| 【発明の名称】 |
車両用灯具 |
| 【発明者】 |
【氏名】小城 洋 【住所又は居所】神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業株式会社伊勢原製造所内
【氏名】井上 克彦 【住所又は居所】神奈川県伊勢原市板戸80番地 市光工業株式会社伊勢原製造所内
|
| 【要約】 |
【課題】配光に影響を与えずにデザイン上の造形物を形成できること。
【解決手段】リフレクタ22の第3セグメント16〜第6セグメント19に設けた回避手段(凸反射面51、凹反射面54)により、第3セグメント16〜第6セグメント19からの反射光の光路61、63、65、67をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13から回避させることができる。この結果、リフレクタ22からの反射光がデザイン上の造形物によって影響を受けることがないので、反射光のロスがなく、反射光を有効に利用することができ、明るい配光が得られる。また、光が抜けた暗部の筋25や光が重なった明部の筋26などがなく、所定の配光が得られ、視認性が保持される。しかも、車両用灯具の有効発光範囲にデザイン上の造形物を積極的に形成することができるので、車両用灯具のデザイン設計の自由度と車体のデザイン設計の自由度とを増すことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ランプハウジングおよびランプレンズにより灯室が区画され、前記灯室内には、光源と、前記光源からの光を反射させて前記ランプレンズを透過させて外部に照射させる前記リフレクタとがそれぞれ配置されている車両用灯具において、前記ランプレンズのうち、前記リフレクタからの反射光の光路である有効発光範囲には、車体に設けられたデザイン上のラインと連続するデザイン上のラインが設けられており、前記リフレクタには、前記反射光の光路を前記ランプレンズのデザイン上のラインから回避させる手段が設けられている、ことを特徴とする車両用灯具。 【請求項2】 前記車体のデザイン上のラインは、1本もしくは複数本の、プレスライン、フードとフェンダとの間の隙間ライン、三角状凸ライン、三角状凹ライン、凸ライン、凹ライン、車体の繋目のライン、塗装のライン、印刷のライン、後付の別ピースのラインなどであり、前記ランプレンズのデザイン上のラインは、1本もしくは複数本の、ライン状の屈折部、ライン状のプリズム部、ライン状の光不透過部、ライン状の凸凹部、ライン状の塗装部、ライン状の印刷部、ライン状の刻印部などであり、前記車体のデザイン上のラインおよび前記ランプレンズのデザイン上のラインは、連続的に連なっているライン、またはおよび、断続的に連なっているラインである、ことを特徴とする請求項1に記載された車両用灯具。 【請求項3】 前記ランプレンズのデザイン上のラインは、車体に設けられたデザイン上のプレスライン、もしくは、フードとフェンダとの間の隙間ラインと連続するように、前記ランプレンズの有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状の屈折部、車体に設けられたデザイン上の三角状凸ラインおよびまたは三角状凹ラインと連続するように、前記ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状のプリズム部、車体に設けられたデザイン上の凸ラインおよびまたは凹ラインと連続するように、前記ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状の光不透過部、のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1または2に記載された車両用灯具。 【請求項4】 前記ランプレンズのデザイン上のラインは、車体に設けられたデザイン上のプレスラインやライン状の屈折部と連続するように、前記ランプレンズの有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状の屈折部、車体に設けられたデザイン上の三角状凸ラインおよびまたは三角状凹ラインと連続するように、前記ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状のプリズム部、車体に設けられたデザイン上の凸ラインおよびまたは凹ラインと連続するように、前記ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状の光不透過部、のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1または2に記載された車両用灯具。 【請求項5】 ランプハウジングおよびランプレンズにより灯室が区画され、前記灯室内には、光源と、前記光源からの光を反射させて前記ランプレンズを透過させて外部に照射させる前記リフレクタとがそれぞれ配置されている車両用灯具において、前記灯室内の有効発光範囲であって、前記インナーパネルには、デザイン上の中仕切り部が前記ランプレンズと対向して設けられており、前記リフレクタには、前記反射光の光路を前記インナーパネルのデザイン上の中仕切り部から回避させる手段が設けられている、ことを特徴とする車両用灯具。 【請求項6】 前記デザイン上の中仕切り部は、光不透過性の材質からなり、前記灯室内の有効発光範囲であって、前記インナーパネルに前記ランプレンズと対向して垂直方向に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載された車両用灯具。 【請求項7】 前記デザイン上の中仕切り部は、光不透過性の材質からなり、前記灯室内の有効発光範囲であって、前記インナーパネルに前記ランプレンズと対向して水平方向に設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載された車両用灯具。 【請求項8】 ランプハウジングおよびランプレンズにより灯室が区画され、前記灯室内には、光源と、前記光源からの光を反射させて前記ランプレンズを透過させて外部に照射させる前記リフレクタとがそれぞれ配置されている車両用灯具において、前記灯室内の有効発光範囲であって、前記リフレクタには、デザイン上の中仕切り部のシェードが前記ランプレンズと対向して設けられており、前記リフレクタには、前記反射光の光路を前記デザイン上のシェードから回避させる手段が設けられている、ことを特徴とする車両用灯具。 【請求項9】 前記デザイン上のシェードは、前記灯室内の有効発光範囲であって、前記リフレクタに前記ランプレンズと対向して垂直方向に設けられている、ことを特徴とする請求項8に記載された車両用灯具。 【請求項10】 前記デザイン上のシェードは、前記灯室内の有効発光範囲であって、前記リフレクタに前記ランプレンズと対向して水平方向に設けられている、ことを特徴とする請求項8に記載された車両用灯具。 【請求項11】 前記リフレクタは、水平方向の断面において、複数個のセグメントから構成されており、前記複数個のセグメントのうち、前記ランプレンズの垂直方向のデザイン上のライン、前記インナーパネルの垂直方向のデザイン上の中仕切り部、前記垂直方向のデザイン上のシェード、にほぼ光軸方向に対向するセグメントには、前記回避手段が設けられており、前記回避手段は、前記リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって前記光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面、前記リフレクタの基準反射面に対して傾斜している前記凹反射面、前記リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって前記光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面、前記リフレクタの基準反射面に対して傾斜している前記凸反射面のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1、2、3、5、6、8または9に記載された車両用灯具。 【請求項12】 前記ランプレンズのデザイン上のライン、前記インナーパネルのデザイン上の中仕切り部、前記デザイン上のシェードは、光軸もしくはその近傍を通るように垂直方向に設けられており、前記リフレクタは、水平方向の断面において、左から第1セグメントから第8セグメントの計8個のセグメントから構成されており、前記光軸は、前記8個のセグメントのうち、第4セグメントと第5セグメントの間もしくはその近傍を通り、前記8個のセグメントのうち、第3セグメントから第6セグメントには、前記回避手段が設けられており、前記第3セグメントにおける回避手段は、前記リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって、前記光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面であり、かつ、前記基準反射面に対して傾斜しており、前記第4セグメントおよび前記第5セグメントにおける回避手段は、前記リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、前記光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面であり、かつ、前記基準反射面に対して傾斜しており、前記第6セグメントにおける回避手段は、前記リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、前記光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面であり、残りのセグメントは、それぞれ前記リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって、前記光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面である、ことを特徴とする請求項1、2、3、5、6、8または9に記載された車両用灯具。 