| 【発明の名称】 |
個人間決済支援方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】棟近 直広 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
【氏名】渡部 雪 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
【氏名】岩立 欣治 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
【氏名】佐藤 寛次郎 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
【氏名】村松 浩 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
【氏名】鈴木 元晴 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
【氏名】山崎 美幸 【住所又は居所】東京都品川区南大井六丁目26番1号 ニフティ株式会社内
|
| 【要約】 |
【課題】販売者の意図や販売対象コンテンツを反映した課金方法を、販売者が任意に選択して設定することができる個人間決済支援方法を、提供する。
【解決手段】ユーザ端末2a上のブラウザ25が支援サーバ装置1上のWWWサーバへ、販売対象コンテンツ,販売価格及び課金方法を指定する情報を送信すると、商品登録CGIが、一意の商品番号を生成し、生成した商品番号と販売価格と課金方法と販売対象コンテンツへのパスとを対応付けて商品情報テーブル134に格納するとともに、商品番号及び販売CGIのURLを含む商品URLを発行して、ユーザ端末2aへ送信する。ユーザ端末2b上のブラウザ25がこの商品URLをWWWサーバへ送信すると、販売CGI及び課金システム121が、商品番号に対応付して格納されている販売価格を課金方法に従って購入者に課金するための処理を実行し、ファイルへのパス又はリンク先URLをユーザ端末2bに通知する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ネットワークを介してユーザ間でコンテンツを売買する際にそのコンテンツの販売代金を購入者に課金するための個人間決済支援方法であって、端末と通信してユーザ間のコンテンツ売買を支援するための処理を実行する第1のプログラムとコンテンツの販売代金を購入者に課金するための第2のプログラムとを夫々コンピュータ上で実行可能にしておき、前記第1のプログラムは、コンピュータに対して、販売者から申請されたコンテンツについての識別情報,販売価格及び課金形態を特定する情報を互いに対応付けて第1記憶装置に格納させるとともに、購入者が操作する端末から前記識別情報を指定した購入要求を受信すと、その識別情報に対応した販売価格及び課金形態を特定する情報を前記第1記憶装置から読み出させ、これらの情報と前記購入者を識別する情報とを含むレコードを第2記憶装置に格納させ、前記第2のプログラムは、コンピュータに対して、前記第2記憶装置に格納されている各レコード毎に、前記識別情報が示す購入者に対して、前記特定情報が示す課金形態に従って前記販売価格を課金させることを特徴とする個人間決済支援方法。 【請求項2】前記課金形態には、販売時に一括して販売価格を購入者に課金することが含まれていることを特徴とする請求項1記載の個人間決済支援方法。 【請求項3】前記課金形態には、販売価格を定期的に繰り返し課金することが含まれていることを特徴とする請求項1記載の個人間決済支援方法。 【請求項4】前記課金形態には、販売時から所定期間経過後において、販売価格を定期的に繰り返し課金することが含まれていることを特徴とする請求項1記載の個人間決済支援方法。 【請求項5】前記第1のプログラムは、コンピュータに対して、前記販売者が操作する端末から送信された前記販売価格及び前記課金形態を特定する情報を取得させるとともに、一意の前記識別情報を生成させることを特徴とする請求項1記載の個人間決済支援方法。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等のネットワークを介して個人間でコンテンツを売買する際に購入者に販売代金を課金するための個人間決済支援方法に、関する。 【0002】 【従来の技術】パソコン通信やインターネット等のネットワークの一般への浸透に伴って、商品価値あるコンテンツを生成した個人が、そのコンテンツを、ネットワークを通じて広く第三者に販売することが、可能となっている。従来、ネットワークを通じて販売されていたコンテンツとしては、例えば、写真,イラスト等の画像データ、MIDI,MP3等の音楽データ、小説,時事レポート等のテキストデータ,シェアウェアと呼ばれるコンピュータプログラムが、例示される。 【0003】このようなネットワークを介しての個人間販売の最も単純な形態は、販売者と購入希望者とが直接連絡を取り合い、購入希望者が販売者の銀行口座にコンテンツの販売代金を振り込んだ後に、販売者がそのコンテンツを添付した電子メールを購入希望者へ送信するというものである。但し、このような取引方法によると当事者が行わねばならない手順が煩雑であるので、パソコン通信ネットワークを運営する業者又はISP(インターネット接続サービス)を運営する業者が、銀行口座やクレジットカードの番号を申請させることによって登録している会員同士のコンテンツ販売の仲介を行い、購入者が購入するコンテンツの販売代金をその購入者に課金する会費に上乗せすることによって徴収するシステムが、実施されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した従来のシステムでの課金は、コンテンツの全体としての販売価格(若しくは、使用許諾料)を販売時に一括して購入者に課金するという形態でなされていたので、購入者の意図や販売対象コンテンツの性質を反映した課金を行うことはできなかった。即ち、定期的に又は随時その内容が更新されてゆく会員制掲示板や会員制ウェッブページのようなコンテンツについては、販売時に一括してコンテンツ全体としての販売価格を購入者に課金するよりも、会費としての意味で定期的に課金する方が、その性質に適合しているが、従来のシステムでは、そのような課金を行うことができなかった。また、コンピュータプログラムのようなコンテンツの場合には、販売者は、販売時に一括して販売価格を課金する方式よりも、購入者がそのコンテンツを使用する限りにおいて定期的に使用料を課金する方式を希望する場合もあるが、従来のシステムでは、そのような課金を行うことができなかった。 