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【発明の名称】 |
コンテンツ配信方法、コンテンツ配信システム及びコンテンツ視聴確認装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小柴 聡 【住所又は居所】東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社内 |
【課題】視聴者がコンテンツ配信者の意図するとおりに視聴したかどうかを確認する。
【解決手段】コンテンツ配信システムは、クライアント装置5,7とコンテンツ試聴確認装置1とからなる。コンテンツ試聴確認装置1は、確認タイミング情報をデジタルコンテンツに付加してクライアント装置5,7に配信し、デジタルコンテンツを再生中のクライアント装置5,7から確認タイミングを契機とするアクセスがあったとき、確認の方法を指定するアクション情報をクライアント装置5,7に送信し、クライアント装置5,7におけるアクション情報の実行に対する視聴者の応答である確認結果をクライアント装置5,7から受信して蓄積する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加してコンテンツ試聴確認装置からクライアント装置に配信する配信手順と、前記デジタルコンテンツの再生中に前記確認タイミングに達したとき前記クライアント装置から前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスする確認タイミングアクセス手順と、前記確認タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、前記確認の方法を指定するアクション情報を前記コンテンツ試聴確認装置から前記クライアント装置に送信するアクション情報送信手順と、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したアクション情報を前記クライアント装置で実行し、このアクション情報の実行に対する視聴者の応答を確認結果として前記コンテンツ試聴確認装置に送信するアクション情報実行手順と、前記確認結果を前記クライアント装置から受信して前記コンテンツ試聴確認装置に蓄積する蓄積手順とを実行することを特徴とするコンテンツ配信方法。 【請求項2】 請求項1記載のコンテンツ配信方法において、前記配信手順は、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を前記確認タイミング情報と共に前記デジタルコンテンツに付加する手順であり、前記クライアント装置において視聴者の前記デジタルコンテンツに対する操作を前記操作制限情報に従って制限する操作制限手順を実行することを特徴とするコンテンツ配信方法。 【請求項3】 請求項1記載のコンテンツ配信方法において、前記配信手順は、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を前記確認タイミング情報と共に前記デジタルコンテンツに付加する手順であり、前記デジタルコンテンツの再生中に前記判定タイミングに達したとき前記クライアント装置から前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスする判定タイミングアクセス手順と、前記判定タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを前記確認結果に基づいて判定し、前記必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容を前記コンテンツ試聴確認装置から前記クライアント装置に送信する判定手順と、前記コンテンツ試聴確認装置から受信した要求内容を前記クライアント装置で表示する要求内容表示手順とを実行することを特徴とするコンテンツ配信方法。 【請求項4】 配信されたデジタルコンテンツを再生するクライアント装置と、視聴者が前記デジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するコンテンツ試聴確認装置とからなり、前記コンテンツ試聴確認装置は、視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信し、前記確認タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、前記確認の方法を指定するアクション情報を前記クライアント装置に送信し、このアクション情報に対する確認結果を前記クライアント装置から受信して蓄積する手段を備え、前記クライアント装置は、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したデジタルコンテンツの再生中に前記確認タイミングに達したとき前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスして、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したアクション情報を実行し、このアクション情報の実行に対する視聴者の応答を前記確認結果として前記コンテンツ試聴確認装置に送信する手段を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。 