【請求項13】 前記ランプレンズのデザイン上のライン、前記インナーパネルのデザイン上の中仕切り部、前記デザイン上のシェードは、光軸もしくはその近傍を通るように垂直方向に設けられており、前記リフレクタは、水平方向の断面において、左から第1セグメントから第8セグメントの計8個のセグメントから構成されており、前記光軸は、前記8個のセグメントのうち、第4セグメントと第5セグメントの間もしくはその近傍を通り、前記8個のセグメントのうち、第4セグメントおよび第5セグメントには、前記回避手段が設けられており、前記第4セグメントおよび前記第5セグメントにおける回避手段は、前記リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、前記光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面であり、他のセグメントは、それぞれ前記リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって、前記光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面である、ことを特徴とする請求項1、2、3、5、6、8または9に記載された車両用灯具。 【請求項14】 前記リフレクタは、前記ランプレンズの水平方向のデザイン上のライン、前記インナーパネルの水平方向のデザイン上の中仕切り部、前記水平方向のデザイン上のシェード、にほぼ光軸方向に対向する個所において、上下に分割されており、前記上リフレクタおよび前記下リフレクタには、前記回避手段が設けられており、前記回避手段は、前記リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、前記光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面、前記基準反射面に対して傾斜している前記凹反射面のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする請求項1、4、5、7、8または10に記載された車両用灯具。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、配光に影響を及ぼさずに車両用灯具の有効発光範囲にデザイン上の造形物を積極的に設けることができ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる車両用灯具に関するものである。 【0002】なお、この明細書中、「垂直方向」および「水平方向」とは、この発明の車両用灯具が車両(自動車)に装備されたときの「垂直方向」および「水平方向」を言う。また、この明細書中、「ランプレンズの表面」とは、「外部に対向するランプレンズの面」を言い、「ランプレンズの裏面」とは、「灯室に対向するランプレンズの面」を言う。 【0003】 【従来の技術】車両用灯具としては、たとえば、実用新案登録第3065240号公報に記載のものなどがある。この車両用灯具は、路面や路上などを照明する照明灯、また、周囲の車両や人などに自車両を光で知らせる信号灯として使用されている。この車両用灯具は、リフレクタからの反射光が遮蔽物において少なくとも実質的な影響を受けることなく外部に照射されるものである。 【0004】そして、近年、車両の斬新なデザインのニーズから、前記車両用灯具にデザイン上の造形物を設けることが良く行われている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記車両用灯具の有効発光範囲にデザイン上の造形物を設けると、リフレクタからの反射光がデザイン上の造形物によって影響を受ける虞がある。このために、従来の車両用灯具は、有効発光範囲以外にしかデザイン上の造形物を設けることができず、デザイン設計の自由度が限られている。 【0006】この発明は、配光に影響を及ぼさずに有効発光範囲にデザイン上の造形物を設けることができ、デザイン設計の自由度を増すことができる車両用灯具を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、車体に設けられたデザイン上のラインと連続するデザイン上のラインをランプレンズの有効発光範囲に設け、リフレクタからの反射光の光路をランプレンズのデザイン上のラインから回避させる手段をリフレクタに設ける、ことを特徴とする。 【0008】この結果、請求項1にかかる発明は、回避手段により、リフレクタからの反射光の光路をランプレンズのデザイン上のラインから回避させることができるので、リフレクタからの反射光がランプレンズのデザイン上のラインによって影響を受けることがない。したがって、請求項1にかかる発明は、配光に影響を及ぼさずにランプレンズの有効発光範囲にデザイン上のラインを積極的に設けることができ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。また、請求項1にかかる発明は、ランプレンズのデザイン上のラインが車体のデザイン上のラインと連続することにより、車体と灯具との一体感が増し、しかも、車体のデザイン設計の自由度をも増すことができる。 【0009】また、請求項2にかかる発明は、車体のデザイン上のラインが、1本もしくは複数本の、プレスライン、フードとフェンダとの間の隙間ライン、三角状凸ライン、三角状凹ライン、凸ライン、凹ライン、車体の繋目のライン、塗装のライン、印刷のライン、後付の別ピースのラインなどであり、ランプレンズのデザイン上のラインが、1本もしくは複数本の、ライン状の屈折部、ライン状のプリズム部、ライン状の光不透過部、ライン状の凸凹部、ライン状の塗装部、ライン状の印刷部、ライン状の刻印部などであり、前記車体のデザイン上のラインおよび前記ランプレンズのデザイン上のラインが、連続的に連なっているライン、またはおよび、断続的に連なっているラインである、ことを特徴とする。 【0010】この結果、請求項2にかかる発明は、前記請求項1にかかる発明の回避手段により、ランプレンズに多種多様のデザイン上のラインを設けることができ、しかも、車体にも同様に多種多様のデザイン上のラインを設けることができる。 【0011】また、請求項3にかかる発明は、ランプレンズのデザイン上のラインが、車体に設けられたデザイン上のプレスライン、もしくは、フードとフェンダとの間の隙間ラインと連続するように、ランプレンズの有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状の屈折部、車体に設けられたデザイン上の三角状凸ラインおよびまたは三角状凹ラインと連続するように、ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状のプリズム部、車体に設けられたデザイン上の凸ラインおよびまたは凹ラインと連続するように、ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状の光不透過部、のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする。 【0012】この結果、請求項3にかかる発明は、前記請求項1にかかる発明の回避手段により、ランプレンズの有効発光範囲に、車体のプレスラインや隙間ラインと連続する垂直方向の屈折部、または、車体の三角状凸凹ラインと連続する垂直方向のライン状のプリズム部、または、車体の凸凹ラインと連続する垂直方向のライン状の光不透過部を設けることができ、連続感があるランプレンズと車体との斬新なデザインが得られる。 【0013】また、請求項4にかかる発明は、ランプレンズのデザイン上のラインが、車体に設けられたデザイン上のプレスラインやライン状の屈折部と連続するように、ランプレンズの有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状の屈折部、車体に設けられたデザイン上の三角状凸ラインおよびまたは三角状凹ラインと連続するように、ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状のプリズム部、車体に設けられたデザイン上の凸ラインおよびまたは凹ラインと連続するように、ランプレンズの表面およびまたは裏面の有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状の光不透過部、のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする。 【0014】この結果、請求項4にかかる発明は、前記請求項3にかかる発明と同様に、前記請求項1にかかる発明の回避手段により、ランプレンズの有効発光範囲に、車体のプレスラインや隙間ラインと連続する水平方向の屈折部、または、車体の三角状凸凹ラインと連続する水平方向のライン状のプリズム部、または、車体の凸凹ラインと連続する水平方向のライン状の光不透過部を設けることができ、連続感があるランプレンズと車体との斬新なデザインが得られる。 【0015】また、請求項5にかかる発明は、灯室内の有効発光範囲であって、インナーパネルにデザイン上の中仕切り部をランプレンズと対向して設け、リフレクタからの反射光の光路をインナーパネルのデザイン上の中仕切り部から回避させる手段をリフレクタに設ける、ことを特徴とする。 【0016】この結果、請求項5にかかる発明は、前記請求項1にかかる発明と同様に、回避手段により、リフレクタからの反射光の光路をインナーパネルのデザイン上の中仕切り部から回避させることができるので、リフレクタからの反射光がインナーパネルのデザイン上の中仕切り部によって影響を受けることがない。したがって、請求項5にかかる発明は、配光に影響を及ぼさずに灯室内の有効発光範囲にインナーパネルのデザイン上の中仕切り部を積極的に設けることができ、灯室内が複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0017】また、請求項6にかかる発明は、デザイン上の中仕切り部が、光不透過性の材質からなり、灯室内の有効発光範囲であって、インナーパネルにランプレンズと対向して垂直方向に設けられている、ことを特徴とする。 【0018】この結果、請求項6にかかる発明は、灯室内が左右に複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0019】また、請求項7にかかる発明は、デザイン上の中仕切り部が、光不透過性の材質からなり、灯室内の有効発光範囲であって、インナーパネルにランプレンズと対向して水平方向に設けられている、ことを特徴とする。 