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【発明の名称】 操作装置
【発明者】 【氏名】平尾 英典
【住所又は居所】京都市伏見区竹田向代町136番地 村田機械株式会社本社工場内

【要約】 【課題】ユーザが自分の望む機能キーを手間を要することなく、短時間で選択操作し得る操作装置を提供する。

【解決手段】ソフトキーの位置を変更するための要求のキー操作があると(ステップST1)、ソフトキーの位置を変更するための複数のソフトキーの機能表示を行い(ステップST2)、その機能表示の中から位置を変更したいソフトキーの機能表示が選択されると(ステップST3、ST4)、位置を変更したいソフトキーの位置を選択するため表示、例えば「1ページ目左」、「1ページ目中央」、「1ページ目右」を表示し(ステップST5)、カーソルキーで位置を選択操作すると(ステップST7)、選択した位置に変更しようとしたソフトキーの機能が表示される(ステップST8)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】キースイッチと、このキースイッチに対応して操作画面に配置され、1つの機能を表示するキー機能表示部を備え、かつページ部切り替えにより、キー機能表示部の機能表示をページ毎に変更し得る操作装置において、前記キースイッチのキー機能表示部の表示順序を設定可能とする機能表示順序の設定モードの選択手段と、選択された機能表示順序の設定モードで所望の機能表示を前記画面の所望位置に設定する表示位置設定手段とを備えたことを特徴とする操作装置。
【請求項2】前記キースイッチを複数個備え、かつ前記キー機能表示部も、これらキースイッチに対応した複数個配置されて、これら複数個のキー機能表示部が独立して同時に表示するものであり、前記表示位置設定手段により、その表示画面上での位置を変更可能としたものである請求項1記載の操作装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファクシミリ装置、複写機能・ファックス機能などの多機能を有する複合機等などで使用される操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置、特に複合機などでは、多くの機能を有し、あるいはワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルで各宛先を指定するために多くのキーを要するというところから、ソフトキーを設置し、1つのキーで多くのキー機能を選択し得るようにしている。
【0003】例えば、図3に示すように、操作部の画面20の近傍に、ソフトキー(ソフトキースイッチ)としてのキー21-1、21-2、21-3を設ける一方、画面20にキー21-1、21-2、21-3にそれぞれ対応する機能表示部22-1、22-2、22-3を配置している。ここでは、初期状態で、この画面が表示され、次に、次の項目キー23を操作すると、画面20には次ページの機能表示部22-4、22-5、22-6が、それぞれ21-1、21-2、21-3に対応して表示される。機能表示部22-4には機能4が、機能表示部22-5には機能5が、機能表示部22-6には機能6が表示される。更に、もう1回、次の項目キーが操作されると、画面20には更に次のページの機能表示部22-7、22-8、22-9が、それぞれ表示される。この機能表示部22-7、22-8、22-9には、それぞれ機能7、機能8、機能9が表示される。
【0004】このような操作装置において、機能3のソフトキーを操作しようとすれば、初期の表示段階で、キー21-3を操作すると良い。また、機能5のソフトキーを操作しようとすれば、次の項目キー23を1回操作し、次ページを呼び出し、キー21-2を押下すると良い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の操作装置において、機能登録の各ページに登録されている機能が固定であると、ユーザによって頻度高く使用するキー(機能)はまちまちなので、たまたま第1ページの機能を頻度高く使用する場合は好都合であるが、最終ページに頻度高く使用する機能が登録されていると、呼び出すのに操作回数が多くなり、非常に不便である、という問題がある。
【0006】この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、ユーザが自分の望む機能キーを手間を要することなく、短時間で選択操作し得る操作装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の操作装置は、キースイッチと、このキースイッチに対応して操作画面に配置され、1つの機能を表示するキー機能表示部を備え、かつページ部切り替えにより、キー機能表示部の機能表示をページ毎に変更し得る操作装置において、前記キースイッチのキー機能表示部の表示順序を設定可能とする機能表示順序の設定モードの選択手段と、選択された機能表示順序の設定モードで所望の機能表示を前記画面の所望位置に設定する表示位置設定手段とを備えている。
【0008】また、この発明の操作装置は、前記キースイッチを複数個備え、かつ前記キー機能表示部も、これらキースイッチに対応した複数個配置されて、これら複数個のキー機能表示部が独立して同時に表示するものであり、前記表示位置設定手段により、その表示画面上での位置を変更可能とできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施形態ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0010】この実施形態ファクシミリ装置は、図1に示すように、NCU1と、MODEM2と、ROM3と、RAM4と、画像メモリ5と、MPU6と、表示部7と、操作部8と、画像読取部9と、CODEC10と、プリンタ11と、バス12とを備えている。
