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【発明の名称】 紙葉等のホルダー
【発明者】 【氏名】宇田 励
【住所又は居所】東京都世田谷区三軒茶屋2−46−3 岡谷電機産業株式会社東京事業所内

【要約】 【課題】夜間の屋外や暗所で筆記するのに使いやすくかつ省エネルギーに対応した照明装置をホルダーに備えてなる紙葉等のホルダーの提供を目的とする。

【解決手段】付勢部材を有して紙葉等を狭持する狭持部材5を板体3に備えてなるホルダー部2において、狭持部材の上端裏面側に板体との間に数ミリ程度の間隙11を形成する。照明部6は、内部に白色光を発光するLEDを配置するとともに、その前方にレンズ体を配設して前方を好適に照明する。連結部材7は、照明部を折曲自在に結合するとともに、上記間隙に着脱自在に挿入される係止部材8を折曲自在に結合する。これにより照明部は、ホルダー部に取り付けられてホルダー部表面を照明する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 板体上の紙葉等を保持するホルダー部と、該ホルダー部における板体上の紙葉等を保持する保持部材と板体間に設けてなる挿入部に着脱自在に挿入係止される係止部材を備えてなる照明部とからなり、該照明部は上記ホルダー部表面を照明自在とすることを特徴とする紙葉等のホルダー。
【請求項2】 照明部と係止部材は連結部材を介して接続されるとともに、両部材は何れか一方若しくは双方を連結部材に対し折曲自在に結合されてなり折り畳み自在でかつ照明方向を自在に変化させることができることを特徴とする請求項1記載の紙葉等のホルダー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉等を保持する保持部材を板体に備えてなるホルダーに関し、特に暗所での筆記に好適な紙葉等のホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、夜間の屋外や暗所で筆記するためには照明が必要であり、そのため懐中電灯等の照明装置を一方の手で把持しながら、他方の手で筆記することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、夜間の屋外などでは紙葉を載置するための台として、例えばホルダー等が必要であるが、このホルダーを保持しかつ照明装置で照明しながら筆記することは極めて困難であった。すなわち、懐中電灯とホルダーの両方を一方の手で把持しつつ、他方の手で筆記する姿勢自体が難しいことに加え、懐中電灯の照らす領域が極めて近距離で照明域が狭いことから、ホルダー上全体を好適に照らすことができなかった。そのため、頻繁に懐中電灯の向きを変える等の手間も要するものであった。さらに、懐中電灯の照明には白熱電球を用いることから、明るい(明るすぎる)ものの電池の消耗が著しく、頻繁な電池交換に多大な費用を要するものであった。
【0004】そこで本発明は、夜間の屋外や暗所で筆記するのに使いやすくかつ省エネルギーに対応した照明装置をホルダーに備えてなる紙葉等のホルダーの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の紙葉等のホルダーは、板体上の紙葉等を保持するホルダー部と、該ホルダー部における板体上の紙葉等を保持する保持部材と板体間に設けてなる挿入部に着脱自在に挿入係止される係止部材を備えてなる照明部とからなり、該照明部は上記ホルダー部表面を照明自在とすることを特徴とするものである。
【0006】また、照明部と係止部材は連結部材を介して接続されるとともに、両部材は何れか一方若しくは双方を連結部材に対し折曲自在に結合されてなり折り畳み自在でかつ照明方向を自在に変化させることができることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の照明付きホルダーを示しており、照明付きホルダー1は、平板状の板体3の一方に紙葉4を板体3上面との間にて狭持するバネ部材を有する狭持部材5を備えたホルダー部2と、内部にLEDを配設する照明部6と、この照明部6と杆体5aを介して連設される連結部材7と、該連結部材7と杆体7aを介して連設される平板状の係止部材8とから構成されるものである。9は、照明部6用の電源となる電池を収納する電池ボックス、10は電池ボックス9から照明部6へ電源を供給する着脱自在なコネクタを有するコードである。尚、電池ボックス9はホルダー部2裏面に固定するだけでなく、コード10を延長して適宜な個所に収納することとしてもよい。
【0008】上記ホルダー部2にあっては、図1に示すごとく、狭持部材5の上端裏面側に板体3との間に数ミリ程度の間隙11を形成し、この間隙11に、間隙11と同程度の厚さを備える上記係止部材8を挿入することで照明部6を着脱自在に係止するものである。
【0009】上記照明部6は、図3に示すごとく、内部に白色光を発光する3個のLEDを配置するとともに、その前方にそれぞれレンズ体12を配設してその前方を好適に照明することができる。また、連結部材7の両端には、図4に示すごとく、照明部6から延出する杆体6aと、係止部材8から延出する杆体8aのそれぞれの両端を折曲自在に結合する係合部7aを設けることで、照明部6と係止部材8の双方を蝶番状もしくは関節状に自在に回動させるものであり、図5に示すごとく、全体をコ字形状に折曲して使用したり、図4に示すごとく、真っ直ぐに伸長させて収納しやすくしたりすることができる。もちろん、照明部6の折曲角度を微調整して好適な照明角度とすることもできるものである。また、照明部6の底面にはLEDを点灯・消灯させるスイッチ13を設けている。
【0010】このような構成からなる本発明の照明付きホルダー1にあっては、明るい場所で使用する場合には、照明部6を取り外して通常のホルダーとして使用するとともに、夜間の屋外や暗所で筆記する場合にはホルダー部2に照明部6を取り付け、紙葉4等を保持するホルダー部2表面を明るく照明することができる。
【0011】尚、特に図示しないが、本実施例の平板状のホルダー部2以外にも、ホルダー部を薄い箱形構造としその中に照明部6や電池ボックス9等を収納することができる構造としてもよいものである。また、上述した実施例にあっては、連結部材7が照明部6と係止部材8の双方を折曲自在に結合する構成について述べたが、これに限定されることなく、照明部6と係止部材8の何れか一方のみが折曲自在とする構成でもよいものである。
【0012】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の紙葉等のホルダーによれば、夜間の屋外や暗所で筆記する場合に、照明部をホルダー部に容易に取り付けてホルダー部表面を明るく照明することができ、暗所での筆記作業等を容易に行うことができ便宜である。
【0013】また、照明部と係止部材は連結部材を介して接続されるとともに、両部材は何れか一方若しくは双方を連結部材に対し折曲自在に結合されることで、照明の方向を適宜に変えることができることから好適な状態にてホルダー部表面を照明し、暗所であってもホルダー部上に保持された紙葉等を充分視認することができるとともに、嵩張らない形態として容易に収納することができ、持ち運びに好適である。
【出願人】 【識別番号】000122690
【氏名又は名称】岡谷電機産業株式会社
【住所又は居所】東京都世田谷区三軒茶屋2−46−3
【出願日】 平成14年1月23日(2002.1.23)
【代理人】 【識別番号】100071320
【弁理士】
【氏名又は名称】田辺 敏郎
【公開番号】 特開2003−217303(P2003−217303A)
【公開日】 平成15年7月31日(2003.7.31)
【出願番号】 特願2002−14330(P2002−14330)