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【発明の名称】 面状照明装置
【発明者】 【氏名】高柳 和敏
【住所又は居所】静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベア株式会社浜松製作所内

【氏名】江川 元二
【住所又は居所】静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベア株式会社浜松製作所内

【要約】 【課題】複数の光源部を連接配置させた場合でも、装置の小型化を実現できる面状照明装置を提供する。

【解決手段】透明基板4の一側面5に沿って、二つの導光体7c'、7dを連接配置し、その端面21、22に対向して、点状光源8c、8dをそれぞれ配置する。長さの相違する導光体7c'、7dを使用し、端面21と22の位置を、導光体の長手方向において相違した位置に存在させる。導光体7c'の側面に切欠き部30を設け、この切欠き部30に、導光体7dの端部に配置する点状光源8dの一部を配設する。これにより、点状光源8cの端部26に点状光源8dの一部(幅W3だけ)をクロスして配置させることができ、装置の小型化を実現できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 透光性材料からなり、表面に光反射パターンが形成されている透明基板と、該透明基板の一側面に沿って配置される長手状の光源部を備えた面状照明装置において、一個の前記光源部は、一個の導光体とその導光体の長手方向の一端部または両端部の端面に発光部分が対向して配置される点状光源とからなり、前記光源部は前記透明基板の一側面に少なくとも二個以上、連接配置され、前記導光体は長手方向の長さがそれぞれ相違し、各導光体の同じ側の端部に配置される前記点状光源は、前記透明基板の一側面に対して、前記各導光体の長手方向における位置がそれぞれ相違しており、一つの導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部と、導光体の短手方向においてクロスして配置されることを特徴とする面状照明装置。
【請求項2】 前記一つの導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する導光体の側面に形成された切欠き部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
【請求項3】 前記透明基板の一側面に沿って連接配置される導光体の長さは、前記透明基板に近い側の導光体ほど短いことを特徴とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
【請求項4】 前記透明基板の一側面に沿って連接配置される導光体の長さは、前記透明基板に近い側の導光体ほど長いことを特徴とする請求項1または2に記載の面状照明装置。
【請求項5】 透光性材料からなり、表面に光反射パターンが形成されている透明基板と、該透明基板の一側面に沿って配置される長手状の光源部を備えた面状照明装置において、前記光源部は、一個の導光体とその導光体の長手方向の一端部または両端部の端面に対向して配置される複数個の点状光源とからなり、前記点状光源が配置される導光体の端面は、階段状に形成され、該それぞれの段部に一個の前記点状光源が配置されると共に、前記透明基板の一側面に対する、前記導光体の長手方向における点状光源の配置される位置がそれぞれ相違し、一つの段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部と、導光体の短手方向においてクロスして配置されることを特徴とする面状照明装置。
【請求項6】 前記一つの段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する段部との段差部分に形成された切欠き部に配置されることを特徴とする請求項5に記載の面状照明装置。
【請求項7】 前記導光体の端面に形成される階段状の段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど低いことを特徴とする請求項5または6に記載の面状照明装置。
【請求項8】 前記導光体の端面に形成される階段状の段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど高い低いことを特徴とする請求項5または6に記載の面状照明装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種表示装置の照明手段に用いられる面状照明装置に関するものであり、特に、液晶表示装置の照明手段として用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】白色の発光ダイオード等からなる点状光源と、光を効率よく反射させるために光路変換手段を一側面に形成した導光体とから構成される光源部を複数使用し、照明効率を向上させる面状照明装置が、本出願人により特許出願されている(特開2000−251516参照)。
