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【発明の名称】 ガス遮断装置
【発明者】 【氏名】大西 薫
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【氏名】植木 浩一
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内

【要約】 【課題】外部環境の異常状態が解除されたことを早期にガス事業者に伝えることにより、安全性、利便性を向上させる。

【解決手段】外部機器信号出力手段1は外部環境の状態を検出して信号を出力する。前記信号から、オン検出手段2はオンを検出し、オフ検出手段3はオフを検出する。制御手段4はオン検出手段2とオフ検出手段3からの信号により外部環境の状態を管理し異常を検知すれば報知信号を出力する。報知手段5は制御手段4からの報知信号を受信して異常を報知し、さらにオフ検知手段3からのオフ報知信号を受信して外部機器のオフを報知する。これによって外部環境の異常が解除されたことを早期にガス事業者に伝えることができるので安全性、利便性を向上させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外部機器により外部環境の状態を検出して外部機器信号を出力する外部機器信号出力手段と、前記外部機器信号から前記外部機器のオン状態を検出するオン検出手段と、前記外部機器信号から前記外部機器のオフ状態を検出するオフ検出手段と、前記オン検出手段からのオン信号と前記オフ検出手段からのオフ信号により外部環境の状態を管理し異常を検知すれば報知信号を出力する制御手段と、前記制御手段からの報知信号を受信して異常を報知し、さらに前記オフ検知手段からのオフ報知信号を受信して前記外部機器のオフ状態を報知する報知手段を備えたガス遮断装置。
【請求項2】 オフ検出手段からのオフ報知信号を報知手段に伝達するかどうかを切り替える切り替え手段を備えた請求項1記載のガス遮断装置。
【請求項3】 n個の外部機器1〜nにより外部環境の状態を検出して外部機器1〜nに対応した外部機器信号を出力するn個の外部機器1信号出力手段から外部機器n信号出力手段と、前記外部機器1〜nに対応した外部機器信号から外部機器1〜nのオン状態をそれぞれ検出するn個の外部機器1オン検出手段から外部機器nオン検出手段と、前記外部機器1〜nに対応した外部機器信号から前記外部機器1〜nのオフ状態を検出するn個の外部機器1オフ検出手段から外部機器nオフ検出手段と、前記外部機器1オン検出手段から外部機器nオン検出手段によるn個のオン信号と前記外部機器1オフ検出手段から前記外部機器nオフ検出手段によるn個のオフ信号により外部環境の状態を管理し異常を検知すれば報知信号を出力する制御手段と、前記外部機器1オフ検出手段から前記外部機器nオフ検出手段までのn個のオフ信号によりオフ報知信号を出力すると同時に前記オフ報知信号のオフ要因を出力するオフ要因出力手段と、前記制御手段からの報知信号を受信して異常を報知し、さらに前記オフ要因出力手段からの前記オフ報知信号と前記オフ要因を受信して前記外部機器のオフ状態とそのオフ要因を報知する報知手段を備えたガス遮断装置。
【請求項4】 オフ要因出力手段からのオフ報知信号とオフ要因を受信して外部機器のオフ状態とそのオフ要因を報知手段に伝達するかどうかを切り替える切り替え手段を備えた請求項3記載のガス遮断装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの事故を未然に防ぐガス遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のガス遮断装置は、図5に示すような構成になっていた。1は外部機器信号出力手段で外部機器により外部環境の状態を検出して外部機器信号を出力する。2はオン検出手段で外部機器信号から外部機器のオン状態を検出する。3はオフ検出手段で外部機器信号から外部機器のオフ状態を検出する。4は制御手段でオン検出手段2からのオン信号とオフ検出手段3からのオフ信号により外部環境の状態を管理して異常を検知すれば報知信号を出力する。