| 【発明の名称】 |
葬祭用灯具 |
| 【発明者】 |
【氏名】森 清 【住所又は居所】京都市山科区勧修寺閑林寺44番地 森敬株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】水泡管の上下端部をスプリングで上下可動となるよう弾力的に支持し、上下の移動が繰り返されても水泡管に傷が発生することがなく、水泡管の耐久性を向上させることができる葬祭用灯具を提供する。
【解決手段】基台上に設けた筒体2の上部に上部構造部材3を取り付け、上記筒体2の内部に低沸点水泡液体4を封入した水泡管5を起立状に配置し、上記基台に水泡管5を加熱する電球6を設けた葬祭用灯具において、上記水泡管5の下端部と基台の間及び水泡管の上端部と上部構造部材の間にそれぞれコイルスプリング15、16を設け、このコイルスプリング15、16で水泡管5を上下可動となるよう弾力的に支持する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基台上に透明又は半透明の筒体を設け、この筒体の上部に上部構造部材を取り付け、上記筒体の内部に低沸点水泡液体を封入した水泡管を起立状に配置し、上記基台に水泡管を加熱する熱源を設けた葬祭用灯具において、上記水泡管の下端部と基台の間及び水泡管の上端部と上部構造部材の間にそれぞれスプリングを設け、このスプリングで水泡管を上下可動となるよう弾力的に支持したことを特徴とする葬祭用灯具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、葬祭用灯具、更に詳しくは、内蔵した水泡管を熱源で加熱することにより気泡を発生するようにした灯籠形のような葬祭用灯具に関する。 【0002】 【従来の技術】上記のような葬祭用灯具は、基台上に透明又は半透明の筒体を設け、この筒体の上部に上部構造部材を取り付け、上記筒体の内部に低沸点水泡液体を封入した透明のガラス管からなる水泡管を、この水泡管の下端を基台で支持し、上端を上部構造部材で支持することにより起立状に配置し、上記基台に水泡管を加熱する熱源用の電球を設けた構造になっている。 【0003】上記の電球を点灯すると、水泡管の下端部が加熱され、内部に封入した低沸点水泡液体に気泡が発生し、この気泡の浮揚運動によって灯具に装飾的な光彩効果を与えるものである。 【0004】ところで、水泡管は透明のガラス管内に低沸点水泡液体を封入した構造になっており、電球の点灯による加熱で温度が上昇して気泡が発生するとき、気泡の発生と同時に衝撃が生じることになる。 【0005】従来の葬祭用灯具における水泡管の支持構造は、水泡管の下端を基台で支持する部分及び、上端を上部構造部材で支持する部分に、石綿や合成樹脂製の詰め物材を介在させ、水泡管の上下端部を固定的に支持するようにしていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の支持構造では、水泡管に衝撃が生じると、上下支持部分に対して水泡管が上下に移動し、この移動で詰め物材に対して水泡管が擦れることになり、この擦れにより水泡管に傷が付き、上記上下の移動を繰り返すうちに傷の部分から破損して内部の低沸点水泡液体がこぼれ出るという致命的な問題がある。 【0007】そこで、この発明の課題は、水泡管の上下端部をスプリングで上下可動となるよう弾力的に支持し、上下の移動が繰り返されても水泡管に傷が発生することがなく、水泡管の耐久性を向上させることができる葬祭用灯具を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決するため、この発明は、基台上に透明又は半透明の筒体を設け、この筒体の上部に上部構造部材を取り付け、上記筒体の内部に低沸点水泡液体を封入した水泡管を起立状に配置し、上記基台に水泡管を加熱する熱源を設けた葬祭用灯具において、上記水泡管の下端部と基台の間及び水泡管の上端部と上部構造部材の間にそれぞれスプリングを設け、このスプリングで水泡管を上下可動となるよう弾力的に支持した構成を採用したものである。 【0009】上記水泡管は、透明なガラス管を用い、その内部に低沸点水泡液体を封入すると共に、その下端に熱吸収用の金属網を収納して形成され、熱源となる電球は金属網を加温する配置になっている。 【0010】また、水泡管の下端部の支持構造は、基台に設けた支持部内に水泡管の下端部を挿入し、この支持部内の底部と水泡管の下端との間にコイルスプリングを縮設して形成されている。 【0011】更に、水泡管の上端部の支持構造は、水泡管の上端部に外嵌したコイルスプリングを圧縮状態にし、このコイルスプリングを上部構造部材で支持して形成されている。