【0005】本発明は、従来のシステムにおける上記問題点を解決するためのなされたものであり、その課題は、販売者の意図や販売対象コンテンツの性質を反映した課金方法を、販売者が任意に選択して設定することができる個人間決済支援方法を、提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために案出された本発明による個人間決済支援方法は、ネットワークを介してユーザ間でコンテンツを売買する際にそのコンテンツの販売代金を購入者に課金するための個人間決済支援方法であって、端末と通信してユーザ間のコンテンツ売買を支援するための処理を実行する第1のプログラムとコンテンツの販売代金を購入者に課金するための第2のプログラムとを夫々コンピュータ上で実行可能にしておき、前記第1のプログラムは、コンピュータに対して、販売者から申請されたコンテンツについての識別情報,販売価格及び課金形態を特定する情報を互いに対応付けて第1記憶装置に格納させるとともに、購入者が操作する端末から前記識別情報を指定した購入要求を受信すと、その識別情報に対応した販売価格及び課金形態を特定する情報を前記第1記憶装置から読み出させ、これらの情報と前記購入者を識別する情報とを含むレコードを第2記憶装置に格納させ、前記第2のプログラムは、コンピュータに対して、前記第2記憶装置に格納されている各レコード毎に、前記識別情報が示す購入者に対して、前記特定情報が示す課金形態に従って前記販売価格を課金させることを、特徴とする。 【0007】このように構成されると、販売者は、販売対象コンテンツを申請する際に、その販売価格とともにその課金形態を特定しておけば、その販売価格及び課金形態を特定する情報がそのコンテンツの識別情報とともに第1記憶装置に格納され、その後にそのコンテンツの識別情報を指定した購入要求があったときには、指定された識別情報に対応した販売価格及び課金形態が第1記憶装置から読み出され、これらの情報と購入者の識別情報とを含むレコードが、第2記憶装置に格納される。そして、この第2記憶装置に格納されたレコード毎に、その購入者に対して、その販売価格が、その課金形態に従って課金されるのである。従って、販売者は、販売対象コンテンツの性質や自己の意図に適した任意の課金形態にて、購入者に対する課金をしてもらうことが可能になるのである。 【0008】ここで、課金形態の例としては、販売時(若しくは決済日)に一括して販売価格を課金する形態,一定の販売価格を定期的に繰り返し課金する形態,所定の無料期間が経過した後に、一定の販売価格を定期的に繰り返し課金する形態,等が、挙げられる。 【0009】なお、コンテンツの識別情報は、販売者によって通知されても良いし、自動的に生成されても良いが、何れにしても一意な情報であることが必要である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明による個人間決済方法の実施の形態を、説明する。 (システム構成)図1は、上記個人間決済方法が実施されているネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。この図1に示されるように、このネットワークシステムは、本発明による個人間決済方法を実施するために構成された1台の支援サーバ装置1と、ウェッブページを公開している複数の一般的なウェッブサーバ装置3(図1においては1台のみ図示)と、複数のユーザ端末2(図1においては2台[2a,2b]のみ図示)とから、構成されている。この支援サーバ装置1は、インターネット接続サービス(ISP)及び有料コンテンツ提供サービスを実施する業者(以下、「サービス提供者」と称する)によって運営されており、このサービス提供者と予め契約を結んでいる会員(以下、単に「会員」と称する)が操作するユーザ端末2に対してこれら各サービスを実施するとともに、アクセス資格を問わずにウェッブコンテンツ(HTMLデータ,その他のデジタルコンテンツ)をインターネット上に公開する装置である。なお、図1においては、説明の都合上、支援サーバ装置1を1台のコンピュータとして図示したが、支援サーバ装置1が持つとしている各機能が、夫々、サービス提供者によって運営されている別々のコンピュータに分担されていても良いし、個々の機能が複数のコンピュータに分散されて実現されても良い。 【0011】図1に示された各ユーザ端末2a,2bは、このサービス提供者と予め契約を結んでいる会員が操作するユーザ端末であるので、支援サーバ装置1に対して、インターネットNを介して(ゲートウェイ接続にて)接続できるとともに、アクセスポイント4を介して(アクセスポイント接続にて)接続できる。また、各ユーザ端末2a,2bは、他の一般的なウェッブサーバ装置3に対して、インターネットNを介して(若しくは、アクセスポイント4経由で接続し支援サーバ装置1によるインターネット接続サービスを通じて)、アクセスすることができる。 【0012】各ユーザ端末2a,2b(図1においてはユーザ端末2bの内部図示は省略)は、インターネット接続可能なコンピュータであり、例えば、互いにバスBによって接続されたCPU[Central processing unit]20,通信アダプタ21.ディスプレイ22,入力装置23,RAM[Random access memory]24及びハードディスク25から、構成されている。これらのうち、CPU20は、このユーザ端末2全体を制御する中央処理装置である。また、通信アダプタ21は、アクセスポイント4又はインターネットNに(他のISP経由で)繋がる回線との物理インターフェースをなす装置であり、具体的には、モデム,TA[TerminalAdapter],ルータ等である。ディスプレイ22は、CPU20によって生成された画像を表示する表示装置である。入力装置23は、キーボード及びマウスからなる。RAM24は、CPU20が各種プログラムを実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。 【0013】ハードディスク25は、CPU20によって読み出されて実行される各種プログラムを、格納している。