| 【発明の名称】 |
埋込型ストレージモジュールを有する携帯式周辺機器 |
| 【発明者】 |
【氏名】林 如湧
【氏名】林 浩興
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| 【要約】 |
【課題】埋込型ストレージモジュールを有する携帯式周辺機器を提供する。
【解決手段】本発明の携帯式周辺機器は、主装置および埋込型ストレージモジュールを含む。主装置および埋込型ストレージモジュールは通信用インターフェイスを通してコンピュータに接続される。埋込型ストレージモジュールは周辺データを保存するストレージデバイスを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 通信用インターフェイスを通してコンピュータに接続される携帯式周辺機器であって、この携帯式周辺機器は、通信用インターフェイスを通してコンピュータに接続される主装置と、通信用インターフェイスを通して前記コンピュータに接続され、周辺データを保存するストレージデバイスを有する埋込型ストレージモジュールと、を有する携帯式周辺機器。 【請求項2】 前記通信用インターフェイスがユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェイスである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項3】 前記埋込型ストレージモジュールがUSB大容量機器クラス規格に対応するものである、請求項2記載の携帯式周辺機器。 【請求項4】 前記通信用インターフェイスが米国電気電子技術者協会(IEEE)1394インターフェイスである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項5】 前記ストレージデバイスがリードオンリーメモリ(ROM)からなっている、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項6】 前記ストレージデバイスが書換可能なメモリからなっている、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項7】 前記埋込型ストレージモジュールが特定の指令を前記コンピュータから受信すると、前記埋込型ストレージモジュールが前記ストレージデバイスに保存された前記周辺データの受信および更新を行うものである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項8】 前記ストレージデバイスがフラッシュメモリからなっている、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項9】 前記周辺データが前記主装置のドライバープログラムを含むものである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項10】 前記周辺データがBasic Input Output System(BIOS)を含むものである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項11】 前記周辺データが前記主装置に必要なユティリティープログラムを含むものである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項12】 前記周辺データがセキュリティー保護プログラムを含むものである、請求項1記載の携帯式周辺機器。 【請求項13】 コンピュータが通信用インターフェイスにより携帯式周辺機器に接続され、前記携帯式周辺機器が主装置および埋込型ストレージモジュールを有し、前記埋込型ストレージモジュールがストレージデバイスに周辺データを保存し、通信用インターフェイス制御モジュールを使用して前記通信用インターフェイスを制御するステップと、標準保存規格に従って前記埋込型ストレージモジュールを制御するステップと、プログラム制御インターフェイス規格により、前記ストレージデバイスに対してデータ編集を行うステップと、前記ストレージデバイス中の前記周辺データにアクセスするステップと、からなるコンピュータの周辺データにアクセスする方法。 【請求項14】 前記通信用インターフェイスがUSBインターフェイスである、請求項13記載のコンピュータが周辺データにアクセスする方法。 【請求項15】 前記標準保存規格がUSB大容量機器クラス規格である、請求項14記載のコンピュータが周辺データにアクセスする方法。 【請求項16】 前記通信用インターフェイス制御モジュールがUSB制御ドライバープログラムである、請求項14記載のコンピュータが周辺データにアクセスする方法。 【請求項17】 前記プログラム制御インターフェイス規格がAT Attachment Packet Interface(ATAPI)規格である、請求項13記載のコンピュータが周辺データにアクセスする方法。 【請求項18】 さらに調停制御モジュールを使用して前記主装置と前記埋込型ストレージモジュールを協調するステップとを含むものである、請求項13記載のコンピュータが周辺データにアクセスする方法。 