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【発明の名称】 送信装置、コンテンツ処理装置、印刷装置及び送受信方法
【発明者】 【氏名】広瀬 篤嗣
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】▼高▲峯 浩一
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】信岡 道明
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】表示に適したデータ及び印刷に適したデータをそれぞれ独立して送信・取得可能な送信装置、コンテンツ処理装置、印刷装置及び送受信方法を提供する。

【解決手段】送信装置を構成する送信手段は、コンテンツ処理装置からの表示用コンテンツの要求に対して、印刷に対応させた印刷用コンテンツも送信する。また、送信装置に対応するコンテンツ処理装置では、取得手段が、上記印刷用コンテンツを取得し、印刷に際して、印刷出力手段が上記印刷用コンテンツを所定の印刷手段に出力する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 受信装置に送信される表示用コンテンツの印刷用コンテンツ、及び上記表示用コンテンツに上記印刷用コンテンツを関連付ける関連付け情報の少なくとも一方を抽出する抽出手段と、上記表示用コンテンツだけでなく上記抽出手段の抽出結果を上記受信装置に送信する送信手段とを備えた送信装置。
【請求項2】 さらに上記印刷用コンテンツを印刷する印刷手段の性能情報に対応する印刷用コンテンツを選択する印刷用コンテンツ選択手段を備え、上記送信手段は、上記印刷用コンテンツ選択手段が選択した印刷用コンテンツを送信する請求項1に記載の送信装置。
【請求項3】 上記受信装置のユーザを特定可能なユーザIDに対応するユーザ情報に基づいて上記印刷用コンテンツを選択すると共に、当該選択した印刷用コンテンツを印刷可能に再構成する印刷用コンテンツ再構成手段を備え、上記送信手段は、上記印刷用コンテンツ再構成手段により再構成された印刷用コンテンツを送信する請求項1又は2に記載の送信装置。
【請求項4】 上記ユーザ情報に基づいた印刷用コンテンツは、一般記事情報、地域記事情報、広告情報、割引券情報のいずれかを含む請求項3に記載の送信装置。
【請求項5】 上記印刷用コンテンツ再構成手段は、予め設定されたユーザの嗜好情報に基づいて印刷用コンテンツを印刷可能に再構成する請求項3に記載の送信装置。
【請求項6】 上記印刷用コンテンツ再構成手段は、ユーザの指示に基づいて少なくとも上記一般記事情報、地域記事情報、広告情報、割引券情報のいずれか1つを選択する請求項3に記載の送信装置。
【請求項7】 上記ユーザ情報に基づいた印刷用コンテンツの選択は、ユーザの契約形態に基づく、広告の増減又は情報量の増減である請求項3に記載の送信装置。
【請求項8】 上記ユーザ情報が、当該ユーザへの広告情報の出力回数を記憶するに際して、上記送信手段は、上記出力回数に基づいて上記受信装置への印刷コンテンツの送信を制御する請求項3に記載の送信装置。
【請求項9】 上記印刷コンテンツの送信の制御は、ユーザの契約形態に基づく印刷コンテンツ送信回数の増加、又は印刷コンテンツ送信期間の延長である請求項8に記載の送信装置。
【請求項10】 所定の表示手段に出力される表示用コンテンツに関連付けられた印刷用コンテンツを取得する取得手段と、上記表示用コンテンツに代えて上記印刷用コンテンツを出力する印刷出力手段とを備えたコンテンツ処理装置。
【請求項11】 さらに、上記所定の印刷手段の性能に関する情報である性能情報を取得する性能取得手段を備えると共に、上記取得手段は、上記性能情報に対応した上記印刷用コンテンツを取得する請求項10に記載のコンテンツ処理装置。
【請求項12】 さらに、上記ユーザを特定可能なユーザIDを取得するユーザ情報取得手段を備えると共に、上記取得手段は、所定の送信装置に対して上記ユーザIDを送信し当該ユーザIDに対応した上記印刷用コンテンツを取得する請求項10又は11に記載のコンテンツ処理装置。
【請求項13】 さらに、上記印刷出力手段は、上記ユーザが指定した時間帯のみ上記印刷用コンテンツを出力する請求項10〜12のいずれかに記載のコンテンツ処理装置。
【請求項14】 所定の表示手段に出力される表示用コンテンツに関連付けられた印刷用コンテンツを取得する取得手段と、上記表示用コンテンツに代えて上記印刷用コンテンツを出力する印刷出力手段と、上記印刷出力手段により出力された印刷用コンテンツを印刷する印刷手段とを備えた印刷装置。