【0020】この結果、請求項7にかかる発明は、灯室内が上下に複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0021】また、請求項8にかかる発明は、灯室内の有効発光範囲であって、リフレクタにデザイン上の中仕切り部のシェードをランプレンズと対向して設け、リフレクタからの反射光の光路をデザイン上のシェードから回避させる手段をリフレクタに設ける、ことを特徴とする。 【0022】この結果、請求項8にかかる発明は、前記請求項1、5にかかる発明と同様に、回避手段により、リフレクタからの反射光の光路をデザイン上のシェードから回避させることができるので、リフレクタからの反射光がデザイン上のシェードによって影響を受けることがない。したがって、請求項8にかかる発明は、配光に影響を及ぼさずに灯室内の有効発光範囲にデザイン上のシェードを積極的に設けることができ、灯室内が複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0023】また、請求項9にかかる発明は、デザイン上のシェードが、灯室内の有効発光範囲であって、リフレクタにランプレンズと対向して垂直方向に設けられている、ことを特徴とする。 【0024】この結果、請求項9にかかる発明は、灯室内が左右に複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0025】また、請求項10にかかる発明は、デザイン上のシェードが、灯室内の有効発光範囲であって、リフレクタにランプレンズと対向して水平方向に設けられている、ことを特徴とする。 【0026】この結果、請求項10にかかる発明は、灯室内が上下に複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0027】また、請求項11にかかる発明は、リフレクタが水平方向の断面において複数個のセグメントから構成されており、この複数個のセグメントのうち垂直方向のデザイン上の造形物(ランプレンズのデザイン上のライン、インナーパネルのデザイン上の中仕切り部、デザイン上のシェード)にほぼ光軸方向に対向するセグメントに回避手段を設け、この回避手段が、リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面、または、リフレクタの基準反射面に対して傾斜している前記凹反射面、または、リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面、または、リフレクタの基準反射面に対して傾斜している前記凸反射面のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする。 【0028】この結果、請求項11にかかる発明は、回避手段としての凹反射面により光源からの光をクロス拡散反射させて、または、回避手段としての凸反射面により光源からの光をオープン拡散反射させて、リフレクタからの反射光の光路を垂直方向のデザイン上の造形物から回避させることができる。 【0029】特に、請求項11にかかる発明は、リフレクタの複数個のセグメントのうち、垂直方向のデザイン上の造形物にほぼ光軸方向に対向するセグメント、すなわち、配光がデザイン上の造形物によって最も影響を受けるセグメントに回避手段としての凹反射面、または、凸反射面を設けたので、リフレクタからの反射光の光路を垂直方向のデザイン上の造形物から確実に回避させることができる。 【0030】しかも、請求項11にかかる発明は、凹反射面、または、凸反射面をリフレクタの基準反射面に対して傾斜させて、クロス拡散反射の方向、または、オープン拡散反射の方向を制御することができるので、リフレクタからの反射光の光路を垂直方向のデザイン上の造形物からさらに確実に回避させることができる。 【0031】また、請求項12にかかる発明は、デザイン上の造形物が光軸もしくはその近傍を通るように垂直方向に設けられており、リフレクタが水平方向の断面において左から第1セグメントから第8セグメントの計8個のセグメントから構成されており、光軸が8個のセグメントのうち、第4セグメントと第5セグメントの間もしくはその近傍を通り、8個のセグメントのうち、第3セグメントから第6セグメントに回避手段を設け、前記第3セグメントにおける回避手段が、リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって、光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面であり、かつ、基準反射面に対して傾斜しており、前記第4セグメントおよび前記第5セグメントにおける回避手段が、リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面であり、かつ、基準反射面に対して傾斜しており、前記第6セグメントにおける回避手段が、リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面であり、残りのセグメントが、それぞれリフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって、光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面である、ことを特徴とする。 【0032】この結果、請求項12にかかる発明は、前記請求項11にかかる発明と同様に、リフレクタからの反射光の光路を垂直方向のデザイン上の造形物から確実に回避させることができる。特に、請求項12にかかる発明は、すれ違い用の配光パターンに適した配光パターン、すなわち、左右水平方向に広い配光パターンに対して、中央に行くにしたがって、明るくなる配光パターンが得られる。 【0033】また、請求項13にかかる発明は、デザイン上の造形物が光軸もしくはその近傍を通るように垂直方向に設けられており、リフレクタが水平方向の断面において左から第1セグメントから第8セグメントの計8個のセグメントから構成されており、光軸が8個のセグメントのうち第4セグメントと第5セグメントの間もしくはその近傍を通り、8個のセグメントのうち第4セグメントおよび第5セグメントに回避手段を設け、前記第4セグメントおよび前記第5セグメントにおける回避手段が、リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面であり、他のセグメントが、それぞれ前記リフレクタの基準反射面に対して凸方向の反射面であって、光源からの光をオープン拡散反射させる凸反射面である、ことを特徴とする。 【0034】この結果、請求項13にかかる発明は、前記請求項11、12にかかる発明と同様に、リフレクタからの反射光の光路を垂直方向のデザイン上の造形物から確実に回避させることができる。特に、請求項13にかかる発明は、ドライビングランプ、スポットランプ、走行用のヘッドランプ、フォグランプなどに適した集光の配光パターンが得られる。 【0035】また、請求項14にかかる発明は、リフレクタが水平方向のデザイン上の造形物にほぼ光軸方向に対向する個所において上下に分割されており、この上リフレクタおよび前記下リフレクタに回避手段を設け、回避手段が、リフレクタの基準反射面に対して凹方向の反射面であって、光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面、基準反射面に対して傾斜している前記凹反射面のうち少なくとも1つである、ことを特徴とする。 【0036】この結果、請求項14にかかる発明は、前記請求項11〜13にかかる発明と同様に、リフレクタからの反射光の光路を水平方向のデザイン上の造形物から確実に回避させることができる。 【0037】 【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる車両用灯具の実施の形態の4例を添付図面を参照して説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面においては、光路の説明などについて理解し易いようにハッチングを省略してある。 【0038】(デザイン上の造形物の説明)この発明にかかる車両用灯具は、図7〜図32に示すように、ランプレンズまたはおよび灯室内のうちリフレクタからの反射光の光路である有効発光範囲にデザイン上の造形物を設けるものである。このデザイン上の造形物を車両用灯具に設けることは、近年良く行われている。以下、デザイン上の造形物について、図7〜図32を参照して説明する。この例は、自動車のヘッドランプにデザイン上の造形物を設けた例について説明する。 【0039】図7〜図32において、1はヘッドランプである。このヘッドランプ1は、自動車2の前部の左右両側に装備される。なお、このヘッドランプ1は、フェンダー、フード、グリル、バンパーなどの車体外板に隣り合うように設置されている。 【0040】ヘッドランプ1は、灯室3を区画するランプハウジング4およびランプレンズ5と、前記灯室3内にそれぞれ配置された光源としての光源バルブ6、7、8およびリフレクタ9、10、11とを備える。光源6およびリフレクタ9は、走行用のヘッドランプを構成する。また、光源7およびリフレクタ10は、すれ違い用のヘッドランプを構成する。さらに、光源8およびリフレクタ11は、サイドターンランプを構成する。すなわち、ヘッドランプ1は、走行用のヘッドランプと、すれ違い用ヘッドランプと、サイドターンランプとを組み合わせてなるいわゆるフロントコンビネーションランプである。 【0041】前記光源バルブ6、7、8を点灯する。すると、光源バルブ6、7、8からの光は、リフレクタ9、10、11の反射面において反射する。この反射光は、ランプレンズ5を透過させて外部に所定の配光パターンで照射される。このヘッドランプ1は、リフレクタ9、10、11の反射面で配光を制御するものである。このために、ランプレンズ5は、平レンズの素通しのカバーである。なお、ランプレンズ5は、平レンズ以外に、凸レンズ、凹レンズ、凸凹レンズでも良い。また、ランプレンズ5の表面およびまたは裏面は、トーラス曲面、もしくは、NURBS(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)の自由曲面(特開2001−35215号公報を参照)でも良い。 【0042】前記リフレクタ9、10、11は、NURBS(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)の自由曲面の反射面(特開2001−35215号公報を参照)が複合的に組み合わせられてなる。また、前記リフレクタ9、10、11の反射面は、アルミ蒸着や銀色塗装などにより形成されている。