【請求項19】 さらに前記埋込型ストレージモジュールが特定の指示を前記コンピュータから受信する時、前記埋込型ストレージモジュールが前記ストレージデバイスに保存された前記周辺データの受信および更新を行うステップとを含むものである、請求項13記載のコンピュータが周辺データにアクセスする方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、携帯式周辺機器に関し、特に埋込型ストレージモジュールを有する携帯式周辺機器に関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータ技術の発展に伴い、CPU(中央処理装置)の性能および速度は飛躍的に向上した。ユニバーサルシリアルバス(USB)および米国電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronic Engineers=IEEE)1394インターフェイス(ファイヤーワイヤーとして知られる)などの、様々な規格のシリアルバスが提案されて以来、現在のコンピュータ周辺機器は、たいていシリアルバスでコンピュータに接続される。 【0003】USB周辺機器など、従来の周辺機器をコンピュータに接続する際、それらの機器はドライバーがインストールされて初めて使用することができる。リムーバブル・ハードディスクドライブなどの周辺機器は、それ自体が保存機能を有する場合、そのドライバーは周辺機器のストレージ部分に保存される。しかしながら、図1に示すように、プリンターなどの周辺機器120それ自身が保存機能を有さないので、コンピュータ110はドライバーを直接に周辺機器120から得ることができない。周辺機器120は、USBインターフェイスあるいはIEEE1394インターフェイスなどの通信用インターフェイス150を通してコンピュータと接続されるために、そのコンピュータはフロッピー(登録商標)ディスク130あるいはCD−ROM140など追加の記録媒体からドライバーを取得していた。 【0004】上で述べた技術の欠点の一つは、ユーザがフロッピーディスク130あるいはCD−ROM140を無くした場合、あるいはユーザがフロッピーディスク130あるいはCD−ROM140がない周辺機器を持ってきた場合、ドライバーがないために周辺機器120を使用することができないことであった。 【0005】さらに、ある周辺機器は特定のユティリティーあるいは修正されたBIOSデータが必要であった。ネットワーク接続のためのモデムなどその他の周辺機器は安全性に問題が生じる可能性があった。そのため、周辺機器は、ウィルスプロテクションソフトウェアなどのセキュリティー保護プログラムを備えているのが望ましい。上で述べたように従来の周辺機器においては、これらのプログラムはフロッピーディスクあるいはCD−ROMなど追加の記録媒体に保存されなければならなかった。そのため、追加の記録媒体が喪失したり、その追加の記録媒体から取得できなかったりする不便性が発生した。 【0006】さらには、ドライバー、ユティリティー、BIOSデータ、セキュリティー保護プログラム、あるいはその他の必要な周辺データが、追加のフロッピーディスクあるいはCD−ROMに保存される必要があったため、それらの更新は不便であった。例えば、新たなドライバーやウィルスコードが発表されると、ユーザはフロッピーディスクやCD−ROMのデータを手動で更新しなければならないか、あるいは新しいフロッピーディスクやCD−ROMを取得しなければならないので、ユーザにとって不便である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記したことに鑑み、本発明の目的は埋込型ストレージモジュールを有する携帯式周辺機器を提供して、シリアルバスなどの通信用インターフェイスを有する周辺機器を改良することである。埋込型ストレージモジュールはドライバー、ユティリティー、BIOSデータ、セキュリティープログラム、あるいはその他の必要な周辺データを保存できるので、フロッピーディスクあるいはCD−ROMを追加せずにプラグアンドプレイの周辺機器を提供することができる。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は通信用インターフェイスを通してコンピュータに接続する携帯式周辺機器を開示する。又、本発明の携帯式周辺機器は、主装置および埋込型ストレージモジュールを含んでいて、主装置および埋込型ストレージモジュールは通信用インターフェイスを通してコンピュータに接続される。埋込型ストレージモジュールは周辺データを保存するストレージデバイスを備えている。 【0009】又、本発明は、通信用インターフェイスを通して携帯式周辺機器に接続されているコンピュータが周辺データにアクセスする方法を開示する。そして、その方法は、通信用インターフェイス制御モジュールを使用して通信用インターフェイスを制御することと、標準保存規格により埋込型ストレージモジュールを制御することと、AT Attachment Packet Interface (ATAPI)規格などのプログラム制御インターフェイス規格により、ストレージデバイスに対してデータ編集を行うことと、仲裁制御モジュールを使用して主装置および埋込型ストレージモジュールの操作を協調することと、ストレージデバイス中の周辺データにアクセスすることを含む。 