従って、電球の点灯による低沸点水泡液体の気泡発生時に生じる水泡管の衝撃を、上下のコイルスプリングで吸収することができ、水泡管の破損発生を防げる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。 【0013】図示のように、葬祭用灯具は、基台1上に透明又は半透明のアクリルやガラス等を用いて形成した筒体2を起立状に設け、この筒体2の上部に上部構造部材3を取り付け、上記筒体2の内部に低沸点水泡液体4を封入した水泡管5を起立状に配置し、上記基台1の内部に水泡管5を下端部の位置で加熱するための熱源となる電球6を設けた灯籠形のような構造になっている。 【0014】上記筒体2は、基台1の上部に設けた下部取り付け部材7の上に起立状となるよう取り付けられ、また、上部構造部材3は、筒体2の上端に設けた上部取り付け部材8とその上に固定した屋根部材9とからなり、屋根部材9は擬宝珠10や鳳凰飾り11等の装飾が施されている。 【0015】上記水泡管5は、図2(A)に示すように、上下に長い透明なガラス管12の内部に低沸点水泡液体4を上部に空間を残す量だけ封入し、このガラス管12の内部で底部の位置に金属網13が組み込まれている。 【0016】図2(B)は、上記水泡管5の上下支持構造を示し、下部支持構造は、基台1の下部取り付け部材7に設けた支持部14内に水泡管5の下端部を挿入し、この支持部14内の底部と水泡管5の下端との間にコイルスプリング15を縮設して形成され、この下部支持構造の近接位置に、金属網13を介して低沸点水泡液体4を加熱する電球6が配置されている。 【0017】また、上部支持構造は、水泡管5の上端部に外嵌したコイルスプリング16を上部構造部材3の屋根部材9に設けた支持部17内に圧縮状態で収納して形成されている。 【0018】従って、水泡管5は、上下両端部がコイルスプリング15、16で弾力的に支持され、上下の動きが可能な状態になっている。 【0019】なお、図1では、筒体2の内部に二本の水泡管5を配置した例を示したが、水泡管5の配置本数は自由に選択すればよい。 【0020】この発明の葬祭用灯具は、上記のような構成であり、筒体2の内部に起立状となるよう配置した水泡管5は、筒体2の透明又は半透明性により外部から見えることになり、電球6を点灯すると、電球6の光で水泡管5が下部からの照射で照明され、筒体2の外部から良く見えるようになり、また、電球6の熱で金属網13が加熱され、金属網13の熱による低沸点水泡液体4の昇温により、該低沸点水泡液体4に気泡aが発生し、この気泡aの浮揚運動によって灯具に装飾的な光彩効果を与えることができる。 【0021】上記低沸点水泡液体4に気泡aが発生するとき、水泡管5に一時的な衝撃が発生することになるが、この水泡管5は上下両端部がコイルスプリング15、16で弾力的に支持されているので、この衝撃による上下動をコイルスプリング15、16で弾力的に吸収することができ、水泡管5は上下動時に擦れる部分がないので、擦り傷による損傷の発生がなく、耐久性が向上することになる。 【0022】 【発明の効果】以上のように、この発明によると、筒体の内部に起立状となるよう配置した水泡管の上下両端にスプリングで弾力的に支持するようにしたので、低沸点水泡液体に気泡が発生するときの水泡管の衝撃による上下動をスプリングで吸収することができ、水泡管は上下動時に擦れる部分なく、擦り傷による損傷の発生がなくなって耐久性が向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592001241 【氏名又は名称】森敬株式会社 【住所又は居所】京都府京都市山科区勧修寺閑林寺44番地
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| 【出願日】 |
平成13年7月3日(2001.7.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074206 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−16815(P2003−16815A) |
| 【公開日】 |
平成15年1月17日(2003.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−201980(P2001−201980) |
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