| 【発明の名称】 |
ノート型コンピュータの載置台 |
| 【発明者】 |
【氏名】倉田 幸晴 【住所又は居所】大阪府大阪市城東区中央2丁目1番23号 ナカバヤシ株式会社大阪支社内
【氏名】辻本 仁史 【住所又は居所】大阪府大阪市城東区中央2丁目1番23号 ナカバヤシ株式会社大阪支社内
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| 【要約】 |
【課題】デスク上にノート型コンピュータを平置きの状態で常置しつつ、使用時のみ手元に引き出して入力作業を安定的にできる載置台を提案する。
【解決手段】ノート型コンピュータを載置可能な大きさを有する基台の奥端側に該基台を自在に移動可能とする移動手段を設けると共に、基台の手前端側下面に滑り止め部材を設けるという手段を採用した。そして、具体的な移動手段として、一対の車輪またはボール型キャスターを採用した。また、基台の手前端側上面に取り手を設けるという手段、基台の手前端側上面にリストレストを設けるという手段を採用した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ノート型コンピュータを載置可能な大きさを有する基台の奥端側に該基台を自在に移動可能とする移動手段を設けると共に、基台の手前端側下面に滑り止め部材を設けたことを特徴とするノート型コンピュータの載置台。 【請求項2】移動手段が一対の車輪である請求項1に記載のノート型コンピュータの載置台。 【請求項3】移動手段がボール型キャスターである請求項1に記載のノート型コンピュータの載置台。 【請求項4】基台の手前端側上面に取り手を設けた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のノート型コンピュータの載置台。 【請求項5】基台が前下がりに傾斜したものである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のノート型コンピュータの載置台。 【請求項6】基台が棒軸で連結された2枚の台板である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のノート型コンピュータの載置台。 【請求項7】基台の手前端側上面にリストレストを設けた請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のノート型コンピュータの載置台。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、デスク上でノート型のコンピュータ等を使用する場合に、該ノート型コンピュータを載置したまま机上を自由に移動可能とし、デスク面積を有効に使用できるようにした載置台に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、コンピュータ関連の技術の進歩は著しく、事業所、個人を問わずパーソナルコンピュータやワードプロセッサが日常的に広く利用されている。中でも、ノート型のコンピュータやワードプロセッサは、その可搬性と省スペース性から利用者が多い。 【0003】ところで、一般の事務作業では、書類を書き込んだり図面を広げるなど、コンピュータを使用すること以外の作業も多いから、所定の広さの作業スペースをデスク上に確保することが必要となる。しかしながら、ノート型コンピュータであっても、デスク上で一定の面積を専有してしまうから、書類等を広げるスペースを確保するために、ノート型コンピュータを両手で持ち上げ、そのまま机の片隅などに移動させることが屡々ある。現在のノート型コンピュータの重量は1乃至3kg程度あり、その都度コンピュータを移動させることは極めて面倒であり、事務効率を低下させる要因となっていた。 【0004】このため、コンピュータをデスク上で容易に移動させる手段として、例えば実用新案登録第3057221号や第3075256号等が提案されている。これらは下面に球体のキャスターを複数個取り付けた台座上にコンピュータを載置するようにして、デスク上の任意の位置に移動できるようにしたものであるが、逆に確実な固定手段がなく、定位置に固定させることが不十分であり、コンピュータの入力作業に支障を来す場合があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、デスク上にノート型コンピュータを平置きの状態で常置しつつ、使用時のみ手元に引き出して入力作業を安定的にできる載置台を提案することを目的としたものである。そして、極めて簡単な構成でデスクの面積を有効に利用できるようにしたノート型コンピュータの載置台を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明は、ノート型コンピュータを載置可能な大きさを有する基台の奥端側に該基台を自在に移動可能とする移動手段を設けると共に、基台の手前端側下面に滑り止め部材を設けるという手段を採用した。 