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【発明の名称】 作業調査分析システム、作業分析装置、および作業調査分析方法
【発明者】 【氏名】小沢 英明
【住所又は居所】神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通エルエスアイテクノロジ株式会社内

【要約】 【課題】複数の装置で行われた作業内容と作業時間とを自動で記録できるようにする。

【解決手段】観測装置2は、工場1内におけるオペレータ1gの位置を観測する。生産管理装置3は、複数の装置1a〜1fそれぞれで発生したイベント毎にイベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報3aとして格納する。作業分析装置4は、オペレータ1gの位置と複数の装置1a〜1fの位置とからオペレータ1gが複数の装置1a〜1fそれぞれの近傍に滞在した時間帯を判断する(ステップS1)。次に、作業分析装置4は、時間帯内にオペレータ1gの近傍の装置で発生したイベントの内容を生産管理情報3aから抽出し(ステップS2)、抽出したイベントの内容と時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する(ステップS3)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 工場内でのオペレータの作業内容の調査分析を行う作業調査分析システムにおいて、前記工場内に配置され、前記オペレータの作業が行われるときにイベントを発生させる複数の装置と、前記複数の装置の動作を監視し、前記複数の装置それぞれで発生したイベント毎に当該イベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報として格納する生産管理装置と、前記工場内における前記オペレータの位置を観測する観測装置と、前記観測装置で観測された前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する作業分析装置と、を有することを特徴とする作業調査分析システム。
【請求項2】 前記作業分析装置は、前記作業分析情報において各イベントに関連づけられた時間帯を、当該イベントに対応する作業の作業時間とみなし、前記オペレータの作業内容と作業時間とを表す統計情報を生成し、当該統計情報を表示させることを特徴とする請求項1記載の作業調査分析システム。
【請求項3】 前記作業分析装置は、前記観測装置で観測された前記オペレータの位置から前記オペレータの動線を生成し、前記工場内を示す図に前記複数の装置の位置を示す画像と前記動線とを表示することを特徴とする請求項1記載の作業調査分析システム。
【請求項4】 工場内で作業を行うオペレータの位置と、前記工場内に配置された装置から発生したイベントの内容および発生時刻とを示す生産管理情報に基づいて、前記オペレータの作業内容を分析する作業分析装置において、前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断する滞在時間帯判断部と、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記滞在時間帯判断部が判断した前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する生成部と、を有することを特徴とする作業分析装置。
【請求項5】 工場内でのオペレータの作業内容の調査分析を行う作業調査分析方法において、前記工場内に配置され、前記オペレータの作業が行われるときにイベントを発生させる複数の装置の動作を監視し、前記複数の装置それぞれで発生したイベント毎に当該イベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報として格納し、前記工場内における前記オペレータの位置を観測し、観測された前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する、処理を含むことを特徴とする作業調査分析方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生産性向上のための作業調査分析システム、作業分析装置、および作業調査分析方法に関し、特に個々の作業者の作業分析を行う作業調査分析システム、作業分析装置、および作業調査分析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の製造業では、工場における生産性を向上させることが望まれる。工場の生産性を上げる一つの側面として、人の労働生産性を向上させることがある。このためには、人の適正配置や作業方法の改善が挙げられる。
【0003】人を適正に配置するには、まず、現状を調査し、作業内容の分析が行われる。たとえば、各作業者の一日の作業内容と、各作業に要した時間とを調査することで、時間のかかる作業がどの作業なのかを把握することができる。
【0004】代表的な作業分析の方法として、観察法がある。観察法は、観察者が、被験者となるオペレータを観察して記録していく方法である。単一製品の組立工程のように、被験者の作業内容が外見上分かり易い場合、観察法によって、作業分析に必要な情報を収集することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体製造工場のように、オペレータが複数の装置を担当し、また作業内容が処理するロットにより変わる場合、各装置での作業内容と作業時間とを記録しなければならず、それらの記録作業を観察法で行うのは困難である。
【0006】たとえば、装置内部に手を入れて細かな作業が行われた場合、観察者が作業内容を把握できないこともある。そのため、観察法では、作業分析が表面的なものになり、作業方法の改善に役立たなくなってしまう。
【0007】また、オペレータが複数の装置に対して行う作業を記録するには、観察者がその作業の内容を理解していなければならない。そのため、オペレータと同等以上のスキルが観察者に求められる。高い能力を有する者が、他のオペレータの観察のみに長い期間を費やすのは、生産性の面から好ましくない。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数の装置で行われた作業内容と作業時間とを自動で記録することができる作業調査分析システム、作業分析装置、および作業調査分析方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような作業調査分析システムが提供される。本発明の作業調査分析システムは、工場1内でのオペレータ1gの作業内容の調査分析を行うものである。作業調査分析システムは、複数の装置1a〜1f、観測装置2、生産管理装置3、および作業分析装置4を有している。
【0010】複数の装置1a〜1fは、工場1内に配置され、オペレータ1gの作業が行われるときにイベントを発生させる。観測装置2は、工場1内におけるオペレータ1gの位置を観測する。生産管理装置3は、複数の装置1a〜1fの動作を監視し、複数の装置1a〜1fそれぞれで発生したイベント毎にイベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報3aとして格納する。作業分析装置4は、観測装置2で観測されたオペレータ1gの位置と複数の装置1a〜1fの所定の位置とからオペレータ1gが複数の装置1a〜1fそれぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し(ステップS1)、時間帯内にオペレータ1gの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を生産管理情報3aから抽出し(ステップS2)、抽出した近傍発生イベントの内容と時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する(ステップS3)。