【請求項5】 請求項4記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ試聴確認装置は、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信する手段を備え、前記クライアント装置は、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したデジタルコンテンツに前記操作制限情報が付加されている場合、この操作制限情報に従って視聴者の前記デジタルコンテンツに対する操作を制限する手段を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。 【請求項6】 請求項4記載のコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ試聴確認装置は、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信し、前記判定タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを前記確認結果に基づいて判定し、前記必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容を前記クライアント装置に送信する手段を備え、前記クライアント装置は、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したデジタルコンテンツの再生中に前記判定タイミングに達したとき前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスして、前記コンテンツ試聴確認装置から受信した要求内容を表示する手段を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。 【請求項7】 視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報をデジタルコンテンツに付加してクライアント装置に配信し、前記デジタルコンテンツを再生中の前記クライアント装置から前記確認タイミングを契機とするアクセスがあったとき、前記確認の方法を指定するアクション情報を前記クライアント装置に送信し、前記クライアント装置における前記アクション情報の実行に対する視聴者の応答である確認結果を前記クライアント装置から受信して蓄積する手段を備えることを特徴とするコンテンツ試聴確認装置。 【請求項8】 請求項7記載のコンテンツ試聴確認装置において、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信する手段を備えることを特徴とするコンテンツ試聴確認装置。 【請求項9】 請求項7記載のコンテンツ試聴確認装置において、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信し、前記デジタルコンテンツを再生中の前記クライアント装置から前記判定タイミングを契機とするアクセスがあったとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを前記確認結果に基づいて判定し、前記必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容を前記クライアント装置に送信する手段を備えることを特徴とするコンテンツ試聴確認装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、視聴者にデジタルコンテンツを配信する技術に係り、特に視聴者がコンテンツ配信者の意図するとおりに視聴したかどうかを確認するコンテンツ配信方法、コンテンツ配信システム及びコンテンツ視聴確認装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】現在、イントラネットやインターネット等の通信ネットワークを介して配信される、あるいはCD−ROMやハードディスク等のローカル記録装置を用いて配信される音楽や映像等のデジタルコンテンツは、社長講和などの社内重要周知やEラーニング等に用いられることが多い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のコンテンツ配信システムでは、視聴者がコンテンツ配信者の意図するとおりに視聴したかどうかを確認することができないという問題点があった。リアルネットワークス社のリアルサーバ(RealServer)やマイクロソフト社のウインドウズメディアサーバ(Windows(登録商標)MediaServer)などの音声・動画配信サーバには、コンテンツ配信のログを記録する技術があるが、このようなログだけでは、視聴者がコンテンツ配信者の意図するとおりに視聴したかどうかを確認することはできない。 