| 【発明の名称】 |
照明器具等の機器の高所設置機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】秋山 陽一 【住所又は居所】東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成建設株式会社内
【氏名】林 成 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】体育館やスタジオ等の大空間の施設において、高所に設置する照明器具や音響機器等の機器は、従来、それらの配置に応じて設置されたキャットウォークに直接的又は取付棒体を介して容易には取り外せないように取り付けているので、機器の点検やランプの交換等においては、キャットウォークから身を乗り出しての作業が必要で危険であり、手が届かない場合もある。
【解決手段】このような課題を解決するために、本発明では、キャットウォーク1にフォーク状支持アーム2を設け、機器8を取り付ける取付棒体7の上部に、上記支持アーム上に架け渡して着脱可能に取り付ける第1のアーム受け13と、把手14を設けると共に、取付棒体の機器寄りに上記支持アームに架け渡して支持可能な第2のアーム受け18を設けた機器の高所設置機構を提案する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キャットウォークにフォーク状支持アームを設け、機器を取り付ける取付棒体の上部に、上記支持アーム上に架け渡して着脱可能に取り付けるアーム受けと、把手を設けたことを特徴とする機器の高所設置機構【請求項2】 キャットウォークにフォーク状支持アームを設け、機器を取り付ける取付棒体の上部に、上記支持アーム上に架け渡して着脱可能に取り付ける第1のアーム受けと、把手を設けると共に、取付棒体の機器寄りに上記支持アームに架け渡して支持可能な第2のアーム受けを設けたことを特徴とする機器の高所設置機構【請求項3】 フォーク状支持アームは進退調節可能に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具等の機器の高所設置機構【請求項4】 取付棒体は伸縮調節可能に構成したことを特徴とする請求項1〜3までのいずれか1項に記載の機器の高所設置機構 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具等の機器の高所設置機構に関するものである。 【0002】 【従来の技術】体育館やスタジオ等の大空間の施設において、高所に設置する照明器具や音響機器等の機器は、従来、それらの配置に応じて設置されたキャットウォークに直接的に又は取付棒体を介して、容易には取り外せないように取り付けている。 【0003】図13は照明器具aをキャットウォークbに直接的に取り付けたものを概念的に示すもので、また図14は照明器具aを取付棒体cを介してキャットウォークbに取り付けたものを概念的に示すものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】以上のように設置されている照明器具a等の機器を点検したり、またはランプの交換等を行う場合には、従来は、図13,図14に示されるようにキャットウォークbから身を乗り出して行っているため、危険であり、図14に示すように取付棒体cを介して取り付けられている場合には、機器に手が届かない場合もあり得る。本発明はこのような課題を解決することを目的とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決するためにまず、請求項1の発明では、キャットウォークにフォーク状支持アームを設け、機器を取り付ける取付棒体の上部に、上記支持アーム上に架け渡して着脱可能に取り付けるアーム受けと、把手を設けた構成の機器の高所設置機構を提案している。 【0006】また請求項2の発明では、キャットウォークにフォーク状支持アームを設け、機器を取り付ける取付棒体の上部に、上記支持アーム上に架け渡して着脱可能に取り付ける第1のアーム受けと、把手を設けると共に、取付棒体の機器寄りに上記支持アームに架け渡して支持可能な第2のアーム受けを設けた構成の機器の高所設置機構を提案している。 【0007】以上の本発明においては、フォーク状支持アームは進退調節可能に構成することができ、また取付棒体は伸縮調節可能に構成することができる。 【0008】請求項1の発明によれば、作業者は、支持アーム上に架け渡して取り付けられているアーム受けを外した後、把手を掴んで取付棒体を支持アームの前方に引き上げることにより機器を取付棒体と共にキャットウォーク内に移動することができ、キャットウォーク内で安全に点検やランプの交換等を行うことができる。 【0009】請求項2の発明によれば、作業者は、支持アーム上に架け渡して取り付けられている第1のアーム受けを外し、把手を掴んで取付棒体を支持アームの前方にある程度引き上げた後、第2のアーム受けを支持アーム上に位置させて仮置きすることができ、次いで体勢を立て直して更に引き上げることにより、取付棒体が長く、従って昇降させるストロークが大きい場合にも機器を安全にキャットウォーク内に移動することができ、こうしてキャットウォーク内で安全に点検やランプの交換等を行うことができる。 【0010】請求項3,4の発明を適用することにより、キャットウォークに対しての機器の設置位置を調節することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1〜図12を参照して説明する。この実施の形態は、本発明の設置機構を照明器具の設置に利用したもので、これらの図において、符号1は体育館やスタジオ等の大空間の施設に設置されたキャットウォークを示すものであり、符号2はキャットウォーク1に設けたフォーク状支持アームを示すものである。 