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【発明の名称】 モバイル端末利用予約管理システム
【発明者】 【氏名】原 佑美
【住所又は居所】栃木県宇都宮市茂原1丁目4番8号 株式会社オノプラント内

【氏名】北山 憲一
【住所又は居所】栃木県宇都宮市茂原1丁目4番8号 株式会社オノプラント内

【要約】 【課題】美容室、医院等店舗の予約管理にあって、携帯電話等の端末を利用して店舗側が自主的に行えると共に、素人でも管理が容易なシステムを提供する。

【解決手段】本発明モバイル端末利用予約管理システムは、メール送受信CGIを備えたサーバを介して接続するインターネット通信にあって、(a)週毎の曜日に分けた予約状況を記号、文字等で表現する画面をWebページに表示する手段と、(b)新規会員の申し込み画面を表示すると共に、該新規会員の端末からのメール送信を受信して仮ID及び仮パスワードを新規会員に自動的に送信する手段と、(c)正規会員の予約申し込み画面及び会員情報編集画面をWebページに表示すると共に、内容及び変更を自動的にチェックし、店舗側が判断した予約可否の結果を顧客側端末に送信する手段と、(d)予約状況の画面を変更する手段とを備えて構成される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 モバイル機能を備えた顧客側端末とサーバ及び店舗側端末間のインターネット通信にあって、そのメール送受信にプロバイダの提供するメール送受信CGI又はシステム内に備えたメール送受信CGIを用いると共に、(a)少なくとも週毎の曜日に分けた予約状況を記号、文字等で表現する画面をWebページに表示する手段と、(b)新規会員の申し込み画面を表示すると共に、該新規会員の端末からのメール送信を受信して仮ID及び仮パスワードを新規会員に自動的に送信する手段と、(c)正規会員の予約申し込み画面及び会員情報編集画面をWebページに表示すると共に、該会員からの予約申し込み内容及び変更内容を点検項目に沿って自動的にチェックし、該チェック内容に従って店舗側が判断した予約可否の結果を顧客側端末に送信する手段と、(d)上記(a)に表示された予約状況の画面を変更する手段とを備えたことを特徴とするモバイル端末利用予約管理システム。
【請求項2】 予約状況の画面を◎、○、△、×、休の記号で表現した請求項1記載のモバイル端末利用予約管理システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容室、医院、スポーツ施設等の予約管理の必要な施設(以下店舗という)において、携帯電話等のモバイル端末を利用して予約管理できるシステムを提供するもので、更に詳細には、同管理にあたって店舗側で自主的に且つ簡潔に管理のできるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、利用の増大しているiモード機能搭載携帯電話、PDA等の携帯端末からWebページへのアクセスを活用して、地域活性化を図ろうとする試みが注目を浴びている。そしてその際、携帯端末を利用して顧客がインターネット経由でWebページにアクセスし、且つ、予約を行おうとすることを仮定すると、顧客と店舗側との間にWebサーバを介し、Webページ上に予約画面や顧客管理画面等を表示し、該Webサーバ上に連結したデータベースに顧客情報や検索・更新等の機能を備えて管理するのが通常の方法である。
【0003】しかし、この方法では、ユーザインターフェイスが全てブラウザを介してネットワーク上のものを使用するため、バージョンアップ等が容易であるというメリットがある反面以下の如き欠点が残されるものであった。
■ 顧客管理情報等を含んでWebサーバ上で管理することとなる為、店舗側には顧客情報が漏洩される危険が避けられない一方で、サーバ側には重い管理責任が生じるという矛盾が残される。
■ Webサイトの立ち上げと運用に大きな費用を要し、小規模な美容室、医院、スポーツ施設等には、経済的負担が重いものとなる。
【0004】又、多くのプロバイダはサーバへの負荷の高いCGIの使用を不可とし、メール送受信CGIのみをサポートするもの、又はプロバイダ指定のCGIのみを使用許可しているもの等があるが、従来の予約システムの形態はサーバへの負荷の高いCGIを使用するものがほとんどであるので、この結果、予約システムの導入にあたっては、現在利用中のプロバイダからCGI利用可能なプロバイダへ変更する必要に迫られるという不都合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上記モバイル端末利用の予約管理システムにあって、■CGIの負荷の高低に縛られることなく、殆どのプロバイダとの接続が可能であり、且つ、■顧客とのメール送受信及び予約管理が店舗側にてローカルに行えると共に、■コンピュータ操作に不慣れな美容室、医院等であってもWebページへの表示及び更新が容易で、苦にならないシステムを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明モバイル端末利用予約管理システムは、モバイル機能を備えた顧客側端末とサーバ及び店舗側端末間のインターネット通信にあって、そのメール送受信にプロバイダの提供するメール送受信CGI又はシステム内に備えたメール送受信CGIを用いると共に、(a)少なくとも週毎の曜日に分けた予約状況を記号、文字等で表現する画面をWebページに表示する手段と、(b)新規会員の申し込み画面を表示すると共に、該新規会員の端末からのメール送信を受信して仮ID及び仮パスワードを新規会員に自動的に送信する手段と、(c)正規会員の予約申し込み画面及び会員情報編集画面をWebページに表示すると共に、該会員からの予約申し込み内容及び変更内容を点検項目に沿って自動的にチェックし、該チェック内容に従って店舗側が判断した予約可否の結果を顧客側端末に送信する手段と、(d)上記(a)に表示された予約状況の画面を変更する手段とを備えたことを特徴として構成される。
