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【発明の名称】 イベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービス
【発明者】 【氏名】原賀 秀昭
【住所又は居所】東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式会社内

【氏名】山内 玲子
【住所又は居所】東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式会社内

【要約】 【課題】イベントチケットやイベント関連商品の販売を促進することができるイベントチケット発券システム及びイベントチケットの利用方法並びに発券端末の提供。

【解決手段】引換券発券端末2に、イベント情報を表示する手段2aと操作手段2bとイベント情報を記憶する手段2cとバーコードを生成する手段2dと印刷手段2eとを備え、イベントチケット発券端末3に、バーコード読み取り手段3aとイベント情報を記憶する手段3bとURLを記憶する手段3cとイベントに対応するURLを抽出する手段3dとパスワードとなるキーナンバーを生成する手段3eとイベント情報とURLとキーナンバーとを印刷する手段3fとを備えるものであり、URLで指定されるホームページや個別イベントページでイベント写真の閲覧、写真プリントの注文等を可能とすることにより、チケット及び関連商品の販売を促進する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】イベントチケットの引換券を発券する引換券発券手段と、前記引換券と引き換えに前記イベントチケットを発券するイベントチケット発券手段とを備えるイベントチケット発券システムにおいて、前記イベントチケット発券手段に、少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、前記引換券から、顧客に選択されたイベントを特定する情報を読み取るイベント特定情報読み取り手段と、前記イベント特定情報を参照して、前記イベント情報記憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベントに対応するイベント情報及びURLを抽出する手段と、少なくとも前記イベント情報と前記URLとを印刷する手段と、を備えることを特徴とするイベントチケット発券システム。
【請求項2】前記イベントチケット発券手段に、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページに入場する際に用いられるパスワードを生成する手段を備え、前記イベントチケットに、前記パスワードが印刷されることを特徴とする請求項1記載のイベントチケット発券システム。
【請求項3】前記引換券発券手段に、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、前記イベント情報を表示する手段と、顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報を生成する手段と、前記イベント特定情報を前記引換券に印刷する手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のイベントチケット発券システム。
【請求項4】前記引換券発券手段に、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段を備え、前記引換券に、顧客に選択されたイベントに対応するURLが印刷されることを特徴とする請求項3記載のイベントチケット発券システム。
【請求項5】前記イベントチケット発券手段又は前記引換券発券手段の少なくとも一方が、通信ネットワークを介してイベント情報を提供するサーバーに接続され、前記サーバーから、前記イベント情報又は前記URLが送信されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のイベントチケット発券システム。
【請求項6】前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページの少なくとも一方に、前記イベントにおいて撮影された写真画像が掲載されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のイベントチケット発券システム。
【請求項7】前記イベント情報は、イベントの名称、開催日時、開催場所のいずれか一を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のイベントチケット発券システム。
【請求項8】少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、イベントチケットの引換券から、イベントを特定するイベント特定情報を読み取る手段と、前記イベント特定情報を参照して、前記イベント情報記憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベントに対応するイベント情報及びURLを抽出する手段と、少なくとも前記イベント情報及び前記URLを印刷した前記イベントチケットを発券する手段と、を備えることを特徴とするイベントチケット発券端末。
【請求項9】更に、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページに入場する際に用いられるパスワードを生成する手段を備え、前記イベントチケットに前記パスワードが印刷されることを特徴とする請求項8記載のイベントチケット発券端末。
【請求項10】少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、前記イベント情報を表示する手段と、顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報を生成する手段と、少なくとも前記イベント特定情報及び前記イベントに対応するURLを印刷した引換券を発券する手段と、を備えることを特徴とする引換券発券端末。
