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【発明の名称】 仮想的マーケットシステム
【発明者】 【氏名】浜口 幸雄
【住所又は居所】茨城県日立市幸町3丁目2番1号 日立エンジニアリング株式会社内

【要約】 【課題】Webページをそれぞれ掲示する複数の企業が互いに連携してコンピュータ・ネットワーク上に形成される仮想的マーケットシステムについて、ユーザのWebページ遷移履歴を追跡することを可能とする。

【解決手段】Webページアクセス情報生成手段22、Webページ遷移履歴生成手段32などを有するWebページ遷移履歴追跡手段を仮想的マーケットシステムに設け、Webページ遷移履歴追跡手段により、Webページへユーザがアクセスするのに経てきたアクセス経路を追跡したWebページ遷移履歴を各Webページごと作成できるようにしている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 商品紹介用のWebページをコンピュータ・ネットワーク上にそれぞれ掲示する複数の企業が互いに連携してコンピュータ・ネットワーク上に形成される仮想的マーケットシステムにおいて、前記Webページへユーザがアクセスするのに経てきたアクセス経路を追跡したWebページ遷移履歴を前記各Webページごと作成するWebページ遷移履歴追跡手段が設けられていることを特徴とする仮想的マーケットシステム。
【請求項2】 前記Webページ遷移履歴追跡手段は、Webページアクセス情報生成手段とWebページ遷移履歴生成手段を有し、前記Webページアクセス情報生成手段は、前記Webページへのアクセスをなしたユーザを特定する情報、アクセスを受けた要求先Webページを特定する情報、前記要求先Webページへのアクセスの直前に経たWebページである要求元Webページを特定する情報、前記要求先Webページへのアクセスにおけるセッションを特定する情報、および前記要求先Webページへのアクセスの日時に関する情報を含んでなるWebページアクセス情報を生成し、前記Webページ遷移履歴生成手段は、前記Webページアクセス情報生成手段より与えられる前記Webページアクセス情報からWebページ遷移履歴を生成するようにされている請求項1に記載の仮想的マーケットシステム。
【請求項3】 前記Webページ遷移履歴追跡手段は、コンピュータ・ネットワークに接続されたWebページ遷移履歴管理装置を含んでおり、このWebページ遷移履歴管理装置に前記Webページ遷移履歴生成手段が搭載され、一方、前記Webページアクセス情報生成手段が前記Webページを掲示するサーバに搭載されている請求項2に記載の仮想的マーケットシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品紹介用のWebページをコンピュータ・ネットワーク上にそれぞれ掲示する複数の企業が互い連携してコンピュータ・ネットワーク上に形成される仮想的マーケットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの隆盛を背景とするIT革命とも呼ばれるような情報技術(IT)の進展により、一つのリーディング企業が単独で新しい市場を切り開くことは必ずしも得策ではない状況になってきている。すなわち情報技術が格段に進んだ今日においては、企業間で戦略的に提携を組むなどし、互いに得意分野を活かしつつ不得意分野を補い合うという形態により相乗(シナジー)効果を引き出す、いわゆるWIN−WIN型ビジネスモデルこそが重要となってくる。技術的には、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)や、Java(R)、XML(eXtensible Markup Language)といったディファクト・スタンダード技術をベースとすることにより、複数の企業による協業システム、いわゆる企業間連携システムをインターネットなどのコンピュータ・ネットワーク上で構築するのは容易であり、しかも低予算で構築することが可能となってきており、それに対する多くの企業や消費者による支持も広がってきている。
【0003】そのような企業間連携システムとして、複数の企業がそれぞれの商品を紹介するWebページを連携させてコンピュータ・ネットワーク上に掲示することで仮想的に形成されるマーケットシステムには様々な形態がある。それは大まかに分けると、企業対消費者(BtoC)の形態と企業対企業(BtoB)の形態になる。後者は「eマーケットプレイス」、あるいは単に「マーケットプレイス」とも呼ばれ、近年米国を中心に世界的な広がりを見せている。ここで、本明細書でいう「企業」は、通常の意味での企業だけでなく、個人事業者なども含めた事業主体一般を意味するものである。
