| 【発明の名称】 |
衛生品の使用管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】木賀田 哲行 【住所又は居所】栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会社研究所内
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| 【要約】 |
【課題】使用者が衛生品の取り外し忘れや交換忘れによる長時間使用を防ぐことができる使用管理システムを提供すること。
【解決手段】生理用タンポン等の衛生品の少なくとも交換目安情報を含む商品情報が登録された商品情報登録部10と、前記衛生品の使用開始情報を入力する使用開始情報入力部11と、入力された前記使用開始情報に基づいて前記衛生品の使用経過情報を作成する使用経過情報作成部12と、作成された前記使用経過情報及び前記交換目安情報に基づいて前記衛生品の超過使用の有無を判断する超過使用判断部13と、該超過使用判断部13の判断に基づいて前記衛生品の超過使用を通知する超過使用通知部14とを備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生理用タンポン等の衛生品の少なくとも交換目安情報を含む商品情報が登録された商品情報登録部と、前記衛生品の使用開始情報を入力する使用開始情報入力部と、入力された前記使用開始情報に基づいて前記衛生品の使用経過情報を作成する使用経過情報作成部と、作成された前記使用経過情報及び前記交換目安情報に基づいて前記衛生品の超過使用の有無を判断する超過使用判断部と、該超過使用判断部の判断に基づいて前記衛生品の超過使用を通知する超過使用通知部とを備えている衛生品の使用管理システム。 【請求項2】 前記使用開始情報の入力回数に基づいて前記衛生品の在庫情報を作成する在庫情報作成部と、作成された前記在庫情報が登録される在庫情報登録部と、前記在庫情報が出力される在庫情報出力部と、該在庫情報出力部に前記在庫情報を出力させる在庫情報出力処理部とを備えている請求項1記載の衛生品の使用管理システム。 【請求項3】 少なくとも前記使用開始情報の入力回数及び前記衛生品の使用時間に基づいて前記衛生品の使用実績情報を作成する使用実績情報作成部と、作成された前記衛生品の使用実績情報が登録される使用実績情報登録部と、前記使用実績情報が出力される使用実績情報出力部と、該使用実績情報出力部に前記使用実績情報を出力させる使用実績情報出力処理部とを備えている請求項1又は2記載の衛生品の使用管理システム。 【請求項4】 一の情報処理装置に、前記商品情報登録部、前記使用経過情報作成部及び超過使用判断部を備えており、前記一の情報処理装置と情報通信可能な他の情報処理装置に、前記使用開始情報入力部及び前記超過使用通知部を備えている請求項1記載の衛生品の使用管理システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生理用タンポン等の衛生品の使用管理システムに関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生理用タンポンや生理用ナプキン等の生理用の衛生品は、長時間使用しすぎると、当接部分がかぶれたり許容量を超えて経血が吸収されて漏れが発生したりする場合がある。このような衛生品の長時間の使用には、使用者が使用中の衛生品を交換し忘れることによるものが少なからず含まれている。特に、生理用タンポンを長時間挿入したまま取り外し忘れてしまうと、取り出しが困難になって通院しなければならない場合もあり、生理用タンポンの取り外し忘れを防ぐ手段が望まれていた。 【0003】また、使い捨ておむつや失禁パッド等の衛生品に関しても、長時間使用しすぎると当接部分がかぶれたり、許容量を超えると糞尿の漏れが生じる場合がある。このようなかぶれや漏れは、装着者本人のみならず、保護者や介護者にとっても心身的な負担が大きく、交換忘れや長時間の使用を防ぐ手段が望まれていた(尚、使い捨ておむつや失禁パッド等の衛生品の場合は、使用者とは装着者だけでなく、保護者及び介護者が含まれる。)。 