【請求項11】イベントチケットの引換券を発券する引換券発券端末と、前記引換券と引き換えに前記イベントチケットを発券するイベントチケット発券端末とを用いたイベントチケット発券方法であって、前記イベントチケット発券端末において、前記引換券から、顧客が選択したイベントを特定するイベント特定情報を読み取るステップと、前記イベント特定情報を参照して、予め記憶されたイベント情報及び該イベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLの中から、該イベントに対応するイベント情報及びURLを抽出するステップと、前記イベントチケットに、少なくとも前記イベント情報及び前記URLを印刷して発券するステップと、を備えることを特徴とするイベントチケット発券方法。
【請求項12】前記イベントチケット発券端末において、更に、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページに入場する際に用いられるパスワードを生成するステップと、前記イベントチケットに前記パスワードを印刷するステップとを備え、該パスワードにより前記イベントチケット購入者の入場が許可されることを特徴とする請求項11記載のイベントチケット発券方法。
【請求項13】前記引換券発券端末において、予め記憶されたイベント情報を顧客が選択可能な状態で表示するステップと、顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報を生成するステップと、予め記憶された各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLの中から、顧客に選択されたイベントに対応するURLを抽出するステップと、前記引換券に前記イベント特定情報及び前記URLを印刷するステップと、を備えることを特徴とする請求項11又は12に記載のイベントチケット発券方法。
【請求項14】前記イベントチケット発券手段又は前記引換券発券手段の少なくとも一方が、通信ネットワークを介してイベント情報を提供するサーバーに接続され、前記サーバーから送信される前記イベント情報又は前記URLを前記顧客に提供することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載のイベントチケット発券方法。
【請求項15】前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページの少なくとも一方に、前記イベントにおいて撮影された写真を掲載することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一に記載のイベントチケット発券方法。
【請求項16】前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページで、前記イベントの開催前後において、異なる情報を掲載することを特徴とする請求項15記載のイベントチケット発券方法。
【請求項17】前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページで、前記イベントにおいて撮影された写真を基にしたプリント注文、又は、前記イベントに関連する商品の注文が行われることを特徴とする請求項15又は16に記載のイベントチケット発券方法。
【請求項18】前記イベント情報は、イベントの名称、開催日時、開催場所のいずれか一を含むことを特徴とする請求項11乃至17のいずれか一に記載のイベントチケット発券方法。
【請求項19】請求項11乃至18のいずれか一に記載のイベントチケット発券方法を用いたサービスであって、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページで、イベント開催前後において、顧客に前記イベントに関連する情報を提供することにより、前記イベントチケットの販売を促進することを特徴とするイベント情報提供サービス。
【請求項20】イベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLが記載されていることを特徴とするイベントチケット。
【請求項21】イベントチケットと引き換えるための引換券であって、イベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLが記載されていることを特徴とする引換券。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イベントチケットを発券するシステムに関し、特に、引換券を用いてイベントチケットを発券するイベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】イベント会場に入場するためのイベントチケットは、従来はチケット販売を専門に取り扱う店舗で購入するのが一般的であったが、最近では、コンビニエンスストア(以下、コンビニと略す。)等の店舗でもイベントチケットを簡単に入手することができるようになってきている。
【0003】例えば、コンビニ等の店舗内に引換券発券端末を設置し、顧客が引換券発券端末に表示されるイベントの中から所望のイベントを選択すると、引換券発券端末では、選択されたイベントの情報を記載又は記録したイベントチケットの引換券が発券され、所定の有効期限内にこの引換券をカウンターに提示すると、店員が引換券に記載されたイベント情報を読み取ったり、チケット発券端末が引換券に記録されたイベント情報を読み取り、イベント情報で特定されるイベントのチケットが発券され、代金と引き替えにチケットを購入することができる。
【0004】イベントチケットを購入する場合、値段や開催日時、開催場所、座席状況等を勘案して購入を検討することになるが、チケット販売専門店のカウンターで直接チケットを購入する場合、その場で購入するがどうかを判断しなければならず、チケット購入に不慣れな顧客や多数のイベントを比較して購入を検討する顧客などには敬遠されがちである。
【0005】これに対して、引換券発券端末を用いるシステムでは、顧客は端末に表示される画面を見ながらじっくりとイベントを選択することができ、また、引換券を入手してから実際にチケットを購入するまでに時間的な余裕があるため、顧客は気軽にシステムを利用することができる。
【0006】特に、この引換券発券端末がコンビニ等に設置される場合には、チケット購入を目的として来店する顧客のみならず、買い物等の目的で来店した顧客をイベントチケット購入に導引することもでき、チケット販売の促進を図ると共に、引換券発券からチケット購入までの間に店舗内の商品の販売を促進することができるという効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来のイベントチケット発券システムは、引換券発券端末でイベント情報を提供することによりチケットの購入検討が容易になるが、イベントチケット自体は、他の店舗やチケット販売専門店で購入するチケットと差異はなく、顧客を自店舗に吸引するものとはなっていない。