さらに、前記リフレクタ9、10、11は、複数個のセグメント(反射面ブロック)からなる。 【0043】そして、前記ヘッドランプ1の前記ランプレンズ5またはおよび前記灯室3内のうち、前記リフレクタ9、10、11からの反射光の光路である有効発光範囲には、デザイン上の造形物が設けられている。 【0044】図7および図8に示すデザイン上の造形物は、前記ランプレンズ5の有効発光範囲に垂直方向に設けられたライン状の屈折部13である。この垂直方向の屈折部13は、自動車2の車体に設けられたデザイン上のプレスライン12(もしくは、フード(ボンネット)とフェンダとの間の隙間ライン)と連続するものである。 【0045】図9および図10に示すデザイン上の造形物は、前記ランプレンズ5の有効発光範囲に水平方向に設けられたライン状の屈折部13Aである。この水平方向の屈折部13Aは、自動車2の車体に設けられたデザイン上のプレスライン12A(もしくは、ライン状の屈折部)と連続するものである。 【0046】図11および図12に示すデザイン上の造形物は、前記ランプレンズ5の有効発光範囲の外側面およびまたは内側面に垂直方向に設けられたライン状のプリズム部である。このライン状のプリズム部は、外側面凸プリズム模様29と内側面凸プリズム模様30とからなり、自動車2の車体に設けられたデザイン上の三角状凸ライン27と三角状凹ライン28とにそれぞれ連続するものである。 【0047】図13および図14に示すデザイン上の造形物は、前記ランプレンズ5の有効発光範囲の外側面およびまたは内側面に垂直方向に設けられたライン状のプリズム部である。このライン状のプリズム部は、外側面凸プリズム模様29Aからなり、自動車2の車体に設けられたデザイン上の三角状凸ライン27Aと連続するものである。 【0048】図15および図16に示すデザイン上の造形物は、前記ランプレンズ5の有効発光範囲の外側面およびまたは内側面に垂直方向に設けられたライン状の光不透過部である。このライン状の光不透過部は、2本のライン状の光不透過性模様36であり、自動車2の車体に設けられたデザイン上の三角状凸ライン27(凸ライン)と三角状凹ライン28(凹ライン)とにそれぞれ連続するものである。 【0049】図17および図18に示すデザイン上の造形物は、前記ランプレンズ5の有効発光範囲の外側面およびまたは内側面に水平方向に設けられたライン状の光不透過部である。このライン状の光不透過部は、1本のライン状の光不透過性模様36であり、自動車2の車体に設けられたデザイン上の三角状凸ライン27(凸ライン)と連続するものである。 【0050】なお、前記光不透過性模様36は、前記ランプレンズ5と別体の断面三角形の棒状の光不透過性部材を、ランプレンズ5の有効発光範囲の外側面およびまたは内側面に垂直方向または水平方向に設けたものである。なお、前記光不透過性模様36は、前記図11〜図14に示した外側面凸プリズム模様29、29A、内側面凸プリズム模様30の表面に光不透過性の塗料を塗布したものであっても良い。また、断面三角形以外の形状であっても良い。 【0051】図19および図20に示すデザイン上の造形物は、前記灯室3内の有効発光範囲に前記ランプレンズ5と対向して垂直方向に設けられた中仕切り部49である。この中仕切り部49は、灯室3内に配置されている光不透過性のインナーパネル48に設けられたものである。そして、この中仕切り部49は、前記インナーパネル48と同様に光不透過性のものであり、前記ランプレンズ5を通して前記灯室3内を見た際に、前記灯室3内が左右に複数個(この例では、2個)に仕切られた疑似多灯ランプに見せかけるためのものである。 【0052】すなわち、前記インナーパネル48は、ヘッドランプ1のうち、走行用のヘッドランプと、すれ違い用のヘッドランプと、サイドターンランプとを見かけ上区画するものである。このインナーパネル48に2本の中仕切り部49を垂直方向に設けることにより、1個の走行用のヘッドランプおよびすれ違い用のヘッドランプの灯室3内がそれぞれ左右に2個ずつ見える。 【0053】図21〜図23に示すデザイン上の造形物は、前記灯室3内の有効発光範囲に前記ランプレンズ5と対向して水平方向に設けられた中仕切り部49Aである。この中仕切り部49Aは、灯室3内に配置されている光不透過性のインナーパネル48、48Aに設けられたものである。そして、この中仕切り部49Aは、前記インナーパネル48、48Aと同様に光不透過性のものであり、前記ランプレンズ5を通して前記灯室3内を見た際に、前記灯室3内が上下に複数個(この例では、2個)に仕切られた疑似多灯ランプに見せかけるためのものである。 【0054】すなわち、前記インナーパネル48は、前記の通り、ヘッドランプ1のうち、走行用のヘッドランプとすれ違い用のヘッドランプを見かけ上四角形に区画するものである。また、前記インナーパネル48Aは、ヘッドランプ1のうち、走行用のヘッドランプとすれ違い用のヘッドランプを見かけ上円形に区画するものである。このインナーパネル48、48Aに中仕切り部49Aを垂直方向に設けることにより、1個の走行用のヘッドランプおよびすれ違い用のヘッドランプの灯室3内がそれぞれ上下に2個ずつ見える。 【0055】なお、前記中仕切り部49、49Aは、基本的には、前記インナーパネル48、48Aと一体に成形したものである。ところが、場合によっては、中仕切り部49、49Aを樹脂成形や金属ダイカスト成形などにより前記インナーパネル48、48Aと別体に成形して、この別ピースの中仕切り部49、49Aを前記インナーパネル48、48Aにスクリューなどにより固定しても良い。また、前記インナーパネル(もしくは、インナーハウジングやエクステンション)48、48Aは、無効部空間を覆い隠して内部構造物が見えるのを防止し、また、光源バルブ6、7、8からの光が所定の方向以外に漏れるのをも防止している。 【0056】図24および図25は、インナーパネルおよび中仕切り部の変形例を示す斜視図である。すなわち、図24に示すように、垂直方向の中仕切り部49および水平方向の中仕切り部49Aの先端と、四角形に区画するインナーパネル48の開口部との間には、隙間49Bおよび49Dを設けても良い。また、図25に示すように、インナーパネルの開口は、インナーパネル48の四角形やインナーパネル481の円形以外に、楕円形48Bや三角形48Cでも良い。さらに、図25に示すように、中仕切り部においては、外側に湾曲した水平方向の中仕切り部49E、水平方向の中仕切り部49Fの先端49Gが上に曲がったもの、外側に湾曲した水平方向の中仕切り部49Hの先端とインナーパネルの三角開口48Cとの間に隙間49Iがあるものなどでも良い。 【0057】図26〜図28に示すデザイン上の造形物は、前記灯室3内の有効発光範囲に前記ランプレンズ5と対向して垂直方向に設けられた中仕切り状のシェード部50である。このシェード50は、灯室3内に配置されているリフレクタ9、10に設けられたものである。すなわち、シェード50の上下の取付脚部50Aをリフレクタ9、10の上下の取付孔10Aに取り付ける。 【0058】そして、このシェード50の正面には、アルミ蒸着や銀塗装などにより反射面が設けられている。このシェード50は、前記ランプレンズ5を通して前記灯室3内を見た際に、前記灯室3内が左右に複数個(この例では、2個)に仕切られた疑似多灯ランプに見せかけるためのものである。すなわち、1個の走行用のヘッドランプおよびすれ違い用のヘッドランプの灯室3内がそれぞれ左右に2個ずつ見える。 【0059】図29および図30に示すデザイン上の造形物は、前記灯室3内の有効発光範囲に前記ランプレンズ5と対向して水平方向に設けられた中仕切り状のシェード50Bである。このシェード50Bは、前記シェード50と同様に、灯室3内に配置されているリフレクタ9、10に設けられたものである。そして、このシェード50Bの正面には、反射面が設けられている。このシェード50Bは、前記ランプレンズ5を通して前記灯室3内を見た際に、前記灯室3内が上下に複数個(この例では、2個)に仕切られた疑似多灯ランプに見せかけるためのものである。すなわち、1個の走行用のヘッドランプおよびすれ違い用のヘッドランプの灯室3内がそれぞれ上下に2個ずつ見える。 【0060】図31は、車体のデザイン上のラインおよびランプレンズのデザイン上のラインの変形例を示す一部斜視図である。この図31において、自動車2の車体には、1本の連続的に連なっているデザイン上のライン100と断続的に連なっているデザイン上のライン100とがそれぞれ設けられている。一方、ランプレンズ5の有効発光範囲(リフレクタ9、10)には、前記車体の2本のデザイン上のライン100とそれぞれ連続するデザイン上のライン200が設けられている。 【0061】前記ランプレンズのデザイン上のライン200は、図32Aに示すように、ランプレンズ5の裏面に、断続的に連なっているライン状の凸凹部を設けてなるものである。前記デザイン上のラインとしては、たとえば、図32Bに示すような断続的にライン状に連なるスターマーク、または、図32Cに示すような断続的にライン状に連なるハートマーク、または、図32Dに示すようなライン状に連なるインターネットのHPのアドレス(図32D中の○○○の箇所に所定のWebのアドレスを設ける)、または、円や楕円や多角形や矢印や記号や文字やハウスマークなどがある。 【0062】なお、前記車体のデザイン上のラインとしては、1本もしくは複数本の、プレスライン12、フードとフェンダとの間の隙間ライン、三角状凸ライン27、三角状凹ライン28、凸ライン、凹ライン、車体の繋目のライン、塗装のライン、印刷のライン、後付の別ピースのラインなどがある。一方、前記ランプレンズ5のデザイン上のラインとしては、1本もしくは複数本の、ライン状の屈折部、ライン状のプリズム部、ライン状の光不透過部、ライン状の凸凹部、ライン状の塗装部、ライン状の印刷部、ライン状の刻印部などがある。そして、前記車体のデザイン上のラインおよび前記ランプレンズのデザイン上のラインとしては、連続的に連なっているラインや断続的に連なっているラインなどである。このように、ランプレンズおよび車体に多種多様のデザイン上のラインを設けることができる。 【0063】(デザイン上の造形物によって配光が受ける影響の説明)そして、前記ランプレンズ5およびまたは前記灯室3内の有効発光範囲にデザイン上の造形物13、13A、29、29A、30、36、36A、49、49A、49E、49F、49H、50、50B、200を設けると、リフレクタ9、10、11により制御された配光がデザイン上の造形物によって影響を受ける虞がある。