【0004】従って、本発明の目的は、使用者が衛生品の取り外し忘れや交換忘れによる長時間使用を防ぐことができる使用管理システムを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、生理用タンポン等の衛生品の少なくとも交換目安情報が登録された商品情報登録部と、前記衛生品の使用開始情報を入力する使用開始情報入力部と、入力された前記使用開始情報に基づいて前記衛生品の使用経過情報を作成する使用経過情報作成部と、作成された前記使用経過情報及び前記交換目安情報に基づいて前記衛生品の超過使用の有無を判断する超過使用判断部と、該超過使用判断部の判断に基づいて前記衛生品の超過使用を通知する超過使用通知部とを備えている衛生品の使用管理システムを提供することにより、前記目的を達成したものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明を、その好ましい実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 【0007】図1は、本発明の衛生品の使用管理システム(以下、単にシステムともいう)を、生理用タンポン(以下、単にタンポンともいう。)の使用管理システムに適用した一実施形態を示すものである。図1において、符号1はシステムを示している。 【0008】図1に示すように、システム1は、使用されるタンポン(衛生品)の交換目安時間(交換目安情報)等の商品情報が登録された商品情報登録部10と、タンポン(衛生品)の使用開始時間(使用開始情報)を入力する使用開始情報入力部11と、入力された前記使用開始情報に基づいて前記タンポンの使用経過時間(使用経過情報)を作成する使用経過情報作成部12と、作成された前記使用経過情報及び前記交換目安情報に基づいて前記衛生品の超過使用の有無を判断する超過使用判断部13と、超過使用判断部13の判断に基づいて前記衛生品の超過使用を通知する超過使用通知部14とを備えている。 【0009】また、本実施形態のシステム1は、前記使用開始情報の入力回数に基づいて前記衛生品の在庫情報を作成する在庫情報作成部15と、作成された前記在庫情報が登録される在庫情報登録部16と、前記在庫情報が出力される在庫情報出力部17と、在庫情報出力部17に前記在庫情報を出力させる在庫情報出力処理部18とを備えている。 【0010】さらに、本実施形態のシステム1は、前記使用開始情報の入力回数及び前記衛生品の使用時間に基づいて前記衛生品の使用実績情報を作成する使用実績情報作成部19と、作成された前記衛生品の使用実績情報が登録される使用実績情報登録部20と、前記使用実績情報が出力される使用実績情報出力部21と、使用実績出力部21に前記使用実績情報を出力させる使用実績情報出力処理部22とを備えている。 【0011】また、本実施形態のシステム1は、前記使用経過情報が登録される使用経過情報登録部23と、前記タンポンの使用終了時間(使用終了情報)を入力する使用終了情報入力部24とを備えているとともに、参照する在庫情報の参照要求を入力する在庫情報参照要求入力部25及び使用実績情報の参照期間を入力する使用実績情報参照期間入力部26を備えている。 【0012】また、本実施形態のシステム1は、前記商品情報又は前記商品識別コードを入力する商品情報入力部27と、商品情報入力部27から入力された該商品情報又は該商品識別コードに基づいて、前記商品情報を前記商品情報登録部10に登録させる処理を行う商品情報登録処理部28とを備えている。 【0013】前記商品情報登録部10は、使用されるタンポンに固有の商品情報が登録されたデータベースである。商品情報登録部10に登録される前記商品情報としては、前記タンポンの交換目安時間の他、商品名、商品の形態(例えば、サイズ)、販売最小単位(一パッケージ)のタンポンの個数、吸収量の目安、改良品や類似品に関する情報等が挙げられる。これらの商品情報は、後述のように、購入者又は使用者が、入手したタンポンの包装袋等に記された商品情報や該商品情報がコード化されたバーコード等の商品識別コードから得ることができる。 【0014】前記使用開始時間は、前記使用開始情報入力部11から、使用を開始したタンポンに関連づけて、例えば、年月日及び時分の形式で前記タンポンの前記商品情報(商品名)又は商品識別コードとともに入力される。ここで、本明細書において、タンポンに関連づける(または、関連づけられる)という場合は、タンポンに固有の前記商品情報(例えば、商品名)の少なくとも何れか一つに関連づける(又は関連づけられる)ことを意味する。