| 【発明の名称】 |
コンテンツデータ処理システム、電子機器装置、サーバ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】徳永 慶一郎 【住所又は居所】東京都渋谷区道玄坂1−12−1 エヌティティエレクトロニクス株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】正当な購入者以外は、上記記録媒体に書き込まれたコンテンツデータの処理を行えないようにする。
【解決手段】電子機器装置2の所有者の第1指紋データを生成する指紋データ生成部2bと、第1指紋データを記憶する第1記憶部2cと、第1指紋データを、所有者が購入した記録媒体に対して、書き込む書き込み部2gと、所定の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた記録媒体から、所定の指紋データを読み出す読み出し部2fと、所定の指紋データと、第1指紋データとを照合し、一致するか否かを判断する判断部2hと、判断結果に基づいて、所定のプログラムの実行を行う実行部2iとを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 公衆ネットワークを介して、サーバ装置から送られたプログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータを電子機器装置が読み出して、前記コンテンツデータに対する処理を行うコンテンツデータ処理システムであって、電子機器装置の所有者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する第1認証用画像データ生成手段と、前記第1認証用画像データを記憶する第1記憶手段と、前記コンテンツデータを購入する購入者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成する第2認証用画像データ生成手段と、前記第2認証用画像データと、前記コンテンツデータとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成する認証画像入りコンテンツ生成手段と、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データと、前記認証用画像入りコンテンツ中の第2認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とするコンテンツデータ処理システム。 【請求項2】 前記サーバ装置は、電子機器装置からコンテンツデータの要求を受信する受信手段と、前記要求に基づいて、前記コンテンツデータを前記電子機器装置に送信する送信手段とを有し、前記電子機器装置は、前記認証画像入りコンテンツ生成手段を有し、前記認証用画像入りコンテンツ生成手段は、前記コンテンツデータと、前記第2認証用画像データ生成手段により生成された第2認証用画像データとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理システム。 【請求項3】 プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記コンテンツデータを読み出して、前記コンテンツデータの処理を行う電子機器装置であって、当該電子機器装置の所有者の指紋、所有物等の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する認証用画像データ生成手段と、前記第1認証用画像データを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データを、前記所有者が購入した前記記録媒体に対して、書き込む書き込み手段と、所定の認証用画像データ及び所定のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記所定の認証用画像データを読み出す読み出し手段と、前記所定の認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とする電子機器装置。 【請求項4】 前記所定の認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データとが一致しないと前記判断手段により判断された場合、前記認証用画像の入力を要求する旨を出力する出力手段を有し、前記認証用画像データ生成手段は、前記出力手段による出力結果に基づいて入力された認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成し、前記判断手段は、前記認証用画像データ生成手段により生成された前記第2認証用画像データと、前記所定の認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の電子機器装置。 【請求項5】 前記所定の認証用画像データ及び前記所定のコンテンツデータを記憶する第2記憶手段を有し、前記判断手段は、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データ又は前記第2認証用画像データと、前記第2記憶手段に記憶された前記所定の認証用画像データとを照合し、前記第1認証用画像データ又は前記第2認証用画像データのうち、少なくとも1つが前記所定の認証用画像データと一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の電子機器装置。 【請求項6】 前記認証用画像データ生成手段により生成された第1認証用画像データに対して、暗号処理、乱数処理、特徴点処理等のセキュリティ処理を行い、第1セキュリティ化認証用画像データを生成するセキュリティ化認証用画像データ生成手段と、前記第1記憶手段は、前記第1セキュリティ化認証用画像データを記憶し、前記書き込み手段は、前記所有者により購入されるとともに前記コンテンツデータが書き込まれた記録媒体に対して、前記第1セキュリティ化認証用画像データを書き込み、前記読み出し手段は、所定のセキュリティ化認証用画像データと所定のコンテンツデータとが書き込まれた記録媒体から、前記所定のセキュリティ化認証用画像データを読み出し、前記判断手段は、前記所定のセキュリティ化認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された第1セキュリティ化認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行うことを特徴とする請求項3乃至5のうち、いずれか1の請求項に記載の電子機器装置。 【請求項7】 プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記コンテンツデータを読み出して、前記コンテンツデータの処理を行う電子機器装置であって、当該電子機器装置の所有者の指紋、所有物等の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する認証用画像データ生成手段と、当該認証用画像データ生成手段により生成された前記第1認証用画像データを、前記所有者が購入した前記記録媒体に書き込む書き込み手段と、所定の認証用画像データ及び所定のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記所定の認証用画像データを読み出す読み出し手段と、前記認証用画像の入力を要求する旨を出力する出力手段と、前記認証用画像データ生成手段が、前記出力手段による出力結果に基づいて入力された認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成した場合、前記所定の認証用画像データと、前記第2認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とする電子機器装置。 【請求項8】 公衆ネットワークを介して、サーバ装置から送られたプログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータを読み出して、前記コンテンツデータに対する処理を行う電子機器装置であって、当該電子機器装置の所有者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する第1認証用画像データ生成手段と、前記第1認証用画像データを記憶する第1記憶手段と、前記コンテンツデータを購入する購入者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成する第2認証用画像データ生成手段と、当該第2認証用画像データ生成手段により生成された前記第2認証用画像データと、前記コンテンツデータとに基づいて、生成された認証用画像入りコンテンツ中の第2認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とする電子機器装置。 【請求項9】 前記サーバ装置から送信されたコンテンツデータと、前記第2認証用画像データ生成手段により生成された第2認証用画像データとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成する認証用画像入りコンテンツ生成手段を有し、前記判断手段は、前記認証画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行うことを特徴とする請求項8に記載の電子機器装置。 【請求項10】 前記判断手段が、前記認証画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データとが一致しないと判断した場合、認証用画像を入力するように要求する旨を出力する出力手段を有し、前記第2認証用画像データ生成手段は、前記出力手段による出力結果に基づいて入力された認証用画像から、第3認証用画像データを生成し、前記判断手段は、前記第3認証用画像データと、前記認証画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行うことを特徴とする請求項8又は9に記載の電子機器装置。 【請求項11】 前記認証用画像入りコンテンツを記憶する第2記憶手段を有し、前記判断手段は、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データ又は前記第3認証用画像データと、前記第2記憶手段に記憶された認証用画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データとを照合し、前記第1認証用画像データ又は前記第3認証用画像データのうち、少なくとも1つが前記第2認証用画像データと一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記第2記憶手段に記憶された前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行うことを特徴とする請求項10に記載の電子機器装置。 