【0008】また、引換券自体には商品価値がなく引換券の発券は無償で行われるため、顧客は気軽に端末を利用することができるが、実際に顧客がチケットを購入しなければイベントチケット発券システムが機能しているとは言えず、引換券発券からチケット購入までの一連のプロセスを円滑に進めるための施策が必要である。
【0009】一方、コンビニでは上記チケット販売のみならず、フィルムの現像、プリント作成を行うラボ等と連携した写真に関連するサービスも行われるようになってきており、上記チケット販売と写真に関するサービスとを結びつけるシステムや方法の提案が望まれている。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、引換券を入手した顧客又はイベントチケットを購入した顧客に対して、イベントに関連するサービスを提供し、他のイベントチケット発券システムとの差別化を図り、チケットや関連商品の販売を促進することができるイベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービスを提供することにある。
【0011】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明のイベントチケット発券システムは、イベントチケットの引換券を発券する引換券発券手段と、前記引換券と引き換えに前記イベントチケットを発券するイベントチケット発券手段とを備えるイベントチケット発券システムにおいて、前記イベントチケット発券手段に、少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、前記引換券から、顧客に選択されたイベントを特定する情報を読み取るイベント特定情報読み取り手段と、前記イベント特定情報を参照して、前記イベント情報記憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベントに対応するイベント情報及びURLを抽出する手段と、少なくとも前記イベント情報と前記URLとを印刷する手段と、を備えるものである。
【0012】本発明においては、前記イベントチケット発券手段に、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページに入場する際に用いられるパスワードを生成する手段を備え、前記イベントチケットに、前記パスワードが印刷されることが好ましい。
【0013】また、本発明においては、前記引換券発券手段に、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、前記イベント情報を表示する手段と、顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報を生成する手段と、前記イベント特定情報を前記引換券に印刷する手段とを備える構成とすることができる。
【0014】また、本発明においては、前記イベントチケット発券手段又は前記引換券発券手段の少なくとも一方が、通信ネットワークを介してイベント情報を提供するサーバーに接続され、前記サーバーから、前記イベント情報又は前記URLが送信される構成とすることができる。
【0015】また、本発明においては、前記引換券発券手段に、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段を備え、前記引換券に、顧客に選択されたイベントに対応するURLが印刷される構成とすることもできる。
【0016】また、本発明においては、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページの少なくとも一方に、前記イベントにおいて撮影された写真画像が掲載されることが好ましい。
【0017】本発明のイベントチケット発券端末は、少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、イベントチケットの引換券から、イベントを特定するイベント特定情報を読み取る手段と、前記イベント特定情報を参照して、前記イベント情報記憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベントに対応するイベント情報及びURLを抽出する手段と、少なくとも前記イベント情報及び前記URLを印刷した前記イベントチケットを発券する手段と、を備えるものである。
【0018】本発明においては、更に、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページに入場する際に用いられるパスワードを生成する手段を備え、前記イベントチケットに前記パスワードが印刷される構成とすることができる。
【0019】また、本発明の引換券発券端末は、少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、前記イベント情報を表示する手段と、顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報を生成する手段と、少なくとも前記イベント特定情報及び前記イベントに対応するURLを印刷した引換券を発券する手段と、を備えるものである。
【0020】また、本発明のイベントチケット発券方法は、イベントチケットの引換券を発券する引換券発券端末と、前記引換券と引き換えに前記イベントチケットを発券するイベントチケット発券端末とを用いたイベントチケット発券方法であって、前記イベントチケット発券端末において、前記引換券から、顧客が選択したイベントを特定するイベント特定情報を読み取るステップと、前記イベント特定情報を参照して、予め記憶されたイベント情報及び該イベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLの中から、該イベントに対応するイベント情報及びURLを抽出するステップと、前記イベントチケットに、少なくとも前記イベント情報及び前記URLを印刷して発券するステップと、を備えるものである。
【0021】本発明においては、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページで、前記イベントの開催前後において、異なる情報を掲載する構成とすることができる。
