| 【発明の名称】 |
防犯用ライト |
| 【発明者】 |
【氏名】内山 耕一 【住所又は居所】東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学工業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】電池寿命が長く、しかも、必要な時に直ちに閃光発光することができる防犯用ライトを提供する。
【解決手段】白色発光ダイオード8と、燃焼発光材と酸化剤及び着火用フィラメントが透明ガラス内に封入されたフラッシュバルブ6とを有し、白色発光ダイオード8と該白色発光ダイオード8をオン・オフする照明操作スイッチSW2との直列回路と、フラッシュバルブ6と該フラッシュバルブ6をオン・オフするフラッシュ操作スイッチSW3との直列回路とを電源電池4に並列接続した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 照明用光源と、燃焼発光材と酸化剤及び着火用フィラメントが透明ガラス内に封入されたフラッシュバルブとを有し、前記照明用光源と該照明用光源をオン・オフする照明操作スイッチとの直列回路と、前記フラッシュバルブと該フラッシュバルブをオン・オフするフラッシュ操作スイッチとの直列回路とを電源電池に並列接続したことを特徴とする防犯用ライト。 【請求項2】 請求項1記載の防犯用ライトであって、前記フラッシュバルブを被う透明カバーと、この透明カバーが装置本体に装着状態ではオンし、前記透明カバーが前記装置本体より取り外した状態でオフとなるカバースイッチとを有し、このカバースイッチを前記フラッシュ操作スイッチに直列接続したことを特徴とする防犯用ライト。 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の防犯用ライトであって、前記フラッシュバルブの発光可能な最低電圧レベルは、前記照明用光源の使用可能な最低電圧より低く設定されていることを特徴とする防犯用ライト。 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の防犯用ライトであって、前記照明用光源は、白色発光ダイオードであることを特徴とする防犯用ライト。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュ機能を有する防犯用ライトに関する。 【0002】 【従来の技術】この種の従来の防犯用ライトとしては、特開平9−282903号公報に開示されたものがある。この防犯用ライト100は、図4に示すように、照明用光源101と、キセノンガスなどが透明ガラス内に封入され、高電圧を印加することにより閃光発光するフラッシュランプ102と、このフラッシュランプ102を駆動させるフラッシュ点灯駆動回路103とを有し、照明用光源101とこれを操作する照明操作スイッチ104との直列回路と、フラッシュ点灯駆動回路103とこれを操作するフラッシュ操作スイッチ105との直列回路とが電源電池106に並列接続されている。 【0003】そして、夜間等の通常照明時にあって照明操作スイッチ104をオンすると、照明用光源101に通電されて照明用光源101が点灯する。また、緊急時にあってフラッシュ操作スイッチ105をオンすると、フラッシュ点灯駆動回路103よりフラッシュランプ102に通電されて該フラッシュランプ102が閃光発光する。このフラッシュランプ102の閃光発光は照明用光源101に比べて遙かに強力であるため、不審者の目を眩まして対処時間(例えば、逃げる時間)等を稼ぐことができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の防犯用ライト100では、フラッシュランプ102がフラッシュ点灯駆動回路103によって充電完了した状態でなければ発光できず、必要な時に直ちに閃光発光させることができないおそれがある。また、必要な時に直ちに閃光発光させるためには充電させた状態を保つ必要があるが、充電させた状態を保持するだけでも電力を消費するため、電池寿命が短いという問題がある。 【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電池寿命が長く、しかも、必要な時に直ちに閃光発光することができる防犯用ライトを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、照明用光源と、燃焼発光材と酸化剤及び着火用フィラメントが透明ガラス内に封入されたフラッシュバルブとを有し、前記照明用光源と該照明用光源をオン・オフする照明操作スイッチとの直列回路と、前記フラッシュバルブと該フラッシュバルブをオン・オフするフラッシュ操作スイッチとの直列回路とを電源電池に並列接続したことを特徴とする。 【0007】この防犯用ライトでは、フラッシュバルブが電源電池の通常の電圧レベルで閃光発光可能であり、充電させた状態を保つ必要がない。また、フラッシュバルブと照明用光源とが電源電池に並列接続され、フラッシュ発光可能な電圧が確保されているか否かを照明用光源の照度で確認可能である。 