【0004】本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、視聴者がコンテンツ配信者の意図するとおりに視聴したかどうかを確認することができるコンテンツ配信方法、コンテンツ配信システム及びコンテンツ視聴確認装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のコンテンツ配信方法は、視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加してコンテンツ試聴確認装置からクライアント装置に配信する配信手順と、前記デジタルコンテンツの再生中に前記確認タイミングに達したとき前記クライアント装置から前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスする確認タイミングアクセス手順と、前記確認タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、前記確認の方法を指定するアクション情報を前記コンテンツ試聴確認装置から前記クライアント装置に送信するアクション情報送信手順と、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したアクション情報を前記クライアント装置で実行し、このアクション情報の実行に対する視聴者の応答を確認結果として前記コンテンツ試聴確認装置に送信するアクション情報実行手順と、前記確認結果を前記クライアント装置から受信して前記コンテンツ試聴確認装置に蓄積する蓄積手順とを実行するようにしたものである。また、本発明のコンテンツ配信方法の1構成例において、前記配信手順は、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を前記確認タイミング情報と共に前記デジタルコンテンツに付加する手順であり、前記クライアント装置において視聴者の前記デジタルコンテンツに対する操作を前記操作制限情報に従って制限する操作制限手順を実行するようにしたものである。また、本発明のコンテンツ配信方法の1構成例において、前記配信手順は、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を前記確認タイミング情報と共に前記デジタルコンテンツに付加する手順であり、前記デジタルコンテンツの再生中に前記判定タイミングに達したとき前記クライアント装置から前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスする判定タイミングアクセス手順と、前記判定タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを前記確認結果に基づいて判定し、前記必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容を前記コンテンツ試聴確認装置から前記クライアント装置に送信する判定手順と、前記コンテンツ試聴確認装置から受信した要求内容を前記クライアント装置で表示する要求内容表示手順とを実行するようにしたものである。 【0006】また、本発明のコンテンツ配信システムは、配信されたデジタルコンテンツを再生するクライアント装置と、視聴者が前記デジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するコンテンツ試聴確認装置とからなり、前記コンテンツ試聴確認装置は、視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信し、前記確認タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、前記確認の方法を指定するアクション情報を前記クライアント装置に送信し、このアクション情報に対する確認結果を前記クライアント装置から受信して蓄積する手段を備え、前記クライアント装置は、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したデジタルコンテンツの再生中に前記確認タイミングに達したとき前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスして、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したアクション情報を実行し、このアクション情報の実行に対する視聴者の応答を前記確認結果として前記コンテンツ試聴確認装置に送信する手段を備えるものである。また、本発明のコンテンツ配信システムの1構成例において、前記コンテンツ試聴確認装置は、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信する手段を備え、前記クライアント装置は、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したデジタルコンテンツに前記操作制限情報が付加されている場合、この操作制限情報に従って視聴者の前記デジタルコンテンツに対する操作を制限する手段を備えるものである。また、本発明のコンテンツ配信システムの1構成例において、前記コンテンツ試聴確認装置は、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信し、前記判定タイミングを契機とするアクセスが前記クライアント装置からあったとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを前記確認結果に基づいて判定し、前記必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容を前記クライアント装置に送信する手段を備え、前記クライアント装置は、前記コンテンツ試聴確認装置から受信したデジタルコンテンツの再生中に前記判定タイミングに達したとき前記コンテンツ試聴確認装置にアクセスして、前記コンテンツ試聴確認装置から受信した要求内容を表示する手段を備えるものである。 