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【発明の名称】 照明灯頭具
【発明者】 【氏名】寺本 欣正
【住所又は居所】東京都台東区東上野3−20−5 賛光電器産業株式会社内

【要約】 【課題】明るくて、軽くて、丈夫で品位の良い且つ電球の交換の容易な照明灯頭具を提供する。

【解決手段】篭型照明容器多面体壁面を、多面角錐体形状として、その多面体のほぼ中央に水銀灯等の光源を置き、その照明光が多面体の各面を通過して、車道や歩道等を照明する照明器具において、多面体の各面の窓が光の透過率の高い透明なアクリルで出来ていて、且つ各窓の中央部分は垂直方向に走る筋状レンズを並べて、左右両側には水平方向に走る筋状レンズを並べた湾曲のある又は平らな窓で出来ていて、照明器具全体を明るくして、且つ出来る限り多くの光を阻害させず篭型照明容器多面体から透過させて効率の良い照明器具にしたもの。前記の構造において各筋状レンズの焦点距離をそれぞれ約60ミリメートル程度としたもの。
【特許請求の範囲】
【請求項1】篭型照明容器壁面を地面に近い方に行くに従って細く尖る多面角錐体形状として、その多面体のほぼ中央に水銀灯等の光源を置き、その照明光が多面体の各面を通過して、車道や歩道等を照明する照明器具において、多面体の各面の窓が透明なアクリルで出来ていて、且つ各窓の中央部分は垂直方向に走る筋状レンズを並べて、左右両側には水平方向に走る筋状レンズを並べて配した湾曲のある又は平らな窓にしたもの。
【請求項2】請求項1の構造において各筋状レンズの焦点距離をそれぞれ約60ミリメートル程度とし、且つ光源から各窓までの距離を約250ミリメートルにした構造。
【請求項3】照明灯の柱から横に伸びた横棒の保持部が角柱であり、照明灯頭具を装着する為のホルダーは、保持部に嵌合するべく角穴を持った角管を配し、側面からねじ等で保持部に止めた構造とし、且つその先には円盤を一体で配し、その円盤には一体成形でねじを複数個埋め込み、請求項1で述べた多面角錐体の上面に接続した蓋状の部分を該円盤と電球ホルダーの間に挟み込み、雌ねじで固定した構造。
【請求項4】請求項3のホルダーをポリプロピレン又はポリプロピレンと等価以上の強度の材質で一体成型で作った物。
【請求項5】篭型照明容器多面体の底面の内側中央に一本の棒を水平にはわせ、その一端をねじ等で留め、該棒の他端は篭型照明容器多面体のつばで水平回動のみ許容される。照明器具として使用時は、該棒を中央に位置させ、照明器具の軸中心位置で該棒に長い雄ねじを保持させておき、これに底蓋を擬宝珠のねじ込みで固定する構造で、電球交換時は擬宝珠を外し、底蓋を取り除いた後、該棒を水平面横方向に回動させることにより電球交換に必要な作業者の手及び電球が通る大きさの隙間が出来る構造。
【請求項6】前記請求項1,2,3,4,5及び6の全て又は何れかを組み合わせた構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は明るくて、軽くて、丈夫で品位の良い且つ電球の交換の容易な照明灯頭具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明灯頭具は透明平ガラス板又は平プラスチック板の窓を持った照明灯頭具であった。この場合、歩行者が照明灯頭具を見た時に、光源だけが局部的に明るいだけでなく、全体を明るくして柔らかな明るさにするために、曇りガラスの窓にせざるを得なかった。この場合には窓を透過する光の量が低下して、照明としての効率が低下せざるを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、歩行者が照明灯頭具を見た時に光源だけが局部的に明るいだけでなく、全体を明るくして柔らかな明るさにするために曇りガラスの窓にせざるを得なかった。この場合には光の透過率が低下して照明としての効率が低下して暗くなると言う欠点があった為、これを解決する必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの問題を解決するために、鋭意検討した結果、次のような工夫を発明した。