| 【発明の名称】 |
機能拡張装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高津 智康 【住所又は居所】東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝デジタルメディアエンジニアリング株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】サイズの異なる複数種のノート型パソコンを接続することができる機能拡張装置において、ノート型パソコンの構造に変更を加えることなく、機能拡張装置にそれぞれ接続することができるようにする。
【解決手段】機能拡張装置1は、本体カバー部4にスライド移動機構部6が設けられている。このスライド移動機構6は、スライドレバー7によるロックを解除により、前後に移動可能となっている。そして、スライド移動機構部6を後方にスライドし本体カバー部4に格納した状態(移動前)と、前方スライド移動機構部6を移動した状態との2通りの形態をとることにより、異なるサイズのノート型パソコンを単一の機能拡張装置に接続可能としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】オプション装置として携帯型コンピュータに接続され、この携帯型コンピュータの機能を拡張する機能拡張装置において、前記前記携帯型コンピュータが載置される載置面と、この載置面に設けられ、前記携帯型コンピュータとの電気的接続を行う拡張コネクタと、前記載置面に連なるように設けられ、前記携帯型コンピュータの機能拡張をするための機能部品が格納されている本体カバー部と、この本体カバー部の一部として設けられ、前記載置面に沿って前後にスライド移動するスライド移動機構部と、を具備したことを特徴とする機能拡張装置。 【請求項2】前記スライド移動機構部のスライド動作を固定、または固定解除するロック部を有することを特徴とする請求項1記載の機能拡張装置。 【請求項3】前記機能拡張装置は、第1のサイズの携帯型コンピュータと、第2のサイズの携帯型コンピュータと接続可能で、第1のサイズの携帯型コンピュータを接続する場合には前記スライド移動機構部を前記本体カバー部に格納し、第2のサイズの携帯型コンピュータを接続する場合には、前記スライド機構部を前記載置面の方向にスライドさせるものであることを特徴とする請求項1記載の機能拡張装置。 【請求項4】前記機能拡張装置の横幅は前記第1のサイズの携帯型コンピュータと同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項3記載の機能拡張装置。 【請求項5】前記スライド移動機構の横幅は前記第2のサイズの携帯型コンピュータと同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項3記載の機能拡張装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型のコンピュータとコネクタを介して電気的に接続し、この携帯型コンピュータの機能拡張を実現する機能拡張装置に関し、特に各種の大きさのノート型コンピュータが取付可能である機能拡張装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ノート型パソコンなどの携帯型コンピュータは、小型軽量で携帯性、運搬性に優れている。しかしノート型パソコンは、小型軽量とするために、デスクトップ型パソコンと比較すると、その拡張性に劣る。拡張性とはプリンタ、モデム、スピーカなどコンピュータの機能拡張であり、これらの周辺機器を接続するためには、それぞれに合った形状のコネクタをノート型パソコンに設けなければならず、小型化が要求されるノート型パソコンではその配置スペースを確保することができないのが現状である。そこで、ノート型パソコンには、現在、機能拡張装置がオプションの別装置として用意され、室内でノート型パソコンを利用する際には、機能拡張装置に接続することにより各種周辺機器を接続し、機能を拡張することができるようになっている。機能拡張装置は、通常ではノート型パソコンの形状に合わせ、1つの機種のノート型パソコンに対して、それぞれ個別に機能拡張装置が用意されているが、近年サイズの異なる2種以上のノート型パソコンを搭載可能な機能拡張装置が公開されている。例えば、特開平11−353058号公報などのように機能拡張装置(ドッキングステーション)のプラットフォームにポータブルコンピュータの裏面に設けられた溝に係合するレールを設け、このレールに沿って、ポータブルコンピュータを押し込む構造が記載されている。