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【発明の名称】 情報処理装置、ワイヤレスマウスおよびその制御方法
【発明者】 【氏名】重永 寛子
【住所又は居所】東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会社東芝青梅工場内

【要約】 【課題】ワイヤレスマウスの紛失を防止する。

【解決手段】ワイヤレスマウス1はスピーカを内蔵し、情報処理装置本体2と双方向の通信手段を持ち、ワイヤレスマウス1を見失ったときに情報処理装置本体2を操作することにより、ワイヤレスマウス1から音を出し、ワイヤレスマウス1の発見を容易にする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ワイヤレスマウスの存在有無を確認するためのサーチコマンドを送信する手段を持つ情報処理装置本体と、前記情報処理装置本体から送信された前記サーチコマンドを受信する手段、及び受信したサーチコマンドを受け取った際に内蔵するスピーカから音を発するよう制御する手段を有したワイヤレスマウスとを具備することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】 ワイヤレスマウスの存在を確認するためのマウスチェックコマンドを送信する手段を持つ情報処理装置本体と、前記情報処理装置本体から送信された前記マウスチェックコマンドを受信する手段、及び受信した前記マウスチェックコマンドを受け取った際に存在を知らせるための応答を送信するよう制御する手段を有したワイヤレスマウスとを具備することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】 前記ワイヤレスマウスと前記情報処理装置本体間の通信が途絶えると、情報処理装置本体の表示画面を消灯することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】 前記ワイヤレスマウスと前記情報処理装置本体間の通信が復帰すると、前記情報処理装置本体の表示画面を点灯することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
【請求項5】 情報処理装置本体から送信されるサーチコマンドを受信する手段と、前記受信手段により前記サーチコマンドを受信した時、内蔵するスピーカから音を発する手段とを具備することを特徴とするワイヤレスマウス。
【請求項6】 情報処理装置本体から送信されるマウスチェックコマンドを受信する手段と、前記受信手段により前記マウスチェックコマンドを受信したときに存在を知らせるための応答を送信する送信手段とを具備することを特徴とするワイヤレスマウス。
【請求項7】 前記ワイヤレスマウスの外殻にストラップ取付け用の穴を持つことを特徴とする請求項5記載のワイヤレスマウス。
【請求項8】 前記情報処理装置本体及び前記ワイヤレスマウスによる情報処理装置本体の画面の制御方法であって、前記情報処理装置本体と前記ワイヤレスマウスの通信が途絶えたことを検知すると情報処理装置本体の画面を消灯し、前記情報処理装置本体と前記ワイヤレスマウスの通信が回復したことを検知すると情報処理装置本体の画面を点灯することを特徴とする情報処理装置本体の画面表示の制御方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパーソナルコンピュータなどで利用されるワイヤレスマウスとこれを利用した情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線を使ったワイヤレスマウスは、情報処理装置本体とケーブルで接続されていないため、使用するときに書類の下に隠れたり、机の引き出しに入れてしまって忘れたりなどして見つからない、紛失しやすいなどの利便性に欠ける点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】無線を使ったワイヤレスマウスは情報処理装置本体とケーブルで接続されていないため、使用するときに書類の下に隠れたり、机の引き出しに入れてしまって忘れたりなどして見つからない、紛失しやすいなどの問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ワイヤレスマウスを見失っても簡単に探すことができる手段を提供し、かつ紛失防止策が施された情報処理装置およびワイヤレスマウスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、ワイヤレスマウスの存在有無を確認するためのサーチコマンドを送信する手段を持つ情報処理装置本体と、前記情報処理装置本体から送信された前記サーチコマンドを受信する手段、及び受信したサーチコマンドを受け取った際に内蔵するスピーカから音を発する手段を有したワイヤレスマウスとを具備することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、ワイヤレスマウスにスピーカを内蔵させることにより、ワイヤレスマウスを見失った時に、情報処理装置本体を操作してワイヤレスマウスから音を出すことが出来るため、見失ったワイヤレスマウスを見つけることが出来る。
【0007】また、ワイヤレスマウスが情報処理装置本体から離れた時に画面を消灯し、ワイヤレスマウスが情報処理装置本体に近づいたときに画面を点灯させることで、セキュリティを向上させることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態におけるワイヤレスマウス1と情報処理装置本体2を示すブロック図である。
【0010】制御回路22はワイヤレスマウス全体の制御を行うものである。マウスの移動量、ボタン操作に関する情報は、マウスデータ検出部23で検出し、これら情報は制御回路22に送られる。
【0011】ワイヤレスマウス1の送信回路11はマウスデータと情報処理装置本体2から送信されたコマンドに対する応答を情報処理装置本体2に送信する回路である。また、ワイヤレスマウス1の受信回路12は情報処理装置本体2から送信されたコマンドを受信する回路である。また、情報処理装置本体2の受信回路14はワイヤレスマウス1の送信回路11から送信されたマウスデータとコマンドに対する応答を受信する回路である。また、情報処理装置本体2の送信回路15はワイヤレスマウス1の受信回路12にコマンドを送信する回路である。これらワイヤレスマウス1と情報処理装置本体の間では、例えば赤外線や電波等の無線通信手段を用いている。スピーカ13は制御回路22の制御に基づき、音を発するものである。
