| 【発明の名称】 |
着脱式時計を備えた携帯照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】青木 知昌 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】通常時は照明装置と時計とが一体化した状態で枕元等に置いて使用でき、暗闇の中でも照明装置を点灯すれば照明装置の光の一部が時計の文字盤を照らし出して時刻を知ることができ、災害緊急時には携帯して使用できる。
【解決手段】内部に光源、その電源電池および点灯用回路を備え、表面の一部に切り欠き部を形成した角柱状の照明装置本体1と、その切り欠き部に着脱自在な時計21とから構成される。照明装置本体1の切り欠き部を構成する隔壁部の一部に、光源点灯時にその光の一部を導き出す光経路を設け、着脱自在な時計21には、その切り欠き部装着時に前記光経路と対応し光源点灯時にその光の一部を取り込んで時計21の文字盤23を照らし出す受光窓部22をケースの一部に設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内部に光源、その電源電池および点灯用回路を備え、表面の一部に切り欠き部を形成した角柱状の照明装置本体と、その切り欠き部に着脱自在な時計とから構成され、照明装置本体の切り欠き部を構成する隔壁部の一部に、光源点灯時にその光の一部を導き出す光経路を形成し、切り欠き部に着脱自在な時計には、その切り欠き部装着時に前記光経路と対応し光源点灯時にその光の一部を取り込んで時計の文字盤を照らし出す受光窓部を時計ケースの一部に設けていることを特徴とする着脱式時計を備えた携帯照明装置。 【請求項2】 前記照明装置本体には、その隔壁部の一部に、切り出しナイフ状の断面形状をもった合成樹脂製の導光板を設け、その平坦な一端は光源に対向し、他端の斜面と向き合う平坦面は前記時計の受光窓部に対向して、光経路を形成している請求項1記載の着脱式時計を備えた携帯照明装置。 【請求項3】 時計は文字盤の外周にそって透光性のカバーを備え、前記カバーの内周面あるいは外周面がローレット加工されている請求項1記載の着脱式時計を備えた携帯照明装置。 【請求項4】 三角柱状のひとつの側面の一部に切り欠き部を形成するとともに、内部にはその長手方向に沿って光源となる直管の蛍光灯と、その電源電池および点灯用回路を前記蛍光灯の背面側に位置するようにそれぞれ設けた照明装置本体と、前記蛍光灯と相反する面に文字盤を備え、前記文字盤の外周にそって内周面あるいは外周面がローレット加工されている透光性のカバーを備え、かつ側面の一部に光を取り込んで前記文字盤を照らし出す受光窓部を備えた、前記照明装置本体のその切り欠き部に着脱自在な時計とから構成され、前記照明装置本体には、切り欠き部を形成する隔壁部の一部に、切り出しナイフ状の断面形状をもった合成樹脂製の導光板を設け、その平坦な一端は前記蛍光灯に対向し、他端の斜面と向き合う平坦面は前記時計装着時にその受光窓部に対向していることを特徴とする着脱式時計を備えた携帯照明装置。 【請求項5】 三角柱状の3側面はいずれもゆるやかなふくらみをもった曲面からなり、時計には正立時の底面となる一曲面の後端に小突起を設け、一方照明装置本体には時計装着状態で正立時の底面となる一曲面の、前記時計に設けた小突起よりも突出高さが高い複数の突起を左右両側に設けている請求項4記載の着脱式時計を備えた携帯照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、着脱自在な時計を備えた携帯照明装置に関するものである。詳しくは、通常時は両者が一体化した状態で、たとえば寝室の枕元に置いて用いるに適し、災害時等には保安用機器として有効な携帯照明装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般家庭で、寝室の枕元等室内の暗い場所で手元の明かりを得るために豆電球等の常夜灯やベッドライトが用いられている。また時刻を知るために時計が備えられていることが多い。これまで災害避難用などとして懐中電灯など灯器と時計が一体となった時計付きライトが市販されている。しかし、これらの時計付きライトは暗闇の中ではその所在が確認しがたく、時刻を知るために手元の周囲のみを照らすことが必要な場合には使い勝手がよくない。また、特開平08−115611号公報などには、時計を備えた吊り下げ式の蛍光灯も提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような吊り下げ式の機器は、室内天井のシーリングローゼットに取り付けられるため、通常の室内使用には支障がないが、地震や台風接近時などの緊急時に簡単に取り外して携帯して用いることはできなかった。 【0004】そこで、本発明は災害緊急時に際しても携帯して使用でき、通常時は照明装置と時計とが一体化した状態で枕元等に置いて用い、暗闇の中でもスイッチ操作のみで時計部分を照らし出して時刻を知ることができる時計付き照明装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に、本発明の着脱式時計を備えた携帯照明器具は、内部に光源、その電源電池および点灯用回路を備え、表面の一部に切り欠き部を形成した角柱状の照明装置本体と、その切り欠き部に着脱自在な時計とから構成され、照明装置本体の切り欠き部を構成する隔壁部の一部に、光源点灯時にその光の一部を導き出す光経路を形成し、切り欠き部に着脱自在な時計には、その切り欠き部装着時に前記光経路と対応し光源点灯時にその光の一部を取り込んで時計の文字盤を照らし出す受光窓部を時計ケースの一部に設けていることを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細について、図面に示した一例に沿って説明する。 【0007】図1は、本発明の実施の形態における電池を電源とした着脱式時計を備えた携帯照明装置の外観を示す斜視図であり、図2、図3、図4、および図5は、それぞれ正面図、左側面図、平面図、および底面図である。