【0011】このような作業調査分析システムによれば、オペレータ1gが工場1で装置1a〜1fを用いた作業を行うと、オペレータ1gの位置が観測装置2で観測される。その間、装置1a〜1fで発生したイベントが生産管理装置3で生産管理情報3aとして格納される。そして、作業分析装置4により、オペレータ1gが装置1a〜1fの近傍に滞在した時間帯内にその装置で発生した近傍発生イベントが抽出され、その近傍発生イベントが時間帯に関連づけられて、作業分析情報が生成される。
【0012】また、本発明では上記課題を解決するために、工場内で作業を行うオペレータの位置と、前記工場内に配置された装置から発生したイベントの内容および発生時刻とを示す生産管理情報に基づいて、前記オペレータの作業内容を分析する作業分析装置において、前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断する滞在時間帯判断部と、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した近傍発生イベントの内容と前記滞在時間帯判断部が判断した前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する生成部と、を有することを特徴とする作業分析装置が提供される。
【0013】このような作業分析装置によれば、オペレータが装置の近傍に滞在した時間帯内にその装置で発生した近傍発生イベントが抽出され、そのイベントが時間帯に関連づけられて作業分析情報が生成される。
【0014】また、本発明では上記課題を解決するために、工場内でのオペレータの作業内容の調査分析を行う作業調査分析方法において、前記工場内に配置され、前記オペレータの作業が行われるときにイベントを発生させる複数の装置の動作を監視し、前記複数の装置それぞれで発生したイベント毎に当該イベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報として格納し、前記工場内における前記オペレータの位置を観測し、観測された前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する、処理を含むことを特徴とする作業調査分析方法が提供される。
【0015】このような作業調査分析方法によれば、複数の装置の動作が監視され、複数の装置それぞれで発生したイベント毎にイベントの内容とイベント発生時刻とが、生産管理情報として格納される。また、工場内におけるオペレータの位置が観測され、観測されたオペレータの位置と複数の装置の所定の位置とからオペレータが複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯が判断される。そして、時間帯内にオペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容が生産管理情報から抽出され、抽出された近傍発生イベントの内容と時間帯とが関連づけられ、作業分析情報が生成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、本発明の実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、本発明の実施の形態の具体的な内容を説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態に適用される発明の概念図である。作業調査分析システムは、工場1内でのオペレータ1gの作業内容の調査分析を行うものである。作業調査分析システムは、複数の装置1a〜1f、観測装置2、生産管理装置3、および作業分析装置4を有している。
【0018】複数の装置1a〜1fは、工場1内に配置され、オペレータ1gの作業が行われるときにイベントを発生させる。イベントには、たとえば、処理を開始するときの開始処理イベント、処理が終了したときの終了処理イベント、処理が中断したときのアラームイベントなどがある。
【0019】観測装置2は、工場1内におけるオペレータ1gの位置を観測する。オペレータ1gの位置の観測は、たとえば、オペレータ1gが所持する発信器2aが発信する信号の強さを複数の位置で検出し、所定の計算を行うことで算出することができる。
【0020】生産管理装置3は、複数の装置1a〜1fの動作を監視し、複数の装置1a〜1fそれぞれで発生したイベント毎にイベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報3aとして格納する。
【0021】作業分析装置4は、観測装置2で観測されたオペレータ1gの位置と複数の装置1a〜1fの所定の位置とからオペレータ1gが複数の装置1a〜1fそれぞれの近傍に滞在した時間帯を判断する(ステップS1)。次に、作業分析装置4は、時間帯内にオペレータ1gの近傍の装置で発生したイベント(近傍発生イベント)の内容を生産管理情報3aから抽出し(ステップS2)、抽出したイベントの内容と時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する(ステップS3)。そして、作業分析装置4は、作業分析情報において各イベントに関連づけられた時間帯を、そのイベントに対応する作業の作業時間とみなし、オペレータの作業内容と作業時間とを表す統計情報を生成し、統計情報を表示装置5に表示させる(ステップS4)。
【0022】このような作業調査分析システムによれば、オペレータ1gが工場1で装置1a〜1fを用いた作業を行うと、オペレータ1gの位置が観測装置2で観測される。その間、装置1a〜1fで発生したイベントが生産管理装置3で生産管理情報3aとして格納される。そして、作業分析装置4により、オペレータ1gが装置1a〜1fの近傍に滞在した時間帯内にその装置で発生したイベントが抽出され、そのイベントが時間帯に関連づけられて、作業分析情報が生成される。生成された作業分析情報に基づいて、オペレータの作業内容と作業時間とに関する統計情報が表示される。
【0023】これにより、生産管理情報3aとオペレータ1gの位置情報をつき合わせ、効果的に作業分析を行うことができる。すなわち、オペレータ1gの滞在場所近傍の装置で発生したイベントに関しては、そのオペレータ1gが対処したものと考えられる。しかも、イベントの内容によって対処方法も決まるため、オペレータ1gが行った作業内容が明確になる。しかも、滞在した時間帯によって、オペレータ1gの作業時間が分かる。このように、作業分析装置4で生成された作業分析情報には、オペレータ1gの作業内容と作業時間とに関する情報が含まれている。従って、作業分析情報に基づいて、有効な作業分析が可能となる。
【0024】しかも、本発明では観察法のような観察者が不要であるため、少ない人手で行うことができるとともに、分析結果が、分析を行う者のスキルに左右されることもない。
【0025】以下、半導体製造工場におけるオペレータの作業内容分析に本発明を適用した場合を例に採り、本発明の実施の形態を具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るシステムの構成図である。本実施の形態では、工場100内に複数の装置111〜116が設置されている。装置111〜116は、半導体の製造装置である。装置111〜116は、キーボードやバーコードリーダなどの入力装置と液晶ディスプレイなどの表示装置とを備えている。オペレータ140は、装置111〜116の入力装置を用いて、装置111〜116に対して操作入力を行うことができる。各装置111〜116は、オペレータ140からの操作入力で指示された工程の処理を実行する。また、各装置111〜116は、操作入力の内容や、操作入力に応答して実行した工程の内容などを示すイベントを発生し、生産管理装置200に通知する。