【0012】フォーク状支持アーム2はキャットウォーク1の横方向に突設されたアーム3に、長孔4とボルト5とにより進退可能に取り付けられており、端部には端板6が設けられ上部が突出している。 【0013】符号7は照明器具8の取付棒体を示すものであり、この取付棒体7は、伸縮可能に嵌合された上側角パイプ9と下側角パイプ10とから構成され、長孔11とボルト12とにより伸縮可能に取り付けられている。そして取付棒体7の上部、即ち上側角パイプ9の上部には、上記支持アーム2上に架け渡して着脱可能に取り付ける第1のアーム受け13と把手14を設けている。詳細には、第1のアーム受け13は支持アーム2に架け渡される帯板形状であり、支持アーム2の基部側から端部方向に延びる長溝15が形成され、この長溝15を介して支持アーム2にボルト16を締め付けることにより固定される構成である。また第1のアーム受け13は支持アーム2の端部側に上方への折曲部17が形成されている。また取付棒体7の下部、即ち下側角パイプ10の下部には照明器具取付板18が設けられており、この照明器具取付板18は上記支持アーム2の一対のアーム部材間の間隔よりも広く形成されていて、この支持アーム2上に架け渡して支持可能な構成となっている。そしてこの照明器具取付板18に照明器具8の支持フレーム19が取り付けられている。 【0014】以上の構成において、図1〜図3に示すように高所に設置されている照明器具8の点検やランプの交換を行う場合には、作業員は、まず安全のために、図1に示すように一端側をキャットウォーク1の手摺20に支持した落下防止用ワイヤー21の他端側をリングシャックル22により第1のアーム受け13の折曲部17に設けた孔(図示省略)に支持する。尚、図1において符号23は施設の天井である。 【0015】次いで作業員は、図4に示すように支持アーム2の長溝15部分を締め付けているボルト16を緩めた後、把手14を掴んで取付棒体7を前にずらす。これによって図5に示すように第1のアーム受け13の長溝15がボルト16から外れる。この作業において仮に取付棒体7を前方にずらし過ぎたとしても端板6がストッパーとなるため落下が防止できる。 【0016】次いで図6に示すように把手14を掴んだまま第1のアーム受け13を端板6の上端よりも上に引き上げた後、図7に示すように取付棒体7を前方に押し出して第1のアーム受け13を支持アーム2から離し、そのまま図8に示すように上方に引き上げる。 【0017】このようにして取付棒体7と共に照明器具8が引き上げられて、図9に示されるように照明器具取付板18が支持アーム2の位置まで上昇した場合には、この照明器具取付板18を、図10に示すように端板6を越えて支持アーム2上にもたらすと、そこに仮置きすることができる。即ち、この照明器具取付板18は上述した第2のアーム受けとして利用することができ、このように支持された状態において、作業者は必要に応じて把手14から手を離す等して体勢を立て直すことができる。 【0018】体勢を立て直した作業者は、次いで照明器具取付板18を、図11に示すように端板6を越えて支持アーム2から離し、この状態において再び取付棒体7を引き上げ、そして図12に示すように照明器具18を取付棒体7と共にキャットウォーク1内に引き込むことができる。 【0019】こうして作業者は、キャットウォーク1内で安全に照明器具18の点検やランプの交換等を行うことができ、また以上の手順と逆の手順により、点検やランプの交換を行った照明器具18を安全に設置することができる。 【0020】以上に説明した実施の形態では、上述したとおり、照明器具取付板18を第2のアーム受けとして利用することにより、取付棒体7そして照明器具18をある程度引き上げた際に支持アーム2上に仮置きして支持することができ、次いで体勢を立て直した状態で更に引き上げてキャットウォーク1内に引き込むことができるので、取付棒体7が長く、従って昇降させるストロークが大きい場合にも重量物である照明器具18を困難なく安全にキャットウォーク1内に移動することができ、こうしてキャットウォーク1内で安全に点検やランプの交換等を行うことができる。 【0021】尚、第2のアーム受けは、以上に説明した実施の形態の構成とは異なり、照明器具取付板18とは別の個所に設けることもできることは勿論である。また取付棒体7が短く、従ってその昇降のストロークが小さい場合には、第2のアーム受けを省略することもできることは勿論である。 【0022】 【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、体育館やスタジオ等の大空間の施設において、高所に設置する照明器具や音響機器等の機器を、キャットウォーク内で安全に点検やランプの交換等を行うことができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000206211 【氏名又は名称】大成建設株式会社 【住所又は居所】東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成13年10月1日(2001.10.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071102 【弁理士】 【氏名又は名称】三觜 晃司
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| 【公開番号】 |
特開2003−109424(P2003−109424A) |
| 【公開日】 |
平成15年4月11日(2003.4.11) |
| 【出願番号】 |
特願2001−304847(P2001−304847) |
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