【0007】また、本発明のコンテンツ試聴確認装置は、視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報をデジタルコンテンツに付加してクライアント装置に配信し、前記デジタルコンテンツを再生中の前記クライアント装置から前記確認タイミングを契機とするアクセスがあったとき、前記確認の方法を指定するアクション情報を前記クライアント装置に送信し、前記クライアント装置における前記アクション情報の実行に対する視聴者の応答である確認結果を前記クライアント装置から受信して蓄積する手段を備えるものである。また、本発明のコンテンツ試聴確認装置の1構成例は、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信する手段を備えるものである。また、本発明のコンテンツ試聴確認装置の1構成例は、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を前記デジタルコンテンツに付加して前記クライアント装置に配信し、前記デジタルコンテンツを再生中の前記クライアント装置から前記判定タイミングを契機とするアクセスがあったとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを前記確認結果に基づいて判定し、前記必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容を前記クライアント装置に送信する手段を備えるものである。 【0008】 【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態となるコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態のコンテンツ配信システムは、コンテンツ視聴確認装置1、社内クライアント装置5、イントラネット6、社外クライアント装置7、インターネット8、コンテンツ視聴確認装置1とインターネット8とを接続するファイアウオール・ルータ9から構成される。コンテンツ視聴確認装置1は、コンテンツ変換サーバ2、進捗管理サーバ3及びコンテンツ配信サーバ4から構成される。コンテンツ変換サーバ2、進捗管理サーバ3、コンテンツ配信サーバ4、社内クライアント装置5及び社外クライアント装置7は、コンピュータによって実現することができる。 【0009】次に、このようなコンテンツ配信システムの動作を図2〜図5を用いて説明する。図2はコンテンツ変換サーバ2の動作を示すフローチャート図、図3はコンテンツ配信サーバ4の動作を示すフローチャート図、図4、図5は社外クライアント装置7及び進捗管理サーバ3の動作を示すフローチャート図である。 【0010】まず、コンテンツ配信者は、視聴者に配信する音楽コンテンツや映像コンテンツやソフトウェア等のバイナリデータのデジタルコンテンツ10をコンテンツ変換サーバ2に入力すると共に、視聴者がデジタルコンテンツ10を視聴したかどうか確認する方法を設定するための確認方法設定情報と、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツ10に対する操作を制限するための操作制限情報と、視聴者が配信者の意図に反した場合の視聴者に対する要求を設定するための要求設定情報とをコンテンツ変換サーバ2に入力する。 【0011】確認方法設定情報は、視聴者がデジタルコンテンツ10を視聴したかどうか確認するタイミングを指定する確認タイミング情報と、確認タイミングに達した場合のアクセス先を示すアクセス先情報と、確認タイミングにおける確認方法を指定するアクション情報とからなる。確認方法設定情報の1例を表1に示す。 【0012】 【表1】
【0013】例えば、デジタルコンテンツ10の第1章を50%再生した時点を確認タイミングとする確認方法設定情報では、アクセス先情報として進捗管理サーバ3の特定のURL(Uniform Resource Locators )「URL(k−1−50)」が設定され、アクション情報として視聴確認ボタンの表示が設定されている。 【0014】操作制限情報は、視聴者のデジタルコンテンツ10に対する操作を制限するタイミングを指定する制限タイミング情報と、制限タイミングにおいてどのような操作を制限するかを指定する制限内容とからなる。制限タイミング情報としては、デジタルコンテンツ10の全範囲、デジタルコンテンツ10中の特定の箇所、あるいは要求設定情報で指定される必要条件が未達成の場合といった指定をすることができる。操作制限情報の1例を表2に示す。 【0015】 【表2】
【0016】例えば、デジタルコンテンツ10の全範囲を制限タイミングとして指定している操作制限情報では、制限内容により早送りを禁止している。また、第1章の判定タイミングで判定結果がNGのときを制限タイミングとして指定している操作制限情報では、制限内容により第2章の試聴を禁止している。 【0017】要求設定情報は、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを指定する判定タイミング情報と、判定タイミングに達した場合のアクセス先を示すアクセス先情報と、配信者の意図を示す必要条件と、この必要条件が満たされていない場合の視聴者に対する要求を示す要求内容とからなる。要求設定情報の1例を表3に示す。 【0018】 【表3】