【0026】工場100内には、移動体通信の構内交換機120と、複数の基地局121〜126とが設置されている。基地局121〜126は、各装置111〜116の位置に配置されている。移動体通信としては、たとえば、PHS(Personal Handyphone System)が適用できる。工場100内で装置111〜116を操作するオペレータ140は、移動体通信の端末装置130を所持している。
【0027】端末装置130と基地局121〜126との間では、端末装置130の存在を確認するための交信が行われている。交信の内容は構内交換機120で収集される。構内交換機120は、各基地局121〜126における端末装置130からの信号の強度を、作業分析装置300に通知する。また、構内交換機120は、端末装置130から出される信号の受信強度に応じて、端末装置130との間で無線通信を行う基地局を特定する。
【0028】さらに、構内交換機120は、端末装置130の所定のボタンが押されると、押されたボタンの情報を基地局121〜126経由で取得し、作業分析装置300に渡す。たとえば、オペレータ140は、半導体製造工程以外の作業(日報の作成など)を行う際には、その作業内容を示す数値を端末装置130に入力する。すると、その数値が、構内交換機120を介して作業分析装置300に渡される。
【0029】工場100内の複数の装置111〜116は、工場100の外に設置された生産管理装置200に接続されている。生産管理装置200は、MES(Manufacturing Execution System)と呼ばれる生産管理機能を有しており、半導体製造工程を管理している。工程の管理のために、生産管理装置200は、各装置111〜116が記憶したイベントに関する情報を収集し、ロット処理履歴情報や装置稼働履歴情報を生成する。ロット処理履歴情報には、誰がいつどの装置でどんな作業をしたかが記録されている。また、装置稼動履歴情報には、いつどの装置でどんなアラームが発生したかが記録されている。生産管理装置200は、生成したロット処理履歴情報によって、各ロットに対して行われた工程や今後行うべき工程を認識する。そして、生産管理装置200は、装置111〜116にロットが投入された際には、そのロットに次に実施すべき工程を通知する。
【0030】作業分析装置300には、構内交換機120と生産管理装置200とに接続されている。作業分析装置300は、構内交換機120から、オペレータ140が所持する端末装置130の位置を示す情報や、端末装置130に対して行われた操作入力に関する情報を取得する。位置に関する情報とは、各基地局121〜126が受信した端末装置130からの信号の強度に関する情報である。
【0031】作業分析装置300は、端末装置130の位置に関する情報に基づいて、オペレータ140の動線履歴情報を生成する。動線履歴情報とは、時間帯毎の、オペレータ140の位置を示す情報である。動線履歴情報には、誰がいつどこに(どの装置付近に)居たかが記録されている。
【0032】また、作業分析装置300は、ロット処理履歴情報、装置稼働履歴情報、動線履歴情報を参照して、「誰が」「いつ」「どの装置で」をキーにして、動線履歴情報に対して、作業内容(ロット処理履歴情報から取得)とアラーム内容(装置稼動履歴情報から取得)を、動線履歴情報に付加する。これにより、オペレータ140に関する作業分析情報が生成される。作業分析情報には、オペレータ140が行った各作業に要した時間が示される。作業分析装置300は、生成した作業分析情報に基づいて、オペレータ140の作業内容を表す統計情報を生成し、その統計情報をグラフなどによって表示させることができる。
【0033】図3は、本発明の実施の形態に用いる作業分析装置のハードウェア構成例を示す図である。作業分析装置300は、CPU(Central Processing Unit)301によって装置全体が制御されている。CPU301には、バス307を介してRAM(Random Access Memory)302、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)303、グラフィック処理装置304、入力インタフェース305、および通信インタフェース306が接続されている。
【0034】RAM302には、CPU301に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM302には、CPU301による処理に必要な各種データが格納される。HDD303には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
【0035】グラフィック処理装置304には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置304は、CPU301からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース305には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース305は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス307を介してCPU301に送信する。
【0036】通信インタフェース306は、ネットワーク10に接続されている。通信インタフェース306は、ネットワーク10を介して、生産管理装置200や構内交換機120との間でデータの送受信を行う。
【0037】以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、作業分析装置300のハードウェア構成を示したが、生産管理装置200も同様のハードウェア構成で実現することができる。
【0038】次に、工場100において、あるオペレータがある装置に対して行う作業に関する情報が、どのように生産管理装置200に取り込まれるかについて説明する。
【0039】図4は、生産装置による情報の収集状況を示す概念図である。図4の例は、装置111を用いて、ロット150に対して、所定の工程の処理を施す場合を示している。
【0040】図4に示すように装置111は、入力装置としてキーボード111aとバーコードリーダ111bとを有している。また、装置111は、出力装置として、表示装置111cとアラームランプ111dとを有している。また、工場100で作業を行うオペレータ141〜143は、それぞれの識別情報を示すプレート141a,142a,143aを所持している。プレート141a,142a,143aには、オペレータ141〜143の識別情報を表すバーコード141b,142b,143bが印刷されている。
【0041】ロット150は、半導体基板(ウェハ)を収納するケースと、そのケースに収納された複数の半導体基板とで構成される。ロット150のケースには、そのロットの識別情報を示すバーコード151が印刷されている。
【0042】ロット150を装置111に投入するオペレータ141は、装置111に対して、自身のプレート141aに印刷されているバーコード141bと、ロット150のバーコード151とを、バーコードリーダ111bで読み取らせる。これにより、装置111において、ロット150の開始処理の作業を行うオペレータ141の識別情報(あるいは名前)と、ロット150の識別情報とが取得される。すると、装置111は、生産管理装置200から、次に実施する工程の工程名とレシピとを取得し、表示装置111cに表示する。
