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【発明の名称】 ライトボックス
【発明者】 【氏名】田中 実
【住所又は居所】東京都港区赤坂5丁目1番31号 株式会社ドーワ・プランニング内

【氏名】両坂 皓
【住所又は居所】東京都台東区松が谷2丁目31番8号 株式会社キタムラ内

【氏名】杢中 征廣
【住所又は居所】東京都墨田区亀沢2丁目4番12号 アイグラフィックス株式会社内

【要約】 【課題】ヘアーサロンにおいてヘアーカラーサンプルを正しく視認することができまた小型に構成することができるライトボックスを提供することを課題とする。

【解決手段】色比較ボックス11の内部に仕切り板12を設けて、複数の色比較空間13,14,15を形成し一方色比較空間の上面に光源収納ボックス16を設け同光源収納ボックスの内部に仕切り板と直交して種類の異なる複数の直管型蛍光ランプ20を平行に装着しまた仕切り板に対応する位置の直管型蛍光ランプに遮光板17を着脱自在に設け、さらに色比較ボックス内の色比較空間に位置する直管型蛍光ランプの特定箇所を覆う遮光カバー21を着脱自在に設けて構成してある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】色比較ボックスの内部に仕切り板を設けて複数の色比較空間を形成し一方色比較ボックスの上面に光源収納ボックスを設け、同光源収納ボックスの内部に仕切り板と直交して種類の異なる複数の直管型蛍光ランプを平行に装着しまた仕切り板に対応する位置の直管型蛍光ランプに遮光板を着脱自在に設け、さらに遮光板によって仕切られた直管型蛍光ランプの特定箇所を覆う遮光カバーを着脱自在に設けたことを特徴とするライトボックス。
【請求項2】光源収納ボックス内の遮光カバーの枚数は直管型蛍光ランプの本数より一枚少なく構成したことを特徴とする請求項1記載のライトボックス。
【請求項3】各色比較空間の照度は平均化するように構成したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載のライトボックス。
【請求項4】上記色比較空間の端部にさらに色比較空間を設け同色比較空間に直管型蛍光ランプ以外の光源を設けたことを特徴とするライトボックス。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明はライトボックスの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばヘアーサロンにおいて全く同一のヘアーカラーサンプルでも照射される光源の色により色の見え方に違いがでる。その違いを正しく比較視認するためにヘアーサロンにおいてライトボックスが用いられている。ライトボックスは色比較ボックスの内部に複数の仕切り板を設け複数の部屋を形成し,各部屋の上部に図8と図9に示すように別々の光源収納ボックス1に装着した直管形蛍光ランプ2を装着して構成してある。また図8は直管形蛍光ランプ3本を平行になるように配置して構成し図9は直管形蛍光ランプを3本直線上になるように配置して構成してある。3本の直管形蛍光ランプとしては例えば白色蛍光ランプ、自然光に近似した高演色性蛍光ランプ、昼白色蛍光ランプが用いられている。図8と図9に示す色比較ボックスの各部屋の色比較空間にヘアーカラーサンプルを入れると各直管形蛍光ランプにおける色の変化と見え方を比較視認することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記したライトボックスによると各直管形蛍光ランプによる色の変化と見え方の違いを比較視認することができる。しかし上記した図8と図9に示す光源収納ボックスは複数本の直管形蛍光ランプが直線上または平行になるように構成され各々の直管形蛍光ランプが別々の光源収納ボックスに装着して構成してあるのでライトボックスが相当大型となる欠点がある。またヘアーサロン等においライトボックスが大型となると取り扱いが不便となる欠点がある。例えば10ワットの直管形蛍光ランプの長さは330mmであるので,3灯となると990mmとなり各直管形蛍光ランプの両端にソケットが配置されると直管形蛍光ランプを直線上に配置すると1050mm以上の大型となる。またヘアーカラーを正しく比較視認するためには各々の直管形蛍光ランプからの照度が同一であることが重要な要素となる。
