| 【発明の名称】 |
半導体集積回路用テスト装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】野口 佳裕 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】LSIテスタのテスタチャネルを大幅に増やすことなく、半導体集積回路に対して、そのピン数に関係なく同時測定化を図ることができる半導体集積回路用テスト装置を提供する。
【解決手段】出荷検査用のパフォーマンスボード105上に実装されたセレクタ106を、LSIテスタ107の検査用プログラムを用いて切り替えることにより、複数の半導体集積回路101、102への入出力信号108を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のピンを有する半導体集積回路の出荷検査用のパフォーマンスボードにより、前記半導体集積回路に対して、その良否判定のために、前記複数のピンを通じて電気信号を入出力して電気的特性をテストする半導体集積回路用テスト装置において、前記パフォーマンスボード上に備え付けられ、複数の前記半導体集積回路に対して、前記テスト用の電気信号の入出力対象ピンを切り替えるセレクタと、前記テスト用の電気信号を入出力させるための複数のテスタチャネルを有し、前記セレクタに対して、各テスタチャネルにおける電気信号の前記入出力対象ピンの切り替えを制御するためのコントロール信号を供給するLSIテスタとを備え、前記LSIテスタを、前記コントロール信号により前記セレクタを介して前記半導体集積回路における電気信号の入出力対象ピンを切り替えて、前記複数の半導体集積回路の全てのピンについて前記電気的特性を同時に測定するよう構成したことを特徴とする半導体集積回路用テスト装置。 【請求項2】 LSIテスタを、そのテストパターンを用いてセレクタを制御するコントロール信号を生成するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路用テスト装置。 【請求項3】 セレクタを、半導体集積回路にテスト用電気信号を入力する場合は、LSIテスタのテスタチャネルと同時測定の対象とする半導体集積回路のピンとの間を全て電気的に接続するよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路用テスト装置。 【請求項4】 セレクタを、半導体集積回路からテスト用電気信号を出力する場合は、LSIテスタのテスタチャネルと同時測定の対象とする半導体集積回路のピンとの間の電気的接続を、個別にΔt秒間隔で切り替えるよう構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体集積回路用テスト装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に対してその製品出荷検査の際の良否判定のために電気的特性をテストする半導体集積回路用テスト装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、複数のピンを有する半導体集積回路の出荷検査の際には、その出荷検査用のパフォーマンスボードにより、半導体集積回路に対して、その良否判定のために、複数のピンを通じて電気信号を入出力して電気的特性をテストする半導体集積回路用テスト装置が広く使用されている。 【0003】このような半導体集積回路用テスト装置では、半導体集積回路が有する多ピンを同時に測定するために、LSIテスタの未使用チャネルを同時測定用ピンとして割り当てて、検査を行っている。 【0004】以上のような半導体集積回路用テスト装置について、その一例を挙げて以下に説明する。LSIテスタの全テスタチャネル数をnチャネル(但し、nは整数)、出荷検査のためのテストにより測定する半導体集積回路のピン数をmピン(但し、mは整数)とすると、LSIテスタの未使用チャネルは、(n−m)チャネルである(但し、n>mである)。ここで、(n−m)>mであるならば、更に、1石分の半導体集積回路の測定を行うことができる。 【0005】一般的には、上記のように、半導体集積回路の1ピン当たりにLSIテスタのテスタチャネルの1チャネルを対応させて使用しているため、同時測定できる半導体集積回路の個数Aと半導体集積回路のピン数mおよびLSIテスタのチャネル数nの関係は、n>A×mで表せる。 【0006】半導体集積回路の同時測定は、LSIテスタから、それぞれの半導体集積回路に対し同時に、同等な電気信号を入力し、それぞれの半導体集積回路から出力される電気信号と、その期待値とを比較することで実現している。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような従来の半導体集積回路用テスト装置では、それまでと比べてピン数が増大した半導体集積回路をテスト対象として追加した時に、その半導体集積回路のピン数に対して、LSIテスタ側の未使用チャネル数が不足した場合には、追加した半導体集積回路を含めて全てのピンを同時に測定できなくなり、LSIテスタに対して半導体集積回路の接続をやり直したうえで同じテストを繰り返すという作業が必要になるため、テストの際の操作が煩雑になるとともに、そのテストに要する時間が増大するという問題点を有していた。 【0008】これを避けるためには、LSIテスタのテスタチャネル数を大幅に増やさなければならないという問題点も有していた。