| 【発明の名称】 |
セーフティリレーユニットの状態モニタ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】苗村 恭嗣 【住所又は居所】大阪府高槻市東天川1丁目5番1号 日本制禦機器株式会社内
【氏名】河津 武玄 【住所又は居所】大阪府高槻市東天川1丁目5番1号 日本制禦機器株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】不具合を目視にて確認し得るセーフティリレーユニットの状態モニタ装置を提供する。
【解決手段】入力信号SW1,SW2とリセット信号Resetが入力されるセーフティリレーユニットの端子T12,T22,Y2とコモン線との間にそれぞれ抵抗R9と発光ダイオードLED5,抵抗R10と発光ダイオードLED6,抵抗R11と発光ダイオードLED7が接続されて、これらの発光ダイオードLED5,LED6,LED7は、入力信号SW1,SW2,リセット信号Resetがそれぞれ正常な信号として入力されると点灯し、信号が異常となると消灯する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能が確保され、その接点によって外部機器を制御するセーフティリレーユニットにおいて、外部無電圧接点が接続される複数のそれぞれの入力端子に対応して設けられ、外部信号の入力状態を外部から確認するための表示灯を備えたことを特徴とする、セーフティリレーユニットの状態モニタ装置。 【請求項2】 強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能が確保され、その接点によって外部機器を制御するセーフティリレーユニットにおいて、外部無電圧接点が接続される複数の入力端子に対応して設けられ、外部信号の入力状態をセーフティリレーユニットの外部信号として取出すためのソリッドステートリレーを備えたことを特徴とする、セーフティリレーユニットの状態モニタ装置。 【請求項3】 強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能が確保され、その接点によって外部機器を制御するセーフティリレーユニットにおいて、前記セーフティリレーユニットのリレーコイルの励磁状態を外部へ取出すためのソリッドステートリレーを備えたことを特徴とする、セーフティリレーユニットの状態モニタ装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はセーフティリレーユニットの状態モニタ装置に関し、特に、強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能を確保するセーフティリレーユニットの状態モニタ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】セーフティリレーは一般のリレーとは異なり、強制ガイド接点機構により接点溶着時にも安全性が確保されている強制ガイドリレーと呼ばれる開閉リレーであり、産業機械などの故障による暴走を防ぎ、作業員の安全を確保する安全回路に用いられる。 【0003】図5はセーフティリレーの断面図である。図5において、セーフティリレーはたとえば3個のリレー接点k1,k2,k3を有しており、各接点間隔は通常動作状態のみならず、故障状態が発生したときに0.5mm以上確保されていることが要求されている。このために、セーフティリレーには強制ガイド(図示せず)が設けられており、常閉(NC)接点のいずれかが溶着した場合、コイル無励磁状態で全てのNC接点が開き、0.5mm以上の接点間隔が確保され、NC接点のいずれかが溶着した場合でも、コイル励磁状態で全ての常開(NO)接点が0.5mm以上の接点間隔を確保したまま閉じられることはない。 【0004】図6は図5に示したセーフティリレーの内部回路例とモータの電源ラインを直接開閉する外部接続例を示す図である。図6において、セーフティリレーは3個のリレーK1,K2,K3のコイルと、各リレーコイルに対応するリレー接点k11,k12,k15,k21,k23,k25,k31,k32,k33,k35を有しており、各リレーK1,K2,K3のコイルにはダイオードD3,D4,D5と、発光ダイオードLED1と抵抗R2,発光ダイオードLED2と抵抗R3,発光ダイオードLED3と抵抗R4がそれぞれ並列接続されている。各発光ダイオードLED1,LED2,LED3は、各リレーK1,K2,K3のコイル励磁状態を外部から目視で確認するために設けられている。 【0005】リレーユニットには外部から、無電圧の入力接点信号SW1が端子T12から抵抗R6とリレー接点k12およびリレー接点k32を介してリレーK1のコイルに与えられ、無電圧の入力接点信号SW2が端子T22から抵抗R7とリレー接点k23およびリレー接点k33を介してリレーK2のコイルに与えられ、リセット信号Resetが端子Y2からリレー接点k31およびリレー接点k11,k21を介してリレーK3のコイルに与えられている。リレー接点k15,k25およびk35はモータMを始動するための外部機器MS1,MS2に接続されている。リレー接点k11,k21,k35はNC接点であり、その他の接点はNO接点である。 【0006】外部からDC24Vが供給されており、ツェナーダイオードD2で一定電圧にされ、抵抗R1を介して発光ダイオードLED4が点灯することにより通電状態が表示される。 【0007】図6に示すセーフティリレーユニットにおいて、リセット信号Resetが与えられても外部機器MS1,MS2への電力の供給が断たれてモータMの始動ができなくなる状態が発生した場合、大きく分けると以下の原因が考えられる。 (1)セーフティリレーユニットの入力接点信号SW1,SW2およびReset信号が正常でない。 (2)セーフティリレーユニットのリレーK1,K2,K3のコイルが正常に動作していない。 (3)セーフティリレーユニットに接続された外部機器MS1,MS2が正常に動作していない。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】従来のセーフティリレーユニットでは、上記のような要因を特定するために、実機に対してテスターなどの計測機器を使用して信号状態を確認するという煩雑な作業をする必要があった。 【0009】それゆえに、この発明の主たる目的は、上述の不具合を目視にて確認し得るセーフティリレーユニットの状態モニタ装置を提供することである。 