【請求項12】 公衆ネットワークを介して、プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータを電子機器装置に送るサーバ装置であって、前記コンテンツデータを購入する購入者の指紋、所有物の画像である認証用画像に基づいて生成された第2認証用画像データと、コンテンツデータの要求を前記電子機器装置から受信する受信手段と、前記要求に対応するコンテンツデータと、前記第2認証用画像データとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成する認証用画像入りコンテンツ生成手段と、生成された認証用画像入りコンテンツを前記電子機器装置に送信する送信手段とを有することを特徴とするサーバ装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム等のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、コンテンツデータを読み出して、コンテンツデータの処理を行うコンテンツデータ処理システム、電子機器装置、サーバ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、CDやDVD、ゲームソフト等の販売店から所定のプログラムや音楽データ等のコンテンツデータが記録された記録媒体を購入した者は、PC端末装置、CDプレーヤーやDVDプレーヤー、TVゲーム装置等に上記記録媒体等を収納すると、上記PC端末装置等が、上記コンテンツデータを読み出すことで、所定のプログラムの実行や音楽データや映像データの再生等のコンテンツデータの処理が行われる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、以下のような問題があった。上記記録媒体を購入しないで、例えば、上記記録媒体を借りたりすることで、上記借りた者が、自分のPC端末装置等を用いて、上記記録媒体に記録されたプログラムの実行や音楽データの再生が自由に行える。 【0004】このような行為は、プログラム作成者や音楽データ、映像データの制作者の著作権の権利を侵害することになるが、現状においては、このような行為を防止することはできなかった。 【0005】このため、正当な購入者以外は、上記記録媒体のプログラム等の実行や音楽データの再生動作ができないようなシステムの開発が望まれていた。 【0006】本発明は、以上のような問題点を鑑みてなされたものであり、正当な購入者以外は、上記記録媒体に書き込まれたコンテンツデータの処理を行えないようにするコンテンツデータ処理システム、電子機器装置、サーバ装置の提供を目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記コンテンツデータを読み出して、前記コンテンツデータの処理を行う電子機器装置であって、当該電子機器装置の所有者の指紋、所有物等の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する認証用画像データ生成手段と、前記第1認証用画像データを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データを、前記所有者が購入した前記記録媒体に対して、書き込む書き込み手段と、所定の認証用画像データ及び所定のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記所定の認証用画像データを読み出す読み出し手段と、前記所定の認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とするものである。 【0008】本発明によれば、所定の指紋データ及びコンテンツデータが書き込まれた記録媒体を所有する者から、上記記録媒体を借りたりした者が、自分の電子機器装置を用いて、上記コンテンツデータの処理を行おうとしても、第1指紋データと上記記録媒体に書き込まれている所定の指紋データが一致しないため、上記コンテンツデータの処理を行うことができない。この結果、コンテンツデータが書き込まれた記録媒体を購入した者だけが、上記記録媒体に書き込まれたコンテンツデータの処理を行えることができるので、例えば、購入者以外のプログラムの実行や不正コピーを確実に防止することができる。 【0009】また、本発明は、上記発明において、前記所定の認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データとが一致しないと前記判断手段により判断された場合、前記認証用画像の入力を要求する旨を出力する出力手段を有し、前記認証用画像データ生成手段は、前記出力手段による出力結果に基づいて入力された認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成し、前記判断手段は、前記認証用画像データ生成手段により生成された前記第2認証用画像データと、前記所定の認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行うことも可能である。 【0010】本発明によれば、前記所定の認証用画像データと前記第1認証用画像データとが一致しないと判断されても、購入者が認証用画像を入力することで、第2認証用画像データと、所定の認証用画像データは、一致するので、所定のコンテンツデータの処理を行える。この結果、購入者以外の者によるコンテンツデータの処理が行われるのを防止しながら、購入者の利便性の向上を図ることができる。 【0011】また、本発明は、上記発明において、前記所定の認証用画像データ及び前記所定のコンテンツデータを記憶する第2記憶手段を有し、前記判断手段は、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データ又は前記第2認証用画像データと、前記第2記憶手段に記憶された前記所定の認証用画像データとを照合し、前記第1認証用画像データ又は前記第2認証用画像データのうち、少なくとも1つが前記所定の認証用画像データと一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行うことも可能である。 【0012】また、本発明は、上記発明において、前記認証用画像データ生成手段により生成された第1認証用画像データに対して、暗号処理、乱数処理、特徴点処理等のセキュリティ処理を行い、第1セキュリティ化認証用画像データを生成するセキュリティ化認証用画像データ生成手段と、前記第1記憶手段は、前記第1セキュリティ化認証用画像データを記憶し、前記書き込み手段は、前記所有者により購入されるとともに前記コンテンツデータが書き込まれた記録媒体に対して、前記第1セキュリティ化認証用画像データを書き込み、前記読み出し手段は、所定のセキュリティ化認証用画像データと所定のコンテンツデータとが書き込まれた記録媒体から、前記所定のセキュリティ化認証用画像データを読み出し、前記判断手段は、前記所定のセキュリティ化認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された第1セキュリティ化認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行うことが好ましい。 【0013】また、本発明は、プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記コンテンツデータを読み出して、前記コンテンツデータの処理を行う電子機器装置であって、当該電子機器装置の所有者の指紋、所有物等の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する認証用画像データ生成手段と、当該認証用画像データ生成手段により生成された前記第1認証用画像データを、前記所有者が購入した前記記録媒体に書き込む書き込み手段と、所定の認証用画像データ及び所定のコンテンツデータが書き込まれた記録媒体から、前記所定の認証用画像データを読み出す読み出し手段と、前記認証用画像の入力を要求する旨を出力する出力手段と、前記認証用画像データ生成手段が、前記出力手段による出力結果に基づいて入力された認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成した場合、前記所定の認証用画像データと、前記第2認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記所定のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。 【0014】また、本発明は、公衆ネットワークを介して、サーバ装置から送られたプログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータを読み出して、前記コンテンツデータに対する処理を行う電子機器装置であって、当該電子機器装置の所有者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する第1認証用画像データ生成手段と、前記第1認証用画像データを記憶する第1記憶手段と、前記コンテンツデータを購入する購入者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成する第2認証用画像データ生成手段と、当該第2認証用画像データ生成手段により生成された前記第2認証用画像データと、前記コンテンツデータとに基づいて、生成された認証用画像入りコンテンツ中の第2認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することも可能である。 【0015】この際、前記サーバ装置から送信されたコンテンツデータと、前記第2認証用画像データ生成手段により生成された第2認証用画像データとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成する認証用画像入りコンテンツ生成手段を有し、前記判断手段は、前記認証画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行うことが好ましい。 【0016】本発明によれば、公衆ネットワークに自己の指紋データが流出されることがないので、他人に自己の指紋データを盗まれ、悪用されるようなことを防止できる。 【0017】また、本発明は、上記発明において、前記判断手段が、前記認証画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データと、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データとが一致しないと判断した場合、認証用画像を入力するように要求する旨を出力する出力手段を有し、前記第2認証用画像データ生成手段は、前記出力手段による出力結果に基づいて入力された認証用画像から、第3認証用画像データを生成し、前記判断手段は、前記第3認証用画像データと、前記認証画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行うことが可能である。 【0018】また、本発明は、上記発明において、前記認証用画像入りコンテンツを記憶する第2記憶手段を有し、前記判断手段は、前記第1記憶手段に記憶された前記第1認証用画像データ又は前記第3認証用画像データと、前記第2記憶手段に記憶された認証用画像入りコンテンツ中の前記第2認証用画像データとを照合し、前記第1認証用画像データ又は前記第3認証用画像データのうち、少なくとも1つが前記第2認証用画像データと一致するか否かを判断し、前記処理手段は、前記判断手段による判断結果に基づいて、前記第2記憶手段に記憶された前記所定のコンテンツデータの処理を行うことも可能である。 【0019】また、本発明は、公衆ネットワークを介して、プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータを電子機器装置に送るサーバ装置であって、前記コンテンツデータを購入する購入者の指紋、所有物の画像である認証用画像に基づいて生成された第2認証用画像データと、コンテンツデータの要求を前記電子機器装置から受信する受信手段と、前記要求に対応するコンテンツデータと、前記第2認証用画像データとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成する認証用画像入りコンテンツ生成手段と、生成された認証用画像入りコンテンツを前記電子機器装置に送信する送信手段とを有することを特徴とするものである。 【0020】また、本発明はシステムとして構成することも可能である。