【0003】図7に、その一実施例の構成を示し、本発明に係る面状照明装置の従来例の一形態として以下に説明する。図7に示すように、面状照明装置1’は、反射型液晶素子2の表面(表示面)3を覆うように配置される透明基板4と、その一側面5に沿って配置される光源部6a,6bとから概略構成されている。透明基板4は、透光性の高い材料からなり、その断面がほぼ矩形状に形成される平板状のものである。また、光源部6a、6bは、透明材料からなる棒状の導光体7a、7bと、その導光体7a、7bの端部に配置される点状光源8a、8bとから構成されるものである。そして、光源部6a、6bからの出射光を透明基板4へ入射させ、表示面3の輝度を向上させるために、2つの光源部6a、6bが一側面5に沿って平行に並べて配置されている。この平行に配置される2つの光源部6a、6bのうち、透明基板4に近い内側に位置する光源部6aの光は、導光体7a内で反射、屈折を繰り返し、透明基板4の一側面5へ入射する。また、透明基板4から離れた外側に位置する光源部6bの光は、導光体7b内で反射、屈折を繰り返した後、内側に位置する光源部6aの導光体7aに入射し、導光体7a内を通過し、透明基板4の一側面5へ入射する。
【0004】点状光源8a、8bから導光体7a、7b内に入射した光は、それらの一面10a、10bに形成された、例えば光反射部(溝部)から構成された光路変換手段11a、11bによって透明基板4の一側面5に均一に放出される。光路変換手段11a、11bは、透明基板4の一側面5に向き合う面9a、9bと反対側の面10a、10bに形成され、透明基板4の一側面5側から2つの導光体7a、7bを重ねて見たときに、光路変換手段の光反射部(溝部)を互い違いの位置関係となるようにずらして配置されている。これにより光路変換手段11bで反射した光は、光路変換手段11aにより再度反射されることなく、効率よく透明基板4に入射する。
【0005】また、透明基板4の観察側の面13(以下、上面という。)には、光反射パターン15が形成されている。光反射パターン15は、一側面5に沿って形成される、断面形状がほぼ三角形の多数の溝部16と、溝部16に隣接する平坦部17とから構成されている。そして、光源部6a、6bからの距離に影響されることなく、透明基板4の何れの場所においても画面の明るさが均一になるように、平坦部17の幅に対する溝部16の幅の比率を、透明基板4の一側面5から遠ざかるにしたがって大きくなるように形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す面状照明装置1'は、観察画面での光の輝度を向上させるという手段としては有効であったが、装置の小型化を実現するという点においては不利であった。図8に、光源部6a、6bの上面図を示す。尚、説明の便宜上、導光体7a、7bの側面に形成されている光路変換手段11a、11bの図示は省略している。図に示すように、透明基板4の一側面には、導光体7aと点状光源8aとから構成される光源部6aが配置され、さらに光源部6aの側面には、導光体7bと点状光源8bとから構成される光源部6bが配置されている。そして、光源部6a、6bを構成する導光体7a、7bと点状光源8a、8bとは、それぞれ略同一の幅に形成されている。従って、光源部が複数個設けられた場合には、透明基板4の側面に単純に連接配置される構成を有するため、装置の全体の大きさは、設けられる光源部の数に正比例(「点状光源の幅」×「光源部の数」)して増加し、装置の小型化を実現できないという不具合があった。
【0007】本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、複数の光源部を連接配置させた場合、あるいは一個の導光体の端部に複数の点状光源を配置させた場合にも装置の小型化を実現できる面状照明装置の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明では、透光性材料からなり、表面に光反射パターンが形成されている透明基板と、該透明基板の一側面に沿って配置される長手状の光源部を備えた面状照明装置において、一個の前記光源部は、一個の導光体とその導光体の長手方向の一端部または両端部の端面に発光部分が対向して配置される点状光源とからなり、前記光源部は前記透明基板の一側面に少なくとも二個以上、連接配置され、前記導光体は長手方向の長さがそれぞれ相違し、各導光体の同じ側の端部に配置される前記点状光源は、前記透明基板の一側面に対して、前記各導光体の長手方向における位置がそれぞれ相違しており、一つの導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部と、導光体の短手方向においてクロスして配置されることを特徴とするものである。
