| 【発明の名称】 |
障害解析方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】滝沢 弘幸 【住所又は居所】静岡県三島市南町6番78号 東芝テック株式会社三島事業所内
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| 【要約】 |
【課題】障害発生の原因を自動的に突き止め、短時間で対処する。
【解決手段】プログラムをインストールする毎に、プログラムモジュールの機能やレベルを知らせるバージョン情報、そのプログラムモジュールにとって必要不可欠なファイルを知らせる依存ファイル情報及びそのプログラムモジュールがおかれるフォルダ位置を知らせるロケーション情報をチェックして環境情報として記憶部に保持し、障害が発生すると、記憶部に保持した環境情報に基づいて、インストールされた各プログラムモジュールについて、プログラムモジュールが該当するロケーション情報のフォルダ位置に存在するか、該当する依存ファイルがすべて存在するか、また、該当するバージョンになっているかをそれぞれチェックし、障害発生の原因となったプログラムモジュールを特定して知らせる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プログラムをインストールする毎に、プログラムモジュールの機能やレベルを知らせるバージョン情報、そのプログラムモジュールにとって必要不可欠なファイルを知らせる依存ファイル情報及びそのプログラムモジュールがおかれるフォルダ位置を知らせるロケーション情報をチェックして環境情報として記憶部に保持し、障害が発生すると、前記記憶部に保持した環境情報に基づいて、インストールされた各プログラムモジュールについて、プログラムモジュールが該当するロケーション情報のフォルダ位置に存在するか、該当する依存ファイルがすべて存在するか、また、該当するバージョンになっているかをそれぞれチェックし、障害発生のプログラムモジュールを特定して知らせることを特徴とする障害解析方法。 【請求項2】 インストールされた各プログラムモジュールに対するチェックを、プログラムモジュールが正常に動作するバージョンが見つかるまで繰り返し行い、障害発生のプログラムモジュールを特定して知らせるとともに正常に動作するバージョンを知らせることを特徴とする請求項1記載の障害解析方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、障害が発生したプログラムモジュールを解析して知らせることができる障害解析方法に関する。 【0002】 【従来の技術】プログラムをインストールして動作するシステムにおいてはファーム、ドライバ、アプリケーション等の多種多様のプログラムモジュールが管理されている。このようなシステムでは、頻繁にリリースされる各プログラムモジュールをインストールする作業が非常に煩雑になるため、プログラムモジュールのインストールを忘れたり、誤って古いバージョンのプログラムモジュールをインストールしたりなどの誤作業が発生し、これが原因で特定機能が使用できなくなったり、システム全体が機能しなくなるなどの障害が発生していた。そして、このような障害が発生すると、多種多様のプログラムモジュールの中から障害発生の原因となった該当するプログラムモジュールとそのバージョンを見つけ出して対処していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、多種多様のプログラムモジュールの中から障害発生の原因となった該当するプログラムモジュールとそのバージョンを見つけ出す作業が非常に面倒で多大な時間を要するという問題があった。 【0004】そこで、本発明は、障害が発生すると、その原因を自動的に突き止めて知らせることができ、障害の発生に対して短時間で対処することができる障害解析方法を提供する。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、プログラムをインストールする毎に、プログラムモジュールの機能やレベルを知らせるバージョン情報、そのプログラムモジュールにとって必要不可欠なファイルを知らせる依存ファイル情報及びそのプログラムモジュールがおかれるフォルダ位置を知らせるロケーション情報をチェックして環境情報として記憶部に保持し、障害が発生すると、記憶部に保持した環境情報に基づいて、インストールされた各プログラムモジュールについて、プログラムモジュールが該当するロケーション情報のフォルダ位置に存在するか、該当する依存ファイルがすべて存在するか、また、該当するバージョンになっているかをそれぞれチェックし、障害発生のプログラムモジュールを特定して知らせることにある。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1はシステムを構成する機器の要部構成を示すブロック図で、1は制御部本体を構成するCPU(中央処理装置)、2は前記CPU1が各部を制御するためのプログラムデータを格納したROM(リード・オンリー・メモリ)、3は前記CPU1がデータの演算や処理のために使用するメモリ等を設けたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、4は外部からインストールしたプログラムデータやその環境を管理するデータ等を記憶するハードディスク装置である。 【0007】5は液晶ディスプレイ6を制御して情報の表示を行わせるディスプレイコントローラ、7はキーボード8を制御してそのキーボード8からのキー信号を取り込むキーボードコントローラ、9はメカ機構部10を駆動制御するメカ機構駆動部である。前記CPU1と、ROM2、RAM3、ハードディスク装置4、ディスプレイコントローラ5、キーボードコントローラ7及びメカ機構駆動部9とは、バスライン11によって電気的に接続されている。 【0008】外部からファーム、ドライバ、アプリケーション等の多種多様のプログラムをインストールするが、プログラムのインストールがあったときは、前記CPU1は、プログラムの種類毎にそのプログラムモジュール名、バージョン情報、依存ファイル情報、ロケーション情報を、前記ハードディスク装置4に設けた管理情報ファイル41によって管理するようになっている。 