以下、デザイン上の造形物によって配光が受ける影響について、図33〜図40を参照して説明する。なお、図33〜図40中において、前記図7〜図32と同符号は、同一のものを示す。 【0064】図33および図34は、垂直方向の屈折部13によって配光が受ける影響を示す説明図である。この場合においては、リフレクタ22からの反射光が屈折部13およびその近傍を透過する際に屈折する。このために、配光パターン24中には、屈折した反射光が抜けた暗部の筋25と、屈折した反射光が重なった明部の筋26とがそれぞれ現れる。以下、暗部の筋25と明部の筋26との出現の原理について、図33および図34を参照して詳細に説明する。 【0065】前記リフレクタ22は、配光を制御するものであって、NURBS(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)の自由曲面(特開2001−35215号公報を参照)の反射面が複合的に組み合わせられてなる。このリフレクタ22の反射面は、アルミ蒸着や銀塗装などにより形成されている。このように、リフレクタ22の反射面をNURBSの自由曲面とすることにより、リフレクタ22の反射面を高精度、高速度、高自由度に制御して作ることができる。 【0066】また、前記リフレクタ22は、水平方向の断面において、複数個のセグメント、この例では左から第1セグメント14から第8セグメント21の計8個のセグメントから構成されている。なお、リフレクタ22においては、この例のように、セグメント14〜21の境界線が見えているが、一連のセグメントの場合(セグメントが連続的に成形されている場合)、セグメントの境界線が見えない場合がある。このリフレクタ22は、水平方向の断面において、放物面を基準反射面(基本反射面)とする。 【0067】さらに、前記リフレクタ22の焦点Fにおいては、厳密な意味での単一の焦点を有していないが、複数の反射面相互の焦点距離の差異が僅少であり、ほぼ同一の焦点を共有している。このために、このほぼ同一の焦点をこの明細書および図面においては、疑似焦点(もしくは、ただ単に焦点)Fと言う。同様に、リフレクタ22の光軸Z−Zにおいては、厳密な意味での単一の光軸を有していないが、複数の反射面相互の光軸の差異が僅少であり、ほぼ同一の光軸を共有している。このために、このほぼ同一の光軸をこの明細書および図面においては、疑似光軸(もしくは、ただ単に光軸)Z−Zと言う。なお、光源バルブ7のフィラメント(もしくは、発光部)の中心は、リフレクタ22の焦点F近傍に配置されている。 【0068】一方、ランプレンズ5の有効発光範囲には、ライン状の屈折部13が垂直方向に設けられている。このランプレンズ5は、屈折部13を境にして傾斜が異なる左側部分5Lと右側部分5Rとからなる。すなわち、ランプレンズ5において、左側部分5Lの外側面5LOの傾斜と右側部分5Rの外側面5ROの傾斜とが外側面の屈折部13Oで異なり、かつ、左側部分5Lの内側面5LIの傾斜と右側部分5Rの内側面5RIの傾斜とが内側面の屈折部13Iで異なるものである。なお、図33および図34において、符号500は、屈折部がないランプレンズ(二点鎖線で示す)である。 【0069】ここで、8個のセグメント14〜21のうち、第4セグメント17のある点23からの反射光について説明する。まず、第4セグメント17からの反射光による配光パターン24は、図33中の実線で示すように、屈折部13があるランプレンズ5の場合と、屈折部13がないランプレンズ500の場合との双方とも、左約26°〜右約24°の拡散の配光パターンとなる。 【0070】このとき、第4セグメント17のある点23からの反射光(ランプレンズ500を透過するまでの反射光は、図中の点線で示す)は、屈折部13がないランプレンズ500の場合、ランプレンズ500を透過して、図中の二点鎖線で示すように、光軸(もしくは、光軸と平行な軸)Z−Zに対して右方向に進む。ところが、屈折部13があるランプレンズ5の場合、前記反射光は、図中の点線で示すように、屈折部13およびその近傍を透過する際に屈折して光軸Z−Zに対して左方向に進む。この原因は、ランプレンズ5の左側部分5Lの内側面5LIに入射した反射光がランプレンズ5の右側部分5Rの外側面5ROから出射するときに、反射光の入射面(ランプレンズ5の左側部分5Lの内側面5LI)と反射光の出射面(ランプレンズ5の右側部分5Rの外側面5RO)との角度の違いによるプリズム作用で、反射光が屈折するからである。 【0071】このために、図33に示すように、屈折部13がないランプレンズ500の場合、反射光が照射されるべきところ、屈折部13があるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン24の右約2°〜3°のところには、垂直方向の暗部の筋25が形成される。一方、屈折部13がないランプレンズ500の場合、反射光が照射されないべきところ、屈折部13があるランプレンズ5の場合、反射光が照射されて重なってしまい、配光パターン24の左約2°〜3°のところには、垂直方向の明部の筋26が形成される。これにより、視認性が低下し、見栄え上好ましくない。 【0072】なお、図33中に示される前記暗部の筋25および明部の筋26は、第4セグメント17からの反射光により形成されるものである。ここで、たとえば、第3セグメント16〜第6セグメント19からの反射光が前記屈折部13およびその近傍を通過するものとする。すると、配光パターン24には、4本の暗部の筋と明部の筋とがそれぞれ形成されることとなる。 【0073】図35および図36は、水平方向の屈折部13Aによって配光が受ける影響を示す説明図である。この場合においては、リフレクタ22Aからの反射光が屈折部13Aおよびその近傍を透過する際に屈折する。このために、配光パターン24A中には、屈折した反射光が抜けた暗部の筋25Aが生成され、かつ、配光パターン24A以外には、屈折した反射光による明部の筋26Aが生成される。以下、暗部の筋25Aと明部の筋26Aとの生成の原理について、図35および図36を参照して詳細に説明する。 【0074】前記リフレクタ22Aは、前記リフレクタ22と同様に、配光を制御するものであって、NURBS(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)の自由曲面(特開2001−35215号公報を参照)の反射面が複合的に組み合わせられてなる。このリフレクタ22Aは、垂直方向の断面において、放物面を基準反射面(基本反射面)とする。一方、ランプレンズ5の有効発光範囲には、ライン状の屈折部13Aが水平方向に設けられている。このランプレンズ5は、屈折部13Aを境にして傾斜が異なる上側部分5Uと下側部分5Dとからなる。 【0075】前記リフレクタ22Aからの反射光は、前記ランプレンズ5を透過して、図35中の実線で示す拡散の配光パターン24Aで外部に照射される。このとき、屈折部13Aがないランプレンズ(図示せず)を透過する反射光は、図36中の実線に示すように、ランプレンズの内側面に屈折して入射し、かつ、ランプレンズの外側面から入射方向とほぼ平行な方向にそれぞれ屈折して出射される。ところが、屈折部13Aがあるランプレンズ5を透過する反射光は、図36中の破線に示すように、ランプレンズ5の内側の屈折部13AIに屈折して入射し、かつ、ランプレンズ5の外側の屈折部13AOから屈折せずに出射する。 【0076】このために、屈折部13Aがないランプレンズの場合、二点鎖線で示す反射光が照射されるべきところ、屈折部13Aがあるランプレンズ5の場合、二点鎖線で示す反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン24には、水平方向の暗部の筋25Aが生成される。一方、屈折部13Aがないランプレンズの場合、点線で示す反射光が照射されないべきところ、屈折部13Aがあるランプレンズ5の場合、点線で示す反射光が照射され、配光パターン24以外の箇所には、水平方向の明部の筋26Aが生成される。これにより、視認性が低下し、見栄え上好ましくない。 【0077】図37は、垂直方向の外側面凸プリズム模様29によって配光が受ける影響を示す説明図である。図中、前記図33〜図36と同符号は、同一のものを示す。この場合においては、リフレクタ22からの反射光が外側面凸プリズム模様29を透過する際に屈折する。このために、配光パターン24中には、屈折した反射光が抜けた暗部32と、屈折した反射光が重なった明部の筋34がそれぞれ現れ、かつ、配光パターン24以外のところにも明部35が現れる。以下、暗部32と明部の筋34と明部35との出現の原理について、図37を参照して詳細に説明する。 【0078】まず、リフレクタ22の第4セグメント17からの反射光による配光パターン24は、実線で示すように、左約26°〜右約24°の拡散の配光パターンとなる。このとき、第4セグメント17のある箇所31からの反射光は、外側面凸プリズム模様29がないランプレンズ(図示せず)の場合、二点鎖線で示すように、屈折せずに進む。ところが、外側面凸プリズム模様29があるランプレンズ5の場合、前記反射光は、点線で示すように、外側面凸プリズム模様29を透過する際に屈折して左右に二方向に分かれて進む。 【0079】このために、図37に示すように、外側面凸プリズム模様29がないランプレンズの場合、反射光が照射されるべきところ、外側面凸プリズム模様29があるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン24のほぼ中央(右約2°〜8°)には、暗部(影部)32が形成される。この暗部32が形成されると、配光パターン24中の明るい部分と暗部32との境には、明暗境界線33が形成される。 【0080】一方、外側面凸プリズム模様29がないランプレンズの場合、反射光が照射されないべきところ、外側面凸プリズム模様29があるランプレンズの場合、反射光が照射されて重なってしまい、配光パターン24の左約13°〜15°付近には、明部の筋34が形成され、かつ、配光パターン24以外のところの右約32°〜39°付近には、明部(光溜まり部)35が形成される。これにより、視認性が低下し、見栄え上好ましくない。 【0081】なお、図37中に示される前記暗部32および明部の筋33および明部34は、第4セグメント17からの反射光により形成されるものである。ここで、たとえば、第3セグメント16〜第6セグメント19からの反射光が前記外側面凸プリズム模様29を通過するものとする。