【0010】 【課題を解決するための手段】この発明は、強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能が確保され、その接点によって外部機器を制御するセーフティリレーユニットにおいて、外部無電圧接点が接続される複数のそれぞれの入力端子に対して設けられ、外部信号の入力状態を外部から確認するための表示灯を備えたことを特徴とする。 【0011】他の発明は、強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能が確保され、その接点によって外部機器を制御するセーフティリレーユニットにおいて、外部無電圧接点が接続される複数の入力端子に対応して設けられ、外部信号の入力状態をセーフティリレーユニットの外部信号として取出すためのソリッドステートリレーを備えたことを特徴とする。 【0012】さらに、他の発明は強制ガイド接点機構により接点溶着時に安全機能が確保され、その接点によって外部機器を制御するセーフティリレーユニットにおいて、セーフティリレーユニットのリレーコイルの励磁状態を外部へ取出すためのソリッドステートリレーを備えたことを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態におけるセーフティリレーユニットの状態モニタ回路図である。図1において、入力信号SW1,SW2とリセット信号Resetが入力されるセーフティリレーユニットの端子T12,T22,Y2とコモン線との間にそれぞれ抵抗R9と発光ダイオードLED5,抵抗R10と発光ダイオードLED6,抵抗R11と発光ダイオードLED7が接続されている。 【0014】これらの発光ダイオードLED5,LED6,LED7は、入力信号SW1,SW2,リセット信号Resetがそれぞれ正常な信号として入力されると点灯し、信号が異常となると消灯する。従って、これらの発光ダイオードLED5,LED6,LED7の点灯状態をセーフティリレーユニットの外部から目視で確認することにより、入力信号SW1,SW2,リセット信号Resetがそれぞれ正常な信号として入力されたか否かを確認できる。 【0015】図2はこの発明の他の実施形態におけるセーフティリレーユニットの状態モニタ回路図である。図1に示した実施形態において、入力信号SW1,SW2のコモン線が共通になっているため、外部において入力信号SW1,SW2の間で短絡事故が発生した場合、リレーK1,K2が動作してしまう可能性がある。 【0016】そこで、図2に示した実施形態では、入力信号SW1,SW2のコモン線を切り離すことにより、外部において入力信号SW1,SW2の間で短絡事故が発生した場合でも、リレーK1,K2が動作してしまうのを防止する。 【0017】図3はこの発明のさらに他の実施形態におけるセーフティリレーユニットの状態モニタ回路図である。図3において、この実施形態は、セーフティリレーユニットの状態モニタ出力を外部に出力するようにしたものである。このために図1に示した発光ダイオードLED5〜LED7に代えて、フォトダイオードPHD1〜PHD3が接続されている。フォトダイオードPHD1〜PHD3は、ソリッドステートリレーとしてのフォトカプラPH1〜PH3に含まれており、フォトカプラPH1〜PH3に含まれるフォトトランジスタPHT1〜PHT3がセーフティリレーユニットに内蔵され、フォトトランジスタPHT1〜PHT3のそれぞれの出力が端子Q1〜Q6に接続されている。 【0018】したがって、この実施形態によれば、入力信号SW1,SW2,リセット信号Resetがそれぞれ正常な信号として入力されたかを確認するための信号をフォトトランジスタPHT1〜PHT3の出力から導出できる。 【0019】図4はこの発明のさらに他の実施形態におけるセーフティリレーユニットの状態モニタ回路図である。この図4に示した実施形態は、図1に示したリレーK1,K2,K3各コイルに並列接続されている発光ダイオードLED1〜LED3に代えてフォトカプラPH4〜PH6のフォトダイオードPHD4〜PHD6を接続したものである。この実施形態では、リレーK1,K2,K3の励磁状態をフォトダイオードPHD4〜PHD6のそれぞれに結合されたフォトトランジスタPHT4〜PHT6の出力として端子Q7〜Q12に取出すことができる。 【0020】今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 【0021】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部無電圧接点が接続される複数のそれぞれの入力端子に対して表示灯を設けたことにより、その安全機能を損なうことなく、外部信号の入力状態を外部から確認することができる。 【0022】また、外部無電圧接点が接続される複数の入力端子に対応してソリッドステートリレーを設けたことにより、外部信号の入力状態をセーフティリレーユニットの外部信号として取出すことができる。 【0023】さらに、セーフティリレーユニットのリレーコイルの励磁状態を外部へ取出すためのソリッドステートリレーを設けたことにより、要因を特定するために、実機に対してテスターなどの計測機器を使用して信号状態を確認するという煩雑な作業をする必要がなく、不具合を目視にて確認することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592220060 【氏名又は名称】日本制禦機器株式会社 【住所又は居所】大阪府高槻市東天川1丁目5番1号
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| 【出願日】 |
平成13年11月1日(2001.11.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064746 【弁理士】 【氏名又は名称】深見 久郎 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−140702(P2003−140702A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月16日(2003.5.16) |
| 【出願番号】 |
特願2001−335921(P2001−335921) |
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