【0009】すなわち、前記管理情報ファイル41は、図2に示すように、同一のプログラムモジュール名について、バージョンアップが行われる毎にそれまでの情報に追加してプログラムモジュール名(例えば、AAA.EXE)M、バージョン情報(例えば、V0.0.0.0)■、依存ファイル情報(例えば、aaa.dll)■、ロケーション情報(例えば、c:\AAA\BBB)■を管理する構成になっている。そして、このような構成の管理情報ファイル41が前記ハードディスク装置4にプログラムモジュール毎に形成されることになる。 【0010】なお、バージョン情報とは、プログラムモジュールの機能やレベルを示す情報であり、依存ファイル情報とは、プログラムモジュールに必要不可欠なファイルを示す情報であり、ロケーション情報とは、プログラムモジュールが置かれているフォルダ位置を示す情報である。 【0011】前記CPU1は、図3に示すように、外部からプログラムモジュールをインストールすると、S1にて、プログラムモジュールのバージョン情報、依存ファイル情報、ロケーション情報をチェックする。そして、S2にて、プログラムモジュール名、バージョン情報、依存ファイル情報、ロケーション情報を環境情報として前記管理情報ファイル41に保持する。 【0012】そして、障害発生を判断すると、S3にて、環境のチェック処理を行う。このチェック処理は、図4に示すように、S11にて、障害を発生したプログラムモジュールが該当するロケーション、すなわち、フォルダ位置に存在するか否かをチェックする。 【0013】障害を発生したプログラムモジュールが該当するフォルダ位置にあれば、続いて、S12にて、そのプログラムモジュールに該当する依存ファイルがすべて存在し、該当するバージョンになっているか否かをチェックする。 【0014】そして、該当する依存ファイルがすべて存在しないか、該当するバージョンになっていなければ、S13にて、1つ前のバージョンに戻す。例えば、図2の管理情報ファイル41において、バージョン情報V1.0.0.0のプログラムモジュールに障害が発生したときにはバージョン情報V0.1.0.0のプログラムモジュールに戻すことになる。 【0015】1つ前のバージョンに戻してから再度、S11、S12の処理を繰り返す。そして、該当する依存ファイルがすべて存在し、該当するバージョンになっていることを判断すると、S14にて、液晶ディスプレイ6を使用して問題発生要因を操作者に知らせる。すなわち、障害を発生したプログラムモジュールを特定して知らせる。また、動作できるバージョンまで戻すように操作者に知らせる。 【0016】また、S11にて、障害を発生したプログラムモジュールが該当するフォルダ位置にないことを判断すると、直ちに、S14にて、液晶ディスプレイ6を使用して問題発生要因を操作者に知らせる。また、動作できるバージョンまで戻すように操作者に知らせる。 【0017】このような構成においては、外部からプログラムモジュールをインストールすると、そのプログラムモジュール名、バージョン情報、依存ファイル情報、ロケーション情報が環境情報として管理情報ファイル41に保持される。このようにして、インストールされたプログラムモジュールのプログラムモジュール名、バージョン情報、依存ファイル情報、ロケーション情報が管理される。そして、同じプログラムモジュール名のプログラムモジュールが再度インストールされると、そのプログラムモジュールのプログラムモジュール名、バージョン情報、依存ファイル情報、ロケーション情報が管理情報ファイル41に追加保持される。 【0018】そして、障害が発生すると、環境のチェック処理が行われる。例えば、障害がバージョン情報V1.0.0.0のプログラムモジュールにおいて発生すると、障害を発生したプログラムモジュールが該当するフォルダ位置に存在するか否かをチェックし、また、障害を発生したプログラムモジュールに該当する依存ファイルがすべて存在し、該当するバージョンになっているか否かをチェックし、問題発生の要因を調べる。 【0019】障害を発生したプログラムモジュールが該当するフォルダ位置に存在するが、障害を発生したプログラムモジュールに該当する依存ファイルがすべて存在しないか、該当するバージョンになっていないときには1つ前のバージョンに戻して同様のチェックを行う。 【0020】そして、障害を発生したプログラムモジュールが該当するフォルダ位置に存在しないことを判断した時点、また、障害を発生したプログラムモジュールが該当するフォルダ位置に存在し、かつ、障害を発生したプログラムモジュールに該当する依存ファイルがすべて存在し、該当するバージョンになっていることを判断した時点で、液晶ディスプレイ6に問題発生要因を操作者に知らせる情報及び動作できるバージョンまで戻すように操作者に知らせる情報を表示する。 【0021】このように、障害が発生すると、その原因を自動的に突き止めて操作者に知らせることができる。従って、操作者は、障害の発生に対して短時間で対処することができるようになる。従って、例えば、ファーム、ドライバ、アプリケーションなどのプログラムモジュールをインストールして使用する業務システムにおいて、これらのモジュールに必要な依存ファイルが1つでも欠けたり、モジュールが古いモジュールに入れ替わったりして突然動作しなくなる障害が発生してもその原因を速やかに見つけて知らせることができる。 【0022】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、障害が発生すると、その原因を自動的に突き止めて知らせることができ、障害の発生に対して短時間で対処することができる障害解析方法を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区神田錦町1丁目1番地
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| 【出願日】 |
平成14年3月22日(2002.3.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−280913(P2003−280913A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月3日(2003.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−81669(P2002−81669) |
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