本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、LSIテスタのテスタチャネル数を増やすことなく、半導体集積回路に対して、ピン数が増大してもそのピン数に関係なく、容易に全てのピンについての同時測定化を図ることができるとともに、それによりテストに要する時間をも短縮することができる半導体集積回路用テスト装置を提供する。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために本発明の半導体集積回路用テスト装置は、複数のピンを有する半導体集積回路の出荷検査用のパフォーマンスボードにより、前記半導体集積回路に対して、その良否判定のために、前記複数のピンを通じて電気信号を入出力して電気的特性をテストする半導体集積回路用テスト装置において、前記パフォーマンスボード上に備え付けられ、複数の前記半導体集積回路に対して、前記テスト用の電気信号の入出力対象ピンを切り替えるセレクタと、前記テスト用の電気信号を入出力させるための複数のテスタチャネルを有し、前記セレクタに対して、各テスタチャネルにおける電気信号の前記入出力対象ピンの切り替えを制御するためのコントロール信号を供給するLSIテスタとを備え、前記LSIテスタを、前記コントロール信号により前記セレクタを介して前記半導体集積回路における電気信号の入出力対象ピンを切り替えて、前記複数の半導体集積回路の全てのピンについて前記電気的特性を同時に測定するよう構成したことを特徴とする。 【0010】以上により、出荷検査用のパフォーマンスボード上に実装されたセレクタを、LSIテスタの検査用プログラムの実行により生成したコントロール信号により切り替えることにより、そのセレクタを通じて、同一のテスタチャネルにおけるテスト用電気信号を、その入出力対象の半導体集積回路を順次切り替えて、複数の半導体集積回路の全てのピンに対して入出力することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の半導体集積回路用テスト装置は、複数のピンを有する半導体集積回路の出荷検査用のパフォーマンスボードにより、前記半導体集積回路に対して、その良否判定のために、前記複数のピンを通じて電気信号を入出力して電気的特性をテストする半導体集積回路用テスト装置において、前記パフォーマンスボード上に備え付けられ、複数の前記半導体集積回路に対して、前記テスト用の電気信号の入出力対象ピンを切り替えるセレクタと、前記テスト用の電気信号を入出力させるための複数のテスタチャネルを有し、前記セレクタに対して、各テスタチャネルにおける電気信号の前記入出力対象ピンの切り替えを制御するためのコントロール信号を供給するLSIテスタとを備え、前記LSIテスタを、前記コントロール信号により前記セレクタを介して前記半導体集積回路における電気信号の入出力対象ピンを切り替えて、前記複数の半導体集積回路の全てのピンについて前記電気的特性を同時に測定するよう構成する。 【0012】請求項2に記載の半導体集積回路用テスト装置は、請求項1に記載のLSIテスタを、そのテストパターンを用いてセレクタを制御するコントロール信号を生成するよう構成する。 【0013】請求項3に記載の半導体集積回路用テスト装置は、請求項1または請求項2に記載のセレクタを、半導体集積回路にテスト用電気信号を入力する場合は、LSIテスタのテスタチャネルと同時測定の対象とする半導体集積回路のピンとの間を全て電気的に接続するよう構成する。 【0014】請求項4に記載の半導体集積回路用テスト装置は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のセレクタを、半導体集積回路からテスト用電気信号を出力する場合は、LSIテスタのテスタチャネルと同時測定の対象とする半導体集積回路のピンとの間の電気的接続を、個別にΔt秒間隔で切り替えるよう構成する。 【0015】これらの構成によると、出荷検査用のパフォーマンスボード上に実装されたセレクタを、LSIテスタの検査用プログラムの実行により生成したコントロール信号により切り替えることにより、そのセレクタを通じて、同一のテスタチャネルにおけるテスト用電気信号を、その入出力対象の半導体集積回路を順次切り替えて、複数の半導体集積回路の全てのピンに対して入出力する。 【0016】以下、本発明の実施の形態を示す半導体集積回路用テスト装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本実施の形態の半導体集積回路用テスト装置の構成を示すブロック図である。ここでは、2石の半導体集積回路を同時測定する場合の構成を例に挙げて説明する。 【0017】図1に示すように、被測定半導体集積回路101および102は、出荷検査用のパフォーマンスボード105上に実装されたLSIソケット103および104にそれぞれ挿入する。LSIソケット103および104は、検査用パフォーマンスボード105上にとりつけられたセレクタ106を経由し、LSIテスタ107と電気的に接続しており、LSIテスタ107から検査用電気信号109の入出力を行うことで、半導体集積回路101および102の製品としての良否を検査することができる。 【0018】なお、セレクタ106は、LSIテスタ107のテスタチャネル毎に1ケ、検査用パフォーマンスボード105上に存在し、LSIテスタ107からのセレクタ用コントロール信号108によって制御される。 【0019】次に、n石(n>2)の半導体集積回路を同時測定する場合の構成を説明する。