本発明は、公衆ネットワークを介して、サーバ装置から送られたプログラム、文字データ、音声データ、映像データ等のコンテンツデータを電子機器装置が読み出して、前記コンテンツデータに対する処理を行うコンテンツデータ処理システムであって、電子機器装置の所有者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第1認証用画像データを生成する第1認証用画像データ生成手段と、前記第1認証用画像データを記憶する第1記憶手段と、前記コンテンツデータを購入する購入者の指紋、所有物の画像である認証用画像を取得し、取得した認証用画像に基づいて、第2認証用画像データを生成する第2認証用画像データ生成手段と、前記第2認証用画像データと、前記コンテンツデータとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成する認証画像入りコンテンツ生成手段と、前記第1記憶手段に記憶された第1認証用画像データと、前記認証用画像入りコンテンツ中の第2認証用画像データとを照合し、一致するか否かを判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて、前記認証用画像入りコンテンツ中のコンテンツデータの処理を行う処理手段とを有することを特徴とするものである。 【0021】上記発明において、前記サーバ装置は、電子機器装置からコンテンツデータの要求を受信する受信手段と、前記要求に基づいて、前記コンテンツデータを前記電子機器装置に送信する送信手段とを有し、前記電子機器装置は、前記認証画像入りコンテンツ生成手段を有し、前記認証用画像入りコンテンツ生成手段は、前記コンテンツデータと、前記第2認証用画像データ生成手段により生成された第2認証用画像データとに基づいて、認証用画像入りコンテンツを生成することが可能である。 【0022】 【発明の実施の形態】実施の形態1. (構成)図1は、実施の形態1であるコンテンツデータ処理システムの構成を示す図である。コンテンツデータとしては、プログラム、文字データ、音声データ、映像データ等があるが、本実施の形態では、プログラムの場合を例にして説明する。また、認証用画像としては、指紋画像等、人間の身体に関する画像、即ち、印鑑等の物の画像が挙げられるが、本実施の形態では、一例として、指紋画像を用いた場合について説明する。なお、後述する実施の形態2,3等も同じである。 【0023】コンテンツデータ処理システムは、指紋書き込み用記録媒体生成装置1と、複数の電子機器装置2とを有する。 【0024】(指紋書き込み用記録媒体生成装置)指紋書き込み用記録媒体生成装置1は、既存の記録媒体を用いて、指紋書き込み用記憶媒体を生成する。本実施の形態に係るコンテンツデータ処理システムで用いる記録媒体としては、一度だけデータの書き込み動作が可能な記録媒体を用いる。例えば、CD−R等が上記記録媒体に該当する。但し、何度でも書き換え可能な記録媒体であっても、指紋データ及び所定のプログラムの書き込みが1度しかできないようにされていれば、特に、記録媒体の種類については、本実施の形態では、限定しない。 【0025】指紋書き込み用記録媒体生成装置1は、既存の記録媒体を収納するための記録媒体収納部1aと、記録媒体収納部1aに収納された記録媒体に各種データを書き込む書き込み部1bと、所定のプログラムが記憶されたプログラム記憶部1cと、各部を制御する制御部1dとを有する。 【0026】記録媒体収納部1aには、記録媒体が収納されているか否かを検出する記録媒体センサー部(図示せず)が設けられている。そして、記録媒体収納部1aに記録媒体が収納されると、上記記録媒体センサー部が記録媒体が収納されている旨を検出し、その旨を制御部1dへ送る。 【0027】書き込み部1bは、記録媒体収納部1aに収納された記録媒体にアクセスし、所定のデータを書き込むことができる。書き込み部1bは、具体的には、以下の動作を行う。即ち、書き込み部1bは、上記記録媒体上の第1の所定の領域には、データを書き込まない(以下、この領域を指紋データ用領域という)。そして、書き込み部1bは、上記指紋データ用領域が、指紋データ書き込み対象領域である旨を、記録媒体上の第2の所定領域(以下、この第2の所定の領域を記録情報領域という)に書き込む。また、書き込み部1bは、プログラム記憶部1cからプログラムを取得し、記録媒体上の第3の所定領域(以下、この第3の所定の領域をプログラム記録領域という)に、上記プログラムを書き込む。そして、書き込み部1bは、記録媒体上の記録情報領域に、プログラム記録領域に上記プログラムが記録されている旨を書き込む。なお、指紋データ用領域には、1人の指紋データを記録することができる。 【0028】このようなプログラムとしては、例えば、ワープロや表計算等のアプリケーションプログラム、テレビゲーム用プログラム等がある。 【0029】また、指紋書き込み用記録媒体生成装置1は、作業者が各種の情報を入力するための入力部(図示せず)と各種の情報を出力する出力部(図示せず)を有する。 【0030】(電子機器装置)各電子機器装置2は、指紋入力部2a、指紋データ生成部2b、第1記憶部2c、第2記憶部2j、記録媒体収納部2d、読み出し部2f、書き込み部2g、判断部2h、実行部2i、各部を制御する制御部2eを有する。ここでは、電子機器装置2として、例えば、PC端末装置や、テレビゲーム装置を考える。また、ここでは、各電子機器装置の所有者は、それぞれ、異なる場合を考える。 【0031】なお、実行部2iは、コンテンツデータ(プログラム)を実行する機能を有し、コンテンツデータの処理を行うことができる。また、第2記憶部2jもコンテンツデータを記憶する機能を有し、コンテンツデータの処理を行うことができる。但し、後述するように、第2記憶部2jは、コンテンツデータだけで記憶するのではなく、コンテンツデータ及び指紋データを記憶する。 【0032】指紋入力部2aには、電子機器装置2の所有者が、所定の指を接触することで、上記所有者等の指紋画像を入力する。具体的には、例えば、以下のような方法で指紋画像を入力することができる。所有者等が所定の指(例えば、右手の親指)を、所定の方式(例えば、指紋入力部の中央と、上記指の中央が一致するように)で、指紋入力部2aに対して接触することで、上記所有者の指紋画像を入力する。 【0033】なお、指紋入力部2aには、電子機器装置2の所有者以外の者も指紋画像を入力することが可能であるが、電子機器装置2を購入後、初めて立ち上げた初期段階では、電子機器装置2の所有者の指紋画像が指紋入力部2aに入力される。 【0034】そして、指紋データ生成部2bは、指紋入力部2aにより入力された指紋画像を取得し、取得した指紋画像に基づいて、指紋データを生成する。ここで、電子機器装置2を購入後、初めて立ち上げた初期段階で指紋データ生成部2bにより生成された上記所有者の指紋データを第1指紋データという。第1記憶部2cには、指紋データ生成部2bにより生成された第1指紋データが記憶される。そして、第1記憶部2cは、一度、記憶した所有者の第1指紋データは、外部から書き換えられないようにしている。 【0035】記録媒体収納部2dには、上記所有者が購入した指紋書き込み用記録媒体が収納される。具体的には、記録媒体収納部2dには、記録媒体が収納されているか否かを検出する記録媒体センサー部(図示せず)が設けられている。そして、記録媒体収納部2dに記録媒体が収納されると、上記記録媒体センサー部が記録媒体が収納されている旨を検出し、その旨を制御部2eへ送る。 【0036】読み出し部2fは、記録媒体収納部2dに収納された指紋書き込み用記録媒体上の各領域にアクセスし、読み出した情報を制御部2eへ送る。また、読み出し部2fは、記憶媒体収納部2dに収納された記録媒体(所定の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた記録媒体)から、上記所定の指紋データを読み出す。 【0037】書き込み部2gは、記録媒体収納部2dに収納された指紋書き込み用記録媒体上の指紋データ用領域に、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データを書き込む。 【0038】なお、書き込み部2gは、既に、指紋データ用領域に第1指紋データが書き込まれている場合には、指紋データの書き込み動作を行わない。 【0039】判断部2hは、所定の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた記録媒体が、記録媒体収納部2dに収納され、読み出し部2fにより、所定の指紋データが読み出された場合、上記所定の指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データとを照合し、一致するか否かを判断する。 【0040】具体的には、以下のとおりである。記録媒体収納部2dに、所定の指紋データと所定のプログラムが書き込まれた記録媒体が収納される。そして、読み出し部2fは、記録媒体収納部2dに収納された記録媒体の指紋データ用領域にアクセスし、所定の指紋データ(上記記録媒体の購入者の指紋データ)を読み出し、判断部2hへ送る。 【0041】判断部2hは、読み出し部2fから送られた所定の指紋データをいったん保持する。そして、判断部2hは、第1記憶部2cから第1指紋データ(上記記録媒体の購入者の指紋データとは限らない)を読み出し、第1指紋データと、所定の指紋データとを照合し、一致するか否かを判断する。 【0042】制御部2eは、判断部2hによる判断結果に基づいて、第1指紋データと、所定の指紋データとが一致する場合には、実行部2iが、上記記録媒体に書き込まれた所定のプログラムの実行を行うことを判断する。また、制御部2eは、判断部2hによる判断結果に基づいて、第1指紋データと、所定の指紋データとが一致する場合には、上記記録媒体に書き込まれた所定の指紋データ及び所定のプログラムを第2記憶部に記憶させることを判断する(即ち、インストール動作を行うと判断する)。 【0043】実行部2iは、第1指紋データと、所定の指紋データとが一致する場合であって、制御部2eによるプログラム実行の指示を受けた場合には、読み出し部2fを介して、記録媒体収納部2dに収納された記録媒体に書き込まれたプログラムを読み出し、解読し、解読結果に基づいて実行する。 【0044】制御部2eは、第1指紋データと、所定の指紋データとが一致する場合であって、図示しない入力部により、指紋データ及びプログラムのインストール指示が入力された場合には、読み出し部2fを介して、記録媒体収納部2dに収納された記録媒体に書き込まれた所定の指紋データ及び所定のプログラムを読み出し、第2記憶部2jに記憶させる。ここで、第2記憶部2jとは、例えば、ハードディスク等が該当する。 【0045】なお、電子機器装置2は、所有者等が各種の情報を入力するための入力部(図示せず)と各種の情報を出力する出力部2kを有する。 【0046】(コンテンツデータ処理システムを用いたプログラム実行方法) (1)指紋書き込み記録媒体の生成動作図2は、上述の構成を有するコンテンツデータ処理システムを用いた上記生成方法を説明するためのフローチャート図である。 【0047】作業者は、既存の記録媒体(例えば、上述した一度だけ書き換え可能な記録媒体)を記録媒体収納部1aに収納する(S10)。すると、記録媒体収納部1aに設置された記録媒体センサー部が記録媒体が収納されている旨を検出し、その旨が制御部1dへ送られる。 【0048】制御部1dは、プログラム記憶部1cからプログラムを読み出し、書き込み部1bへ送り、書き込み部1bに対して、記録媒体に所定の書き込み動作をするように指示すると、書き込み部1bは、記録媒体に対して、所定の書き込み動作を行う(S20)。 【0049】具体的には、書き込み部1bは、記録媒体上の指紋データ用領域には、データを書き込まず、プログラム記録領域には、上記プログラムを書き込み、記録情報領域には、指紋データ用領域を特定する情報(例えば、アドレス情報)、プログラム記録領域を特定する情報(例えば、アドレス情報)を書き込む。 