【0009】隣接して配置する導光体の長さを相違させ、導光体の端面に対向させて配置させる点状光源は、透明基板の一側面に対して、導光体の長手方向の位置を相違させて配置する。これにより、一つの導光体の端面に対向して配置する点状光源の一部(端部)を、隣接する導光体の端面に対向して配置する点状光源の一部(端部)と、導光体の短手方向においてクロスした位置に配置させることができ、複数個の点状光源を配置する構成の面状照明装置において、光源部の幅を、「点状光源の幅」×「点状光源の数」−「点状光源のクロスする幅」とすることができる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記一つの導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する導光体の側面に形成された切欠き部に配置されることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記透明基板の一側面に沿って連接配置される導光体の長さは、前記透明基板に近い側の導光体ほど短いことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記透明基板の一側面に沿って連接配置される導光体の長さは、前記透明基板に近い側の導光体ほど長いことを特徴とするものである。
【0013】請求項5記載の発明では、透光性材料からなり、表面に光反射パターンが形成されている透明基板と、該透明基板の一側面に沿って配置される長手状の光源部を備えた面状照明装置において、前記光源部は、一個の導光体とその導光体の長手方向の一端部または両端部の端面に対向して配置される複数個の点状光源とからなり、前記点状光源が配置される導光体の端面は、階段状に形成され、該それぞれの段部に一個の前記点状光源が配置されると共に、前記透明基板の一側面に対する、前記導光体の長手方向における点状光源の配置される位置がそれぞれ相違し、一つの段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部と、導光体の短手方向においてクロスして配置されることを特徴とするものである。
【0014】一つの導光体の一端部側に複数個の点状光源を配置する構成の面状照明装置の場合には、導光体の端面に階段状の段差を設けることにより、導光体の端面に対向させて配置する点状光源の、透明基板の一側面に対する、導光体の長手方向の位置を相違させて配置することができ、一つの段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部(端部)を、隣接する段部の導光体の端面に対向して配置する点状光源の一部(端部)と、導光体の短手方向においてクロスした位置に配置させることができるので、光源部の幅を、「点状光源の幅」×「点状光源の数」−「点状光源のクロスする幅」とすることができ、装置の小型化を実現する。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、前記一つの段部の導光体の端面に対向して配置される点状光源の一部が、隣接する段部との段差部分に形成された切欠き部に配置されることを特徴とするものである。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記導光体の端面に形成される階段状の段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど低いことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項8の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記導光体の端面に形成される階段状の段部は、前記透明基板に近い側の段部ほど高いことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る面状照明装置の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、図1から図6に示すものは、従来例として図7に基づいて説明した面状照明装置1’の光源部の構造を改良したものであり、光源部以外は従来のものと同様である。よって、以下の説明では、同様の部材については同一の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
