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【発明の名称】 リモコンアダプタ及び照明器具
【発明者】 【氏名】林 順也
【住所又は居所】東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝ライテック株式会社内

【氏名】清水 圭一
【住所又は居所】東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝ライテック株式会社内

【要約】 【課題】リモコン機能を有しない既存の照明器具本体に対してリモコン機能を追加してその照明器具本体を引き続き使用する。

【解決手段】リモコンアダプタは、天井面1に取付けられた引掛シーリングボディ2に取付けられ、及び、照明器具本体4が着脱自在に取付けられるリモコンアダプタ本体3と、調光調整自在な照明手段12と、リモコン送信器から送信された点灯制御信号を受信する受信部13と、受信部13が受信した点灯制御信号に応じて照明器具本体4と照明手段12との点灯状態を切り替える制御部とを有する。このリモコンアダプタを用いることにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4に対してリモコン機能を追加してその照明器具本体4を引き続き使用することができ、そのリモコン制御では、照明器具本体4や照明手段12のオン・オフや明るさの制御を行うことができ、点灯制御の切替態様を多様化させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 照明器具本体が着脱自在に取付けられる照明器具本体取付部を有し、天井面に取付けられた引掛シーリングボディに取付けられるリモコンアダプタ本体と、前記リモコンアダプタ本体に設けられて調光調整自在な照明手段と;前記リモコンアダプタ本体に設けられ、リモコン送信器から送信された点灯制御信号を受信する受信部と;前記リモコンアダプタ本体に設けられ、前記受信部が受信した点灯制御信号に応じて前記照明器具本体と前記照明手段との点灯状態を切り替える制御部と;を具備するリモコンアダプタ。
【請求項2】 前記リモコンアダプタ本体には、前記引掛シーリングボディに設けられた取付金具が連結される連結手段が設けられている請求項1記載のリモコンアダプタ。
【請求項3】 前記照明手段として、白熱灯を有する請求項1又は2記載のリモコンアダプタ。
【請求項4】 前記照明手段として、蛍光灯を有する請求項1又は2記載のリモコンアダプタ。
【請求項5】 前記照明手段として、前記リモコンアダプタ本体を前記引掛シーリングボディに取付けたときに前記天井面と略平行に延出する配線ダクトとこの配線ダクトに取付けられた副照明器具とを有する請求項1又は2記載のリモコンアダプタ。
【請求項6】 前記制御部は、壁スイッチの操作により前記照明器具本体と前記照明手段とを切り替えることができる請求項1ないし5のいずれか一記載のリモコンアダプタ。
【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか一記載のリモコンアダプタと;前記リモコンアダプタに取付けられる照明器具本体と;を具備する照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコンアダプタ及びそのリモコンアダプタを使用した照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井面に取付けられた引掛シーリングボディに取付けられる照明器具本体としては、プルスイッチを備えたものが一般的である。この照明器具本体の点灯状態の切替は、プルスイッチを引っ張ることにより、又は、壁スイッチを操作することにより行われている。このため、照明器具本体の点灯状態を切り替えるためには、プルスイッチ又は壁スイッチの場所まで移動しなければならず、点灯状態の切替操作が煩雑である。
【0003】近年では、リモコン送信器から送信された点灯制御信号により点灯制御されるようにしたリモコン付照明器具本体の開発、実用化が進められている。リモコン機能を有しない既存の照明器具本体が存在する場合に、この照明器具本体をリモコン付照明器具に変更すると、既存の照明器具本体は使いみちがなくなるために廃棄せざるを得ず、多大な無駄が発生する。
【0004】そこで、リモコン機能を有しない照明器具本体に対してリモコン機能を持たせるようにした発明として、特開平11−135271号公報に記載されたリモコンアダプタが提案されている。このリモコンアダプタは、天井面に取付けられている引掛シーリングボディに機械的に連結され及び電気的に接続され、このリモコンアダプタにリモコン機能を有しない吊り下げ形器具の照明器具本体が機械的に連結され及び電気的に接続されている。このリモコンアダプタは、常夜灯として機能する豆球、リモコン送信器から送信された点灯制御信号を受信する受信部、受信部で受信した点灯制御信号に基づいて照明器具及び常夜灯の点灯状態を切り替える制御部等を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平11−135271号公報に記載されたリモコンアダプタによれば、常夜灯に関する点灯制御はオン・オフのみである。このため、このリモコンアダプタを用いた場合においても、照明器具本体や常夜灯の点灯制御の切替態様を多様化することができない。