このハードディスク25が格納しているプログラムには、通信アダプタ21を介して支援サーバ装置1や他のウェッブサーバ装置3との間でTCP/IP[Transmission Contrl Protocol/Internet Protocol]に従った通信を行う機能を含むオペレーティングシステム(図示略),このオペレーティングシステム26の通信機能を用いて支援サーバ装置1に対して各種メッセージを送信するとともにこれらメッセージに応じて支援サーバ装置1が送信して来たウェッブコンテンツ(HTML[Hyper Text Markup Language]データ等からなる画面データ)を解釈して表示するブラウザ24を、含む。上記ブラウザ24は、マイクロソフト社のインターネットエクスプローラー(米国Mirosoft社の登録商標)等の一般的に市販されているブラウザプログラムであるので、その処理内容についての詳細な説明は省略する。 【0014】他のウェッブサーバ3は、インターネットウェッブサーバープログラムを実行しており、それにより、各種ウェッブコンテンツ(HTMLデータ,その他のデジタルコンテンツ)を公開するウェッブサイト31を、その内部に構築している。 【0015】支援サーバ装置1は、ここでは一台のコンピュータであるとして説明するので、互いにバスBによって接続されたCPU10,通信アダプタ11,RAM12及びハードディスク13から、構成されている。これらのうち、CPU10は、この支援サーバ装置1全体の制御を行う中央処理装置である。また、RAM12は、CPU10が各種処理を実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。また、通信アダプタ11は、インターネットNが構築されている回線(インターネットバックボーン)及びアクセスポイント4に繋がる回線(WAN[Wide Area Network])とのインターフェースをなす通信装置である。 【0016】ハードディスク13は、CPU20によって読み出されて実行される各種プログラム130及び各種データを格納している記憶装置である。このハードディスク13が格納している各種プログラム130には、この支援サーバ装置1の本来の機能であるインターネット接続サービス及び有料コンテンツ提供サービスを実施するためのシステム(図示略),これら各サービスを会員に対して実施する際にアクセス元会員の認証を行うために元々プログラミングされた認証システム120,各会員に対して各サービスに対する会費を課金するために元々プログラミングされた第2のプログラムとしての課金システム121の他、本発明による個人間決済支援方法を実施するための第1のプログラムとしての個人間販売システム122が、含まれている。この個人間販売システム122は、具体的には、一般的なWWWサーバプログラム1220と、このWWWサーバプログラム1220が夫々に対応するURLを指定したHTTPリクエストメッセージを受信した時に起動される利用受付CGI[Common Gateway Interface]1221,盗品登録CGI1222,販売CGI1223及び振込管理CGI1224とから、構成されている。 【0017】なお、これら各種プログラムは、実際には、ハードディスク13からRAM12上に順次ページングされて実行されるが、図1では、RAM12の容量が非常に大きいものであるとの想定の下で、これら各種プログラムの全てがRAM12上に展開された状態が示されている(但し、インターネット接続サービス及び有料コンテンツ提供サービスを実施するためのシステムについては、図示略)。 【0018】また、ハードディスク13が格納している各種データには、WWWサーバ1220が各ユーザ端末2からのHTTPリクエストメッセージに応じて直接(各CGIによることなく)読み出して応答することができる静的なウェッブページ(図7に示す個人間販売システムトップページを表示するためのHTMLデータ1310を含む)を格納するウェッブページ領域131,図示せぬインターネット接続サービス及び有料コンテンツ提供サービスを実施するためのシステムによってレコードの登録がなされて認証システム120及び販売CGI1223によって参照される会員管理テーブル132,利用受付CGI1221によってレコードの登録がなされて認証システム120によって参照される販売者情報テーブル133,商品登録CGI1222によってレコードの登録がなされて販売CGI1223によって参照される商品情報テーブル134,販売CGI1223によってレコードの登録がなされて課金システム121によって参照される購入情報テーブル135,商品登録1222によってアップロードされて販売CGI1223のみによってダウンロードされる販売対象コンテンツ(以下、「商品」という)を格納するライブラリ136,及び、課金システム121によってデータが更新され且つこの課金システム121及び振込管理CGI1224によって参照される預り金リスト137が、含まれている。なお、図1上では、RAM12上に展開された各種プログラム130とハードディスク13内の各データとの間での情報の流れが、破線によって示されている。 【0019】図2は、会員管理テーブル132のデータ構造を概略的に示す表である。この図2に示されるように、会員管理テーブル132には、各会員毎に、その会員の識別情報である会員ID,この会員IDに1対1対応したパスワード,その会員の氏名及び電子メールアドレス,その会員が所有するクレジットカードのうち会費の決済用に指定したものの発行会社を識別するクレジットカード会社番号,そのクレジットカードのカード番号及び有効期限,等の情報からなるレコードが、登録されている。 【0020】図3は、販売者情報テーブル133のデータ構造を概略的に示す表である。この図3に示されるように、販売者情報テーブル133には、会員のうち、個人間販売システム122を利用しての商品の販売を希望して申請した者(以下、「販売者」と称する)の夫々について、その識別情報である販売者ID(会員IDと一致),その販売者が商品の販売代金の振込用に指定した銀行口座の銀行名,支店名,口座種別及び口座名義,等の情報からなるレコードが、登録されている。 【0021】図4は、商品情報テーブル134のデータ構造を概略的に示す表である。この図4に示されるように、商品情報テーブル134は、各販売者が販売を希望した各商品毎に、その識別番号である商品番号,その商品の販売者の販売者ID,その商品の販売代金の課金方法を特定する課金形態,その商品を販売するためにライブラリ136を用いるか否かを特定する販売形態(課金形態を特定するための情報に相当),その商品の商品名,その商品の販売価格(課金形態が月額課金又は年額課金である場合には課金毎の徴収額),その商品のファイル名(販売形態がライブラリ使用である場合)又はURL(販売形態がライブラリ不使用である場合),ライブラリ136内におけるその商品のファイルまでのパス,その商品のジャンル,その商品についての説明文,等の情報からなるレコードが、登録されている。