| 【発明の名称】 |
太陽光採光装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】井上 徳康
【氏名】橘高 薫
【氏名】秋月 伸隆
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、太陽位置検出器と反射板を電気的に位置合わせする手段や、太陽位置検出器と反射板の連動を電気的に制御する手段を省略し、しかも方位角回動、仰角傾動せしめる駆動源を各1個にし、その制御をより簡潔にして、信頼性の低い配線のシール部を無くすなど装置全体の信頼性を高め、装置の設置が容易で、かつ、装置全体を保護する為の透明ドームを省略した小型軽量の安価で安全性の高い太陽光採光装置を提供することを課題とする。
【解決手段】太陽位置検出器と反射板の方位角回動及び仰角傾動を、比較的簡単な機構で連動させ、さらにこれらの機構及び駆動部分を、一つのケース内へ収納して、反射板の後ろ側の小スペースに形成し、反射光を所望する一定方向へ常に指向せしめる制御を、機構的な連動で実現した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】仰角傾動及び方位角回動が自在な反射板と、太陽光を受けて太陽位置を検出する太陽位置検出器とを備え、検出信号に基づいて、前記反射板を仰角傾動及び方位角方向に回動させて、太陽光を所定の方向に反射せしめる太陽光採光装置において、前記反射板及び前記太陽位置検出器の仰角傾動及び方位角回動の駆動手段を一体構造とし、反射板の投影範囲内に配設せしめ、且つ、反射板部と装置固定部の間に配設せしめ、さらに前記太陽位置検出器の太陽位置を検出せしめる受光部を、反射板の一部切り欠き部分に位置せしめた構造を有してなる太陽光採光装置。 【請求項2】太陽光の反射光を、方位角方向回動中心軸の延長上の点又は方位角方向回動中心軸と平行に反射させ、方位角方向回動中心軸を任意の方向に傾けて、反射光を意図する方向に反射させる事を特徴とする請求項1に係る太陽光採光装置。 【請求項3】反射板と太陽位置検出器の迎角傾動の連動に、半径方向の比が2:1になるプーリーと歯付きベルトを使用する事を特徴とする請求項1に係る太陽光採光装置。 【請求項4】方位角方向回動中心軸の傾斜角度に応じて、カウンターウエイトの取り付け位置を変更する事を特徴とする請求項1に係る太陽光採光装置。 【請求項5】反射板を3分割以上の分割構造にして、一カ所に集光させる事を特徴とする太陽光採光装置。 【請求項6】太陽位置検出器を複数の分割構造にして、太陽光の光量を抑える為の減光部材を、分割した部材で挟み込む事を特徴とする太陽光採光装置。 【請求項7】太陽位置検出器の陰を作る部材の一部分又は全部分を反射面として利用する事を特徴とする太陽光採光装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、太陽光を反射して、所望の空間、例えば屋内や日照条件の悪い場所などに照射したり、太陽熱温水器や太陽電池などに照射させ、エネルギーの変換効率を向上させるための太陽光採光装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から屋内や日照条件の悪い場所に太陽からの光を導く太陽光採光装置が知られている。このような太陽光採光装置として、例えば、特開平5−128575号、特開平8−122620号、特開平2−198405号、特開2000−82307号などに開示されたものが知られている。従来の技術では、反射板の方位角回動機構及び仰角傾動機構と、太陽位置検出器の方位角回動機構及び仰角傾動機構がそれぞれ独立して存在し、それらをコンピューター等で電気的に連動させる方法がとられている。そのため装置全体の構成は、反射板の投影範囲外に大きく張り出し、大型化する欠点があり、さらには強風対策が必要となるなどの問題を有する。 【0003】さらに反射板の駆動と太陽位置検出器の駆動に最低4個の駆動源を必要とし、それぞれの駆動源を電気的に連動させるためには、最低4個の位置合わせセンサー(原点センサー)が必要になる。従って、その制御や受光面の反射板を回転させるための機構が複雑となり、それぞれの駆動部が位置ずれを起こさないように制御する手段も必要となる。 