、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDと対応付けて、XML(Extensible Markup Language)形式で記述したメタデータをデータベースに格納し、分類に対する条件などさまざまな条件を指定して検索可能としている(参考文献:月刊DBマガジン2001年7月号、pp.64-86,データベース&XML最新連携技術)。
【0041】ランク値管理手段14は、複数のさまざまな観点によるコンテンツに対するランク値を蓄積し検索可能とする。ランク値管理手段14は、図4に示すように、ランク値を管理するランク値管理テーブルを用いて、コンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDと対応付けて複数の観点でのランク値を格納する。この際1つの観点として履歴情報管理手段30で管理されている検索や利用の履歴をもとに、利用者によく選択されているコンテンツがどれか、といったランキング情報(ランク値)をランク値生成部31で生成し、そのランク値を格納することもできる。コンテンツIDと列名(例えば、「R1」)とを指定することにより、特定のコンテンツに対する特定の観点によるランク値を取得することができる。
【0042】ランク値付与規則管理手段15は、利用者の属性や現在時刻に応じたランク値の付与規則を記憶する。ランク値付与規則管理手段15は、図5に示すようなランク値付与規則テーブルを用いて、複数観点のランク値を使い分けることができるように観点を一意に識別するための「ランキング識別名」、利用者属性や現在時刻に対する評価式を記述する「条件評価式」、ランク値管理テーブルにおける列名に対応する「列名」を管理する。
【0043】ランク値付与規則管理手段15では、ランキング識別名を指定することにより、条件評価式と列名の組を複数取得することができる。図5に示すテーブルの1行目のレコードでは、ランキング識別名が「世代別視聴数」であるランク付け観点に対して、利用者が18歳未満である場合に付与するランク値がランク値管理テーブルの列「R01」に格納されていることを示している。同様に、2行目のレコードでは、ランキング識別名が同じく「世代別視聴数」であるランク付け観点に対して、利用者が18〜35歳である場合に付与するランク値がランク値管理テーブルの列「R02」に格納されていることを示している。5行目のレコードでは、ランキング識別名が「時間帯別ランキング」であるランク付け観点に対して、現在時刻が19〜23時である場合に付与するランク値がランク値管理テーブルの列「R103」に格納されていることを示している。6行目のレコードでは、ランキング識別名が「個人別ランキング」であるランク付け観点に対して、利用者IDが例えば「12345」であったとすると、付与するランク値がランク値管理テーブルの列「U12345」に格納されていることを示している。
【0044】履歴情報管理手段30では、利用者から受け付けた検索要求を検索履歴として記憶する、さらに検索結果として返却されたものから利用者が利用者端末を通じて最終的に選択したコンテンツの識別情報と該選択した利用者の識別情報とを利用履歴として記憶する。履歴情報管理手段30では、図6で示すような検索履歴に関して、検索履歴テーブルを用いて、利用者ID、分類木識別名、検索の基点、利用した日時といったものを検索履歴として記録する。また図7で示すように利用履歴テーブルを用いて、利用者ID、利用者が最終的に選択したコンテンツID、利用した日時といったものを利用履歴として記録する。
【0045】ランク値生成部31では、ランク値付与規則管理手段15に記憶されたランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を利用者情報管理手段11の情報等を用いて検索し、履歴情報管理手段30に記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し、生成したランク値をランク値管理手段14に記憶させる。
【0046】次に、図8に示すフローチャートを参照して、本実施形態のコンテンツ検索装置100の作用について説明する。
【0047】検索制御手段16は、利用者端末21から検索要求および利用者IDを受け取り、処理を開始する。検索要求には、検索対象となる分類の情報が含まれることに加えて、更に使用する分類木を識別するための分類木識別名、利用するランク値の観点を識別するランキング識別名なども含まれる。
【0048】検索制御手段16は、まず、利用者端末21から受け取った利用者IDを指定して、利用者情報管理手段11を構成する利用者情報データベース61を検索して、当該利用者に関する属性であるところの、性別、生年月日、居住地、興味のあるジャンルなどの情報を取得する(ステップS101)。
