| 【発明の名称】 |
テレビの画面や美術館のショーウインドウに光源が写るのを防止する装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】端山 孝 【住所又は居所】愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】設置場所2bと鑑賞場所1aを照射するように照明器具5を設置しても鑑賞者19の目から見て,光源9の存在が鑑賞の障害となる恐れがなくきちんとしたものが見えるようにする。
【解決手段】テレビ15が設置された屋内16および,美術館などに設置されたショーウインドウ18の設置場所2bにおける照明システムにおいて,テレビ15のブラウン管の管面15aやショーウインドウ18の前面ガラス18aに写る恐れのある光源9からの光線20のみ遮断できる遮光板11を既存の照明器具5に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】テレビが設置された屋内および,美術館などに設置されたショーウインドウの設置場所における照明システムにおいて,テレビのブラウン管の管面や,ショーウインドウに写る恐れのある光源からの光のみ遮断できる遮光板を設けたことを特徴とする写りこみ防止装置。 【請求項2】照明器具に遮光板を着脱自在に連結するための連結部を備えさせたことを特徴とする請求項1に記載の写りこみ防止装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は,主にテレビの画面や美術館のショーウインドウに光源が写るのを防止するための装置に関する。 【0002】 【従来技術】従来は,テレビの画面や美術館のショーウインドウに光源が写るのを防止するための装置がなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そのため,テレビやショーウインドウが設置された設置場所と,鑑賞者が鑑賞するための鑑賞場所を照射するように照明器具を設置すると,鑑賞者の目から見て,テレビのブラウン管の管面やショーウインドウの前面ガラスに,光源から反射した光が写る恐れがある。この反射光が鑑賞者の目に到達し,鑑賞者の目にはテレビの画像または,ショーウインドウを通して鑑賞した絵画の芸術的な表現と,そこの表面に映し出された光源とが重なりテレビの画像や絵画が見づらくなってしまうという問題点がある。 【0004】こうした問題点に鑑み,本発明は,設置場所と鑑賞場所を照射するものであっても,鑑賞者の目から見て,光源の存在が鑑賞の障害となる恐れはなくきちんとしたものが見えるようにした写りこみ防止装置を提供しようとするものである。 【0005】他の目的は,既存の照明器具に対して装着のしやすい写りこみ防止装置を提供しようとするものである。 【0006】他の目的は,照明器具に設けた遮光板が光を反射しないか,あるいは吸収する写りこみ防止装置を提供しようとするものである。他の目的および利点は図面およびそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。 【0007】 【課題を解決するための手段】課題を解決するために,請求項1の発明は,テレビが設置された屋内および,美術館などに設置されたショーウインドウの設置場所における照明システムにおいて,テレビのブラウン管の管面や,ショーウインドウに写る恐れのある光源からの光のみを遮断できる遮光板を設けて構成される。 【0008】請求項2の発明は,照明器具に遮光板を着脱自在に連結するための連結部を備えさせることで構成される。 【0009】 【本発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を示す図面について説明する。図1乃至図4において,1は建物の床面,2は壁面,3は天井面を示す。図1(A)に示すように,この建物の屋内16においては,展示の絵画類17(絵画,書等の美術品または造形芸術を含む)を収めたショーウインドウ18を設置するための略垂直状に構成された設置場所2bを備え,ショーウインドウ18は壁面2に記載しない螺子等で固定されている。なお,図1(B)は,テレビ15を設置する場合を示している。設置場所2bの高さは,一般に鑑賞者19の標準的な身長を考慮して1m前後よりも上方に設置されるが,テレビ15を設置する場合,その高さは,その目的に応じて適宜選択される。また,絵画類17や,テレビ15を鑑賞するための鑑賞場所1aを備える。この鑑賞場所1aはショーウインドウ18やテレビ15から適当な距離(テレビ画面の大きさや絵画類17の大きさによって異なるが1m〜3m位)離れた位置とする。 【0010】さらに屋内16の上方(たとえば天井面)にあっては,鑑賞場所1aおよび設置場所2bを照射するように,蛍光灯の光源9を設けた照明器具5が備えさせてある。図示のものは天井3に配置した複数個の照明器具5のうちの一つを示す。この照明器具5は周知のものであって,6,8,9は,順に鉄製カバー,照明器具の本体,光源としての蛍光ランプを示す。 【0011】遮光板11は光源9と,設置場所2bに設置されたテレビ15または,ショーウインドウ18との間にあって,遮光板11の大きさおよび材質は,鑑賞場所1aにおいて鑑賞者19の目から見て,ショーウインドウ18の前面ガラス18aや,絵画類17の展示領域内や, テレビ15のブラウン管の管面15aに光源9が写らないように遮断できる大きさに形成しておくと良い。