このようにタンポンに固有の前記商品情報に関連づけることで、商品名や形態の異なるパッケージのタンポンを前後に使用することが通常ある衛生品の使用管理を行う場合において、その使用管理や在庫管理が確実に行えるようになっている。前記使用終了時間も、前記使用終了情報入力部24から、使用開始時間と同様の形式で入力される。 【0015】前記使用経過情報作成部12は、前記使用開始時間に基づいて使用中の前記タンポンの使用経過時間(使用経過情報)を演算して作成する一方、該使用経過時間を該タンポンに関連づけて前記使用経過情報登録部23に逐次登録する処理を行う演算処理部である。 【0016】前記使用経過情報作成部12は、前記使用終了情報入力部24から前記使用終了時間が入力されるまでは、前記使用開始時間とシステム1内のクロック7とを比較演算して使用経過時間を作成し、前記使用経過情報登録部23に逐次登録(更新)する。また、前記使用終了情報入力部24から前記使用終了時間が入力された場合にはその前記使用開始時間と使用終了時間とを比較演算して前記タンポンの使用時間を作成し、該使用時間を前記使用経過時間に代えて前記使用経過情報登録部23に登録(更新登録)する。 【0017】前記超過使用判断部13は、前記交換目安時間と前記使用経過時間とを比較して前記タンポンの超過使用の有無を判断し、該使用経過時間が該交換目安時間を超えた場合に、該タンポンの超過使用と判断して前記超過使用通知部14に超過使用の通知する処理を行う処理部である。 【0018】前記超過使用通知部14は、前記超過使用判断部13の処理に従って使用中の前記タンポンが超過使用の状態であることを使用者に通知する装置である。 【0019】前記在庫情報作成部15は、前記使用開始情報の入力回数に基づいて前記タンポンの使用個数をカウントし、該使用個数と前記商品情報における一パッケージの該タンポンの個数(開封前の個数)とを比較演算し、該タンポンの残り個数(在庫情報)を作成する一方、作成された該タンポンの残り個数及び前記使用終了情報入力部24から最後の使用に係るタンポンについて入力された使用終了時間(使用終了情報)を該タンポンに関連づけて前記在庫情報登録部16に登録する処理を行う演算処理部である。 【0020】前記在庫情報登録部16は、前記タンポンの残り個数及び前記最後に使用したタンポンの前記使用終了時間が前記タンポンに関連づけられて登録されるデータベースである。 【0021】前記在庫情報出力処理部18は、前記在庫情報参照要求入力部25から参照要求が入力された場合に、前記タンポンの残り個数及び最後の使用に係る前記タンポンについての前記使用終了時間を前記在庫情報出力部17に出力させる演算処理部である。 【0022】前記在庫情報出力部17は、前記タンポンに関連づけられた該タンポンの残り個数及び最後の使用に係る前記タンポンについて入力された前記使用終了時間が出力される出力装置である。 【0023】前記実績情報作成部19は、前記使用開始情報の入力回数に基づく前記タンポンの使用個数(一パッケージ中の何個目か)、前記使用開始情報入力部から入力された該タンポンの使用開始時間及び前記使用終了情報入力部から入力された使用終了時間を関連づけた使用実績情報を作成するとともに、該使用実績情報を該タンポンに関連づけて前記使用実績情報登録部20に登録する処理を行う演算処理部である。 【0024】前記使用実績情報登録部20は、前記使用実績情報が前記タンポンに関連づけられて登録されるデータベースである。 【0025】前記使用実績情報出力処理部22は、前記使用実績情報参照期間入力部26から前記使用実績情報の参照期間が入力された場合に、該当する参照期間に含まれる前記使用実績情報を前記使用実績情報出力部21に出力させる演算処理部である。 【0026】前記使用実績情報出力部21は、前記タンポンに関連づけられた前記使用実績情報が出力される出力装置である。 【0027】本実施形態のシステム1は、具体的には、図1に示すように、演算処理装置2、記憶装置3、入力装置4、出力装置5、通信装置6、クロック7及びこれらを接続するバス8等を具備する情報処理装置(ハードウェア)9と、情報処理装置9を、前記商品情報登録部10、前記使用開始情報入力部11、前記使用終了情報入力部24、前記使用経過情報作成部12、前記使用経過情報登録部23、前記超過使用判断部13、前記超過使用通知部14、前記在庫情報作成部15、前記在庫情報登録部16、前記在庫情報出力部17、前記在庫情報出力処理部18、前記使用実績情報作成部19、前記使用実績情報登録部20、前記使用実績情報出力部21、前記使用実績情報出力処理部22、前記在庫情報参照要求入力部25、前記実績情報参照期間入力部26、前記商品情報入力部27、及び前記商品情報登録処理部28として機能させるソフトウェア(プログラム)とを備えたものである。