【0010】本発明において、通信用インターフェイスはUSBインターフェイスあるいはIEEE1394インターフェイスでもよい。そのストレージデバイスはリードオンリーメモリ(ROM)、書換可能なメモリあるいはフラッシュメモリでもよい。もしストレージデバイスが書換可能なメモリである場合、コンピュータから特定の指示を受けると、埋込型ストレージモジュールはストレージデバイス中の周辺データの受信と更新を行う。 【0011】本発明において、ストレージデバイス中に保存された周辺データは主装置のドライバー、ユティリティー、BIOSデータ、セキュリティー保護プログラムあるいは主装置に必要なその他の周辺データでもよい。 【0012】 【発明の実施の形態】上述した本発明の目的、特徴及び長所をより一層明瞭にするために、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら更に詳細に説明する。図2および図3において、本発明の実施形態にかかる埋込型ストレージモジュールを有する携帯式周辺機器の構造を示す。 【0013】図2は、本発明の実施形態にかかる携帯式周辺機器20を示す。携帯式周辺機器20は、USBインターフェイスあるいはIEEE1394インターフェイスなどの通信用インターフェイス30を通してコンピュータ10に接続してある。本実施形態においては、USBインターフェイスを通信用インターフェイス30として用いて説明する。 【0014】本発明の実施形態において携帯式周辺機器20は、主装置210および埋込型ストレージモジュール220(Embedded Tiny Disk(ETD)等)を含んでいて、この主装置210はプリンター、MP3プレイヤーあるいはモデムなどの、携帯式周辺機器20の主要部である。また、埋込型ストレージモジュールは、携帯式周辺機器20のサイズと重量を最小にして主装置に埋め込まれている。主装置210および埋込型ストレージモジュール220の両方は、通信用インターフェイス30を通してコンピュータ10に接続されて、コンピュータ10と通信する。 【0015】更に、埋込型ストレージモジュール220はROM、RAMあるいはフラッシュメモリなどのストレージデバイス225を含む。本実施形態において、書換可能なフラッシュメモリMMをストレージデバイス225として使用する。ストレージデバイス225は、主装置210のドライバー、ユティリティー、BIOSデータ、セキュリティー保護プログラム、あるいは主装置210に必要なその他の周辺データなどの、携帯式周辺機器20の周辺データを保存する。 【0016】本実施形態において、携帯式周辺機器20の通信用インターフェイス30がUSBインターフェイスを使用して以来、埋込型ストレージモジュール220は標準USB大容量機器クラスと対応することができる。そのため、コンピュータ10は埋込型ストレージモジュール220のストレージデバイス225に保存されたデータを読み込むことができる。もし、携帯式周辺機器20がIEEE1394インターフェイス、あるいは開発中のデバイスベイ・インターフェイスなど、その他のインターフェイスを使用する場合には、埋込型ストレージモジュール220は、コンピュータ10にとって標準なインターフェイスに対応するように設計されて、保存データを読むことができる。 【0017】携帯式周辺機器20がUSBインターフェイス30によりコンピュータ10と接続される時には、USBインターフェイス30を通してストレージデバイス225に保存される主装置210のドライバー等のデータを読み込んだり、インストールができるので、主装置210は作動できる。さらに、もしコンピュータ10がユティリティーあるいはセキュリティー保護プログラムが必要な場合、あるいは主装置210と通信する際にBIOSデータを修正する場合には、コンピュータ10は、USBインターフェイス30を通してストレージデバイス225にアクセスして必要なデータを読み取ることができる。例えば、主装置210がプリンタの場合には、プリンタドライバはストレージデバイス225に保存されているので、コンピュータ10は、USBインターフェイス30を通してストレージデバイス225にアクセスしてプリンタドライバを入手できるので、プリンタドライバの紛失を防止できる。 【0018】その他、もしコンピュータ10が携帯式周辺機器20と接続されている時に、周辺データを更新する必要がある場合には、コンピュータ10は特定の更新手順によって、ストレージデバイス225中に保存された周辺データを更新することができる。又、例えば、ドライバーあるいはセキュリティープログラムが新らしくなったときには、そのコンピュータは特定の指示を埋込型ストレージモジュール220へ送り、その特定の指示を受けて新しいセキュリティープログラムを入手後、埋込型ストレージモジュール220はストレージデバイス225中に保存した周辺データの受信および更新を行う。例えば、主装置210がモデムであるときには、このモデム(主装置210)を介して通信し、新たなセキュリティープログラムを、埋込型ストレージモジュール220のストレージデバイス225に保存することができる。