【0049】次に、検索制御手段16は、分類木管理手段12の分類木管理テーブル62を参照し、分類木検索を実行するのに必要な情報を取得し、利用者属性に対応した付加的な検索条件を必要に応じて生成する(ステップS102)。分類木管理テーブル62においては、図9に示すように、分類木識別名に対応して、特開2000−250935号公報に記されているクラス定義情報を参照するための「クラス定義名」、付加的な検索条件を生成するために使用する「付加検索条件雛型」を管理する。図7の例の場合、利用者端末より受け取った分類木識別名が「view2」であったとすると、対応するクラス定義名として「genre-directory」、対応する付加検索条件雛型として「(利用可能最小年齢 <=$利用者.年齢)」といった情報を得ることができる。
【0050】付加検索条件雛型が得られた場合には、引き続き、付加検索条件の生成を行う。例えば、分類木管理テーブル62より得られた付加検索条件雛型「(利用可能最小年齢<=$利用者.年齢)」を解釈し、雛型に利用者の年齢が使用されていることを検知し、ステップS101で得られた利用者属性である生年月日より年齢を算出し、算出された年齢が15歳であったとすれば「(利用可能最小、年齢<=15)」といった付加検索条件を生成する。
【0051】次に、検索制御手段16は、利用者端末より受け取った検索対象分類、ステップS102で得られたクラス定義名および付加検索条件を指定して、特開2000−250935号公報記載の情報検索方法により分類木情報DB63から分類情報およびコンテンツ情報DB64からコンテンツ情報を検索する(ステップS103〜S105)。ここで、ステップS103においては、ステップS102で得られた付加検索条件が分類木情報を検索する際に使用される。例えば、前記の例においては、(利用可能最小年齢 <=15)という付加検索条件により、利用可能最小年齢が16歳以上に設定されている分類(例えば、「アダルト」といった分類)は検索されない。また、ステップS104において、クラス定義に記されている検索条件に加えてステップS102で得られた付加検索条件が設定されるため、ステップS105においては、付加検索条件を満たさないコンテンツは検索されない。例えば、前記の例においては、(利用可能最小年齢 <=15)という付加検索条件により、利用可能最小年齢が16歳以上に設定されているコンテンツは検索されない。
【0052】以上により、利用者が検索要求に指定した検索対象分類に対応するより詳細な分類および当該分類に対応するコンテンツの情報を得ることができる。
【0053】次に、検索制御手段16は、ランク値付与規則管理手段15のランク値付与規則テーブル65を参照して、付与すべきランク値の格納場所を検知する(ステップS106)。これを行うために、まず、ランク値付与規則テーブルより、利用者端末から受け取ったランキング識別名に対応する条件評価式を得る。例えば、利用者端末より受信したランキング識別名が「世代別視聴数」であったとすると、図5に示すテーブルより、「($利用者.年齢<18)」、「($利用者.年齢>=18)AND($利用者.年齢<35)」、「($利用者.年齢>=35)AND($利用者.年齢<60)」などといった条件評価式群を得ることができる。次に、得られた条件評価式群に対し、順次、ステップS101で得られた利用者属性をはめ込んで評価式の条件が満たされるか否かを判定していく。例えば、利用者の年齢が15歳である場合には、「($利用者.年齢<18)」という評価式の条件を満たすため、この条件に対応する列名「R01」が当該利用者の属性に合致する世代別視聴数のランク値を格納する列名であることがわかる。
【0054】次に、検索制御手段16は、ステップS105で検索されたコンテンツのコンテンツIDとステップS106において知り得た列名とを指定してランク値管理手段14を構成するランク値データベース66を検索することにより、ステップS105で検索されたコンテンツそれぞれに対するランク値を得る(ステップS107)。
【0055】次に、検索制御手段16は、前処理ステップで得られたランク値に基づいてステップS105で得られたコンテンツ情報検索結果を並び替える(ステップS108)。それから、検索制御手段16は、ステップS108で得られたコンテンツ情報検索結果に基づき、利用者端末への出力データを生成し、利用者端末へ出力データを返却する(ステップS109)。利用者端末への出力データは、例えば、利用者端末上のWWWブラウザで表示可能なHTML文書である。この際検索に関する履歴を検索履歴として履歴情報管理手段30に登録する(ステップS201)。またこの処理を通じて得られた検索結果から、利用者端末を通じて最終的にコンテンツが選択された場合は、選択したという履歴を履歴情報管理手段30に登録する。具体的には、選択した利用者の利用者IDと選択されたコンテンツのコンテンツIDを含む情報を利用情報として利用履歴テーブルに記憶させる。