ハードディスク13における当該商品情報テーブル134を格納している部分が、第1記憶装置に相当する。 【0022】なお、課金形態を示す情報としては、商品の販売時に一括して販売代金を課金する都度課金の場合には“0”,商品を使用する限り使用料又はライセンス料として毎月課金する月額課金の場合には“1”、販売時の翌月までは無料とする月額課金の場合には“2”,商品を使用する限り使用料又はライセンス料として毎年課金する年額課金の場合には“3”、販売時の翌月までは無料とする年額課金の場合には“4”が、設定される。 【0023】また、販売形態を示す情報としては、商品をライブラリ136へ格納することによってその配信(ダウンロード)までをも販売者が個人間販売システム122(販売CGI1223)に委託する場合には“0”、当該支援サーバ装置1内のウェッブページ領域131又は他のウェッブサーバ装置3内のウェッブサイト31に格納されている販売者のホームページ1311,310内に配置することによって、その配信を販売者が自己管理する場合には“1”が、設定される。なお、後者(販売形態=“1”)の場合には、別途設定される不正アクセス防止手段により、個人間販売システム122(販売CGI1224)を経由しない直接アクセスが、禁止されることになる。 【0024】図5は、購入情報テーブル135のデータ構造を概略的に示す表である。この図5に示されるように、購入情報テーブル135は、個人間販売システム122(販売CGI1223)を用いた各取引(販売者から購入者への商品の販売)毎に、その購入者の識別情報である購入者ID(会員IDと一致),その購入者が会費決済用に指定したクレジットカードについてのクレジットカード会社番号,カード番号及び有効期限,その取引の日時を示す購入日時,商品の商品番号,販売者の販売者ID,課金形態,商品名,販売価格,等の情報からなるレコードが、登録されている。ハードディスク13における当該購入情報テーブル135を格納している部分が、第2記憶装置に相当する。 【0025】ライブラリ136は、上記販売形態=0の場合に商品のファイルがアップロードされる書庫であり、その内部は階層化されており、パスによって各商品ファイルの格納位置が特定されるようになっている。このライブラリ136内に格納された商品ファイルは、販売CGI1223によってのみ読み出し可能である(即ち、WWWサーバ1220がアクセスすることが不可能となっている)。 【0026】預り金リスト137は、販売者情報テーブル134に登録されている各販売者の販売者ID毎に、その販売者に対する預り金額(購入者には課金したが販売者の口座には未だ振り込んでいない販売代金)の額を、記録している。 (処理内容)次に、個人間販売システム122を構成する各CGIプログラム1221〜1224,認証システム120及び課金システム121が実行する処理の内容を、上記各図の他、図8乃至図14のフローチャート,及び、図16乃至図29の画面例を参照して、時系列順に説明する。なお、以下の説明においては、便宜上、ユーザ端末2aが販売者となる会員によって操作され、ユーザ端末2bが購入者となる会員によって操作されるものとする。 【0027】利用受付CGI1221,商品登録CGI1222及び振込管理CGI1224による処理が実行される前提として、ユーザ端末2a上で実行されているブラウザ25が、会員による入力装置23への操作に従って、個人間販売システムトップページのURLを指定したHTTPリクエストメッセージを、支援サーバ装置1上のWWWサーバ1220へ送信し、これに応じて、WWWサーバ1220が、ハードディスク13内のウェッブページ領域131から個人間販売システムトップページのHTMLデータ1310を読み出して、端末2aのブラウザ25に応答する。すると、このブラウザ25は、受信したHTMLデータ1310に基づいて、図7に示す個人間販売システムトップページを、ディスプレイ22上に表示する。この個人間販売システムトップページには、各種の選択肢が列挙されており、選択肢「利用申込み」には利用受付CGI1221のURLがリンク(アンカータグのhref)として設定されており、選択肢「商品登録」には商品登録CGI1222のURLがリンク(アンカータグのhref)として設定されており、選択肢「振込」には振り込み管理CGI1224のURLがリンク(アンカータグのhref)として設定されている。 【0028】従って、会員が入力装置23を操作することによって選択肢「利用申込み」をクリックすると(入力装置23を構成するマウスによってカーソルをそのアイテムに重ねた状態でクリックボタンを押下すると)、利用受付CGI1221のURLを指定したHTTPリクエストメッセージが、WWWサーバ1220へ送信される。このHTTPリクエストメッセージを受信したWWWサーバ1220は、利用受付CGI1221を起動する。 【0029】このようにして起動された利用受付CGI1221は、図8のフローチャートに示すように、最初のS001において、認証システム120に対して、第1認証処理を依頼する。 【0030】図9のフローチャートに示す第1認証処理は、認証システム120による既存の処理であり、認証システム120は、処理依頼を受けて最初のS101において、図16に示す認証画面を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、図16に示されるID欄51,パスワード欄52及び「送信」ボタン53を画面中に表示させるとともに、「送信」ボタン53がクリックされた時にID欄51及びパスワード欄52に夫々入力されている二つの文字列を会員ID及びパスワードとして認証システム120へ送信させるための設定(フォームタグ)が、組み込まれている。その為、認証システム120は、次のS120において、ブラウザ25が会員ID及びパスワードを送信してくるのを待つ。 【0031】ブラウザ25からの会員ID及びパスワードを受信すると、認証システム120は、次のS103において、受信した会員ID及びパスワードと会員管理テーブル132内に登録されている会員ID及びパスワードの全組合せと照合し、次のS104において、受信した会員ID及びパスワードの組合せが会員管理テーブル132内に登録されているか否かを、チェックする。