【0004】さらに初期設置時、緯度、経度、標高、日時等をコンピューター化させて計算し、反射板の適正方向を設定するも、強風等で位置ずれを生じたり、電源が一旦OFFになりポジションを見失った時など、再設定を必要とする。 【0005】また屋外で使用する太陽光採光装置には、防水構造が不可欠であるが、従来の技術では、装置全体を透明なドームで覆う構造が一般的である。ドームを使用しない場合は、回転部分のシールの他に、各駆動部や太陽位置検出器を接続する配線のシール部分が多数存在する。通常この種のシール部分は、シリコンシーラントやパテ等が使用されるが、シールが不完全になる作業ミスを誘発しやすく、また部品交換も困難になる欠点がある。 【0006】太陽光を一カ所に集光する場合は、反射鏡を凹面鏡にして集光する事が一般的に考えられるが、精度の良い凹面鏡の製作は非常に困難である。また実現出来たとしても、装置全体の制御に問題が生じ、思わぬ場所へ集光した場合は発火事故もしくは、その光が目に入り最悪では失明事故などの危険性を伴う。従来技術では、この様な問題を生じない様に、2重3重の安全対策を取る必要があった。 【0007】太陽位置検出器には、太陽の直射を受けるゆえ、1万ルクス以上に対応した専用の太陽センサーを使用するか、もしくは100〜500ルクス程度に対応した市販の光センサーにフィルターを装着し減光して使用しているが、個々のセンサーに独立したフィルターを装着するのが一般的である。その結果、構造が複雑になったり、部品の交換性が悪くなったり、検出器の位置精度が低下したり、検出器が高価になる欠点があった。 【0008】太陽位置検出器に使用する光センサーは受光出来る視野が10〜60°と狭く、通常複数のセンサー(粗検出と微検出)の組み合わせや、時計と連動したプログラムにより、太陽位置を割り出す方法が一般的であった。その結果、制御が複雑になったり、信頼性が低下する欠点があった。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、太陽位置検出器と反射板を電気的に位置合わせする手段や、太陽位置検出器と反射板の連動を電気的に制御する手段を省略し、しかも方位角回動、仰角傾動せしめる駆動源を各1個にし、その制御をより簡潔にして、信頼性の低い配線のシール部を無くすなど装置全体の信頼性を高め、装置の設置が容易で、かつ、装置全体を保護する為の透明ドームを省略した小型軽量の安価で安全性の高い太陽光採光装置を提供することを課題とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】太陽位置検出器と反射板の方位角回動及び仰角傾動を、比較的簡単な機構で連動させ、さらにこれらの機構及び駆動部分を、一つのケース内へ収納して、反射板の後ろ側の小スペースに形成し、反射光を所望する一定方向へ常に指向せしめる制御を、機構的な連動で実現した。 【0011】 【実施例】装置全体の構成を図1(側面断面図)及び図2(平面断面図)に示す。採光装置のシステム構成例(使用例)を図11〜図15に示す。採光装置は、太陽位置検出センサーにより検出された太陽位置に応じて、反射光を所望する一定方向へ常に指向せしめるように、反射板の角度を制御し保持することを目的とするものであり、装置の全体構成は、太陽光を反射させる反射板部、反射板部を保持する駆動部、太陽位置を検出する検出部、さらに全体を固設する固定部から成る。 【0012】反射板部は、反射板1、反射板取り付け板2、上下一対の反射板補強スティ3、反射板保持アーム4、カウンターアーム5,カウンターウエイト6から構成される。反射板取り付け板2は反射板1に固設されているが、夫々が一体型でもよく形状も限定しない。反射板保持アーム4は、対で反射板取り付け板2に固設されている。 【0013】駆動部は、駆動ケース7、駆動ケースカバー9によりケースを構成し、駆動ケース7の前方には、透明又は半透明のセンサーカバー8を配置する。駆動ケース7とセンサーカバー8と駆動ケースカバー9は一体となって固設され、シール構造を形成している。 【0014】固定部は、既設の建造物の外壁等に固定する固定板10、角度調節板11、角度保持板12、上アーム13、下アーム14から構成される。角度調節板11と上アーム13、下アーム14は、ネジやボルトで固定されている。角度保持板12と下アーム14は、図4に示す様に、任意の位置で装置に角度を付けてネジやボルトで固定する事が出来る。 