【0022】また、本発明においては、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページで、前記イベントにおいて撮影された写真を基にしたプリント注文、又は、前記イベントに関連する商品の注文が行われる構成とすることもできる。
【0023】また、本発明においては、前記イベント情報は、イベントの名称、開催日時、開催場所のいずれか一を含むことが好ましい。
【0024】また、本発明のイベント情報提供サービスは、上記イベントチケット発券方法を用いたサービスであって、前記URLで指定されるインターネット上のページ又は該ページにリンクされるページで、イベント開催前後において、顧客に前記イベントに関連する情報を提供することにより、前記イベントチケットの販売を促進するものである。
【0025】また、本発明のイベントチケットは、イベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLが記載されているものである。
【0026】また、本発明の引換券は、イベントチケットと引き換えるための引換券であって、イベントに関連する情報を掲載するインターネット上のページのURLが記載されているものである。
【0027】このように、本発明のイベントチケット発券システムでは、コンビニ等の店舗内に引換券発券端末とチケット発券端末とを備え、チケット発券端末では引換券のバーコード等に記録されたイベント特定情報を読み取り、このイベントに関する情報を掲載するwebページのURLを内部の記憶手段又は通信ネットワークを介してサーバーから抽出し、イベントチケットの半券に記載するため、顧客は、イベント開催前においては、イベントに関する情報を入手してイベントへの期待を膨らますことができ、また、イベント終了後においては、イベントで撮影された画像を閲覧したり、その画像を印刷したオリジナルプリントを入手したり、イベント関連グッズを購入することによってイベントの感動を蘇らすことができる。
【0028】また、イベントチケットのみならず引換券にもURLを記載し、そのURLで指定されるwebページでイベントに関連する情報を提供することによって、顧客に対してイベントチケット購入の判断材料を提供することができ、これによりイベントチケットの購入を促進することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明に係るイベントチケット発券システムは、その好ましい一実施の形態において、イベントチケットの引換券を発券する引換券発券端末とイベントチケットを発券するイベントチケット発券端末とを備え、引換券発券端末に、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、イベント情報を表示する表示手段と、顧客にイベントを選択させる操作手段と、選択されたイベントを特定する情報を記録したバーコードを生成するバーコード生成手段と、引換券にバーコードを印刷する引換券印刷手段とを備え、イベントチケット発券端末に、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、イベントに関連する情報を掲載するwebページのURLを記憶するURL記憶手段と、引換券のバーコードからイベント特定情報を読み取るバーコード読み取り手段と、イベント特定情報を参照して、該イベントに対応するURLを抽出する手段と、URLで指定されるイベントホームページ又は個別イベントページに入場する際に用いるキーナンバーを生成するキーナンバー生成手段と、イベントチケットにイベント情報とURLとキーナンバーとを印刷するチケット印刷手段とを備えるものであり、URLで指定されるホームページ又は個別イベントページに、イベントにおいて撮影された写真が掲載され、この写真を用いたプリントの注文やイベント関連グッズの注文を可能とすることにより、イベントチケット及びイベント関連商品の販売を促進することができる。
【0030】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0031】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例に係るイベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービスについて、図1乃至図10を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係るイベントチケット発券システムの構成を示す図、図2は、引換券発券端末の構成を示すブロック図、図3は、チケット発券端末の構成を示すブロック図である。又、図4は、イベントチケット発券手順を示すフローチャート図であり、図5及び図6は、それぞれ引換券、イベントチケットの構成例を示す図である。また、図7乃至図9は、webページの階層構造及び表示例を示す図であり、図10は、本実施例のイベントチケット発券システムの他の構成を示す図である。
【0032】図1に示すように、本実施例のイベントチケット発券システム1は、コンビニ等の店舗内に設置され、イベントの選択及びイベントチケット6の引換券5を発券する引換券発券端末2と、引換券5に記録されているイベントを特定する情報を読み取り、該イベントに関する情報を提供するwebページのURL(Uniform Resource Locator)を記載したイベントチケット6を発券するチケット発券端末3とで構成される。
【0033】また、図2に示すように、引換券発券端末2は、複数のイベント情報を表示するディスプレイ等の表示手段2aと、顧客7がイベントの選択を行う際に用いるタッチパネル等の操作手段2bと、イベントの名称、開催日時、出演者、座席数等のイベントに関する情報(以下、イベント情報と称する。)を記憶するイベント情報記憶手段2cと、イベントを特定する情報や引換券5の発券時刻等の情報を記録したバーコードを生成するバーコード生成手段2dと、引換券5を印刷する引換券印刷手段2eと、引換券5の発券枚数や有効期限を管理する管理手段2fとを少なくとも備えている。
【0034】なお、この引換券発券端末2は、本発明のイベントチケット発券システム1専用の端末としてもよいが、ゲームソフトの購入予約等のイベント以外の情報を取り扱う情報端末と共用する構成としてもよい。また、イベントを特定する情報や引換券発券時刻を記録する手段はバーコードに限定されず、光学的、磁気的、電気的な方法で情報を書き込む任意の方法を用いることができる。