【0004】本発明は上記の諸点に鑑み発明したものであって、複数種の直管形蛍光ランプの本数に応じて色比較ボックスと光源収納ボックスの内部を仕切りライトボックスを小型に構成することができまたヘアーカラーサンプルを正しく比較視認することができるライトボックスを提供することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するために次の構成とする。請求項1に記載の発明は色比較ボックスの内部に仕切り板を設けて複数の色比較空間を形成し一方色比較ボックスの上面に光源収納ボックスを設け、同光源収納ボックスの内部に仕切り板と直交して種類の異なる複数の直管型蛍光ランプを平行に装着しまた仕切り板に対応する位置の直管型蛍光ランプに遮光板を着脱自在に設けて構成してある。さらに遮光板によって仕切られた直管型蛍光ランプの特定箇所を覆う遮光カバーを着脱自在に設けて構成してある。
【0006】請求項2に記載の発明は請求項1に記載のライトボックスにおいて光源収納ボックス内の遮光板の枚数は直管型蛍光ランプの本数より一枚少なく構成してある。
【0007】請求項3に記載の発明は請求項1及び請求項2に記載のライトボックスにおいて各色比較空間の照度は平均化するように構成してある。
【0008】上記した請求項1乃至請求項3に記載のライトボックスによるとライトボックス全体を小型に構成することができまたヘアーカラーサンプルを正しく比較視認することができる。
【0009】請求項4に記載の発明は請求項1乃至請求項3に記載のライトボックスにおける色比較空間の端部にさらに比較空間を設け同比較空間に直管型蛍光ランプ以外の光源を設けて構成してある。
【0010】請求項4に記載のライトボックスによると光源を選択して装着することにより所望の光によりヘアーカラーサンプルを正しく比較視認することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図7について説明する。図1及び図2において11は本発明に係るライトボックスを構成する色比較ボックスであって例えば鉄材で前面と上面を開口し箱形に構成してある。12は色比較ボックス11の内部に設けてなる複数の仕切り板であって色比較ボックス11の内部に複数の色比較空間13,14,15を構成する。また同色比較ボックス11の内表面と各仕切り板12の表面は例えば白色あるいはニュートラルグレー色で構成してある。
【0012】16はライトボックス11の上面に例えば着脱自在に設けてなる光源収納ボックスであって色比較ボックス11との対向面は開口して構成してある。17は光源収納ボックス16の内部に着脱に設けてなる複数の遮光板であって色比較ボックス11の内部に設けてなる複数の仕切り板12と対応する位置に設けて構成してある。また同遮光板17は例えば鉄材やアルミニュウム材で構成し表面は白色で構成してある。また同遮光板17は図7に示すように直管型蛍光ランプの一部が入り込む凹部18を有して構成してある。また同遮光板の枚数は直管型蛍光ランプの本数より一枚少なく構成してある。
【0013】20は光源収納ボックスの内部に遮光板17と直交して平行に装着してなる種類の異なる複数の直管型蛍光ランプである。図2における構造では直管型蛍光ランプは3本用いて構成してあるがこの場合は例えば10Wの白色蛍光ランプと10Wの高演色性蛍光ランプと10Wの昼白色蛍光ランプを用いてある。21は光源収納ボックス16の内部で仕切られた直管型蛍光ランプの特定箇所を覆う遮光カバーであって着脱自在に設けて構成してある。同遮光カバー21は図6に示すように直管型蛍光ランプの形状に対応させ,さらに着脱自在とするために円弧状の支持部23を有して構成してある。また同遮光カバー21は光源収納ボックス16の内部で遮光板17によって仕切られた長さの直管型蛍光ランプに支持し得る寸法に構成してある。