【0019】例えば、デジタルコンテンツ10の第1章を100%再生した時点を判定タイミングとする要求設定情報では、アクセス先情報として進捗管理サーバ3の特定のURL「URL(h−1−100)」が設定され、必要条件として第1章の全確認ボタンが押下されることが設定され、要求内容として非押下部分を再試聴することが設定されている。 【0020】なお、確認タイミング情報と判定タイミング情報は、確認タイミングや判定タイミングを再生中の経過時間によって指定するものでもよいし、デジタルコンテンツ10中の特定の映像や音声によって指定するものでもよい。 【0021】コンテンツ変換サーバ2は、デジタルコンテンツ10が入力されると(図2ステップ101においてYES)、このデジタルコンテンツ10と共に入力された確認方法設定情報、操作制限情報及び要求設定情報に基づいてデジタルコンテンツ10を配信用に変換してコンテンツ配信サーバ4に渡す(ステップ102)。 【0022】すなわち、コンテンツ変換サーバ2は、確認方法設定情報中の確認タイミング情報及びアクセス先情報と、操作制限情報と、要求設定情報中の判定タイミング情報及びアクセス先情報とをデジタルコンテンツ10に付加する。デジタルコンテンツ10に付加される情報を表4に示す。 【0023】 【表4】
【0024】コンテンツ配信サーバ4は、コンテンツ変換サーバ2から渡されたデジタルコンテンツ10を蓄積する。また、コンテンツ変換サーバ2は、入力された確認方法設定情報、操作制限情報及び要求設定情報を進捗管理サーバ3に渡す。進捗管理サーバ3は、コンテンツ変換サーバ2から渡された確認方法設定情報、操作制限情報及び要求設定情報を図示しない内部の記憶装置に格納する。進捗管理サーバ3で管理する情報を表5に示す。なお、確認方法設定情報と要求設定情報は、これらの情報中に含まれるアクセス先情報が示す記憶装置の位置に格納される。 【0025】 【表5】
【0026】次に、コンテンツ配信サーバ4は、社内クライアント装置5や社外クライアント装置7に対してデジタルコンテンツ10のダウンロード等による配信環境を提供する。視聴者が例えばEラーニング講座を受講すべく社外クライアント装置7を操作して、インターネット8経由でコンテンツ配信者のウエブサイトにアクセスすると(図3ステップ201においてYES)、コンテンツ配信サーバ4は、デジタルコンテンツ10をインターネット8を介してアクセス元の社外クライアント装置7に送信する(ステップ202)。 【0027】本実施の形態では、デジタルコンテンツ10を、コンピュータのオペレーティングシステムについて講義するEラーニング講座のソフトウエアとする。このようなデジタルコンテンツ10を社外クライアント装置7にダウンロードすると、社外クライアント装置7の画面には、図6のような画像20が表示される。図6は視聴者の社外クライアント装置7に表示されるデジタルコンテンツ10の1例を示す図であり、ここではEラーニング講座の講義画面を示している。 【0028】図6において、21はEラーニング講座の教官が表示される映像表示部、22は講義の内容が表示される講義スライド表示部、23は講義の目次が表示される目次表示部、24は講義を開始させたり、講義を停止させたりするためのコントロール部である。視聴者は、コントロール部24を使って、デジタルコンテンツ10の再生、停止、早送り、巻き戻し、一時停止などの操作を行うことができる。 【0029】社外クライアント装置7は、コンテンツ配信サーバ4から受信したデジタルコンテンツ10に操作制限情報が付加されている場合、この操作制限情報に従って視聴者のデジタルコンテンツ10に対する操作を制限する。例えば、操作制限情報中の制限タイミング情報でデジタルコンテンツ10の全範囲が指定され、制限内容で早送りが指定されている場合には、視聴者がコントロール部24を使ってデジタルコンテンツ10を早送りすることをデジタルコンテンツ10の全範囲について禁止する。 【0030】次に、社外クライアント装置7は、デジタルコンテンツ10の再生中に、確認タイミング情報で指定された確認タイミング(例えば、第1章の50%を再生した時点)に達すると(図4ステップ301においてYES)、この確認タイミングに対応するアクセス先情報「URL(k−1−50)」を基に進捗管理サーバ3にアクセスする(ステップ302)。 【0031】進捗管理サーバ3は、社外クライアント装置7からアクセスがあると(図4ステップ401においてYES)、管理している確認方法設定情報の中に社外クライアント装置7から送られたアクセス先情報に対応するアクション情報が存在するかどうか記憶装置のデータベースを検索し(ステップ402)、対応するアクション情報をデータベースから取り出して、取り出したアクション情報をインターネット8を介してアクセス元の社外クライアント装置7に送信する(ステップ403)。 【0032】社外クライアント装置7は、進捗管理サーバ3からアクション情報を受け取ると、このアクション情報で指定されたアクションを実行する(ステップ303)。図6の例では、アクション情報で指定されたアクションとして、チェックウインドウ25中に「理解しました」という視聴確認ボタン26を指定された時間だけ表示する。なお、視聴確認ボタン26を表示させる代わりに、簡単な問題とそれに対する二者択一の回答ボタン「YES」及び「NO」を一定時間表示させるといったアクションをアクション情報で指定してもよい。 【0033】視聴者は、チェックウインドウ25に表示された視聴確認ボタン26を見て、この視聴確認ボタン26を社外クライアント装置7のマウス等でクリックする(ステップ304)。