【0035】また、図3に示すように、チケット発券端末3は、引換券5に印刷されたバーコードを読み取るバーコード読み取り手段3aと、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段3bと、イベントに関する情報を提供するwebページのURLを記憶するURL記憶手段3cと、バーコードから読み取ったイベントに対応するURLを抽出するURL抽出手段3dと、webページに入場する際のパスワードとなるキーナンバーを生成するキーナンバー生成手段3eと、イベント情報及びURLを記載したイベントチケット6を印刷するチケット印刷手段3fと、イベントチケット6の発券枚数や引換券5の有効期限を管理する管理手段3gとを少なくとも備えている。
【0036】このバーコード読み取り手段3aはチケット発券端末3内に備えていてもよく、POSシステムやレジに備えたバーコードリーダを用いて引換券5からイベンを特定する情報を読み取り、読み取った情報をチケット発券端末3に送信する構成としてもよい。また、イベントを特定する情報を整理番号等として目視可能な方法で引換券5に表示し、コンビニの店員が整理番号等を読み取ってチケット発券端末3に入力する構成としてもよい。
【0037】上記構成のイベントチケット発券システム1を用いて、顧客7が引換券発券端末2でイベントを選択してから、イベントチケット6を用いてイベントに関連するサービスを受けるまでの手順について、図4のフローチャート図を参照して説明する。
【0038】なお、以下では、コンビニ3でイベントチケット6の注文を行う場合を例にして説明するが、注文店舗としてはコンビニ3に限らず、イベントに関連する商品の取り扱いが可能な任意の店舗でよい。また、イベントチケットとしては、コンサートチケット、スポーツ観戦チケット、航空機チケット、映画チケット等の各種チケットが含まれる。
【0039】まず、ステップS101において、顧客7はコンビニ内に設置された引換券発券端末2を用いて、ディスプレイ等の表示手段2aに表示されたイベント情報を閲覧し、タッチパネル等の操作手段2bを用いて、その中から所望のイベントを選択する。
【0040】すると、引換券発券端末2では、ステップS102において、管理手段2fにより顧客7が選択したイベントの空席状況を調べ、引換券5の発券が可能であるか否かを判断し、発券が可能である場合(具体的には、イベントの収容人員>引換券発券枚数+イベントチケット発券枚数の関係を満たす場合)には、バーコード生成手段2dにより、そのイベントを特定する情報及び引換券5の発券時刻を記録したバーコードを生成し、引換券印刷手段2eを用いて引換券5を印刷して顧客7に提供する。
【0041】なお、このイベントを特定する情報(以下、イベント特定情報と称する。)は、イベントの名称、開催日時、出演者等のイベント情報と同一である必要はなく、チケット発券端末3側でイベントを特定可能な情報であればよく、例えば、整理番号等であっても良い。また、この引換券5には、例えば、図5に示すように、イベント特定情報及び引換券発券時刻を記録したバーコード5aに加えて、イベント名称、開催日時、引換券の有効期限、整理番号等が記載されていてもよく、少なくとも、何のイベントの引換券5であるかを顧客7が識別できる情報が記載されていることが好ましい。
【0042】この引換券5の発券段階では、顧客7がイベントチケット6を購入するかどうかが不明であり、イベントチケット6の購入者数を確定することができないため、引換券5の有効期限は通常、数十分程度に設定される。そこで、ステップS103において、引換券発券端末2では、管理手段2fによって引換券5の有効期限を監視し、有効期限を経過した場合には引換券5を無効として管理手段2fにフィードバックする。この有効期限はイベントの内容やイベント開催までの日数によって可変してもよく、例えば、座席指定のないイベントではチケット枚数を厳密に管理する必要がないため、有効期限を長めに設定したり、イベントまでの期間が短い場合には、チケット購入者の人数を早期に確定するために有効期限を短くすることもできる。
【0043】そして、顧客7は有効期限内にチケットを購入するか否かを判断し(ステップS104)、購入する場合には、ステップS105において、コンビニ内のカウンター4に引換券5を提示し、イベントチケット6の発券を依頼する。
【0044】チケット発券端末3では、バーコード読み取り手段3aを用いて引換券5のバーコード5aを読み取り、イベント情報記憶手段3b及びURL記憶手段3cを参照して、顧客7が選択したイベントに対応するイベント情報及びURL情報を抽出した後、キーナンバー生成手段3eにより、特定のwebページに入場するためのパスワードとなるキーナンバーを生成し、管理手段3gによりイベントチケット6の発券が可能であるか否かを確認する。その際、有効期限切れの引換券5に関する情報は、引換券発券端末2の管理手段2fからチケット発券端末3の管理手段3gへ伝えられ、その引換券5に対してはイベントケットを発券しないように制御する。そして、発券が可能なイベントに対して、ステップS106でイベントチケット6を発券する。
【0045】このイベントチケット6には、例えば、図6に示すように、イベントの名称、開催日時、座席指定等のイベント情報に加えて、半券6a(イベント会場で顧客7に返却される部分)には、このイベントに関連する情報を掲載するwebページのURL6bと特定のwebページに入場する際に用いるパスワード等のキーナンバー6cとが記載されている。
【0046】その後、顧客7はイベントチケット6を用いてイベントに参加することになるが、本実施例のイベントチケット6は入場券として用いるのみならず、半券6aに記載されたURL6bにアクセスすることにより、イベントに関連する情報を入手することができる。具体的には、ステップS107において、顧客7は自宅のパソコン7a等を用いてイベントチケット6のURL6bにアクセスすると、イベント関連情報が掲載されたwebページが表示される。
【0047】このwebページは、例えば、図7に示すような階層構造で構成されており、URL6bではイベント情報のポータルサイト(ホームページ8)が表示される。このホームページ8には、例えば、図8に示すように、イベント開催業者が提供する各種イベントの名称、開催日時、開催場所等の一覧が表示されており、一覧の中からイベントを選択すると、そのイベントに関する詳細な情報が記載された個別イベントページ9が表示される。この個別イベントページ9には、イベント開催前においては、例えば、イベントの内容、見所、出演者に関する情報等が記載されており、顧客7は、イベント参加前にこのようなイベント情報を入手することにより、イベントに対する期待を膨らますことができる。