【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の防犯用ライトであって、前記フラッシュバルブを被う透明カバーと、この透明カバーが装置本体に装着状態ではオンし、前記透明カバーが前記装置本体より取り外した状態でオフとなるカバースイッチとを有し、このカバースイッチを前記フラッシュスイッチに直列接続したことを特徴とする。 【0009】この防犯用ライトでは、請求項1の発明の作用に加え、透明カバーを取り外した状態ではフラッシュ操作スイッチが誤ってオン操作されてもフラッシュバルブに通電されない。 【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の防犯用ライトであって、前記フラッシュバルブの発光可能な最低電圧レベルは、前記照明用光源の使用可能な最低電圧より低く設定されていることを特徴とする。 【0011】この防犯用ライトでは、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、照明用光源が使用可能な状態で点灯される間は、フラッシュバルブが確実に閃光発光可能である。 【0012】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記載の防犯用ライトであって、前記照明用光源は、白色発光ダイオードであることを特徴とする。 【0013】この防犯用ライトでは、請求項1〜請求項3の発明の作用に加え、通常照明の際の消費電力が非常に少ない。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。 【0015】図1〜図3は本発明の一実施形態を示し、図1(a)は防犯用ライトの要部の分解斜視図、図1(b)は防犯用ライトの回路図、図2は防犯用ライトの全体斜視図、図3は防犯用ライトの全体断面図である。 【0016】図1〜図3に示すように、防犯用ライト1は、円筒状の装置本体2を有し、この装置本体2内には電池収容室3が設けられている。この電池収容室3には3本の電源電池4が直列接続状態で収容されている。電源電池4は装置本体2の後端に設けられた後端カバー5を取り外すことによって交換可能になっている。 【0017】フラッシュバルブ6は、装置本体2の内部で、且つ、電池収容室3の先端側に設けられたバルブソケット7に着脱自在に装着され、装置本体2の先端に向かって閃光発光するように配置されている。フラッシュバルブ6は、燃焼発光材(例えば、ジルコニウム)と酸化剤(例えば、酸素)及び着火用フィラメントが透明ガラス内に封入されている。このフラッシュバルブ6の着火発光可能な最低電圧レベル(例えば、1.5V程度)は、後述する白色発光ダイオード8の使用可能な最低電圧(例えば、3.6V程度)より低く設定されている。ここで、「使用可能な」とは、夜間等の通常照明時に支障のない十分な明るさが得られる状態をいう。 【0018】照明用光源である4個の白色発光ダイオード8は、装置本体2の内部で、且つバルブソケット7より更に先端側に収容されたLED基板9にマウントされ、装置本体2の先端に向かって発光するように配置されている。このLED基板9の中心にはフラッシュ用孔9aが形成され、該フラッシュ用孔9aの外周位置に等間隔に4つの白色発光ダイオード8がそれぞれ配置されている。 【0019】透明カバー10は、装置本体2の先端開口側に着脱自在に装着され、この透明カバー10によってフラッシュバルブ6及び白色発光ダイオード8が被われている。つまり、この透明カバー10を着脱することによってフラッシュバルブ6の交換、及び、LED基板9の交換が可能になっている。また、装置本体2の先端側の内部にはカバースイッチSW1が設けられ、このカバースイッチSW1は透明カバー10が装置本体2に装着状態でオンし、装置本体2より取り外した状態でオフとなるように設定されている。 【0020】さらに、装置本体2の外周には照明操作ノブ12とフラッシュ操作ノブ13とが設けられ、これら各操作ノブ12,13を操作することによって照明操作スイッチSW2とフラッシュ操作スイッチSW3とがそれぞれオン・オフするようになっている。 【0021】次に、防犯用ライト1の回路構成を説明する。図1(b)に示すように、白色発光ダイオード8と該白色発光ダイオード8をオン・オフする照明操作スイッチSW2との直列回路と、フラッシュバルブ6と該フラッシュバルブ6をオン・オフするフラッシュ操作スイッチSW3との直列回路とが電源電池4に並列に接続されている。また、カバースイッチSW1が照明操作スイッチSW2とフラッシュ操作スイッチSW3とにそれぞれ直列に接続されている。 【0022】上記構成において、夜間等の通常照明時に、照明操作ノブ12により照明操作スイッチSW2をオンすると、電源電池4の電源電流が白色発光ダイオード8に通電されて白色発光ダイオード8が点灯する。また、緊急時に、フラッシュ操作ノブ13によりフラッシュ操作スイッチSW3をオンすると、電源電池4の電源電流がフラッシュランプ6にも通電されてフラッシュバルブ6が閃光発光する。