【0043】オペレータ141は、表示装置111cに表示された工程が正しければ、装置111内の所定の場所にロット150を置き、キーボード111aを用いて、処理開始指令を入力する。これにより、装置111は、ロット150内の半導体基板に対して、指示された工程に応じた処理を施す。
【0044】オペレータ141がロット150の処理を始めたとき、装置111は、オペレータ141の識別情報(あるいは名前)、ロット150の識別情報、工程名などの必要な情報を、イベント発生日時とともに、生産管理装置200に、処理開始報告として通知する。この処置開始報告に含まれた情報は、生産管理装置200の生産管理データベース内にロット処理履歴情報として保存される。
【0045】装置111がロット150に対する処理を行っている最中に、アラームが発生することがある。たとえば、装置111内で半導体基板の搬送に失敗したときにアラームが発生する。装置111は、アラームが発生すると、アラームランプ111dを点灯させることで、工場100内のオペレータ141,142,143に、アラームの発生を通知する。また、アラームが発生した場合、装置111は、アラーム情報をイベント発生日時とともに、生産管理装置200に、アラーム発生報告として通知する。このアラーム発生報告に含まれる情報は、生産管理装置200の生産管理データベース内に、装置稼働履歴情報として保存される。
【0046】アラームの発生を知ったオペレータ142は、装置111に近づき、アラーム発生の原因を調査する。そして、アラーム発生の原因を解消させ、装置111に対して、処理続行の操作入力を行う。たとえば、半導体基板がうまく搬送できなかった場合には、オペレータ142が半導体基板を搬送用のテーブルなどに固定して、装置111に処理を続行させる。オペレータ142が、アラーム処置を行いアラームが解除された場合、装置111は、アラーム解除情報をイベント発生日時とともに、生産管理装置200に、アラーム解除報告として通知する。このアラーム解除報告に含まれる情報も、生産管理装置200の生産管理データベース内に、装置稼働履歴情報として保存される。
【0047】装置111において、ロット150に対する指定された工程の処理が終了すると、装置111の排出口にロット150が搬送される。すると、オペレータ143が装置111に近づきロット150の処理終了作業(搬出作業)を行う。ロット150を装置111から搬出するオペレータ143は、装置111に対して、自身のプレート143aに印刷されているバーコード143bを、バーコードリーダ111bで読み取らせる。そして、オペレータ143は、次の工程を行うための装置までロット150を移動する。
【0048】ロット150の処理終了の場合も開始処理の時と同じように、装置111は、ロット名や処理結果などの必要な情報をイベント発生日時とともに、生産管理装置200に、処理終了報告として通知する。この処理終了報告に含まれる情報も、生産管理装置200の生産管理データベース内に、ロット処理履歴情報として保存される。
【0049】以上のように、装置111から生産管理装置200に対して送信された情報と同様の情報が、他の装置112〜116からも生産管理装置200に送信される。これにより、生産管理装置200では、生産管理データベース内にロット処理履歴情報と装置稼働履歴情報とが蓄積される。
【0050】図5は、オペレータの位置情報の取得状況を示す図である。工場100では、複数のオペレータ141〜143が作業をしている。図5では、オペレータ141〜143が滞在した場所を丸印で示している。丸印を結んだ線が、各オペレータ141〜143の動線161〜163である。
【0051】オペレータ141〜143は、それぞれ端末装置131〜133を所持している。各端末装置131〜133が所定の信号を発信し、その信号が基地局121〜126で受信される。そして、基地局121〜126で受信された信号の強度が構内交換機120を介して作業分析装置300に渡される。そして、作業分析装置300により、端末装置131〜133の位置が算出される。
【0052】作業分析装置300では、端末装置131〜133の位置を所定の時間間隔で算出し、算出した位置を記憶しておくことで、端末装置131〜133それぞれを所持しているオペレータ141〜143の動線161〜163を取得する。
【0053】動線161〜163は、各オペレータ141〜143が工場100内を移動した軌跡である。たとえば、各オペレータ141〜143は、ロットを装置111〜116内に搬入したり、装置111〜116で処理が施されたロットを装置111〜116から搬出し、他の装置111〜116の位置へ運んだりする。また、アラームが発生した装置があれば、その装置にいずれかのオペレータが近づき、アラームの原因を解消させるための作業を行う。このように、各オペレータ141〜143が工場内を移動した軌跡が、動線情報として作業分析装置300内に記憶されることとなる。
【0054】次に、生産管理装置200と作業分析装置300とにおける処理機能について説明する。図6は、本発明の実施の形態における生産管理装置と作業分析装置との機能ブロック図である。
【0055】生産管理装置200は、生産管理データベース210と装置動作情報収集部221とを有している。生産管理データベース210は、生産管理装置200において装置111〜116から収集したロット毎のロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・と、装置111〜116毎の装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・とを格納している。ロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・は、対応するロットに対して各装置111〜116によって実行された工程に関する情報である。ロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・には、工程の開始処理や終了処理などのイベントの発生や、そのイベントに応じた作業を行ったオペレータに関する情報が含まれる。装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・は、各装置111〜116の稼働状況を表す情報である。たとえば、装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・には、装置111〜116のアラーム発生やアラーム解除などのイベントに関する発生時刻やそのイベントの内容などが含まれる。
【0056】装置動作情報収集部221は、複数の装置111〜116との間で通信を行い、各装置111〜116から動作情報(処理開始報告、処理終了報告、アラーム発生報告、アラーム解除報告など)を収集する。装置動作情報収集部221は、受け取った処理開始報告や処理終了報告に含まれる情報を、装置111〜116によって処理が施されたロットに対応するロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・に登録する。また、装置111〜116においてイベントが発生する毎に、その装置からアラーム発生報告やアラーム解除報告を受け取り、アラームを発生した装置に対応する装置稼働履歴情報に、アラーム発生報告やアラーム解除報告に含まれる情報を登録する。
【0057】作業分析装置300は、動線データベース310、履歴情報データベース320、動線記録部331、指定情報抽出部332、データ合成部333、および表示部334を有している。
【0058】動線データベース310には、オペレータ毎の動線を示す動線履歴情報311,312,313,・・・が格納されている。動線履歴情報311,312,313,・・・は、オペレータ141〜143が工場100内を移動した際の時刻毎の位置を示す情報である。
