| 【発明の名称】 |
現像装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】柴崎 純一 【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内
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| 【要約】 |
【課題】AIOを斜め或いは立てた状態で引き抜いても現像剤がリブで留まることができるようにすること。
【解決手段】現像剤供給口にヒートシール9にてシールがされている現像剤を収容するための現像剤収容ケース7とを攪拌部材5の中心軸方向に沿ってドッキングさせた現像装置において、現像剤収容ケース7のヒートシール9を引き抜いて、現像剤が現像ユニットに供給されるときの現像ユニットの受け入れ口のリブ10’を、ヒートシール9引き抜き方向と攪拌部材5の中心軸線に対して鋭角位置に配置し、現像ユニット16のリブ10’の現像剤収容ケース7側の端部は、現像剤収容ケース7の現像剤供給口のリブ10の現像ユニット側の端部と同じ位置にあることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トナー及び磁性粒子を含む現像剤を表面に担持して搬送するための現像剤担持体、該現像剤担持体の内側に配置されて該現像剤担持体に前記現像剤を担持するための磁界を発生する磁界発生手段、前記現像剤担持体に担持した前記現像剤の量を規制する現像剤規制部材、該現像剤規制部材に現像剤搬送方向上流側から隣接する現像剤収容部、該現像剤収容部に収容された前記現像剤を攪拌及び帯電するための攪拌部材、前記現像剤収容部に現像剤搬送方向上流側から隣接して前記現像剤担持体に対向する位置にトナー補給口を有するトナー収容部及び前記現像剤規制部材上流側に過剰のトナー流入を防ぐためのトナー規制部材を備え、該現像剤の移動により該トナー収容部内のトナーを前記トナー補給口から該現像剤中に取り込むと共に前記現像剤を受け入れる受け入れ口外周にはスポンジシールが貼付された現像ユニットと、前記現像剤供給口にはヒートシールにてシールがされている前記現像剤を収容するための現像剤収容ケースとを前記攪拌部材の中心軸方向に沿ってドッキングさせた現像装置において、該現像剤収容ケースのヒートシールを引き抜いて、該現像剤が該現像ユニットに供給されるときの該現像ユニットの受け入れ口のリブを、該ヒートシール引き抜き方向と前記攪拌部材の中心軸線に対して鋭角位置に配置し、該現像ユニットにおけるリブの該現像剤収容ケース側端部は、該現像剤収容ケースにおける現像剤供給口のリブの該現像ユニット側端部と同じ位置にあることを特徴とする現像装置。 【請求項2】請求項1の現像装置において、現像ユニットの現像剤受け入れ口に貼付してあるスポンジシールは、該現像ユニットと現像剤収容ケースのリブ位置にも貼付したことを特徴とする現像装置。 【請求項3】請求項1、2の現像装置において、鋭角とは30〜60°であることを特徴とする現像装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリに使用される現像装置に関する。 【0002】 【従来技術】従来、図1に示すような現像装置が知られている。この現像装置は、現像剤1を表面に担持して搬送するための現像剤担持体2、現像剤担持体2の内部に配置され現像剤担持体2に現像剤1を担持するための磁界を発生する磁界発生手段(図示せず)、現像剤担持体2に担持した現像剤1の量を規制するための現像剤規制部材3、この現像剤規制部材3に現像剤搬送方向上流側から隣接する現像剤収容部4、この現像剤収容部4内の現像剤1を攪拌および帯電させるための撹拌部材5及び現像剤規制部材3上流側に過剰のトナー流入を防ぐ為のトナー規制部材6により構成された現像ユニット16と、現像剤1を収容し現像剤供給口14にヒートシール9にてシールされた現像剤収容ケース7とをドッキングして構成される。また、現像ユニット16と現像剤収容ケース7との間には、現像ユニット受け入れ口15外周にスポンジシール8が貼付してある。11はその現像剤受け入れ口構成壁である。 【0003】なお、図1における17はトナー収容部を示しており、そのトナー補給口は図示を省略している。矢印Xは現像剤担持体2の回転方向を示している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ここで、現像剤1を現像剤収容ケース7から現像ユニット16に供給するときは、感光体ドラムを含んだ感光体ユニット(図示せず)と、トナーが充填してあるトナーカートリッジ(図示せず)と、クリーニング系とをそれぞれ現像装置にドッキングさせ、AIO(All In One)として顧客のところで現像剤収容ケース7に付けられたヒートシール9を引き抜くことにより、現像剤収容ケース7から現像ユニット16に現像剤1が供給される。