トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F21 照明




【発明の名称】 照明器具
【発明者】 【氏名】一岡 建
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内

【氏名】松田 賢治
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内

【氏名】信田 卓哉
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内

【氏名】福田 恒
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内

【要約】 【課題】可視発光ダイオードと制御入力部とを共に器具本体内から外部に臨む部位に配置し、回路構成部品の増加やコストアップをできる限り抑える。

【解決手段】可視発光ダイオード1を照明用光源として用いる照明器具において、器具本体内から外部へ臨む制御入力部3を有し、この制御入力部3を実装した回路基板5と同一の回路基板上に、可視発光ダイオード1を実装した。これにより、複数の基板に個別に実装されている場合と比較して、制御入力部3と可視発光ダイオード1とを器具本体内から外部へ臨むように配置することが容易になる。また、回路基板5がただ1つであることにより、器具本体内での接続線およびコネクタは不要となり、コストダウンを図ることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 可視発光ダイオードを照明用光源として用いる照明器具において、器具本体内から外部へ臨む制御入力部を有し、この制御入力部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、前記可視発光ダイオードを実装したことを特徴とする照明器具。
【請求項2】 制御入力部は、赤外線、距離、明るさ等の各種の状態の変化を検知するセンサ素子を有し、このセンサ素子を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装した請求項1記載の照明器具。
【請求項3】 制御入力部は、操作スイッチ部を有し、この操作スイッチ部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装した請求項1記載の照明器具。
【請求項4】 制御入力部は、リモートコントロール送信器により送信されたリモートコントロール信号を受信するリモートコントロール受光部を有し、このリモートコントロール受光部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装した請求項1記載の照明器具。
【請求項5】 制御入力部を動作させるための制御電源部と、可視発光ダイオードを点灯させるための負荷電源部とを一つの電源部として共用する請求項1,2,3または4記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可視発光ダイオードを照明用光源として利用し、特に可視発光ダイオードの実装技術についての照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可視発光ダイオードを照明用光源として利用することは従来から行われており、その実装方法は、可視発光ダイオードを複数個並べて回路基板上に実装したものである。
【0003】また、照明器具の動作を制御する方法としては、照明器具に接続された電源スイッチを用いて点灯や消灯等の操作を行う以外に、照明器具本体に取り付けられた制御スイッチ部を用いて制御する方法や、リモコン信号を用いた制御、センサ素子を用いた制御等が用いられている。
【0004】これらの照明制御が可能な照明器具の構成をブロック図で示すと、一般的に図5のような構成からなる。
【0005】図5は、センサ素子を用いた従来の照明器具である。基板Aには、センサ素子50および制御電源部51を含む制御回路52を配し、基板Bには可視発光ダイオード53および負荷電源部54を配し、基板Aと基板Bは、コネクタ55および接続線56により接続されている。
【0006】センサ素子50は、制御電源部51により電源が供給され、センサ素子50が状態変化を検知した場合に制御回路52に信号が送られる。
【0007】可視発光ダイオード53は、負荷電源部54より電源が供給され、点灯する。センサ素子50で接続状態変化を検知した場合には、制御回路52により負荷電源をオンまたはオフさせて、可視発光ダイオード53を点灯または消灯させる。
【0008】図6(a),(b)は、本従来例の照明器具の正面図および断面図である。
【0009】図6において、センサ素子50および可視発光ダイオード53は、それぞれ器具本体57内から外側に臨む部位に配置されており、基板Aおよび基板Bは、器具本体57内部で接続されている。58は壁面である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような実装方法では、可視発光ダイオード実装用の基板と、制御入力部実装用の基板が個別に必要となり、また、この2つの基板間で信号を授受するための配線が必要となるため、材料部品および加工費のコストアップ要因となっていた。
【0011】また、上記従来例では、制御電源部と負荷電源部がそれぞれ必要となり、回路構成上でも不利であった。
【0012】したがって、この発明の目的は、上記問題点に鑑みなされたものであり、回路構成部品の増加やコストアップをできる限り抑えながら、照明用光源として用いる可視発光ダイオードと、照明制御を行うために必要な制御入力部とを共に器具本体内から外部に臨む部位に配置した照明器具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の照明器具は、可視発光ダイオードを照明用光源として用いる照明器具において、器具本体内から外部へ臨む制御入力部を有し、この制御入力部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、前記可視発光ダイオードを実装した。
【0014】このように、器具本体内から外部へ臨む制御入力部を有し、この制御入力部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、複数の基板に個別に実装されている場合と比較して、制御入力部と可視発光ダイオードとを器具本体内から外部へ臨むように配置することが容易になる。