【0015】センサーカバー8内部には、太陽位置検出センサー15を有している。なお、太陽位置検出センサーの原理は、たとえば特開平7−128576にくわしく開示されているので、こちらを参照されたい。 【0016】図2に示す駆動部には、駆動ケース7に保持されたベアリング16を介し、両端を反射板保持アーム4に固定された水平軸17と、図1に示す両端を上アーム13及び下アーム14に固定された垂直軸18を配置する。従って水平軸17を回転させることにより、反射板部を仰角方向へ自在に傾動し得る。一方、垂直軸18を支点にして駆動ケース7を回動せさると、反射板部は、駆動部と共に方位角方向へ自在に回動し得る。 【0017】図1、図2に於いて、駆動ケース7及び水平軸17、垂直軸18は、スリーブ19に装着されたOリング20により防水構造を成している。スリーブ19は駆動ケース7に固設されているが、駆動ケース7と一体でもよい。 【0018】駆動ケース7に固設された水平軸駆動ユニットは、駆動モーター21Aを回転させると、歯車22A、ウオーム歯車23Aを介して水平軸17に固定されたウォームホイール24Aを回転させ、水平軸17と連結した反射板部を仰角方向に傾動せしめる。駆動ケース7に固設された垂直軸駆動ユニットは、駆動モーター21Bを回転させると、同じ構成により、駆動ユニットに配設された駆動モーター21Bが垂直軸18に固定されたウォームホイール24Bを回動し、駆動ケース7自体が垂直軸18を支点に回動せしめる。即ち、反射板部と駆動部、さらに駆動部と一体せしめる検出部を方位角方向に回動せしめる。 【0019】太陽位置センサー15の信号は、配線(図示省略)により、図2に示す制御ユニット29に伝えられる。制御ユニット29からの駆動信号は、配線(図示省略)を通して、夫々駆動モーター21A,駆動モーター21Bに伝達され、駆動モーター21A,駆動モーター21Bを制御する。制御のフローチャートを図16に示す。 【0020】水平軸17の回転運動は、図2に示す虫ネジ31で固定された大プーリー30を介し、歯付きベルト32を介して、小プーリー34に伝達され、小プーリー34と固定されたセンサー固定ブラケット35を連動させる。大プーリー30と小プーリー34の半径の比は2:1である。すなわち大プーリー30の角度変化に対し、太陽位置センサー15は2倍の角度変化を発生する。 【0021】水平軸17とセンサー固定ブラケット35は、一対の連結板36でベアリング39を介して結合されている。連結板36は、軸37と軸38で平行を保つ。軸37は駆動ケース7に固定されている。また連結板36には、ベルトテンショナー33が装着され、歯付きベルト32のたるみを吸収している。 【0022】図3において、初期条件として、太陽光がAの方向(水平方向)から入射した場合、反射光が垂直軸18の下部延長方向、すなわちBの方向(垂直方向)を向く様に反射板1を、下向き45°に保持し、太陽位置検出センサー15を水平に保持した状態で、図2に示す大プーリー30の虫ネジ31を固定する。 【0023】Bの方向には、厳密には図10に示す2通りの考え方がある。すなわち、垂直軸18の延長上にあるC点に反射光の中心を合わせる方法と、垂直軸18と完全に平行に反射光の中心を合わせる方法である。前者は、C点に於いて太陽位置が変化しても反射位置の中心が一点になるメリットがあるが、反面、遠く離れたD点に於いては、反射位置の中心が太陽位置の変化に対し大きな弧を描く。後者は、反射距離に関係無く反射板1と垂直軸18の距離Lだけ、反射光の中心が弧を描く。前者は、あらかじめ反射させたい位置までの距離がはっきりしている場合や、採光装置を設置する現場で光軸調整を実施する場合に適している。後者は、反射させたい位置までの距離が不明な場合に、生産工場であらかじめ光軸調整を行って出荷する場合に適する。大量生産に於いては、例えば反射距離を10m以内に限定した場合は、C点を5mに設定すれば、大多数の実使用に於いて後者の調整方法よりも反射位置ズレが少ない良好な結果が得られると考えられる。 【0024】図4に於いて、採光装置の固定部には、装置の上下方向の取付角度を変更する調整機構があり、装置全体を傾ける事が出来る。設置例として図3の状態をそのまま45°上向きに設置した状態を示す。