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【発明の名称】 現像剤残量検知装置並びに該装置を備えた現像装置及び該装置を備えた画像形成装置
【発明者】 【氏名】小松 秀樹
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内

【氏名】榑沼 岳郎
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内

【氏名】大貫 一幸
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内

【氏名】柴崎 景三
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内

【要約】 【課題】現像剤の残量を安定して検知する。

【解決手段】少なくとも一対の発光素子10と受光素子11とを用い、それらの間の光路上に存在するトナーTの有無でトナーTの残量を検知する現像剤残量検知装置において、発光素子10と受光素子11との間に、トナーTを貯留するケース3を配置し、このケース3内に発光端pと受光端qとを対向させた少なくとも1個の検知空間Sを形成し、光路の検知空間Sの外に光ファイバ7を介在させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも一対の発光素子と受光素子とを用い、それらの間の光路上に存在する現像剤の有無で現像剤の残量を検知する現像剤残量検知装置において、前記光路上に、現像剤を貯留するケースを配置し、該ケース内に発光端と受光端とを対向させた少なくとも1個の検知空間を形成し、前記光路の前記検知空間外に光ファイバを介在させたことを特徴とする現像剤残量検知装置。
【請求項2】 請求項1の現像剤残量検知装置において、2本の前記光ファイバを使用して1個の前記検知空間を形成したことを特徴とする現像剤残量検知装置。
【請求項3】 請求項1の現像剤残量検知装置において、1本の前記光ファイバを使用して2個の前記検知空間を形成したことを特徴とする現像剤残量検知装置。
【請求項4】 請求項1の現像剤残量検知装置において、3本の前記光ファイバを使用して2個の前記検知空間を形成したことを特徴とする現像剤残量検知装置。
【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項の現像剤残量検知装置において、前記光ファイバを曲げて使用したことを特徴とする現像剤残量検知装置。
【請求項6】 請求項1の現像剤残量検知装置において、前記光ファイバの端部を保持部材の有底穴に挿入し、前記光ファイバの端部の外周面と前記保持部材の有底穴の内周面との間に充填物を施したことを特徴とする現像剤残量検知装置。
【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項の現像剤残量検知装置を備えたことを特徴とする現像装置。
【請求項8】 請求項7の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に使用され、トナー等の現像剤の残量を検知する現像剤残量検知装置並びに該装置を備えた現像装置及び該装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置又は静電作像装置には現像装置が内蔵され、この現像装置には現像剤の残量を検出する手段としての現像剤残量検知装置が設置されている。この現像剤残量検知装置では、現像剤が貯留された現像器の外側に一対の発光素子と受光素子とが配置され、これらの間の光路に存在する現像器内の現像剤の有無で、現像剤の残量を検知するようになっている。
【0003】即ち、現像器は現像剤を収容するケースと、このケースの上部開口を覆うカバーとから成り、ケースの対向する両側壁には光透過部が設けられている。そして、画像形成装置の本体部には、発光素子と受光素子がケースの光透過部に対向する位置にそれぞれ設置されている。
【0004】この従来の現像剤残量検知装置において、発光素子からの光は一方の光透過部を透過してケース内に入射し、反対側の光透過部を透過して受光素子に到達する。ケース内に現像剤が十分に残存している場合には、発光素子からの光が現像剤により遮られ、受光素子に到達することが不可能で、十分な残量があることを示す。一方、発光素子からの光が受光素子に入射するようになると、現像剤の残量が少なくなったこと、いわゆる現像剤エンドを検知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の従来の現像剤残量検知装置にあっては、光がケースの一方の側壁と他方の側壁に渡る空間を通過するため、光の空気中伝達距離が長くなる。従って、空気中を伝達する光量の減衰が大きい上に外光の影響を受け易く、現像剤の残量を安定して検知できない場合がある。