【0007】上記構成のノート型コンピュータの載置台は、コンピュータの不使用時には滑り止め部材により平置きの状態で机の片隅に固定しておける。そして、コンピュータの使用を開始する際には基台の手前端側を持ち上げれば任意に移動自在となるから、手元の任意位置にコンピュータを移動させて作業を開始でき、このとき滑り止め部材により不用意に台が移動することが無く、安定的に作業できる。作業が終了すれば、再び任意位置に移動させて机上面を有効に活用することができるものである。 【0008】そして、具体的な移動手段として、一対の車輪またはボール型キャスターを採用した。 【0009】かかる移動手段により、基台が任意に移動自在となるものである。 【0010】また、基台の手前端側上面に取り手を設けるという手段を採用した。 【0011】取り手を設けることにより、基台の前端側を持ち上げることが容易となった。 【0012】また、基台が前下がりに傾斜したものであるという手段を採用した。 【0013】これにより載置するコンピューターのキーボード面が傾斜するので入力作業がし易くなるものである。 【0014】また、基台を棒軸で連結された2枚の台板で構成するという手段を採用した。 【0015】これによりコンピュータの底面に空間ができ、通気性が生じて放熱効果が高まるものである。 【0016】さらに、基台の手前端側上面にリストレストを設けるという手段を採用した。 【0017】リストレストを設けることによってタイピング作業が楽になるという作用効果が期待できる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るノート型コンピュータの載置台のいくつかの好ましい実施形態を図面に従って説明する。図1は第1の実施形態を示すもので、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 【0019】図1において、1は基台であって、平行においた所定幅の台板1a、1aの手前端側と奥端側をそれぞれ所定長さの軸棒1b、1bで連結したものである。この基台1は全体としてノート型コンピュータが載置可能な幅と奥行きを有することになる。各台板1aの側面形状は、奥端側が厚く手前端側が薄い楔形とし、載置するコンピュータが傾斜して前下がり状となるように構成している。これは、キーボード面を傾斜させて入力の作業がし易いようにしたものである。また、奥端側の軸棒1bには移動手段として一対の車輪2、2を取り付け、この車輪2の下面が基台1の底面より僅かに突出するように設けている。さらに、各台板1aの手前端側の裏側下面には例えばゴム等の摩擦係数の大きい素材からなる滑り止め部材3、3を設けてある。 【0020】上記構成のノート型コンピュータの載置台は、基台1上にコンピュータを載置して机上の任意位置に移動させることができるものであるが、コンピュータの不使用時には、各種作業の邪魔とならないように机の片隅に位置させておく。このとき、滑り止め部材3が机上面と接触し、コンピュータの自重で押さえられているため、不用意な力が働いても、移動することはない。コンピュータを使った作業を開始するときは、手前端側の軸棒1bを少し持ち上げれば滑り止め部材3が机上面から離れるので、奥端側の2個の車輪2によって載置台は前後左右に自由に動かすことができ、机上の任意の位置に素早く移動させることができる。コンピュータ使用中は前記と同様に滑り止め部材3が自重で押さえつけられているので、台が不用意に移動することがない。 【0021】従って、使用者は、本発明にかかる載置台を使用することで、自己の都合によってコンピュータを任意の位置に移動、固定できるようになり、机上面を有効に活用できるようになる。また、2枚の台板1aを使用したことによってコンピュータの底面に空間ができ、通気性が生じて放熱効果を高めることができる。 【0022】なお、上記前側の軸棒は、持ち上げやすいように中央部を折曲して取り手4を形成してもよい。また、後述するように、手前端側にタイピングを楽にするリストレストを設けてもよい。また、基台の各台板は側面楔形に限定するものでなく、単なる平板であっても、車輪の大きさや棒軸の取り付け位置によって前下がりに傾斜するようにすれば、キーボード入力がし易くなる。 【0023】次に、図2は本発明の第2の実施形態を示すものである。図2において、5は側面形状を奥端側が厚く手前端側が薄い楔状とした板からなる基台で、その手前端側中央に、取り手として凹溝6を形成したものである。また、基台の奥端側の下面両側には移動手段として公知のボール型キャスター7を設けて移動自在とすると共に、手前端側の下面には滑り止め部材8を取り付けたものである。 