【0011】NCU1は、電話回線13との接続を制御するとともに、相手先の電話番号(=対応したダイヤル信号)の送出機能、及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM2は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。ROM3は装置全体を制御するためのプログラムを記憶する。RAM4は、ファクシミリ装置に関する各種情報を一時的に記憶する。RAM4には、操作部8の表示画面に表示するキー機能表示部の表示情報を記憶する表示データメモリ4aを有する。画像メモリ5は受信画像データや画像読み取り部9で読み取られた画像データを一時的に記憶する。
【0012】MPU6は、ROM3に記憶されたプログラムに従い、装置を構成する各部を制御する。表示部7は操作部8のキースイッチに対応するキー機能表示部を含み、また表示データメモリ4aに記憶する表示情報、例えばソフトキーの位置を選択する位置を表示する。操作部8は、キースイッチ21-1、21-2、21-3、次の項目キー23の他、テンキー、スタートキー、ワンタッチキー、その他のキーを備えている。画像読取部9は原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。CODEC10は、送信すべき画データを符号化し、また受信した画データを復号する。プリンタ11は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において、画像読取部9で読み取られた原稿の画像データを記録紙上に記録する。
【0013】次に、図2に示すフロー図を参照して、実施形態ファクシミリ装置におけるソフトキーの設定処理について説明する。最初の操作部8の表示を図3に示す。処理が開始されると、ステップST1において、ソフトキーの位置を変更する要求があるか否か判定する。ここでは、次の項目キー23を押下するとともに、これを長押しすることにより、ソフトキーの表示位置変更モードとする。そのため、次の項目キー23が長押しされていると、続いて、ステップST2へ移行する。ここで、項目キー23の長押しが機能表示順序の設定モードの選択手段を構成する。
【0014】ステップST2においては、ソフトキーの位置を変更するための表示を行う。その表示例を図4に示す。ここでは、変更設定を行うための対象機能として、機能1、機能2、機能3、機能4が表示されるとともに「キャンセルキー」24と「決定キー」25が表示される。続いて、ステップST3へ移行する。ステップST3においては、キャンセルキー24(キー21-2)が操作されたか否か判定する。キャンセルキー24が操作された場合は、ステップST1へ戻る。一方、キャンセルキー24が操作された場合は、ステップST4へ移行する。
【0015】ステップST4においては、位置を変更したいソフトキーが選択されたか否かを判定する。ここでは、図4に示す列挙された機能1、機能2、機能3、機能4の中から位置を変更するソフトキー(機能)をカーソルキーで選択し、キー21-3、つまり決定キー25を操作する。この操作により、ステップST5へ移行する。一方、決定キー25が操作されない場合は、ステップST3へ戻り、キャンセルキー24のキー21-2が操作されるか、変更がキャンセルされるまで、ステップST3、ST4で待機する。
【0016】ステップST5においては、位置を変更したいソフトキー(機能表示部)の位置を選択するための表示を表示部7で行う。ここでの表示は、例えば図5に示すように、1ページ目左、1ページ目中央、1ページ目右、2ページ目左が表示される。次に、ステップST6へ移行する。ステップST6においては、ソフトキーの位置を変更する操作がキャンセルされたか否かを判定する。図5のキャンセルキー24が操作されると、ステップST1に戻り、一方、キャンセルキー24が操作されていないとステップST7へ移行する。
【0017】ステップST7においては、ソフトキーの位置が決定されたか否か判定する。例えば図5に示す1ページ目右をカーソルキーで操作し、決定キー25を操作すると、ステップST8へ移行する。一方、決定キー25が操作されないと、ステップST6へ戻り、ソフトキーの位置変更操作、及び決定キーが操作されるまで、ステップST6、ST7で待機する。ステップST8においては、図6に示すように、ソフトキーの位置を指定した位置に変更して表示する。ここでは、機能1を1ページ目右の位置の機能表示部22-3に変更表示した場合を示している。機能3は元々、機能1が表示されていた1ページ目の左の位置の機能表示部22-1に変更表示する。上記において、ステップST2、ST4、ST5、ST7、ST8の処理が、表示位置設定手段を構成する。
【0018】以上のようにして、ソフトキーの表示順序を変更する。表示例で、変更された機能1は1ページ目の右に表示されるので、操作者が機能1を頻繁に使用する場合は非常に便利である。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、ソフトキーの表示位置を操作者が自由に設定できるので、使用頻度の高いソフトキーを1ページに設定することにより、操作が便利となり、操作に要する時間が短くなり、操作の手間が省ける。
【出願人】 【識別番号】000006297
【氏名又は名称】村田機械株式会社
【住所又は居所】京都府京都市南区吉祥院南落合町3番地
【出願日】 平成14年4月22日(2002.4.22)
【代理人】 【識別番号】100084962
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 茂信
【公開番号】 特開2003−316210(P2003−316210A)
【公開日】 平成15年11月7日(2003.11.7)
【出願番号】 特願2002−118652(P2002−118652)