すると、配光パターン24には、4個の暗部と4本の明部の筋と4個の明部とがそれぞれ形成されることとなる。 【0082】図38は、水平方向の外側面凸プリズム模様29Aによって配光が受ける影響を示す説明図である。図中、前記図33〜図37と同符号は、同一のものを示す。この場合においては、前記図37に示す場合と同様の原理により、リフレクタ22Aからの反射光が外側面凸プリズム模様29Aを透過する際に屈折して上下に二方向に進む。すなわち、外側面凸プリズム模様29Aがないランプレンズ(図示せず)の場合、二点鎖線で示すように、屈折せずに進む。ところが、外側面凸プリズム模様29Aがあるランプレンズ5の場合、前記反射光は、点線で示すように、外側面凸プリズム模様29を透過する際に屈折して左右に二方向に分かれて進む。 【0083】このために、図38に示すように、外側面凸プリズム模様29Aがないランプレンズの場合、反射光が照射されるべきところ、外側面凸プリズム模様29Aがあるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン24Aのほぼ中央には、暗部の筋32Aが形成される。 【0084】一方、外側面凸プリズム模様29Aがないランプレンズの場合、反射光が照射されないべきところ、外側面凸プリズム模様29Aがあるランプレンズの場合、反射光が照射されて配光パターン24A以外の上下のところには、2本の明部の筋35Aが形成される。これにより、視認性が低下し、見栄え上好ましくない。 【0085】図39は、垂直方向の光不透過性模様36によって配光が受ける影響を示す説明図である。図中、前記図33〜図38と同符号は、同一のものを示す。この場合においては、リフレクタ22からの反射光が光不透過性模様36を透過する際に遮光される。このために、配光パターン24中には、反射光が遮光された暗部39、42、46が現れる。以下、暗部の出現の原理について、図39を参照して詳細に説明する。 【0086】まず、図39中の実線で示すように、第3セグメント16からの反射光の範囲37による配光パターン38は、左側約10°〜右側約13°の配光パターンとなる。このとき、図39中の二点鎖線で示すように、光不透過性模様36がないランプレンズ(図示せず)の場合、反射光が照射されるべきところ、光不透過性模様36があるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン38の右側約9°〜13°には、暗部(影部)39が形成される。この暗部39が形成されると、配光パターン38中の明るい部分と暗部39との境には、明暗境界線40が形成される。 【0087】また、図39中の実線で示すように、第4セグメント17からの反射光の範囲41による配光パターン24は、左側約26°〜右側約24°の拡散の配光パターンとなる。このとき、図39中の二点鎖線で示すように、光不透過性模様36がないランプレンズの場合、反射光が照射されるべきところ、光不透過性模様36があるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン24の右側約2°〜8°には、暗部(影部)42が形成される。この暗部42が形成されると、配光パターン24中の明るい部分と暗部42との境には、明暗境界線43が形成される。 【0088】さらに、図39中の実線で示すように、第5セグメント18からの反射光の範囲44による配光パターン45は、左側約24°〜右側約26°の拡散の配光パターンとなる。このとき、図39中の二点鎖線で示すように、光不透過性模様36がないランプレンズの場合、反射光が照射されるべきところ、光不透過性模様36があるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン45の左側約8°〜2°には、暗部(影部)46が形成される。この暗部46が形成されると、配光パターン45中の明るい部分と暗部46との境には、明暗境界線47が形成される。 【0089】このように、配光パターンには、3個の暗部39、42、46と、5本の明暗境界線40、43、47とが現れるので、視認性が低下し、見栄え上好ましくない。 【0090】図40は、水平方向の光不透過性模様36Aによって配光が受ける影響を示す説明図である。図中、前記図33〜図39と同符号は、同一のものを示す。この場合においては、前記図39に示す場合と同様の原理により、リフレクタ22Aからの反射光が光不透過性模様36Aを透過する際に遮光される。 【0091】このために、配光パターン24A中には、反射光が遮光された暗部42Aが現れる。すなわち、図40に示すように、光不透過性模様36Aがないランプレンズ(図示せず)の場合、二点鎖線で示すように、反射光が照射されるべきところ、光不透過性模様36Aがあるランプレンズ5の場合、反射光が照射されずに抜けてしまい、配光パターン24Aのほぼ中央には、暗部42Aが形成される。これにより、視認性が低下し、見栄え上好ましくない。 【0092】そして、インナーパネル48の垂直方向の中仕切り部49および垂直方向のシェード50においては、前記図39の垂直方向の光不透過性模様36と同様に、配光が影響を受ける。また、インナーパネル48、48Aの水平方向の中仕切り部49A、49E、49F、49Hおよび水平方向のシェード50Bにおいては、前記図38の水平方向の光不透過性模様36Aと同様に、配光が影響を受ける。 【0093】(デザイン上の造形物によって配光が受ける影響を解消するための構成の説明) 「実施の形態1の説明」図1および図2は、この発明にかかる車両用灯具の実施の形態1を示す。図中、図7〜図40と同符号は、同一のものを示す。 【0094】水平方向の断面において、リフレクタ22の8個のセグメント14〜21のうち、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13にほぼ光軸Z−Z方向に対向するセグメント、この例では、第3セグメント16〜第6セグメント19からの反射光が屈折部13およびその近傍を通過する。 【0095】「実施の形態1の構成の説明」前記リフレクタ22のうち、第3セグメント16〜第6セグメント19には、反射光の光路をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避させる手段がそれぞれ設けられている。 【0096】まず、第3セグメント16における回避手段は、図2に示すように、リフレクタ22の基準反射面(放物面)に対して凸方向(反射面側であって、内側方向)の反射面であって、光源バルブ7からの光をオープン拡散反射させる凸反射面51である。この凸反射面51は、基準反射面に対して傾斜している。すなわち、基準反射面に対して凸方向の仮想凸反射面52を形成する。この仮想凸反射面52を、第3セグメント16と第4セグメント17との境53を中心として、矢印方向(外側方向)に角度α°回転させる。これにより、回避手段としての凸反射面51が形成される。 【0097】つぎに、第4セグメント17における回避手段は、同じく図2に示すように、リフレクタ22の基準反射面に対して凹方向(外側方向)の反射面であって、光源バルブ7からの光をクロス拡散反射させる凹反射面54である。この凹反射面54は、基準反射面に対して傾斜している。すなわち、基準反射面に対して凹方向の仮想凹反射面55を形成する。この仮想凹反射面55を、第4セグメント17と第5セグメント18との境56を中心として、矢印方向(外側方向)に角度β°回転させる。これにより、回避手段としての凹反射面54が形成される。 【0098】それから、第5セグメント18における回避手段は、前記第4セグメント17における回避手段と同様に、リフレクタ22の基準反射面に対して凹方向の反射面であって、光源バルブ7からの光をクロス拡散反射させる凹反射面である。この凹反射面は、基準反射面に対して傾斜している。すなわち、基準反射面に対して凹方向の仮想凹反射面を形成する。この仮想凹反射面を、第4セグメント17と第5セグメント18との境56を中心として、外側方向にβ°回転させる。これにより、回避手段としての凹反射面が形成される。 【0099】さらに、第6セグメント19における回避手段は、前記第4セグメント17および第5セグメント18における回避手段とほぼ同様に、リフレクタ22の基準反射面に対して凹方向の反射面であって、光源バルブ7からの光をクロス拡散反射させる凹反射面である。この凹反射面は、基準反射面に対して傾斜していない。 【0100】なお、残りのセグメント14、15、20、21は、それぞれリフレクタ22の基準反射面に対して凸方向の反射面であって、光源バルブ7からの光をオープン拡散反射させる凸反射面である。光をクロス拡散反射させる凹反射面や光をオープン拡散反射させる凸反射面ついては、たとえば、特開平1−281663号公報、特開平1−281664号公報、特開平1−289002号公報、特開平1−302603号公報、特開平2−5301号公報、特開平2−12702号公報、特開平2−148601号公報、特開平10−74406号公報などに記載されている。 【0101】「実施の形態1の作用の説明」この実施の形態1にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。 【0102】まず、図1に示すように、第1セグメント14(凸反射面)からの反射光の範囲57による配光パターン58は、左側約3°〜右側約2°の集光の配光パターンとなる。このとき、第1セグメント14からの反射光の範囲57は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。 【0103】つぎに、図1に示すように、第2セグメント15(凸反射面)からの反射光の範囲59による配光パターン60は、左側約8°〜右側約7°の中間の配光パターンとなる。このとき、第2セグメント15からの反射光の範囲59は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。 【0104】それから、図1に示すように、第3セグメント16(α°外側方向に傾斜した凸反射面51)からの反射光の範囲61による配光パターン62は、左側約10°〜右側約1°の中間の配光パターンとなる。このとき、第3セグメント16からの反射光の範囲61は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。特に、第3セグメント16の凸反射面51を基準反射面に対して傾斜させたので、反射光の光路をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13からさらに確実に回避させることができる。 