【0007】請求項2記載のモバイル端末利用予約管理システムは、予約状況画面を◎、○、△、×、休の記号で表現して構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明システムは、顧客側端末と店舗側端末とその間に入るプロバイダとの3者から成る関係を前提とし、先ず、その3者間のWeb上でやり取りされるメール送受信には、当該プロバイダが提供するメール送受信CGI又は本発明システムが提供するメール送受信CGIを使用する。即ち、前述の如く、従来の予約システムの形態にあっては現在利用中のプロバイダからCGI利用可能なプロバイダに変更する必要に迫られたが、本発明では、プロバイダの備えるメール送受信CGI又は本システムが提供するメール送受信CGIを使用し、後述の如く、従来のサーバ上CGIが行っていた機能を店舗側端末のシステムに代用させる手段を導入することとした。従って、本発明システムでは、負荷の高いCGIの使用を必要とせず、プロバイダ変更の要に迫られない。以下、顧客側端末と店舗側端末及びプロバイダとの間で行われるメール送受信のやりとりは、本発明システムにあっては、特別のことわりのない限り全てプロバイダの提供するメール送受信CGI又は本発明システムが提供するメール送受信CGIを活用することを前提とする。
【0009】ここで、顧客側端末とは、主としてiモード、PDA等のモバイル端末を利用してWebページにアクセスしてくるコンピュータ端末をいい、勿論、パソコンからのアクセスする需用者も含む。店舗側端末とは、美容室、医院、スポーツ施設、会議施設、ホテル、レストラン等何らかの形で予約による管理を必要とする施設等の備えるコンピュータをいい、本システム導入の対象となる業者である。プロバイダとは、通常のインターネット上でサーバコンピュータを管理する管理業者を指す。
【00010】そして、店舗側端末で、少なくとも年月日に分けた予約状況を記号、文字等で表現する画面をWebページに表示する手段を備える。即ち、図6に示す如く、店舗側が有するWebページ上に、少なくとも週毎の曜日に分けた一覧表を作成し、その日を必要に応じて午前と午後に分割し、その日の予約状況を◎、○、△、×、休等で表現する。因みに、図6は美容室の予約状況を表したもので、◎は空きで予約可能、○はやや混雑、△は混雑、×は予約不可で、休は休日であることを示す。図中、欄には第1週、第2週等に分けて、月火水木金土日の各曜日を表示したが、これは更新の簡便さを狙いとして表示したもので、更に、具体的に年月日を付した一覧表に表しても良い。又、必要に応じて時刻に対する予約状況を表示しても良い。
【0011】このとき、上記画面への記入は、HTMLの操作や他の専用ツールの操作を必要とせず、一覧表を備えたフォームの該当する箇所に用意された◎、○等を挿入すれば、そのまま自動的にHTMLファイルを作成し、それがWebページにアップロードされるソフトウエアを本システムは内蔵するものとする。
【0012】予約状況の外、図7に示す如く、時間毎の混雑情報や営業情報等をWebページ上に掲載することは自由であるが、本システムは携帯電話等のモバイル端末からのアクセスを主たる狙いとするものであるから、該モバイル端末の許容するバイトを越えないように規格されねばならない。
【0013】次いで、上記作成されたWebページがサイト上に表示された後に、新しい顧客の端末からの予約申し込みを想定して、図3に示す如く、新規会員の申し込み画面をフォーム化して表示する。この画面には、少なくとも顧客の名前、連絡先電話番号、eメールのメールアドレスを表示する。
【0014】そして、該新規会員からのメール送信があった場合、該メールを受信して仮ID及び仮パスワードを新規会員に自動的に返信する手段を備える。仮ID及び仮パスワードは、例えば、必要桁数のランダムな数を自動的に発行するソフトウエアを内蔵させ、それを自動的に申し込みのあった顧客端末に返信する機能を備える。この新規会員に仮ID及び仮パスワードを与えることによって、後述の正規会員に準じて予約を可能とする。これは、例えば、店舗が営業時間外にあって人的対応では予約が不可能なとき、顧客が自動的に予約を可能とし、且つ、店舗側からは従来逃していた営業時間外の予約受託を可能とすることを狙いとする。
【0015】上記新規会員が来店した際、その際正規のID及びパスワードが発行され、正規会員となる。そして、該正規会員の予約及び変更等に対応して、該正規会員の予約申し込み画面及び変更画面をWebページに表示すると共に、該会員からの予約申し込み内容及び変更内容を自動的にチェックし、該チェック内容に従って店舗側が判断した予約申し込み等の結果を顧客側に送信する手段を備える。