【0048】なお、イベントチケット6の半券6aに記載されたURL6bのホームページ8は、チケット購入者だけが閲覧可能なページであっても、誰でもアクセス可能なページであってもよいが、個別イベントページ9や更に詳細な情報を紹介するページは半券6aに記載されたキーナンバー6cを用いて入場可能なページとすることによって、URL6bが記載されたイベントチケット6自体の価値を高めることができ、本実施例のイベントチケット発券システム1の利用を促進することができる。
【0049】次に、ステップS108において、顧客7はイベントチケット6を用いてイベントに参加した後、イベントチケット6の半券6aを持ち帰り、自宅のパソコン7a等で半券6aに記載されたURL6bに再度アクセスし(ステップS109)、ホームページ8や個別イベントページ9を閲覧する。このホームページ8は、イベント終了後、所定の時間が経過すると、例えば、イベントで撮影した代表的な写真(図8の写真例8a)が表示される構成とすることができ、このようなイベント写真を掲載することによって閲覧者の興味をそそることができる。
【0050】そして、一覧の中から顧客7が参加したイベントを選択すると、キーナンバー6cの入力画面が表示され、半券6aに記載されたキーナンバー6cを入力して認証されると(ステップS110)、イベントチケット購入者のみが閲覧することができる個別イベントページ9が表示される(ステップS111)。
【0051】この個別イベントページ9には、例えば、図9に示すように、イベントで撮影された写真が多数掲載されており、各々の写真をクリックすると大きな画像が表示されたり、好みの写真を用いてプリントを注文したり、イベントに関連するグッズを注文するといったサービスを受けることができる。例えば、ステップS112で「プリント注文」ボタンを押すと、プリント注文ページ10aが表示され、ステップS113で購入者の氏名、住所、支払方法等の項目を入力して送信すると、顧客7が特定した写真がラボ等のフォトサービス店舗でプリントされ、イベントチケット6を購入したコンビニ等で受け取ることができる(ステップS114)。
【0052】このプリントは、例えば、A4サイズやA3サイズのリアルな画像としたり、カードサイズ、2L、シールプリント等のセットとしたり、顧客7が指定した商品にプリントしたり、枚数が限定されたオリジナルプリントとすることができ、このような特別のプリントを提供することにより、本実施例のイベントチケット発券システム1の利用を促進することができる。その際、年賀状を作成する場合と同様に、写真のデザインや構成等を設定したり、メッセージを入力できるようにすることによってオリジナルプリントを更にカスタマイズすることもでき、本実施例のイベントチケット発券システム1の差別化を図ることができる。
【0053】なお、上記説明では個別イベントページ9でイベント写真の閲覧、オリジナルプリントの注文を行う場合について記載したが、その他にも、イベントで撮影した動画をダウンロードしたり、この個別イベントページ9上でしか購入できないイベント関連グッズ(ストラップやキーホルダー等)を注文したり、今後のイベント開催予定等の最新情報を入手したり、イベント関連情報を定期的に配信してもらう等のサービスを受けることができるようにすることもできる。
【0054】また、このホームページ8は前記したように誰でもがアクセスできる形態でもチケット購入者のみがアクセスできる形態でもよいが、チケット購入者にメリットが生じるように、例えば、URL6bで指定されるホームページ8は誰でも閲覧できるが、その中の特定の項目、例えば、個別イベントページ9には、イベントチケット6の半券6aに記載されたキーナンバー6cを入力すると入場できるようにしたり、個別イベントページ9のサムネイル形式のイベント写真は誰でも閲覧できるが、画面上に大きく表示したり、プリントや関連グッズの注文はチケット購入者のみができるように制限が加えられることが好ましい。
【0055】また、図7に示すwebページの階層構成や図8及び図9に示す画面構成は例示であり、半券6aに記載されたURL6bで更に上位のページ(例えば、イベント開催業者の総合ページ等)が表示される構成としたり、直接、個別イベントページ9が表示されて個別イベントページ9から各サービスのページに移行する段階でキーナンバー6cの入力が求められる構成としてもよい。
【0056】このように、顧客7はイベント開催前においては、イベントチケットの半券6aに記載されたURL6bのwebページを閲覧することにより、イベントの見所等の情報を入手してイベントに対する期待感を膨らますことができ、イベント終了後においては、イベントで撮影された写真を見たり、オリジナルプリントを入手してイベントを回想することができ、また、関連グッズを入手することによってイベントを長く記憶に留めることができる。
【0057】なお、上記構成では、引換券発券端末2やチケット発券端末3内にイベント情報記憶手段2c、3b、URL記憶手段3cを設け、イベント情報やURL情報を端末内部に記憶する形態としたが、図10に示すように、引換券発券端末2又はチケット発券端末3、又はその両方がインターネット等の通信ネットワーク13を介してイベント情報を提供するサーバー12に接続される構成とすることもできる。
【0058】例えば、引換券発券端末2やチケット発券端末3をスタンドアロンで動作させる場合は、コンビニ等の店舗でイベント情報を定期的に更新する必要があるが、引換券発券端末2やチケット発券端末3をサーバー12に接続することにより、サーバー12から最新のイベント情報を取得することができるため、コンビニでデータの更新作業を行う必要がなくなり、顧客7に常に新しいイベント情報やURL情報を提供することができる。
【0059】また、上記説明では、引換券発券端末2とチケット発券端末3とを共にコンビニ等の店舗内に設置する場合について説明したが、引換券発券端末2をコンビニ店舗外、例えば、駅やデパート、イベント会場等に設置して、チケット発券端末3のみをコンビニ内に設置する構成とすることもでき、引換券発券端末2を人通りの多い場所に設置することにより本システムの利用を促進することもできる。また、引換券発券端末2をイベント会場に設置することにより、イベントに参加した顧客7がイベント終了後にその場で次のイベント情報を収集することができ、チケット購入を促すこともできる。