そして、受信した会員ID及びパスワードの組合せが会員管理テーブル132内に登録されていない場合には、認証システム120は、S105において、入力された会員ID及びパスワードが登録されていないことを警告するとともに入力の仕直し若しくは入会手続きをとることを促すエラー画面(図示略)を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信した後に、処理をS102へ戻す。これに対して、受信した会員ID及びパスワードの組合せが会員管理テーブル132内に登録されている場合には、認証システム120は、アクセス元ユーザ端末2の操作者が会員であるとの認証が完了した旨を、その会員の会員IDとともに、利用受付CGI1221に返す。 【0032】このようにして会員によるアクセスであることが確認されると、利用受付CGI1221は、次のS002において、図17に示す基本情報入力画面を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、図17に示される銀行名欄54,支店名欄55,口座種別欄56,口座番号欄57,口座名義欄58及び「次へ」ボタン59を画面中に表示させるとともに、「次へ」ボタン59がクリックされた時に各欄54〜58に夫々入力されている文字列を銀行名,支店名,口座種別,口座番号,口座名義として利用受付CGI1221へ送信させるための設定(フォームタグ)が、組み込まれている。その為、利用受付CGI1221は、次のS003において、ブラウザ25がこれら各項目の情報を送信してくるのを待つ。 【0033】ブラウザ25からの各項目の情報を受信すると、利用受付CGI1221は、次のS004において、S001にて認証された会員の会員IDと、S003にてブラウザ25から受信した各項目の情報を格納した新規レコードを、販売者情報テーブル134に格納する。 【0034】次のS004では、利用受付CGI1221は、販売者としての登録が完了した旨を表示するためのHTMLデータをブラウザ25へ送信して、全ての処理を終了する。これにより、このユーザ端末2aを操作している会員は、以後、この個人間販売システム122に関する限り、「販売者」として扱われる。 【0035】以上のようにして販売者情報テーブル133に登録された販売者が、図7に示す個人間販売システムトップページをユーザ端末2aのディスプレイ22上に表示させている状態において、選択肢「商品登録」をクリックすると、商品登録CGI1222のURLを指定したHTTPリクエストメッセージが、WWWサーバ1220へ送信される。このHTTPリクエストメッセージを受信したWWWサーバ1220は、商品登録CGI1222を起動する。 【0036】このようにして起動された商品登録CGI1222は、図10のフローチャートに示すように、最初のS201において、認証システム120に対して、第2認証処理実行を依頼する。 【0037】図11のフローチャートに示す第2認証処理は、個人間販売システム122の導入に伴って認証システム120に追加された処理であり、認証システム120は、処理依頼を受けて最初のS101からS305までは、上述した第1認証処理におけるS301からS105までと同じ処理を実行する。 【0038】受信した会員ID及びパスワードの組合せが会員管理テーブル132内に登録されていると、S104に相当するS304にて判断した場合には、認証システム120は、処理をS306へ進める。このS306では、認証システム120は、受信した会員IDと販売者情報テーブル133内に登録されている各販売者IDとを照合し、受信した会員IDが販売者情報テーブル133内に登録されている何れかの販売者IDと一致するか否かをチェックする。そして、受信した会員IDが販売者情報テーブル133中の何れの販売者IDとも合致していない場合には、認証システム120は、S308において、アクセス元ユーザ端末2の操作者は会員ではあるが販売者としては未だ登録されていない旨を警告する画面(図示略)を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信した後に、処理を終了する。 【0039】これに対して、受信した会員IDが販売者情報テーブル133中の何れかの販売者IDと合致していると、S307にて判定した場合には、認証システム120は、アクセス元ユーザ端末2の操作者が会員であり且つ販売者として登録済みである旨を、その会員の会員ID(販売者ID)とともに、商品登録CGI1222に返す。 【0040】このようにして販売者として登録済みの会員によるアクセスであることが確認されると、商品登録CGI1222は、次のS202において、図18に示す商品新規設定画面を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、図18に示される商品名欄60,販売価格欄61,商品ジャンル欄62,課金形態欄63,商品説明文欄64及び「次へ」ボタン65を画面中に表示させるとともに、「次へ」ボタン65がクリックされた時に各欄60〜64に夫々入力されている文字列を商品名,販売価格,商品ジャンル,課金形態及び商品説明文として商品登録CGI1222へ送信させるための設定(フォームタグ)が、組み込まれている。その為、商品登録CGI1222は、次のS203において、ブラウザ25がこれら各項目の情報を送信してくるのを待つ。 【0041】ブラウザ25からの各項目の情報を受信すると、商品登録CGI1222は、次のS204において、図19に示す商品設置方法選択画面を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信する。この商品設置方法選択画面には、「a.専用ライブラリを利用する」,「b.自分のHPに設置する」との選択肢が含まれており、選択子「a.専用ライブラリを利用する」がクリックされた時にはパラメータ“販売形態”=“0”を、選択肢「b.自分のHPに設置する」がクリックされた時にはパラメータ“販売形態”=“1”を商品登録CGI1222に通知させるアクションが設定されている。その為、商品登録CGI1222は、次のS205においてブラウザ25からのパラメータ“販売形態”の通知を待ち、パラメータ“販売形態”=“0”が通知されると処理をS206へ進め、パラメータ“販売形態”=“1”が通知されると処理をS209へ進める。 【0042】S206では、商品登録CGI1222は、図20に示す商品ファイルアップロード画面を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、図20に示されるファイルパス欄66及び「OK」ボタン67を画面中に表示させるとともに、「OK」ボタン67がクリックされた時にユーザ端末2aのハードディスク25内におけるファイルパス欄66に入力されたパス名が示す記憶位置に格納されているファイルを商品登録CGI1222へ送信させるための設定(フォームタグ)が、組み込まれている。