【0050】書き込み部1bは、書き込み動作が終了した場合には、その旨を制御部1dに伝える。制御部1dは、図示しない出力部に、指紋書き込み用記録媒体の生成が終了した旨を出力して、作業者に知らせる(S30)。作業者は、記録媒体収納部1aから、指紋書き込み用記録媒体を取り出す(S35)。指紋書き込み用記録媒体は、例えば、販売店等により、複数の者に購入される。 【0051】(2)電子機器装置2に対して、その所有者が自分の指紋データを記憶させる動作図3は、その動作を説明するためのフローチャート図である。なお、以下の動作は、電子機器装置2の所有者が、電子機器装置2を購入後、電子機器装置2を初めて立ち上げるときに行われる。 【0052】電子機器装置2の所有者が、指紋入力部2aを用いて、上記所有者の指紋画像を入力する(S100)。指紋データ生成部2bは、入力された指紋画像に基づいて、上記所有者の指紋データを生成する(S105)。生成された所有者の指紋データ(第1指紋データ)は、制御部2eを介して、第1記憶部2cに送られる。第1記憶部2cは、送られた第1指紋データを記憶する(S110)。第1記憶部2cは、第1指紋データを記憶した旨を制御部2eに通知すると、制御部2eは、図示しない出力部2kに所有者の指紋データを記憶した旨を出力させる(S115)。 【0053】(3)指紋書き込み用記録媒体に、記録媒体の購入者の指紋データを書き込む動作図4は、その動作を説明するためのフローチャート図である。先ず、電子機器装置2の所有者は、上述した指紋書き込み用記録媒体を例えば、販売店等から購入する。以下、この(3)の動作においては、電子機器装置2の所有者を購入者という。 【0054】指紋書き込み用記録媒体の購入者は、自分の所有する電子機器装置2の記録媒体収納部2dに、指紋書き込み用記録媒体を収納する(S150)。すると、記録媒体センサー部が上記記録媒体が収納されている旨を検出すると、その旨が制御部2eへ送られる。 【0055】制御部2eは、第1記憶部2cから第1指紋データを取得する(S155)。そして、制御部2eは、読み出し部2fに対して、上記記録媒体上の記録情報領域にアクセスして、指紋データ用領域を特定する情報を送るように指示する。読み出し部2fは、上記指示を実行し、記録媒体上の記録情報領域にアクセスし、指紋データ用領域を特定する情報を読み出し、制御部2eへ送る。 【0056】制御部2eは、保持していた第1指紋データと、指紋データ用領域を特定する情報を書き込み部2gに送り、指紋データの書き込み動作を行うように指示する(S165)。 【0057】書き込み部2gは、上記記録媒体上の指紋データ用領域にアクセスし、上記指紋データ用領域に第1指紋データを書き込む(S170)。書き込み部2gによる書き込み動作が終了した場合には、その旨が制御部2eに送られる。制御部2eは、出力部2kに対して、所有者の指紋データの書き込み動作が終了した旨を出力させる(S175)。 【0058】なお、購入者は、記録媒体収納部2dに記録媒体が収納された状態で、入力部を用いて、記録媒体に記録されたプログラムの実行をする旨を入力するようにしてもよい。この場合には、上記旨が制御部2eに送られる。制御部2eは、上記旨に基づいて、読み出し部2fを介して、プログラムを読み出し、実行部2iに送る。実行部2iは、上記プログラムを解読し、実行する。 【0059】同様に、購入者は、記録媒体収納部2dに記録媒体が収納された状態で、入力部を用いて、記録媒体に記録されたプログラムのインストールをする旨を入力するようにしてもよい。この場合には、上記旨が制御部2eに送られる。制御部2eは、上記旨に基づいて、読み出し部2fを介して、第1指紋データ及び所定のプログラムを読み出し、第2記憶部2jに送る。第2記憶部2jは、第1指紋データ及び所定のプログラムを記憶する。 【0060】そして、購入者は、第1指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた指紋書き込み用記録媒体(以下、指紋書き込み記録媒体という)を記録媒体収納部2dから取り出す。なお、上記購入者は、指紋書き込み記録媒体の所有者でもある。 【0061】(4)判断部2hによる指紋データの照合動作、実行部2iによる実行動作、第2記憶部2jによる記憶動作上述の(3)の動作の後、指紋書き込み記録媒体を電子機器装置2に収納した場合の動作について以下に説明する。図5は、判断部2hによる指紋データの照合動作、実行部2iによる実行動作、第2記憶部2jによる記憶動作を説明するためのフローチャート図である。 【0062】先ず、所定の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた指紋書き込み記録媒体を保持する保持者は、保持者の所有する電子機器装置2の記録媒体収納部2dに、指紋書き込み記録媒体を収納する(S200)。すると、指紋書き込み記録媒体が収納されている旨が制御部2eへ送られる。 【0063】ここで、上記保持者は、指紋書き込み記録媒体の所有者であるとは限らず、指紋書き込み記録媒体の所有者でない場合もある。例えば、指紋書き込み記録媒体の所有者から、上記記録媒体を上記保持者が借りたような場合である。 【0064】制御部2eは、読み出し部2fに対して、上記記録媒体上の記録情報領域にアクセスし、指紋データ用領域を特定する情報を取得し、上記情報に基づいて、指紋データ(以下、所定の指紋データという)を読み出すように指示する。読み出し部2fは、上記指示を実行し、読み出した所定の指紋データを制御部2eを介して、判断部2hへ送る(S205)。 【0065】なお、読み出し部2fが指紋データ用領域から指紋データを読み出せなかった場合には、その旨が制御部2eへ伝えられる。すると、ステップS155、165,170,175の処理が行われる。 【0066】判断部2hは、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データ(電子機器装置2の所有者の指紋データ)を読み出し、上記所定の指紋データと、第1指紋データとを照合し、一致するか否かを判断する(S210)。 【0067】一致する場合には、判断部2hは、判断結果を制御部2eへ通知する。制御部2eは、上記記録媒体に記録されたプログラムの実行、第2記憶部2jに前記所定の指紋データ及びプログラムの記憶動作を行うことを判断する(S220)。 【0068】一致しない場合には、判断部2hは、判断結果を制御部2eへ通知する。制御部2eは、上記記録媒体に記録されたプログラムの実行、第2記憶部2jに前記所定の指紋データ及びプログラムの記憶動作を行わないと判断し、その旨を出力部2kに出力させる(S230)。 【0069】そして、一定の場合には、上記所定のプログラム(コンテンツデータ)の処理が行われる(S240)。具体的には、例えば、入力部により、プログラム実行要求が入力された場合には、その旨が制御部2eに通知される。制御部2eは、上記記録媒体から上記プログラムを読み出し、実行部2iに対して送る。実行部2iは、上記プログラムの解読実行を行う。 【0070】同様に、例えば、入力部により、プログラムインストール要求が入力された場合には、その旨が制御部2eに通知される。制御部2eは、上記記録媒体から所定の指紋データ及び上記プログラムを読み出し、第2記憶部2jに対して送り、記憶させる。 【0071】(作用効果)本実施の形態によれば、各電子機器装置2の第1記憶部2cには、各々、電子機器装置2の所有者の指紋データである第1指紋データが記憶されている。そして、上記所有者が上記指紋書き込み用記録媒体を購入し、上記記録媒体が電子機器装置2に収納されると、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データが上記記録媒体に書き込まれる。 【0072】そして、所定の指紋データ及びプログラムが書き込まれた記録媒体が、電子機器装置2に収納されると、読み出し部2fは、上記記録媒体から、所定の指紋データを読み出す。そして、判断部2hは、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データと、上記所定の指紋データとを照合し、一致するか否かを判断する。一致する場合には、コンテンツデータの処理が行われる。即ち、実行部2iにより上記プログラムの実行や、第2記憶部2jに上記所定の指紋データ及びプログラムが記憶されるが、一致しない場合には、上記実行動作や上記記憶動作は行われない。 【0073】このため、所定の指紋データ及びプログラムが書き込まれた記録媒体を所有する者から、上記記録媒体を借りたりした者が、自分の電子機器装置2を用いて、上記プログラムの実行やインストールを行おうとしても、第1指紋データと上記記録媒体に記録されている指紋データが一致しないため、上記プログラムの実行等の処理を行うことができない。この結果、指紋書き込み用記録媒体を購入した者だけが、上記記録媒体に書き込まれたプログラムの実行等の処理を行えることができるので、購入者以外のプログラムの実行や不正コピーを確実に防止することができる。 【0074】(変形例1)上述の実施の形態1では、判断部2hは、指紋書き込み記録媒体に記録された指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データとが一致しない場合には、コンテンツデータの処理を行わない(即ち、プログラムの実行、所定の指紋データ及びプログラムの第2記憶部2jへの記憶動作を行わない)ようにしたが、以下のようにすることもできる。 【0075】即ち、判断部2hが上記所定の指紋データと、第1指紋データとが一致しないと判断した場合、出力部2kは、前記所定の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた記録媒体の所有者の指紋を要求する旨を出力する。なお、判断部2hは、一時的に、前記所定の指紋データを保持する。 【0076】そして、電子機器装置2を使用する者は、出力部2kによる出力に基づいて、指紋入力部2aを用いて、指紋画像を入力する。すると、指紋データ生成部2bは、入力された指紋画像を取得し、取得した指紋画像に基づいて、第2指紋データを生成する。 【0077】第2指紋データは、判断部2hへ送られる。判断部2hは、保持していた所定の指紋データと、生成された第2指紋データとを照合し、一致する場合には、制御部2eは、所定のプログラムの実行を行うことを判断する。そして、所定のプログラムの実行要求が入力部により入力された場合には、実行部2iは、上記所定のプログラムの実行を行う。また、同様に、一致する場合には、制御部2eは、所定の指紋データ及び所定のプログラムを第2記憶部2jに記憶させることを判断する。そして、入力部により、所定の指紋データ及び所定のプログラムのインストール要求が入力された場合には、第2記憶部2jに、所定の指紋データ及び所定のプログラムが記憶される。 【0078】なお、判断部2hによる照合動作については、指紋データが完全に一致する場合に限らず、所定の基準を満たすように一致していれば、所定の指紋データと第2指紋データは一致していると判断する。例えば、所定の指紋データと第2指紋データについては、所定の指紋データの90%の部分と、第2指紋データの90%の部分が一致していれば、所定の指紋データと第2指紋データとは一致していると判断する。これは、同一人物の同一の指でも、数ミクロン単位で一致した指紋画像を指紋入力部2aに再度入力することはできないので、100%相互に一致する場合に指紋データが一致すると判断するのでは、所定の指紋データと、第2指紋データとが常に一致しないと判断されてしまうからである。 【0079】本変形例1によれば、実施の形態1の効果に加えて、指紋書き込み記録媒体の所有者が、自分が所有してない電子機器装置2を用いて、プログラムの実行等を行うことが可能となる。このため、変形例1によれば、指紋書き込み用記録媒体の購入者は、常にプログラムの実行を行うことができるとともに、上記購入者以外の者は、プログラムの実行を行うことができない。