【0006】本発明の目的は、既存の照明器具本体を引き続きそのまま使用することができ、しかも、点灯制御の切替態様を多様化することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のリモコンアダプタは、照明器具本体が着脱自在に取付けられる照明器具本体取付部を有し、天井面に取付けられた引掛シーリングボディに取付けられるリモコンアダプタ本体と、前記リモコンアダプタ本体に設けられて調光調整自在な照明手段と;前記リモコンアダプタ本体に設けられ、リモコン送信器から送信された点灯制御信号を受信する受信部と;前記リモコンアダプタ本体に設けられ、前記受信部が受信した点灯制御信号に応じて前記照明器具本体と前記照明手段との点灯状態を切り替える制御部と;を具備する。
【0008】ここで、引掛シーリングボディにリモコンアダプタ本体が取付けられるとは、引掛シーリングボディに対してリモコンアダプタ本体が機械的に連結され及び電気的に接続されていることを意味する。また、照明器具本体がリモコンアダプタ本体の照明器具本体取付部に着脱自在に取付けられるとは、照明器具本体がリモコンアダプタ本体に対して機械的に着脱自在に連結され及び電気的に断続自在に接続されていることを意味する。そして、引掛シーリングボディにリモコンアダプタ本体が取付けられ、リモコンアダプタ本体の照明器具本体取付部に照明器具本体が着脱自在に取付けられることにより、引掛シーリングボディ内の導電部とリモコンアダプタ本体内の導電部とを介して照明器具本体、及び、照明手段への電力供給が行われる。
【0009】また、照明手段が調光調整自在であるとは、オン・オフ制御のみではなく、明るさの調節をも行えることを意味する。この明るさの調整は、供給される電力を増減させたり、光源が複数存在する場合には点灯させる光源の数を可変させる等の周知の方法が採用される。
【0010】制御部による点灯状態の切り替えとは、上述した照明手段の調光調整と、照明器具本体のオン・オフ制御及び照明器具本体の明るさの調整とが含まれる。そして、その切り替えは、受信部で受信した点灯制御信号に応じてリレー接点をオン・オフさせること等の周知の方法により行われる。
【0011】したがって、このリモコンアダプタを用いることにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体に対してリモコン機能を追加した状態でその照明器具本体を引き続き使用することができる。また、リモコン機能を有している既存の照明器具本体についてもそのリモコン機能を損なうことなく引き続き使用することができる。しかも、そのリモコン制御においては、照明器具本体や照明手段のオン・オフや明るさの制御を行うことができ、点灯制御の切替態様を多様化させることができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のリモコンアダプタにおいて、前記リモコンアダプタ本体には、前記引掛シーリングボディに設けられた取付金具が連結される連結手段が設けられている。
【0013】したがって、引掛シーリングボディへのリモコンアダプタ本体の取付けを連結手段を用いて行うことにより、引掛シーリングボディへのリモコンアダプタ本体の取付けが強固になり、照明器具本体が高荷重の場合でも、リモコンアダプタ本体へのその照明器具本体の取付状態をより安定させることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のリモコンアダプタにおいて、前記照明手段として、白熱灯を有する。
【0015】したがって、照明手段として白熱灯を備えたリモコンアダプタを得ることができ、このリモコンアダプタにおいても、請求項1又は2記載の発明と同じ作用・効果を奏する。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載のリモコンアダプタにおいて、前記照明手段として、蛍光灯を有する。
【0017】したがって、照明手段として蛍光灯を備えたリモコンアダプタを得ることができ、このリモコンアダプタにおいても、請求項1又は2記載の発明と同じ作用・効果を奏する。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載のリモコンアダプタにおいて、前記照明手段として、前記リモコンアダプタ本体を前記引掛シーリングボディに取付けたときに前記天井面と略平行に延出する配線ダクトとこの配線ダクトに取付けられた副照明器具とを有する。