その結果45°方向Eの入射光に対し、反射光はFの方向すなわち垂直軸18の方向になる。太陽位置が水平方向の場合は、太陽位置センサーが下方向に45°回転し、反射板1は22.5°回転する。この状態に於いても反射光はFの方向を向く。つまり垂直軸18の方向に反射する原理は、維持されている事になる。 【0025】図4の上下方向の調整に対し、図5に於いて固定板10を建物の外壁に固定する場合に、あらかじめ斜めに取り付けする事も出来る。装置全体を横方向に傾けると、反射光は傾斜した方向を向く。図4の上下方向調節と、図5の左右方向調節を組み合わせることにより、任意の方向に反射光を向ける事が出来る。 【0026】図3に於いて、日本の緯度では日の出時の太陽高度0°から天頂までの90°をカバー出来れば四季を通じて使用する事が出来る。この場合に必要な反射板1の角度は45°から90°の間で、可動範囲は45°必要となる。(厳密には天頂の場合は、採光装置は使用出来なくなる。)反射板1の可動範囲が45°の場合、カウンターアーム5の可動範囲も45°になる。しかし、採光装置全体を図4の様に傾ける場合は、反射板1に必要な可動範囲が、図3の設置条件と異なる。すなわち、図4に於いて、垂直軸の傾きが45°の場合、太陽高度0°の時、反射板1は、図4の位置から−22.5°回転させた67.5°になる。太陽が天頂の場合は、図4の位置から反射鏡を+22.5°回転させた112.5°になる。反射板1の回転角度が図3の場合よりも+22.5°シフトした結果、カウンターアーム5及びカウンターウエイト6が、上アーム13と干渉する場合が発生する。そこで、カウンターアームを図4の様に22.5°回転させた位置で、ボルト40で固定すれば干渉を防止する事が出来る。Gの位置とHの位置に目盛りを設ければ、Gの読みとり角度の半分の角度をHの位置で設定し、カウンターアーム5を固定すれば、設置調整がより簡単に出来る。 【0027】なお、以上の説明では、反射板1を正方形の平面型で形容しているが、反射板1は条件に応じて形状を変え、円形のものや、パラボラアンテナ型のように湾曲したものを用いることも可能であり、図15に示す所望の空間へ太陽光を拡散させて広い範囲に直接、照射することも可能である。また太陽光を集光して一定の所定場所に照射することも可能である。 【0028】パラボラアンテナ型の集光鏡を使用した場合には、光軸ズレや故障して動作不能になった場合に、想定外の場所に反射光が集光し、場合によっては発火事故の恐れがある。そこで図6に示す様に平面反射鏡1を3つ以上の複数の反射鏡1A〜1Dに分割構造にして平面のまま集光すれば、発火点に達するほどの集光にはならず、かつ図11〜14に示す第二反射鏡を小さく出来るメリットがある。しかし図7に示す反射鏡を2分割構造にすると、2枚の反射鏡の取り付け角度ズレを生じた場合には、本来集光させなければならない中心線上から外れた位置に集光する場合がある。しかし中心線上に合わせる基準が無く、位置ズレの修正が難しい。反射鏡を図6の様に分割すると、反射面1C、1Dの反射光を基準に1A、1Bの集光位置を調整すれば、位置ズレの無い調整が容易に出来る。なお反射鏡の分割は図6に示す3平面分割以外に、図6の反射鏡1Cもしくは1Dのどちらか一方を省略した切り欠き形状や、5平面、7平面や、図6の上下方向にも角度を付けた複数分割や、上下左右非対称な4分割、6分割なども考えられる。 【0029】太陽位置センサーは、図8に示す分割構造で、遮光板101、減光部材106、遮光ベース102、受光素子103、プリント基板104、止めビス105から構成させる。遮光板ベース102には、4つの受光素子103を独立した部屋に区切るリブ102Aがある。リブ102Aは、遮光板101の下部と一致する位置に配置されている。減光部材106は1枚でも、複数枚のシートでも構わない。減光部材106を、遮光板101と遮光板ベース102のリブ102Aで挟み込む事により、外部からの外乱光や、隣接する部屋からの外乱光の進入を完全にカットする事が出来る。また、遮光板ベース102には、プリント基板上に設置された受光素子103を周囲から抱きかかえて、正しい位置に保持することも可能である。 【0030】図9に於いて、遮光板101の陰を作る為の部分の裏側には、平面又は湾曲面の反射面101Aを形成し、横方向の太陽光を反射させて受光素子へ導く事が出来る。