【0012】また、情報処理装置本体2はワイヤレスマウス1の移動やボタン操作を検知するマウスデータ処理機能17、ワイヤレスマウス1を探すためのマウスサーチ機能18、ワイヤレスマウス1の存在を確認するためのマウスチェック機能19、画面の点灯や消灯を行うセキュリティ機能20を有している。インターフェース16は情報処理装置本体の各機能ブロックを接続するものである。制御回路24は情報処理装置全体の制御を行うものである。表示装置25は各種情報を表示するものである。
【0013】図2は、本発明のマウスサーチ機能18の動作を示すフローチャートである。使用者はワイヤレスマウス1を紛失して見つからなかったとき、ステップS21で情報処理装置本体2のマウスサーチ機能18を操作する。この際マウスサーチコマンド18Aを情報処理装置本体2のインターフェース16、及び送信回路15を介してワイヤレスマウス1へ送信する。ワイヤレスマウス1は受信回路12で情報処理装置本体2から送信されたマウスサーチコマンド18Aを受信すると、該コマンドを制御部22へ送る。制御部22はマウスサーチコマンドが情報処理装置本体2から送られてきたことを確認すると、内蔵スピーカ13に音を発するよう制御する。スピーカ13は制御部22からの制御を受けて音を発する。使用者はその音からワイヤレスマウス1の隠れている場所を特定でき、ワイヤレスマウス1を探し当てることができる。
【0014】続いて第2の実施形態について説明する。
【0015】第2の実施の形態では、ワイヤレスマウス1と情報処理装置本体2の間の通信が赤外線や微弱な電波を使っており比較的短距離でしか行えないことを利用したセキュリティを提供する。即ち、ワイヤレスマウス1が情報処理装置本体2から離れた時に、情報処理装置本体2の表示画面を消灯し、ワイヤレスマウス1が情報処理装置本体2に近い時に情報処理装置本体2の表示画面を点灯するものである。
【0016】図3は本発明の上述のセキュリティ機能20の動作を示したフローチャートである。
【0017】情報処理装置本体2は決められた時間間隔でセキュリティ機能20を実行する。セキュリティ機能20は、マウスチェック機能19によりマウスチェックコマンド19Aをインターフェース16、および送信回路15を介してワイヤレスマウス1に送信する(ステップS31)。ワイヤレスマウス1は受信回路12を介してマウスチェックコマンド19Aを受信すると、制御回路21はマウスチェックコマンド19Aを受信した旨を示す応答を送信回路11を使って情報処理装置本体2に送信する。応答はダミーのマウスデータでもよい。
【0018】マウスチェック機能19はワイヤレスマウス1からの応答の有無を調べ、決められた時間内に応答がない時は応答なしカウンタ19Bに1を加える(ステップS33)。続いて応答なしカウンタ19Bが設定値に達したか否かの判断を行う(ステップS34)。カウンタの値が設定値に達した場合には、情報処理装置本体2の表示画面を消灯し、表示画面情報を見られないようにする(ステップS35)。一方、ステップS34でカウンタの値が設定値に達していない場合にはセキュリティ機能20を終了する。
【0019】一方、ステップS32で決められた時間内にワイヤレスマウス1からの応答があった場合には、続いて情報処理装置本体2の表示画面が消灯しているか否かの判断を行う(ステップS36)。ステップS36で情報処理装置本体2の表示画面を消灯していると判断した場合には、情報処理装置本体2の表示画面を点灯する(ステップS37)。そしてワイヤレスマウス1の応答なしカウンタ19Bをリセットする(ステップS38)。一方ステップS36で情報処理装置本体2の表示画面が点灯していると判断した場合には、ワイヤレスマウス1の応答なしカウンタ19Bをリセットする(ステップS38)。
【0020】図4は、ワイヤレスマウス1を操作した時の情報処理装置本体2におけるマウスデータ処理17を示すフローチャートである。
【0021】マウスデータ処理17は、ワイヤレスマウス1から送信されるマウスデータを、受信回路14、およびインターフェース16を介して受け取る。そしてセキュリティ機能20により情報処理装置本体2の表示画面が消灯されているかを調べる(ステップS62)。情報処理装置本体2の表示画面が消灯されていれば情報処理装置本体2の表示画面を点灯する(ステップS63)。ステップS62で情報処理装置2の表示画面が点灯していると判断した時、又はステップS63の処理が終了すると、応答なしカウンタ19Bをリセットする(ステップS64)。続いてマウスデータ処理を実行する(ステップS65)。これによりワイヤレスマウス1を操作することで情報処理装置2の表示画面を点灯できるようにしている。
【0022】図5および図6は、ワイヤレスマウス1の紛失防止構造の他の実施の形態を示した図である。
【0023】図5はワイヤレスマウス1の外殻にストラップ取付け用の穴41をあけた実施の形態を示した図である。図5では穴41はワイヤレスマウス1のボタンの反対側に設けているが、ボタン側、横、上面など何処に設けてもよい。
【0024】図6は前記ストラップ取付け用の穴41にストラップ51を取付けた図である。使用者はストラップ51を手首などに巻くことにより、ワイヤレスマウス1の紛失の危険を少なくすることができる。
【0025】また、ワイヤレスマウス1にストラップ51を取付けることにより、使用者は情報処理装置本体2使用中に離席する時に、ワイヤレスマウス1を携帯しやすくなる。
【0026】
【発明の効果】ワイヤレスマウスに内蔵したスピーカを鳴らすことでマウスの発見が容易になる。ストラップを取付けたマウスは携帯しやすくなり、セキュリティの向上を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【住所又は居所】東京都港区芝浦一丁目1番1号
【出願日】 平成14年2月20日(2002.2.20)
【代理人】 【識別番号】100083161
【弁理士】
【氏名又は名称】外川 英明
【公開番号】 特開2003−241896(P2003−241896A)
【公開日】 平成15年8月29日(2003.8.29)
【出願番号】 特願2002−42576(P2002−42576)