【0019】図1(a)は、本発明に係る面状照明装置の光源部の一形態を示す図である。透明基板4の一側面5に沿って、2つの導光体7c、7dが平行に並んで配置(以下、連接配置ともいう)されている。そして、導光体7c、7dの端面21、22に対向して、点状光源8c、8dがそれぞれ配置されている。また、図示は省略するが、導光体7c、7dの一側面10c、10dには、点状光源8c、8dから出射された光を透明基板4方向へ均一に反射させるための光路変換手段が形成されている。
【0020】導光体7c、7dは、いずれも長手状の透明部材からなるが、その長さは相違したものが使用され、導光体の端面21と22とは、導光体の長手方向において相違した位置に存在している。図示は省略しているが、導光体の端面21、22の反対側の端面は、他の部材の同一面によって略同一の位置に拘止されていてもよく、また、端面21、22と同様に点状光源が配置された構成であってもよい。また、導光体7cの点状光源8cが配置されている側の端部には、図1(b)に示すような矩形状の切欠き部(斜線部)23が設けられている。切欠き部23は、隣接する導光体7dの端部に配置される点状光源8dの一部(端部)が配置される部分であり、この配置により光源部(装置)の小型化を図ることができる(詳細は後述する)。尚、導光体7cに形成される切欠き部の形状は、矩形状の切欠き部23に限定されず、点状光源8dの一部(端部)を配置できるスペースを有するものであればよく、例えば、図1(c)に示すような三角形状の切欠き部24であってもよい。あるいは、円弧状の切欠き部等であってもよい。
【0021】点状光源8c、8dは、LED等からなる発光素子である。図2(a)、図2(b)に、点状光源の側面図、正面図をそれぞれ示す。図に示すように、点状光源は、中央部に位置する発光部25とその周辺に位置する端部(発光しない部分)26から構成されている。尚、この形態では、円形状の点状光源について示したが、この形状に限定されるものではなく、導光体に対して効率よく光を入射できる形状、例えば、導光体の端面21、22の形状と略同一の形状のもの等であってもよい。また、発光部25とその周辺に位置する端部26との間に必ずしも段差を設ける必要はなく、同一平面上に構成されていてもよい。
【0022】ここで、点状光源8c、8dの幅をW1とし、端部26の幅をW2として以下の説明を行なう。図1(a)において、点状光源8cは、発光部25が導光体7cの端面21と対向するように配置されている。即ち、導光体7cの端面21の幅は、点状光源8cの発光部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されており、点状光源8cから出射される光を効率よく導光体7c内に入射できるように、端面21と発光部25とは対向して配置されている。また、導光体7cの短手方向の最大幅は、端面21の幅に端部25の幅を加算した幅(W1−W2)に形成されている。即ち、前述した切込み部23の深さは、W2に設定されている。
【0023】また、点状光源8dは、発光部25が導光体7dの端面22と対向するように配置されている。即ち、導光体7dの端面22の幅は、点状光源8dの発光部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されており、点状光源8dから出射される光を効率よく導光体7d内に入射できるように、端面22と発光部25とは対向して配置されている。導光体7dには、切欠き部は形成されてなく、導光体7dの幅は一定で、端面22の幅(W1−2×W2)となっている。
【0024】そして、点状光源8dの端部26が、導光体7cの切欠き部23の位置に配置されている。即ち、点状光源8cの端部26の前方(図において右側)において、点状光源8dの端部26が、幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されている。尚、透明基板4は、導光体7dに近接配置されるため、点状光源8dに対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されている。
【0025】以上説明した構成とすることにより、二つの光源部を連接配置した場合には、点状光源を真横に並べて配置させていた従来の構成(図8参照)に対して、光源部の幅を、端部がクロスしている幅W2分だけ、導光体の幅を、3×W2分だけ、透明基板を含めた装置全体の幅を、2×W2分だけ小型化することができる。
【0026】上述した実施の形態においては、連接配置した二つの光源部6c、6dのうち、長さの短い導光体7d側に透明基板4を配置する場合について説明したが、この形態に限定されるものではなく、図3に示すように、長さの長い導光体7c側に透明基板4を配置する場合であってもよい。また、導光体7cに対して、透明基板4を設ける導光体長手方向の位置は、透明基板4の一側面27が、導光体7dの端面22と同一の位置、あるいは導光体7cの端面21と同一の位置であってもよい。但し、透明基板4の一側面27を導光体7cの端面21と同一の位置に設ける場合には、透明基板4の点状光源8c側で低下する輝度を補うために、例えば、導光体7cの一側面10cに設ける光路変換手段の光反射部(溝部)を密に形成する処理を行なうことが望ましい。