その為、商品登録CGI1222は、次のS203において、ブラウザ25がこれら各項目の情報を送信してくるのを待つ。 【0043】ブラウザ25からのファイル(商品ファイル)を受信すると、商品登録CGI1222は、次のS208において、その商品ファイルをライブラリ136内の何れかの記憶位置に格納して、その格納位置を示すファイルパスを取得する。S208の完了後、商品登録CGI1222は、処理をS211へ進める。 【0044】一方、S209では、商品登録CGI1222は、図22に示すリンク先URL指定画面を表示させるためのHTMLデータを、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、図22に示されるリンク先URL欄68及び「OK」ボタン69を画面中に表示させるとともに、「OK」ボタン69がクリックされた時にリンク先URL欄68に入力された文字列をリンク先URLとして商品登録CGI1222へ送信させるための設定(フォームタグ)が、組み込まれている。その為、商品登録CGI1222は、次のS210において、ブラウザ25がこれらリンク先URLを送信してくるのを待つ。ブラウザ25からのリンク先URLを受信すると、商品登録CGI1222は、処理をS211へ進める。 【0045】S211では、商品登録CGI1222は、新規な商品番号を生成し、この商品番号,S201にて認証システム120から通知された販売者ID,S203にて受信した商品名,販売価格,商品ジャンル,課金形態及び商品説明文,S205にて受信した販売形態,S207にて受信した商品ファイル名又はS210にて受信したリンク先URL,並びに、S208にて取得したファイルパスを格納した新規レコードを、商品情報テーブル134に格納する。 【0046】次のS212では、商品登録CGI1222は、販売CGI1223のURL及びこの販売CGI1223に引き渡されるパラメータとしての商品番号(S211にて生成された商品番号)を含む商品URLを生成し、更に、図21(販売形態=“0”の場合)又は図23(販売形態=“1”の場合)に示す登録確認画面を表示させるためのHTMLデータを動的に生成し、このHTMLデータをブラウザ25へ送信し、全ての処理を終了する。この登録確認画面には、S211にて商品情報テーブル134に登録したレコード中の商品名,販売価格,商品ジャンル,課金形態及び商品説明文,商品ファイル名(図21の場合)又はリンク先URL(図23の場合),並びに、商品URLが、組み込まれている。 【0047】従って、この登録確認画面を確認した販売者は、この登録確認画面に含まれている商品URLへのリンク(href=商品URLを含むアンカータグ)を、支援サーバ装置1のハードディスク13内のウェッブページ領域131又は他のウェッブサーバ装置3のウェッブサイト31に配置している自己のホームページに、設定することができる。このようなリンクが設定されたホームページの例を、図24に示す。図24に示すホームページには、商品のPR(「自作の壁紙です。」)とともに、3つの商品名(壁紙A,壁紙B,壁紙C)及びこれらに夫々対応する販売価格が列挙されており、各商品名及び販売価格には、その商品名が示す商品に対応した商品URLへのリンクが設定されている。また、販売者は、登録確認画面に含まれている商品URL及びその商品のPRを記入した電子メールを、その商品URLに対応する商品を購入してくれそうな人の電子メールアドレスへ、直接送信しても良い。 【0048】このような販売者のホームページを又は電子メール見た会員は、自己のユーザ端末2bの入力装置23を操作して、購入を希望する何れかの商品の商品名又は販売価格をクリックするか、その商品アドレスをブラウザに直接入力する。すると、ユーザ端末2b上で実行されているブラウザ25は、この商品URLを指定したHTTPリクエストメッセージ(購入要求に相当)を、WWWサーバ1220へ送信する。このHTTPリクエストメッセージを受信したWWWサーバ1220は、販売CGI1223を起動して、商品URL中の商品番号を、販売CGI1223に引き渡す。 【0049】このようにして起動された販売CGI1223は、図12のフローチャートに示すように、最初のS401において、WWWサーバ1220から渡されたパラメータとしての商品番号を含むレコードを、商品情報テーブル135から読み込む。 【0050】次のS402では、販売CGI1223は、S401にて読み込んだ商品情報テーブル135のレコード,及びこのレコード中の販売者IDと一致する会員IDを含む会員管理テーブル132のレコードに基づいて、図25(販売形態=“0”の場合)又は図27(販売形態=“1”の場合)に示す商品販売画面を表示させるためのHTMLデータを動的に生成し、このHTMLデータをブラウザ25へ送信する。この商品販売画面には、S401にて読み込んだ商品情報テーブル135のレコードに含まれる商品名,販売価格,商品ジャンル,課金形態,商品説明文,商品ファイル名(図25の場合のみ)及び販売者ID,この販売者IDと同じ会員IDを含む上記会員管理テーブル132のレコードに含まれる氏名(販売者名)及び電子メールアドレス,並びに、「購入する」ボタン70が、含まれている。そして、「購入する」ボタン70には、それがクリックされた時にその旨を販売CGI1223へ通知するための設定が組み込まれている。その為、販売CGI1223は、次のS403において、ブラウザ25から「購入する」旨の通知が送信されてくるのを待つ。 【0051】ブラウザ25からの「購入する」旨の通知を受信すると、認証システム120は、次のS404において、認証システム120に、上述した第1認証処理の実行を依頼する。そして、認証システム120によって、アクセス元ユーザ端末2bの操作者が会員であることが認証されると、販売CGI1223は、処理をS405へ進める。 【0052】S405では、販売CGI1223は、S401にて商品情報テーブル135から読み込んだレコードに含まれる販売形態が“0”(即ち、ライブラリ136使用)であるか“1”(即ち、ライブラリ不使用)であるかをチェックする。そして、販売形態が“0”であると処理をS406へ進め、“1”であると処理をS409へ進める。 