| 【発明の名称】 |
コンセント付電気スタンド |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 雅輝 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】小型化でき、組み立て作業が容易になり、電源コード類が机上面での作業の邪魔にならないコンセント付電気スタンドを提供する。
【解決手段】器具本体1にコンセント6を有する電気スタンドであって、器具本体1の使用者に向き合わない部分にコンセント6を配置している。例えば器具本体1の背面1aにコンセント6を配置したり、器具本体1の側面1bにコンセント6を配置したり、器具本体1の底面1cにコンセント6を配置する。またコンセント6は電源線導入部7と同一面に配置される。器具本体1は電源線から点灯回路とコンセント6へ電源を分岐させるための接続器30を内部に有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 器具本体にコンセントを有する電気スタンドであって、前記器具本体の使用者に向き合わない部分にコンセントを配置したことを特徴とするコンセント付電気スタンド。 【請求項2】 前記器具本体の背面にコンセントを配置した請求項1記載のコンセント付電気スタンド。 【請求項3】 前記器具本体の側面にコンセントを配置した請求項1記載のコンセント付電気スタンド。 【請求項4】 前記器具本体の底面にコンセントを配置した請求項1記載のコンセント付電気スタンド。 【請求項5】 前記コンセントは電源線導入部と同一面に配置された請求項1記載のコンセント付電気スタンド。 【請求項6】 前記器具本体は電源線から点灯回路とコンセントへ電源を分岐させるための接続器を内部側面に取付け、前記接続器のケースは前記内部側面に取付ける取付面とリード線導入面を有しかつ前記リード線導入面が前記取付面に向かう方向に傾斜したものであり、かつ前記内部側面に対して前記リード線導入面が略直角をなすように前記内部側面に前記取付面が当接する傾斜部を設けた請求項5記載のコンセント付電気スタンド。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンセントを有するコンセント付電気スタンドに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のコンセント付電気スタンドは、点灯回路および点灯用スイッチを収納する器具本体部と、コンセントを収納する万力取付用基部の2部品を有し、コンセントは器具前面側に設けていた(例えば特願2000−337478参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のコンセント付電気スタンドは、器具本体とコンセント収納部が2つに分かれているため、器具サイズが大きくなる。同じ理由により、器具内配線を器具本体部と万力取付用基部の間の隔壁を通過させる方法で結線しなければならないため、器具組立作業が困難になる。 【0004】また器具前面側にコンセントを有する故に、器具背面より器具本体に導入される電源線と、器具本体前面からコンセントに接続される負荷機器の電源線が相対する方向(器具に対して前後方向)に配置されてしまい、電源コード類が机上面での作業の邪魔となるといった問題があった。 【0005】したがって、この発明の目的は、小型化でき、組み立て作業が容易になり、電源コード類が机上面での作業の邪魔にならないコンセント付電気スタンドを提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のコンセント付電気スタンドは、器具本体にコンセントを有する電気スタンドであって、前記器具本体の使用者に向き合わない部分にコンセントを配置したことを特徴とするものである。 【0007】請求項1記載のコンセント付電気スタンドによれば、コンセントを器具本体に配置することで、器具サイズをコンパクトにすることができる。従来例のような、隔壁を貫通しての配線作業が不要となり、組立作業が容易となる。また点灯回路、点灯用スイッチ、コンセントを器具本体部に、まとめて配置すると、器具組立作業がさらに容易となる。また使用者が頻繁に操作する部位である例えばスイッチ取付面、器具形態上デザイン的に正面となる、または器具の実使用状態で使用者に対して正対する部位を除く面の器具本体にコンセントを配置するため、器具使用時にコンセントに接続された電線が使用者に対し邪魔にならない。 【0008】請求項2記載のコンセント付電気スタンドは、請求項1において、前記器具本体の背面にコンセントを配置したものである。 【0009】請求項2記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果がある。 【0010】請求項3記載のコンセント付電気スタンドは、請求項1において、前記器具本体の側面にコンセントを配置したものである。 【0011】請求項3記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果がある。 【0012】請求項4記載のコンセント付電気スタンドは、請求項1において、前記器具本体の底面にコンセントを配置したものである。 【0013】請求項4記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果がある。 【0014】請求項5記載のコンセント付電気スタンドは、請求項1において、前記コンセントが電源線導入部と同一な面部に配置されたものである。 【0015】請求項5記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果のほか、器具使用時にコンセントに接続されたと、器具に導入される電線が使用者に対し邪魔にならない。 