【0015】また、回路基板がただ1つであることにより、器具本体内での接続線およびコネクタは不要となり、コストダウンを図ることができる。
【0016】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、制御入力部は、赤外線、距離、明るさ等の各種の状態の変化を検知するセンサ素子を有し、このセンサ素子を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装した。このように、制御入力部は、赤外線、距離、明るさ等の各種の状態の変化を検知するセンサ素子を有し、このセンサ素子を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、センサ素子と可視発光ダイオードを、器具本体内から外部へ臨ませることにより、センサ素子による状態変化の検知と、可視発光ダイオードによって周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0017】請求項3記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、制御入力部は、操作スイッチ部を有し、この操作スイッチ部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装した。このように、制御入力部は、操作スイッチ部を有し、この操作スイッチ部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、操作スイッチ部と可視発光ダイオードを、器具本体内から外部へ臨ませることにより、操作スイッチ部による動作設定と、可視発光ダイオードによって周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0018】請求項4記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、制御入力部は、リモートコントロール送信器により送信されたリモートコントロール信号を受信するリモートコントロール受光部を有し、このリモートコントロール受光部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装した。このように、制御入力部は、リモートコントロール送信器により送信されたリモートコントロール信号を受信するリモートコントロール受光部を有し、このリモートコントロール受光部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、リモートコントロール受光部と可視発光ダイオードを、器具本体内から外部へ臨ませることにより、リモートコントロール信号による光源の切替操作や、可視発光ダイオードにより周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0019】請求項5記載の照明器具は、請求項1,2,3または4記載の照明器具において、制御入力部を動作させるための制御電源部と、可視発光ダイオードを点灯させるための負荷電源部とを一つの電源部として共用する。このように、制御入力部を動作させるための制御電源部と、可視発光ダイオードを点灯させるための負荷電源部とを一つの電源部として共用するので、制御電源部と負荷電源部の電源仕様を共通化し、回路構成が単純化され、回路基板の面積が小さくて済む。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図1および図2に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態の照明器具の概念を示すブロック図、図2(a)はこの発明の第1の実施の形態の照明器具の正面図、(b)は断面図である。
【0021】図1および図2に示すように、照明用光源として可視発光ダイオード1を備え、可視発光ダイオード1の点灯制御を、器具本体2内から外部へ臨む制御入力部3により行うものである。また、この照明器具は、回路基板5をただ1つ備え、制御入力部3を実装した回路基板5と同一の回路基板上に、可視発光ダイオード1を実装している。
【0022】制御入力部3は、赤外線、距離、明るさ等の各種の状態の変化を検知するセンサ素子4と、電源部6を含む制御回路部7とを備えている。また、センサ素子4を動作させるための電源(制御電源部)と、可視発光ダイオード1を点灯させるための電源(負荷電源部)を共通化し、制御回路部7内の電源部6から供給している。
【0023】また、センサ素子4と可視発光ダイオード1が実装された回路基板5は、器具本体2の表面付近に配置されている。器具本体2は、回路基板5を収納可能なケースであり、センサ素子4と可視発光ダイオード1に対応する位置に開口部8,9がそれぞれ設けてある。
【0024】すなわち、センサ素子4と可視発光ダイオード1は、開口部8,9を通じて器具本体2の外部へ臨ませることにより、センサ素子4による状態変化の検知と、可視発光ダイオード1によって周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0025】以上のようにこの実施の形態よれば、制御入力部3と可視発光ダイオード1とを同一の基板に実装しているので、複数の基板に個別に実装されている場合と比較して、制御入力部3と可視発光ダイオード1とを器具本体2内から外部へ臨むように配置することが容易になる。また、回路基板5がただ1つであることにより、器具本体2内での接続線およびコネクタは不要となり、コストダウンを図ることができる。さらに、制御入力部3を動作させるための制御電源部と、可視発光ダイオード1を点灯させるための負荷電源部とを一つの電源部6として共用するので、制御電源部と負荷電源部の電源仕様を共通化し、回路構成が単純化され、回路基板5の面積が小さくて済むという効果がある。
【0026】この発明の第2の実施の形態を図3および図4に基づいて説明する。図3はこの発明の第2の実施の形態の照明器具の概念を示すブロック図、図4(a)はこの発明の第2の実施の形態の照明器具の断面図、(b)はそのA方向矢視図である。
【0027】図3および図4に示すように、照明用光源として環形型蛍光ランプの放電灯10と可視発光ダイオード11を備え、光源の点灯制御を、器具本体12内から外部へ臨む制御入力部13のリモートコントロール(以下、リモコンという)信号により行うものである。また、この照明器具は、制御入力部13を実装した回路基板(制御入力基板)14と同一の回路基板上に、可視発光ダイオード11を実装している。