【0105】そして、図1に示すように、第4セグメント17(β°外側方向に傾斜した凹反射面54)からの反射光の範囲63による配光パターン64は、左側約26°〜右側約6°の拡散の配光パターンとなる。このとき、第4セグメント17からの反射光の範囲63は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。特に、第4セグメント17の凹反射面54を基準反射面に対して傾斜させたので、反射光の光路をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13からさらに確実に回避させることができる。 【0106】また、図1に示すように、第5セグメント18(β°外側方向に傾斜した凹反射面)からの反射光の範囲65による配光パターン66は、前記第4セグメント17による配光パターン64とほぼ同様に、左側約6°〜右側約26°の拡散の配光パターンとなる。このとき、第5セグメント18からの反射光の範囲65は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。特に、第5セグメント18の凹反射面を基準反射面に対して傾斜させたので、反射光の光路をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13からさらに確実に回避させることができる。 【0107】さらに、図1に示すように、第6セグメント19(凹反射面)からの反射光の範囲67による配光パターン68は、左側約7°〜右側約11°の中間の配光パターンとなる。このとき、第6セグメント19からの反射光の範囲67は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。 【0108】さらにまた、図1に示すように、第7セグメント20(凸反射面)らの反射光の範囲69による配光パターン70は、前記第2セグメント15による配光パターン60とほぼ同様に、左側約7°〜右側約8°の中間の配光パターンとなる。このとき、第7セグメント20からの反射光の範囲69は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。 【0109】最後に、図1に示すように、第8セグメント21(凸反射面)からの反射光の範囲71による配光パターン72は、第1セグメント14による配光パターン58とほぼ同様に、左側約2°〜右側約1°の集光の配光パターンとなる。このとき、第8セグメント21からの反射光の範囲71は、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避されている。 【0110】以上から、8個のセグメント14〜21による配光パターンを合成する。すると、左側約26°〜右側約26°の拡散の配光パターンに、左側約10°〜右側約11°の中間の配光パターンが重なり、さらに、左側約2°〜右側約1°の集光の配光パターンが重なることとなる。すなわち、すれ違い用の配光パターンに適した配光パターン(左右に広い配光パターンに対して、中央に行くにしたがって、明るくなる配光パターン)が得られる。 【0111】また、図1中の各配光パターン58、60、62、64、66、68、70、72に示すように、光源バルブ7に近い第4セグメント17、第5セグメント18は、拡散の配光パターンを主に形成する。また、その逆に、光源バルブ7に遠い第1セグメント14、第8セグメント21は、集光の配光パターンを主に形成する。さらに、光源バルブ7に対して中間に位置する第2セグメント15、第3セグメント16、第6セグメント19、第7セグメント20は、拡散の配光パターンと集光の配光パターンとの間の中間の配光パターンを主に形成する。これは、配光設計やセグメントの反射面の設計などが容易となるためである。すなわち、光源バルブ7に近いセグメントに入射する光は、光束量が他のセグメントよりも大きいので、この光束量が大きい光を拡散反射させて拡散の配光パターンを形成することは、配光設計やセグメントの反射面の設計などが比較的に容易となる。逆に、光源バルブ7に遠いセグメントに入射する光は、光束量が他のセグメントよりも小さいので、この光束量が小さい光を集光反射させて集光の配光パターンを形成することは、配光設計やセグメントの反射面の設計などが比較的に容易となる。さらに、光源バルブ7に対して中間に位置するセグメントは、光束量が他のセグメントに対して中ぐらいであるから、この光束量が中ぐらいである光を反射させて拡散と集光との中間の配光パターンを形成することは、配光設計やセグメントの反射面の設計などが比較的に容易となる。 【0112】「実施の形態1の効果の説明」この実施の形態1にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなり、以下、その効果について説明する。 【0113】この実施の形態1にかかる車両用灯具は、リフレクタ22の第3セグメント16〜第6セグメント19に設けた回避手段(凸反射面51、凹反射面54)により、第3セグメント16〜第6セグメント19からの反射光の光路61、63、65、67をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13から回避させることができる。これにより、この実施の形態1にかかる車両用灯具は、リフレクタ22により制御される配光がデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13によって影響を受けることがない。したがって、この実施の形態1にかかる発明は、反射光のロスがなく、反射光を有効に利用することができ、明るい配光が得られる。また、光が抜けた暗部の筋25や光が重なった明部の筋26などがなく、所定の配光が得られ、視認性が保持される。特に、この実施の形態1にかかる車両用灯具は、リフレクタ22の8個のセグメント14〜21のうち、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13にほぼ光軸方向Z−Zに対向するセグメント、すなわち、配光がデザイン上の造形物によって最も影響を受ける第3セグメント16〜第6セグメント19に回避手段を設けたので、第3セグメント16〜第6セグメント19からの反射光の光路をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13から確実に回避させることができる。 【0114】また、この実施の形態1にかかる車両用灯具は、回避手段により、配光パターンに影響を与えずに、ランプレンズ5の発光範囲に、自動車2の車体造形面のプレスライン12と連続感のある垂直方向の屈折部13のラインを積極的に形成することができる。これにより、この実施の形態1にかかる車両用灯具は、車両用灯具のランプレンズ5を自動車2の車体からの連続した意匠面とすることができるので、斬新なデザインが得られ、しかも、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができると共に、車体のデザイン設計の自由度をも増すことができる。 【0115】「実施の形態2の説明」図3は、この発明にかかる車両用灯具の実施の形態2を示す。図中、図1、図2、図7〜図40と同符号は、同一のものを示す。 【0116】この実施の形態2にかかる車両用灯具は、ランプレンズ5の有効反射範囲の外側面にデザイン上の造形物としての垂直方向の外側面光不透過性模様36を設けたものである。すなわち、この実施の形態2のものは、デザイン上の造形物として、前記実施の形態1の垂直方向の屈折部13(図7および図8を参照)の代わりに、垂直方向の外側面光不透過性模様36(図15および図16を参照)を設けたものである。この実施の形態2のものは、前記実施の形態1のものとほぼ同様の作用効果を達成することができる。 【0117】なお、前記実施の形態1および実施の形態2において、デザイン上の造形物として、垂直方向の屈折部13(図7および図8を参照)および垂直方向の外側面光不透過性模様36(図15および図16を参照)の代わりに、垂直方向の外側面凸プリズム模様29および内側面凸プリズム模様30(図11および図12を参照)、垂直方向の内側面光不透過性模様36(図15および図16を参照)、インナーパネル48の垂直方向の中仕切り部49(図19および図20を参照)、垂直方向のシェード50(図26〜図28を参照)であっても、同様の作用効果を達成することができる。 【0118】「実施の形態3の説明」図4は、この発明にかかる車両用灯具の実施の形態3を示す。図中、図1〜図3、図7〜図40と同符号は、同一のものを示す。 【0119】この実施の形態3にかかる車両用灯具は、ドライビングランプ、スポットランプ、4灯式ヘッドランプの走行ビーム用リフレクタなどに使用する車両用灯具に適している。 【0120】この実施の形態3においては、前記実施の形態1、2と同様に、リフレクタが水平方向の断面において、左から第1セグメント73から第8セグメント80の計8個のセグメントから構成されている。この8個のセグメント14〜21のうち、デザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13にほぼ光軸Z−Z方向に対向するセグメント、この例では、第4セグメント76および第5セグメント77には、反射光の光路をデザイン上の造形物としての垂直方向の屈折部13およびその近傍から回避させる手段がそれぞれ設けられている。 【0121】前記第4セグメント76および第5セグメント77の回避手段は、リフレクタの基準反射面に対して凹方向(外側方向)の反射面であって、光源バルブ6からの光をクロス拡散反射させる凹反射面である。また、他のセグメント73、74、75、78、79、80は、それぞれリフレクタ22の基準反射面に対して凸方向の反射面であって、光源バルブ6からの光をオープン拡散反射させる凸反射面である。なお、前記第4セグメント76および第5セグメント77の凹反射面を基準反射面に対して傾斜させても良い。 【0122】この実施の形態3は、以上のごとき構成からなるので、第1セグメント73(凸反射面)からの反射光は、範囲81により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン82が得られる。また、第2セグメント74(凸反射面)からの反射光は、範囲83により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン84が得られる。