【請求項15】 表示用コンテンツを、ネットワークを介して送受信する送受信方法において、上記表示用コンテンツとは異なる印刷用コンテンツを送信する送信ステップと、印刷に際して上記印刷用コンテンツを出力する出力ステップとを具備することを特徴とする送受信方法。
【請求項16】 ネットワークを介した受信装置からの要求に対して表示用コンテンツを送信する送信装置に、上記要求に対して、さらに印刷に対応させた印刷用コンテンツを送信する送信ステップを実行させることを特徴とするプログラム。
【請求項17】 送信装置よりネットワークを介して表示用コンテンツを取得する受信装置に、上記表示用コンテンツとは異なる印刷用コンテンツを取得する受信ステップと、印刷に際して、上記印刷用コンテンツを所定の印刷手段に出力する印刷出力ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置、コンテンツ処理装置、印刷装置及び送受信方法に関し、特に、印刷用コンテンツを処理する送信装置、コンテンツ処理装置、印刷装置及び送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば新聞に代表される印刷物等、紙で配布されていた活字情報(画像を含む)を、デジタルデータとしてネットワーク(インターネット等)を介して配信するサービスが行われている。受信側の例えばパーソナルコンピュータは、上記デジタルデータを受信すると共に、ブラウザを介して例えばディスプレイにて上記デジタルデータを表示することが可能となる。
【0003】また、上記パーソナルコンピュータに替えて携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末でも、上記活字情報を手軽に受信してディスプレイ上で表示することが可能である。さらに、テレビ等でも、データ放送として上記活字情報を受信して表示可能である。
【0004】上記活字情報をデジタルデータとして受信する場合、当該デジタルデータはディスプレイの能力や使用形態を考慮した構成となっている。上記能力とは当該ディスプレイの解像度や縦横比等であり、使用形態とはユーザの視認距離(活字情報を見る際の目から活字情報までの距離)等である。
【0005】例えば、通常使用されているパーソナルコンピュータに付属するディスプレイでは 1024(横)×768(縦)ピクセルの表示能力があり、文字数にして約4915文字(全角)の表示が可能である。また、携帯電話では 約120(横)×160(縦)ピクセルの表示能力があり、文字数にして約90〜120文字(全角)の表示が可能である。さらに、ハイビジョンテレビ等では 1280(横)×720(縦)ピクセルの表示能力があり、文字数にして約5760文字(全角)の表示が可能である。
【0006】上記値はあくまでも表示能力であり、実際には見易さ等を考慮して文字の大きさが変更されるが、例えば上記ハイビジョンテレビ等はユーザの視認距離が他に比べて明らかに長いため、実際に表示可能な文字数は数百文字が限界である。
【0007】尚、上記ディスプレイ(液晶ディスプレイ)に対して、一般的なプリンタでは印刷能力(表示能力)は10倍〜数十倍の能力を有する【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで例えば新聞には、1ページあたり87行×12文字×15段=約15660文字(全角)の情報が印刷されている。これは明らかに上記ディスプレイに表示するよりも活字情報が多い。
【0009】ところが従来では、活字情報をデジタルデータとしてネットワークを介して配信する際に、一旦ディスプレイに表示されることを前提に上記デジタルデータが構成されている。即ち、上記活字情報を読むユーザは、ネットワークを介して上記デジタルデータを受信した後、一旦ディスプレイに表示して、必要であれば紙に上記デジタルデータを印刷するのである。
【0010】ここで、例えばパーソナルコンピュータを例に挙げると、上記印刷の際には上記受信したデジタルデータをブラウザがそのまま印刷しているのみである。つまり、ディスプレイに表示することを前提にしたデジタルデータを紙に印刷するわけであるが、この際に紙に印刷される文字サイズはディスプレイへの表示のための大きさであるため文字数は新聞に比べて明らかに少ない。
【0011】また、新聞の1ページに印刷されている情報と同量の情報を印刷しようとすると数枚〜十数枚の印刷が必要になる。これは、新聞では様々な情報の配置を考えて1ページに載せている情報を、デジタルデータでは表示時の見易さを考慮して、ページリンクという形で提供しているからである。
【0012】つまり、デジタルデータを単に印刷するのみでは、慣れ親しんだ新聞(紙情報)と同一の活字情報を提供することができない。
