| 【発明の名称】 |
掘削工法及びそれで用いられる工具 |
| 【発明者】 |
【氏名】中島 真夫 【住所又は居所】静岡県小笠郡菊川町堀之内547番地の1 旭テック株式会社内
【氏名】川村 純男 【住所又は居所】静岡県小笠郡菊川町堀之内547番地の1 旭テック株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】岩盤のような硬質の地面(地盤)であっても、容易に穴をあけられるようにする。
【解決手段】岩盤等の硬質の地面に穴を掘削する掘削工法であって、前記穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機(穴堀建柱車)で掘削することを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 岩盤等の硬質の地面に穴を掘削する掘削工法であって、前記穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機で掘削することを特徴とする掘削工法。 【請求項2】 請求項1に記載の掘削工法において、穴堀機は穴掘建柱車の穴堀機であることを特徴とする掘削工法。 【請求項3】 請求項1又は2に記載の掘削工法において、前穴は治具を介してあけられることを特徴とする掘削工法。 【請求項4】 穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機で掘削する掘削工法で用いられる工具であって、その工具本体は、それら前穴の穴位置に対応した穴の開けられた治具からなることを特徴とする掘削工法で用いられる工具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、岩盤等の硬質の地面に電柱等の柱状物を立設するときなどにあけられる穴を容易に掘削することのできる掘削工法、及びその掘削工法で用いられる工具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、電柱等の柱状物(以下、電柱で説明する。)を立設するには、地面が土質等の軟質の場合は、穴掘建柱車に搭載されている穴堀機、いわゆるオーガで簡単にあけられるが、岩盤等の硬質の地面(地盤)の場合は、特殊な機械設備を用いて電柱を立設するための穴があけられている。 【0003】図2は、岩盤等の硬質の地面に穴を掘削するときに用いられる大口径ホールハンマ100の斜視図である。この大口径ホールハンマ100は、大型の土木機械に装着されて使用されるもので、電柱の太さとほぼ等しい筒状体の下部に超合金のチップを植設して構成されている。そして、この大口径ホールハンマ100を電柱の立設される位置で押圧しながら回転すると電柱を立設することができる穴が掘削される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の岩盤等の硬質の地面に穴をあけるには、ホールハンマを有するような特殊な機械設備を必要とし、穴あけ作業に多額の費用を要する欠点があった。 【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、岩盤等の硬質の地面であっても、穴掘建柱車を用いて容易に、かつ、安価に穴を掘削することのできる掘削工法を提供するとともに、その掘削工法で用いられる工具を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る掘削工法は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、岩盤等の硬質の地面に穴を掘削する掘削工法であって、前記穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機で掘削することを特徴としている。本発明に係る請求項2に記載の掘削工法は、穴堀機は穴掘建柱車の穴堀機であることを特徴としている。本発明に係る請求項3に記載の掘削工法は、前穴は治具を介してあけられることを特徴としている。 【0007】本発明に係る掘削工法で用いられる工具は、上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機で掘削する掘削工法で用いられる工具であって、その工具本体は、それら前穴の穴位置に対応した穴の開けられた治具からなることを特徴としている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1(a)〜(d)は、一実施の形態に係る掘削工法を示すフローシートであって、電柱を立設するための穴を岩盤のような硬質な地面に掘削する例で説明する。 【0009】図1(a)〜(c)中、二点鎖線で示される円は、図示しない電柱を立設する穴Hの平面であり、また、h1 〜h5 は、後述する小口径ダウンザホールハンマであけられた前穴(下穴)である。以下、図1(a)〜(d)の順に従って説明する。 