篭型照明容器多面体壁面を地面に近い方に行くに従って細く尖る多面角錐体形状として、その多面体のほぼ中央に水銀灯等の光源を置き、多面体の各面が車道や歩道等に面していて、その照明光が多面体の各面を通過して、車道や歩道等を照明する照明器具において、多面体の各面の窓を光の透過率の高い透明なアクリルで作り、且つ各窓の中央部分は垂直方向に走る筋状レンズを並べて、左右両側には水平方向に走る筋状レンズを並べて配した湾曲のある又は平らな窓とし、照明器具全体を明るくして、且つ出来る限り多くの光を阻害させず篭型照明容器多面体から透過させて、効率の良い照明器具にしたもの。前記の構造において各筋状レンズの焦点距離をそれぞれ約60ミリメートル程度とし、且つ光源から各窓までの距離を約250ミリメートルにした構造にする事により、各筋状レンズで集められた光は効率よく通過した後、レンズの後方約70ミリメートル近傍で焦点を結んだ後指向性のある分散をする。この結果数メートル以上離れた車道や歩道等を通る人間は、多数の筋状レンズを通過した光線が目に入り、篭型照明容器多面体の広い範囲が光源の様に見えて、全体が明るい照明として見える。照明灯の柱から横に伸びた横棒の保持部に、照明灯頭具を保持させるホルダーは保持棒の先端が角柱である部分に嵌合するべく、角穴を持った角管を配して勘合させやすくし、側面からねじ等で固定した構造として、回転しやすい照明灯頭具の姿勢を正しい位置に固定できる。且つホルダーの先には大きな円盤を一体で配し、その円盤には一体成形でねじを埋め込み、前述の多面角錐体の上面に接続した蓋状の部分を該円盤と電球ホルダー足の間に挟み込み雌ねじで固定した構造。これにより風や地震等で発生する照明灯頭具への曲げモーメントはホルダーの該角管と角柱保持部の間で抗せられる。前記ホルダーをポリプロピレン又はポリプロピレンと等価以上の強度の材質の一体成型品で作る事によりその保持強度は極めて強いものになる。篭型照明容器多面体の底面の中側中央に一本の棒を水平にはわせ、その一端をねじ等で固定し、水平面方向にのみ回動出来る構造として、該棒の他端は篭型照明容器多面体のつばで常に水平回動のみに規制される。照明器具として使用時は該棒は中央にまたがせ、照明器具の軸中心位置に長い雄ねじを保持させておき、これに底蓋を擬宝珠のねじ込みで固定する構造において、電球交換時は擬宝珠をねじから外し底蓋を取り除いた後、該棒を水平面横方向に回動させることにより電球交換に必要な作業者の手及び電球が通る大きさの隙間が篭型照明容器多面体の底に出来て電球交換が容易に出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明灯頭具の内容について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の照明灯頭具1を柱2の上部に取り付けられた横棒3の先端の角柱保持部4に取り付けた状態図を示す。図2は、本発明の照明灯頭具1の全体図を示す。篭型照明容器多面体5の壁面の各面が地面に近い方に行くに従って細く尖る多面角錐体形状として、その多面体のほぼ中央に水銀灯等の光源6を置き、多面体の各面が車道や歩道等に面していて、その照明光が多面体の各面を通過して、車道や歩道等を照明する照明器具において、多面体の各面の窓7が光の透過率の高い性状の透明なアクリルで出来ていて、図3に詳しく示すように各窓7の中央部分は垂直方向に走る筋状レンズ7aを並べて、左右両側には水平方向に走る筋状レンズ7bを並べて配した湾曲のある又は平らな構造をとり、照明器具全体を明るくして、且つ出来る限り多くの光を阻害させず窓7から透過させて効率の良い照明器具にしている。 前記の構造において各筋状レンズ7a、7bの焦点距離をそれぞれ約60ミリメートル程度とし、且つ光源6から各窓7までの距離を約250ミリメートルにして、各筋状レンズ7a、7bで集められた光は効率よく通過した後、レンズ7a、7bの後方約70ミリメートル近傍で焦点を結んだ後、指向性を持って分散される。その結果、数メートル以上離れた車道や歩道等を通る人間には、多数の筋状レンズを通過した光線が目に入り、篭型照明容器多面体5の広い範囲が光源の様に見えて、明るい照明として見える。