また、第3セグメント75(凸反射面)からの反射光は、範囲85により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン86が得られる。また、第4セグメント76(凹反射面)からの反射光は、範囲87により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン88が得られる。また、第5セグメント77(凹反射面)からの反射光は、範囲89により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン90が得られる。また、第6セグメント78(凸反射面)からの反射光は、範囲91により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン92が得られる。また、第7セグメント79(凸反射面)からの反射光は、範囲93により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン94が得られる。また、第8セグメント80(凸反射面)からの反射光は、範囲95により、屈折部13およびその近傍を回避して集光の配光パターン96が得られる。そして、前記配光パターンを合成することにより、ドライビングランプ、スポットランプ、フォグランプ、走行用のヘッドランプなどに適した集光の配光パターンが得られる。 【0123】なお、この実施の形態3において、リフレクタ(反射面)のセグメントの分割数を多くしたり、リフレクタ(反射面)の配光制御を変えたりすることにより、すれ違いビームやコーナー部照射用ランプにも適用できる。 【0124】この実施の形態3のものは、前記実施の形態1、2のものとほぼ同様の作用効果を達成することができる。なお、この実施の形態3において、デザイン上の造形物として、垂直方向の屈折部13(図7および図8を参照)の代わりに、垂直方向の外側面凸プリズム模様29および内側面凸プリズム模様30(図11および図12を参照)、垂直方向の外側面光不透過性模様36および内側面光不透過性模様36(図15および図16を参照)、インナーパネル48の垂直方向の中仕切り部49(図19および図20を参照)、垂直方向のシェード50(図26〜図28を参照)であっても、同様の作用効果を達成することができる。 【0125】「実施の形態4の説明」図5および図6は、この発明にかかる車両用灯具の実施の形態4を示す。図中、図1〜図4、図7〜図40と同符号は、同一のものを示す。 【0126】この実施の形態4にかかる車両用灯具は、ランプレンズ5および灯室3内の有効発光範囲22Eに水平方向のデザイン上の造形物が設けられているものである。この水平方向のデザイン上の造形物としては、たとえば、水平方向の屈折部13A(図9および図10を参照)、水平方向の外側面凸プリズム模様29A(図13および図14を参照)および内側面凸プリズム模様(図示せず)、水平方向の外側面光不透過性模様36A(図17および図18を参照)および内側面光不透過性模様(図示せず)、インナーパネル48、48Aの水平方向の中仕切り部49A、49E、49F、49H(図21〜図25を参照)、水平方向のシェード50B(図29および図30を参照)などがある。 【0127】この実施の形態4にかかる車両用灯具においては、リフレクタ22U、22Dが水平方向のデザイン上の造形物にほぼ光軸方向Z−Zに対向する個所において上下に分割されている。たとえば、水平方向のデザイン上の造形物は、図5に示すランプレンズ5および灯室3内の有効発光範囲22Eに、かつ、図6に示すリフレクタ22U、22Dの中央左右水平部の範囲(上下2本の点線22Cの間の範囲)に設けられているものとする。このとき、リフレクタ22U、22Dは、左右水平の中心線22Bにおいて上下に分割されている。 【0128】前記上リフレクタ22Uおよび下リフレクタ22Dには、回避手段が設けられている。この回避手段は、リフレクタ22Aの基準反射面に対して凹方向の反射面であって光源からの光をクロス拡散反射させる凹反射面である。なお、図5中のリフレクタ22A、22U、22Dの垂直方向の断面は、図6におけるV−V線断面である。 【0129】この実施の形態4にかかる車両用灯具は、以上のごとき構成からなるので、上リフレクタ22U(凹反射面)および下リフレクタ22D(凹反射面)からの反射光は、それぞれクロス拡散反射されて水平方向のデザイン上の造形物およびその近傍を回避してランプレンズ5を透過する。このランプレンズ5を透過したクロス拡散反射光は、上下反転して外部に照射される。 【0130】このように、この実施の形態4にかかる車両用灯具は、上下リフレクタ22U、22Dからの反射光の光路を水平方向のデザイン上の造形物から回避させることができるので、リフレクタ22U、22Dにより制御される配光がデザイン上の造形物によって影響を受けることがない。したがって、この実施の形態4のものは、前記実施の形態1、2、3のものと同様に、配光に影響を及ぼさずに車両用灯具の有効発光範囲に水平方向のデザイン上の造形物を設けることができ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0131】特に、この実施の形態4のものは、リフレクタ22U、22Dを水平方向のデザイン上の造形物にほぼ光軸方向Z−Zに対向する個所22B、すなわち、配光がデザイン上の造形物によって最も影響を受ける箇所22Bにおいて上下に分割し、この上下リフレクタ22U、22Dに回避手段の凹反射面を設けたので、上下リフレクタ22U、22Dからの反射光の光路を水平方向のデザイン上の造形物から確実に回避させることができる。 【0132】なお、前記実施の形態4において、上下リフレクタ22U、22Dの凹反射面を基準反射面に対して傾斜させても良い。特に、この場合は、上下リフレクタ22U、22Dの凹反射面を基準反射面に対して傾斜させるので、クロス拡散反射の方向を制御することができ、これにより、上下リフレクタ22U、22Dからの反射光の光路を水平方向のデザイン上の造形物からさらに確実に回避させることができる。 【0133】(他の例の説明)なお、前記実施の形態においては、ランプハウジング4とリフレクタ9、10、11とが別体の車両用灯具について説明したが、この発明は、ランプハウジングとリフレクタとが一体の車両用灯具にも適用できる。 【0134】また、前記実施の形態においては、ヘッドランプ1について説明したが、この発明は、ヘッドランプ1以外のランプにも適用できる。 【0135】さらに、この発明においては、インナーパネルの中仕切り部やシェードの中仕切り部の設置を変えたり、リフレクタのセグメント(反射面の分割)を多くしたり、また、H4、HB2、ダブルアークHIDなどのバルブが1個で光源が2個ある光源バルブを使用したりすることにより、走行ビームとフォグランプとの組み合わせ、走行ビームとコーナーリングランプとの組み合わせ、すれ違いランプとフォグランプとの組み合わせ、すれ違いビームとコーナーリングランプとの組み合わせなどとすることができる。 【0136】さらにまた、前記実施の形態においては、デザイン上の造形物を垂直方向や水平方向に設けたものであるが、この発明は、デザイン上の造形物を斜めに設けても良い。 【0137】 【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にかかる車両用灯具(請求項1、5、8)によれば、回避手段により、リフレクタからの反射光の光路をデザイン上の造形物から回避させることができるので、リフレクタからの反射光がデザイン上の造形物によって影響を受けることがない。したがって、この発明にかかる車両用灯具(請求項1、5、8)によれば、配光に影響を及ぼさずに車両用灯具の有効発光範囲にデザイン上の造形物を積極的に設けることができ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0138】また、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、ランプレンズのデザイン上のラインが車体のデザイン上のラインと連続することにより、車体と灯具との一体感が増し、しかも、車体のデザイン設計の自由度をも増すことができる。この発明にかかる車両用灯具(請求項5〜10)によれば、灯室内が複数個に仕切られた疑似多灯ランプの斬新なデザインが得られ、車両用灯具のデザイン設計の自由度を増すことができる。 【0139】また、この発明にかかる車両用灯具(請求項2)によれば、ランプレンズに多種多様のデザイン上のラインを設けることができ、しかも、車体にも同様に多種多様のデザイン上のラインを設けることができる。 【0140】また、この発明にかかる車両用灯具(請求項3、4)によれば、ランプレンズの有効発光範囲に、車体のプレスラインや隙間ラインと連続する屈折部、または、車体の三角状凸凹ラインと連続するライン状のプリズム部、または、車体の凸凹ラインと連続するライン状の光不透過部を設けることができ、連続感があるランプレンズと車体との斬新なデザインが得られる。 【0141】また、この発明にかかる車両用灯具(請求項11〜14)によれば、リフレクタからの反射光の光路をデザイン上の造形物から回避させることができる。特に、この発明にかかる車両用灯具(請求項12)によれば、すれ違い用の配光パターンに適した配光パターン、すなわち、左右水平方向に広い配光パターンに対して、中央に行くにしたがって、明るくなる配光パターンが得られる。また、この発明にかかる車両用灯具(請求項13)によれば、ドライビングランプ、スポットランプ、走行用のヘッドランプ、フォグランプなどに適した集光の配光パターンが得られる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000000136 【氏名又は名称】市光工業株式会社 【住所又は居所】東京都品川区東五反田5丁目10番18号
|
| 【出願日】 |
平成14年5月16日(2002.5.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089118 【弁理士】 【氏名又は名称】酒井 宏明
|
| 【公開番号】 |
特開2003−86010(P2003−86010A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月20日(2003.3.20) |
| 【出願番号】 |
特願2002−142092(P2002−142092) |
|