【0014】図3と図4は別の実施例であって光源収納ボックス16の内部に2本の直管型蛍光ランプを装着する構造であって図3に示すように光源収納ボックス16の内部に1枚の遮光板17を設けて構成してある。また図3に示す実施例においては色比較ボックス11の内部に設ける仕切り板12は遮光板と対応して構成するので1枚となる。また同構造のライトボックスにおいては色比較空間は2箇所となる。また図3に示す構造では直管型蛍光ランプは例えば10Wの白色蛍光ランプか10Wの高演色性蛍光ランプか10Wの昼白色蛍光ランプのうち2本を選択して装着する。図中40は反射板であり他の構成は図2に示すものと同じである。また図3に示すものは図1に示すものよりさらに小型且つ簡易に構成することができる。
【0015】図5は別の実施例であって図4に示す色比較ボックスの端部にさらに色比較空間を設け同色比較空間に対応する光源収納ボックス30の内部に直管型蛍光ランプ以外の光源31を設けて構成してある。直管型蛍光ランプ以外の光源31としては例えば電球形の丸型の蛍光ランプあるいは白熱ランプを装着する。丸型の蛍光ランプは例えば8W程度のものを用いて構成する。また白熱ランプは20W程度のものを用いて構成する。この場合光源を選択して装着することにより所望の光によりへアーカラーサンプルを正しく比較視認することができる。
【0016】また上記した図2と図3と図5に示す構造の実施例では各色比較空間の照度は平均化するように構成してある。例えば上記した白色蛍光ランプと高演色性蛍光ランプと昼白色蛍光ランプでは光束が異なる。白色蛍光ランプでは光束が490ルーメンであるのに対して昼白色蛍光ランプでは420ルーメン高演色性蛍光ランプでは370ルーメンとなる。ヘアーカラーサンプルを正しく比較視認するには同一の照度であることが必要となる。そこで例えば本発明では図4に示すように直管型蛍光ランプの背面に異なる反射率の反射板40を各々設け被照射面での照度を均一になるように構成してある。反射率の低い反射板としてはたとえばアルマイト処理したものを使用し、反射率の高い反射板としては例えば鏡面仕上げしたものを用いて構成してある。例えば白色蛍光ランプを100とすると昼白色蛍光ランプでは光束にして約14%低く、高演色性蛍光ランプは約24%低くなる。そこで高演色性蛍光ランプの照度を上げるため高演色性蛍光ランプでは例えば100%の反射率の鏡面仕上げしたアルミ反射板40を使用する。これに対して昼白色蛍光ランプでは86%の反射率のアルミ反射板40を使用する。さらに白色蛍光ランプでは76%の反射率のアルマイト処理した反射板40を使用する。
【0017】上記のように構成したカラーボックスは例えばヘアーサロンにおいてヘアーカラーサンプルを比較視認するために使用する。ヘアーカラーサンプルを比較視認するには次の順序による。
■先ず光源収納ボックス16の内の遮光板17で区切られた光を必要としない直管型蛍光ランプの一部を同遮光カバー21で覆う。
■しかる後直管型蛍光ランプ20を点灯するためにスイッチを入れる。■と■は逆でもよい。
■照度が安定する約10分後に全く同一のヘアーカラーサンプルを色比較ボックスの色比較空間に入れて光源による色の見え方と違いを比較視認する。
例えば室内の蛍光ランプのもとで色見をしてヘアーカラーを決定した場合同じものを自然光のもとで見ると違った色に見える場合があり期待していた色と大きく異なり問題となる場合がある。そこで室内で色見をする場合は、予め想定できる光のもとで色を見て納得できるヘアーカラーに染めて問題がでないようにすることができる。
【0018】
【発明の効果】上記した本発明に係るライトボックスによると全体を小型構成することができまたヘアーカラーサンプルを正しく比較視認することができる特別な効果がある。
【出願人】 【識別番号】000000192
【氏名又は名称】岩崎電気株式会社
【住所又は居所】東京都港区芝3丁目12番4号
【識別番号】500180167
【氏名又は名称】株式会社ドーワ・プランニング
【住所又は居所】東京都港区赤坂5丁目1番31号
【識別番号】391007596
【氏名又は名称】株式会社キタムラ
【住所又は居所】東京都墨田区八広6丁目5番9号
【出願日】 平成14年1月17日(2002.1.17)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−217304(P2003−217304A)
【公開日】 平成15年7月31日(2003.7.31)
【出願番号】 特願2002−8227(P2002−8227)