【0059】履歴情報データベース320は、作業分析対象のオペレータの作業内容や、動線に関する情報である。履歴情報データベース320には、所定の条件で抽出されたロット処理履歴情報321、装置稼働履歴情報322、および動線履歴情報323とが含まれる。ロット処理履歴情報321は、生産管理データベース210のロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・のうち、1以上の任意のオペレータの作業に関連する情報である。装置稼働履歴情報322は、生産管理データベース210の装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・のうち、1以上の任意のオペレータの作業に関連する情報である。動線履歴情報323は、作業分析対象のオペレータが各装置111〜116の近傍に滞在した時間帯および、作業分析対象のオペレータが装置111〜116間を移動している時間帯に関する情報である。
【0060】動線記録部331は、構内交換機120より、端末装置131の位置を表す情報を取得する。本実施の形態では、各基地局121〜126における端末装置131からの信号の受信強度に関する情報を取得する。そして、動線記録部331は、基地局121〜126の位置と、各基地局121〜126における端末装置131からの信号の受信強度とに基づいて、端末装置131の位置を判断する。
【0061】また、動線記録部331は、工場100内の装置111〜116の位置が予め登録されている。動線記録部331は、端末装置131の位置に基づいて、その端末装置131を所持しているオペレータ141〜143の滞在場所(どの装置の近傍にいるのか)を判断する。たとえば、動線記録部331は、あるオペレータがある装置の半径1m以内に近づいたら、そのオペレータがその装置の位置に滞在したものと判断する。そして、動線記録部331は、滞在場所への滞在時間帯などの情報を、オペレータ141〜143に対応する動線情報に登録する。
【0062】指定情報抽出部332には、操作入力によって指定された内容の情報を、生産管理装置200内の生産管理データベース210や作業分析装置300内の動線データベース310から抽出し、履歴情報データベース320に格納する。たとえば、作業分析対象のオペレータに作業分析の要求が出されると、分析対象のオペレータ名や装置、時間などの検索条件を受け付ける。そして、指定情報抽出部332は、生産管理データベース210内の各ロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・から検索条件に合致した情報を取得し、ロット処理履歴情報321として履歴情報データベース320に格納する。また、指定情報抽出部332は、生産管理データベース210内の各装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・から検索条件に合致した情報を取得し、装置稼働履歴情報322として履歴情報データベース320に格納する。さらに、指定情報抽出部332は、動線データベース310から検索条件に合致した情報を抽出し、動線履歴情報323として履歴情報データベース320に格納する。
【0063】データ合成部333は、履歴情報データベース320に格納されたロット処理履歴情報321、装置稼働履歴情報322、および動線履歴情報323を合成し、作業分析情報340を生成する。具体的には、データ合成部333は、作業分析対象のオペレータに関する動線履歴情報323の時間帯毎の情報に対し、その時間帯内の処理を示すロット処理履歴情報321内の情報を関連づける。同様に、データ合成部333は、オペレータに関する動線履歴情報323の時間帯毎の情報に対し、その時間帯内の処理を示す装置稼働履歴情報322内の情報を関連づける。そして、データ合成部333は、関連づけが行われた情報を、作業分析情報340とする。その後、データ合成部333は、生成した作業分析情報340を、表示部334に渡す。
【0064】表示部334は、作業分析情報340や装置稼働履歴情報322に基づいて統計情報を生成し、統計情報を視覚的に表示する。たとえば、表示部334は、作業内容毎の所要時間を合計し、一日の作業全体における各作業に要した時間の割合を、円グラフで表示する。
【0065】次に、生産管理装置と作業分析装置とで取り扱われる各種データについて説明する。図7は、ロット処理履歴情報の一例を示す図である。図7の例では、ロット処理履歴情報211aとして、「ロット」、「オペレータ」、「工程」、「装置」、「日時」、および「イベント情報」が登録されている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられている。
【0066】「ロット」は、各ロットの識別情報である。図7の例では、「Lot−1」,「Lot−2」,・・・が登録されている。「オペレータ」は、対応するロットに対する処理を行ったオペレータの識別情報である。図7の例では、ロット「Lot−1」に対してオペレータ「OP−1」が処理を行い、ロット「Lot−2」に対してオペレータ「OP−3」が処理を行っている。
【0067】「工程」は、対応するロットに対してオペレータが処理を行った工程の識別情報である。図7の例では、ロット「Lot−1」に対して工程「ST−1」が行われ、ロット「Lot−2」に対して工程「ST−5」が行われている。
【0068】「装置」は、対応するロットに対してオペレータが処理を行った際に使用した装置の識別情報である。図7の例では、ロット「Lot−1」に対する工程「ST−1」の処理に装置「M−1」が使用され、ロット「Lot−2」に対する工程「ST−5」の処理に装置「M−4」が使用されている。
【0069】「日時」は、対応するロットに対してオペレータが処理を行ったことによるイベントの発生日時である。図7の例では、ロット「Lot−1」に対する工程「ST−1」の処理が「2001年10月11日10時30分(2001-10-11 10:30)」に行われている。また、ロット「Lot−2」に対する工程「ST−5」の処理が「2001年10月11日10時35分(2001-10-11 10:35)」に行われている。
【0070】「イベント情報」は、オペレータが実施した作業内容である。図7の例では、オペレータ「OP−1」が装置「M−1」において、2001年10月11日10時30分に、開始処理を行っている。また、オペレータ「OP−3」が装置「M−4」において、2001年10月11日10時35分に、終了処理を行っている。
【0071】図7に示したロット処理履歴情報211aから特定のオペレータに関する情報を抽出し、イベントの発生日時によってソーティングすれば、オペレータに注目したロット処理履歴情報321が得られる。
【0072】図8は、オペレータに注目したロット処理履歴情報の一例を示す図である。ロット処理履歴情報321には、「日時」、「装置」、「ロット」、および「イベント情報」が登録されている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられている。
【0073】「日時」は、オペレータが作業を行った日時である。「装置」は、オペレータの作業対象の装置の識別情報である。「ロット」は、オペレータが行った作業内容である。図8の例では、オペレータは、2001年10月11日10時30分(2001-10-11 10:30)に、装置「M−1」においてロット「Lot−1」の開始処理を行っている。また、オペレータは、2001年10月11日10時33分(2001-10-11 10:33)に、装置「M−3」においてロット「Lot−5」の終了処理を行っている。