【0006】本発明の目的は、現像剤の残量を安定して検知できる現像剤残量検知装置並びに該装置を備えた現像装置及び該装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、少なくとも一対の発光素子と受光素子とを用い、それらの間の光路上に存在する現像剤の有無で現像剤の残量を検知する現像剤残量検知装置において、前記光路上に、現像剤を貯留するケースを配置し、該ケース内に発光端と受光端とを対向させた少なくとも1個の検知空間を形成し、前記光路の前記検知空間外に光ファイバを介在させたことを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0008】従って、この現像剤残量検知装置は、光ファイバを介在させることにより発光端と受光端とをケース内に位置させることができ、発光端と受光端とをケースの両側壁に位置させる場合よりも検知空間内の光路を短くできる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1の現像剤残量検知装置において、2本の前記光ファイバを使用して1個の前記検知空間を形成したことを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1の現像剤残量検知装置において、1本の前記光ファイバを使用して2個の前記検知空間を形成したことを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1の現像剤残量検知装置において、3本の前記光ファイバを使用して2個の前記検知空間を形成したことを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項の現像剤残量検知装置において、前記光ファイバを曲げて使用したことを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1の現像剤残量検知装置において、前記光ファイバの端部を保持部材の有底穴に挿入し、前記光ファイバの端部の外周面と前記保持部材の有底穴の内周面との間に充填物を施したことを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項の現像剤残量検知装置を備えたことを特徴とする現像装置である。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明を説明する。図1はファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の一例としての電子写真複写機1の正面図、図2は電子写真複写機1の内部に設置されている現像装置2の部分切欠斜視図、図3は図2の縦断面図、図4は図2の横断面図である。図2〜4は本発明に係る現像剤残量検知装置を備えた現像装置2の第1の実施の形態を示している。
【0017】現像装置2は、現像剤として例えばトナーTを貯留する例えば偏平直方体形状のケース3と、このケース3の上部開口を覆うカバー4と、ケース3に主要部が組み込まれる現像剤残量検知装置5と、ケース3内に配設されている現像部6とを備えている。ケース3の左右の側壁3a、3aとカバー4の左右の側壁4a、4aの間には、光ファイバ7の外端部を保持するための外側保持部材8を配置する間隔が設けられている。そして、ケース3の内部には、光ファイバ7の内端部を保持するための内側保持部材9が固定されている。
【0018】カバー4の両側壁4a、4aには、光通過穴4b、4bがそれぞれケース3の保持穴3b、3bに対向するように形成されている。そして、カバー4の光通過穴4b、4bの外側において、それぞれ発光素子10及び受光素子11が対向し、臨むように配置されている。これらの発光素子10と受光素子11は電子写真複写機1の本体部1a(図1参照)に固定されている。
【0019】発光素子10は例えば発光ダイオードとされ、電子写真複写機1の本体部1aに備えられている図示しない電源に接続され、通電された際に発光するようにされている。受光素子11は例えばフォトトランジスタとされ、本体部1aに備えられている図示しないCPUに接続され、CPUの出力は本体部1aに備えられている図示しない表示装置に接続されている。
