| 【発明の名称】 |
化学発光具 |
| 【発明者】 |
【氏名】野見山淳 【住所又は居所】福岡県古賀市糸ヶ浦65番地 株式会社ルミカ内
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| 【要約】 |
【課題】第一の目的は発光体を大きく見せる事。第二の目的は、表面を柔らかくする事で、人体を傷つけることのない安全性の向上。第三の目的は、外気温の変化で発光性能が変化しにくい。第四の目的は流通時の品質の安定性向上である。
【解決手段】化学発光体を発泡倍率を3〜50%、好ましくは20〜30%にて成形した柔軟性を有する独立発泡プラスチックで取り囲む事により上記の課題を解決した。独立発泡プラスチックの中で特にポリエチレンを使用すると環境上最適である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】可撓性を有する容器の中に、破割性アンプルを収容し、同アンプル内及びアンプルの外側で容器内に、混合時に化学発光を呈する2種類の薬液を、それぞれ充填した化学発光体を独立発泡プラスチックにて取り囲んだことを特徴とした化学発光具。 【請求項2】独立発泡プラスチックの中で、独立発泡ポリエチレンを使用した請求項1記載の化学発光具。 【請求項3】独立発泡プラスチックの形状を棒状又は平板状とし、その中に化学発光体を1本又は2本以上収容した請求項1・2記載の化学発光具。 【請求項4】独立発泡プラスチック内に収容した化学発光体の発光色を異なる色にした請求項1〜3記載の化学発光具。 【請求項5】独立発泡プラスチックの表面に、印刷又はシール等を貼着して、文字、模様を表現した請求項1〜4記載の化学発光具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】この発明は玩具用、非常灯、釣具等広く利用できる。そして本発明のものは発光面を大きくすることができ、且つ柔軟性を有し、人に怪我をさせない化学発光具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のイベント等に使用されている化学発光体はポリエチレン、ポリプロピレン等の容器の中にガラスアンプルを収容し、容器内及びアンプル内に、それぞれ混合時に化学発光を呈する液体を溶封した構造である。このような発光体を投げたり、叩いたりすると人に怪我をさせることもあり、時には中の発光液が漏れ出る事故も発生していた。また、容器の肉厚が0.5mm〜1.5mmである為外気の温度に左右され易い。例えば気温0℃の場所での使用では、短時間に発光輝度が低下してしまう欠点を有していた。さらに商品流通時、衝撃等により中のアンプルが割れることもあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記に述べたような従来の問題点を解決すると共に、発光体を大きく見せることができ且つそれ自体浮力を有するものを提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】独立発泡プラスチックには、スチレン系、ウレタン系、塩化ビニール系、ポリエチレンに酢酸ビニールを添加したもの、オレフィン系等種々のものがある。この中でポリエチレンを素材としたものは化学発光液に化学的に安定であり、柔軟性に富み、人体に安全であり、廃棄時の有害性が少ない等の種々の利点を有している。発泡倍率は3〜50%のあいだで選択するものであるが、20〜30%ぐらいが最適である。光透過性は発泡倍率が大きくなると向上するが小さくなると低下する。化学発光体を取り囲む、発泡プラスチックの厚みは発泡倍率に関係するが、倍率20〜30%では発光体の直径と同じくらいのものまでが使用できる。これより厚くなると光の透過が低下してくる。 【0005】 【実施例1】内径φ11mm、外径φ25mmの発泡ポリエチレンパイプを発泡倍率30%にて成形し、長さ280mmにてカットする。内径φ11mmの穴に、外径φ11.5mm、全長250mmの化学発光体を中央まで挿入する。発泡ポリエチレンパイプの両端の穴にφ12mmの同一素材よりなる棒状の栓を挿入する。これで製品として完成しているが、商品価値を上げるため両端面を丸く加工する。ドーム状にくぼんだ加熱具に両端面を押し付けることにより丸みのある形状に成形できる。また、栓を挿入する時、穴に接着剤を塗布しておけば栓がぬけるのを防止できる。使用時は発泡プラスチック本体を曲げると中の化学発光体も曲がり、その中のアンプルが破割し、アンプル内の液とアンプルの外側の液が混合して化学発光がスタートする。発光した光は、発泡プラスチック内を乱反射しながら、外側に放出され、発泡プラスチック全面より光がほぼ均一に放出される。本実施例では、両端を丸みのある加工を行ったが、必ずしも限定するものではないし、又パイプ状のものに挿入したものに限定されず、平状プラスチックの中に発光体をサンドイッチした構造や平板状発泡材の層内に収容した複数の発光体の発光色を異なる色としたり、表面に装飾を付けることも本発明に属する。特に素材をポリエチレンにすれば、幼児が触れたり、なめたりする事があっても安全であり。又万一中の発光体の容器がやぶれて液が出ても、独立発泡構造である為、薬液が外に漏れ出る事もない。 【0006】 【発明の効果】発光体の発光面積を大きくでき且つ軽くできる。従来の棒状発光体の直径はφ20mmぐらいが限度であった。それは化学発光液量、重量、価格の制限からである。本発明では、発光体の約3倍の直径で光らせることが可能となった。外気温の変化で発光性能が直ちに変化することがない。独立発泡プラスチックは保温性に優れている為、外気の温度を内部に伝え難く、例えば寒冷地で発光体が冷えてしまって短時間に消光することもない。独立発泡プラスチックは表面がやわらかいので、叩いたり、ぶつけたりして人に怪我をさせたり、物を傷つけたりすることがなくなる。又特にポリエチレンを使用すれば、環境上有効である。独立発泡プラスチックは緩衝材としての役目も有する為、流通時落下等の不注意による発光を防止することができる。また防湿性と保温性も有しているから、簡易な包装でも保管条件の悪さによる劣化を抑制できる。独立発泡プラスチックを使用することにより浮力が向上し、海上での非常灯としての使用に効果がある。 【0007】
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| 【出願人】 |
【識別番号】000230630 【氏名又は名称】株式会社ルミカ 【住所又は居所】福岡県古賀市糸ヶ浦65番地
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| 【出願日】 |
平成14年1月23日(2002.1.23) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−217302(P2003−217302A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月31日(2003.7.31) |
| 【出願番号】 |
特願2002−13659(P2002−13659) |
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