現像剤1は、現像ユニット16側の現像剤収容部4に供給されるが、一度供給されると故意にAIOを斜めにとかしない限りは現像剤1が移動するということはなく、逆に言えばAIOを斜めにしてしまい、現像剤1を片側に寄せた状態にしてしまった場合、極端に現像剤1が減少した側はトナーの供給過多になり地汚れ等の画像不良を起こしてしまう。 【0005】このとき、現像ユニット16の現像剤受け入れ口15にリブ10を設けていない、あるいはリブ10がヒートシール引き抜き方向と撹拌部材軸の中心線13に対して直角であるとき、AIOをヒートシール引き抜き方向に対して斜めあるいは立ててヒートシールを引き抜くと、現像剤1が現像ユニット16内の現像剤収容部4に均一に供給されない。リブ10を設けていない場合はもちろん、リブ10が直角に配置されていても現像剤1がリブ10上に留まっていることはなく、ほとんどが片寄って、この場合はヒートシール引き抜き方向とは反対側に供給されてしまい、現像剤担持体軸方向で現像剤1の担持量に片寄りが出て、現像剤量の少ない側では地汚れ等の画像不良の問題を発生させる可能性がある。 【0006】また、現像ユニット16のリブ10’における現像剤収容ケース7側端部と、現像剤収容ケース7の現像剤供給口14におけるリブ10の現像ユニット16側端部が異なる位置にあるとき、同様にAIOをヒートシール引き抜き方向に対して斜めあるいは立ててヒートシールを引き抜くと、現像剤1が現像ユニット16内に均一に供給されない。それぞれのリブ10の位置が異なっているために現像剤1が供給されたときに、現像ユニット16側のリブ10’上に溜まれなかった現像剤1が片寄って(この場合はヒートシール引き抜き方向とは反対側)供給されてしまい、現像剤担持体軸方向で現像剤1の担持量に片寄りが出てしまい、現像剤量の少ない側では地汚れ等の画像不良の問題を発生させる可能性がある。 【0007】さらに現像ユニット16の現像剤受け入れ口15に貼付してあるスポンジシール8が、現像ユニット16と現像剤収容ケース7の外周のみに貼付されているときも同様に、AIOをヒートシール引き抜き方向に対して斜めあるいは立ててヒートシールを引き抜くと、現像剤1が現像ユニット16内に均一に供給されない場合があり、現像ユニット16と現像剤収容ケース7とのリブ10、10’の隙間が大きいときには、片寄って、この場合はヒートシール引き抜き方向とは反対側に供給されてしまい、現像剤担持体軸方向で現像剤1の担持量に片寄りが出てしまい、現像剤量の少ない側では地汚れ等の画像不良の問題を発生させる可能性がある。 【0008】本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、AIOを斜め或いは立てた状態で引き抜いても現像剤がリブで留まることができるようにた現像装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の現像装置は、トナー及び磁性粒子を含む現像剤を表面に担持して搬送するための現像剤担持体、該現像剤担持体の内側に配置されて該現像剤担持体に前記現像剤を担持するための磁界を発生する磁界発生手段、前記現像剤担持体に担持した前記現像剤の量を規制する現像剤規制部材、該現像剤規制部材に現像剤搬送方向上流側から隣接する現像剤収容部、該現像剤収容部に収容された前記現像剤を攪拌及び帯電するための攪拌部材、前記現像剤収容部に現像剤搬送方向上流側から隣接して該現像剤担持体に対向する位置にトナー補給口を有するトナー収容部及び前記現像剤規制部材上流側に過剰のトナー流入を防ぐためのトナー規制部材を備え、該現像剤の移動により該トナー収容部内のトナーを前記トナー補給口から該現像剤中に取り込むと共に前記現像剤を受け入れる受け入れ口外周にはスポンジシールが貼付された現像ユニットと、前記現像剤供給口にはヒートシールにてシールがされている前記現像剤を収容するための現像剤収容ケースとを前記攪拌部材の中心軸方向に沿ってドッキングさせた現像装置において、該現像剤収容ケースのヒートシールを引き抜いて、該現像剤が該現像ユニットに供給されるときの該現像ユニットの受け入れ口のリブを、該ヒートシール引き抜き方向と前記攪拌部材の中心軸線に対して鋭角位置に配置し、該現像ユニットのリブの該現像剤収容ケース側の端部は、該現像剤収容ケースの現像剤供給口のリブの該現像ユニット側の端部と同じ位置にあることを特徴とする。 【0010】請求項2記載の本発明の現像装置は、現像ユニットの現像剤受け入れ口に貼付してあるスポンジシールは、該現像ユニットと現像剤収容ケースのリブ位置にも貼付したことを特徴とする。 【0011】請求項3記載の本発明の現像装置は、鋭角が30〜60°であることを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。 (実施例1)図5に示すスポンジシールを図6に示す現像剤受け入れ口に貼付し、図2に示す現像剤収容ケース7を図6に示す現像剤受け入れ口にドッキングさせる。