このような構造とすることにより、コネクタ接続を容易にし、また多様な寸法のコンピュータであっても、溝に押し込むことにより確実にドッキングを行うことができる技術内容である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来例では、ノート型パソコンの裏面に、拡張装置のレールに沿わせるための凹み溝部を形成する必要があり、小型化への阻害となるばかりでなく、デザイン的にも良好でない。そこで本発明は、サイズの異なる複数種のノート型パソコンを接続することができる機能拡張装置において、ノート型パソコンの構造に変更を加えることなく、機能拡張装置にそれぞれ接続することができるようにすることを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を解決するため、携帯型コンピュータと接続されこの携帯型コンピュータの機能を拡張する機能拡張装置において、前記前記携帯型コンピュータが載置される載置面と、この載置面に設けられ、前記携帯型コンピュータとの電気的接続を行う拡張コネクタと、前記載置面に連なるように設けられ、前記携帯型コンピュータの機能拡張をするための機能部品が格納されている本体カバー部と、この本体カバー部の一部として設けられ、前記載置面に沿って、前後にスライド移動するスライド移動機構部とを具備したものである。また、本発明は上述した課題を解決するため、前記スライド移動機構部のスライド動作を固定、または固定解除するロック部を有することを特徴とするものである。また、本発明は上述した課題を解決するため、前記機能拡張装置は第1のサイズの携帯型コンピュータと、第2のサイズの携帯型コンピュータと接続可能で、第1のサイズの携帯型コンピュータを接続する場合には前記スライド移動機構部を前記本体カバー部に格納し、第2のサイズの携帯型コンピュータを接続する場合には、前記スライド機構部を前記載置面の方向にスライドさせるものである。 【0005】また、本発明は上述した課題を解決するため、前記機能拡張装置の横幅は前記第1のサイズの携帯型コンピュータと同じ大きさに形成されているものである。また、本発明は上述した課題を解決するため、前記スライド移動機構の横幅は前記第2のサイズの携帯型コンピュータと同じ大きさに形成されているものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の一実施形態を説明する。図1は、本実施形態に関する機能拡張装置を示す外観斜視図であり、機能拡張装置本体1は、その前部にノート型パソコンが載置される載置部2を有する。そしてこの載置部2にノート型パソコンを載置して、拡張コネクタ3をノート型パソコンの接続コネクタ(図示せず)と接続することにより電気的な接続を確立し、ノート型パソコンとのデータ送受信を行うものである。載置部2の奥部には、機能拡張のための各種電子部品が格納される本体カバー4が設けられている。この本体カバー部4は、載置面1と連なる壁部4aと、上面4b、側面4c、及び後面4dが形成されている。そして、本体カバー部4の後面面4dは図2に示すように、機能拡張のための各種コネクタ5が配置される。これらコネクタは機能拡張する周辺機器それぞれに用意され、例えば、プリンタ用のコネクタ、外部ディスプレイ接続用のコネクタ、マウスなどのポインティングデバイスを接続するためのコネクタなどが配設されているものである。以上が機能拡張装置としての基本的な構造であり、これより本発明の特徴的な構造部分について説明していく。 【0007】本実施形態の機能拡張装置は、本体カバー部4にスライド移動機構部6が設けられている。このスライド移動機構6は、スライドレバー7によるロックを解除により、前後に移動可能となっている。図3はスライド移動機構部6を前に移動させた状態を示す斜視図であり、図3のように、スライド移動機構部6は拡張コネクタ3に接する部分まで移動することができる。この移動動作は、本体カバー部4の内部に配置されたレール機構4eに沿って前後移動する。本実施形態ではスライド移動機構部6を後方にスライドし本体カバー部4に格納した状態(移動前)と、前方スライド移動機構部6を移動した状態との2通りの形態をとることにより、異なるサイズのノート型パソコンを単一の機能拡張装置に接続可能としている。次に、図4、図5を用いて、上述した機能拡張装置に、異なる2種のノート型パソコンを接続した状態を説明する。図4は、機能拡張装置1に第1のノート型パソコン8を接続した状態を示す斜視図である。図4に示すように、第1のノート型パソコン8を接続する際には、スライド移動機構部6を本体カバー部4に格納した状態で利用する。第1のノート型パソコン8は例えば、横幅がA4ノートのサイズと同等のノート型パソコンを想定している。