【0013】また、例えば携帯端末では、従来提供される活字情報の要約程度の情報が、ディスプレイに表示されるのが通常である。つまり、携帯端末に提供されたデジタルデータを印刷した場合、当然ディスプレイに表示されている情報がそのまま印刷されているのみであるため、印刷するに値しないといえる。
【0014】さらに、ディスプレイへの表示に適した情報と、印刷に適した情報とは明らかに異なるといえる。即ち、例えばディスプレイへの表示であれば静止画に替えて動画を提供するほうがユーザに提供可能な情報量が多いといえる。また、動画を提供することで、文字情報を削減することも可能である。しかしながら活字情報とする際には当然動画を提供することはできず、動画であるが故に提供できる情報を静止画により提供し、さらに必要に応じて文字化する必要が生じる。
【0015】つまり、表示に適した情報を印刷するのみでは、従来から提供されている活字情報と同等の情報を提供しているとはいえない。
【0016】本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、表示に適したデータ及び印刷に適したデータをそれぞれ独立して処理可能な送信装置、コンテンツ処理装置、印刷装置及び送受信方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち、抽出手段は、受信装置に送信される表示用コンテンツの印刷用コンテンツ、及び上記表示用コンテンツに上記印刷用コンテンツを関連付ける関連付け情報の少なくとも一方を抽出し、送信手段は、上記表示用コンテンツだけでなく上記抽出手段の抽出結果を上記受信装置に送信する。
【0018】また、当該送信装置に対応するコンテンツ処理装置では、取得手段が所定の表示手段に出力される表示用コンテンツに関連付けられた印刷用コンテンツを取得し、印刷出力手段は、上記表示用コンテンツに代えて上記印刷用コンテンツを出力する。
【0019】従って、表示用コンテンツと印刷用コンテンツとをそれぞれ独立したデータとして取得し、表示には上記表示用コンテンツを、印刷には上記印刷用コンテンツをそれぞれ出力することにより、表示に適した表示用コンテンツ、及び印刷に適した印刷用コンテンツをそれぞれ得ることが可能となる。
【0020】また、コンテンツ処理装置は、印刷用コンテンツを要求するに際して、性能情報取得手段が取得した、印刷手段の性能情報も送信する。これに対して送信装置は、性能情報に対応する印刷用コンテンツを選択する印刷用コンテンツ選択手段を備える構成がある。
【0021】この構成では、印刷手段の性能に対応した印刷用コンテンツを出力することができる。
【0022】さらに、コンテンツ処理装置がユーザIDを送信するユーザ情報取得手段を備え、印刷用コンテンツの要求時にユーザIDを送信し、対応する送信装置はユーザIDより得られるユーザ情報に基づいて印刷用コンテンツを選択すると共に再構成して送信する印刷用コンテンツ再構成手段を備える構成がある。
【0023】この構成では、ユーザが印刷を希望する情報に加え、ユーザ情報に対応した印刷用コンテンツを出力することができる。
【0024】尚、送信装置、コンテンツ処理装置はコンピュータを用いて具体化することができる。この場合、送信装置、コンテンツ処理装置を構成する各手段、即ち抽出手段、送信手段、取得手段、印刷出力手段、性能情報取得手段、ユーザ情報取得手段、印刷用コンテンツ選択手段、印刷用コンテンツ再構成手段は、コンピュータ上でプログラムを動作させることにより具体化される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
(実施の形態1)図1は、本実施の形態における送信装置及びコンテンツ処理装置の概略機能ブロック図である。送信装置101は、具体的には例えばWEBサーバ等であり、ネットワーク110を介したコンテンツ処理装置111からのコンテンツの要求に対して、所定のコンテンツを送信する。また、コンテンツ処理装置111(受信装置)は、具体的には例えばパーソナルコンピュータや携帯電話、PDA、テレビ等であり、上記送信装置101に対してコンテンツの要求を行う。また上記コンテンツ処理装置111は例えばプリンタ117等の印刷手段117を備えており、さらに、必要に応じてディスプレイなどの表示手段116も備える。
【0026】以下、上記送信装置101及びコンテンツ処理装置111の各処理の詳細について説明する。
【0027】まず、上記コンテンツ処理装置111は、上記送信装置101に対してコンテンツを要求する(図3:S301)。当該コンテンツの要求は、例えば上記コンテンツ処理装置111を利用するユーザが、所定のホームページを閲覧する場合などに要求される。
