| 【発明の名称】 |
コンピュータセキュリティシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】深町 宗徳 【住所又は居所】群馬県太田市西矢島町32番地 群馬日本電気株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】認証作業を必要とせず、かつセキュリティの高いセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】使用者は超小型携帯端末14を携帯し、コンピュータ本体11を操作するために近づく。コンピュータ本体11からは常に微弱電波31が送信され、超小型携帯端末14が、微弱電波31をある一定レベルa以上検出可能な領域32内に入ると、超小型携帯端末14からユーザIDが送信される。ユーザIDをコンピュータ本体11が受信し、アクセス許可ユーザID群と比較し、一致したときにコンピュータ本体11は電源回路に電源オン許可信号を送る。一方、使用者がコンピュータ本体11の操作を終了し、コンピュータ本体11から遠ざかっていく時には、超小型携帯端末14が一定レベルbの微弱電波を検出する領域33に達した際にユーザIDを送信し、コンピュータ本体11がそれを受信・認識することによってコンピュータ本体12は電源回路に電源オフ信号を送る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 微弱電波を送信可能なコンピュータ本体と、前記電波を受信可能な小型端末とを備え、前記小型端末は、前記電波の強度を検出して第1の基準値以上であれば識別情報を前記コンピュータ本体に送信し、前記コンピュータ本体は、前記識別情報を受信すると予め記憶したアクセス許可情報と照合して一致すればコンピュータ本体の電源制御を行うことを特徴とするコンピュータセキュリティシステム。 【請求項2】 前記電源制御は電源のオン、オフであり、電波強度が第1の基準値より小さい第2の基準値以下になったときにコンピュータ本体の電源をオフにする請求項1に記載のコンピュータセキュリティシステム。 【請求項3】 第1の基準値より小さい第2の基準値を設け、電波強度が第1の基準値以上であれば電源オン、第2の基準値以下であれば電源オフ、第1の基準値と第2の基準値との間にあればスタンバイ状態にする請求項1に記載のコンピュータセキュリティシステム。 【請求項4】 前記小型端末が携帯電話である請求項1ないし3に記載のコンピュータセキュリティシステム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシステムのセキュリティに関し、特に煩わしい認証作業を必要とせず、かつセキュリティの高いシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のセキュリティシステムにおいては、使用者がコンピュータ本体の操作端末を操作し、ユーザID等を入力する必要があった。また、カードや指紋等による認証システムにおいてはコンピュータ本体に接続される認証機器が必要である上に認証作業が必要である。 【0003】具体的には、特開2000-330664号公報においては、コードレスマウスにユーザIDが格納されており、マウスの電源ボタンを押すことによってユーザIDがマウスから送信されユーザ認証を行う仕組みになっている。この発明ではコードレスマウスという比較的大きな装置を携帯しないとセキュリティシステムの構築が不可能という問題があった。また、セキュリティ解除には使用者の操作が必要であるという問題があった。特開平11-296267号公報記載の発明も上記と同様であり、赤外線送信端末の操作によって電源制御する必要があり、セキュリティにおいては使用者がパスワードを入力する作業が必要であった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点にかんがみてなされたもので、従来のように認証作業を必要とせず、セキュリティの高いセキュリティシステムを提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明においては、微弱電波を送信可能なコンピュータ本体と、前記電波を受信可能な小型端末とを備え、前記小型端末は、前記電波の強度を検出して第1の基準値以上であれば識別情報を前記コンピュータ本体に送信し、前記コンピュータ本体は前記識別情報を受信すると予め記憶したアクセス許可情報と照合して一致すればコンピュータ本体の電源制御を行うようにした。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例を示し、コンピュータ本体11は、微弱電波を送受信可能な電波送受信回路12と、記憶回路13とを備えており、記憶回路13には図2に示すようにアクセス権を許可するユーザID群21が記憶されている。一方、超小型携帯端末14は、例えばカード形状であり、微弱電波を送受信可能な電波送受信回路15と記憶回路16とを備え、記憶回路16には図2に示すように超小型携帯端末14独自のユーザID22が記憶されている。 【0007】本システムは、使用者が小型端末14を携帯し、コンピュータ本体11に近づくことによって、特別な操作の必要無しにコンピュータ本体11のユーザ認証及び電源操作を可能とするものである。