【0019】したがって、照明手段として配線ダクトとこの配線ダクトに取付けられた副照明器具とを備えたリモコンアダプタを得ることができ、このリモコンアダプタにおいても、請求項1又は2記載の発明と同じ作用・効果を奏する。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか一記載のリモコンアダプタにおいて、前記制御部は、壁スイッチの操作により前記照明器具本体と前記照明手段とを切り替えることができる。
【0021】したがって、リモコンが手元にない場合でも、壁スイッチの操作、例えば、プルレス操作等により、照明器具本体や照明手段の点灯状態を切り替えることができる。
【0022】請求項7記載の発明の照明器具は、請求項1ないし6のいずれか一記載のリモコンアダプタと;前記リモコンアダプタに取付けられる照明器具本体と;を具備する。
【0023】したがって、この照明器具によれば、リモコン機能を有していない既存の照明器具本体をリモコン機能を付加した状態で引き続き使用することができ、また、リモコン機能を有している既存の照明器具本体でもそのリモコン機能を損なうことなく引き続き使用することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1はリモコンアダプタを使用した照明器具を示す縦断正面図、図2はその分解斜視図である。
【0025】本実施の形態の照明器具は、天井面1に取付けられた引掛シーリングボディ2に着脱自在に取付けられたリモコンアダプタ本体3、リモコンアダプタ本体3に着脱自在に取付けられた照明器具本体4、照明器具本体4の下面側を覆うセード5等により構成されている。
【0026】引掛シーリングボディ2は、外形形状が円柱状に形成されて天井面1に位置固定に取付けられた部材であり、その下面には一対の電極刃受け穴6が形成されている。これらの電極刃受け穴6には、リモコンアダプタ本体3の上部フランジ部30に設けられた電極刃7又は照明器具本体4の取付アダプタ8に設けられた電極刃9が挿入され、電極刃7又は9を電極刃受け穴6に挿入した後にリモコンアダプタ本体3又は取付アダプタ8を水平面内で回転させることにより、電極刃7又は9は電極刃受け穴6から抜け落ちないように保持され、かつ、電極刃7又は9は引掛シーリングボディ2内に設けられている電源側電極(図示せず)に電気的に接続される。電源側電極には、天井裏に配線されている電源線(図示せず)が接続されている。
【0027】リモコンアダプタ本体3は、上部フランジ部30と下部フランジ部31とを有するボビン形状に形成されており、上部フランジ部30の中央部分には上述した電極刃7が設けられ、下部フランジ部31の中央部分には照明器具本体4が着脱自在に取付けられる照明器具本体取付部10が設けられている。この照明器具本体取付部10には、照明器具本体4の一部である取付アダプタ8の電極刃9が挿入される電極刃受け穴11が形成され、その内部には、挿入された電極刃9に電気的に接続される電極(図示せず)が設けられている。
【0028】また、このリモコンアダプタ本体3には、調光調整自在な照明手段である4個の白熱灯12と、リモコン送信器(図示せず)から送信された点灯制御信号を受信する受信部13と、受信した点灯制御信号に応じて照明器具本体4と白熱灯12との点灯状態を切り替える制御部(図示せず)とが設けられている。
【0029】照明器具本体4は、取付アダプタ8、天板14、天板14の上面側に配置された点灯装置(図示せず)、天板14の下面側に配置された管状の蛍光灯15、蛍光灯15用のソケット16、蛍光灯15を保持するホルダ17等により構成されている。
【0030】取付アダプタ8には、付勢体18により外周方向へ付勢されたスライド自在な係合部19と、係合部19を付勢体18の付勢力に抗してスライドさせる操作釦20とが設けられ、天板14の中央部の穴部21の縁部に形成された係合溝22に係合部19を係合させることにより、取付アダプタ8と天板14とが連結される。操作釦20を押すことにより係合部19は内周側へスライドする構造であり、係合部19が内周側へスライドすることにより係合部19の係合溝22への係合が解除される。
【0031】セード5は、天板14の外周側縁部に対して着脱自在に嵌合されている。
【0032】図示しないリモコン送信器は、オン・オフの切替を行う電源釦や、点灯状態をスクロール方式に順次切り替える切替釦を有している。電源釦をオン状態に切り替えた後、切替釦を順次切り替えることにより、白熱灯12や照明器具本体4の蛍光灯15のオン・オフ切替や、白熱灯12の明るさを切り替える調光調整や、照明器具本体4の蛍光灯15の明るさを切り替える調光調整を行える。