この第1のノート型パソコンを機能拡張装置に接続する場合には、第1のノート型パソコンの後面8aを機能拡張装置1の壁部4aに押し当てるこにとより、機能拡張装置側の拡張コネクタ3と第1のノートパソコン側の接続コネクタ(図示せず)の位置合わせが行われ、簡単に接続を確立することができるものである。 【0008】一方、図5は第2のノート型パソコン9を、機能拡張装置1に接続した状態を示している。第2のノート型パソコン9は、第1のノート型パソコン8と比較して小型の形状、例えばB5ノートサイズを有するものである。この第2のノート型パソコン9を機能拡張装置1に接続する場合には、機能拡張装置に設けられているスライド移動機構部6を前方にスライドさせ固定する。そして、第2のノート型パソコン9の後面9aを壁部4aに押し当てることにより、機能拡張装置の拡張コネクタ3と第2のノート型パソコン側の接続コネクタ(図示せず)の位置合わせが行われ、第2のノート型パソコンも第1のノート型パソコンと同様に簡単に接続を確立することができるものである。このように、本実施形態による機能拡張装置は、前後にスライド移動可能なスライド移動機構部を、ノート型パソコンの大きさに応じてスライド移動させることにより、単一の機能拡張装置であっても、サイズの異なる複数のノート型パソコンを接続することができるものである。本実施形態の機能拡張装置の拡張コネクタと、ノート型パソコンの接続コネクタの位置合わせについては、上記説明したように、壁部4aにノート型パソコンの後面を押し当てることより位置合わせを実現している。ただこれは前後方向の位置合わせをについての説明であり、本実施形態では前後方向の位置合わせに加えて、左右方向の位置合わせをも可能とする構造としている。 【0009】この左右方向の位置合わせをするための構造について、図6、図7を用いて説明する。図7は、第1のノート型パソコン8を機能拡張装置に接続した状態を示す上面図である。本実施形態では図7でわかるように、第1のノート型パソコンの横幅W1と、機能拡張装置の横幅T1は、ほぼ同じ幅に規定している。このようにノート型パソコンの横幅と機能拡張装置の横幅を同一サイズとしておけば、ユーザはノート型パソコンを機能拡張装置の横幅に合わせるようにして、接続することにより簡単に実現することができる。一方、図8は、第2のノート型パソコン9を機能拡張装置1に接続した状態を示す上面図である。図8に示すように、第2のノート型パソコン9の横幅U1は、機能拡張装置1のスライド移動機構6の横幅S1と同サイズとなっている。このようにスライド移動機構6の横幅S1を第2のノート型パソコン9の横幅と同サイズとすることによって、ユーザはノート型パソコンをスライド移動機構6の横幅に合わせるようにして、接続することにより簡単に実現することができるものである。以上説明したように、本発明によれば、機能拡張装置の本体カバーの一部にスライド移動機構を形成して、接続されるノート型パソコンの大きさに合わせて前後にスライド移動機構をスライドさせることより、異なる大きさのノート型パソコンをひとつの拡張装置に接続することが可能となる。 【0010】さらに、このように拡張装置側にスライド移動機構を設けることにより、ノート型パソコンの構造を変更することなく、機能拡張装置に簡単に接続をすることができる。さらに、機能拡張装置の横幅と、スライド移動機構の横幅を、それぞれのノート型パソコンの横幅とサイズを同じにすることにより、機能拡張装置の拡張コネクタとノート型パソコンの接続コネクタの位置合わせを容易にすることができる。 【0011】 【発明の効果】機能拡張装置の本体カバーの一部にスライド移動機構を形成して、接続されるノート型パソコンの大きさに合わせて前後にスライド移動機構をスライドさせることより、異なる大きさのノート型パソコンをひとつの拡張装置に接続することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003078 【氏名又は名称】株式会社東芝 【住所又は居所】東京都港区芝浦一丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成13年8月29日(2001.8.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083161 【弁理士】 【氏名又は名称】外川 英明
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| 【公開番号】 |
特開2003−67085(P2003−67085A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月7日(2003.3.7) |
| 【出願番号】 |
特願2001−258978(P2001−258978) |
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