その状態で、現像ユニット16の現像剤受け入れ口15のリブ10’をヒートシール引き抜き方向(図7矢印Y参照)または撹拌部材軸の中心線13に対して鋭角な位置に配置し、現像ユニット16のリブ10’の現像剤収容ケース7側の端部と、現像剤収容ケース7の現像剤供給口14のリブ10の現像ユニット16側の端部を同じ位置に配置している。このため、ヒートシール9を引き抜くときにAIOを斜めあるいは立てた状態で引き抜いても現像剤1がリブ10の箇所で溜まることができ、ヒートシール引き抜き方向とは反対方向に現像剤1が片寄って供給されることはなく、現像ユニット16内に均一に供給される。 (実施例2)図5に示すスポンジシールを図6に示す現像剤受け入れ口外周に貼付し、図2に示す現像剤収容ケース7を図6に示す現像剤受け入れ口にドッキングさせる。現像ユニット16の現像剤受け入れ口15に貼付してあるスポンジシール8を、現像ユニット16と現像剤収容ケース7のリブ10の位置にも貼付したことにより、ヒートシール9を引き抜くときにAIOを斜めあるいは立てた状態で引き抜いても現像剤1が現像ユニット16と現像剤収容ケース7とのリブ10の隙間から流されてしまうことはなく、さらに安定して現像剤1がリブ10で溜まることができ、ヒートシール引き抜き方向とは反対方向に現像剤1が片寄って供給されることはなく、現像ユニット16内に均一に供給される。 (実施例3)図7において、現像ユニット16の現像剤受け入れ口15のリブ10’をヒートシール引き抜き方向(矢印Y)と撹拌部材軸中心線13に対して鋭角を30〜60°としたことにより、現像剤1を均一に現像ユニット16に供給される。リブ形状が30°未満だとヒートシールを斜めあるいは立てた状態で引き抜き、製品使用状態にしたときに現像剤1がリブ形状10、10’上に溜まる量が多く、現像ユニット16内の現像剤収容部4に不均一に供給され、60°を越えるとリブ10’上に溜まる現像剤1の量が少なく、現像ユニット16内の現像剤収容部4に現像剤1が片寄って供給されてしまう。 【0013】なお、リブ10’は図6に示すものに限定されることはなく、図8に示すようによじれた形にしても良い。この場合、それなりの形状を呈するスポンジシールを用意し、現像剤受け入れ口周囲に貼り付けることとなる。また、現像剤収容ケース7のリブも現像剤受け入れ口15周囲のリブ10’に合致するそれなりの形状になることは言うまでもない。 【0014】 【発明の効果】請求項1に記載の本発明の現像装置によれば、現像ユニットの現像剤受け入れ口のリブをヒートシール引き抜き方向と撹拌部材軸の中心線に対して鋭角な位置に配置し、現像ユニットにおけるリブの現像剤収容ケース側端部と、この現像剤収容ケースにおける現像剤供給口のリブの該現像ユニット側端部を同じ位置にすることで、ヒートシールを引き抜くときにAIOを斜めあるいは立てた状態で引き抜いても現像剤がリブで溜まることができ、ヒートシール引き抜き方向とは反対方向に現像剤が片寄って供給されることはなく、現像ユニット内に均一に供給されるため、安定した良好な画像を得ることができる。 【0015】請求項2に記載の本発明の現像装置によれば,現像ユニットの現像剤受け入れ口に貼付してあるスポンジシールを、現像ユニットと現像剤収容ケースのリブ位置にも貼付したことにより、ヒートシールを引き抜くときにAIOを斜めあるいは立てた状態で引き抜いても現像剤が現像ユニットと現像剤収容ケースとのリブの隙間から流されてしまうことはなく、さらに安定して現像剤がリブ形状箇所で留まることができ、ヒートシール引き抜き方向とは反対方向に現像剤が片寄って供給されることはなく、現像ユニット内に均一に供給されるため、安定した良好な画像を得ることができる。 【0016】請求項3に記載の本発明の現像装置によれば、現像ユニットの現像剤受け入れ口のリブをヒートシール引き抜き方向と撹拌部材軸中心に対して鋭角を30〜60°としたことにより、現像剤を均一に現像ユニットに供給されることから、安定した良好な画像を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006747 【氏名又は名称】株式会社リコー 【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号
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| 【出願日】 |
平成13年7月17日(2001.7.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082670 【弁理士】 【氏名又は名称】西脇 民雄
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| 【公開番号】 |
特開2003−29511(P2003−29511A) |
| 【公開日】 |
平成15年1月31日(2003.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2001−216137(P2001−216137) |
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