【0004】このような仮想的マーケットにインターネットのアプリケーションとして広く用いられているWWWでは、WebサーバとWebブラウザ等のクライアントとの間でデータを送受信するについてHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と呼ばれるプロトコルが使われる。HTTPでは、文字だけでなく画像、音声、動画といったマルチメディア・データを容易に取り扱うことができる反面、クライアントからWebサーバにアクセスする際には、クライアントに関するステート情報を保持しないステートレスなプロトコルであるという特徴を有する。
【0005】一方、クッキー、URL(Uniform Resource Locator)リライティング、フォームのHIDDENフィールド等の手法があり、これらの手法を用いることにより、Webブラウザ等のクライアントとWebサーバとの間ではセッションを認識することができる。しかしWebサーバ間においては、これらの手法を適用することができず、セッションを認識することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなコンピュータ・ネットワークを舞台として展開される仮想的マーケットシステム、特に複数の企業が補完的に連携して形成するマーケットシステムにおいては、連携している各企業のWebページ間に相互リンクを張ることにより、互いにユーザ(一般の消費者や資材などの購入企業など)からのアクセスを呼び込む形態をとることが多い。そしてユーザは、多数のWebページに順次アクセスしながら商品を探したり、商品を検討したり、あるいは商品の購入をなしたりすることになる。これは例えばデパートなどでその売り場を巡りながらショッピングをするのにたとえることができる。そのように考えた場合、Webページ間のリンクの仕方は、デパートなどでの売り場の配置や商品の陳列の仕方にたとえることができる。つまり複数企業の連携による仮想的マーケットシステムにおいては、デパートなどで売り場の配置や商品の陳列の仕方がその売上に大きく影響するのと同様に、Webページ間のリンクの仕方がマーケットの効率に大きく影響すると考えることができるということである。そしてこのことから、仮想的マーケットにあっては、現状のWebページに対するアクセスの傾向や特徴などを把握することが、マーケティングやWebサイトの適切化のための再構築などにとってきわめて重要であるといえる。
【0007】しかし上述のような通信技術上の事情もあって、従来の仮想的マーケットにおいては、Webページに対するユーザのアクセス経路を追跡して特定する手法、つまりWebページ遷移履歴を追跡する手法が与えられておらず、Webページに対するアクセスの傾向や特徴などを把握することができなかった。
【0008】なお複数のWebサーバ間で連携しながら一つのサービスを構築する方法については例えば特開2001−60187号公報に開示される例が知られている。またコンピュータ・ネットワーク上のWebページへのアクセスの履歴を取得することなどに関する技術としては、例えば特開平4−294755号、特開平10−214289号、特開2000−10930号、特開2000−122910号、特開2000−250803号、特開2001−125882号などの各公報に開示の例が知られている。しかしこれらは何れもWebページへのアクセスの頻度などを取得する手法に関するもので、Webページに対するアクセス経路を追跡することについては何ら触れていない。
【0009】本発明は、上記のような従来の事情に基づいてなされたもので、ユーザのWebページ遷移履歴の追跡を可能とする仮想的マーケットシステムの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を実現するために、商品紹介用のWebページをコンピュータ・ネットワーク上にそれぞれ掲示する複数の企業が互いに連携してコンピュータ・ネットワーク上に形成される仮想的マーケットシステムにおいて、前記Webページへユーザがアクセスするのに経てきたアクセス経路を追跡したWebページ遷移履歴を前記各Webページごと作成するWebページ遷移履歴追跡手段が設けられていることを特徴ととしている。
【0011】また本発明によると、前記Webページ遷移履歴追跡手段は、Webページアクセス情報生成手段とWebページ遷移履歴生成手段を有し、前記Webページアクセス情報生成手段は、前記Webページへのアクセスをなしたユーザを特定する情報、アクセスを受けた要求先Webページを特定する情報、前記要求先Webページへのアクセスの直前に経たWebページである要求元Webページを特定する情報、前記要求先Webページへのアクセスにおけるセッションを特定する情報、および前記要求先Webページへのアクセスの日時に関する情報を含んでなるWebページアクセス情報を生成し、前記Webページ遷移履歴生成手段は、前記Webページアクセス情報生成手段より与えられる前記Webページアクセス情報からWebページ遷移履歴を生成するようにされている。