【0010】(a)中心位置の穴あけ小口径ダウンザホールハンマAにより電柱を立設しようとする中心位置に前穴h1 があけられる。この小口径ダウンザホールハンマAは、周知のエアハンマからなり、圧縮空気で上下に移動しながら回転されるように構成されている。この小口径ダウンザホールハンマAであけられる前穴h1 の大きさは、電柱の太さよりも十分に小さく、そのあけられる深さは、電柱の埋設される深さとされる。この小口径ダウンザホールハンマAは、穴掘建柱車の回転部の先端に装着されて掘削作業が行われる。ここで使用される小口径ダウンザホールハンマAは、圧縮空気源で駆動される市販のハンマである。岩盤に小径の穴をあけることができるハンマであれば、他の形式のハンマであってもよい。 【0011】(b)治具を用いた前穴あけ中心とする前穴h1 があけられた後、この前穴h1 の上に治具(本発明の工具及び工具本体に相当している。)Gが載置され、その治具GはピンPにより前穴h1 にセットされる。この治具Gは、その平面形状は、電柱用の穴Hの平面よりも少し大きく、その中心部及び周囲に等間隔に複数個(図示の例では4個)のガイド孔h1 ′〜h5 ′が設けられている。 【0012】前穴h1 に治具Gがセットされた後、治具Gのガイド孔h1 ′〜h5 ′のいずれかのガイド孔(図1(b)ではh2 ′)に小口径ダウンザホールハンマAが挿入されて前穴h2 があけられる。この前穴h2 があけられた後、この前穴h2 にも図示しないピンが治具Gの上から挿入される。治具Gを介して残りの前穴h3〜h5 が小口径ダウンザホールハンマAであけられる。前穴h2 〜h5 の大きさ及び深さは、前穴h1 と同様である。 【0013】(c)前穴の穴あけ終了治具Gのガイド穴h2 ′〜h5 ′に対応する前穴h2 〜h5 の穴あけが終了し、治具Gが取り外されると、図1(c)に示される複数個(図示の例では5個)の前穴h1 〜h5 が現われる。 【0014】(d)オーガによる掘削穴掘建柱車の穴堀機であるオーガOの先端が中心位置に設けられている前穴h1 に挿入され、次いで、オーガOが押圧されながら回転させられる。このオーガOの回転により、前穴h1 〜h5 部分がその前穴h1 〜h5 の深さまで容易に掘削される。掘削された穴H′には、図示しない電柱が立設される。 【0015】上述のように、本発明によれば、岩盤のような硬質な地面であっても、穴掘建柱車を用いて容易に穴をあけることができる。しかも、治具を用いているので、前穴の位置も正確にあけることができる。 【0016】なお、上述の例では、掘削される穴は電柱用としたが、信号機のポール用等の他の用途の穴であってもよいことはもちろんである。 【0017】 【発明の効果】本発明の請求項1に記載の掘削工法は、岩盤等の硬質の地面に穴を掘削する掘削工法であって、前記穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機で掘削するので、岩盤のような硬質な地面でも特別な機械設備を用いることなく容易に穴を掘削することができる。本発明の請求項2に記載の掘削工法は、穴堀機は穴掘建柱車の穴堀機を用いるので、既設の設備を用いて容易に穴をあけることができる。本発明の請求項3に記載の掘削工法は、前穴は治具を介してあけられるので、前穴を容易にあけることができる。 【0018】本発明の請求項4に記載の掘削工法で用いられる工具は、穴の中心位置及びその穴内の所定位置に小口径ダウンザホールハンマ等のハンマで事前に前穴をあけ、その後、穴堀機で掘削する掘削工法で用いられる工具であって、その工具本体は、それら前穴の穴位置に対応した穴の開けられた治具からなるので、前穴は治具を用いて容易にあけることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000116873 【氏名又は名称】旭テック株式会社 【住所又は居所】静岡県小笠郡菊川町堀之内547番地の1
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| 【出願日】 |
平成14年5月21日(2002.5.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079201 【弁理士】 【氏名又は名称】石井 光正
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| 【公開番号】 |
特開2003−336471(P2003−336471A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月28日(2003.11.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−146049(P2002−146049) |
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