該ソフトウェアは、例えば、後述のように、購入者又は使用者(以下、購入者等ともいう。)が、入手したタンポンの包装袋等に記されたアドレス(URL:Uniform Resource Locator)等を有するサーバーにアクセスし、ダウンロードして得ることができる。 【0028】前記商品情報登録部10、前記使用経過情報登録部23、前記在庫情報登録部16、前記使用実績情報登録部20は、前記ソフトウェアの動作状態における前記情報処理装置9の前記記憶装置3に配される。また、前記使用開始情報入力部11、前記使用終了情報入力部24、前記在庫情報参照要求入力部25、前記使用実績情報参照期間入力部26、及び前記商品情報入力部27は、前記ソフトウェアが起動した状態における前記情報処理装置9の前記入力装置4で構成される。また、前記使用経過情報作成部12、前記超過使用判断部13、前記在庫情報作成部15、前記在庫情報出力処理部18、前記使用実績作成部19、前記使用実績情報出力処理部22、及び前記商品情報登録処理部28は、前記ソフトウェアが起動した状態における前記情報処理装置9の前記演算処理装置2で構成される。 【0029】前記記憶装置3は、例えば主記憶装置及び補助記憶装置で構成される。 【0030】前記入力装置4は、入力キーデバイス、マウス等の各種ポインティングデバイス、バーコードリーダー等の各種コードリーダー等で構成される。 【0031】前記出力装置5は、液晶ディスプレイ、陰極管(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electroluminescence)等の各種表示装置、プロジェクト装置(プロジェクター)、バイブレータ、ブザー、スピーカー等の発振装置、各種印字形態の印刷装置(プリンター)等で構成される。 【0032】前記通信装置6は、有線又は無線による何れの伝送形態の通信装置でも構成される。通信装置には、例えば、モデム、ターミナルアダプタ、ダイアルアップルーター、ネットワークアダプタ等の通信装置、赤外線、シリアル(USB、RS232C)、パラレル等の各種通信ポート等が挙げられる。 【0033】本実施形態のシステム1における前記情報処理装置9は、具体的には、FTP(File Transfer Protocol)サーバー、WWW(World Wide Web)サーバー等のインターネット(ネットワーク)に接続された各種サーバーに接続して通信(ダウンロード、ブラウズ等)可能なハードウェア構成を有し、前記ソフトウェアが動作可能な、携帯型の電話機(以下、携帯電話ともいう。)、据え置き型の電話機、パーソナルコンピュータ(携帯型及び据え置き型を含む。)、携帯型の情報処理端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の各種情報処理装置で構成される。 【0034】次に、前記システム1を使用したタンポンの使用管理方法を、システム1の動作に基づいて、図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、図1に示すように、タンポンの提供元の構築したウェブサーバー100からシステム1を構成する前記携帯電話(情報処理装置)9に前記ソフトウェアをダウンロードし、タンポンの使用者が携帯電話9上で該ソフトウェアを起動して該タンポンの使用管理を行う実施形態として説明する。 【0035】本実施形態のシステム1を動作させる場合には、タンポンの提供元(例えば製造元)は、予め該タンポン固有の前記商品情報がコード化された前記商品識別コードと前記情報処理装置としての前記携帯電話9の型式とに関連づけられた前記ソフトウェアを記憶装置101に格納したウェブサーバー100をインターネットI上に構築しておく。また、本実施形態のシステム1において使用管理するタンポンには、前記タンポンの提供元において、例えば、販売最小単位であるタンポンの包装袋の外側等に、前記商品識別コード及び前記ソフトウェアの格納されたウェブサーバー100のアドレス(URL)等を記載しておく。 