【0012】また本発明によると、前記Webページ遷移履歴追跡手段は、コンピュータ・ネットワークに接続されたWebページ遷移履歴管理装置を含んでおり、このWebページ遷移履歴管理装置に前記Webページ遷移履歴生成手段が搭載され、一方、前記Webページアクセス情報生成手段が前記Webページを掲示するサーバに搭載されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。図1〜図3に、本発明の一実施形態による仮想的マーケットシステの構成の概略を示す。図2と図3に見られるように、仮想的マーケットシステムは、図示を省略してある通信ネットワークにそれぞれ接続されたクライアント10、Webサーバ20(20a〜20f)およびWebページ遷移履歴管理装置30を含んでいる。そして仮想マーケットシステムに参加する各企業(会員企業)が設置している複数のWebサーバ20のそれぞれには、サービスなども含めた商品を紹介するWebページが掲示されており、これらのWebページに対しクライアント10を用いてユーザが順次アクセスしながら商品を探したり、商品を検討したり、あるいは商品の購入をなしたりすることになる。なお仮想的マーケットシステムにアクセスするユーザも複数であるが、図2と図3ではクライアントを一つだけ示してある。
【0014】図1には、クライアント10、Webサーバ20およびWebページ遷移履歴管理装置30の関係を示すとともに、Webサーバ20とWebページ遷移履歴管理装置30それぞれの構成を示す。クライアント10は、ユーザが使用するコンピュータであり、Webブラウザが搭載されている。Webサーバ20は、一般的なWebサーバ・ソフトウェア21、Webページアクセス情報生成手段22およびWebページアクセス情報送信手段23が搭載されている。そのWebページアクセス情報生成手段22は、Webサーバ・ソフトウェアのCGI(Common Gateway Interface)プログラムやJava(R)サーブレット・プログラムとして実現することができる。Webページ遷移履歴管理装置30は、Webページアクセス情報受信手段31、Webページ遷移履歴生成手段32およびWebページアクセス情報永続化手段33が搭載されている。そしてこれらのうちのWebページアクセス情報生成手段22とWebページアクセス情報送信手段23、それにWebページ遷移履歴管理装置30がWebページ遷移履歴追跡手段を形成している。
【0015】Webページアクセス情報生成手段22は、Webページアクセス情報を生成するための手段である。図4に示すのは、Webページアクセス情報生成手段22で生成されたWebページアクセス情報をWebページ遷移履歴管理装置30で表の形態に整理したデータベースの構成例であり、その一つの行がWebページアクセス情報生成手段22で生成される一つのWebページアクセス情報に該当する。すなわちWebページアクセス情報は、Webページへのアクセスをなしたユーザを特定する情報としての要求元クライアントアドレス、要求先Webページへのアクセスの直前に経たWebページである要求元Webページを特定する情報としての要求元URL、アクセスを受けた要求先Webページを特定する情報としての要求先URL、要求先Webページへのアクセスにおけるセッションを特定する情報としてのセッションID、およびクライアントからWebページへのアクセス要求が発生した要求日時に関する情報を含んでなっている。これらのうち、要求元クライアントアドレス、要求元URLおよび要求先URLは、仮想的マーケットシステムにおける通信で一般的に用いられるプロトコル:HTTPにおけるリクエスト・ヘッダから容易に取得可能である。一方、セッションIDはセッション情報から得ることができる。
【0016】図5に、セッション情報の例を示す。セッション情報にはセッションIDとセッションの有効期限を指定する情報が含まれている。セッションIDは、セッションを特定できるものであれば足り、例えば英数字10桁からなる文字列としてランダムに生成することができる。このセッションIDは、HTTPによりクッキーやURLリライティングとしてクライアントに返すことができ、またクライアントから取得することができる。セッションの有効期限は、例えばセッションID生成時から1時間後などとして設定することができる。