【0024】図3は本発明の第3の実施形態を示すもので、図3において、9は側面形状を奥端側が厚く手前端側が薄い楔状とした板からなる基台で、その手前端側中央に、取り手として逆U字状に折曲した棒材からなる持ち手10を形成したものである。また奥端側の両側に車輪11を取り付けて移動自在とすると共に、手前端側の下面には滑り止め部材12を取り付けたものである。 【0025】図4は本発明の第4の実施形態を示すもので、図4において、13は側面形状を奥端側が厚く手前端側が薄い楔状とした板からなる基台である。この基台の手前端側には一段高く細幅台状のリストレスト14を設け、その一部を切欠して軸棒を架設し取り手15を形成している。また、奥端側の両側に車輪16を取り付けて移動自在とすると共に、手前端側の下面には滑り止め部材17を取り付けたものである。 【0026】上記各実施形態における載置台について説明すると、これらはいずれも基台の奥端側に移動自在な移動手段(車輪やボール型キャスター等)を設けるとともに、手前端側下面に滑り止め部材を設けた点で共通する構成を有するものである。また、手前端側を持ち上げるための取り手を形成した点でも共通する。即ち、これらの載置台は、ノート型コンピュータを載せて机上を自由に移動させることができるものであり、コンピュータを使用しないときには、机の片隅に移動させて固定しておき、使用を開始するに当たっては、取り手を持ち上げて手元の任意の位置に簡単に移動して固定し、使用後は再び机の片隅に、移動固定するものである。 【0027】また、基台は側面形状を楔形とするか、平板を傾斜させて取り付けることによって前下がり状とし、コンピュータのキーボード面が傾斜するように構成している。 【0028】さらに、第4の実施形態にあっては、リストレストを設けたので、長時間に渡るキーボード操作にあっても、手首が疲れることなく作業できるものである。 【0029】なお、上記各実施形態において、移動手段としてはボール型キャスターまたは一対の車輪を例示しているが、これに限定するものではなく、机上面を自由に移動できるものであれば公知のものを採用できる。また、滑り止め部材も、素材を特に限定するものではなく、摩擦係数が大きく、滑らないものであればよい。 【0030】 【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るノート型コンピュータの載置台は、基台の奥端側に前後左右に移動可能な移動手段を設け、手前端側下面に滑り止め部材を設けると共に、手前端側を持ち上げ可能な取り手を設けたものであるから、コンピュータの不使用時には、平置きの状態で机の片隅に固定しておける。そして、コンピュータの使用を開始する際には、取り手で載置台の前端を持ち上げれば任意に移動自在となるから、手元の任意位置にコンピュータを移動させ作業を開始できる。このとき、滑り止め部材がコンピュータの自重によって机上面と接しているため、不用意に載置台が移動することがなく安定的に作業をすることができる。さらに、作業が終了すれば、再び取り手を持ち上げて机の片隅の任意位置に自在に移動して、机上面を広く開放し、他の作業を行うことが可能となる。 【0031】また、基台を傾斜して構成することによって、キーボード操作が楽になる。 【0032】なお、基台を分割しコンピュータの底面に空間を設けたものにあっては、該部に通気性を生じ、放熱効果を高めることが可能となった。 【0033】また、基台の手前端側上面に取り手と兼用してリストレストを設けることによって、長時間に渡る作業においても、能率が高まるという副次的な効果が期待できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390006921 【氏名又は名称】ナカバヤシ株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区北浜東1番20号
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| 【出願日】 |
平成13年8月24日(2001.8.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095647 【弁理士】 【氏名又は名称】濱田 俊明
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| 【公開番号】 |
特開2003−67083(P2003−67083A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月7日(2003.3.7) |
| 【出願番号】 |
特願2001−254007(P2001−254007) |
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