【0020】図4に示す現像部6では、ケース3内の底部に攪拌ローラ12と供給ローラ13が配置され、現像ローラ14が供給ローラ13に上方で当接するように配置されている。また、薄層化ローラ15が現像ローラ14に上方で当接するように配置され、余分なトナーTを掻き落とし、厚みを均一にしている。そして、ケース3の外側の本体部1aに、感光体ドラム16がケース3の開口3dを介して現像ローラ14に当接するように配置されている。
【0021】図5に示すように、外側保持部材8はポリカーボネート等の透明又は半透明の合成樹脂材料から成形されている。この外側保持部材8は、ケース3の側壁3aに形成されている保持穴3bに差し込まれる軸部8aと、この軸部8aの内端にあってケース3の側壁3aの内面に当接されるフランジ部8bと、このフランジ部8b側に開口を有して光ファイバ7の外端部が挿入される有底穴8cとを有している。
【0022】図6は内側保持部材9の斜視図であり、内側保持部材9もポリカーボネート等の透明又は半透明の合成樹脂材料から成形されている。内側保持部材9は光ファイバ7の内端部を嵌合保持する一対の筒状の保持部9a、9aと、これらの保持部9a、9aと一体に成形されてケース3に固定される例えば板状の固定部9bとを有している。また、図5に示す保持部9a、9aには、それぞれ光ファイバ7の内端部が挿入される有底穴9cが形成されている。
【0023】そして、外側保持部材8の有底穴8cの内径と、内側保持部材9の有底穴9cの内径は光ファイバ7の外径よりも若干大きくされ、光ファイバ7の端部の外周面と有底穴8c、9cの内周面との間に接着剤17が充填されている。
【0024】ここで、現像剤残量検知装置5は、少なくとも一対の発光素子10と受光素子11とを結ぶ光路上にケース3を配置し、ケース3内に内側保持部材9の一対の保持部9a、9aの内端面をそれぞれ発光端pと受光端qとして少なくとも1個の検知空間Sを形成し、この光路の検知空間S外に光ファイバ7を介在させている。
【0025】即ち、ケース3の内部には、例えば1対の光ファイバ7、7が同軸かつ直線状に、トナーTの存在の有無が検知される検知空間Sを形成して配置されている。そして、光ファイバ7、7はその外端部が外側保持部材8、8により光透過可能に保持され、内端部が内側保持部材9の保持部9a、9aにより光透過可能に保持され、光ファイバ7、7の内端部を保持した保持部9a、9aの発光端pと受光端qとが対向されている。
【0026】従って、発光素子10からの光は、一方の光通過穴4b、外側保持部材8、光ファイバ7、内側保持部材9の一方の保持部9a、検知空間S、他方の保持部9a、光ファイバ7、外側保持部材8、光通過穴4bを通って受光素子11に到達する。
【0027】ここに用いられている光ファイバ7は、図6に示す中心に位置するコア部7aと、このコア部7aの外周面に位置するクラッド部7bとから構成され、コア部7aの両端面が光透過面5cとされている。光ファイバ7は例えば2mm程度の外径とされ、光ファイバ7の長さは振動や熱による伸縮に対応するように、その両端部がケース3に保持部材8、9を介して固定された際に、若干弛むような長さとされている。
【0028】光ファイバ7を外側保持部材8と内側保持部材9で支持する際には、光ファイバ7の外端部と内端部の外周面に接着剤17の適量を塗布し、光ファイバ7の外端部を外側保持部材8の有底穴8cに挿入し、光ファイバ7の内端部を内側保持部材9の有底穴9cに挿入する。この際に、光ファイバ7、外側保持部材8、内側保持部材9を回転したりして、接着剤17を光透過面7cを除く隙間全体に行き渡らせる。
【0029】接着剤17には、10mPa・s〜1000Pa・sの範囲の粘度の液状物質が硬化したものを使用することが好ましい。この範囲よりも低い粘度の液状物質を使用した場合には接着剤17の流動性が大きくなり、接着剤17を光ファイバ7の外周面と保持部材8、9の内周面との隙間を十分に満たすことが困難になる。そして、上記範囲よりも高い粘度の液状物質を使用した場合には、接着剤17を光ファイバ7や保持部材8、9に塗布することが困難になる。
【0030】また、接着剤17には2液を混合することにより硬化する物質を使用することが好ましい。この種の物質は硬化する際の体積収縮が少ないので、物質が硬化する前後での充填状態の変化が少ない。従って、その物質から成る接着剤17を硬化前に光ファイバ7の外周面と保持部材8、9の内周面との隙間に充填すれば、その接着剤17が硬化した後でも、その隙間を最初に充填した状態に維持できる。