【0016】請求項6記載のコンセント付電気スタンドは、請求項5において、前記器具本体が電源線から点灯回路とコンセントへ電源を分岐させるための接続器を内部側面に取付け、前記接続器のケースは前記内部側面に取付ける取付面とリード線導入面を有しかつ前記リード線導入面が前記取付面に向かう方向に傾斜したものであり、かつ前記内部側面に対して前記リード線導入面が略直角をなすように前記内部側面に前記取付面が当接する傾斜部を設けたものである。 【0017】請求項6記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項5と同様な効果のほか、狭小な本体内部であっても電源線により不要なストレスを掛けること無く部品を配置することができる。 【0018】 【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1から図6により説明する。すなわち、このコンセント付電気スタンドは、器具本体1と、支柱2と、灯具3を有する。 【0019】支柱2は器具本体1の上端部に設けた垂直回動自在な自在器4を介して下端部が取付けられ、灯具3は支柱2の上端部に垂直回動および水平回動自在な構成をもつ自在器5を介して一端が取付けられている。 【0020】器具本体1はコンセント6を有し、器具本体1の使用者に向き合わない部分に配置している。実施の形態では、器具本体1の背面(器具正面に対しその反対面)1aにコンセント6を配置し、かつ、電源線導入部7と同一面に配置している。 【0021】図3から図5は器具本体の詳細を示している。器具本体1にはコンセント6と、点灯スイッチ18と、点灯回路の回路基板29と、接続器30が配設されている。器具本体1は本体部8と前カバー部9と座部10を有する。本体部8は横(幅)方向に略半分に分割される半体のみを示しているが、他の半体はこれと略対称に形成されている。本体部8は上面部12、背面部13、両側面部14および前面部15を有し、前面部15は上向きに傾斜し、底面部16は開口となっている。上面部12には自在器4の一部が一体に形成され、その根元側で一方の半体に一対のねじ孔17を形成し、他方の半体に一対の連結孔を形成し、連結孔を通してねじ(図示せず)で連結する。また上面部12の前側に点灯スイッチ18を取付ける穴部19を形成している。穴部19の裏側には半体の開口に向けて上面部12を貫通する収納部37を形成し、一対の半体を相合わせることにより点灯スイッチ18を保持する。 【0022】背面部13の底面側に電源コードを導入する導入部7を切欠きにより形成するとともに上部にコンセント6の差し込み口を露出する開口20を形成し背面部13の近傍の一側面部に取付部例えばねじ止め用ボス21と位置決め用ボス22を設け、他側部にコンセント取付板係止部(図示せず)を設けている。コンセント6はコンセント取付板例えば取付金具24を有し、その一側部にねじ通孔25および位置決め孔26を形成し、位置決め孔26を位置決め用ボス22に嵌合しねじ通孔25をねじ止め用ボス21に合わせてねじ39によりねじ止めし、つぎに他の半体の係止部を取付金具24の縁部に係止することにより、取付金具24を本体部8に取付けている。また背面部13および前面部15の内側に回路基板29の取付部28を設け、ねじ(図示せず)により回路基板29を底面部16に平行に取付けている。図5に示す分解斜視図は、コンセント取付金具24の本体部8への取付方法を示している。上述のようにコンセント取付金具24の片側をねじ止め用ボス21、もう片方をコンセント取付金具位置決め用ボス22により本体内部へ固定している。これは、本体内部が狭小なスペースとなるため、点灯回路の回路基板29とコンセント取付金具24の間に固定用ねじ39のねじ頭が存在することでの絶縁距離の不足を考慮したものであり、本実施の形態以外においても狭小スペース内への部品固定における有効な手段である。 【0023】電源線から点灯回路の回路基板29とコンセント6へ電源を分岐させるための接続器30は一対有し、それぞれ例えば速結端子により構成している。接続器30のケースは取付面33とリード線導入面34を有しかつリード線導入面34が取付面33に向かう方向に傾斜しており、これによりリード線の押し込みを容易にしている。一対の接続器30を本体部8内に並べて取付けるため、側面部14の内面に仕切り板40および両側板41を立設し、これらの間に各接続器30を収納する。仕切り板40の両端部に固定部42、43を例えば両端部を略T字形に形成することにより形成し、両側板41の一端部に固定部44を例えばかぎ状に形成することにより形成している。これにより接続器30の仕切り板40に沿った方向の抜止めとしている。また仕切り板40および両側板41の中間部にそれぞれ一対のスリット45を形成し、両側板41のスリット45間に弾性の例えば略フック状の係止爪46を設け、仕切り板40のスリット45間に弾性の例えば略T字状の係止爪47を設けている。これにより側面部14から離れる方向の外れ止めとしている。取付面33を本体部8の側面部14の内部側面に配置し、かつ内部側面に対してリード線導入面34が略直角をなすように仕切り板40と両側板41間の内部側面に取付面33が当接する傾斜部36をリブにより設けている。 【0024】図4には接続器30と本体部8の位置関係を示しているが、接続器30の形状に合わせ、リブ形成の傾斜部36を用いて、接続器30へのリード線導入面34を器具側面部14に対して略垂直に配置させることで、器具組立時における接続器30へのリード線70による張力を緩和させる事が可能となり、器具組立を容易にし、ストレスフリーの状態で、接続器30を本体内部へ配置することができる。 【0025】本体部8の前面部15には上下に引掛受け例えば引掛孔50を形成し、前面部15の内側で一方の半体に他方の半体に向けてねじ孔51を形成し、他方の半体にねじ孔51に整合する連結孔(図示せず)を形成し、ねじ(図示せず)により連結する。