5は報知手段で制御手段4からの報知信号を受信して異常を報知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような構成では、外部機器を通して外部環境の異常を検出した場合、報知手段によりガス業者にその旨が報知されるが、異常が検知されてから一定時間(10分間)は異常を表すセキュリティ情報が保持されるため、10分中に外部環境が正常に戻って外部機器がオフ信号を出力してもセキュリティ情報はクリアされず、その後10分経過を待って再度セキュリティ情報を確認しなければ外部環境の異常が解除されたか確認できないという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は外部機器により外部環境の状態を検出して外部機器信号を出力する外部機器信号出力手段と、外部機器信号から前記外部機器のオン状態を検出するオン検出手段と、外部機器信号から前記外部機器のオフ状態を検出するオフ検出手段と、オン検出手段からのオン信号とオフ検出手段からのオフ信号により外部環境の状態を管理し、異常を検知すれば報知信号を出力する制御手段と、制御手段からの報知信号を受信して異常を報知し、さらにオフ検知手段からのオフ報知信号を受信して外部機器のオフ状態を報知する報知手段を備えたものである。
【0005】本発明によれば外部機器のオフ状態が確認できた時点で報知手段により報知することで外部環境の異常が解除されたことを早期にガス事業者に伝えることができ、安全性、利便性を向上させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る発明は、外部機器により外部環境の状態を検出して外部機器信号を出力する外部機器信号出力手段と、外部機器信号から外部機器のオン状態を検出するオン検出手段と、外部機器信号から外部機器のオフを検出するオフ検出手段と、オン検出手段からのオン信号とオフ検出手段からのオフ信号により外部環境の状態を管理して異常を検知すれば報知信号を出力する制御手段と、制御手段からの報知信号を受信して異常を報知し、さらにオフ検知手段からのオフ報知信号を受信して外部機器のオフ状態を報知する報知手段とを備えたものである。
【0007】そして、この構成によれば、外部環境に設置された外部機器のオフ状態が確認できた時点で報知手段により報知することで外部環境の異常が解除されたことを早期にガス事業者に伝えることができ、安全性、利便性を向上させることができる。
【0008】また、請求項2に係る発明は、さらにオフ検出手段からのオフ報知信号を報知手段に伝達するかどうかを切り替える切り替え手段を備えたものである。
【0009】そして、この構成によれば、外部環境に設置された外部機器のオフ状態が確認できた時点で報知手段により報知することで外部環境の異常が解除されたことを早期にガス事業者に伝えるのかどうかを切り替えることができ、利便性を向上させることができる。
【0010】また、請求項3に係る発明は、n個の外部機器1〜nにより外部環境の状態を検出して外部機器1〜nに対応した外部機器信号を出力するn個の外部機器1信号出力手段から外部機器n信号出力手段と、外部機器1〜nに対応した外部機器信号から外部機器1〜nのオン状態をそれぞれ検出するn個の外部機器1オン検出手段から外部機器nオン検出手段と、外部機器1〜nに対応した外部機器信号から外部機器1〜nのオフ状態を検出するn個の外部機器1オフ検出手段から外部機器nオフ検出手段と、外部機器1オン検出手段から外部機器nオン検出手段によるn個のオン信号と外部機器1オフ検出手段から外部機器nオフ検出手段によるn個のオフ信号により外部環境の状態を管理して異常を検知すれば報知信号を出力する制御手段と、外部機器1オフ検出手段から外部機器nオフ検出手段までのn個のオフ信号によりオフ報知信号を出力すると同時にオフ報知信号のオフ要因を出力するオフ要因出力手段と、制御手段からの報知信号を受信して異常を報知し、さらにオフ要因出力手段からのオフ報知信号とオフ要因を受信して外部機器のオフ状態とそのオフ要因を報知する報知手段とを備えたものである。
【0011】そして、この構成によれば、外部環境に設置された複数の外部機器のオフ状態が確認できた時点で報知すると同時に、どの外部機器がオフ状態になったのかオフ要因を設定しそのオフ要因を報知することで、外部環境の異常の解除、さらにその要因を早期にガス事業者に伝えることができ、安全性、利便性を向上させることができる。
【0012】また、請求項4に係る発明は、さらにオフ要因出力手段からのオフ報知信号とオフ要因を報知手段に伝達するかどうかを切り替える切り替え手段を備えたものである。