すなわち、使用者は超小型携帯端末14を携帯し、コンピュータ本体11を操作するために近づく。図3に示すように、コンピュータ本体11からは常に微弱電波31が送信されている。超小型携帯端末14内の電波送受信回路15が微弱電波31をある一定レベルa以上検出可能な領域32内に入ると、超小型携帯端末14から記憶回路15に記憶されているユーザID22が送信される。ユーザID22をコンピュータ本体11が受信し、図2のように記憶回路13内にあるアクセス許可ユーザID群21と比較し、一致したときにコンピュータ本体11は使用者を正規ユーザと認証し、電源回路に電源オン許可信号を送り、電源制御を行う。 【0008】一方、上記とは逆に使用者がコンピュータ本体11の操作を終了し、コンピュータ本体11から遠ざかっていく時には、超小型携帯端末14が一定レベルbの微弱電波を検出する領域33に達した際にユーザID22を送信し、コンピュータ本体11がそれを受信・認識することによってコンピュータ本体12は電源回路に電源オフ信号を送り、電源制御を行う。 【0009】次に図4のフローチャートを用いて電源制御動作を説明すると、まず、超小型携帯端末14内の電波送受信回路15が電波レベルを検出する(ステップ401)。次に電源がオンかどうか判断し(ステップ402)、オフの場合はステップ403へ進み、電波レベルがa(第1の基準値)以上かどうかチェックし、そうであればユーザID22を送信する(ステップ404)。コンピュータ本体11はユーザID22をアクセス許可ユーザID群21と比較し(ステップ405)、一致したら電源をオンにする(ステップ406)。 【0010】一方、ステップ402において、電源がオンの場合は、電波レベルがb(第2の基準値)以下かどうかチェックし、そうであればユーザID22を送信し(ステップ408)、コンピュータ本体11はユーザID22とアクセス許可ユーザID群21と比較し(ステップ409)、一致したら電源をオフにする(ステップ410)。 【0011】以上のように、上記システムによれば、使用者が特別な操作を必要としないでセキュリティシステムの構築が可能である。その理由は、超小型端末14から発信されるユーザID22とコンピュータ本体内部のユーザID群21とを自動通信によりユーザ認証を可能としているからである。さらに、上記システムによればセキュリティのレベルが高いという効果が得られる。その理由は、超小型携帯端末14がコンピュータ本体11から発信される微弱電波31を受信するレベルによって使用者との距離を認識し、指定距離以内に入った時(電波レベルが基準値以上になった時)のみに超小型端末14からユーザIDが送信され(したがってユーザIDが傍受される範囲が狭められ)、コンピュータ本体とのユーザ認識作業を行うからである。さらに、上記システムによれば、特別な設定を必要としないで効率よくコンピュータの省電力化を図ることができる。その理由は、コンピュータ本体11から発信される電波の受信レベル、つまりコンピュータ本体からの距離によって電源ON/OFF制御を可能としているからである。 【0012】電源制御としては、オン、オフに限らず、他のモードを導入してもよい。例えば、図5に示すように、電波レベルがc以上であれば電源オン、d以下であれば電源オフ(c>d)、cとdの間であればスタンバイ(待機状態)というように設定してもよい。さらに、基準値も3個以上設けて、さらに細かな電源制御を行うようにしてもよい。 【0013】さらに、超小型携帯端末14として携帯電話を用いてシステム構築することも可能である。その場合、携帯電話自身が発信している個別情報をユーザIDとしてコンピュータ本体に記憶させてもよい。利用者は携帯電話を携帯し、コンピュータ本体に近づくことによってコンピュータ本体のセキュリティシステム及び電源制御システム構築を可能とする。現在、携帯電話は広く普及しており、常に持ち歩いている人が多く、携帯電話を利用すれば新たに小型端末を携帯する必要が無くなるというメリットが得られる。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、従来のような煩わしい認証作業を必要とせず、かつセキュリティの高いセキュリティシステムを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000165033 【氏名又は名称】群馬日本電気株式会社 【住所又は居所】群馬県太田市西矢島町32番地
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| 【出願日】 |
平成13年8月28日(2001.8.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086759 【弁理士】 【氏名又は名称】渡辺 喜平
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| 【公開番号】 |
特開2003−67074(P2003−67074A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月7日(2003.3.7) |
| 【出願番号】 |
特願2001−257411(P2001−257411) |
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