【0033】このような構成において、本実施の形態の照明器具によれば、既存の照明器具が引掛シーリングボディ2に対して照明器具本体4を取付けた構造のものであったとしても、その引掛シーリングボディ2と照明器具本体4との間にリモコンアダプタ本体3を介装することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4に対してリモコン機能を持たせて引き続きその照明器具本体4を使用することができる。このため、リモコンアダプタ本体3を追加することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4を廃棄することなくその照明器具本体4をリモコン機能付きの照明器具本体4として引き続き使用することができる。
【0034】さらに、リモコンアダプタ本体3に設けられている白熱灯12を間接照明として用いることができ、しかも、供給される電力の増減や、点灯する白熱灯12の数を可変すること等により、明るさを調節することができる。このため、このリモコンアダプタ本体3を備えた照明器具は、照明器具本体4のオン・オフや明るさのリモコン制御だけではなく、白熱灯12のオン・オフや明るさのリモコン制御をも行えるようになり、さらに、照明器具本体4の蛍光灯15とリモコンアダプタの白熱灯12とを同時に点灯させることもでき、リモコンアダプタ本体3を備えた照明器具の点灯制御の切替態様を多様化することができる。
【0035】つぎに、本発明の第2の実施の形態を図3に基づいて説明する。なお、図1及び図2において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。本実施の形態の基本的構造は第1の実施の形態と同じであり、異なる点は、リモコンアダプタ本体3の引掛シーリングボディ2への取付構造である。
【0036】引掛シーリングボディ2には取付金具2aが取付けられており、この取付金具2aは、引掛シーリングボディ2に設けられた爪部2bに保持されるリング部2cと、リング部2cに下向きに固定された2個のネジ部2dとにより構成されている。
【0037】リモコンアダプタ本体3の上部フランジ部30にはネジ部2dが挿通される連結手段である2個の挿通穴32が形成されている。
【0038】引掛シーリングボディ2へのリモコンアダプタ本体3の取付けは、取付金具2aのネジ部2dを挿通穴32に挿通し、そのネジ部2dの先端部にナット(図示せず)を螺合させることにより行われる。
【0039】なお、引掛シーリングボディ2とリモコンアダプタ本体3との間の電気的接続は、リモコンアダプタ本体3に設けられた電源コード33の先端部に設けられているコンセント34の電極刃を電極刃受け穴6に挿入した後、そのコンセント34を抜け止め及び通電位置へ回動させることにより行われる。
【0040】このような構成において、本実施の形態の照明器具によれば、引掛シーリングボディ2へのリモコンアダプタ本体3の取付けが強固になり、リモコンアダプタ本体3に取付ける照明器具本体4が高荷重のものであっても、その照明器具本体4の取付状態をより安定させることができる。
【0041】リモコンアダプタ本体3を追加することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4を廃棄することなくその照明器具本体4をリモコン機能付きの照明器具本体4として引き続き使用することができるという点、及び、リモコンアダプタ本体3を備えた照明器具の点灯制御の切替態様を多様化することができるという点については、第1の実施の形態と同じである。
【0042】つぎに、本発明の第3の実施の形態を図4に基づいて説明する。本実施の形態の基本的構造は第1の実施の形態と同じであり、異なる点は、リモコンアダプタ本体3aには、白熱灯12に代えて照明手段として蛍光灯23が設けられている点である。リモコンアダプタ本体3aにはコンセント24aと蛍光灯保持部24bとが設けられ、これらのコンセント24aと蛍光灯保持部24bとにより蛍光灯23が保持されている。
【0043】このような構成において、本実施の形態においても第1の実施の形態と同じ作用・効果を奏するものであり、既存の照明器具が引掛シーリングボディ2に対して照明器具本体4を取付けた構造のものであったとしても、その引掛シーリングボディ2と照明器具本体4との間にリモコンアダプタ本体3aを介装することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4に対してリモコン機能を持たせて引き続きその照明器具本体4を使用することができる。このため、リモコンアダプタ本体3aを追加することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4を廃棄することなくその照明器具本体4をリモコン機能付きの照明器具本体4として引き続き使用することができる。
【0044】さらに、リモコンアダプタ本体3aに設けられている蛍光灯23を間接照明として用いることができ、しかも、供給される電力の増減により明るさを調節することができる。このため、このリモコンアダプタ本体3aを備えた照明器具は、照明器具本体4のオン・オフや明るさのリモコン制御だけではなく、蛍光灯23のオン・オフや明るさのリモコン制御をも行えるようになり、リモコンアダプタ本体3aを備えた照明器具の点灯制御の切替態様を多様化することができる。