【0013】そして、この構成によれば、外部環境に設置された外部機器のオフ状態が確認できた時点で報知手段により外部機器のオフ状態とその要因を報知することで、外部環境の異常状態が解除されたことを知ることができ、さらにその要因を早期にガス事業者に伝えるのかどうかを切り替えることができ、利便性を向上させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0015】(実施例1)図1は実施例1のガス遮断装置である。図1において、1は外部機器信号出力手段で、外部環境に設置された外部機器により外部環境の状態を検出して外部機器信号を出力する。2はオン検出手段で、外部機器信号から外部機器のオン状態を検出する。3はオフ検出手段で、外部機器信号から外部機器のオフ状態を検出する。4は制御手段で、オン検出手段2からのオン信号とオフ検出手段3からのオフ信号により外部環境の状態を管理して異常を検知すれば報知信号を出力する。5は報知手段で、制御手段4からの報知信号を受信して異常を報知し、さらにオフ検知手段3からのオフ報知信号を受信して外部機器のオフを報知する。6は弁で、外部環境の異常を検知した制御手段4からの遮断信号によりガス流路を遮断してガスの供給を停止する。
【0016】次に上記構成の動作を説明すると、外部機器信号出力手段1はガス漏れ警報器、CO警報器、ガス供給自動切り替え機などで実現される。外部機器信号出力手段1からの信号を受信して、オン検出手段2は例えば連続でオンが2秒継続すればオン判定するという形で外部機器1のオン判定を行い、オン確定信号を制御手段4に送る。一方、オフ検出手段3は外部機器信号出力手段1からの信号を受信して、例えば連続でオフ状態が8秒継続すればオフ判定するという形で外部機器1のオフ判定を行い、オフ確定信号を制御手段4に送る。制御手段4はオン検出手段2からのオン確定信号を検出すれば報知手段5に報知信号を送り、報知手段5はガス事業者に外部機器を介して検出された異常をセキュリティ情報をセットすることにより報知(電話回線等により)する。
【0017】このとき従来のガス遮断装置では、ガス事業者に異常を報知してから一定時間(例えば10分間)は、例えば、ガス漏れの解除により外部環境の異常が解消されてもその旨を報知手段5を介して報知することができなかった(セキュリティ情報が設定されたまま)ため、ガス事業者はガス漏れ異常の解除を知ることができなかった。異常状態の解除を知るためには10分経過後に再度、セキュリティ情報を電話回線等を通して要求する必要があった。そこで本発明では、オフ検出手段3により外部機器オフを検出した時点で10分に関わらず報知手段5によりガス事業者にセキュリティ情報を解除して報知することで早期にその旨を知らせることができ、安全性、利便性を向上させることができる。
【0018】(実施例2)図2は実施例2のガス遮断装置である。実施例1と異なる点はオフ検出手段3からのオフ報知信号を報知手段5に伝達するかどうかを切り替える切り替え手段7を用いたところである。なお実施例1の場合と構成要素が同一のものについては同一符号を付し、その説明を省略する。
【0019】次に動作について説明すると、オフ検出手段3により外部機器オフを検出した時点で10分に関わらず報知手段5によりガス事業者にセキュリティ情報を解除して報知するかどうかを切り替えることができるため利便性を向上させることができる。
【0020】(実施例3)図3は実施例3のガス遮断装置である。図3において、1−1〜1−nはn個の外部機器1信号出力手段から外部機器n信号出力手段で、n個の外部機器1〜nにより外部環境の状態を検出して外部機器1〜nに対応した外部機器信号を出力する。2−1〜2−nはn個の外部機器1オン検出手段から外部機器nオン検出手段で、外部機器1〜nに対応した外部機器信号から外部機器1〜nのオンをそれぞれ検出する。3−1〜3−nはn個の外部機器1オフ検出手段から外部機器nオフ検出手段で、外部機器1〜nに対応した外部機器信号から外部機器1〜nのオフを検出する。4は制御手段で、外部機器1オン検出手段2−1から外部機器nオン検出手段2−nによるn個のオン信号と外部機器1オフ検出手段3−1から外部機器nオフ検出手段3−nによるn個のオフ信号により外部環境の状態を管理して異常を検知すれば報知信号を出力する。