【0060】このように、本実施例のイベントチケット発券システム1は、コンビニ等の店舗内に、引換券発券端末2とチケット発券端末3とを設けてイベントチケット6の購入を容易にし、かつ、イベントチケット6の半券6aにイベントに関連する情報が記載されたホームページのURL6bを記載することにより、イベントに参加した顧客7は、イベントの写真を閲覧したり、オリジナルプリントやイベント関連グッズを購入することができ、これによりイベントの感動を長く味わうことができ、次のイベントチケットの購入を促進することができる。
【0061】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例に係るイベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービスについて、図11乃至図15を参照して説明する。図11は、第2の実施例に係るイベントチケット発券システムの構成を示す図であり、図12は、引換券発券端末の構成を示すブロック図である。また、図13及び図14は、それぞれ引換券、イベントチケットの構成例を示す図であり、図15は、イベントチケット発券手順を示すフローチャート図である。
【0062】前記した第1の実施例では、引換券5を入手した顧客7は、数十分程度の短い時間にイベントチケット6を購入するか否かを判断しなければならないが、引換券発券端末2に表示される情報だけでは購入の判断が困難な場合もある。そこで本実施例では、イベントチケット6のみならず引換券5にもイベント情報が掲載されたwebページのURLを記載することにより、顧客7にチケット購入の判断材料を提供することを特徴としている。
【0063】具体的には、図11に示すように、本実施例のイベントチケット発券システム1は、コンビニ等の店舗に設置され、イベントの選択及びURLが記載されたイベントチケット6の引換券5を発券する引換券発券端末2と、引換券5に記録されているイベント情報を読み取り、URLを記載したイベントチケット6を発券するチケット発券端末3とで構成される。
【0064】また、図12に示すように、引換券発券端末2は、複数のイベント情報を表示するディスプレイ等の表示手段2aと、顧客7がイベントの選択を行う際に用いるタッチパネル等の操作手段2bと、イベントの名称、開催日時、出演者、座席数等のイベントに関する情報(以下、イベント情報と称する。)を記憶するイベント情報記憶手段2cと、イベントを特定する情報や引換券5の発券時刻等の情報を記録したバーコードを生成するバーコード生成手段2dと、引換券5を印刷する引換券印刷手段2eと、引換券5の発券枚数や有効期限を管理する管理手段2fとに加えて、イベント情報を掲載するwebページのURLを記憶するURL記憶手段2gとを備えている。
【0065】すなわち、本実施例の引換券発券端末2で印刷される引換券5には、図13に示すように、イベント特定情報や引換券発券時刻を記録したバーコード5aに加えて、イベントチケット6の購入を検討する顧客7に対して検討の判断材料となるイベント情報を提供するホームページのURL5bが表示され、引換券5を単なるイベントチケット6の引き換え手段としてのみならず、イベント情報を収集する手段として用いることを可能としている。
【0066】上記構成のイベントチケット発券システム1を用いて、顧客2が引換券発券端末2でイベントを選択してから、イベントチケット6を用いてイベントに関連するサービスを受けるまでの手順について、図14のフローチャート図を参照して説明する。
【0067】まず、第1の実施例と同様に、ステップS201において、顧客7はコンビニ等の店舗内に設置された引換券発券端末2を用いて、表示手段2aに表示されたイベント情報を閲覧し、操作手段2bを用いてその中から所望のイベントを選択すると、ステップS202において、引換券発券端末2では、管理手段2fにより顧客7が選択したイベントの空席状況を調べ、発券が可能である場合には、バーコード生成手段2dにより、そのイベント特定情報及び引換券発券時刻を記録したバーコードが生成する。ここで本実施例では、引換券5にイベント情報を掲載するwebページのURLを記載するため、URL記憶手段2gから顧客7が選択したイベントに対応するURLが抽出され、引換券印刷手段2eにより図13に示すような引換券5が発券される。
【0068】次に、ステップS203において、引換券5を入手した顧客7は、引換券5を自宅に持ち帰り、パソコン7a等を用いて引換券5のURL5bにアクセスし、イベント情報が掲載されたホームページ8を閲覧する。このホームページ8には、第1の実施例と同様に、イベント開催業者が提供する各種イベントの名称、開催日時、開催場所等の一覧が表示されており、一覧の中からイベントを選択すると、そのイベントに関する詳細な情報が記載された個別イベントページ9が表示される。この個別イベントページ9には、イベントに関する情報として、例えば、イベントの内容、見所、出演者に関する情報等が記載されており、顧客7はこのようなイベント情報を入手することにより、イベントチケット6を購入する否かの判断が容易となる。
【0069】なお、この引換券5に記載されるURL5bは、イベントチケット6に記載されるURL6bと同一であってもよいが、引換券5の発券段階では顧客7はイベントチケット6を購入するか否かが確定していないため、引換券5のURL5bのページに記載される情報とイベントチケット6のURL6bのページに記載される情報とに差異を設けてもよい。例えば、引換券5のURL5bでは、引換券5で特定されるイベントの概略情報のみが記載されたページが表示される構成としたり、閲覧可能な情報が制限される構成とすることができる。
【0070】また、本実施例の構成の場合、顧客7は引換券5を一旦自宅に持ち帰ってイベント情報を収集するため、引換券5の有効期限を数時間乃至1日程度に延長する必要があり、有効期限が長くなることによってチケット購入者数の確定が遅れる等の弊害が生じる。そこで、URL5b等の情報が付加された引換券5を無償で提供する見返りとして、引換券5を発券する段階で顧客7に対して顧客7を特定する情報(例えば、顧客7の氏名、電話番号、電子メールアドレス等)を入力させる構成とすることもでき、このような情報を入力させることにより、顧客7にチケット購入を促すことができる。