この結果、購入者以外の者のプログラムの実行等が行われるのを防止しながら、購入者の利便性の向上を図ることができる。 【0080】(変形例2)また、変形例1では、判断部2hが照合し、一致しない場合には、第2記憶部2jに所定の指紋データ及び所定のプログラムを記憶させないようにしていたが、判断部2hによる照合結果にかかわらず、第2記憶部2jに所定の指紋データ及び所定のプログラムを記憶させるようにしてもよい。 【0081】但し、この場合には、上記記録媒体の購入者以外の者が上記所定のプログラムを実行してしまうことを防止するために以下のようにする必要がある。 【0082】判断部2hは、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データ、又は、指紋データ生成部2bにより生成された第2指紋データと、上記所定の指紋データとを照合し、第1指紋データ又は第2指紋データのうち、少なくとも1つが上記所定の指紋データと一するか否かを判断する。そして、一致した場合には、制御部2eは、第2記憶部2jに記憶されたプログラムの実行を行うことを判断する。 【0083】そして、所定のプログラムの実行要求が入力部により入力された場合には、実行部2iは、上記所定のプログラムの実行を行う。一致しない場合には、制御部2eは、プログラムの実行を行わないと判断する。 【0084】これにより、たとえ、上記記録媒体の購入者の所有でない電子機器装置2にプログラムがインストールされても、インストールされた所定の指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データとは、一致しないので、購入者以外の者がプログラムを自由に実行できるような事態は防止できる。また、指紋データ生成部2bにより生成された第2指紋データと、所定の指紋データとが一致する場合には、プログラムの実行を行うことが可能となるので、購入者は、自分の電子機器装置2以外の装置を用いて、プログラムの実行ができる。このため、本変形例では、購入者の利便性を向上させることができる。 【0085】例えば、記録媒体の購入者が、友人の電子機器装置2を用いて、記録媒体のプログラムを実行したいような場合には、購入者本人であれば、プログラムの実行をすることが可能となる。 【0086】(変形例3)上述した実施の形態1では、判断部2hが行う照合動作については、指紋データが所定の基準を満たすように一致する場合であれば、一致していると判断していたが、以下のようにすることも可能である。 【0087】ステップS210における判断部2hにおける一致性の判断においては、上記所定の指紋データと第1指紋データとが完全に一致する場合に、一致すると判断することもできる。この一致性の判断については、データ中のビット単位で判断し、相互の指紋データのうち、1ビットでも互いに異なっている場合には、一致しないと判断する。 【0088】このようにすることで、指紋書き込み用記録媒体の購入者が複数の電子機器装置2(PC端末装置)を所有する場合であっても、1つの指紋書き込み記録媒体に対しては、1つの電子機器装置2(PC端末装置)でしかプログラムの実行やインストールができないことになる。 【0089】例えば、指紋書き込み用記録媒体の購入者Xが複数の電子機器装置2を有している場合には、各電子機器装置2には、上記購入者Xの第1指紋データが第1記憶部2cに記憶されている。しかし、指紋入力部2aにて入力される指紋画像は、同じXの右指の指紋画像であっても、入力の仕方が微妙に異なる(指紋入力部2aへの指の置き方は、数ミクロン単位では異なってしまう)ので、各電子機器装置2の指紋データ生成部2bにより生成される指紋データは、ビット単位でみれば、各々異なり、第1記憶部2cに記憶される第1指紋データも、ビット単位でみれば、各々異なることになる。 【0090】従って、購入者が購入したプログラムが書き込まれた記録媒体に第1指紋データが書き込まれた場合、上記第1指紋データと完全に一致する指紋データが記憶されているのは、購入者が所有する1台の電子機器装置2(PC端末装置)だけである。このため、購入者が購入したプログラムは、1台の電子機器装置でしか実行できない。 【0091】表計算やワープロ等のプログラムの場合には、たとえ、購入者が購入したプログラムであっても、購入者が所有する複数の電子機器装置2のうち、1つの電子機器装置2でのみ実行を行わせる必要がある。このような場合、本変形例のコンテンツデータ処理システムを用いれば、その実現が可能である。 【0092】(変形例4)上述した実施の形態では、指紋データ生成部2bで生成された指紋データをそのまま第1記憶部2cに記憶し、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データを指紋書き込み用記録媒体に書き込むようにしていたが、指紋データにセキュリティ処理(暗号処理、乱数処理、特徴点処理等)を施して、第1記憶部2cに記憶させたり、上記記録媒体に書き込むようにしてもよい。以下、変形例4では、暗号処理、変形例5では、乱数処理、変形例6では、特徴点処理について説明する。 【0093】図6は、変形例4に係る電子機器装置2の構成を示す図である。図において、実施の形態1の電子機器装置2の構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。電子機器装置2は、暗号処理部2mを有する。暗号処理部2mは、指紋データ生成部2bにより生成された第1指紋データに対して、暗号処理を施し、暗号化された指紋データを出力する。 【0094】本変形例では、暗号化の方法は特に限定しない。例えば、暗号処理部2mは、所定の暗号化関数に、所定の鍵情報と、入力された第1指紋データとを入力することで、暗号化された第1指紋データ(以下、第1暗号化指紋データという)を生成できる。 【0095】そして、暗号処理部2mにより、第1暗号化指紋データが第1記憶部2cに記憶される。そして、書き込み部2gは、指紋書き込み用記録媒体上の指紋データ用領域に、第1暗号化指紋データを書き込む。 【0096】そして、所定の暗号化指紋データと所定のプログラムが書き込まれた記憶媒体が記録媒体収納部2dに収納された場合、読み出し部2fは、上記記録媒体から、所定の暗号化指紋データを読み出す。読み出された所定の暗号化指紋データは、判断部2hへ送られる。 【0097】判断部2hは、上記記録媒体上に記録された所定の暗号化指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1暗号化指紋データとを比較し、一致するか否かを判断する。この場合の一致性の判断は、例えば、変形例3の場合と同じく、ビット単位で完全に一致するか否か判断し、1ビットでも異なっている場合には、一致しないと判断する。 【0098】一致した場合には、制御部2eは、プログラムの実行を行うことを判断する。そして、所定のプログラムの実行要求が入力部により入力された場合には、実行部2iは、上記所定のプログラムの実行を行う。同様に、一致する場合には、制御部2eは、所定の暗号化指紋データ及び所定のプログラムを第2記憶部2jに記憶させることを判断する。そして、入力部により、所定の暗号化指紋データ及び所定のプログラムのインストール要求が入力された場合には、第2記憶部2jに、所定の暗号化指紋データ及び所定のプログラムが記憶される。 【0099】(変形例5)図7は、変形例5に係る電子機器装置2の構成を示す図である。図において、実施の形態1の電子機器装置2の構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。変形例5の電子機器装置2は、乱数処理部2nを有する。乱数処理部2nは、乱数発生器(図示せず)により発生した乱数データと、指紋データ生成部2bにより生成された第1指紋データとを組み合わせることにより、乱数化された第1指紋データ(以下、第1乱数化指紋データ)を生成する。本変形例では、乱数化の方法は特に限定しない。 【0100】そして、乱数処理部2nにより、第1乱数化指紋データが第1記憶部2cに記憶される。そして、書き込み部2gは、指紋書き込み用記録媒体上の指紋データ用領域に、第1乱数化指紋データを書き込む。 【0101】そして、所定の乱数化指紋データと所定のプログラムが書き込まれた記憶媒体が記録媒体収納部に収納された場合、読み出し部2fは、上記記録媒体から、所定の乱数化指紋データを読み出す。読み出された所定の乱数化指紋データは、判断部2hへ送られる。 【0102】判断部2hは、上記記録媒体上に記録された所定の乱数化指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1乱数化指紋データとを比較し、一致するか否かを判断する。この場合の一致性の判断は、例えば、変形例3の場合と同じく、ビット単位で完全に一致するか否か判断し、1ビットでも異なっている場合には、一致しないと判断することもできる。 【0103】その後における制御部2eによる判断動作、実行部2iによる実行動作、第2記憶部2jによる記憶動作は、変形例4において、暗号化を乱数化に代えた場合と同じである。 【0104】(変形例6)図8は、変形例6に係る電子機器装置2の構成を示す図である。図において、実施の形態1の電子機器装置2の構成と同一構成については同一符号を付してその説明を省略する。変形例6の電子機器装置2は、特徴点処理部2rを有する。特徴点処理部2rは、指紋データ生成部2bにより生成された第1指紋データに基づいて、第1特徴点データを生成する。以下、特徴点処理部2rによる動作を概念的に説明する。図9,図10、図11は、特徴点処理部2rによる動作を説明するための概念図である。 【0105】指紋画像において、指紋線の終端である点(端点)と分岐する点(分岐点)が存在する。ここで、端点とは、ある点を始点として、指紋線のある方向に向かって大きさ1のベクトルを持たせた場合の上記始点を端点という(図9では、点B)。そして、端点から上記ある方法に向かう大きさ1のベクトルを特徴点ベクトルという(図9では、ベクトルb)。 【0106】また、分岐点とは、ある点を始点として、指紋線のある方向に向かって、大きさ1の3つのベクトルを持たせ、そのうち、2つのベクトルの和が大きくなる場合の2つのベクトル以外のベクトルの始点を分岐点(図9では、点A,C)という。そして、分岐点から上記2つベクトル以外の大きさ1のベクトルも特徴点ベクトルという(図9では、ベクトルa,c)。図9においては、ベクトルa,b,cが特徴点ベクトルに該当する。 【0107】そして、このような考えで、指紋画像Wにおいて、特徴点ベクトルを算出すると、特徴点ベクトルは、図10のようになる。一方、図11に示す指紋画像Zから特徴ベクトルを算出すると、図10のような特徴ベクトルとなる。このため、指紋画像から特徴点ベクトルを算出すると、特徴点ベクトルからは、元の指紋が復元できないことになる。このため、特徴点処理部2rにより処理された特徴点データからは、元の指紋データは復元できない。 【0108】そして、特徴点処理部2rにより、第1特徴点データが第1記憶部2cに記憶される。そして、書き込み部2gは、指紋書き込み用記録媒体上の指紋データ用領域に、第1特徴点データを書き込む。 【0109】そして、所定の特徴点データと所定のプログラムが書き込まれた記憶媒体が記録媒体収納部2dに収納された場合、読み出し部2fは、上記記録媒体から、所定の特徴点データを読み出す。読み出された所定の特徴点データは、判断部2hへ送られる。 【0110】判断部2hは、上記記録媒体上に記録された所定の特徴点データと、第1記憶部2cに記憶された第1特徴点データとを比較し、一致するか否かを判断する。この場合の一致性の判断は、例えば、変形例3の場合と同じく、ビット単位で完全に一致するか否か判断し、1ビットでも異なっている場合には、一致しないと判断することもできる。 【0111】その後における制御部2hによる判断動作、実行部2iによる実行動作、第2記憶部2jによる記憶動作は、変形例4において、暗号化指紋データを特徴点データに代えた場合と同じである。 