又、コンピュータ10にプリンタが接続してあるときには、前記モデム(主装置210)を介して通信し、新たなプリンタドライバを埋込型ストレージモジュール220のストレージデバイス225に保存することができ、この新たなプリンタドライバによって、プリンタを作動できる。この様な手順により、その特定データをリアルタイムで更新することができ、更新手続には手動操作をする必要がない。 【0019】図3は、本発明の他の実施形態による携帯式周辺機器20を示す。本実施形態の携帯式周辺機器20はUSBネットワーク接続装置などのネットワーク接続装置であってもよい。 【0020】本実施形態は実際上、上で述べた実施形態と同じであり、USBインターフェイスあるいはIEEE1394インターフェイスなどの通信用インターフェイス30を通して、携帯式周辺機器20をコンピュータ10,12に接続する。携帯式周辺機器20はさらに主装置210および埋込型ストレージモジュール220(ETD等)を含んでいる。主装置210はコンピュータ10とコンピュータ12の間でのネットワーク接続の働きをする。主装置210のドライバー、ユティリティー、BIOSデータ、セキュリティー保護プログラムなどの周辺データ、あるいは主装置210に必要なその他の周辺データは、埋込型ストレージモジュール220のストレージデバイス225中に保存される。この方法により、コンピュータ10,12の何れも、USBインターフェイス30を通してストレージデバイス225中に保存したデータを読み取ることができる。 【0021】その他、本実施形態において、コンピュータ10,12は、携帯式周辺機器20中に保存した周辺データにアクセスするために、異なる権限レベルを有することができる。例えば、コンピュータ10がサーバで、コンピュータ12が端末装置である場合には、コンピュータ10は高い権限レベルを有して、携帯式周辺機器20中に保存された周辺データを更新することができる。しかし、コンピュータ12は低い権限レベルを有するために周辺データの更新が許されない。そのため、携帯式周辺機器20中に保存した周辺データを更新する必要がある時には、コンピュータ10のみが、前記の実施の形態で記載したように、ストレージデバイス225中の周辺データを更新する特定指示を送ることができる。 【0022】図4は、前述の実施形態における携帯式周辺機器の埋込型ストレージモジュール中に保存した周辺データに、コンピュータがアクセスする流れ図を示す。 【0023】まず、携帯式周辺機器20がコンピュータ10と接続されると、そのコンピュータ10はUSB制御ドライバープログラムなどの通信インターフェイス制御モジュールを通してUSBインターフェイス30を制御する(ステップS10)。また、コンピュータ10はUSB大容量機器クラス規格などの標準ストレージ規格により埋込型ストレージモジュール220を制御する(ステップS20)。それから、データ編集は、通常のAT Attachment Packet Interface(ATAPI)規格などのプログラム制御インターフェイス規格に従うストレージデバイス225に対して行われる(ステップS30)。調停制御モジュールは、主装置210および埋込型ストレージモジュール220のUSBインターフェイスによる転送動作などのように、相互作動が使用される(ステップS40)。そして、このように、コンピュータ10はストレージデバイス225中に保存した周辺データの読み込み、或いは、更新を行うことができる(ステップS50)。 【0024】以上のごとく、この発明を好適な実施形態で開示したが、もとより、この発明は実施の形態に限定されない。一方、本発明は、同業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。 【0025】 【発明の効果】本発明の埋込型ストレージモジュールはドライバー、ユティリティー、BIOSデータ、セキュリティープログラム、あるいはその他必要な周辺データを保存するため、フロッピーディスクあるいはCD−ROMを追加せずにプラグアンドプレイの周辺機器を達成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502204090 【氏名又は名称】揚智科技股▲ふん▼有限公司
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| 【出願日】 |
平成14年6月6日(2002.6.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064344 【弁理士】 【氏名又は名称】岡田 英彦 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−271533(P2003−271533A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月26日(2003.9.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−165970(P2002−165970) |
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