図4は、照明灯の柱2から横に伸びた横棒の保持棒3に、照明灯頭具1を保持するホルダー8は保持棒の先端の角柱保持部4に嵌合する角管8aを配し、側面から止めねじ9等で止められる構造とし、且つその先には円盤8bを一体で配し、該円盤8bには一体成形で埋め込みねじを埋め込み、公知の方法で回転止めを施してある。円盤8bと角管8aを連結する部分はリブ8d等で補強してその強度を上げている。円盤8bは多面角錐体の上面に接続した蓋状部分10を該円盤8bと電球ホルダー足11aの間に挟み込み、雌ねじで固定している。前記ホルダー8の材質をポリプロピレン又はポリプロピレンと等価以上の強度の材質の一体成型品で作ることによりその保持強度は極めて強い。図5は、篭型照明容器多面体5のつば5bの内側中央に一本の棒13を水平にはわせその一端をねじ14等で固定し水平面方向には回動出来る構造とする。即ち該棒13の他端は篭型照明容器多面体5のつば5bで常に水平回動のみ許容される。照明器具として使用時は該棒13は中央にまたがせ、照明器具の軸中心位置に長い雄ねじ15を保持させておき、これに底蓋16を擬宝珠17のねじ込みで固定する構造において、電球6交換時は擬宝珠17を外し底蓋16を取り除いた後、該棒13を水平面横方向に回動させることにより電球6の交換に必要な作業者の手及び電球6が通る大きさの隙間18が出来る。
【0007】以上のように、本発明の第1使用例の説明として図1から図5にその構造を説明した様に、照明器具全体を明るくして、且つ出来る限り多くの光を阻害させず篭型照明容器多面体5から透過させて効率の良い照明器具にしている。各筋状レンズで集められた光は効率よく各窓を通過した後、レンズの後方で焦点を結んだ後、指向性を持って分散される。この結果数メートル離れた車道や歩道等を通る人間は、多数の筋状レンズから通過した光線が目に入り、照明灯頭具の広い範囲が光源の様に見えて、明るい照明として見える。同時に車道や歩道等も明るく照明される。照明灯の柱から横に伸びた横棒の角柱保持棒に、照明灯頭具を保持させるホルダーは角柱保持棒に嵌合するべく角穴を配し、側面からねじ等で固定できる構造として、回転しやすい照明灯頭具の姿勢を正しい位置に容易に嵌合させられ、かつ固定できる。ホルダーの先には大きな円盤を一体で配し、その円盤には一体成形でねじを埋め込み、前述の多面角錐体の上面に接続した蓋状の部分を該円盤と電球ホルダー足の間に挟み込み雌ねじで固定した構造。これにより風や地震等で発生する照明灯頭具の揺動は上記円盤を介しホルダーの角管に曲げモーメントとして伝わるが、該角管と角柱保持部の間で押さえられる事になる。前記ホルダーの材質をポリプロピレン又はポリプロピレンと等価以上の強度の材質の一体成型品で作る事によりその保持強度は極めて強いものになる。篭型照明容器多面体5の底面の内側中央に一本の棒を水平にはわせその一端をねじ等で固定し水平面方向にのみ回動出来る構造として、電球交換時は該棒を水平面横方向に回動させることにより電球交換作業に必要な作業者の手及び電球が通る大きさの隙間が篭型照明容器多面体の底に出来て電球交換が容易に出来る。
【0008】本発明の実施例では、図2の形状を例にとり照明灯頭具1が下向きのもので説明してきたが、必ずしもこの形状にとらわれる必要はなく、図6に示すように、照明灯頭具1が上向きのものでも構わない。篭型照明容器多面体5は円錐型等各種変形したものでも一向に構わず、筋状のレンズの凹凸方向やその配置する間隔は各種あり得る。それらは設計上本発明の範囲内であることはいうまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の照明灯頭具は明るくて、軽くて、丈夫で品位が良く且つ電球の交換の容易なものであるという優れた効果があるので、その工業的価値は大きい。
【出願人】 【識別番号】301039572
【氏名又は名称】賛光電器産業株式会社
【住所又は居所】東京都台東区東上野3ー20−5
【出願日】 平成13年7月17日(2001.7.17)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−31013(P2003−31013A)
【公開日】 平成15年1月31日(2003.1.31)
【出願番号】 特願2001−217224(P2001−217224)