蛍光灯の発する光線20が絵画類17が収められたショーウインドウ18の前面ガラス18aや,絵画類17,テレビ15のブラウン管の管面15aに当たり,これの反射光21が鑑賞者19の目に到達する。すると鑑賞者19の目にはテレビ15の画像または,ショーウインドウ18を通して鑑賞した絵画17の芸術的な表現と,そこの表面に映し出された蛍光灯の光源9とが重なりテレビ15の画像や絵画17が見づらくなり鑑賞の障害をもたらす。 【0012】このような障害を防止するために遮光板11は,鑑賞者19の目に到達する恐れのある反射光21をあらかじめ発生させないように,鑑賞者の目の高さ(人によって異なるが鑑賞者の平均的身長や座高に対応して0.7m〜1.8m前後の高さ)を想定して,光源部分9から鑑賞者19の目に向かう光線20のみを局部的に遮断できる大きさに形成する。例えば図1(A)のように絵画17の上下の高さが,床から下辺1mと,上辺1.8mの範囲とし,絵画17と光源9との間が2.5mとした場合,遮光板11の傾斜状態での垂下幅11aは図1の場合約12から14cmでよく,この場合,遮光板11の横方向の寸法11bは図2からも明らかなように照明器具5の長さと同一にした。 【0013】遮光板11の上端11cには,照明器具5に対して図3に示されるような垂下状態で持って着脱自在に連結するための連結部12が備えさせてある。この連結部12は図3(B)に示されるようにカバー6の下端6aにおける折り返し部分の上に差し込み天井の部材3bとの間において狭持して固定される。13は抜け止め用の係合片,3cは構造材3aと天井板3bとを連結するための構造材を示す。 【0014】遮光板11の材質としては光源9からの光線20を,ショーウインドウ18の前面ガラス18aや,絵画類17,テレビ15のブラウン管の管面15aへ透過させないような遮光性のある材質であれば良い。例えば,透光性のないプラスチック板,厚紙等で,その厚みは0.5mmから0.7mmさらには1.0mmでも良く,遮光板11の角度(傾き)を設定したときにそのまま形状を維持できる材質を用いる。これらは身近にある遮光性の良い板材料でもって撓まないように形成すると良い。また,遮光板11の色は,光を吸収できる(換言すると,反射しない)黒または黒系統の色にすると良い。 【0015】なお,本発明は実施の形態に限定されるものではなく,以下に例示するように,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部を適宜に変更して実施することも可能である。実施例ではショーウインドウ18やテレビ15を壁2に直接固定する方法を説明したが,床置きのケースの上に設置しても良いし,衝立状態の移動自在でかつ傾動自在の略垂直状の絵画装着面を有するものであっても良い。また,光源9を蛍光灯で説明したが,蛍光灯に限定されるものではなく白熱灯でも良いし,それ以外の光源でも良い。また,ショーウインドウ18やテレビ15が光源9を介して,両側にある場合は遮光板11を枠型に形成し,その光源9を覆うことにより両側に設けたショーウインドウ18(詳しくは中に納められた絵画17)やテレビ15の画像の鑑賞の障害となる恐れはなく、きちんとしたものが見えるという効果がある。また,遮光板11はその上端11cに磁石類(マグネットテープなど金属を吸着する部材)や粘着テープ,螺子を介して取り付けても良い。この場合,連結部12は不要である。また,設置場所2bは略垂直状に構成されていると述べたが,ショーウインドウの前面ガラス18aや絵画17をやや傾斜させて装着しても良い。 【0016】 【発明の効果】以上のように,本願発明における写りこみ防止装置によれば,請求項1の発明にあっては光源9と,設置場所2bに設置されたテレビ15または,ショーウインドウ18との間に遮光板11を配置し,遮光板11の大きさおよび材質を,鑑賞場所1aにおいて鑑賞者19の目から見て,絵画類17の展示領域内や, テレビ15のブラウン管の管面15aに光源9が写らないように,光線20を遮断できる大きさで,かつ,光源9からの光線20を透過させないような遮光性のある材質に設定したものであるから鑑賞者19の目から見て,光源9の存在がテレビ15の画像や絵画17の鑑賞の障害となる恐れはなく、きちんとしたものが見えるという画期的な効果がある。 【0017】また請求項2の発明にあっては,既存の照明器具5に対して着脱自在に連結するための連結部12を備えたので,装着のしやすいという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000113665 【氏名又は名称】マスプロ電工株式会社 【住所又は居所】愛知県日進市浅田町上納80番地
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| 【出願日】 |
平成14年5月13日(2002.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066131 【弁理士】 【氏名又は名称】佐竹 弘 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−331634(P2003−331634A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月21日(2003.11.21) |
| 【出願番号】 |
特願2002−137746(P2002−137746) |
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