【0045】つぎに、本発明の第4の実施の形態を図5及び図6に基づいて説明する。本実施の形態の基本的構造は第1ないし第3の実施の形態と同じであり、異なる点は、リモコンアダプタ本体3bに設けられた照明手段が、このリモコンアダプタ本体3bを引掛シーリングボディ2に取付けたときに天井面1と略平行に十字形に延出する配線ダクト25とこの配線ダクト25に取付けられた副照明器具であるスポットライト26とから構成される点である。スポットライト26は、配線ダクト25に沿ってスライド自在及び任意位置で固定自在に設けられている。
【0046】このような構成において、本実施の形態においても第1ないし第3の実施の形態と同じ作用・効果を奏するものであり、既存の照明器具が引掛シーリングボディ2に対して照明器具本体4を取付けた構造のものであったとしても、その引掛シーリングボディ2と照明器具本体4との間にリモコンアダプタ本体3bを介装することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4に対してリモコン機能を持たせて引き続きその照明器具本体4を使用することができる。このため、リモコンアダプタ本体3aを追加することにより、リモコン機能を有しない既存の照明器具本体4を廃棄することなくその照明器具本体4をリモコン機能付きの照明器具本体4として引き続き使用することができる。
【0047】さらに、リモコンアダプタ本体3bに設けられているスポットライト26を点灯させることにより、スポット照明として使用することができ、しかも、供給される電力の増減や、点灯するスポットライト26の数を可変すること等により、明るさを調節することができる。このため、このリモコンアダプタ本体3bを備えた照明器具は、照明器具本体4のオン・オフや明るさのリモコン制御だけではなく、スポットライト26のオン・オフや明るさのリモコン制御をも行えるようになり、リモコンアダプタ本体3bを備えた照明器具の点灯制御の切替態様を多様化することができる。
【0048】また、本実施の形態のように、リモコンアダプタ本体3b自体が高荷重になる場合には、引掛シーリングボディ2へのリモコンアダプタ本体3bの取付構造を第2の実施の形態で説明した構造とすることにより、リモコンアダプタ本体3bや照明器具本体4の取付状態がより安定する。
【0049】つぎに、本発明の第5の実施の形態を図7に基づいて説明する。本実施の形態の基本的構造は第1ないし第3の実施の形態と同じであり、異なる点は、リモコンアダプタ本体3の照明器具本体取付部10に着脱自在に取付けられている照明器具がペンダント型ライト27である点と、リモコンアダプタ本体3に直接セード28が取付けられている点である。
【0050】ペンダント型ライト27の照明器具本体取付部10への取付けは、セード28の中央部に形成された開口部28aからペンダント型ライト27のコンセント29を挿入し、コンセント29に設けられている電極刃(図示せず)を照明器具本体取付部10に形成されている電極刃受け穴11に挿入してそのコンセント29を抜け止め及び通電位置へ回動させることにより行われる。さらに、このコンセント29によりセード28が保持されている。
【0051】このような構成において、本実施の形態においても第1ないし第3の実施の形態と同じ作用・効果を奏するものであり、既存の照明器具が引掛シーリングボディ2に対してペンダント型ライト27を取付けた構造のものであったとしても、その引掛シーリングボディ2とペンダント型ライト27との間にリモコンアダプタ本体3を介装することにより、リモコン機能を有しない既存のペンダント型ライト27に対してリモコン機能を持たせて引き続きそのペンダント型ライト27を使用することができる。このため、リモコンアダプタ本体3を追加することにより、リモコン機能を有しない既存のペンダント型ライト27を廃棄することなくそのペンダント型ライト27をリモコン機能付きのペンダント型ライト27として引き続き使用することができる。
【0052】さらに、リモコンアダプタ本体3に設けられている白熱灯12(又は、蛍光灯23)を天井面に直付けした照明器具として用いることができ、しかも、供給される電力の増減により明るさを調節することができる。このため、このリモコンアダプタ本体3を備えた照明器具は、ペンダント型ライト27のオン・オフや明るさのリモコン制御だけではなく、白熱灯12(又は蛍光灯23)のオン・オフや明るさのリモコン制御をも行えるようになり、リモコンアダプタ本体3を備えた照明器具の点灯制御の切替態様を多様化することができる。
【0053】つぎに、本発明の第6の実施の形態を図8に基づいて説明する。本実施の形態では、引掛シーリングボディ2にリモコンアダプタ本体3が取付けられ、リモコンアダプタ本体3にはセード28が取付けられ、このリモコンアダプタ本体3が天井面へ直付けした照明器具として用いられている。