【0071】そして、引換券発券端末2では、管理手段2fによって引換券5の有効期限を監視し(ステップS204)、顧客7は有効期限内にチケットを購入する場合(ステップS205)には、ステップS206でコンビニ内のカウンター4に引換券5を提示し、イベントチケット6の発券を依頼する。
【0072】チケット発券端末3では、バーコード読み取り手段3aを用いて引換券5のバーコード5aを読み取り、イベント情報記憶手段3b及びURL記憶手段3cを参照してイベント情報及びURL情報を抽出した後、キーナンバー生成手段3eによりキーナンバーを生成し、管理手段3gによりイベントチケット6の発券が可能であるか否かを確認する。その際、有効期限切れの引換券5に関する情報は、引換券発券端末2の管理手段2fからチケット発券端末3の管理手段3gへ伝えられ、その引換券5に対してはイベントケットを発券しないように制御する。そして、発券が可能なイベントに対して、ステップS207でチケット印刷手段3fによりイベントチケット6を印刷する。
【0073】このイベントチケット6には、第1の実施例と同様に、図14に示すように、イベントの名称、開催日時、指定座席等のイベント情報と、イベントに関連する情報を掲載するホームページのURL6bと、特定のページに入場する際に用いるキーナンバー6cとが記載されている。なお、引換券5の発券に際して顧客特定情報が入力される場合には、引換券5のバーコード5aに顧客特定情報も記録し、バーコード読み取り手段3aで読み取った顧客特定情報を半券6aに記載してもよく、例えば、顧客特定情報をバーコードに記録することにより、次回、引換券発券端末5で引換券5を発券する際に、半券6aを挿入して顧客特定情報の入力を省略したり、半券6aを用いて他のサービスの提供を受けることもできるようにすることもできる。
【0074】その後、第1の実施例と同様に、ステップS208において、顧客7は自宅のパソコン7a等を用いてイベントチケット6のURL6bにアクセスすると、イベント情報が掲載されたホームページが表示され、各種イベントの一覧からイベントを選択すると、そのイベントに関する情報が記載された個別イベントページ9が表示され、イベント参加前にこのようなイベント情報を入手することにより、イベントに対する期待を膨らますことができる。
【0075】そして、ステップS209でイベントチケット6を用いてイベントに参加した後、イベントチケット6の半券6aを持ち帰り、自宅のパソコン7a等で半券6aに記載されたURL6bに再度アクセスし(ステップS210)、同様にホームページ8を閲覧し、一覧の中から顧客7が参加したイベントを選択すると、キーナンバー6cの入力画面が表示され、半券6aに記載されたキーナンバー6cを入力して認証されると(ステップS211)、イベントチケット購入者のみが閲覧することができる個別イベントページ9が表示され(ステップS212)、イベントで撮影された写真を閲覧したり、好みの写真を用いてプリントを注文したり、イベントに関連するグッズを注文することができる。
【0076】このように、顧客7は、引換券5のURL5b又はイベントチケット6の半券6aのURL6bのwebページを閲覧することにより、イベントチケット6の購入前においては、購入の判断材料となるイベント情報を入手することができ、イベント開催前においては、イベントの見所等の情報を入手してイベントに対する期待感を膨らますことができ、更に、イベント終了後においては、イベントで撮影された写真を見たり、オリジナルプリントを入手してイベントを回想することができる。これによりイベントの感動を長く味わうことができ、次のイベントチケットの購入を促進することができる。
【0077】また、引換券5にURL5b等の情報を付加することにより、引換券5自体に価値を与えることができ、他のイベントチケット発券システムとの差別化を図ることができ、顧客7をコンビニ等の店舗に導引することができる。
【0078】なお、引換券発券端末2又はチケット発券端末3、又はその両方がインターネット等の通信ネットワーク13を介してイベント情報を提供するサーバー12に接続される構成とすることもでき、また、引換券発券端末2をコンビニ店舗外に設置して、チケット発券端末3のみをコンビニ内に設置する構成とすることもできるのは第1の実施例と同様である。
【0079】また、上記各実施例では、イベントチケットの販売について記載したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、無償で発券する引換券を用いて金銭的価値のあるチケットを販売する任意のシステムに適用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のイベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービスによれば下記記載の効果を奏する。
【0081】本発明の第1の効果は、本発明のイベントチケット発券システムでイベントチケットを購入した顧客は、イベント開始前においては、イベント情報を入手してイベントへの期待を高めることができ、イベント終了後においては、イベントの感動を長く味わうことができ、次のイベントチケットの購入を促進することができるということである。
【0082】その理由は、コンビニ等の店舗内に、引換券発券端末とチケット発券端末とを設けることによりチケットの購入が容易となり、また、イベントチケットの半券にイベントに関連する情報が掲載されたwebページのURLを記載し、webページでイベントの写真を閲覧したり、オリジナルプリント等のイベント関連グッズを購入することができるからである。
【0083】また、本発明の第2の効果は、本発明のイベントチケット発券システムで引換券を入手した顧客は、チケットを購入するか否かの判断を容易に行うことができるということである。
【0084】その理由は、イベントチケットのみならず、引換券にもイベントに関連する情報が掲載されたwebページのURLを記載することにより、イベントに関連する情報を収集してチケット購入を判断することができるからである。
【出願人】 【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカ株式会社
【住所又は居所】東京都新宿区西新宿1丁目26番2号
【出願日】 平成14年2月27日(2002.2.27)
【代理人】 【識別番号】100114672
【弁理士】
【氏名又は名称】宮本 恵司
【公開番号】 特開2003−256600(P2003−256600A)
【公開日】 平成15年9月12日(2003.9.12)
【出願番号】 特願2002−51917(P2002−51917)