あるいは、視聴者は、チェックウインドウ25に表示された問題に応じて、チェックウインドウ25に表示された「YES」又は「NO」のボタンをマウス等でクリックする。 【0034】社外クライアント装置7は、実行したアクションに対する視聴者の応答を確認結果として進捗管理サーバ3に送り返す(ステップ305)。社外クライアント装置7は、視聴確認ボタン26の表示中にボタン26がクリックされた場合、試聴完了を示す確認結果を送信し、視聴確認ボタン26がクリックされなかった場合、試聴未了を示す確認結果を送信する。 【0035】また、社外クライアント装置7は、問題の表示中に「YES」のボタンがクリックされた場合、回答YESを示す確認結果を送信し、「NO」のボタンがクリックされた場合、回答NOを示す確認結果を送信し、「YES」又は「NO」のいずれのボタンもクリックされなかった場合、試聴未了を示す確認結果を送信する。進捗管理サーバ3は、社外クライアント装置7から受け取った確認結果を確認タイミング情報と対応付けて記憶装置に蓄積する(ステップ404)。 【0036】なお、問題に答えさせるアクション情報が設定されている場合、進捗管理サーバ3は、このアクション情報中に含まれる回答と社外クライアント装置7から受け取った確認結果とを照合して、一致する場合はOK(正解)という確認結果を蓄積し、不一致の場合はNG(不正解)という確認結果を蓄積する。 【0037】次に、社外クライアント装置7は、デジタルコンテンツ10の再生中に、判定タイミング情報で指定された判定タイミング(例えば、第1章を100%再生した時点)に達すると(ステップ306においてYES)、この判定タイミングに対応するアクセス先情報「URL(h−1−100)」を基に進捗管理サーバ3にアクセスする(図5ステップ307)。 【0038】進捗管理サーバ3は、社外クライアント装置7からアクセスがあると(図4ステップ405においてYES)、管理している要求設定情報の中に社外クライアント装置7から送られたアクセス先情報に対応する必要条件が存在するかどうか記憶装置のデータベースを検索し(図5ステップ406)、対応する必要条件を取り出して、取り出した必要条件が満たされているかどうかを社外クライアント装置7から受け取った確認結果に基づいて判定する(ステップ407)。 【0039】必要条件が満たされている場合、進捗管理サーバ3は、必要条件が満たされたことをインターネット8を介してアクセス元の社外クライアント装置7に通知する(ステップ408)。また、必要条件が未達成の場合、進捗管理サーバ3は、この未達成の必要条件が含まれる要求設定情報の中から対応する要求内容を取り出して、取り出した要求内容と確認結果とをアクセス元の社外クライアント装置7に送信する(ステップ409)。 【0040】社外クライアント装置7は、進捗管理サーバ3から必要条件達成の通知を受け取ったとき(ステップ308においてYES)、この必要条件の未達成時を制限タイミングとする操作制限情報がデジタルコンテンツ10に付加されている場合には(ステップ309においてYES)、この操作制限情報に基づいて行っている操作制限を解除する(ステップ310)。また、社外クライアント装置7は、進捗管理サーバ3から確認結果と要求内容を受け取った場合、この確認結果と要求内容を表示する(ステップ311)。 【0041】例えば、視聴者がEラーニング講座の第1章に設定されたアクションである複数の視聴確認ボタン26の全てに応答していれば、ステップ403で進捗管理サーバ3に蓄積された、第1章の複数の確認結果は全てOK(試聴完了)となる。同様に、視聴者が第1章に設定されたアクションである複数の問題の全てについて回答し、その回答が正解であれば、進捗管理サーバ3に蓄積された、第1章の複数の確認結果は全てOK(正解)となる。 【0042】ここで、要求設定情報中の判定タイミング情報として第1章の終わりが指定され、必要条件として第1章の確認結果が全てOKであることが指定され、要求内容として未達成のアクションを満足することが指定され、さらに操作制限情報中の制限タイミング情報として必要条件が未達成の場合が指定され、制限内容として第2章の試聴を禁止することが指定されている場合、視聴者が必要条件を満たしたことにより、社外クライアント装置7は、操作制限を解除して、第2章の試聴を許可する(ステップ310)。 【0043】一方、第1章の確認結果の中にNG(試聴未了又は不正解)が含まれる場合、進捗管理サーバ3は、第1章の確認結果からなる試聴状況結果報告と視聴者に未達成のアクションを満足するよう求める要求内容とを社外クライアント装置7に送信する(ステップ409)。視聴者が社外クライアント装置7の画面に表示された試聴状況結果報告と要求内容とを見て、第1章の未達成のアクションの箇所まで戻ると、ステップ301,302,401,402,403,303の処理により再びアクションが実行され、視聴者がこのアクションに正しく応答すると(ステップ304)、第1章の該当する確認結果がNGからOKに更新される(ステップ305,404)。これにより、視聴者は、第2章に進むことができる。 【0044】また、要求設定情報中の判定タイミング情報として講座の終わりが指定され、必要条件として第1章〜第5章の確認結果が全てOKであることが指定され、要求内容として未達成の章のアクションを満足することが指定されているとき、第2章に設定されたアクションが未達成である場合、進捗管理サーバ3は、第1章〜第5章の確認結果からなる試聴状況結果報告と「第2章のみ再度視聴していただきます」という要求内容とを社外クライアント装置7に送信する(ステップ409)。