【0074】次に、装置稼働履歴情報について説明する。図9は、装置稼働履歴情報の一例を示す図である。装置稼働履歴情報212aには、「日時」と「イベント情報」とが登録されている。図中、横方向に並べられた情報が互いに関連づけられている。
【0075】「日時」は、装置においてイベントが発生した日時である。「イベント情報」は、装置において発生したイベントの内容である。装置で発生するイベントとしては、指定された工程の処理開始、工程の処理終了、アラーム発生などがある。図9の例では、2001年10月11日10時30分(2001-10-11 10:30)にアラームが発生し、2001年10月11日10時48分(2001-10-11 10:48)にアラームが解除されている。
【0076】次に、動線履歴情報について説明する。図10は、動線履歴情報の一例を示す図である。動線履歴情報311には、「From」、「To」、および「作業(滞在)」の情報が登録されている。図中、横方向に並べられた情報(上下段で示された情報を含む)が互いに関連づけられている。
【0077】「From」は、オペレータが移動したときの出発日時と出発装置とを示す情報である。出発装置とは、オペレータが出発前に滞在していた場所付近の装置である。「From」の欄は上下に分割されており、上段が出発日時、下段が出発装置の識別情報である。
【0078】「To」は、オペレータが移動したときの到着日時と到着装置とを示す情報である。到着装置とは、オペレータが移動後に滞在していた場所付近の装置である。「To」の欄は上下に分割されており、上段が到着日時、下段が到着装置の識別情報である。
【0079】「作業(滞在)」は、オペレータが装置に対して行った作業に関する情報である。「作業(滞在)」には、「作業開始日時」、「作業終了日時」、「作業装置」、「作業コード」の情報が含まれている。「作業(滞在)」の「作業開始日時」、「作業終了日時」、「作業装置」を示す欄は上下に分割されており、上段に左から「作業開始日時」、「作業終了日時」の順で示されており、下段に「作業装置」が示されている。「作業開始日時」から「作業終了日時」までの時間が、対応する「作業装置」の近傍に滞在した時間、すなわち作業時間である。「作業コード」の欄には、オペレータが入力した作業コードが登録される。作業コードは、オペレータの作業内容を、予め定義された識別番号で表したものである。作業コードは、オペレータが任意に入力することができる。たとえば、製造工程とは異なる作業を行った際に作業コードを入力しておけば、対応する時間帯が、製造工程の所要時間から除外すべき時間であることが分かる。
【0080】図10の例では、オペレータの2001年10月11日の動線履歴が示されている。オペレータは、装置「M−5」の近くを10時29分に離れ、装置「M−1」の近くに10時30分に到着した。オペレータは、10時30分に作業コード「Code−1」に対応する作業を開始し、10時34分まで行った。次に、オペレータは、10時34分に装置「M−1」の近くを離れ、10時35分に装置「M−2」の位置に到着した。オペレータは、10時35分から10時41分まで装置「M−2」の近くに滞在している。このような動線履歴情報311を概念的に表すと、図5のようになる。
【0081】動線履歴情報311,312,313,・・・、ロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・、装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・から、オペレータ名、日時、および装置名をキーにして指定情報抽出部332が検索を行い、検索結果が履歴情報データベース320に格納される。格納された情報を合成することで、作業分析情報340が得られる。以下、作業分析情報について説明する。
【0082】図11は、作業分析情報の一例を示す図である。作業分析情報340は、抽出された動線履歴情報323の時間帯毎の情報毎に、付帯情報を付加したものである。付帯情報は、履歴情報データベース320内のロット処理履歴情報321と装置稼働履歴情報322とのうち、対応する情報に示される時間帯内の日時が設定された情報である。付帯情報により、各時間帯において装置に対して行われた作業内容の詳細が分かる。たとえば、「付帯情報A」は装置「M−1」で行われた作業に関する情報であり、「付帯情報B」は装置「M−2」で行われた作業に関する情報である。
【0083】次に、生産管理データベース210と動線データベース310の内容から、オペレータの作業分析を行う処理について説明する。図12は、作業分析処理の全体の流れを示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
【0084】[ステップS11]指定情報抽出部332は、分析対象となる期間、分析対象となるオペレータ、分析対象となる装置を指定する操作入力を受け付ける。
[ステップS12]指定情報抽出部332は、動線データベース310から動線履歴情報311,312,313,・・・の検索処理を行う。この処理の詳細は後述する。
【0085】[ステップS13]指定情報抽出部332は、生産管理データベース210からロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・の検索処理を行う。この処理の詳細は後述する。
【0086】[ステップS14]指定情報抽出部332は、生産管理データベース210から装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・の検索処理を行う。この処理の詳細は後述する。
【0087】[ステップS15]データ合成部333は、履歴情報データベース320内の情報を合成し、作業分析情報340の生成処理を行う。この処理の詳細は後述する。
【0088】[ステップS16]表示部334は、作業分析情報340の内容を所定の形式に変換して表示する。このような手順で行われる各処理の詳細を以下に説明する。
【0089】図13は、動線履歴情報検索処理の手順を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]指定情報抽出部332は、分析対象となる期間、分析対象となるオペレータ、及び分析対象となる装置に関する条件を満たした情報を、動線データベース310内の動線履歴情報311,312,313,・・・から検索する。
【0090】[ステップS22]指定情報抽出部332は、ステップS21で検出した情報を、動線データベース310から抽出する。具体的には、動線履歴情報311,312,313,・・・がオペレータ毎に作成されているため、指定情報抽出部332は、まず、分析対象のオペレータに対応する動線履歴情報を抽出する。次に、指定情報抽出部332は、抽出した動線履歴情報から、分析対象となる期間の情報のみを抽出する。そして、指定情報抽出部332は、抽出した動線履歴情報から、分析対象となる装置に関連する情報のみを抽出する。
【0091】[ステップS23]指定情報抽出部332は、抽出したデータを、動線履歴情報323として履歴情報データベース320に格納する。その後、処理が図12のステップS13に進められる。
【0092】図14は、ロット処理履歴情報検索処理の手順を示すフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]指定情報抽出部332は、分析対象となる期間、分析対象となるオペレータ、及び分析対象となる装置に関する条件を満たした情報を、生産管理データベース210内のロット処理履歴情報211a,211b,211c,・・・から検索する。
【0093】[ステップS32]指定情報抽出部332は、ステップS31で検出した情報を、生産管理データベース210から抽出する。
[ステップS33]指定情報抽出部332は、抽出したデータを時間によってソートし、ロット処理履歴情報321として履歴情報データベース320に格納する。その後、処理が図12のステップS14に進められる。