【0112】本変形例においては、特徴点データからは、元の指紋データが復元できないので、仮に特徴点データが他の者に知られても、指紋データを復元されてしまうようなことはない。 【0113】なお、指紋データに対して、暗号化処理、乱数化処理、特徴点処理のうち、複数を組み合わせて処理した組み合わせデータを第1記憶部2cに記憶するようにしてもよい。そして、書き込み部2gは、指紋書き込み用記録媒体上の指紋データ用領域に、上記組み合わせデータを書き込むようにしてもよい。そして、判断部2hによる判断処理は、記録媒体上に記録された組み合わせデータと、第1記憶部2cに記憶された組み合わせデータとを比較し、一致するか否かを判断する。この場合の一致性の判断は、変形例3の場合と同じく、ビット単位で一致するか否か判断し、1ビットでも異なっている場合には、一致しないと判断してもよい。 【0114】また、変形例4から6において、判断部2hによる所定の暗号化指紋データ(乱数化指紋データ、特徴点データ)と、第1暗号化指紋データ(第1乱数化指紋データ、第1特徴点データ)が一致しない場合、変形例1を適用するようにしてもよい。この場合、判断部2hは、指紋データ生成部2bにより生成された第2指紋データに基づいて生成された第2暗号化指紋データ(第2乱数化指紋データ、第2特徴点データ)と、所定の暗号化指紋データ(乱数化指紋データ、特徴点データ)を照合する必要がある。 【0115】(変形例7)上述した実施の形態では、1つの記録媒体に対して、1人の指紋データを記録するようにしたが、上記記録媒体を複数の者で共同で購入、所有したい場合もある。このような場合には、複数の者の指紋データを記録媒体に記録することが可能である。 【0116】記録媒体生成装置1の書き込み部1bは、指紋データ用領域として、上記複数の者の指紋データが書き込みできるような空白領域を記録媒体上に生成する。そして、上記空白領域が存在するとともに、プログラムが書き込まれた記録媒体を複数の者で共同で購入する。 【0117】そして、電子機器装置2の書き込み部2gは、第1記憶部2cから読み出した第1指紋データを記録媒体収納部2dに収納された記録媒体上の上記指紋データ用領域に書き込む。そして、上述の書き込み動作は、複数の者の所有する電子機器の書き込み部2gによりそれぞれ行われる。 【0118】複数の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた記録媒体が、記録媒体収納部2dに収納された場合、読み出し部2fは、複数の指紋データを読み出す。そして、判断部2hは、各指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データとを照合し、各指紋データのうち、いずれかが第1指紋データに一致する場合には、制御部2eは、所定のプログラムの実行を行うことを判断する。そして、変形例1と同様に、実行部2iは、上記所定のプログラムの実行を行う。また、同様に、一致する場合には、制御部2eは、所定の指紋データ及び所定のプログラムを第2記憶部2jに記憶させることを判断する。そして、変形例1と同様に、所定の場合には、第2記憶部2jに、所定の指紋データ及び所定のプログラムが記憶される。 【0119】上述の判断動作、実行、記憶等の処理は、複数の者の所有する電子機器の判断部2h、実行部2i、第2記憶部2jによりそれぞれ行われる。 【0120】また、本変形例においても、変形例1の適用が可能であり、各指紋データと第2指紋データが一致すれば、所定のプログラムの実行や第2記憶部2jへの記憶動作が行われる。 【0121】(変形例8)実施の形態1では、判断部2hにより記録媒体に記録された指紋データと、第1記憶部2cに記憶された指紋データとを比較し、一致しない場合には、プログラムの実行動作、第2記憶部2jへ指紋データ及び所定のプログラムの記憶動作を行わないようにしたが、以下のようにすることも可能である。 【0122】先ず、制御部2eは、記録媒体収納部2dに記録媒体が収納されたら、記録媒体に記録された指紋データ及びプログラムをともに、読み出し部2fを介して読み出し、第2記憶部2jに記憶させる。 【0123】そして、判断部2hは、記録媒体に記録された所定の指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データが一致しないと判断した場合には、その旨を制御部2eに伝える。制御部2eは、第2記憶部2jに記憶された指紋データ及びプログラムを消去する。 【0124】この動作により、所定の指紋データ、所定のプログラムを迅速に第2記憶部2jに記憶することができるとともに、記録媒体の購入者でない者の電子機器装置2に所定のプログラムが記憶されているという事態を防止できる。 【0125】(変形例9)また、第2記憶部2jに記憶された指紋データ及びプログラムを消去しないで以下のようにしてもよい。図12は、変形例12の制御部の構成を示す図である。電子機器装置2の制御部2eは、第2記憶部2jから所定の指紋データ及び所定のプログラムを読み出す第2読み出し部3aと、判断部2hによる判断結果に基づいて、第2読み出し部3aが第2記憶部2jから上記所定の指紋データ及び所定のプログラムを読み出すことを制御する読み出し制御部3bを有する。なお、第2読み出し部3a及び読み出し制御部3bは、制御部2eの外にあってもよい。 【0126】読み出し制御部3bは、第2記憶部2jに記憶された所定の指紋データ及び所定のプログラムが記憶されている記憶領域を保持している。そして、読み出し制御部3bは、判断部2hから指紋データが一致しない旨を取得したら、第2読み出し部3aに対して、上記記録領域から所定の指紋データ及び所定のプログラムを常に読み出さないように制御する。 【0127】なお、上述の変形例1から9までは、少なくとも2つ以上を組み合わせることも可能である。 【0128】(変形例10)上述した電子機器装置2には、第1記憶部2cが設置されているが、この第1記憶部2cを設置しないようにすることも可能である。図13は、変形例10の電子機器装置の構成を示す図である。図13において、図1に示す構成と同一構成については、同一符号を付してその説明を省略する。 【0129】変形例10のシステムの動作を、図3,4,5に示すフローチャート図を用いて説明する。この場合には、指紋データ生成部2bにより生成された第1指紋データを第1記憶部2cに記憶する処理(S100,S105、S110、S115)はなくなる。また、ステップS150の後、記録媒体の購入者が指紋入力部2aを用いて、指紋画像を入力する。すると、指紋データ生成部2bは、入力された指紋画像に基づいて、第1指紋データを生成する。 【0130】そして、生成された第1指紋データは制御部2eへ送られる。制御部2eは、書き込み部2gに対して、記録媒体上の指紋データ用領域に、第1指紋データの書き込み動作を行うように指示する。その後、ステップS170、S175の処理が行われる。 【0131】また、S200、S205、S210の代わりに、以下の処理が行われる。 【0132】所定の指紋データ及び所定のプログラムが書き込まれた記録媒体が記録媒体収納部2dに収納される。この収納された旨が制御部2eに通知されると、制御部2eは、出力部2kにより、指紋を指紋入力部2aに入力するように指示する旨を出力させる。電子機器装置2の使用者は、指紋入力部2aを用いて指紋画像を入力すると、指紋データ生成部2bは、入力された指紋画像に基づいて、第2指紋データを生成する。 【0133】生成された第2指紋データは、判断部2hへ送られる。判断部2hは、生成された第2指紋データと所定の指紋データ(読み出し部2fにより読み出された所定の指紋データ)とを照合し、一致するか否かを判断する。一致する場合には、実行部2iによるプログラムの実行や、第2記憶部2jによる所定の指紋データ及び所定のプログラムの記憶処理が、実行要求やインストール要求があった場合に行われる。 【0134】(変形例11)本実施の形態では、記憶媒体において、指紋データ、プログラムを別々の領域に記録させていたが、これに限定されず、以下のようにすることも可能である。 【0135】先ず、記録媒体生成装置1の制御部1dは、プログラム記憶部1cからプログラムを読み出し、プログラムを所定数に分割する。そして、分割したプログラム(以下、分割プログラム)を書き込み部1bへ送る。 【0136】書き込み部1bは、各分割プログラムの間に、指紋データ書き込み用の所定の空白領域を設けながら、記録媒体上の所定の領域に、各分割プログラムを書き込んでいく。そして、書き込み部2gは、記録媒体上の所定の領域(以下、第2記録情報領域という)に、各分割プログラムが記録されている領域を特定する情報、指紋データ書き込み用領域を特定する情報を書き込む。 【0137】一方、電子機器装置2の読み出し部2fは、上記第2記録情報領域にアクセスし、指紋データ書き込み用領域を特定する情報を制御部2eへ送る。制御部2eは、上記情報に基づいて、上記領域の数を算出する。そして、制御部2eは、第1記憶部2cに記憶されている第1指紋データを読み出し、第1指紋データを上記算出した数に分割した分割指紋データを生成する。そして、制御部2eは、書き込み部2gを介して、上記指紋データ書き込み用領域を特定する情報に基づいて、各指紋データ書き込み用空白領域に、それぞれ、各分割指紋データを書き込ませる。 【0138】そして、判断部2hによる動作は、以下のようにして行われる。読み出し部2fは、第1記憶部2cにより記憶された第1指紋データを読み出し、読み出された第1指紋データを判断部2hは保持する。そして、制御部2eは、記録媒体の第2記録情報領域に読み出し部2fを介してアクセスし、分割指紋データが記録されている領域情報を読み出す。そして、制御部2eは、上記領域情報に基づいて、読み出し部2fを介して、各分割指紋データを読み出す。制御部2eは、読み出した各分割指紋データを組み合わせて指紋データを生成し、判断部2hへ送る。そして、判断部2hによる判断動作が行われる。 【0139】また、実行部2iによるプログラムの実行は、以下のように行われる。分割指紋データが間に入ったプログラムが実行部2iに送られる。実行部2iは、例えば、分割指紋データの部分を除外して、プログラムを実行する。 【0140】(変形例12)実施の形態1,変形例1から11では、指紋入力部2a、指紋データ生成部2b、第1記憶部2c、第2記憶部2j、読み出し部2f、書き込み部2g、判断部2h、実行部2i、出力部2k、記録媒体収納部2d、制御部2eを1つの電子機器装置に設けたが、指紋入力部2a、指紋データ生成部2b、第1記憶部2c、書き込み部2g,記録媒体収納部2d,各部を制御する制御部とを有する第1電子機器装置と、読み出し部2f、書き込み部2g、判断部2h、実行部2i、第2記憶部2j、記録媒体収納部2d、出力部2k、各部を制御する制御部とを有する第2電子機器装置と分けて構成してもよい。この際、第1電子機器装置の制御部は、記録媒体から各種の情報を読み出す機能を有する。 (変形例13)本変形例のシステムは、通信装置4を有する。図14は、変形例13の通信装置4及び電子機器装置2の構成を示す図である。本変形例において、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付してその説明を省略する。 【0141】通信装置4は、実施の形態1で示した指紋入力部2a、指紋データ生成部2b、第1記憶部2c、判断部2h、通信部4a、各部を制御する制御部4bを有する。この通信部4aは、後述する電子機器装置2の通信部4cと各種のデータの通信を行うためのものである。 【0142】そして、電子機器装置2には、第1記憶部2c、判断部2h、指紋データ生成部2b、指紋入力部2aを設けないで、通信部4cを設ける。 【0143】そして、通信装置4の通信部4aと、電子機器装置2の通信部4cをケーブル等により接続することにより、通信装置4及び電子機器装置2は、実施の形態1の電子機器装置2の機能を有する。 