【0016】該予約申し込み画面は、図4に示す如く、そこには少なくとも会員ID、パスワード、パスワード確認、予約内容を記入すべき欄を設ける。予約内容には、場所や人及び時刻等を記入すべき欄を設けるが、これは対象とする業種によって異なるものとなる。又、同予約申し込み画面によって、予約の変更、キャンセル等にも対応させることとし、その為、会員ID、パワワード、変更内容等を記入した後、変更又はキャンセルの旨を記入する備考欄を設ける。
【0017】又、予約申し込みの外、図5に示す如く、会員のメールアドレスの変更等にも対応するため、会員情報編集フォームを作成し、そこには会員ID、パスワードの外、変更した電話番号、メールアドレス等を記入する欄を設ける。
【0018】そして、該画面から会員の予約申込み及び変更等があった場合、それはサーバを介するが、その内容は直接に店舗側が備えた本システム内に取り込まれ、上記予約申込みから以下の如き内容のチェックを行う機能を備える。該チェックの内容は、具体的には、会員IDチェック、パスワードチェック、メールアドレスチェック、予約日、予約時間等の予約内容チェック等とする。
【0019】そして、そのチェックを経た後、店舗側は、チェック結果を参照しながら、当該予約申し込みに対して回答を行う。回答は、先ず、申込みに記載洩れや、誤りがある場合には、その旨を申込み者にメールを介して送信し、再度の申込みを依頼する。そして、申込みを受ける場合には、予約の日時やサービス内容等を明示して予約を受諾したことをメールにて送信するメール送受信アクションを行う。一方、混雑、その他の理由で予約を受けることができない場合には、予約拒否の内容をメール送信する。
【0020】このとき本システムの特徴は、上述の如く、会員からの申込みの受け入れやその内容のチェックを、店舗側端末に内蔵される本システムのソフトウエアが行い、プロバイダのコンピュータに依存しないことである。こうすることで、従来サーバ上CGIが行っていた機能を代用させ、店舗側による直接管理を可能とする為である。
【0021】更に、もう一つの特徴は、予約申込みによるチェック後の返信を、コンピュータによる完全自動とせず、店舗の担当者による判断を加えた後の手動操作を残した半自動とすることである。これは、店舗の状況に応じて変化する予約受諾の可否をコンピュータで固定化すると、柔軟な店舗運営が行えず、システムの欠陥となることを回避する為である。
【0022】最後に、予約申込みを重ねると、当初のWebページに表示した予約状況に変化が生じ、表示の変更が必要となる。この場合には、当初のWebページの作成の段階で説明したことと同様に、店舗側の担当者が一覧表を備えたフォームの該当する箇所に用意された◎、○等を変更すれば、そのまま自動的にHTMLファイルを作成し、それがWebページにアップロードされる。従って、予約状況等の変更をパソコン操作に不慣れな素人でも簡単に行え、且つ、その予約状況画面はプロバイダとの間でライムラグを生じることなく、状況の変化に合わせて即座に変更させることができる。
【0023】その他、上記予約状況にあわせて、キャンペーン情報等をサイト画面に表示することは自由であり、地域店舗の活性化につなげる手段となる。
【0024】
【発明の効果】上記構成及び作用に基づいて本発明は以下の如き優れた効果を奏する。
【0025】美容室、医院、スポーツクラブ、ホテル等にあって、顧客は携帯電話等のウエブ端末からWebページに表示された予約状況等を見て、該端末から直接に予約申込み・変更・キャンセルが行える一方で、店舗側には、電話等の対応から解放され、且つ、営業時間外でも予約受付でき営業機会を喪失しないというメリットが与えられる。予約状況と合わせて営業情報等もWebページに表示でき、簡便な携帯電話等の端末を活用した地域店舗の活性化を促す有効な手段となる。
【0026】又、プロバイダが提供するメール送受信CGI又は本発明システムが提供するメール送受信CGIを備えるだけで、(a)〜(d)の構成により予約管理に必要とされる殆どの機能を店舗側に備えるコンピュータで処理できるので、Web上から個人情報が漏洩するという危険を解消することができる。又、システムの導入に当たっても、負荷の高いCGIの使用を許可しないサーバであっても、サーバを変更することなく導入が可能となる。
【0027】更に、サイト画面の表示にあたって、一覧表を備えた既定フォームの該当する箇所に◎、○等を挿入すれば、そのままWebペ−ジにアップロードすることができ、Webページの作成及び変更が極めて簡単で、パソコンに不慣れな素人でも容易に操作できる。且つ、それによって予約状況の変化を即座にWebページの画面に表示できるので、タイムラグを生じることなく、的確な予約状況をリアルタイムで顧客に表示することができる。
【出願人】 【識別番号】502031717
【氏名又は名称】株式会社オノプラント
【住所又は居所】栃木県宇都宮市茂原1丁目4番8号
【出願日】 平成14年1月28日(2002.1.28)
【代理人】 【識別番号】100095739
【弁理士】
【氏名又は名称】平山 俊夫
【公開番号】 特開2003−216854(P2003−216854A)
【公開日】 平成15年7月31日(2003.7.31)
【出願番号】 特願2002−18347(P2002−18347)