これにより、不審者の目を眩まして対処時間(例えば、逃げる時間)等を稼ぐことができる。 【0023】以上、この防犯用ライト1では、フラッシュバルブ6が電源電池4の通常の電圧レベルで閃光発光可能であり、従来例のように充電させた状態を保つ必要がないため、電池寿命が長く、しかも、必要な時に直ちに閃光発光できる。従来例では、図4に示すフラッシュ点灯駆動回路103を設ける必要があるが、本発明では不要であるため、回路の簡略化になる。 【0024】前記実施形態では、フラッシュバルブ6の着火発光可能な最低電圧レベルは、白色発光ダイオード8の使用可能な最低電圧より低く設定されているので、白色発光ダイオード8が点灯される間は、フラッシュバルブ6も確実に閃光発光可能であるため、フラッシュエラーを確実に防止することができる。また、従来例では、図4に示す残量検出回路110及び残量表示部111を付設することにより残量確認ができるようにしてあるが、本実施形態ではこのようなものが不要であり、回路の更なる簡略化になる。 【0025】ここで、前記実施形態では、フラッシュバルブ6の着火発光可能な最低電圧レベルを白色発光ダイオード8の使用可能な最低電圧より低く設定したので、前述のようにフラッシュエラーを確実に防止することができるが、本発明では、フラッシュバルブ6の着火発光可能な最低電圧レベルを照明用光源の使用可能な最低電圧より高く設定しなくてもフラッシュエラーの予防が可能である。つまり、フラッシュバルブ6と照明用光源とが電源電池4に並列接続され、フラッシュ発光可能な電圧が確保されているか否かを照明用光源の照度で確認することができるため、フラッシュエラーを未然に防止することが可能である。 【0026】また、前記実施形態では、フラッシュバルブ6を被う透明カバー10と、この透明カバー10が装置本体2に装着状態ではオンし、透明カバー10が装置本体2より取り外した状態でオフとなるカバースイッチSW1とを有し、このカバースイッチSW1をフラッシュ操作スイッチSW3に直列接続したので、透明カバー10を取り外した状態ではフラッシュ操作スイッチSW3が誤ってオン操作されてもフラッシュバルブ6に通電されないため、フラッシュバルブ6の交換時におけるミスフラッシュを防止することができる。 【0027】さらに、前記実施形態では、照明用光源は白色発光ダイオード8であり、この白色発光ダイオード8は消費電力が非常に少ないため、電源電池4の寿命が更に長くなる。 【0028】尚、前記実施形態によれば、フラッシュバルブ6は、装置本体2内に1個のみ収容されているが、複数のフラッシュバルブを収容可能とし、各フラッシュバルブを選択的に駆動可能に構成すれば、連続して複数回の閃光発光を行うことができる。また、照明用光源は白色発光ダイオードに限られず、例えば、豆電球等の光源ランプの各種のものが使用できることは勿論である。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明によれば、フラッシュバルブが電源電池の通常の電圧レベルで閃光発光可能であり、充電させた状態を保つ必要がないため、電池寿命が長く、しかも、必要な時に直ちに閃光発光することができる。また、フラッシュバルブと照明用光源とが電源電池に並列接続され、フラッシュ発光可能な電圧が確保されているか否かを照明用光源の照度で確認できるため、フラッシュエラーを未然に防止することが可能である。 【0030】請求項2の発明によれば、透明カバーを取り外した状態ではフラッシュ操作スイッチが誤ってオン操作されてもフラッシュバルブに通電されないため、カバースイッチフラッシュバルブの交換時におけるミスフラッシュを防止することができる。 【0031】請求項3の発明によれば、照明用光源が使用可能な状態で点灯される間はフラッシュバルブも閃光発光可能であるため、フラッシュエラーを確実に防止することができる。 【0032】請求項4の発明によれば、照明用光源が白色発光ダイオードであって消費電力が非常に少ないため、電源電池の寿命をより長寿命にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000250502 【氏名又は名称】理想科学工業株式会社 【住所又は居所】東京都港区新橋2丁目20番15号
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| 【出願日】 |
平成14年3月14日(2002.3.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−272401(P2003−272401A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月26日(2003.9.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−69959(P2002−69959) |
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