【0144】これにより、通信装置4を各電子機器装置2に取り付けるだけで、実施の形態1の電子機器装置2の機能を有することができるので、記録媒体の購入者が電子機器装置2を複数、所有しているような場合、全ての電子機器装置2に、指紋照合のための機能を設ける必要がなく、1つの通信装置4を用意すればよい。そして、必要な場合にだけ、通信装置4を各電子機器装置2に取り付ければ良いので、指紋照合に関するコストの低下を図れる。 【0145】実施の形態2.図15は、実施の形態2であるコンテンツデータ処理システムの構成を示す図である。コンテンツデータ処理システムは、複数の電子機器装置2と、公衆ネットワーク10を介して接続されたサーバ装置11とを有する。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して、その説明を省略する。 【0146】ここでいう電子機器装置2としては、公衆ネットワーク10上で、各サーバ装置11とデータ通信を行えるPC端末装置を一例として考える。 【0147】(電子機器装置2)図示しない入力部には、所定のプログラムの購入者によって、例えば、キー操作により、所定のプログラムを要求する旨が入力される。この際、所定のプログラムを識別する情報も入力される。 【0148】また、指紋入力部2aには、上記購入者の指紋画像が入力され、指紋データ生成部2bは、上記指紋画像に基づいて指紋データ(以下、この指紋データを第2指紋データという)を生成する。 【0149】なお、指紋データ生成部は、実施の形態1と同じく、電子機器装置2の所有者の第1指紋データを生成する機能も有する。そして、第1記憶部2cには、電子機器装置2の所有者の第1指紋データが記憶されている。 【0150】そして、電子機器装置2は、通信部2zを有する。通信部2zには、入力された所定のプログラム要求及び生成された第2指紋データに対して、宛先位置情報及び送信元位置情報が制御部2eにより与えられて、通信部2zに送られる。通信部2zは、所定のプログラム要求及び第2指紋データを、宛先位置情報に基づいて、公衆ネットワーク10を介して、所定のサーバ装置11に送信する。また、通信部2zは、後述する指紋入りプログラムを上記所定のサーバ装置11から受信する。 【0151】判断部2hは、指紋入りプログラム中の第2指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データ(電子機器装置2の所有者の指紋データ)とを照合し、一致するか否かを判断する。実行部2iは、判断結果に基づいて、前記指紋入りプログラムの中のプログラムの実行を行う。 【0152】(サーバ装置11)サーバ装置11は、通信部11a、プログラム記憶部11b、指紋データ記憶部11c、指紋入りプログラム生成部11d、各部を制御する制御部11eを有する。 【0153】通信部11aは、各電子機器装置2から送信されてきた所定のプログラム要求及び第2指紋データを受信する。そして、所定のプログラム要求及び第2指紋データを指紋入りプログラム生成部11dへ送る。プログラム記憶部11bには、各種のプログラムが記憶されている。指紋データ記憶部11cには、送信されてきた第2指紋データが記憶される。 【0154】なお、指紋データ記憶部11cには、送信されてきた第2指紋データを次々と記憶するようにしてもよい。また、電子機器装置2から購入者の識別情報が第2指紋データとともに送信された場合、指紋データ記憶部11cには、第2指紋データ及び上記識別情報を記憶するようにしてもよい。また、同じ識別情報に対して複数の第2指紋データが指紋データ記憶部11cに記憶された場合には、1つの識別情報に対して、1つの第2指紋データが記憶されるように、制御部11eは、指紋データ記憶部11cを制御するようにしてもよい。 【0155】指紋入りプログラム生成部11dは、送信された第2指紋データと、プログラム記憶部11bに記憶された所定のプログラムに基づいて、指紋入りプログラムを生成する。具体的には、以下のとおりである。 【0156】指紋入りプログラム生成部11dは、所定のプログラム要求に基づいて、プログラム記憶部11bにアクセスし、プログラム識別情報に基づいて、対応する所定のプログラムを読み出す。また、指紋入りプログラム生成部11dは、送信された第2指紋データを保持するとともに、上記送信された第2指紋データを指紋データ記憶部11cに記憶させる。 【0157】そして、指紋入りプログラム生成部11dは、送信された第2指紋データと上記所定のプログラムに基づいて、指紋入りプログラムを生成する。この際、指紋入りプログラム生成部11dは、指紋入りプログラムに対して、電子機器装置2の位置情報を宛先位置情報として与えて、通信部11aに送る。 【0158】通信部11aは、電子機器装置2の位置情報に基づいて、上記指紋入りプログラムを上記電子機器装置2宛に送信する。 【0159】(コンテンツデータ処理システムを用いたプログラム実行方法)上述の構成を有する実施の形態2に係るシステムを用いたプログラム実行方法について以下に説明する。図16は、その方法を説明するためのフローチャート図である。 【0160】この際、ステップS100、S105、S110、S115の動作は、予め行われている。 【0161】先ず、所定のプログラムの購入希望者(以下、購入者という)が電子機器装置2の入力部を用いて、所定のプログラム要求の旨を入力する(S500)。この際、購入者は、所定のプログラムの識別情報、上記所定のプログラムを記憶するサーバ装置11の位置情報(例えば、IPアドレス)も入力する。入力された各種の情報は、制御部2eへ送られる。 【0162】また、購入者は、指紋入力部2aを用いて指紋画像を入力する(S505)。すると、指紋データ生成部2bは、入力された指紋画像に基づいて、第2指紋データを生成する(S510)。生成された第2指紋データは、制御部2eへ送られる。制御部2eは、所定のプログラム要求、第2指紋データ等を通信部2z等を介して、サーバ装置11へ送信する(S520)。この際、電子機器装置2の位置情報(例えば、IPアドレス)も送信される。 【0163】所定のプログラム要求及び第2指紋データ等は、通信部11aを介して、指紋入りプログラム生成部11dへ送られる。指紋入りプログラム生成部11dは、上記所定のプログラム要求、プログラム識別情報に基づいて、プログラム記憶部11bから上記プログラム識別情報に対応する所定のプログラムを読み出す(S530)。 【0164】また、指紋入りプログラム生成部11dは、送られた第2指紋データを指紋データ記憶部11cに記憶させる。そして、指紋入りプログラム生成部11dは、送られた第2指紋データと、読み出した所定のプログラムとに基づいて、指紋入りプログラムを生成する(S540)。 【0165】指紋入りプログラムの生成方法、指紋入りプログラムの形態については、本実施の形態では、特に限定しない。例えば、プログラムのヘッダに指紋データを付与するような形態で指紋入りプログラムを生成するようにしてもよいし、プログラムを複数の分割プログラムとし、指紋データを複数の分割指紋データとし、分割プログラムの間に分割指紋データを挿入するような形態で、指紋入りプログラムを生成するようにしてもよい。これは、後述する実施の形態3でも同様である。 【0166】そして、指紋入りプログラム生成部11dは、生成した指紋入りプログラムに対して、上記電子機器装置2の位置情報を与えて、通信部11aへ送る。通信部11aは、電子機器装置2の位置情報に基づいて、公衆ネットワーク10を介して、電子機器装置2へ上記指紋入りプログラムを送信する(S545)。 【0167】電子機器装置2の通信部2zが、指紋入りプログラムを受信すると、制御部2eへ送る。制御部2eは、指紋入りプログラムを第2記憶部2jに記憶させる(ダウンロード)とともに、判断部2hに判断動作を行うように指示する(S550)。 【0168】判断部2hは、第2記憶部2jに記憶された指紋入りプログラム中の第2指紋データを読み出すとともに、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データを読み出し、第1指紋データと第2指紋データが一致するか否かを判断する(S555)。 【0169】一致しない場合には、判断部2hは、その旨を制御部2eに通知すると、制御部2eは、出力部2kに対して、所定のプログラムの実行ができない旨を出力させる(S560)。 【0170】そして、例えば、実施の形態1の変形例8,9のように、制御部2eは、第2記憶部2jに記憶された指紋入りプログラムを消去してもよい。また、指紋入りプログラムを消去しないで、制御部2eは、第2記憶部2jから指紋入りプログラムの読み出しができないように第2読み出し部3aを制御してもよい。 【0171】一致する場合には、判断部2hは、その旨を制御2eに通知すると、ダウンロードが終了した旨を出力部2kに出力させる。そして、ステップS580にて、判断部2hは、判断結果を制御部2eへ通知する。制御部2eは、ダウンロードされたプログラムの実行を行うことを判断する。 【0172】そして、例えば、入力部により、プログラム実行要求が入力された場合には、その旨が制御部2eに通知される。制御部2eは、第2記憶部2jから上記指紋入りプログラムを読み出し、実行部2iに対して送る。実行部2iは、指紋入りプログラム中に含まれるプログラムの実行を行う。 【0173】(記録媒体への記録動作)本実施の形態では、上述した電子機器装置2の第2記憶部2jに記憶された指紋入りプログラムを記録媒体に記録することもできる。 【0174】この場合、電子機器装置2の使用者が記録媒体収納部2dに記録媒体を収納すると、指紋入りプログラムを制御部2eが第2記憶部2jから読み出す。制御部は、上記記録媒体上の所定領域に書き込み部2gを介して、指紋入りプログラムを書き込む。これにより、指紋書き込み記録媒体が生成される。 【0175】そして、指紋書き込み記録媒体が生成された後は、実施の形態1と同様な動作が行われ、上記記録媒体の購入者が所有する電子機器装置2であれば、上記記録媒体に記録された指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データは一致するので、指紋入りプログラム中のプログラムの実行ができるが、購入者以外の者が所有する電子機器装置2では、プログラムの実行はできない。但し、上記購入者が所有しない電子機器装置2でも、上記購入者が指紋入力部2aに指紋画像を入力して、指紋データが生成された場合には、この生成された指紋データと、上記記録媒体に記録された指紋データとは一致するので、上記プログラムの実行を行えるようにしてもよい。 【0176】(作用効果)本実施の形態においても、電子機器装置2の第1記憶部2cには、その所有者の第1指紋データが記憶されている。そして、所定のプログラムを購入する購入者の指紋画像に基づいて、指紋データ生成部2bは、第2指紋データを生成する。そして、サーバ装置11から送信された所定のプログラムと、第2指紋データに基づいて、指紋入りプログラム生成部11dは、指紋入りプログラムを生成する。 【0177】そして、判断部2hは、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データと、指紋入りプログラム中の第2指紋データとを照合し、一致する場合には、プログラムの実行が実行部2iにより行われる。 【0178】このため、所定のプログラムを購入した者とは異なる者が、自分の所有する電子機器を用いて、上記プログラムの実行を行おうとしても、指紋データが一致しないため、上記プログラムの実行等を行うことができない。この結果、所定のプログラムを購入した者だけが、プログラムの実行を行えることができるので、購入者以外の者によるプログラムの実行を防止することができる。 【0179】(実施の形態2の変形例1)なお、S555で、一致しないと判断された場合でも、第2記憶部2jに記憶された指紋入りプログラムをそのまま残して、読み出しができるようにしてもよい。