これにより、社外クライアント装置7の画面には、図7に示すような結果レポート画面が表示される(ステップ311)。 【0045】なお、本実施の形態では、社外クライアント装置7でデジタルコンテンツ10を試聴する場合を例に挙げて説明したが、社内クライアント装置5でもイントラネット6を通じて同様に試聴でき、社内クライアント装置5にも本発明を適用できることは言うまでもない。 【0046】また、本実施の形態では、アクション情報と要求内容と必要条件とを進捗管理サーバ3に蓄積しているが、その理由は視聴者による不正な改ざんを防ぐためである。すなわち、確認タイミングに達する前にアクション情報をクライアント装置5,7に送ってしまうと、クライアント装置5,7においてアクション情報とアクション情報の実行に対する視聴者の応答とが不正に改ざん恐れがある。同様に、判定タイミングに達する前に要求内容と必要条件をクライアント装置5,7に送ってしまうと、クライアント装置5,7において要求内容と要求内容に対する視聴者の応答とが不正に改ざんされる恐れがある。本実施の形態では、確認タイミングを契機とするアクセスがクライアント装置5,7からあったとき、アクション情報をクライアント装置5,7に送信し、判定タイミングを契機とするアクセスがクライアント装置5,7からあって、必要条件が満たされていない場合に要求内容をクライアント装置5,7に送信するようにしたので、上記のような不正な改ざんを防止することができる。 【0047】 【発明の効果】本発明によれば、視聴者がデジタルコンテンツを視聴したかどうか確認するタイミングを示す確認タイミング情報をデジタルコンテンツに付加してクライアント装置に配信し、デジタルコンテンツの再生中に確認タイミングに達したとき、確認の方法を指定するアクション情報をクライアント装置に送信し、アクション情報の実行に対する視聴者の応答を確認結果としてクライアント装置から受信するようにしたので、視聴者がデジタルコンテンツをコンテンツ配信者の意図するとおりに視聴したかどうかを配信者が意図するタイミングで確認することができ、確認結果をログ記録として蓄積することができる。また、アクション情報をコンテンツ試聴確認装置に蓄積しておき、確認タイミングを契機とするアクセスがクライアント装置からあったとき、アクション情報をコンテンツ試聴確認装置からクライアント装置に送信するようにしたことにより、クライアント装置においてアクション情報とアクション情報の実行に対する視聴者の応答とが不正に改ざんされることを防止できる。 【0048】また、視聴者が配信者の意図に反した行為をしないよう視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を制限する操作制限情報を確認タイミング情報と共にデジタルコンテンツに付加し、クライアント装置において視聴者のデジタルコンテンツに対する操作を操作制限情報に従って制限するようにしたので、コンテンツ配信者の意図に反した操作、例えば早送りなどを禁止することができる。 【0049】また、視聴者が配信者の意図に従って視聴したかどうかを判定するタイミングを示す判定タイミング情報を確認タイミング情報と共にデジタルコンテンツに付加し、デジタルコンテンツの再生中に判定タイミングに達したとき、予め設定された必要条件が満たされているかどうかを確認結果に基づいて判定し、必要条件が満たされていない場合は視聴者に対する要求を示す要求内容をクライアント装置に送信するようにしたので、デジタルコンテンツの配信において、コンテンツ配信者の意図するとおりに、視聴者に確実にコンテンツを試聴させることが可能となる。本発明によれば、必要条件が満たされていない場合に、視聴者に必要条件を満たすよう要求できることから、例えばEラーニングの分野において絶大な効果が得られる。また、要求内容と必要条件をコンテンツ試聴確認装置に蓄積しておき、判定タイミングを契機とするアクセスがクライアント装置からあって、予め設定された必要条件が満たされていない場合に要求内容をコンテンツ試聴確認装置からクライアント装置に送信するようにしたことにより、クライアント装置において要求内容と要求内容に対する視聴者の応答とが不正に改ざんされることを防止できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399035766 【氏名又は名称】エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区内幸町一丁目1番6号
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| 【出願日】 |
平成14年1月25日(2002.1.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064621 【弁理士】 【氏名又は名称】山川 政樹
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| 【公開番号】 |
特開2003−216531(P2003−216531A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月31日(2003.7.31) |
| 【出願番号】 |
特願2002−16477(P2002−16477) |
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