図2は本実施の形態の半導体集積回路用テスト装置において、n石(n>2)の半導体集積回路を同時測定する構成例を示すブロック図である。図2に示すように、出荷検査用のパフォーマンスボード105上に、n個のLSIソケット(1、2…n)103を実装し、LSIソケット(1、2…n)103のそれぞれの端子毎に、共通のセレクタ106を経由して、LSIテスタ107と電気的に接続することで具現化する。 【0020】以上のように構成された半導体集積回路用テスト装置について、その動作を図3および図4を用いて以下に説明する。図3は本実施の形態の半導体集積回路用テスト装置におけるテスト動作を説明するためのブロック構成図である。ここでは、図1で示した2石の半導体集積回路を同時測定する場合の構成を例に挙げて説明する。 【0021】検査対象である半導体集積回路101および102に対するLSIテスタ107でのテストパターン等の電気信号109の入力および出力の切り替えは、検査用パフォーマンスボード105上に実装されたセレクタ106により制御される。この制御のためのセレクタ106のシーケンスは、LSIテスタ107の検査用プログラムに予め記述されている。 【0022】出荷検査用の電気信号109であるテストパターンの入力は、セレクタ106を用いて、LSIテスタ107と半導体集積回路101および102とが電気的に接続された状態(a−c−e間およびb−d−e間)で行う。すなわち、半導体集積回路101および102には、LSIテスタ107から同じ入力タイミングにて出荷検査用テストパターンが印加される。 【0023】半導体集積回路101および102からの出力値を、出荷検査用テストパターンに対応する期待値と比較する場合は、セレクタ106を用いて、半導体集積回路およびLSIテスタ107間の電気的接続を高速に切り替えて、半導体集積回路個別に期待値比較を行う。 【0024】以上の動作を具体例をあげて以下に説明する。図4は本実施の形態の半導体集積回路用テスト装置において、半導体集積回路およびセレクタの比較動作を示すタイミングチャートである。まず、半導体集積回路101の期待値を比較するために、セレクタ106を用いて、半導体集積回路101とLSIテスタ107を電気的に接続し(a−c−e間)、コンパレートタイミングC1にて期待値比較する。 【0025】半導体集積回路101の期待値比較後、セレクタ106を切り替え、半導体集積回路102とLSIテスタ107を電気的に接続し(b−d−e間)、コンパレートタイミングC2にて期待値比較する。但し、C2=C1+Δtであり、C2はC1と同一レート内とし、Δtはセレクタ106の切り替えに要する時間とする。以降のレートについても、同様に期待値比較する。 【0026】以上のような期待値比較の結果、半導体集積回路101および102からの出力値が、期待値と一致した場合に、検査対象である半導体集積回路101および102は良品として判定する。 【0027】以上のようにして、出荷検査用のパフォーマンスボード105上に実装されたセレクタ106を、LSIテスタ107の検査用プログラムの実行により生成したコントロール信号108により切り替えることにより、そのセレクタ106を通じて、同一のテスタチャネルにおける検査用電気信号109を、その入出力対象の半導体集積回路101、102を順次切り替えて、複数の半導体集積回路101、102の全てのピンに対して入出力することができる。 【0028】その結果、LSIテスタ107のテスタチャネル数を増やすことなく、半導体集積回路101、102に対して、ピン数が増大してもそのピン数に関係なく、容易に全てのピンについての同時測定化を図ることができるとともに、それによりテストに要する時間をも短縮することができる。 【0029】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、出荷検査用のパフォーマンスボード上に実装されたセレクタを、LSIテスタの検査用プログラムの実行により生成したコントロール信号により切り替えることにより、そのセレクタを通じて、同一のテスタチャネルにおけるテスト用電気信号を、その入出力対象の半導体集積回路を順次切り替えて、複数の半導体集積回路の全てのピンに対して入出力することができる。 【0030】そのため、LSIテスタのテスタチャネル数を増やすことなく、半導体集積回路に対して、ピン数が増大してもそのピン数に関係なく、容易に全てのピンについての同時測定化を図ることができるとともに、それによりテストに要する時間をも短縮することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
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| 【出願日】 |
平成13年6月18日(2001.6.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068087 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 義弘
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| 【公開番号】 |
特開2003−4804(P2003−4804A) |
| 【公開日】 |
平成15年1月8日(2003.1.8) |
| 【出願番号】 |
特願2001−182668(P2001−182668) |
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