また垂直面101Bの表面を反射面にする事により傾斜方向からの太陽光を反射させて受光素子に導く事が出来る。この結果、受光素子単体の視野角度30〜60°を、約180°まで広げる事が可能になる。反射面は鏡面で無くても、つや消し黒色を除く白色や明るい色など反射率の高い表面を形成すれば、反射率に応じた作用が期待出来る。 【0031】 【発明の効果】以上説明したように、請求項2、請求項3に記載の発明によって、駆動源や駆動機構を削減し、しかも比較的簡単な機構で有るがために装置全体の他の機構や制御を簡略化せしめ、装置の重要部分である駆動部と太陽位置検出器の一体化を可能とした。 【0032】請求項1に記載の構成によれば、装置の重要部分を保護するための防水構造が容易に形成できる。さらに、保守・運転のための専門的知識及び保守・点検が不要であり設置場所に制限を受けることなく容易に設置でき、可搬性のある比較的軽量で信頼性のある安価な太陽光採光装置が提供できる。 【0033】請求項2に記載の構成によれば、太陽位置センサーと反射板の連動に、高度な制御を用いることなく、単純な機構系の連動のみで、反射光を任意の方向に向ける事が出来る。また機械的に連動しているので、位置ずれの心配が無く、位置合わせセンサーを省略でき、シンプルで信頼性の高い装置が出来る。 【0034】請求項3に記載の構成によれば、太陽の高度変化量に連動して、常に一定の方向へ反射光を向けることが出来る。さらに太陽位置検出器に独立した駆動手段を必要とせず安価な装置構成が可能になる。また機械的に連動しているので、位置ずれの心配が無く、位置合わせセンサーを省略でき、制御を単純化できる。歯付きベルトとプーリーを使用しなくても、プーリーとループ状の、摩擦駆動ベルト、ワイヤー、ひも、糸などでも実現可能であるが、長期使用を考慮すると、摩擦に頼った方法では、軸受け部の摩擦や、わずかな回転力などが生じた場合に、長期使用の誤差が累積して有害な位置ズレを生じる恐れがある。また、構成部品の摩耗によっても位置ズレを生じる。また歯付きベルト以外の素材を使用する場合は、ループの中に素材の伸びを吸収する為の引張スプリングを挿入する方法が一般的であるが、素材が伸びてスプリングが縮む現象は、すなわち位置ズレを生じている事になる。 【0035】請求項4に記載の構成によれば、カウンターアームの可動範囲を必要最小限に出来、装置全体を小型化する事が出来る。 【0036】請求項5に記載の構成によれば、反射光を集光して第二反射鏡を小さくする事が出来る。しかも平面鏡による集光なので、想定外の場所に集光した場合でも、発火事故等の危険性が低い。また反射鏡を分割構造にした場合は、加工性の悪いガラス鏡や樹脂鏡に切り欠き又は穴開け加工が不要になり生産性が向上するメリットも得られる。 【0037】請求項6に記載の構成によれば、減光部材を分割構造で挟み込む事により、接着等の手段を用いる事無く、検出素子を独立した部屋に仕切る事が可能になり、外乱光の無い安定した検出を可能にする事が出来る。また、減光部材を一枚の部材から形成する事により、複数の検出素子に対し、等しい減光効果を与える事が出来る。 【0038】請求項7に記載の構成によれば、本来の光検出素子の持つ検知可能エリアを飛躍的に拡大出来る。その結果、補助的な太陽位置粗検出装置などを用いなくても、おおざっぱに朝日方向に向いていれば、スムーズな太陽位置検出が可能になる。また、午前中雨天で午後から晴天などの場合でも、容易に午後からの太陽光導入が可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000130732 【氏名又は名称】株式会社サンエス
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| 【出願日】 |
平成14年1月18日(2002.1.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−217324(P2003−217324A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月31日(2003.7.31) |
| 【出願番号】 |
特願2002−10125(P2002−10125) |
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