【0056】上記の手順により、利用者が検索対象として指定した分類に対応するコンテンツ情報を検索することができ、また、そのコンテンツ情報検索結果の提示順序を利用者属性に応じて変化させることができる。更に、検索結果として提示される分類情報やコンテンツ情報を利用者属性に応じて変化させることができる。なお、分類に対するランク値をランク値管理テーブルに保持し、ステップS106〜S108と同様の処理を分類情報に対しても行うことによって、分類情報の提示順序を利用者属性に応じて変化させることが可能である。
【0057】次に説明するランク値生成の処理は、履歴情報管理手段30に履歴情報がある程度たまった時点で実行される。このランク値生成処理のフローを図10に示す。
【0058】ランク値管理手段14のランク値管理テーブルでは、コンテンツごとにスコアを算出する。まずステップS301でランク値付与規則テーブルから、条件評価式と列名を取得する。例えば図5のランク値付与規則テーブルの場合、「($利用者.年齢<18),R01」、「(($利用者.年齢>=18)AND($利用者.年齢<35)),R02」、「(($時刻.Hour>=19)AND($時刻.Hour<23)),R103」などといった情報を取得する。
【0059】次にステップS302において、ステップS301で取得した条件に該当する利用者IDを利用者情報管理手段11の利用者情報データベース61から取得する。条件「(($時刻.Hour>=19)AND($時刻.Hour<23)),R103」のような利用者に関する条件がない場合は、すべての利用者IDを取得する。
【0060】履歴情報管理手段30の利用履歴テーブル67から、ステップS301で取得した条件と、ステップS302で取得した利用者IDをもとに該当するコンテンツIDを取得し、リストとして保持する(ステップS303)。
【0061】次に、ステップS303で取得したコンテンツIDのリストから、コンテンツIDをキーとしてコンテンツIDごとの出現回数をカウントする。この出現回数をランク値とする。(ステップS304)。なお、算出したコンテンツごとの出現回数をリストとして保持する。
【0062】次に、算出したランク値をランク値管理手段14を構成するランク値データベース66へ挿入する(ステップS305)。
【0063】この際、コンテンツIDとステップ301で取得した列名で挿入する位置を決定し、そこへステップS304で算出したランク値を挿入する。
【0064】また、分類に対するランク値についても、検索履歴テーブルを利用することで同様に行うことができる。
【0065】なお、上記実施形態のコンテンツ検索方法の処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロードしたり、または記録媒体からインストールし、該プログラムでコンピュータシステムを作動させることにより、コンテンツ検索方法を実施するコンテンツ検索装置として機能させることができることは勿論であり、このような記録媒体を用いることにより、その流通性を高めることができるものである。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、利用者端末からの検索要求を受け付け、この検索要求を受け付けた利用者の属性を取得し、検索対象分類に基づき分類木の情報および検索条件を取得し、この検索条件に対して取得した分類木の情報を埋め込んで検索命令を生成し、この検索命令によって検索対象分類に対応付けられたコンテンツを検索し、この検索結果に対して利用者の属性および現在時刻に基づくランク値付与規則から得たランク値を付与し、このランク値に基づき検索結果の提示順序を変更して利用者端末に返却するので、利用者の属性や現在時刻に応じてコンテンツ検索結果の提示順序を変化させることができ、利用者は嗜好や目的に合ったディレクトリによってコンテンツを検索でき、所望のコンテンツに容易にたどり着くことが可能である。
【0067】また、本発明によれば、利用者属性に対応した検索条件および利用者属性に基づいて付加的な検索条件を生成し、この生成した付加的な検索条件でコンテンツの検索を行うので、利用者の属性に応じて分類木の構造や検索結果に含まれるコンテンツを変化させることができる。
【0068】また、本発明によれば、ランク値の付与規則に該当する利用者の識別情報を検索し、記憶された利用履歴に当該検索された利用者の識別情報とともに含まれたコンテンツの識別情報をカウントしてランク値を生成し記憶させるので、実際に選択されたコンテンツに基づくランク値を自動的に生成でき、そのため利用者の利用動向を反映させたランク値で検索結果の提示順序を変化させることができる。
【出願人】 【識別番号】000004226
【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区大手町二丁目3番1号
【出願日】 平成14年5月13日(2002.5.13)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外1名)
【公開番号】 特開2003−281178(P2003−281178A)
【公開日】 平成15年10月3日(2003.10.3)
【出願番号】 特願2002−137488(P2002−137488)