【0036】そして、購入者等は、前記タンポンを入手した後、以下のように新規登録を行って、先ず前記ウェブサーバー100から該タンポンの前記商品識別コードに関連づけられた前記ソフトウェアを取得する。前記ソフトウェアを取得する場合には、図2に示すように、先ず、購入者等は、入手したタンポンの包装袋の外側等に記されている前記アドレス等を前記携帯電話9のウェブブラウザ(閲覧ソフトウェア)から入力し、インターネットサービスプロバイダISP(図1参照)を介して該当するウェブサーバー100に接続を要求する(ステップS1)。 【0037】前記接続要求に対し前記ウェブサーバー100は、携帯電話9との接続が確立されると、該ウェブサーバー100は、新規登録及び前記商品識別コードの入力に係る画面のファイルデータを前記携帯電話9に送信し、前記出力装置4に表示させる(ステップS2)。 【0038】次に、購入者等は、前記携帯電話9の出力装置4に表示された前記新規登録及び前記商品識別コードの入力に係る画面において、新規登録のための個人情報及び前記商品識別コードを入力装置4から入力し、該個人情報及び該商品識別コードを前記ウェブサーバー100に送信する(ステップS3)。新規登録の際に入力する前記個人情報としては、氏名、住所、年齢、性別、使用する携帯電話(情報処理装置)9の型式、その他付加情報の有無(使用マニュアルの入手や新製品情報等の要求)等が挙げられる。 【0039】前記個人情報及び前記商品識別コードを受信したウェブサーバー100は、前記商品識別コード及び前記携帯電話9の型式をキーとし、これらに関連づけられた前記ソフトウェアのファイルを該ウェブサーバー100の記憶装置101内から検索する。そして、前記商品識別コード及び前記携帯電話9に対応する該ソフトウェアのダウンロード画面に係るファイルデータを前記携帯電話9に送信し、該携帯電話9の出力装置4に表示させる(ステップS4)。 【0040】購入者等は、前記携帯電話9の出力装置4に表示された前記ソフトウェアのダウンロード画面において、該ソフトウェアのダウンロードを選択し、前記ウェブサーバー100に該ダウンロードを要求する(ステップS5)。 【0041】前記ダウンロードの要求を受けた前記ウェブサーバー100は、前記ソフトウェアのファイルを前記携帯電話9に送信する(ステップS6)。 【0042】購入者等は、前記ソフトウェアの受信が完了した後、前記ウェブサーバー100との接続の切断要求を前記入力装置4から行い、該ウェブサーバー10との接続を解除する(ステップS7)。 【0043】次に、前記システム1によってタンポンの使用管理を行う手順について図面を参照しながら説明する。タンポンの使用管理を行う場合には、図3に示すように、使用者は、先ず、取得した前記ソフトウェアを前記携帯電話9上において起動する(ステップS11)。そして、ダイヤルボタン(商品情報入力部及び使用開始情報入力部)11からタンポンの前記商品情報又は前記商品識別コード及び使用開始時間を使用開始情報として入力する(ステップS12)。使用者によって商品情報入力部27及び使用開始情報入力部11(例えばダイヤルボタン)から前記タンポンの商品情報又は前記商品識別コード及び使用開始時間が入力されると、前記使用経過情報作成部12が、該使用開始時間に基づいて該タンポンの使用経過時間の演算を開始する(ステップS13)一方で、前記商品情報登録処理部28が前記商品情報登録部10に前記商品情報を登録する。 【0044】そして、前記使用超過判別部13が、作成された前記使用経過時間と前記商品情報登録部10に登録された前記商品情報における前記交換目安時間とを比較演算し(ステップS14)、前記使用経過時間が前記交換目安時間を超えたときに、該タンポンの使用時間が超過したと判断し、前記超過使用通知部14としての前記携帯電話9の前記出力装置(例えば、ブザー、バイブレーター)5に出力させて使用者に通知させる(ステップS15)。 【0045】通知を受けた使用者が、前記使用終了情報入力部24から前記タンポンの使用終了時間を入力する(ステップS16)と、前記使用経過情報作成部12は、該使用終了時間と前記使用開始時間とを比較演算して前記タンポン一個分の使用経過時間を作成し、該使用経過時間を該タンポンと関連づけて前記使用経過情報登録部23に登録する処理を行う(ステップS17)。