【0031】しかし、1液性の物質から成る接着剤17は硬化の際の体積収縮が大きいので、使用しない方が好ましい。仮にこの種の接着剤17を硬化する前に使用した場合には、その接着剤17は硬化の際に収縮し、光ファイバ7の外周面と保持部材8、9の内周面との間に隙間を発生させる恐れがある。
【0032】一方、保持部材8、9をケース3に固定する際には、光ファイバ7と保持部材8、9との間に5N以上の引き抜き耐力が必要となる。従って、接着剤17には5N以上の引き抜き耐力を発揮する物質を使用する必要がある。この種の引き抜き耐力は接着剤17の塗布面積に比例するので、所望の引き抜き耐力を得るための接着剤17の塗布面積は、設計の段階で確保する必要がある。
【0033】実際に外側保持部材8と内側保持部材9をケース3に組み付ける際には、外側保持部材8の軸部8aをケース3の側壁3aの内側から保持穴3bに差し込み、フランジ部8bを例えば両面テープを用いてケース3の側壁3aに固定する。この際に、外側保持部材8とケース3とは、外側保持部材8の軸部8aの外周面とケース3の保持穴3bの内周面との隙間からトナーTを漏出させないように固定する必要のあることは云うまでもない。
【0034】また、図4、図6に示すケース3の側壁3cに、内側保持部材9の固定部9bを例えば両面テープを用いて固定する。ここでは、固定部9bの上下方向の位置を調節することにより、保持部9aの高さ、即ち現像剤であるトナーTの残量の判定位置を所望に設定する。例えば、保持部9aの高さは、トナーTが100±20g未満になった場合に検知空間S内の光路上にトナーTが存在しないように調整することが好ましい。これにより、トナーTが100±20g未満になった場合に、表示装置にトナーTの残量が少なくなったこと、つまりトナーエンドを表示することができる。
【0035】このように設置した現像剤残量検知装置5において、検知空間S内の光路上にトナーTが存在しているとき、即ち、トナーTの表面Taが光路よりも上位にあるときには、一方の保持部9aの発光端pからの光がトナーTにより遮られ、他方の保持部9aの受光端qに到達しないので、受光素子11には起電力が発生しない。
【0036】この状態で現像装置2が作動すると、図4に示すトナーTは攪拌ローラ12により攪拌されて供給ローラ13に送られる。そして、供給ローラ13と現像ローラ14が当接するように配置されていることにより、現像ローラ14上にトナーTの層が形成される。更に、現像ローラ14と薄層化ローラ15が当接するように配置されていることにより、現像ローラ14上のトナーTの余分な量が掻き落とされ、トナーTの層が均一に薄層化される。そして、薄層化されたトナーTの層は開口3dを介して感光体ドラム16上に移され、感光体ドラム16上の静電潜像が顕在化される。
【0037】このようにしてケース3の内部のトナーTが消費され、トナーTの表面Taの高さが検知空間S内の光路の高さよりも低くなり、その光路上にトナーTが存在しなくなると、一方の保持部9aの発光端pから出射した光が他方の保持部9a受光端qに入射する。
【0038】これにより、発光素子10を発した光が受光素子11に入射し、受光素子11に起電力が発生する。そして、この起電力による電気信号がCPUに入力し、CPUが電気信号の発生パターンを処理してトナーエンドと判断し、表示装置にトナーエンドを表示する。
【0039】なお、光ファイバ7の光透過面5cの面積比率が異なる保持部材8、9を用いた現像剤残量検知装置5を電子写真複写機1に設置し、トナーエンドの表示機能を評価したところ、この表示機能はトナーTの残量が83〜102gであるときに作動した。
【0040】図7は現像装置2の第2の実施の形態を示し、ここでは2個の検知空間Sがそれぞれ1本の光ファイバ7の両端に形成されており、ケース3には第1の実施の形態の保持穴3b、3bの代わりに従来と同様な光透過部3d、3dが設けられている。光ファイバ7の両端部は内側保持部材9の保持部9aに保持され、固定部9bは第1の実施の形態と同様にケース3に固定されている。
【0041】この第2の実施の形態では、ケース3に従来のケースを利用できる反面、検知空間S、Sの合計が第1の実施の形態の検知空間Sよりも大きくなる可能性があるが、従来の検知空間よりは小さくでき、第1の実施の形態とほぼ同様な効果を得ることができる。また、2つの検知空間S、SにおいてトナーTの残量を平均して検知できると共に、製造コストを第1の実施の形態よりも削減できる。
【0042】図8は現像装置2の第3の実施の形態を示し、ここでは3本の光ファイバ7で2個の検知空間S、Sが形成されている。光ファイバ7の両端部は第1の実施の形態と同様な内側保持部材9により保持され、2個の検知空間S、Sは第2の実施の形態の場合よりも中央側に寄って形成されている。