【0028】上記送信装置101を構成する送信手段105が、コンテンツ処理装置111からの要求を受信すると、記憶手段102に記憶されている表示用コンテンツ103を読み出し上記コンテンツ処理装置111に送信する(図2:S201→S202)。また、上記送信手段105から要求を受信した抽出手段106は、上記表示用コンテンツ103に対応する印刷用コンテンツ104を上記記憶手段102より読み出し、上記送信手段115を介して上記コンテンツ処理装置111に送信する(図2:S203)。尚、上記表示用コンテンツ103と印刷用コンテンツ104との対応は、例えばファイル名により判断してもよいし別途表示用コンテンツと印刷用コンテンツとを対応付けたデータベースを参照することにより判断してもよい。また、上記表示用コンテンツ103と印刷用コンテンツ104が同一ファイルであってもよい。ここに上記表示用コンテンツとは、テキスト、動画、静止画やさらには他のページ(コンテンツ)へのリンク情報を含むコンテンツであり、その構成は一般的に使用されているディスプレイの能力や使用形態を考慮した構成となっている。また、上記印刷用コンテンツとは、テキスト、静止画を含むコンテンツであり、その構成は一般的に使用されているプリンタ等の能力、及び紙サイズを考慮した(適した)構成、配置となっている。
【0029】次に、上記コンテンツ処理装置111を構成する取得手段112が上記表示用コンテンツ103、及び印刷用コンテンツ104を受信すると、例えば制御手段113が上記表示用コンテンツ103、及び印刷用コンテンツ104を記憶手段118に記憶すると共に、上記表示用コンテンツ103のみ表示出力手段114に送信する(図3:S302→S303)。上記表示出力手段104は、例えばディスプレイ等の表示手段116に上記表示用コンテンツ103を表示する(図3:S304)。
【0030】尚、図4に上記表示用コンテンツ103の表示例を示す。上記表示手段116に例えばブラウザ400を介して上記表示用コンテンツ103を構成するニュースA401(表題)、ニュースAに関する動画402、及びニュースAに関する文章(テキスト)403が表示されている。さらに、上記ニュースA以外のニュースB〜Hを表示する為のリンク404、及び広告405等が表示される。上記表示用コンテンツ103にて表示される文字の大きさは、例えばパーソナルコンピュータ使用時のディスプレイの視認距離(50cm程度)にあわせた大きさになっている。
【0031】続いて、ユーザが上記ブラウザ400の例えば「印刷」ボタンを押下することで印刷を指示すると、当該印刷指示は制御手段113に認識される(図3:S305Yes)。次に上記印刷指示を認識した上記制御手段113は、上記記憶手段118に格納されている上記印刷用コンテンツ104を読み出し、印刷出力手段115に送信する(図3:S306)。
【0032】上記印刷用コンテンツ104を受信した印刷出力手段115は、当該印刷用コンテンツ104を例えばプリンタ等の印刷手段117に出力し、当該印刷手段117は上記印刷用コンテンツ104を印刷する。
【0033】尚、図5に上記印刷用コンテンツ104の表示例を示す。上記印刷手段117より出力される例えばA4サイズの紙500に、上記印刷用コンテンツ104を構成するニュースA501(表題)、ニュースAに関する静止画503、及びニュースAに関する文章(テキスト)502等が印刷されている。さらに、上記ニュースA以外のニュースB〜H、及び広告504等が表示される。尚、ニュースB〜Hも上記ニュースAと同様にそれぞれ文章を含み、必要に応じて静止画503等が印刷されている。
【0034】上記印刷用コンテンツ104にて印刷される文字の大きさは、例えば印刷物閲覧時の当該印刷物の視認距離(25cm程度)にあわせた大きさである。
【0035】以上のように、表示用コンテンツと印刷用コンテンツとをそれぞれ独立したデータとして取得し、表示には上記表示用コンテンツを、印刷には上記印刷用コンテンツをそれぞれ出力することにより、表示に適した表示用コンテンツ、及び印刷に適した印刷用コンテンツをそれぞれ得ることが可能となる。
【0036】尚、上記では表示用コンテンツと印刷用コンテンツを連続して送信装置101より取得しているが、たとえばコンテンツ処理装置111にてユーザが上記ブラウザ400の例えば「印刷」ボタンを押下することで印刷用コンテンツを取得してもよい。
【0037】この場合の各処理を図6に示す。即ち、コンテンツ処理装置111がコンテンツを要求することで表示用コンテンツを受信し表示手段116に表示を行う(図6:S301→S302→S304)。この際に、当該表示用コンテンツに関連する印刷用コンテンツの情報である関連付け情報も抽出手段より取得する。