両側面部14には底面部16に近い位置にそれぞれ座部取付部57を有するとともに底面部16の縁部に位置決め部58を例えば突起により形成している。したがって、座部10を取付けることにより本体部8の一対の半体が一体に組み合わされる。 【0026】前カバー部29は横断面略円弧形状であり、引掛孔50に引っ掛かる引掛部例えば引掛突起53を上向きで設け、前カバー部9を前面部15にスライドして係止している。この前カバー部29は連結孔およびねじを被覆し、一対の半体の前側部分を抱持するもので、中央に縦溝54を形成しており、下部が座部10に当たることにより抜止めしている。 【0027】座部10は、座部取付部57を通す開口を有し、位置決め部58を嵌合する位置決め孔59を有する。座部10は下面に凹部60を有し、器具本体の安定のための重りを兼ねた安定板61を配置し、安定板61の取付部57に対応して挿通孔62を形成し、挿通孔62を通してねじ63を取付部57に締付けて取付ける。 【0028】この実施の形態によれば、器具本体1の電源線導入面と、コンセント配置面を同一とすることにより、机上面で電源コード類71が邪魔にならない。またコンセント6を上述のように取付けることにより、狭小な本体内部へ効率的に部品を配置することができ、器具そのものをコンパクトに設計できる。 【0029】電源線から点灯回路の回路基板29とコンセント6へ電源を分岐させるための接続器30を器具本体1の内部側面に略係止爪46、47を利用して配置し、接続器30の本体の傾斜した取付面33に対応した傾斜部36を用い、接続器30へのリード線導入面34を器具本体側面部14に対して略垂直面に配置させることにより、取付容易になるとともに、狭小な本体内部へ不要なストレスを掛けること無く部品を配置できる。 【0030】図7は、他の実施の形態を示す。図7(a)、(b)は、第1の実施の形態において、器具本体1の側面(器具正面に対しその側面)1bにコンセント6および電源線導入部7を配置している。 【0031】図7(c)は第1の実施の形態において、器具本体1の底面(机上面に接する面すなわち裏面)1cにコンセント6および電源線導入部7を配置している。実施の形態では、器具本体1の底面に凹部73を設け、その内面にコンセント6および電源線導入部7を配置している。これにより、机上面に電線導出部を有する机の、電線導出部上に器具を配置することができ、コンセント6が器具裏面に配置されているため、机上面へ電線類が露出すること無く机上面のスペースを有効に活用することができるものである。なお、内部部品は回路基板29、接続器30、スイッチ18で上記実施の形態と同様であるが、配置が上記実施の形態と若干異なる。 【0032】なお、上記に示す実施の形態は、点灯スイッチ18、接続器30、コンセント6を点灯回路の上部へ配置しているが、これに限定するものではなく、器具の形態により自由にこの配置を変えることで様々な器具形態に対応できる。また電源線導入部7とコンセント取付面が一致しているが、必ずしも一致している必要はない。また、コンセント6と電源線導入部7が上下の関係で描かれているが、コンセントと電源導入部が上下反対、または左右並列などでもよく、位置関係を限定するものではない。 【0033】 【発明の効果】請求項1記載のコンセント付電気スタンドによれば、コンセントを器具本体に配置することで、器具サイズをコンパクトにすることができる。従来例のような、隔壁を貫通しての配線作業が不要となり、組立作業が容易となる。また点灯回路、点灯用スイッチ、コンセントを器具本体部に、まとめて配置すると、器具組立作業がさらに容易となる。また使用者が頻繁に操作する部位である例えばスイッチ取付面、器具形態上デザイン的に正面となる、または器具の実使用状態で使用者に対して正対する部位を除く面の器具本体にコンセントを配置するため、器具使用時にコンセントに接続された電線が使用者に対し邪魔にならない。 【0034】請求項2記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果がある。 【0035】請求項3記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果がある。 【0036】請求項4記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果がある。 【0037】請求項5記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項1と同様な効果のほか、器具使用時にコンセントに接続されたと、器具に導入される電線が使用者に対し邪魔にならない。 【0038】請求項6記載のコンセント付電気スタンドによれば、請求項5と同様な効果のほか、狭小な本体内部であっても電源線により不要なストレスを掛けること無く部品を配置することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月28日(2002.2.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076174 【弁理士】 【氏名又は名称】宮井 暎夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−257210(P2003−257210A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月12日(2003.9.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−53755(P2002−53755) |
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