【0054】セード28の中央部には開口部28aが形成され、この開口部28aには保持カバー28bが取付けられている。保持カバー28bには、リモコンアダプタ本体3の照明器具本体取付部10に形成された電極刃受け穴11に係合保持される非導電性の保持爪(図示せず)が形成されている。セード28は、開口部28aに嵌合させた保持カバー28bを電極刃受け穴11に係合保持することにより保持されている。
【0055】このような構成において、本実施の形態の照明器具によれば、第1ないし第3の実施の形態で説明した照明器具本体4や第5の実施の形態で説明したペンダント型ライト27を使用せず、リモコンアダプタ本体3をリモコン機能を有する照明器具として使用することができる。
【0056】そして、リモコンアダプタ本体3に設けられている白熱灯12に供給される電力の増減や、点灯する白熱灯12の数を可変すること等により、明るさを調節することができる。このため、このリモコンアダプタ本体3からなる照明器具は、照明器具本体4やペンダント型ライト27を用いなくとも、白熱灯12(又は蛍光灯23)のオン・オフや明るさのリモコン制御を行うことにより点灯制御の切替態様を多様化することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明のリモコンアダプタによれば、このリモコンアダプタを用いることによりリモコン機能を有しない既存の照明器具本体に対してリモコン機能を追加してその照明器具本体を引き続き使用することができ、しかも、そのリモコン制御においては、照明器具本体や照明手段のオン・オフや明るさの制御を行うことができ、点灯制御の切替態様を多様化させることができる。
【0058】請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のリモコンアダプタにおいて、前記リモコンアダプタ本体には、前記引掛シーリングボディに設けられた取付金具が連結される連結手段が設けられているので、引掛シーリングボディへのリモコンアダプタ本体の取付けを連結手段を用いて行うことにより、引掛シーリングボディへのリモコンアダプタ本体の取付けを強固にすることができ、照明器具本体が高荷重の場合でもリモコンアダプタ本体へのその照明器具本体の取付状態をより安定させることができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載のリモコンアダプタにおいて、前記照明手段として白熱灯を有するので、照明手段として白熱灯を備えたリモコンアダプタにおいても、請求項1記載の発明と同じ作用・効果を奏する。
【0060】請求項4記載の発明によれば、請求項1又は2記載のリモコンアダプタにおいて、前記照明手段として蛍光灯を有するので、照明手段として蛍光灯を備えたリモコンアダプタにおいても、請求項1記載の発明と同じ作用・効果を奏する。
【0061】請求項5記載の発明によれば、請求項1又は2記載のリモコンアダプタにおいて、前記照明手段として、前記リモコンアダプタ本体を前記引掛シーリングボディに取付けたときに前記天井面と略平行に延出する配線ダクトとこの配線ダクトに取付けられた副照明器具とを有するので、照明手段として配線ダクトとこの配線ダクトに取付けられた副照明器具とを備えたリモコンアダプタにおいても、請求項1記載の発明と同じ作用・効果を奏する。
【0062】請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5のいずれか一記載のリモコンアダプタにおいて、前記制御部は、壁スイッチの操作により前記照明器具本体と前記照明手段とを切り替えることができるので、リモコンが手元にない場合でも、壁スイッチの操作、例えば、プルレス操作等により照明器具本体や照明手段の点灯状態を切り替えることができる。
【0063】請求項7記載の発明の照明器具によれば、請求項1ないし6のいずれか一記載のリモコンアダプタと、前記リモコンアダプタに取付けられる照明器具本体とを具備するので、この照明器具によれば、リモコン機能を有していない既存の照明器具本体をリモコン機能を付加した状態で引き続き使用することができ、また、リモコン機能を有している既存の照明器具本体でもそのリモコン機能を損なうことなく引き続き使用することができる。
【出願人】 【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
【住所又は居所】東京都品川区東品川四丁目3番1号
【出願日】 平成13年9月27日(2001.9.27)
【代理人】 【識別番号】100101177
【弁理士】
【氏名又は名称】柏木 慎史 (外2名)
【公開番号】 特開2003−100139(P2003−100139A)
【公開日】 平成15年4月4日(2003.4.4)
【出願番号】 特願2001−295856(P2001−295856)