【0094】図15は、装置稼働履歴情報検索処理の手順を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS41]指定情報抽出部332は、分析対象となる期間、及び分析対象となる装置に関する条件を満たした情報を、生産管理データベース210内の装置稼働履歴情報212a,212b,212c,・・・から検索する。
【0095】[ステップS42]指定情報抽出部332は、ステップS41で検出した情報を、生産管理データベース210から抽出する。
[ステップS43]指定情報抽出部332は、抽出したデータを装置稼働履歴情報322として履歴情報データベース320に格納する。その後、処理が図12のステップS15に進められる。
【0096】図16は、作業分析情報生成処理の手順を示すフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS51]データ合成部333は、分析対象となるオペレータのリストを作成する。
【0097】[ステップS52]データ合成部333は、ステップS51で作成したリスト上のオペレータを一人ずつ順に選択する。ここで、選択したオペレータをHとする。
【0098】[ステップS53]データ合成部333は、選択したオペレータHの動線履歴情報を、履歴情報データベース320から抽出する。
[ステップS54]データ合成部333は、オペレータHがある装置Mの近傍に入った時刻(Tin)から出た時刻(Tout)までを、その装置Mでの滞在時間(Tin-Tout)と定義する。
【0099】[ステップS55]データ合成部333は、履歴情報データベース320中のロット処理履歴情報321から、装置がMでオペレータがHのレコードのうち、滞在時間(Tin-Tout)の間に発生したものを作業内容(付帯情報)として、滞在時間(Tin-Tout)データに付加する。
【0100】[ステップS56]データ合成部333は、履歴情報データベース320中の装置稼働履歴情報322から、装置がMでオペレータがHのレコードのうち、滞在時間(Tin-Tout)の間に発生したものを作業内容(付帯情報)として、滞在時間(Tin-Tout)データに付加する。
【0101】[ステップS57]データ合成部333は、全てのレコードをチェックしたか否かを判断する。全てのレコードをチェックした場合には、処理がステップS58に進められる。未処理のレコードがある場合には、処理がステップS54に進められる。
【0102】[ステップS58]データ合成部333は、ステップS51で作成したリスト上の全てのオペレータをチェックしたか否かを判断する。全てのオペレータをチェックした場合には、処理がステップS59に進められる。未処理のオペレータがある場合には処理がステップS52に進められる。
【0103】[ステップS59]データ合成部333は、処理されたデータを作業分析情報340として格納する。以上のような処理によって、オペレータ141〜143の動線情報と、各装置111〜116において行われた作業とを関連づけ、一貫した統計データである作業分析情報340を生成することができる。作業分析情報340には、各オペレータ141〜143が、どの装置でどのような作業を、どれ程の時間をかけて行ったかが示されているため、工場100内の工程見直しや、装置111〜116の配置の見直しに役立てることができる。
【0104】以下に、作業分析情報340の表示例について説明する。図17は、作業分析情報の第1の表示例を示す図である。図17の例では、画面400に工場100の縮尺図を表示している。その縮尺図内には、実際の装置111〜116の配置と同様に、装置画像411〜416が表示されている。画面400には、オペレータが滞在した装置に対応する装置画像の位置に、円形のマーク421〜427を示している。各マーク421〜427は、オペレータの移動順に矢印で結ばれている。オペレータに対応する矢印を結んだ線が、そのオペレータの動線441である。
【0105】オペレータが滞在した装置の位置には、付帯情報431〜437が表示されている。画面上で付帯情報431〜437のいずれかを選択することで、その付帯情報の内容(滞在期間、発生したイベント、工程名、ロット名など)を表示させることができる。
【0106】このように、工場100の縮尺図によって作業分析情報340の内容を表示することで、オペレータの動線と、各装置において行った処理とを容易に認識することができる。
【0107】図18は、作業分析情報の第2の表示例を示す図である。この例では、作業分析情報340に基づいて、各作業に要した時間の全体に占める割合を円グラフ510で示している。図18の例では、移動時間511が最も長く、次に、ロット開始処理時間512、ロット終了処理時間513、装置アシスト時間514、その他の時間515の順番となっている。なお、装置アシストとは、短時間のアラーム処理である。
【0108】このようにして、作業内訳を視覚的に分かり易く表示することができる。図19は、作業分析情報の第3の表示例を示す図である。この例では、作業分析情報340に基づいて、ロット開始作業の作業所要時間をヒストグラム520で表している。図19の例では、装置、品種、工程、レシピ、オペレータを限定することで、統計対象の情報を絞り込んでいる。
【0109】このように、各作業の作業所要時間のヒストグラム520を装置やオペレータをキーにして比較することで、作業上の問題点を明らかにすることができる。たとえば、ロット開始作業の所要時間が、作業手順書で想定している作業時間よりも多ければ、作業手順書が示す所要時間に無理があるか、作業手順書では想定していない作業が発生していることが考えられる。
【0110】図20は、作業分析情報の第4の表示例を示す図である。この例では、作業分析情報340に基づいて、装置アシスト作業の作業所要時間をヒストグラム530で表している。図20の例では、装置、オペレータを限定することで、統計対象の情報を絞り込んでいる。
【0111】このように、装置毎のアシスト作業の作業所要時間のヒストグラム530を表示することで、改善すべき装置の問題点も明らかになる。これは、装置の安定度評価にも活用できる。たとえば、特定の装置に対するアシスト作業が頻繁に発生していれば、装置の動作の安定性に問題があることが考えられる。
【0112】以上のようにして、観察者のスキルに依存することなく、且つオペレータにも作業分析のための余分な作業負荷をかけることなく、詳細な作業内容を含めた作業記録を集めることができる。
【0113】すなわち、オペレータの動線履歴情報と生産管理情報とを突き合わせることにより、作業分析に要求されるオペレータの移動先での詳細な作業内容が観察者のスキルを必要としないで、収集可能となる。また、長期間・連続の作業分析が可能であり、作業分析後に検討されるべき作業改善や人員配置の見直しを的確に行えるようになる。
【0114】また、オペレータが、装置のどんなアラームにどれくらい対処したかを見ることにより、装置の安定度の評価や装置の改善効果を数値化して評価することもできる。
【0115】さらに、本実施の形態は、オペレータは、作業分析の情報収集のために、半導体製造工程に必要な作業以外の特別な作業をする必要がない。そのため、作業分析結果の信頼性を保つことができる。
【0116】すなわち、作業内容の収集のみであれば、オペレータによるPHSなどの端末装置上のボタンのON−OFF操作により、作業の開始・終了のみを端末装置から作業分析装置へ無線で知らせることもできる。ただし、この場合、作業分析のため、オペレータに余分の作業負荷を課すことになる。その結果、本来の作業自体が妨害(ディスターブ)され、作業分析の精度も落ちてしまう。本発明の実施の形態では、各装置が発生するイベントにより作業内容を判断し、オペレータの動線により、イベントが発生した装置での作業時間を判断するようにしたことで、オペレータの余分な作業の発生を防いでいる。