そして、該処理に従って、前記使用経過情報登録部23に前記使用経過時間が登録される。 【0046】使用者は、タンポンの取り替えに応じて、上述のように、使用するタンポンの商品情報、使用開始情報の入力及び使用終了情報の入力を繰り返し行う。 【0047】この間、前記在庫情報作成部19は、前記使用開始情報の入力回数に基づいて前記タンポンの使用個数をカウントし、該使用個数と前記一パッケージ中の該タンポンの個数とを比較演算し、該タンポンの残り個数(在庫情報)を作成する。そして、作成された該残り個数を該タンポンに関連づけて前記在庫情報登録部16に登録する処理を行う(ステップS17)。そして、該処理に従って、前記在庫情報登録部16に前記タンポンの残り個数が登録される。 【0048】また、前記使用実績情報作成部19は、前記在庫情報作成部15で作成された前記タンポンの使用個数から、使用実績個数(パッケージ中何個目のタンポンか)を演算処理し、前記使用開始時間及び前記使用終了時間と関連づけて使用実績情報を作成し、該使用実績情報を該タンポンに関連づけて前記使用実績情報登録部20に登録する処理を行う(ステップ18)。そして、該処理に従って、前記使用実績情報登録部20に、前記使用実績情報が前記タンポンに関連づけられて登録される。 【0049】前記タンポンの在庫情報を確認したい場合には、図4に示すように、使用者は、前記在庫情報参照要求入力部(例えば、特定のダイヤルボタン)25から在庫情報の参照要求を入力する(ステップS21)。前記在庫情報の参照要求が入力されると、前記在庫情報出力処理部18が、前記各タンポンの残り個数の一覧を前記在庫情報出力部17に出力させる処理を行う(ステップS22)。そして該処理に従って、図5に示すように、前記在庫情報出力部17に、該各タンポンに関連づけられた該各タンポンの残り個数の一覧が出力表示され、使用者は、該各タンポンの在庫情報を確認することができる。 【0050】また、前記各タンポンの使用実績情報を確認したい場合には、図6に示すように、使用者は、前記使用実績情報参照期間入力部26から参照したい期間を入力し、参照要求を行う(ステップS31)。前記使用実績情報参照期間が入力され参照容器が行われると、前記使用実績情報出力処理部22は、該使用実績情報参照期間をキーとして該参照期間に含まれる前記各タンポンの使用個数、使用開始時間及び使用終了時間(使用実績情報)の一覧を前記使用実績情報出力部21に出力させる処理を行う(ステップS32)。そして該処理に従って、図7に示すように、前記使用実績情報出力部21に、前記参照期間内における該各タンポンに関連づけられた該各タンポンの使用実績情報の一覧が出力表示され、使用者は、該各タンポンの使用実績情報を確認することができる。 【0051】以上説明したように、本実施形態のシステム1によれば、使用者によるタンポンの取り外し忘れや交換忘れによる長時間使用を防ぐことができる。また、本実施形態のシステム1では、使用者がタンポンの使用実績状況を知ることができるほか、その在庫管理を行うことができるので、次回の購入時期や購入時期の早いもの(古いもの)から使用する等効率的に使用することができる。さらに、サーバー100からソフトウェアをダウンロードして携帯電話(情報処理装置)9内にインストールすれば、その後は使用者個々の携帯電話9内においてタンポンの使用管理を行うことができるので、使用者のプライバシーが保護できるほか、必要な場合のみサーバー100と情報交換すればよく、経済的に運用することができる。 【0052】本発明は、前記実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。 【0053】本発明の衛生品の使用管理システムは、前記実施形態のシステム1におけるように、前記ソフトウェアをサーバー100からダウンロードして動作させることが可能な一の情報処理装置9で構成することが好ましいが、前記商品情報登録部、前記使用経過情報作成部、超過使用判断部、在庫情報作成部、在庫情報登録部、在庫情報出力処理部、使用実績情報作成部、使用実績情報登録部及び使用実績情報出力処理部を備えた一の情報処理装置(サーバー:ウェブサーバー等)と、該一の情報処理装置と情報通信可能(閲覧、ダウンロード等が可能)で、且つ前記使用開始情報入力部、参照要求入力部、前記超過使用通知部、前記在庫情報出力部、前記使用実績出力部、使用終了情報入力部、参照要求入力部及び使用実績参照期間入力部を備えている他の情報処理装置(クライアント:前記携帯型電話機、前記携帯型情報処理装置等)とで構成し、一部の処理を分散して行うようにすることもできる。 