【0043】この第3の実施の形態でも、検知空間S、Sの合計が第1の実施の形態の検知空間Sよりも大きくなる可能性がある反面、第1の実施の形態と同様な部材を利用できる。従って、第1の実施の形態とほぼ同様な効果を達成できる上に、第2の実施の形態よりも中央側に寄った検知空間S、SにおいてトナーTの残量を平均して検知できる。
【0044】図9はカバー4を断面とした現像装置2の第4の実施の形態の部分平面図を示し、ここでは2本の光ファイバ7、7と1個の検知空間Sが形成されている。そして、発光素子10と受光素子11は電子写真複写機1の本体部1aの空き部分が利用されて配置され、2本の光ファイバ7、7は曲げて使用されている。即ち、発光素子10と受光素子11は略直交するように配置され、受光素子11はケース3の側壁3cから大きく離されている。
【0045】この第4の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な効果を達成できる上に、電子写真複写機1や現像装置2の空き部分を利用して設置できる。
【0046】以上、特許請求の範囲によって画定される本発明の最も好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態によって限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載の事項内でのあらゆる変更、又はその事項に対する均等な事項を特許請求の範囲に包含する。
【0047】例えば、複数対の光ファイバ7や複数組の発光素子10と受光素子11を水平状に配置すれば、トナーTの存在を広い範囲に渡って検知でき、それらを垂直方向に配置すれば、トナーTの残量が一度に少なくなってしまうのではなく、トナーTの位置を複数回に分けて表示でき、予め残量に注意することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成したので、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】請求項1に記載の現像剤残量検知装置は、発光端と受光端とをケースの側壁に位置させた場合よりも検知空間内の光路を短くできるので、光量の減衰や外光の影響を減少でき、現像剤の残量を安定して検知できる。
【0050】また、複数対の光ファイバや複数組の発光素子と受光素子とを水平状に配置すれば、現像剤の存在を広い範囲に渡って検知でき、それらを垂直方向に配置すれば、現像剤の存在の高さを複数回に分けて検知できる。
【0051】請求項2に記載の現像剤残量検知装置は、請求項1に記載の現像剤残量検知装置が奏する効果に加えて、現像剤の残量をケース内の略中央部で検知できる。
【0052】請求項3に記載の現像剤残量検知装置は、請求項1に記載の現像剤残量検知装置が奏する効果に加えて、現像剤の残量をケース内の側壁寄りの2個所で検知できる。
【0053】請求項4に記載の現像剤残量検知装置は、請求項1の現像剤残量検知装置が奏する効果に加えて、現像剤の残量をケース内の中央部寄りの2個所で検知できる。
【0054】請求項5に記載の現像剤残量検知装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤残量検知装置が奏する効果に加えて、発光素子や受光素子を任意の位置に設置できると共に、現像剤の残量をケース内の任意の位置で検知できる。
【0055】請求項6に記載の現像剤残量検知装置は、請求項1に記載の現像剤残量検知装置が奏する効果に加えて、光ファイバの光透過面に現像剤が直接接触することを防止できる。
【0056】請求項7に記載の現像装置は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像剤残量検知装置が奏する効果に加えて、現像剤の不足による現像不能を防止できる。
【0057】請求項8に記載の現像装置は、請求項7に記載の現像装置が奏する効果に加えて、現像剤の不足による異常画像の発生を抑制できる。
【出願人】 【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号
【出願日】 平成14年2月15日(2002.2.15)
【代理人】 【識別番号】100082670
【弁理士】
【氏名又は名称】西脇 民雄
【公開番号】 特開2003−241501(P2003−241501A)
【公開日】 平成15年8月29日(2003.8.29)
【出願番号】 特願2002−37906(P2002−37906)