【0117】なお、上記の説明では、PHSのような移動体通信の技術を用いてオペレータの位置を観測しているが、別の観察法を用いてもよい。たとえば、2個の超音波センサで、オペレータまでの距離測定を行い、二次元的な位置を求めることもできる。
【0118】また、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、生産管理装置200や作業分析装置300が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disc)などがある。
【0119】プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0120】プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0121】(付記1) 工場内でのオペレータの作業内容の調査分析を行う作業調査分析システムにおいて、前記工場内に配置され、前記オペレータの作業が行われるときにイベントを発生させる複数の装置と、前記複数の装置の動作を監視し、前記複数の装置それぞれで発生した前記イベント毎に当該イベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報として格納する生産管理装置と、前記工場内における前記オペレータの位置を観測する観測装置と、前記観測装置で観測された前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する作業分析装置と、を有することを特徴とする作業調査分析システム。
【0122】(付記2) 前記複数の装置は、処理を開始するときの開始処理イベントと、処理が終了したときの終了処理イベントと、処理が中断したときのアラームイベントとを発生させることを特徴とする付記1記載の作業調査分析システム。
【0123】(付記3) 前記観測装置は、前記オペレータが所持する発信器が発信する信号の強さを複数の位置で検出することにより、前記オペレータの位置を観測することを特徴とする付記1記載の作業調査分析システム。
【0124】(付記4) 前記作業分析装置は、前記作業分析情報において各イベントに関連づけられた時間帯を、当該イベントに対応する作業の作業時間とみなし、前記オペレータの作業内容と作業時間とを表す統計情報を生成し、当該統計情報を表示させることを特徴とする付記1記載の作業調査分析システム。
【0125】(付記5) 前記作業分析装置は、前記観測装置で観測された前記オペレータの位置から前記オペレータの動線を生成し、前記工場内を示す図に前記複数の装置の位置を示す画像と前記動線とを表示することを特徴とする付記1記載の作業調査分析システム。
【0126】(付記6) 前記作業分析装置は、前記生産管理情報から抽出した前記近傍発生イベントの内容を、前記近傍発生イベントを発生した装置の位置を示す画像に重ねて表示することを特徴とする付記5記載の作業調査分析システム。
【0127】(付記7) 工場内で作業を行うオペレータの位置と、前記工場内に配置された装置から発生したイベントの内容および発生時刻とを示す生産管理情報に基づいて、前記オペレータの作業内容を分析する作業分析装置において、前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断する滞在時間帯判断部と、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記滞在時間帯判断部が判断した前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する生成部と、を有することを特徴とする作業分析装置。
【0128】(付記8) 前記作業分析情報から統計情報を生成し、当該統計情報を表示させる表示部をさらに有することを特徴とする付記7記載の作業分析装置。
(付記9) 前記工場内を示す図に前記複数の装置の位置を示す画像と前記動線とを表示させる表示部をさらに有することを特徴とする付記7記載の作業分析装置。
【0129】(付記10) 前記表示部は、前記生産管理情報から抽出した前記近傍発生イベントの内容を、前記近傍発生イベントを発生した装置の位置を示す画像に重ねて表示することを特徴とする付記9記載の作業分析装置。
【0130】(付記11) 工場内でのオペレータの作業内容の調査分析を行う作業調査分析方法において、前記工場内に配置され、前記オペレータの作業が行われるときにイベントを発生させる複数の装置の動作を監視し、前記複数の装置それぞれで発生したイベント毎に当該イベントの内容とイベント発生時刻とを、生産管理情報として格納し、前記工場内における前記オペレータの位置を観測し、観測された前記オペレータの位置と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する、処理を含むことを特徴とする作業調査分析方法。
【0131】(付記12) 工場内で作業を行うオペレータの動線と、前記工場内に配置された装置から発生したイベントの内容および発生時刻とを示す生産管理情報に基づいて、前記オペレータの作業内容を分析するための作業分析プログラムにおいて、コンピュータに、前記オペレータの動線と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する、処理を実行させることを特徴とする作業分析プログラム。
【0132】(付記13) 工場内で作業を行うオペレータの動線と、前記工場内に配置された装置から発生したイベントの内容および発生時刻とを示す生産管理情報に基づいて、前記オペレータの作業内容を分析するための作業分析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記コンピュータに、前記オペレータの動線と前記複数の装置の所定の位置とから前記オペレータが前記複数の装置それぞれの近傍に滞在した時間帯を判断し、前記時間帯内に前記オペレータの近傍の装置で発生した近傍発生イベントの内容を前記生産管理情報から抽出し、抽出した前記近傍発生イベントの内容と前記時間帯とを関連づけて、作業分析情報を生成する、処理を実行させることを特徴とする記録媒体。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、オペレータが装置の近傍に滞在した時間帯を判断し、その時間帯に対して、その時間帯内に装置で発生したイベントを関連づけて、作業分析情報を生成するようにした。ここで、イベントによってオペレータの作業内容を判断することができ、オペレータが装置の近傍に滞在した時間帯を、その装置で発生したイベントに対する作業時間とみなすことができる。すなわち、作業分析情報が生成されたことは、複数の装置で行われた作業内容と作業時間とが自動で取得されたことを意味する。これにより、オペレータの作業状況を正確に分析することが可能となる。
【出願人】 【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
【住所又は居所】神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号
【出願日】 平成13年11月1日(2001.11.1)
【代理人】 【識別番号】100092152
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 毅巖
【公開番号】 特開2003−140728(P2003−140728A)
【公開日】 平成15年5月16日(2003.5.16)
【出願番号】 特願2001−336547(P2001−336547)