【0017】図4の例の他に、Webページアクセス情報をXMLで記述することもできる。XMLはタグを自由に定義および拡張可能なマークアップ言語であり、仮想的マーケットシステムを形成するWebサーバが持つデータ構造に依存することなく、複数のWebサーバ間でのデータのやり取りが容易にできることが大きな利点の一つである。図6はWebページアクセス情報をXMLで記述した例であり、トップレベルタグとして、<page_transition>タグが置かれている。このタグの中に、Webページアクセス情報として必要なタグが置かれており、<client_addr>タグには、クライアントのIPアドレスが格納され、<source_url>タグには、要求元サーバのURLが格納される。また<destination_url>タグには、要求先URLが格納され、<session_id>タグには、クッキーが格納されており、さらに、<date−time>タグには、アクセス要求日時が格納されていることを示している。
【0018】Webページアクセス情報送信手段23は、Webページアクセス情報生成手段22が生成した上記のようなWebページアクセス情報をWebページ遷移履歴管理装置30に送信し、Webページ遷移履歴管理装置30ではこれをWebページアクセス情報受信手段31にて受信する。この通信にはソケット通信等を用いることができる。
【0019】Webページ遷移履歴管理装置30では、受信したWebページアクセス情報を整理して図4に示すWebページアクセス情報のデータベースを作成し、これをWebページアクセス情報永続化手段33にて保存する。そのWebページアクセス情報永続化手段33は、RDBMS(Relational DataBase Management System)などにより実現することができる。
【0020】Webページ遷移履歴生成手段32は、Webページアクセス情報永続化手段33にて保存されたWebページアクセス情報からWebページ遷移履歴を会員企業の各Webページごと生成してそれをWebページ遷移履歴テーブル(検索結果格納テーブル)に格納する。以下その処理について説明する。図7は、Webページ遷移履歴生成手段32における処理手順のフローチャートである。
【0021】まず、図4のWebページアクセス情報表を最新のWebページアクセス情報から順番に走査していくために、要求日時の降順でソートする(ステップS301)。次に、例えば時間単位とか日単位とかで設定したチェック対象範囲に含まれる全Webページアクセス情報をチェックしたかどうかを判定し(ステップS302)、全Webページアクセス情報をチェックしていなければ(ステップS302のNo)、ステップS303に進み、未チェックのWebページアクセス情報を取り出す。一方、全Webページアクセス情報をチェック済みであれば(ステップS302のYes)、終了する。
【0022】次に、ステップS304において、Webページアクセス情報の要求先URLが現在チェック対象としているWebページのURLと一致しているかどうかを判定する。図4に示すWebページアクセス情報の構成例の場合、1行目の要求先URLはhttp://www.eee.co.jpである。このURLがチェック対象URLと同じであるときには、ステップS305に進み、チェック対象URLと同じでないときは、ステップS302に戻る。
【0023】次に、ステップS305において、Webページアクセス情報の要求元URL等をWebページ遷移履歴テーブルに格納する。ここで仮に現在のチェック対象URLがhttp://www.eee.co.jpであるとすると、図4の構成例の場合、格納されるURLは、1行目の要求元URLであるhttp://www.ddd.co.jpとなる。
【0024】次に、全Webページアクセス情報をチェックしたかどうかを判定し(ステップS306)、全Webページアクセス情報をチェックしていなければ(ステップS306のNo)、ステップS307に進み、次のWebページアクセス情報を取り出す。一方、全Webページアクセス情報をチェック済みであれば(ステップS306のYes)、終了する。
【0025】次に、ステップS308において、Webページアクセス情報の要求先URLがステップS305でWebページ遷移履歴テーブルに格納した要求元URLと同じかどうかを判定する(チェック対象URLがhttp://www.eee.co.jpであるこの例の場合にはhttp://www.ddd.co.jpがこの要求元URLとなる)。図4の構成例の場合、いま問うている要求先URLは2行目の要求先URLであるhttp://www.ddd.co.jpであり、これはステップS305で格納した要求元URLと同じである。同じである場合には(ステップS308のYes)ステップS309に進み、同じでないときには(ステップS308のNo)ステップS306に戻る。