【0053】S406では、販売CGI1223は、図26に示すようなダウンロード画面を表示させるためのHTMLデータを動的に生成して、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、S401にて商品情報テーブル135から読み込んだレコードに含まれる商品名及び商品ファイル名を表示させるとともに、この商品ファイル名がクリックされた時に同レコードに含まれるファイルパスを指定したダウンロード要求を販売CGI1223へ送信させる設定が、組み込まれている。その為、販売CGI1223は、次のS407において、ファイルパスを指定した商品ファイルのダウンロード要求がブラウザ25から送信されて来るのを待つ。 【0054】ブラウザ25からのダウンロード要求を受信すると、認証システム120は、次のS406において、ダウンロード要求において指定されたファイルパスが示すライブラリ136内の記憶位置から、要求された商品ファイルを読み出して、ブラウザ25へ送信する。S406を完了すると、販売CGI1223は、処理をS410へ進める。 【0055】一方、S409では、販売CGI1223は、図28に示すようなリンク画面を表示させるためのHTMLデータを動的に生成して、ブラウザ25へ送信する。このHTMLデータには、S401にて商品情報テーブル135から読み込んだレコードに含まれるリンク先URLへのリンクが設定された「商品ページへ」ボタン71を表示させるための記述が、含まれている。これにより、購入者である会員は、リンク画面中の「商品ページへ」ボタン71をクリックすれば、販売者のホームページ130,1311内に図29に示すように配置されている販売対象商品としてのコンテンツ72にアクセスして、これを使用することができる。S409を完了すると、販売CGI1223は、処理をS410へ進める。 【0056】S410では、販売CGI1223は、S401にて読み込んだ商品情報テーブル135のレコード,及びこのレコード中の販売者IDと一致する会員IDを含む会員管理テーブル132のレコードをマージして不必要項目を除外することによって生成した新たなレコードを、後述する課金システム121による課金のために購入情報テーブル135に登録し、全ての処理を終了する。 【0057】個人間販売システム122の上記各CGI1221,1222,1223が適宜起動されることによって購入情報テーブルにレコードが蓄積されてゆくのと並行して、毎月の所定決済日になると、課金システム121が、図13に示す決済処理を実行する。この決済処理は、課金システム121が各会員に会費を課金するための既存の処理に、個人間販売システム122による商品販売価格の精算機能を追加したものである。 【0058】決済処理がスタートして最初のS501では、課金システム121は、購入情報テーブル135から、過去一箇月内にその購入日時が含まれ、且つ、課金形態=“0”であるレコードを、全て抽出する。 【0059】次のS502では、課金システム121は、購入情報テーブル135から、課金形態=“1”であるレコードを、全て抽出する。 【0060】次のS503では、課金システム121は、購入情報テーブル135から、過去一箇月前にその購入日時が含まれ、且つ、課金形態=“2”であるレコードを、全て抽出する。 【0061】次のS504では、課金システム121は、購入情報テーブル135から、処理日の属する月とその購入日時中の月とが一致し、且つ、課金形態=“3”であるレコードを、全て抽出する。 【0062】次のS505では、課金システム121は、購入情報テーブル135から、処理日の属する月の前月とその購入日時中の月とが一致し、且つ、課金形態=“4”であるレコードを、全て抽出する。 【0063】次のS506では、課金システム121は、S501乃至S505にて抽出した全レコードを購入者ID毎に分類し、各購入者(購入者ID)についての販売価格の総和を、夫々算出する。 【0064】次のS507では、課金システム121は、各会員毎に、その会員について会員管理テーブル132に登録されているクレジットカードカード会社に対して、登録されているクレジットカード番号を指定して、その会費を請求する処理(請求のための電文発行等)を実行する。この際、課金システム121は、S506にて算出された各購入者毎の販売価格総和を、その購入者(会員)の会費に上乗せして、クレジットカード会社に請求する。 【0065】次のS508では、課金システム121は、S501乃至S505にて抽出した全レコードを販売者ID毎に分類し、各販売者(販売者ID)についての販売価格の総和を、夫々算出する。 【0066】次のS509では、課金システム121は、S508にて算出した各販売者ID毎の販売価格総和を、預り金リスト137における対応する販売者IDについての預り金額欄に加算する。 【0067】次のS510では、課金システム121は、預り金リスト137中の各販売者ID毎の預り金額を調べ、一定額(例えば¥10000−)以上の預り金額については、それに対応する販売者IDについて販売者情報テーブル133内で対応付けて登録されている銀行口座へ、その預り金額に一定割合(例えば、0.9)を乗じた額を振り込むための処理(振り込みのための電文発行等)を実行した後に、¥0−に初期化する。なお、預り緊縛各販売者ID毎の販売価格総和に一定割合を乗ずるのは、購入者から徴収した販売価格の一部を、サービス提供者の手数料として差し引くためである。S510の完了後、課金システム121は、この決済処理を終了する。 【0068】上記した決済処理によると、一定額に満たない預り金額については、直ちには販売者の銀行口座に振込みさず、一定額以上となるまで翌月以降に繰り越されることになる。これは、預り金額のうちの大きな比率の部分が振込手数料として差し引かれてしまうことを防ぐためである。しかしながら、販売者の事情に依っては、直ちに振り込みを望む場合もあり得る。そのような場合には、販売者は、図7に示す個人間販売システムトップページをユーザ端末2aのディスプレイ22上に表示させている状態において、選択肢「振込」をクリックする。すると、振込管理CGI1224のURLを指定したHTTPリクエストメッセージが、WWWサーバ1220へ送信される。このHTTPリクエストメッセージを受信したWWWサーバ1220は、振込管理CGI1224を起動する。 【0069】このようにして起動された振込管理CGI1224は、図14のフローチャートに示すように、最初のS601において、認証システム120に対して、第2認証処理実行を依頼する。