【0038】次に、ユーザからの印刷指示を受けた後、取得手段112は上記送信装置101に対して関連付け情報を用いて印刷用コンテンツを要求することで印刷用コンテンツを受信して印刷を行う(図6:S305Yes→S303→S306)。
【0039】以上のように、ユーザの印刷指示に基づいて印刷用コンテンツを取得することで、必要でない印刷用コンテンツは取得する必要が無く、即ちネットワーク110上のトラフィックを減少させると共に、送信装置101、コンテンツ処理装置111における負荷を下げることができる。
【0040】尚、上記印刷用コンテンツは、例えば印刷手段117からの印刷完了の通知と共に記憶手段118より削除してもよいし、再度印刷する場合を考えて削除しないようにしてもよい。
【0041】また、上記実施の形態1においては、送信装置101より表示用コンテンツ及び印刷用コンテンツを取得しているが、例えばコンテンツ処理装置111に抽出手段106を設け、表示用コンテンツ及び印刷用コンテンツを配布されたCD−ROMなどの記憶媒体より取得しても構わない。
【0042】また、上記コンテンツ処理装置111(受信装置)は、印刷手段117と合わせて印刷装置として提供してもよい。
(実施の形態2)続いて本実施の形態2における送信装置及びコンテンツ処理装置について、図7を用いて説明する。但し、上記実施の形態1と同一部分についての説明は割愛する。
【0043】本実施の形態2に係るコンテンツ処理装置702は、上記実施の形態1におけるコンテンツ処理装置111にさらに性能情報取得手段703を備える。即ち、上記コンテンツ処理装置702は送信装置701にコンテンツを要求する際に、まず上記性能情報取得手段703より、当該コンテンツ処理装置702に接続されている印刷手段117の性能情報を取得する。ここに性能情報とは、上記印刷手段117の解像度(印刷解像度)や階調表現能力、カラー対応可否等である。
【0044】上記印刷手段117の性能情報を取得した上記性能情報取得手段703は、当該性能情報を制御手段113に送信し、当該制御手段113は上記コンテンツの要求の際に、当該性能情報を、取得手段112を介して送信手段105に送信する。
【0045】次に、上記性能情報を受信した送信手段105は、上記性能情報を印刷用コンテンツ選択手段704に送信し、当該性能情報に対応する(適する)印刷用コンテンツを記憶手段104より取得する。
【0046】上記性能情報に対応する印刷用コンテンツ104を取得した送信手段105は、当該印刷用コンテンツ104を上記コンテンツ処理装置702に送信するのである。
【0047】以後、印刷時に印刷用コンテンツ(但し上記性能情報に対応)が印刷出力手段115より印刷手段117に出力されるのは上記実施の形態1と同様である。
【0048】以上のように、印刷手段の性能情報を送信手段に送信することで、印刷手段の性能に対応した印刷用コンテンツを出力することができる。具体的には、例えばA4対応のプリンタにはA4印刷用コンテンツを、A3対応のプリンタにはA3印刷用コンテンツを印刷することが可能になる。
(実施の形態3)続いて本実施の形態3における送信装置及びコンテンツ処理装置について、図8を用いて説明する。但し、上記実施の形態1及び実施の形態2と同一部分についての説明は割愛する。
【0049】本実施の形態3に係るコンテンツ処理装置802は、上記実施の形態1におけるコンテンツ処理装置111にさらにユーザID取得手段803を備える。即ち、上記コンテンツ処理装置802は、送信装置701にコンテンツを要求する際に、まず上記ユーザID取得手段803より、ユーザIDを取得する。ここにユーザIDとは、例えば送信装置801にて管理するユーザ情報を特定可能な情報であればどのようなものでもよい。当該ユーザIDは、予めコンテンツ処理装置802にユーザが記憶させておいてもよいし、上記ユーザ情報取得手段803が必要に応じてユーザに入力を求めるものであってもよい。
【0050】上記ユーザIDを取得した上記ユーザID取得手段803は、当該ユーザIDを制御手段113に送信し、当該制御手段113は上記コンテンツの要求の際に、当該ユーザIDを、取得手段112を介して送信手段105に送信する。
【0051】次に、上記ユーザIDを受信した送信手段105は、上記ユーザIDを印刷用コンテンツ再構成手段704に送信する。
【0052】続いて上記ユーザIDを受信した印刷用コンテンツ再構成手段704は、上記ユーザIDを用いてユーザ情報記憶手段805より当該ユーザIDに対応するユーザ情報を取得する。ここで上記ユーザ情報には、例えば電話番号、住所、氏名、生年月日、趣味(嗜好情報)、印刷用コンテンツ取得のための契約形態などが含まれている。