【0027】また、上述した実施の形態においては、導光体7cの端部に切欠き部23を形成する場合について説明したが、この形態に限定されるものではなく、図3に示すように、いずれの導光体にも切欠き部を形成せずに、導光体7cの幅を、一定で、点状光源8cの発光部25の幅と同一に形成し、導光体7dの幅を、一定で、点状光源8dの発光部25の幅に端部26の幅を加算した幅と同一に形成するものであってもよい。この場合にも、点状光源8cの端部26の前方に、点状光源8dの端部26をクロスして配置されることにより装置の小型化を実現することができる。
【0028】図4(a)は、本発明に係る面状照明装置の光源部の別の一形態を示す図である。透明基板4の一側面5に沿って、二つの導光体7c'、7dが連接配置され、その端面21、22に対向して、点状光源8c、8dがそれぞれ配置されている。導光体7c'、7dの長さは相違し、端面21と22の位置は、導光体の長手方向において相違した位置に存在している。導光体7c'の側面(導光体7d側の側面)には、図4(b)に示すような切欠き部(斜線部)30が設けられている。この切欠き部30に、導光体7dの端部に配置される点状光源8dの一部が配置される。尚、点状光源8c、8dは、上述した形態の点状光源と同一形状のものが使用されている。
【0029】図4(a)において、点状光源8cは、発光部25が導光体7c'の端面21と対向するように配置されている。即ち、導光体7c'の端面21の幅は、点状光源8cの発光部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されている。また、導光体7c'の幅は、切欠き部30の形成されている部分以外は一定である。即ち、切欠き部30は、導光体の短手方向において点状光源8cの発光部25の前方に食い込むように形成されている。
【0030】また、点状光源8dは、発光部25が導光体7dの端面22と対向するように配置されている。即ち、導光体7dの端面22の幅は、点状光源8dの発光部25の幅(W1−2×W2)と略同一に形成されている。また、導光体7dは一定の幅に形成されている。
【0031】そして、点状光源8dの一部が、導光体7c'の切欠き部30に配置されている。この配置により、点状光源8cの端部26および点状光源8cの発光部25の前方に、点状光源8dの一部が、幅W3だけ導光体の短手方向にクロスして配置する。尚、透明基板4は、導光体7dに近接配置されるため、点状光源8dに対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されている。
【0032】また、切欠き部30を形成する傾斜面の傾斜角、即ち、図4(b)において点状光源8cに近い側の傾斜面28の傾斜角αは、点状光源8cから出射された光を効率よく導光体7c'の前方(図の右方向)に反射し、輝度の低下を防止することができるように、導光体7c'の屈折率から算出した臨界角以下に設定されている。尚、傾斜角αを臨界角以上に設定した場合には、傾斜面に反射部材を貼り付け、あるいは反射膜を塗布することにより、導光体7c'の外部に漏れる光を少なくし、輝度の低下を防止することができる。
【0033】以上説明した構成とすることにより、二つの光源部を連接配置した場合には、点状光源を真横に並べて配置させていた従来の構成(図8参照)に対して、光源部の幅を、端部がクロスしている幅W3分だけ、導光体の幅を、4×W2分だけ、透明基板を含めた装置全体の幅を、W2+W3分だけ小型化することができる。
【0034】図5は、本発明に係る面状照明装置の光源部の別の一形態を示す図である。光源部6eは、透明基板4の一側面5に沿って、一つの導光体7eが配置され、その端部に複数の点状光源8e、8e'が配置されている。導光体7eの端部は段差31を有する階段状に形成され、その段部(端面)32、33に点状光源8e、8e'が配置されている。端面32の幅は、点状光源8eの発光部25の幅と略同一に形成され、端面33の幅は、点状光源8e'の発光部25の幅に端部26の幅を加算した幅に形成されている。そして、点状光源8eの端部26の前方に、点状光源8e'の端部26が、幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されている。尚、点状光源8e、8e'は、上述した形態の点状光源と同一形状のものが使用されている。また、透明基板4は、導光体7eに近接配置され、点状光源8e'に対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されている。