そして、認証システム120によって、アクセス元ユーザ端末2aの操作者が販売者として販売者情報テーブル133に登録されている会員であることが認証されると、販売CGI1223は、処理をS602へ進める。 【0070】S602では、振込管理CGI1224は、認証システム120によって認証された販売者ID(会員ID)を含む販売者情報テーブル134のレコード中の情報,及び、その販売差IDについて預り金リスト137に登録されている預り金額に基づいて、図30に示すような振込指示画面を表示させるためのHTMLデータを動的に生成し、ブラウザ25へ送信する。この振込指示画面には、預り金リスト137に登録されている預り金額,その預り金額に上記一定比率を乗じた額(振込可能金額),預り金額から振込可能金額を減じた額(手数料)及び販売者情報テーブル134の上記レコード中の情報(銀行名,支店名,口座種別,口座番号,名義人名),並びに、「振込指示」ボタン73が、含まれている。そして、「振込指示」ボタン73には、それがクリックされた時に振込指示を振込管理CGI1224へ通知するための設定が組み込まれている。その為、振込管理CGI1224は、次のS603において、ブラウザ25から振込指示が送信されてくるのを待つ。 【0071】ブラウザ25からの振込指示を受信すると、認証システム120は、次のS604において、認証システム120によって認証された販売者ID(会員ID)についての預り金の即時振り込みを認証システム120に指示して、処理を終了する。即時振込を指示された課金システム121は、図15に示す即時振込処理を実行する。この即時振込処理は、個人間決済方法を実行するために課金システム121に追加された処理である。 【0072】この即時振込処理を開始して最初のS701では、課金システム121は、振込管理CGI1224から指示された販売者ID(会員ID)に対応して預り金リスト137に登録されている預り金額に上記一定割合を乗じた額を、その販売者IDについて販売者情報テーブル133内で対応付けて登録されている銀行口座へ振り込むための処理(振り込みのための電文発行,等)を実行した後に、預り金リスト137中の当該預り金額を¥0−に初期化する。S701を完了することにより、課金システム121はこの即時振込処理を終了する。 【0073】以上説明したように、本実施形態によるネットワークシステムでは、自己のコンテンツを他者に販売しようとする者は、支援サーバ装置1を運営するサービス提供者との間でインターネット接続サービス又は有料コンテンツ提供サービスを受けるための契約を結ぶことによって会員になっておけば、若干の手続きを踏むだけで、販売対象コンテンツをどこに配置するかに拘わらず、個人間販売システム122によって、そのコンテンツの販売代金を購入者から徴収してもらうことができる。即ち、コンテンツを販売しようとする者が、販売価格を指定して、販売対象コンテンツをライブラリ136にアップロードするか、販売対象コンテンツの格納位置を示すリンク先URLを個人間販売システム122(商品登録CGI1222)に通知すれば、そのコンテンツに一意の商品番号が生成されて、ライブラリ136内における当該コンテンツへのパス又はリンク先URLと商品番号とを対応付けたレコードが商品情報テーブル134に登録されるとともに、その商品番号をパラメータとした販売CGI1223のURLである商品URLが発行される。コンテンツを販売しようとする者は、この商品URLを、自己のホームページを含むあらゆるウェッブページにリンクとして書き込むことによって、自由に且つ広範に、販売対象コンテンツを宣伝することができる。そして、何れかのウェッブページに書き込まれた商品URLのリンクを見た当該コンテンツの購入希望者がその商品URLのリンクをクリックするかブラウザ25に直接入力すると、WWWサーバ1220によって直ちに販売CGI1223が起動され、パラメータとして商品番号が引き渡される。従って、起動された販売CGI1223は、商品情報テーブル134内においてその商品番号に対応したパス又はリンク先URL及び販売価格を読み出して、購入者によるそのコンテンツのダウンロード又はアクセスを可能にすべくそのパス又はリンク先URLを購入者に通知することができるとともに、その販売額を購入者に課金するための処理を行うことができる。 【0074】以上のように、本実施形態によると、販売者にとって販売対象コンテンツの配置の自由度が増すという利点があるとともに、購入者にとって商品URLを指定したHTTPメッセージを送信するだけで、直ちに(認証後に購入対象コンテンツを探す事無く)、そのコンテンツを購入するための手続きをすることができる。 【0075】また、本実施形態によると、販売者が販売対象コンテンツをライブラリ136にアップロードするか、そのコンテンツの格納位置を示すリンク先URLを個人間販売システム122(商品登録CGI1222)に通知する際に、予め用意された複数の選択肢の中から何れかの課金形態を選択することができるので、販売対象コンテンツの性質や販売者自身の希望に依って、様々な形態の課金をしてもらうことができる。例えば、随時更新される掲示板や会員制ウェッブページのようなコンテンツや、コンピュータプログラムのようなコンテンツの場合には、月額課金や年額課金のような定期的な課金を選択することができる。 【0076】なお、本実施例において個人間販売システム122を構成するWWWサーバ1220以外のプログラム1221から1224はCGIプログラムとしてプログラミングされているが、同じ機能を、Java(米国サンマイクロ社の商標)サーブレットによって実現しても良い。 【0077】 【発明の効果】本発明によれば、販売者の意図や販売対象コンテンツを反映した課金方法を、販売者が任意に選択して設定することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591117192 【氏名又は名称】ニフティ株式会社 【住所又は居所】東京都品川区南大井6−26−1
|
| 【出願日】 |
平成14年3月4日(2002.3.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098235 【弁理士】 【氏名又は名称】金井 英幸
|
| 【公開番号】 |
特開2003−256737(P2003−256737A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月12日(2003.9.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−57924(P2002−57924) |
|