図6はその内部構造図である。照明装置本体1はほぼ三角柱状の外観を呈し、その柱状とした内部には、電源電池2と光源としての直管の蛍光灯3およびその点灯回路4が設けられている。照明装置本体1の一端(図では左側)には電池収納部5と隔壁6で仕切られた状態で切り欠き部7が形成されていて、ここに着脱自在な時計21が取り付けられている。 【0008】図7は、照明装置本体1から着脱自在な時計21が取り外された状態を示す図である。照明装置本体1の切り欠き部7の時計据え付け面には、横方向に2条の平行する案内レール8と、時計21を固定するための3個のL型の係合爪片9とが設けられている。また着脱自在な時計21の背面には、照明装置本体1の切り欠き部7の時計据え付け面に係合できるよう案内レール8と対応するスライド溝(図示しない)と、係合爪片9に合致してその係合爪片を内部に抱き込んでスライド時に係り止めする切り欠き部(図示しない)とが設けられている。この照明装置本体1の係合爪片9と時計背面の切り欠き部との係り止めによって、照明装置本体1と時計21とは簡単に外れることなく一体化される。なお、両者の一体化時に良好なクリック感と適度な保持力が確保できるようロック用のバネ機構などを備えると両者の一体化の確実性が高まる。 【0009】図8は、照明装置本体1へ時計21を装着途上の状態における光経路を示す図である。照明装置本体1の隔壁6(図示しない)の一部には導光板10が取り付けられている。導光板10はアクリル樹脂などの透明度の高い樹脂からなり、切り出しナイフ状の断面形状をしている。その光の取入口11となる一方の端面が、蛍光灯3の反射板の一部に設けたスリット(図示しない)に臨んで蛍光灯3に対面している。また、その他端はおよそ45°の角度で切り欠かれていて、この斜面が光を90°屈折するための反射面12として機能している。これにより、図8に矢印で示すように蛍光灯点灯時には、蛍光灯の光の一部が導光板10の光の取入口11から入射し、入射した光は導光板10内を通過し、反射面12で90°屈折されて左の平坦面から放射される。この結果導光板10は左の平坦面から光を放つ光経路を形成する。 【0010】一方、この導光板10の他端部の左側面に対応して、図8に示すように、時計21の右側面にはその光を受け取る受光窓部22が設けられている。図9は時計の右側面図で、受光窓部22の様子を示したものである。導光板10より導き出され、この受光窓部22から入り込んだ光で時計の文字盤23は照らしだされる。したがって、時計21と照明装置本体1とを一体化した状態で蛍光灯3を点灯すると、蛍光灯3の光の一部が光経路を伝わって文字盤23を照らすので、暗闇でも時計21で時刻を知ることができる。なお、時計21の文字盤23の外周にはアクリル樹脂などの透明性の高い樹脂でできたカバー24が設けられ、その内周面には全周にわたってローレット加工が施されている。これにより、受光窓部から入り込んだ光がカバー24内を拡散し全周を伝わって文字盤23を照らすので、暗闇での文字盤23の視認性が一層良好となる。 【0011】なお、光経路を形成するにあたって、切り出しナイフ状の断面形状をもった導光板を示したが、これはガラス製の導光板でもよく、また場合によっては屈曲しうる光ファイバーなども用いることができる。 【0012】上記した本発明の実施形態で示した着脱式時計を備えた携帯照明装置は、その3側面はいずれもゆるやかなふくらみをもった曲面で構成されている。この時計付き携帯照明装置を例えば枕もとの平らな面に置いた際のすわりを良くするため、図3および図5に示すように時計が正立した状態で装置本体の底面となるひとつの曲面には、4個の突起11および12を設けて、時計の底面となるひとつの曲面には、2個の小突起25を設けている。図10および図11は取り外した時計を平らな面に置いた際の側面図および照明装置本体と時計とが一体化した状態で平らな面に置いた際の側面図を示す。時計は前面および上下面ともにゆるやかなふくらみをもった曲面で構成されているので、平らな面に置いた時すわりが不安定となりやすい。 【0013】したがって、時計21には正立時の底面となる一面の後端に左右適当な間隔をおいて2箇所の小突起25が設けられていて、この小突起25と底面前端とですわりをよくしている。また照明装置本体の突起11および12は時計に設けた小突起23よりも高く左右両側に設け、照明装置を平らな面に置いたときに時計に設けた小突起25が平らな面に接しないように全体を支え、照明装置の安定性を確保している。また、この突起の配置により、時計を取り外した照明装置本体のみでも安定性を確保できる。 【0014】上記した説明では、外観形状が三角柱状のものについて説明したが、これに限らず、四角柱状のものあるいは五角柱状のものなど、デザインに応じた形状を採用できる。 【0015】 【発明の効果】以上のように、本発明の着脱自在な時計を備えた携帯照明装置によれば、通常時は照明装置本体と時計とが一体化した状態で枕元等に置いておき、暗闇の中でも照明装置の光源の点灯により時計の文字盤を照らし出して時刻を知ることができる。また、照明装置本体と時計とが着脱自在で、それぞれ個々に機能動作するので照明装置および時計として個々に使用でき、旅行などに行く際に時計のみを持っていったりするなど広範囲に活用できる。また、地震や台風接近時などの緊急時にも簡単に携帯して用いることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
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| 【出願日】 |
平成13年9月28日(2001.9.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−109401(P2003−109401A) |
| 【公開日】 |
平成15年4月11日(2003.4.11) |
| 【出願番号】 |
特願2001−301753(P2001−301753) |
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