【0035】以上のような構成とすることにより、一つの導光体の端部に点状光源を真横に並べて配置させる構成と比較して、光源部の幅を、端部がクロスしている幅W2分だけ、導光体の幅を、3×W2分だけ、透明基板を含めた装置全体の幅を、2×W2分だけ小型化することができる。
【0036】図6は、本発明に係る面状照明装置の光源部の別の一形態を示す図である。光源部6e'は、透明基板4の一側面5に沿って、一つの導光体7e'が配置され、その端部に複数の点状光源8e、8e'が配置されている。導光体7e'の端部は段差41を有する階段状に形成され、その段部(端面)42、43に点状光源8e、8e'が配置されている。端面42の幅は、点状光源8eの発光部25の幅と略同一に形成され、端面43の幅は、点状光源8e'の発光部25の幅と略同一に形成されている。導光体7e'の段差41面には、切欠き部40が形成され、この切欠き部40に、端面43に配置される点状光源8e'の一部が配置されている。尚、点状光源8e、8e'は、上述した形態の点状光源と同一形状のものが使用されている。
【0037】この配置により、点状光源8eの端部26および点状光源8eの発光部25の前方に、点状光源8e'の一部が、幅W3'だけ導光体の短手方向にクロスして配置する。また、透明基板4は、導光体7e'に近接配置され、点状光源8e'に対して、端部26の幅W2だけ導光体の短手方向にクロスして配置されている。さらに、導光体7e'の段差41面に形成される切欠き部40の傾斜面の傾斜角度は、図4(b)で説明した傾斜角αと同様に設定され、輝度の低下を防止することができる。
【0038】以上説明した構成とすることにより、一つの導光体の端部に点状光源を真横に並べて配置させる構成と比較して、光源部の幅を、端部がクロスしている幅W3'分だけ、導光体の幅を、4×W2分だけ、透明基板を含めた装置全体の幅を、W2+W3分だけ小型化することができる。本発明の面状照明装置は、従来技術で説明した反射型液晶素子への適用に限定されるものではなく、透過型液晶素子を含めて補助照明手段を必要とするあらゆる表示素子に適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本願の発明に係る面状照明装置によれば、長さの相違する二個以上の導光体を連接配置させることにより、導光体の端部にそれぞれ配置する点状光源の、導光体の長手方向における位置を相違させることができる。これにより、隣接した導光体に配置される点状光源を、導光体の短手方向においてクロスした位置に配置させることができ、点状光源を真横に並べて配置させた場合に比べて、点状光源の幅、導光体の幅をそれぞれ減少させることができ、ひいては面状照明装置全体の幅を減少させて、装置の小スペース化を図ることができる。
【0040】また、一個の導光体の一端部側に複数の点状光源を配置させる場合には、導光体の一端部側に階段状の段差を形成して、それぞれの段部に点状光源を配置させることにより、点状光源を導光体の長手方向において相違した位置に配置させることができる。従って、この場合にも、隣接した段部に配置される点状光源を、導光体の短手方向においてクロスした位置に配置させることができ、点状光源を真横に並べて配置させた場合に比べて、点状光源の幅、導光体の幅をそれぞれ減少させることができ、ひいては面状照明装置全体の幅を減少させて、装置の小スペース化を図ることができる。
【0041】さらに、長さの相違する二個以上の導光体を連接配置させる場合には、隣接する導光体のうち長い方の導光体の側面に切欠き部を形成し、隣接した導光体に配置される一個の導光体の一端部側に形成した階段状の段部にそれぞれ点状光源を配置させる場合には、段差部(導光体の側面)に切欠き部を形成し、切欠き部に点状光源の一部を配置させることで、点状光源を導光体の短手方向においてクロスした位置に配置させることができ、点状光源を真横に並べて配置させた場合に比べて、点状光源の幅、導光体の幅をそれぞれ減少させることができ、ひいては面状照明装置全体の幅を減少させて、装置の小スペース化を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000114215
【氏名又は名称】ミネベア株式会社
【住所又は居所】長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106―73
【出願日】 平成13年9月14日(2001.9.14)
【代理人】 【識別番号】100068618
【弁理士】
【氏名又は名称】萼 経夫 (外3名)
【公開番号】 特開2003−86013(P2003−86013A)
【公開日】 平成15年3月20日(2003.3.20)
【出願番号】 特願2001−279792(P2001−279792)