【0026】次にS309において、同一クライアントからアクセスされたかどうかを調べるため、要求元クライアントアドレスがステップS305で格納した要求元クライアントアドレスと同じかどうかを判定する。図4の構成例の場合、いま問うている要求元クライアントアドレスは2行目の要求元クライアントアドレス100.130.140.150であり、これはステップS305で格納した要求元クライアントアドレスである100.110.120.130とは同じではない。同じである場合には(ステップS309のYes)ステップS310に進み、同じでないときには(ステップS309のNo)ステップS306に戻る。この処理は、Webページ遷移履歴をクライアント単位で作成するようにするためのもである。
【0027】次に、ステップS310では、Webページアクセス情報のセッションIDがステップS305で格納したWebページアクセス情報のセッションIDと同じかどうかを判定する。同じであれば(ステップS310のYes)、ステップS305と同様に、要求元サーバURLをWebページ遷移履歴テーブルに格納する。同じでなければ(ステップS310のNo)、ステップS306に戻る。この処理は、Webページ遷移履歴をセッション単位で作成するようにするためのものである。
【0028】以上の処理により、図4に示すWebページアクセス情報の構成例の場合、URLがhttp://www.eee.co.jpであるチェック対象Webページについて最終的にWebページ遷移履歴テーブルに格納される一連のWebページ遷移履歴におけるURLとその順序は、http://www.ddd.co.jp/、http://www.ccc.co.jp/、http://www.aaa.co.jp/となり、チェック対象Webページには、この順番でアクセスがなされたことを知ることができる。
【0029】図3には、会員企業が設置しているWebサーバ群に対し、あるクライアントが順次アクセスする状態を矢印で示している。図の例ではクライアントがまずAサイトにアクセスし、その後、リンクが張られているCサイト、Dサイト、Eサイトの順にアクセス要求を行ったことを示している。この矢印で示すアクセス経路を各WebサーバにおけるWebページのURLとして順番に記録したのが上記のWebページ遷移履歴でり、これは各Webページごとに(一つのWebサーバに一つの企業のWebページだけが掲示される場合にはWebサーバごとにというのと同じとなる)に作成される。図2には、図3に示したクセス要求順の例において、Webページ遷移履歴管理装置30へのアクセスを含めた通信の状態を通信順について番号を付した矢印で示してある。
【0030】図8に一例として、AサイトのWebページにおいて、Bサイト、Cサイト、Dサイト、Eサイト、およびFサイトへのリンクを記述しているHTML(Hyper Text Transfer Language)スクリプトの例を示す。
【0031】以上のようにしてWebページ遷移履歴追跡手段で作成されたWebページ遷移履歴は会員企業に提供される。それには、例えばWebページ遷移履歴管理装置30にWebサーバ・ソフトウェアを搭載することでWebページ遷移履歴データを会員企業に公開して、会員企業がそれをいつでも閲覧したり、必要なデータを取り込んだりすることができるようにするのが有力な手法の一つとして考えられる。またWebページ遷移履歴管理装置30から、例えば一日一回、会員企業に対してWebページ遷移履歴をメール配信することも有力な手法の一つとして考えられる。このようにして提供されるWebページ遷移履歴は、会員企業において仮想的マーケットに対するマーケティングのためのデータや仮想的マーケットにおけるWebページのリンク関係をより適切化するための検討データなどとして利用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユーザが仮想的マーケットを形成する企業群のWebページをどのように遷移するのか、また目的の企業のサイトに辿り着くのにどのようなアクセス経路を経たかといったことの検証を可能とするWebページ遷移履歴を簡単に取得することができる。そして仮想的マーケット形成企業は、そのWebページ遷移履歴を用いることで、仮想的マーケットに対するマーケティングや仮想的マーケットにおけるWebページのリンク関係の再構築作業をより効率的に行なうことが可能となる。
【出願人】 【識別番号】390023928
【氏名又は名称】日立エンジニアリング株式会社
【住所又は居所】茨城県日立市幸町3丁目2番1号
【出願日】 平成14年1月25日(2002.1.25)
【代理人】 【識別番号】100093872
【弁理士】
【氏名又は名称】高崎 芳紘
【公開番号】 特開2003−216532(P2003−216532A)
【公開日】 平成15年7月31日(2003.7.31)
【出願番号】 特願2002−16745(P2002−16745)