【0021】また、6は弁で、外部環境の異常を検知した制御手段4からの遮断信号によりガス流路を遮断してガスの供給を停止する。8はオフ要因出力手段で、外部機器1オフ検出手段3−1から外部機器nオフ検出手段3−nまでのn個のオフ信号によりオフ報知信号を出力すると同時にオフ報知信号のオフ要因を出力する。5は報知手段で、制御手段4からの報知信号を受信して異常を報知し、さらにオフ要因出力手段8からのオフ報知信号とオフ要因を受信して外部機器のオフ状態とそのオフ要因を報知する。
【0022】次に動作について説明すると、外部機器1信号出力手段1から外部機器n信号出力手段1−nはガス漏れ警報器、CO警報器、ガス供給自動切り替え機などで実現される。外部機器1オン検出手段2−1から外部機器nオン検出手段2−nは、外部機器1信号出力手段1−1から外部機器n信号出力手段1−nまでの信号をそれぞれ受信して、例えば連続でオン状態が2秒継続すればオン判定するという形で外部機器1〜nのオン判定をそれぞれ行い、オン確定信号をそれぞれ制御手段4に送る。一方、外部機器1オフ検出手段3−1から外部機器nオフ検出手段3−nは、外部機器1信号出力手段1−1から外部機器n信号出力手段1−nまでの信号をそれぞれ受信して、例えば連続でオフ状態が8秒継続すればオフ判定するという形で外部機器1〜nのオフ判定をそれぞれ行い、オフ確定信号をそれぞれ制御手段4に送る。制御手段4は外部機器1オン検出手段2−1から外部機器nオン検出手段2−nのうちいずれかのオン確定信号を検出すれば報知手段5に報知信号を送り、報知手段5はガス事業者に外部機器1〜nを介して検出された各異常を、外部機器1〜nそれぞれに対応するセキュリティ情報をセットすることにより報知(電話回線等により)する。
【0023】このとき従来のガス遮断装置では、ガス事業者に異常を報知してから一定時間(例えば10分間)は、例えばガス漏れの解除により外部環境の異常が解消されてもその旨を報知手段5を介して報知することができなかった(セキュリティ情報が設定されたまま)ため、ガス事業者はガス漏れ異常の解除を知ることができなかった。異常の解除を知るためには10分経過後に再度、セキュリティ情報を電話回線等を通して要求する必要があった。
【0024】そこで本発明では、オフ要因出力手段8を設け、外部機器1オフ検出手段2−1から外部機器nオフ検出手段2−nにより外部機器1〜nのオフ状態をそれぞれ検出した時点で、オフ要因出力手段8が報知手段5にオフ報知信号を出力すると同時に、オフ報知信号のオフ要因を、例えばセキュリティ情報の各外部機器に対応するビットをセットして報知手段5に出力するまたはセキュリティ情報とは別に専用エリアを設けて要因を出力して報知手段5はその要因を記録する。そしてガス事業者はセキュリティ情報から直接またはセキュリティ情報とは別の専用エリアを読み出すことにより、どの外部機器がオフしてどの異常状態が解除されたのか10分に関わらず早期に知ることができ、安全性、利便性を向上させることができる。
【0025】(実施例4)図4は実施例4のガス遮断装置である。実施例3と異なる点はオフ要因出力手段8からのオフ報知信号とオフ要因を受信して外部機器のオフ状態とそのオフ要因を報知手段5に伝達するかどうかを切り替える切り替え手段9を用いたところである。なお実施例3の場合と構成要素が同一のものについては同一符号を付し、その説明を省略する。
【0026】次に動作について説明すると、外部機器1オフ検出手段3−1から外部機器nオフ検出手段3−nによりそれぞれの外部機器のオフ状態を検出した時点で、10分に関わらず報知手段5にオフ報知信号とそのオフ要因をガス事業者に報知するかどうかを切り替えることができるため利便性を向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外部環境に設置された外部機器のオフが確認できた時点で報知すると同時に、どの外部機器がオフ状態になったのかオフ要因を設定しそのオフ要因を報知することで、外部環境の異常の解除、さらにその要因を早期にガス事業者に伝えることができ、安全性、利便性を向上できるという効果を有する。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
【出願日】 平成13年11月1日(2001.11.1)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2003−140701(P2003−140701A)
【公開日】 平成15年5月16日(2003.5.16)
【出願番号】 特願2001−336334(P2001−336334)