但し、指紋入力部2aにより入力された指紋画像に基づいて生成された第3指紋データと、第2記憶部2jに記憶されている第2指紋データとが一致しないと、上記指紋入りプログラムの読み出しや実行ができない。 【0180】(実施の形態2の変形例2)変形例2では、以下のようにすることもできる。即ち、判断部2hが第2指紋データと、第1指紋データとが一致しないと判断した場合(S555)、出力部2kは、所定のプログラムの購入者の指紋を要求する旨を出力する。 【0181】そして、電子機器装置2を使用する者は、出力部2kによる出力に基づいて、指紋入力部2aを用いて、指紋画像を入力する。すると、指紋データ生成部2bは、入力された指紋画像に基づいて、第3指紋データを生成する。 【0182】第3指紋データは、判断部2hへ送られる。判断部2hは、保持していた第2指紋データと、生成された第3指紋データとを照合し、一致する場合には、制御部2eは、所定のプログラムの実行を行うことを判断する。そして、所定のプログラムの実行要求が入力部により入力された場合には、実行部2iは、上記所定のプログラムの実行を行う。 【0183】(実施の形態2の変形例3)実施の形態2では、ある電子機器装置2(PC端末装置)が指紋データを送信し、指紋入りプログラムを受信して、照合動作、記録媒体へ指紋入りプログラムを記録する動作を行い、この指紋入りプログラムが記録された記録媒体を他の電子機器装置2(テレビゲーム装置)に記録媒体を収納して、プログラムの読み出しにより、プログラムの実行を行わせていたが、以下のようにすることも可能である。 【0184】図17は、変形例3に係るコンテンツデータ処理システムの構成を示す図である。図において、実施の形態2と同一構成については、同一符号を付してその説明を省略する。 【0185】コンテンツデータ処理システムは、サーバ装置11と、公衆ネットワーク10を介してサーバ装置11と接続された複数のPC端末装置12、複数のテレビゲーム装置13、複数の交換装置20を有する。交換装置20には、携帯端末装置22と無線通信を行う基地局21が接続されている。 【0186】各装置(PC端末装置、テレビゲーム装置、携帯端末装置)は、実施の形態2で示す電子機器装置2の機能を有する。 【0187】そして、各装置からそれぞれ、所定のプログラム要求、第2指紋データがサーバ装置11に送信される。サーバ装置11は、各装置からの要求に基づいて、指紋入りプログラムを生成し、各装置宛に指紋入りプログラムを送信する。その後、判断部2h、制御部2e、実行部2iによる動作、記録媒体への指紋入りプログラムの書き込み動作が行われる。なお、携帯端末装置22については、サーバ装置11とデータ通信を行う場合は、基地局21、交換装置20を介して行うことになる。 【0188】変形例3では、PC端末装置12を介さなくとも、テレビゲーム装置13や携帯端末装置22が指紋入りプログラムの実行、記録媒体への指紋入りプログラムの記録動作が行える。 【0189】実施の形態3.実施の形態2では、公衆ネットワーク10の回線に、指紋データが送受信されるが、指紋データを途中で盗まれることを防止するように、以下のようにコンテンツデータ処理システムを構成することも可能である。図18は、実施の形態3のコンテンツデータ処理システムの構成を示す図である。実施の形態2と同一構成、機能については、同一符号を付してその説明を省略する。 【0190】(電子機器装置2の構成)各電子機器装置2は、指紋入りプログラム生成部11dを有する。指紋入りプログラム生成部11dは、サーバ装置11から送信されてきたプログラムと、指紋データ生成部2bにより生成された第2指紋データに基づいて指紋入りプログラムを生成する。 【0191】判断部2hは、指紋入りプログラム中の第2指紋データと、第1記憶部2cに記憶された第1指紋データとを照合し、一致するか否かを判断する。実行部2iは、判断結果に基づいて、前記指紋入りプログラムの中のプログラムの実行を行う。 【0192】(サーバ装置の構成)サーバ装置11は、通信部11a、制御部11e、プログラム記憶部11bを有する。プログラム記憶部11bには、各種のプログラムが記憶されている。通信部11aは、各電子機器装置2から送信されてきたプログラム要求を受信する。また、通信部11aは、受信したプログラム要求に基づいて、所定のプログラムを電子機器装置2宛に送信する。 【0193】(コンテンツデータ処理システムの動作)上述の構成を有する実施の形態3に係るコンテンツデータ処理システムを用いたプログラム実行方法について、以下に説明する。図19は、その方法を説明するためのフローチャート図である。なお、実施の形態2(図16)と同一動作については、その説明を簡略化する。 【0194】先ず、所定のプログラム購入希望者(以下、購入者という)電子機器装置2の使用者が入力部を用いて、所定のプログラム要求の旨、所定のプログラムの識別情報を入力する(S600)。また、使用者(以下、購入者という)が指紋入力部2aを用いて指紋画像を入力すると、上記指紋画像に基づいて、指紋データ生成部2bは、第2指紋データを生成する(S605)。そして、指紋データ生成部2bは、生成した第2指紋データを指紋入りプログラム生成部11dへ送る。この際、所定のプログラム要求の旨は、プログラムの識別情報とともに、制御部2eへ送られる。 【0195】制御部2eは、所定プログラム要求、プログラム識別情報を通信部2z、公衆ネットワーク10を介して、サーバ装置11へ送信する(S610)。 【0196】所定のプログラム要求等は、通信部11aを介して、制御部11eへ送られる。制御部2eは、上記所定のプログラム要求等に基づいて、プログラム記憶部11bから所定のプログラムを取得する。制御部2eは、通信部11aを介して、取得したプログラムを電子機器装置2に対して送信する(S620)。 【0197】電子機器装置2の通信部2zは、所定のプログラムを受信し、指紋入りプログラム生成部11dへ送る。指紋入りプログラム生成部11dは、送られたプログラム、保持していた第2指紋データに基づいて、指紋入りプログラムを生成する(S625)。 【0198】生成した指紋入りプログラムは、第2記憶部2jに送られ、記憶される(S627)。また、指紋入りプログラムを生成した場合には、その旨が判断部2hへ送られる。それ以降は、ステップS555以降の処理と同じである。 【0199】本実施の形態では、実施の形態2の効果に加えて、公衆ネットワーク10に自己の指紋データが流出されることがないので、他人に自己の指紋データを盗まれ、悪用されるようなことを防止できる。 【0200】また、本実施の形態においても、(2)記録媒体への記録動作、実施の形態2の変形例1、変形例2、変形例3を同様に適用することが可能である。 【0201】(適用例1)実施の形態1から3、実施の形態1の各変形例、実施の形態2の各変形例、実施の形態3の各変形例では、電子機器装置2として、PC端末装置やテレビゲーム装置について、説明したが、音声再生装置、映像再生装置についても同様に適用できる。音声再生装置とは、例えば、CDプレーヤー装置等であり、映像再生装置とは、例えば、DVDプレーヤー装置等である。 【0202】この場合、実施の形態1等では、コンテンツデータとして、プログラムを用いたが、変形例2では、音声データ(例えば、音楽)や映像データ(例えば、映画)となる。そして、記憶媒体には、プログラムでなく、音声データや映像データが記録される。 【0203】適用例1の電子機器装置では、実行部2iの代わりに、再生部を設けるようにする。再生部は、読み出し部2fを介して、記録媒体から音声データ/映像データが送られた場合には、音声データ/映像データについて、増幅処理等を行うことで、再生動作を行う。 【0204】また、PC端末装置やテレビゲーム装置により指紋書き込み用記録媒体に指紋データが書き込まれた後(S150からS175)、上記記録媒体を取り出し、音楽再生装置や映像再生装置に収納した場合についても、判断部2hによる指紋データの照合動作、再生部による再生動作、第2記憶部2jによる記憶動作(S200からS240)が行われるようにすることもできる。 【0205】また、音楽再生装置や映像再生装置により記録媒体に指紋データが書き込まれた後(S150からS175)、記録媒体を取り出し、PC端末装置に収納した場合についても、上述したステップS200からS240の動作が行われるようにすることも可能である。 【0206】そして、上述した実施の形態1から3、実施の形態1の変形例1〜13、実施の形態2の変形例1〜3、実施の形態3の変形例1〜3において、プログラムを音声/映像データに代え、プログラムの実行を音声/映像データの再生に代えることにより、本適用例の適用が可能である。 【0207】また、コンテンツデータとして、文字データを用いることも可能である。この場合には、例えば、文字データがプログラムと一緒になっている場合には、実行部による実行動作が行われ、文字データが映像データといっしょになっている場合には、再生部による再生動作が行われる。 【0208】(適用例2)実施の形態1から3、実施の形態1の各変形例、実施の形態2の各変形例、実施の形態3の各変形例、適用例1では、指紋入力部2a及び指紋データ生成部2bを用い、指紋データを用いて照合動作を行っていたが、例えば、以下のようにすることもできる。 【0209】電子機器装置2に設けられた指紋入力部2a、指紋データ生成部2bの代わりに、撮影部(図示せず)、画像データ生成部(図示せず)を設ける。そして、撮影部は、電子機器装置2の所有者の所有物(例えば、印鑑、ゼラチン、ゴム、木、金属、化学製品等)の画像である認証用画像を撮影する。撮影された認証用画像は、画像データ生成部へ送られる。画像データ生成部は、送られた認証用画像に基づいて認証用画像データを生成する。 【0210】そして、指紋データを認証用画像データに置き換え、指紋入力部2aにより指紋画像を入力する代わりに、撮影部が認証用画像を撮影し、指紋データ生成部2bが、指紋データを生成する代わりに、画像データ生成部が認証用画像データを生成するようにすることで、本適用例を、実施の形態1から3、実施の形態1の変形例1〜13、実施の形態2の変形例1〜3、実施の形態3の変形例1〜3、適用例1に適用することが可能である。 【0211】また、電子機器装置2に、指紋入力部2a、指紋データ生成部2bとともに、撮影部、画像データ生成部を設けるようにしてもよい。 【0212】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コンテンツデータが書き込まれた記録媒体を購入した購入者以外は、自分の電子機器装置を用いて、上記記録媒体に書き込まれたコンテンツデータを行うことができない。この結果、プログラム作成者や音声/映像データの制作者の著作権の侵害となる行為が行われることを防止できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591230295 【氏名又は名称】エヌティティエレクトロニクス株式会社 【住所又は居所】東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号
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| 【出願日】 |
平成14年3月19日(2002.3.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外9名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−280994(P2003−280994A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月3日(2003.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−77069(P2002−77069) |
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