【0028】この場合、制御入力基板14と主基板15の2種類を備えている。主基板15には、商用電源を入力して直流電圧に変換する整流・平滑回路16と、放電灯10を高周波で点灯させる放電灯点灯回路17と、光源の点灯制御を行う制御回路18とが実装されている。制御回路18には放電灯点灯回路17を動作させるための電源を供給する制御電源部19が設けてある。
【0029】制御入力基板14に実装された制御入力部13は、リモコン受光素子20を搭載したリモコン受光モジュール21と、リモコン信号を入力し制御信号を出力するリモコン制御部22と、リモコン制御部22の動作設定を行うための操作スイッチ部23とを有する。リモコン受光モジュール21は、リモコン送信器により送信されたリモコン信号を受信する。
【0030】主基板15は、天井面30に近い部分に配置され、制御入力基板14は器具本体12の外側へ臨む部位に配置されている。器具本体12は、主基板15と制御入力基板14を収納可能なケースであり、外側面の周囲に放電灯10が配置される。放電灯10はランプホルダにより保持されソケットを介して放電灯点灯回路17に接続される(図示せず)。また、器具本体12の外側へ臨む部位に開口部24が設けられ、この開口部24内に可視発光ダイオード11、リモコン受光素子20および操作スイッチ部23が位置する。
【0031】すなわち、制御入力基板14上に実装された操作スイッチ部23、リモコン受光素子20および可視発光ダイオード11のそれぞれを、開口部24を通じて器具本体12の外部へ臨ませることにより、リモコン制御部22の動作設定およびリモコン信号による光源の切替操作や、可視発光ダイオード11により周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0032】また、主基板15と制御入力基板14は接続線25により接続されている。この場合、主基板15と制御入力基板14にそれぞれ設けたコネクタ26に接続線25が接続される。主基板15からは、制御回路18内に設けられた制御電源部19にて生成された直流電源を制御入力基板14へ供給する。制御入力基板14では、主基板15から供給された直流電源を、リモコン制御部22、リモコン受光モジュール21を動作させるのに加えて、可視発光ダイオード11の点灯用電源としても用いている。
【0033】以上のようにこの実施の形態よれば、制御入力部13と可視発光ダイオード11とを同一の基板に実装しているので、複数の基板に個別に実装されている場合と比較して、制御入力部13と可視発光ダイオード11とを器具本体12内から外部へ臨むように配置することが容易になる。
【0034】また、制御入力部13を動作させるための制御電源部と、可視発光ダイオード11を点灯させるための負荷電源部とを一つの制御電源部19として共用するので、制御電源部と負荷電源部の電源仕様を共通化し、回路構成が単純化される。この場合、制御電源部19を主基板15上の1箇所のみとし、制御入力基板14には設ける必要がないため、制御入力基板14の実装面積が小さくて済み、基板の小型化を図ることができる。このため、上記した制御入力基板14の配置の面でも有利であり、また回路構成も単純化されるため、部品コストの面でも有利である。
【0035】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の照明器具によれば、器具本体内から外部へ臨む制御入力部を有し、この制御入力部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、複数の基板に個別に実装されている場合と比較して、制御入力部と可視発光ダイオードとを器具本体内から外部へ臨むように配置することが容易になる。
【0036】また、回路基板がただ1つであることにより、器具本体内での接続線およびコネクタは不要となり、従来と比較して安価に提供することができる。
【0037】請求項2では、制御入力部は、赤外線、距離、明るさ等の各種の状態の変化を検知するセンサ素子を有し、このセンサ素子を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、センサ素子と可視発光ダイオードを、器具本体内から外部へ臨ませることにより、センサ素子による状態変化の検知と、可視発光ダイオードによって周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0038】請求項3では、制御入力部は、操作スイッチ部を有し、この操作スイッチ部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、操作スイッチ部と可視発光ダイオードを、器具本体内から外部へ臨ませることにより、操作スイッチ部による動作設定と、可視発光ダイオードによって周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0039】請求項4では、制御入力部は、リモートコントロール送信器により送信されたリモートコントロール信号を受信するリモートコントロール受光部を有し、このリモートコントロール受光部を実装した回路基板と同一の回路基板上に、可視発光ダイオードを実装したので、リモートコントロール受光部と可視発光ダイオードを、器具本体内から外部へ臨ませることにより、リモートコントロール信号による光源の切替操作や、可視発光ダイオードにより周囲を照らすという目的を簡単に満たすことができる。
【0040】請求項5では、制御入力部を動作させるための制御電源部と、可視発光ダイオードを点灯させるための負荷電源部とを一つの電源部として共用するので、制御電源部と負荷電源部の電源仕様を共通化し、回路構成が単純化され、回路基板の面積が小さくて済む。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
【出願日】 平成14年3月4日(2002.3.4)
【代理人】 【識別番号】100076174
【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫 (外1名)
【公開番号】 特開2003−257211(P2003−257211A)
【公開日】 平成15年9月12日(2003.9.12)
【出願番号】 特願2002−56942(P2002−56942)