【0054】この場合には、例えば、購入者等が新規登録する際に、購入者等のそれぞれに識別情報や暗証番号のような一意の個人識別情報を与えるようにし、該個人識別情報及び衛生品に固有の前記商品識別情報に関連づけて各衛生品の前記使用超過の通知、前記在庫情報及び前記使用実績情報の作成・登録を行えるようにすることが好ましい。このように一のサーバーで使用管理を行うようにすることで、次回の購入時期を確認できるほか、在庫品を効率的に使用使用できるとともに、交換忘れ等による長期使用を確実に防止することができる。 【0055】また、使用者が在庫品を紛失したりして、実際の在庫品と該在庫品に関連づけられて登録された在庫情報とが合わない場合に、使用者が実際の在庫品に関連づけて在庫情報を訂正できるような機能を有していてもよい。この場合には、例えば、在庫情報訂正入力部と、該在庫情報訂正入力部からの入力に基づいて前記在庫情報登録部に登録された前記在庫情報を訂正する処理を行う在庫情報訂正処理部とをさらに備えたものとすることが好ましい。 【0056】また、一つのパッケージの衛生品を複数の使用者で兼用する場合には、使用管理者(入力管理者)が同一であれば、複数の使用者それぞれにおける使用実績及び全体の在庫情報の管理を行う機能を有していてもよい。この場合には、使用者の個人識別情報及び衛生品に固有の前記商品識別情報に関連づけて、前記使用管理者が各衛生品及び各使用者についての前記在庫情報及び前記使用実績情報の作成・登録を行えるようにすることが好ましい。 【0057】また、同一のパッケージの商品を購入した場合に、使用者が各々の商品を個別に識別できるように、個々の商品に任意の識別記号等を追加できるようすることもできる。この場合には、例えば、該識別記号等を入力する商品識別記号等入力部と、該商品識別記号等入力部からの入力に基づいて、前記商品情報登録部に該識別記号等を前記商品情報に加えて前記商品情報登録部に登録する処理を行う商品識別情報等登録処理部とをさらに備えたものとすることが好ましい。 【0058】また、前記実施形態では、使用者又は購入者が使用管理を行うときに前記商品情報を前記商品登録部に入力するようにしたが、前記ソフトウェアのダウンロードに加えて、前記商品情報のデータファイルを予め前記サーバーに登録しておき、ソフトウェアと同時に当該データファイルをダウンロードして前記記憶装置に保持させることで、該データファイルを前記商品情報登録部として機能させることもできる。 【0059】本発明の衛生品の使用管理システムは、前記生理用タンポンの他、生理用ナプキン、使い捨ておむつ、失禁パッド、パンティライナー、湿布薬、温熱パッド等の各種衛生品の使用管理に好適に用いることができる。 【0060】 【発明の効果】本発明の衛生品の使用管理システムによれば、使用者が衛生品の取り外し忘れや交換忘れによる長時間使用を防ぐことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000918 【氏名又は名称】花王株式会社 【住所又は居所】東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
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| 【出願日】 |
平成14年3月4日(2002.3.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076532 【弁理士】 【氏名又は名称】羽鳥 修 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−256579(P2003−256579A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月12日(2003.9.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−57152(P2002−57152) |
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