【0053】次に上記印刷用コンテンツ再構成手段804は、表示用コンテンツに対応する印刷用コンテンツを抽出すると共に、上記ユーザ情報に対応する印刷用コンテンツを抽出する。尚、ここに言う、表示用コンテンツに対応する印刷用コンテンツとは、上記実施の形態1のように例えば多種のコンテンツをわかりやすく配置したものではなく、例えばユーザが印刷を希望した情報のみで構成される言わば部品である。
【0054】ここで、上記印刷用コンテンツ再構成手段804の、ユーザ情報に対応する印刷用コンテンツを抽出する方法について例を挙げる。
【0055】上記印刷用コンテンツの抽出方法として、例えば上記ユーザの住所を元に、地域記事情報を取得する方法が挙げられる。当該地域記事情報とは、例えば全国のユーザを対象とする全国記事のような一般記事情報とは異なり、ユーザの住所周辺に関連する情報等で構成される。また、上記住所に基づいて、地域に関連する例えば店舗の広告情報を取得してもよい。
【0056】また、上記ユーザの趣味を元に、例えばスポーツ観戦の割引券を選択してもよい。
【0057】また更に、ユーザの印刷用コンテンツ取得のための契約形態に基づいて、詳細な情報まで抽出したり、概要程度の情報のみを抽出したり、さらには広告情報の表示領域や数を増減させるといった抽出も可能である。
【0058】また、ユーザの嗜好情報を予め設定しておき、当該設定に基づいて情報を選択したり、要求ごとにユーザの指示を受信して当該指示に基づいて情報を選択したりしてもよい。
【0059】さて、上記印刷用コンテンツを抽出した印刷用コンテンツ再構成手段804は、上記抽出した印刷用コンテンツを例えば数ページの印刷用コンテンツとしてレイアウトなどを再構成した後送信手段105に送信する。
【0060】上記送信手段105は、上記再構成された印刷用コンテンツをコンテンツ処理装置802に送信する。
【0061】上記再構成された印刷用コンテンツが取得手段112に受信された後、印刷時に印刷出力手段115より印刷手段117に出力されるのは上記実施の形態1と同様である。
【0062】以上のように、コンテンツ処理装置がユーザIDを送信装置に送信し、送信装置にて印刷用コンテンツを再構成することで、ユーザが印刷を希望する情報に加え、ユーザ情報に対応した印刷用コンテンツを出力することができる。
【0063】尚、上記実施の形態3では、ユーザIDを元にユーザ情報記憶手段805に記憶されているユーザ情報を取得しているが、コンテンツ処理装置側にてユーザ情報をそのまま送信してもよい。
【0064】また更に、例えば送信手段105が上記ユーザ情報に上記ユーザへの広告情報の出力回数を記憶しておき、当該出力回数が所定の回数を越えた場合には、上記印刷用コンテンツの送信回数を増加させたり、印刷可能期間を延長したりしてもよい。
【0065】さらに、上記実施の形態1〜3において、印刷手段117をプリンタとして説明したが、現在の紙に変わり今後電子ペーパが利用されることが予想される。この場合には、上記印刷手段117として電子ペーパを利用してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、表示用コンテンツと印刷用コンテンツとをそれぞれ独立したデータとして取得し、表示には上記表示用コンテンツを、印刷には上記印刷用コンテンツをそれぞれ出力することにより、表示に適した表示用コンテンツ、及び印刷に適した印刷用コンテンツをそれぞれ得ることが可能となる。
【0067】さらに、ユーザの印刷指示に基づいて印刷用コンテンツを取得することで、必要でない印刷用コンテンツは取得する必要が無く、即ちネットワーク上のトラフィックを減少させると共に、送信装置、コンテンツ処理装置における負荷を下げることができる。
【0068】また、印刷手段の性能情報を送信手段に送信することで、印刷手段の性能に対応した印刷用コンテンツを出力することができる。
【0069】また更に、コンテンツ処理装置がユーザIDを送信装置に送信し、送信装置にて印刷用コンテンツを再構成することで、ユーザが印刷を希望する情報に加え、ユーザ情報に対応した印刷用コンテンツを出力することができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成13年11月5日(2001.11.5)
【代理人】 【識別番号】100083172
【弁理士】
【氏名又は名称】福井 豊明
【公開番号】 特開2003−141013(P2003−141013A)
【公開日】 平成15年5月16日(2003.5.16)
【出願番号】 特願2001−339917(P2001−339917)